JP2001146368A - エレベーターの保守運転装置 - Google Patents
エレベーターの保守運転装置Info
- Publication number
- JP2001146368A JP2001146368A JP33180699A JP33180699A JP2001146368A JP 2001146368 A JP2001146368 A JP 2001146368A JP 33180699 A JP33180699 A JP 33180699A JP 33180699 A JP33180699 A JP 33180699A JP 2001146368 A JP2001146368 A JP 2001146368A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- elevator
- maintenance
- maintenance operation
- operation device
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- Pending
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- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 保守運転時、確実に、かつ安全に乗りかごを
レベルに停止させることのできるエレベーターの保守運
転装置を提供する。 【解決手段】 乗りかご１に取り付けられ、エレベータ
ーの保守点検時に、前記乗りかご１を低速で保守運転す
るようにしたエレベーターの保守運転装置において、前
記保守運転時、乗りかご１を各階止めさせる運転手段
５、６、７を備えた構成とした。
レベルに停止させることのできるエレベーターの保守運
転装置を提供する。 【解決手段】 乗りかご１に取り付けられ、エレベータ
ーの保守点検時に、前記乗りかご１を低速で保守運転す
るようにしたエレベーターの保守運転装置において、前
記保守運転時、乗りかご１を各階止めさせる運転手段
５、６、７を備えた構成とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベーターの保
守運転装置に関する。
守運転装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、エレベーターの各階ドア廻り等を
調整、点検する際は、保守員が乗りかごの上に乗り、保
守運転で、メンテナンススイッチボックスのＵＰ釦又は
ＤＮ釦を連続押しすることにより低速走行、釦の操作を
止めることにより停止させ、各階のレベル（止まりたい
位置）で乗りかごが停止するように目視にて位置調整し
ていた。
調整、点検する際は、保守員が乗りかごの上に乗り、保
守運転で、メンテナンススイッチボックスのＵＰ釦又は
ＤＮ釦を連続押しすることにより低速走行、釦の操作を
止めることにより停止させ、各階のレベル（止まりたい
位置）で乗りかごが停止するように目視にて位置調整し
ていた。
【０００３】尚、上記に関連する技術としては、特開平
５−１３９６５０号を挙げることができる。
５−１３９６５０号を挙げることができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】１２３上記従来記述で
は、保守員の操作で乗りかごを目的階のレベルに停止さ
せていたため、できるだけ正確な位置に停止させようと
して、乗りかごから身を乗り出す可能性があり、作業性
が悪く、かつ危険であった。
は、保守員の操作で乗りかごを目的階のレベルに停止さ
せていたため、できるだけ正確な位置に停止させようと
して、乗りかごから身を乗り出す可能性があり、作業性
が悪く、かつ危険であった。
【０００５】本発明の目的は、保守運転時、確実に、か
つ安全に乗りかごをレベルに停止させることのできるエ
レベーターの保守運転装置を提供することにある。
つ安全に乗りかごをレベルに停止させることのできるエ
レベーターの保守運転装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、乗りかごに取り付けられ、エレベーターの
保守点検時に、前記乗りかごを低速で保守運転するよう
にしたエレベーターの保守運転装置において、前記保守
運転時、乗りかごを各階止めさせる運転手段を備える構
成としたことにより達成される。
に本発明は、乗りかごに取り付けられ、エレベーターの
保守点検時に、前記乗りかごを低速で保守運転するよう
にしたエレベーターの保守運転装置において、前記保守
運転時、乗りかごを各階止めさせる運転手段を備える構
成としたことにより達成される。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を図面に基
づき説明する。
