JP2001146009A - 液体インクプリンタ - Google Patents
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- ink image
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- B41J11/00222—Controlling the convection means
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Ink Jet (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 紙シート上の像の液体インクを乾燥させる乾
燥アセンブリにおいて、ここに長い時間滞留した場合の
焦げの発生を防止する。 【解決手段】 焦げ防止乾燥アセンブリ６０は、その内
部に、シート上に像を形成している液体インクを乾燥さ
せるための加熱素子６６を備えている。また、アセンブ
リ６０に送られてきたシートに対して空気を吹き付け
る、空気を移動させる装置６２を備えている。この装置
６２により送られる空気により紙のシートが冷却され、
焦げ付き温度に達することが防止される。
燥アセンブリにおいて、ここに長い時間滞留した場合の
焦げの発生を防止する。 【解決手段】 焦げ防止乾燥アセンブリ６０は、その内
部に、シート上に像を形成している液体インクを乾燥さ
せるための加熱素子６６を備えている。また、アセンブ
リ６０に送られてきたシートに対して空気を吹き付け
る、空気を移動させる装置６２を備えている。この装置
６２により送られる空気により紙のシートが冷却され、
焦げ付き温度に達することが防止される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタなどの液体インクプリンタに関し、より詳しく
は、焦げ防止乾燥機であって、液体インク像を運ぶシー
トが、湿った状態で乾燥機内に止まった場合でもこのシ
ートを焦げ付きなしに乾燥させる、焦げ防止乾燥機を含
むプリンタに関する。
リンタなどの液体インクプリンタに関し、より詳しく
は、焦げ防止乾燥機であって、液体インク像を運ぶシー
トが、湿った状態で乾燥機内に止まった場合でもこのシ
ートを焦げ付きなしに乾燥させる、焦げ防止乾燥機を含
むプリンタに関する。
【０００２】
【従来の技術】インクジェットプリンタにおける印刷
は、複数のシートが積み重ねられる前の設定された期間
内に、印刷されたシート表面上の余分な湿気（一般的に
は水）を除去することを要求する。もし、像が乾燥され
る前にシートが積み重ねられると、像の汚れ及びオフセ
ットが生じる。湿気、特に水を、シート表面から能動的
に除去する装置が、乾燥機として知られる。一般的に使
われている乾燥機は、大量の熱気を対流で運ぶ乾燥シス
テムである。乾燥機は、効果的に余分な湿気をシートか
らすばやく除去するが、プリンタの電力必要条件及び大
きさを大きく増加させてしまう。乾燥機が、小さなプリ
ンタで使われる場合には、これらのプリンタの大きさ及
びコストが大きく増加させられる。また、小さなプリン
タの大半は、能動的な乾燥機に適応するための電力容量
を備えていない。
は、複数のシートが積み重ねられる前の設定された期間
内に、印刷されたシート表面上の余分な湿気（一般的に
は水）を除去することを要求する。もし、像が乾燥され
る前にシートが積み重ねられると、像の汚れ及びオフセ
ットが生じる。湿気、特に水を、シート表面から能動的
に除去する装置が、乾燥機として知られる。一般的に使
われている乾燥機は、大量の熱気を対流で運ぶ乾燥シス
テムである。乾燥機は、効果的に余分な湿気をシートか
らすばやく除去するが、プリンタの電力必要条件及び大
きさを大きく増加させてしまう。乾燥機が、小さなプリ
ンタで使われる場合には、これらのプリンタの大きさ及
