JP2001146378A - エスカレーター移動手摺の案内装置 - Google Patents
エスカレーター移動手摺の案内装置Info
- Publication number
- JP2001146378A JP2001146378A JP33181999A JP33181999A JP2001146378A JP 2001146378 A JP2001146378 A JP 2001146378A JP 33181999 A JP33181999 A JP 33181999A JP 33181999 A JP33181999 A JP 33181999A JP 2001146378 A JP2001146378 A JP 2001146378A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- moving handrail
- guide body
- guide
- roller
- escalator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 移動手摺の耳部と駆動ローラの間隙調整作業
を短時間で容易に行なえるエスカレーター移動手摺の案
内装置の提供。 【解決手段】 無端状に配列されて回転する踏段と同期
して回転する無端状に接続された移動手摺１の内側に嵌
合し、移動手摺１の横方向の動きを規制するガイド体７
は、移動手摺１の内側面のいずれか一方に当接可能とす
る回動部６ａ、７ａ、当接状態に保持する保持部６ｂ、
７ｂとを備えた構成である。
を短時間で容易に行なえるエスカレーター移動手摺の案
内装置の提供。 【解決手段】 無端状に配列されて回転する踏段と同期
して回転する無端状に接続された移動手摺１の内側に嵌
合し、移動手摺１の横方向の動きを規制するガイド体７
は、移動手摺１の内側面のいずれか一方に当接可能とす
る回動部６ａ、７ａ、当接状態に保持する保持部６ｂ、
７ｂとを備えた構成である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレーター移
動手摺の案内装置に関する。
動手摺の案内装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、エスカレーターの移動手摺の横方
向の動きを規制する技術は、特開昭５９−４８３８１号
公報に、移動手摺を案内ローラのローラ軸を移動手摺外
に設けたハウジング内の軸受に軸支したものが開示され
ている。
向の動きを規制する技術は、特開昭５９−４８３８１号
公報に、移動手摺を案内ローラのローラ軸を移動手摺外
に設けたハウジング内の軸受に軸支したものが開示され
ている。
【０００３】しかし、案内ローラを付加することによる
コストアップのために、案内ローラを使用しないで移動
手摺の横方向を規制する技術が開発され、この案内ロー
ラを使用しない技術を図３、図４を用いて説明する。
コストアップのために、案内ローラを使用しないで移動
手摺の横方向を規制する技術が開発され、この案内ロー
ラを使用しない技術を図３、図４を用いて説明する。
【０００４】図３において、１は無端状の移動手摺、２
はフレーム、３は移動手摺１の駆動装置であり、駆動装
置３は、移動手摺１の帰路側を複数個の駆動ローラ３ａ
と加圧ローラ３ｂとで挟圧して、移動手摺１を駆動して
いる。駆動装置３の前後には移動手摺１の横方向の動き
を規制する案内ローラ装置４が設けられている。このロ
ーラ装置４は、図４に示すようにフレーム２に長穴４ａ
を介して螺着されるブラケット４ｂに受けローラ４ｃが
軸支され、移動手摺１の進行方向と受けローラ４ｃの軸
方向が直角に取付けられるが、移動手摺１が横方向に移
動すると、駆動ローラ３ａが移動手摺１の耳部１ａに接
触し、摩擦によって耳部１ａが摩耗するため、ブラケッ
ト４ｂの取付けを長穴４ａを利用し、移動手摺１の巡方
向と受けローラ４ｃの軸方向の角度を９０度よりプラス
・マイナス数度調整することで、移動手摺１を横方向に
移動させて駆動ローラ３ａが耳部１ａに接触するのを防
止させている。
はフレーム、３は移動手摺１の駆動装置であり、駆動装
置３は、移動手摺１の帰路側を複数個の駆動ローラ３ａ
と加圧ローラ３ｂとで挟圧して、移動手摺１を駆動して
いる。駆動装置３の前後には移動手摺１の横方向の動き
を規制する案内ローラ装置４が設けられている。このロ
ーラ装置４は、図４に示すようにフレーム２に長穴４ａ