づき説明する。
【０００８】図１は本発明の一実施形態になるエレベー
ターの保守運転装置を備えたエレベーターの概略図、図
２は図１の運転回路図、図３は一般のエレベーターの駆
動モータ部分の回路図である。
ターの保守運転装置を備えたエレベーターの概略図、図
２は図１の運転回路図、図３は一般のエレベーターの駆
動モータ部分の回路図である。
【０００９】図において、１は乗りかごで、この乗りか
ご１の上部には、操作盤２が設けられている。この操作
盤２には、保守時操作される上昇釦３と下降釦４および
所定レベルに停止させたいとき操作される停止スイッチ
５が設けられている。６はレベル検出スイッチで、昇降
路（図示せず）に設けられた遮蔽板７と係合したときＯ
Ｎするようになっている。８、９、１０は階床である。
１１、１２、１３はリレーで、リレー１１、１２が励磁
されたとき、接点１１ａ、１２ａがＯＮし、リレー１３
が励磁されたとき、接点１３ｂがＯＦＦするようになっ
ている。
ご１の上部には、操作盤２が設けられている。この操作
盤２には、保守時操作される上昇釦３と下降釦４および
所定レベルに停止させたいとき操作される停止スイッチ
５が設けられている。６はレベル検出スイッチで、昇降
路（図示せず）に設けられた遮蔽板７と係合したときＯ
Ｎするようになっている。８、９、１０は階床である。
１１、１２、１３はリレーで、リレー１１、１２が励磁
されたとき、接点１１ａ、１２ａがＯＮし、リレー１３
が励磁されたとき、接点１３ｂがＯＦＦするようになっ
ている。
【００１０】図３は一般のエレベーターの駆動モータ部
分の回路図で、三相誘導電動機ＩＭのＶ端子には三相電
源のＳ相が接続してあり、三相誘導電動機ＩＭのＵ端
子、Ｗ端子には、それぞれ三相電源のＲ相とＴ相とが、
常開接点１１ａを介して接続してある。そして、三相電
源のＲ相と三相誘導電動機ＩＭのＷ端子間と、三相電源
のＴ相と三相誘導電動機ＩＭのＵ端子間には、それぞれ
常開接点１２ａが接続してある。
分の回路図で、三相誘導電動機ＩＭのＶ端子には三相電
源のＳ相が接続してあり、三相誘導電動機ＩＭのＵ端
子、Ｗ端子には、それぞれ三相電源のＲ相とＴ相とが、
常開接点１１ａを介して接続してある。そして、三相電
源のＲ相と三相誘導電動機ＩＭのＷ端子間と、三相電源
のＴ相と三相誘導電動機ＩＭのＵ端子間には、それぞれ
常開接点１２ａが接続してある。
【００１１】今、エレベーターの保守運転装置によるエ
レベーターの保守点検作業時に、保守員が上昇釦３を押
込操作すると、リレー１１に直流電源が供給されてリレ
ー１１が付勢し、図３の接点１１ａがＯＮするので、三
相誘導電動機ＩＭに三相電源が供給され、三相誘導電動
機ＩＭは乗りかご１１を上昇させる方向に回転し、乗り
かご１は所定の低走行速度で上昇する。そして、保守員
が上昇釦３から手を離すとリレー１１への直流電源の供
給が遮断され、リレー１１が消勢し接点１１ａがＯＦＦ
するので、三相誘導電動機ＩＭへの三相電源の供給が遮
断され、乗りかご１はその位置に停止する。同様に、保
守員が下降釦４を押込操作すると、リレー１２が付勢
し、図３の接点１２ａがＯＮするので三相誘導電動機Ｉ
Ｍに三相電源が供給され、三相誘導電動機ＩＭは乗りか
ご１を下降させる方向に回転し、乗りかご１は所定の低
走行速度で下降する。そして、保守員が下降釦４から手
を離すとリレー１２への直流電源の供給が遮断され、リ
レー１２が消勢し接点１２ａがＯＦＦするので、三相誘
導電動機ＩＭへの三相電源の供給が遮断され、乗りかご
１はその位置に停止する。
レベーターの保守点検作業時に、保守員が上昇釦３を押
込操作すると、リレー１１に直流電源が供給されてリレ
ー１１が付勢し、図３の接点１１ａがＯＮするので、三
相誘導電動機ＩＭに三相電源が供給され、三相誘導電動
機ＩＭは乗りかご１１を上昇させる方向に回転し、乗り
かご１は所定の低走行速度で上昇する。そして、保守員
が上昇釦３から手を離すとリレー１１への直流電源の供
給が遮断され、リレー１１が消勢し接点１１ａがＯＦＦ
するので、三相誘導電動機ＩＭへの三相電源の供給が遮
断され、乗りかご１はその位置に停止する。同様に、保
守員が下降釦４を押込操作すると、リレー１２が付勢
し、図３の接点１２ａがＯＮするので三相誘導電動機Ｉ
Ｍに三相電源が供給され、三相誘導電動機ＩＭは乗りか
ご１を下降させる方向に回転し、乗りかご１は所定の低
走行速度で下降する。そして、保守員が下降釦４から手
を離すとリレー１２への直流電源の供給が遮断され、リ
レー１２が消勢し接点１２ａがＯＦＦするので、三相誘
導電動機ＩＭへの三相電源の供給が遮断され、乗りかご
１はその位置に停止する。
【００１２】保守員が所定位置で自動的に停止させたい
と思ったときは、停止スイッチ５をＯＮする。これによ
り、上昇時は、Ｐ−５−１３ｂ−１１ａ−１１−Ｎの回
路が構成され、上昇釦３を押し続けなくとも乗りかご１
は上昇する。乗りかご１を階床８の位置から階床９の位