びコストが大きく増加させられる。また、小さなプリン
タの大半は、能動的な乾燥機に適応するための電力容量
を備えていない。
【０００３】ビューフォート等への米国特許第４，９７
０，５２８号（U.S. Pat. No. 4,970,528 to Beaufort
et al.）は、均一の熱流動率を持つ乾燥機システムを有
するインクジェット印刷装置を開示し、このシステムは
インク乾燥処理の際に、赤外線灯及び反射体を使い、印
刷された紙に熱を送る。新たに印刷されたシートは、赤
外線灯及び反射体を囲む１８０度の弧に沿って、印刷装
置から供給されると同時に乾燥される。
０，５２８号（U.S. Pat. No. 4,970,528 to Beaufort
et al.）は、均一の熱流動率を持つ乾燥機システムを有
するインクジェット印刷装置を開示し、このシステムは
インク乾燥処理の際に、赤外線灯及び反射体を使い、印
刷された紙に熱を送る。新たに印刷されたシートは、赤
外線灯及び反射体を囲む１８０度の弧に沿って、印刷装
置から供給されると同時に乾燥される。
【０００４】ホートンへの米国特許第２，３０６，６０
７号（U.S. Pat. No. 2,306,607 toHorton）は、インタ
リオ印刷装置（intaglio printing apparatus）によっ
て印刷されたシートのためのウェブ乾燥装置（web dryi
ng device）を開示する。このウェブ乾燥装置は、排気
ファンによってウェブに吹きつけられる熱にウェブをさ
らしつつ、一連のローラに沿ってウェブを供給する。全
ての従来の参照文献は、いずれかの種類の能動的な加熱
素子を使い、新たに印刷されたシートを乾燥させること
を開示する。上述のように、これらの能動的な乾燥機
は、より大きな電力容量を要求し、印刷装置の大きさ及
びコストを増加させる。これは小さな、比較的安価なプ
リンタにおいては容認できない。
７号（U.S. Pat. No. 2,306,607 toHorton）は、インタ
リオ印刷装置（intaglio printing apparatus）によっ
て印刷されたシートのためのウェブ乾燥装置（web dryi
ng device）を開示する。このウェブ乾燥装置は、排気
ファンによってウェブに吹きつけられる熱にウェブをさ
らしつつ、一連のローラに沿ってウェブを供給する。全
ての従来の参照文献は、いずれかの種類の能動的な加熱
素子を使い、新たに印刷されたシートを乾燥させること
を開示する。上述のように、これらの能動的な乾燥機
は、より大きな電力容量を要求し、印刷装置の大きさ及
びコストを増加させる。これは小さな、比較的安価なプ
リンタにおいては容認できない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】インク乾燥システムを
必要とする熱インクジェット印刷システムは、赤外線乾
燥機を使うことにより利益を得る。これは、赤外線乾燥
機は暖機時間が短くエネルギ転送率が高いためである。
しかしながら、媒体がさらされる出力密度が非常に低い
もの（０．８Ｗ／ｃｍ以下）でなければ、紙の詰まりが
検出されていない時などに、媒体が指定された時間より
長くＩＲエネルギ（赤外線）にさらされると、黒ずみ、
変形、及び匂いなどによってはっきりとわかる焦げ付き
が生じる場合もある。
必要とする熱インクジェット印刷システムは、赤外線乾
燥機を使うことにより利益を得る。これは、赤外線乾燥
機は暖機時間が短くエネルギ転送率が高いためである。
しかしながら、媒体がさらされる出力密度が非常に低い
もの（０．８Ｗ／ｃｍ以下）でなければ、紙の詰まりが
検出されていない時などに、媒体が指定された時間より
長くＩＲエネルギ（赤外線）にさらされると、黒ずみ、
変形、及び匂いなどによってはっきりとわかる焦げ付き
が生じる場合もある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、紙のシ