を介して螺着されるブラケット４ｂに受けローラ４ｃが
軸支され、移動手摺１の進行方向と受けローラ４ｃの軸
方向が直角に取付けられるが、移動手摺１が横方向に移
動すると、駆動ローラ３ａが移動手摺１の耳部１ａに接
触し、摩擦によって耳部１ａが摩耗するため、ブラケッ
ト４ｂの取付けを長穴４ａを利用し、移動手摺１の巡方
向と受けローラ４ｃの軸方向の角度を９０度よりプラス
・マイナス数度調整することで、移動手摺１を横方向に
移動させて駆動ローラ３ａが耳部１ａに接触するのを防
止させている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、移動
手摺１の進行方向と受けローラ４ｃの軸方向の角度を調
整して移動手摺１を走行させて移動手摺１の耳部を駆動
ローラ３の接触の有無を確認し、調整が必要なら再度角
度の調整を繰り返す必要があり、面倒で時間の掛かる作
業であった。ましてこの案内ローラ装置が複数配置され
ているので、この調整作業には長時間要していた。
手摺１の進行方向と受けローラ４ｃの軸方向の角度を調
整して移動手摺１を走行させて移動手摺１の耳部を駆動
ローラ３の接触の有無を確認し、調整が必要なら再度角
度の調整を繰り返す必要があり、面倒で時間の掛かる作
業であった。ましてこの案内ローラ装置が複数配置され
ているので、この調整作業には長時間要していた。
【０００６】本発明の目的は、移動手摺の耳部と駆動ロ
ーラの間隙調整作業を短時間で容易に行なえるエスカレ
ーター移動手摺の案内装置を提供することにある。
ーラの間隙調整作業を短時間で容易に行なえるエスカレ
ーター移動手摺の案内装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、無端状に配列されて回転する踏段と、こ
の踏段と同期して回転する無端状に接続された移動手摺
と、この移動手摺の内側に嵌合して移動手摺の横方向の
動きを規制するガイド体とを備えたエスカレーター移動
手摺の案内装置において、前記ガイド体は前記移動手摺
の内側面のいずれか一方に当接可能とする回動部と、当
接状態に保持する保持部とを備えたものである。
に、本発明は、無端状に配列されて回転する踏段と、こ
の踏段と同期して回転する無端状に接続された移動手摺
と、この移動手摺の内側に嵌合して移動手摺の横方向の
動きを規制するガイド体とを備えたエスカレーター移動
手摺の案内装置において、前記ガイド体は前記移動手摺
の内側面のいずれか一方に当接可能とする回動部と、当
接状態に保持する保持部とを備えたものである。
【０００８】このように構成したので、移動手摺の耳部
に駆動ローラが接触しているとき、移動手摺の内側に嵌
合して配置したガイド体を駆動ローラと接触している耳
部の方向に回動させると、移動手摺の内側面をガイド体
が押し付け横方向に動く作用が働くので、駆動ローラと
移動手摺耳部との間隙調整作業が短時間で行なえる。
に駆動ローラが接触しているとき、移動手摺の内側に嵌
合して配置したガイド体を駆動ローラと接触している耳
部の方向に回動させると、移動手摺の内側面をガイド体
が押し付け横方向に動く作用が働くので、駆動ローラと
移動手摺耳部との間隙調整作業が短時間で行なえる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
１、図２を用いて説明する。尚、図３、図４と同一部分
には同一符号を付し説明は省略する。
１、図２を用いて説明する。尚、図３、図４と同一部分
には同一符号を付し説明は省略する。
【００１０】図１は本発明のエスカレーター移動手摺の
案内装置の一実施形態を示すガイド体の斜視図で、図２
は本発明の一実施形態を示す移動手摺の要部正面図であ
る。
案内装置の一実施形態を示すガイド体の斜視図で、図２
は本発明の一実施形態を示す移動手摺の要部正面図であ
る。
【００１１】図において、フレーム２に配設した案内ロ
ーラ装置４の近傍のフレーム２に螺結される第１のブラ
ケット５、及びこの第１のブラケットに螺結されるＬ字
状の第２のブラケット６、この第２のブラケット６に螺
着されるガイド体７が移動手摺１の内側に嵌合されるよ
うに配置されている。ここで、第１のブラケット５は板
体を同一方向に３回直角に折り曲げてあり、一端をフレ
ーム２に螺結すると他端は移動手摺１の開口部上方に位
置するようになっている。また、第２のブラケット６の
一面は長円形状のガイド体７を螺着する回動部である丸