置に到着し、レベル検出スイッチ６と遮蔽板７とが係合
すると、検出スイッチ６がＯＮし、リレー１３が励磁さ
れる。これにより、接点１３ｂがＯＦＦし、リレー１１
が消磁され、三相誘導電動機ＩＭへの三相電源の供給が
遮断され乗りかご１は停止する。
と思ったときは、停止スイッチ５をＯＮする。これによ
り、上昇時は、Ｐ−５−１３ｂ−１１ａ−１１−Ｎの回
路が構成され、上昇釦３を押し続けなくとも乗りかご１
は上昇する。乗りかご１を階床８の位置から階床９の位
置に到着し、レベル検出スイッチ６と遮蔽板７とが係合
すると、検出スイッチ６がＯＮし、リレー１３が励磁さ
れる。これにより、接点１３ｂがＯＦＦし、リレー１１
が消磁され、三相誘導電動機ＩＭへの三相電源の供給が
遮断され乗りかご１は停止する。
【００１３】下降時も同様にスイッチ５をＯＮして下降
釦４を操作すれば、所定階のレベルに自動的に停止させ
ることができる。
釦４を操作すれば、所定階のレベルに自動的に停止させ
ることができる。
【００１４】このように、本発明の一実施形態によれ
ば、自動的に所定のレベルに乗りかご１を停止させるこ
とができ、安全に保守作業を行うことができる。
ば、自動的に所定のレベルに乗りかご１を停止させるこ
とができ、安全に保守作業を行うことができる。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、保守運転時、確実に、
かつ安全に乗りかごをレベルに停止させることのできる
エレベーターの保守運転装置を提供することができる。
かつ安全に乗りかごをレベルに停止させることのできる
エレベーターの保守運転装置を提供することができる。
【図１】本発明の一実施形態になるエレベーターの保守
運転装置を備えたエレベーターの概略図である。
運転装置を備えたエレベーターの概略図である。
【図２】図１の運転回路図である。
【図３】一般のエレベーターの駆動モータ部分の回路図
である。
である。
１ 乗りかご ２ 操作盤 ３ 上昇釦 ４ 下降釦 ５ 停止スイッチ ６ レベル検出スイッチ ７ 遮蔽板 ８、９、１０ 階床 １１、１２、１３ リレー
Claims (2)
- 【請求項１】 乗りかごに取り付けられ、エレベーター
の保守点検時に、前記乗りかごを低速で保守運転するよ
うにしたエレベーターの保守運転装置において、前記保
守運転時、乗りかごを各階止めさせる運転手段を備えた
ことを特徴とするエレベーターの保守運転装置。 - 【請求項２】 前記運転手段を、乗りかごに設けた各階
止めスイッチと、レベル検出器で構成したことを特徴と
する請求項１記載のエレベーターの保守運転装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33180699A JP2001146368A (ja) | 1999-11-22 | 1999-11-22 | エレベーターの保守運転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33180699A JP2001146368A (ja) | 1999-11-22 | 1999-11-22 | エレベーターの保守運転装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001146368A true JP2001146368A (ja) | 2001-05-29 |
Family
ID=18247862
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33180699A Pending JP2001146368A (ja) | 1999-11-22 | 1999-11-22 | エレベーターの保守運転装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001146368A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103538987A (zh) * | 2012-07-12 | 2014-01-29 | 株式会社日立制作所 | 双层电梯及其控制方法 |
-
1999
- 1999-11-22 JP JP33180699A patent/JP2001146368A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103538987A (zh) * | 2012-07-12 | 2014-01-29 | 株式会社日立制作所 | 双层电梯及其控制方法 |
| CN103538987B (zh) * | 2012-07-12 | 2016-01-20 | 株式会社日立制作所 | 双层电梯及其控制方法 |
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