ート上に印刷された液体インク像を乾燥させるための焦
げ防止乾燥アセンブリが提供される。この焦げ防止乾燥
アセンブリは、シートの移動経路の一部を画定するハウ
ジングと、液体インク像をその前面に運ぶ紙のシート
を、ハウジングを通じシート移動経路の一部に沿って移
動させるためのシート搬送アセンブリと、紙のシート上
の液体インク像を乾燥させるために十分な温度まで紙の
シートを加熱する加熱システムと、ハウジングに接続さ
れ、紙のシートの一表面に空気を静かに吹き付け、紙の
シートが焦げ付き温度に達することを防止する空気圧力
移動装置と、を有する。
ート上に印刷された液体インク像を乾燥させるための焦
げ防止乾燥アセンブリが提供される。この焦げ防止乾燥
アセンブリは、シートの移動経路の一部を画定するハウ
ジングと、液体インク像をその前面に運ぶ紙のシート
を、ハウジングを通じシート移動経路の一部に沿って移
動させるためのシート搬送アセンブリと、紙のシート上
の液体インク像を乾燥させるために十分な温度まで紙の
シートを加熱する加熱システムと、ハウジングに接続さ
れ、紙のシートの一表面に空気を静かに吹き付け、紙の
シートが焦げ付き温度に達することを防止する空気圧力
移動装置と、を有する。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明は、好適な実施形態に関連
して説明されるが、これらの実施形態に本発明を制限す
るものと企図されるものではないことを理解されたい。
これに反し、付随する請求項に定義された本発明の精神
及び範囲内に含まれるであろう全ての代替案、変更、及
び同等のものを含有するものと企図される。
して説明されるが、これらの実施形態に本発明を制限す
るものと企図されるものではないことを理解されたい。
これに反し、付随する請求項に定義された本発明の精神
及び範囲内に含まれるであろう全ての代替案、変更、及
び同等のものを含有するものと企図される。
【０００８】図１において、例えばインクジェットプリ
ンタなどの液体インクプリンタ１０の概略正面図を示
し、この液体インクプリンタ１０には、符号６０でその
全体が示される本発明の焦げ防止乾燥アセンブリが組み
入れられる。液体インクプリンタ１０は入力トレイ１２
を有し、この入力トレイ１２は、プリンタ１０によって
印刷される紙のシート１４の束を備える。紙のシートは
一枚ずつピックアップ装置１６によって入力トレイ１２
から除去され、供給ローラ１８によって運送機構２０に
供給される。運送機構２０は、シートを一つ又は複数の
供給ベルト２２によって移動させる。供給ベルトは、液
体インク印刷ヘッドアセンブリ２６の下の支持ローラ２
４の一つによって駆動される。
ンタなどの液体インクプリンタ１０の概略正面図を示
し、この液体インクプリンタ１０には、符号６０でその
全体が示される本発明の焦げ防止乾燥アセンブリが組み
入れられる。液体インクプリンタ１０は入力トレイ１２
を有し、この入力トレイ１２は、プリンタ１０によって
印刷される紙のシート１４の束を備える。紙のシートは
一枚ずつピックアップ装置１６によって入力トレイ１２
から除去され、供給ローラ１８によって運送機構２０に
供給される。運送機構２０は、シートを一つ又は複数の
供給ベルト２２によって移動させる。供給ベルトは、液
体インク印刷ヘッドアセンブリ２６の下の支持ローラ２
４の一つによって駆動される。
【０００９】印刷ヘッドアセンブリ２６は例えば、一つ
又はそれ以上のページ幅印刷ヘッド２８を含み、このペ
ージ幅印刷ヘッドは印刷ヘッド支持物（図示せず）によ
って、ベルト２２と向き合う関係にある印刷位置に支持
される。印刷の間は、ページ幅印刷ヘッド２８が、ベル
ト２２によって複数の印刷ヘッド２８の下を通るように
運ばれる紙のシート１４上に、像ごとに液体インクの滴