穴６ａと保持部である長穴６ｂが所定の間隔で設けられ
ている。また、ガイド体７にも丸穴７ａ、７ｂが所定の
間隔で２個設けられており、ガイド体７の丸穴７ａ及び
第２のブラケット６の丸穴６ａと長穴６ｂを図示しない
ボルト・ナットで螺着可能で、第２のブラケット６の丸
穴６ａに挿入した図示しないボルトを軸として長穴６ｂ
の範囲だけガイド体７を回動することを可能な構成とし
ている。
ーラ装置４の近傍のフレーム２に螺結される第１のブラ
ケット５、及びこの第１のブラケットに螺結されるＬ字
状の第２のブラケット６、この第２のブラケット６に螺
着されるガイド体７が移動手摺１の内側に嵌合されるよ
うに配置されている。ここで、第１のブラケット５は板
体を同一方向に３回直角に折り曲げてあり、一端をフレ
ーム２に螺結すると他端は移動手摺１の開口部上方に位
置するようになっている。また、第２のブラケット６の
一面は長円形状のガイド体７を螺着する回動部である丸
穴６ａと保持部である長穴６ｂが所定の間隔で設けられ
ている。また、ガイド体７にも丸穴７ａ、７ｂが所定の
間隔で２個設けられており、ガイド体７の丸穴７ａ及び
第２のブラケット６の丸穴６ａと長穴６ｂを図示しない
ボルト・ナットで螺着可能で、第２のブラケット６の丸
穴６ａに挿入した図示しないボルトを軸として長穴６ｂ
の範囲だけガイド体７を回動することを可能な構成とし
ている。
【００１２】次に、本実施形態のガイド体７を用いた移
動手摺１の耳部１ａと駆動ローラ３ａの間隔調整方法を
説明する。
動手摺１の耳部１ａと駆動ローラ３ａの間隔調整方法を
説明する。
【００１３】今、図３において移動手摺１の耳部１ａと
駆動ローラ３ａが接触していると、第２のブラケット６
の長穴６ｂに装着される図示しないボルト・ナットを緩
め、第２のブラケット６の丸穴６ａに挿入した図示しな
いボルトを軸として耳部１ａ側に回動させて、駆動ロー
ラ３ａと耳部１ａ、１ｂの間隙をほぼ等しくした後、第
２のブラケット６とガイド体７を図示しないボルト・ナ
ットで螺着させる。
駆動ローラ３ａが接触していると、第２のブラケット６
の長穴６ｂに装着される図示しないボルト・ナットを緩
め、第２のブラケット６の丸穴６ａに挿入した図示しな
いボルトを軸として耳部１ａ側に回動させて、駆動ロー
ラ３ａと耳部１ａ、１ｂの間隙をほぼ等しくした後、第
２のブラケット６とガイド体７を図示しないボルト・ナ
ットで螺着させる。
【００１４】ここでガイド体７の材質は合成樹脂のナイ
ロンが適しており、ガイド体７が耳部１ａ、１ｂに当接
して摩耗しても、ガイド体７のナイロンの摩耗粉が耳部
１ａ、１ｂにコーティングされるので、当初の摩耗は大
であるがすぐにガイド体７の摩耗量は減少する。また、
ナイロン製のガイド体は柔らかいので耳部１ａ、１ｂと
接触時に異音も生ずることもない。
ロンが適しており、ガイド体７が耳部１ａ、１ｂに当接
して摩耗しても、ガイド体７のナイロンの摩耗粉が耳部
１ａ、１ｂにコーティングされるので、当初の摩耗は大
であるがすぐにガイド体７の摩耗量は減少する。また、
ナイロン製のガイド体は柔らかいので耳部１ａ、１ｂと
接触時に異音も生ずることもない。
【００１５】本実施形態ではガイド体７を長円構造のも
のを説明したが、移動手摺１の耳部１ａ、１ｂに当接可
能であれば、長方形でも三角形でも良いことは明らかで
ある。
のを説明したが、移動手摺１の耳部１ａ、１ｂに当接可
能であれば、長方形でも三角形でも良いことは明らかで
ある。
【００１６】
【発明の効果】本発明によれば、移動手摺の耳部に駆動
ローラが接触しているとき、移動手摺の内側に嵌合して
配置したガイド体を駆動ローラと接触している耳部の方
向に回動させると、移動手摺をガイド体が押し付け横方
向に動く作用が働くので、駆動ローラと移動手摺耳部と
の間隙調整作業が短時間で行なえる。
ローラが接触しているとき、移動手摺の内側に嵌合して
配置したガイド体を駆動ローラと接触している耳部の方
向に回動させると、移動手摺をガイド体が押し付け横方
向に動く作用が働くので、駆動ローラと移動手摺耳部と
の間隙調整作業が短時間で行なえる。
【図１】本発明のエスカレーター移動手摺の案内装置の
一実施形態を示すガイド体の斜視図である。
一実施形態を示すガイド体の斜視図である。
【図２】本発明の一実施形態を示すガイド体の配置を示
す移動手摺の要部正面図である。
す移動手摺の要部正面図である。
【図３】エスカレーターの概略を示す側面図である。
【図４】従来の移動手摺の案内ローラを示す要部斜視図