を堆積させる。広く知られているように、ページ幅印刷
ヘッド２８の各々が、上述のように像ごとにインクの滴
を堆積させるために十分な長さを持つ、例えば互い違い
又は線形のアレイなどの印刷ノズルのアレイを、印刷ヘ
ッドの下にある印刷ゾーン内に含み、紙のシート１４と
交差される。
又はそれ以上のページ幅印刷ヘッド２８を含み、このペ
ージ幅印刷ヘッドは印刷ヘッド支持物（図示せず）によ
って、ベルト２２と向き合う関係にある印刷位置に支持
される。印刷の間は、ページ幅印刷ヘッド２８が、ベル
ト２２によって複数の印刷ヘッド２８の下を通るように
運ばれる紙のシート１４上に、像ごとに液体インクの滴
を堆積させる。広く知られているように、ページ幅印刷
ヘッド２８の各々が、上述のように像ごとにインクの滴
を堆積させるために十分な長さを持つ、例えば互い違い
又は線形のアレイなどの印刷ノズルのアレイを、印刷ヘ
ッドの下にある印刷ゾーン内に含み、紙のシート１４と
交差される。
【００１０】しかしながら本発明は、部分幅アレイのイ
ンクジェット印刷ヘッドを有するプリンタにも同様に適
用できることを理解されたい。印刷ヘッドアセンブリ２
６はまた、インク供給源（図示せず）を、印刷ヘッド支
持物に取付け又は適切な供給チューブを通じてページ幅
印刷ヘッドに結合させて含む。いずれの場合であって
も、紙のシート１４が印刷ゾーンを通って移動される間
に、印刷ヘッド２８が液体インク像を紙のシート１４上
に印刷又は記録する。
ンクジェット印刷ヘッドを有するプリンタにも同様に適
用できることを理解されたい。印刷ヘッドアセンブリ２
６はまた、インク供給源（図示せず）を、印刷ヘッド支
持物に取付け又は適切な供給チューブを通じてページ幅
印刷ヘッドに結合させて含む。いずれの場合であって
も、紙のシート１４が印刷ゾーンを通って移動される間
に、印刷ヘッド２８が液体インク像を紙のシート１４上
に印刷又は記録する。
【００１１】上述のような印刷ゾーン内の液体インク像
の印刷又は記録の後、紙のシート１４は次にベルト２２
によって、紙のシート上の液体インク像を乾燥させるた
めに、本発明の焦げ防止乾燥アセンブリ６０（後に詳し
く説明する）に運ばれる。乾燥したインク像を有する紙
のシート１４は、焦げ防止乾燥機６０から出力トレイ３
３に移動される。図示するようにコントローラ３４が、
運送機構２０及び本発明の焦げ防止乾燥機６０を含む、
プリンタ１０の様々な面の動作を制御する。運送機構２
０は例えば、ピックアップ装置１６と、供給ローラ１８
と、ベルト２２と、駆動ローラ２４と、を含む。これに
加え、コントローラ３４は、当業者には明らかなように
印刷ヘッド２８によって印刷する印刷ヘッドアセンブリ
２６の移動を制御する。コントローラ３４は好適には、
独立した専用ミニコンピュータであり、中央処理装置
（ＣＰＵ）と、電子保存装置と、ディスプレイ又はユー
ザインターフェース（ＵＩ）と、を備える。センサ及び
接続（図示せず）の助けにより、コントローラ３４は、
印刷ヘッド２８によって印刷される像のデータの流れを
読込み、取込み、準備し、そして管理する。これに加
え、コントローラ３４は、主マルチタスクプロセッサで
あり、他の全ての機械副システム及び印刷動作を作動さ
せ制御する。
の印刷又は記録の後、紙のシート１４は次にベルト２２
によって、紙のシート上の液体インク像を乾燥させるた
めに、本発明の焦げ防止乾燥アセンブリ６０（後に詳し
く説明する）に運ばれる。乾燥したインク像を有する紙
のシート１４は、焦げ防止乾燥機６０から出力トレイ３
３に移動される。図示するようにコントローラ３４が、
運送機構２０及び本発明の焦げ防止乾燥機６０を含む、
プリンタ１０の様々な面の動作を制御する。運送機構２
０は例えば、ピックアップ装置１６と、供給ローラ１８
と、ベルト２２と、駆動ローラ２４と、を含む。これに
加え、コントローラ３４は、当業者には明らかなように
印刷ヘッド２８によって印刷する印刷ヘッドアセンブリ