である。
である。
１ 移動手摺 １ａ、１ｂ 耳部 ２ フレーム ３ 駆動装置 ３ａ 駆動ローラ ５ 第１のブラケット ６ 第２のブラケット ６ａ 丸穴 ６ｂ 長穴 ７ ガイド体
Claims (2)
- 【請求項１】 無端状に配列されて回転する踏段と、こ
の踏段と同期して回転する無端状に接続された移動手摺
と、この移動手摺の内側に嵌合して移動手摺の横方向の
動きを規制するガイド体とを備えたエスカレーター移動
手摺の案内装置において、前記ガイド体は前記移動手摺
の内側面のいずれか一方に当接可能とする回動部と、当
接状態に保持する保持部とを備えたことを特徴とするエ
スカレーター移動手摺の案内装置。 - 【請求項２】 前記ガイド体は複数のローラから構成さ
れ前記移動手摺を駆動する駆動体の両端近傍に設けたこ
とを特徴とする請求項１記載のエスカレーター移動手摺
の案内装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33181999A JP2001146378A (ja) | 1999-11-22 | 1999-11-22 | エスカレーター移動手摺の案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33181999A JP2001146378A (ja) | 1999-11-22 | 1999-11-22 | エスカレーター移動手摺の案内装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001146378A true JP2001146378A (ja) | 2001-05-29 |
Family
ID=18248006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33181999A Pending JP2001146378A (ja) | 1999-11-22 | 1999-11-22 | エスカレーター移動手摺の案内装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001146378A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102674127A (zh) * | 2012-05-30 | 2012-09-19 | 江南嘉捷电梯股份有限公司 | 自动人行道斜扶手支撑定位装置及定位方法 |
| CN104555685A (zh) * | 2014-11-05 | 2015-04-29 | 康力电梯股份有限公司 | 一种扶手带防偏装置 |
| JP2016003102A (ja) * | 2014-06-17 | 2016-01-12 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 手摺ガイド調整装置 |
| CN106167224A (zh) * | 2015-05-20 | 2016-11-30 | 株式会社日立制作所 | 乘客传送设备 |
-
1999
- 1999-11-22 JP JP33181999A patent/JP2001146378A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102674127A (zh) * | 2012-05-30 | 2012-09-19 | 江南嘉捷电梯股份有限公司 | 自动人行道斜扶手支撑定位装置及定位方法 |
| CN102674127B (zh) * | 2012-05-30 | 2014-04-30 | 江南嘉捷电梯股份有限公司 | 自动人行道斜扶手支撑定位装置及定位方法 |
| JP2016003102A (ja) * | 2014-06-17 | 2016-01-12 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 手摺ガイド調整装置 |
| CN104555685A (zh) * | 2014-11-05 | 2015-04-29 | 康力电梯股份有限公司 | 一种扶手带防偏装置 |
| CN106167224A (zh) * | 2015-05-20 | 2016-11-30 | 株式会社日立制作所 | 乘客传送设备 |
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