２６の移動を制御する。コントローラ３４は好適には、
独立した専用ミニコンピュータであり、中央処理装置
（ＣＰＵ）と、電子保存装置と、ディスプレイ又はユー
ザインターフェース（ＵＩ）と、を備える。センサ及び
接続（図示せず）の助けにより、コントローラ３４は、
印刷ヘッド２８によって印刷される像のデータの流れを
読込み、取込み、準備し、そして管理する。これに加
え、コントローラ３４は、主マルチタスクプロセッサで
あり、他の全ての機械副システム及び印刷動作を作動さ
せ制御する。
【００１２】印刷ジョブの完了時又は電力を失った時な
どのその他の必要な時に、矢印３６の方向に移動可能な
印刷ヘッドアセンブリ２６が、ベルト２２から離れるよ
うに移動させられ、矢印４０の方向に移動可能な蓋アセ
ンブリ３８が、印刷ヘッドアセンブリ２６に蓋をするよ
うに、印刷ヘッドアセンブリ２６の下に移動させられ
る。一旦、蓋アセンブリ３８が印刷ヘッドアセンブリ２
６の真下に配置されると、印刷ヘッドアセンブリ２６が
ベルト２２に向かって移動され、蓋アセンブリ３８上に
配置された複数の蓋ガスケット５８と接触する。
どのその他の必要な時に、矢印３６の方向に移動可能な
印刷ヘッドアセンブリ２６が、ベルト２２から離れるよ
うに移動させられ、矢印４０の方向に移動可能な蓋アセ
ンブリ３８が、印刷ヘッドアセンブリ２６に蓋をするよ
うに、印刷ヘッドアセンブリ２６の下に移動させられ
る。一旦、蓋アセンブリ３８が印刷ヘッドアセンブリ２
６の真下に配置されると、印刷ヘッドアセンブリ２６が
ベルト２２に向かって移動され、蓋アセンブリ３８上に
配置された複数の蓋ガスケット５８と接触する。
【００１３】上述のように蓋をされた印刷ヘッドアセン
ブリ２６が、他の印刷ジョブのために再度必要とされた
時には、印刷ヘッドアセンブリ２６がベルト２２から離
れるように移動し、次に蓋アセンブリ３８が印刷ヘッド
アセンブリ２６から離れるように移動する。これによ
り、印刷ヘッドアセンブリ２６を、記録シート１４上に
印刷するために適切なベルト２２に対しての位置に再配
置できる。蓋アセンブリ３８に加え、インクジェットプ
リンタ１０は、印刷ヘッド２８を能動的に洗浄し、維持
し、準備をするためのメンテナンスアセンブリ（図示せ
ず）を含んでもよい。
ブリ２６が、他の印刷ジョブのために再度必要とされた
時には、印刷ヘッドアセンブリ２６がベルト２２から離
れるように移動し、次に蓋アセンブリ３８が印刷ヘッド
アセンブリ２６から離れるように移動する。これによ
り、印刷ヘッドアセンブリ２６を、記録シート１４上に
印刷するために適切なベルト２２に対しての位置に再配
置できる。蓋アセンブリ３８に加え、インクジェットプ
リンタ１０は、印刷ヘッド２８を能動的に洗浄し、維持
し、準備をするためのメンテナンスアセンブリ（図示せ
ず）を含んでもよい。
【００１４】上述の「従来の技術」で指摘されたよう
に、インクジェットプリンタにおける液体インクによる
印刷は一般的に、紙のシートの表面上に印刷された像を
形成する液体インク内の余分な湿気（一般的には水）
を、シートが積み重ねられる前の設定した期間内に除去
することを要求する。これは、もし像が乾燥する前にシ
ートが積み重ねられると、望まれない像の汚れやオフセ
ットが生じるからである。暖機時間が短くエネルギ転送
率が高い乾燥機装置が好適である。
に、インクジェットプリンタにおける液体インクによる
印刷は一般的に、紙のシートの表面上に印刷された像を
形成する液体インク内の余分な湿気（一般的には水）
を、シートが積み重ねられる前の設定した期間内に除去
することを要求する。これは、もし像が乾燥する前にシ
ートが積み重ねられると、望まれない像の汚れやオフセ
ットが生じるからである。暖機時間が短くエネルギ転送
率が高い乾燥機装置が好適である。
【００１５】赤外線乾燥機は、暖機時間が短くエネルギ
転送率が高いものとして知られており、したがって、プ
リンタ１０は、本発明による焦げ防止赤外線乾燥アセン
ブリ６０を備える。赤外線乾燥機が使われた場合、紙の
シートがさらされる出力密度が低く（０．８Ｗ／ｃｍ以
下）なければ焦げ付きが生じ、その結果、黒ずみ、変
形、及び匂いなどが生じる場合がある。例えば、もし紙
のシートが詰まった場合、赤外線加熱器を通って移動す
るために指定された時間よりも長い間、紙のシートが赤
外線加熱器のＩＲエネルギ（赤外線の照射）にさらされ
る。
転送率が高いものとして知られており、したがって、プ
リンタ１０は、本発明による焦げ防止赤外線乾燥アセン
ブリ６０を備える。赤外線乾燥機が使われた場合、紙の
シートがさらされる出力密度が低く（０．８Ｗ／ｃｍ以
下）なければ焦げ付きが生じ、その結果、黒ずみ、変
形、及び匂いなどが生じる場合がある。例えば、もし紙
のシートが詰まった場合、赤外線加熱器を通って移動す
るために指定された時間よりも長い間、紙のシートが赤
外線加熱器のＩＲエネルギ（赤外線の照射）にさらされ
る。
【００１６】図示するように、本発明の焦げ防止乾燥ア
センブリ６０は、動作制御のためにコントローラ３４に
接続され、シートの経路１９の一部を画定するハウジン
グ６４と、その前面に液体インク像を運ぶ紙のシート１
４をハウジング６４を通じシート経路１９の一部に沿っ
て移動させるための、例えばベルト２２などのシート運
送アセンブリと、を含む。焦げ防止乾燥アセンブリ６０
はまた、紙のシート上の液体インク像を乾燥させるため
に十分な温度まで、液体インク像を加熱するための加熱
システム６６を備える。加熱システム６６は、赤外線
（ＩＲ）加熱素子を含み、この加熱素子は十分に高い出
力密度、例えば１．５Ｗ／ｃｍから２．５Ｗ／ｃｍの範
囲の出力密度を有し、これにより、高い処理量のプリン
タにおいても、印刷されたシートの十分な乾燥を可能に
する。赤外線（ＩＲ）加熱システム６６は例えば、エッ
チングされた薄片加熱素子を、セラミックの絶縁体に取
り付け、接着剤を含むファイバグラス取付けメッシュに
よって補強して含む。ＩＲ電力源によって、電圧（図示
せず）が焦げ防止乾燥アセンブリ６０に印加され、この
電圧は好適には１２０ＶＡＣである。
センブリ６０は、動作制御のためにコントローラ３４に
接続され、シートの経路１９の一部を画定するハウジン
グ６４と、その前面に液体インク像を運ぶ紙のシート１
４をハウジング６４を通じシート経路１９の一部に沿っ
て移動させるための、例えばベルト２２などのシート運
送アセンブリと、を含む。焦げ防止乾燥アセンブリ６０
はまた、紙のシート上の液体インク像を乾燥させるため
に十分な温度まで、液体インク像を加熱するための加熱
システム６６を備える。加熱システム６６は、赤外線
（ＩＲ）加熱素子を含み、この加熱素子は十分に高い出
力密度、例えば１．５Ｗ／ｃｍから２．５Ｗ／ｃｍの範
囲の出力密度を有し、これにより、高い処理量のプリン
タにおいても、印刷されたシートの十分な乾燥を可能に
する。赤外線（ＩＲ）加熱システム６６は例えば、エッ
チングされた薄片加熱素子を、セラミックの絶縁体に取
り付け、接着剤を含むファイバグラス取付けメッシュに
よって補強して含む。ＩＲ電力源によって、電圧（図示
せず）が焦げ防止乾燥アセンブリ６０に印加され、この
電圧は好適には１２０ＶＡＣである。
【００１７】このような出力レベルで、紙のシート１４
（もし焦げ防止乾燥アセンブリ６０内に停止した時）が
焦げ付き温度に達することを防止するために重要なこと
として、本発明の焦げ防止乾燥アセンブリ６０は、空気
を移動させる装置すなわちファン６２を備え、この装置
は駆動モータ６８によって駆動でき、このような停止又
は詰まりの際に、停止した紙のシート１４に冷却空気の
流れを静かに吹き付け冷却する。空気を移動させる装置
６２はハウジング６４に接続され、特に紙のシートが焦
げ防止乾燥アセンブリ６０内で停止した際に、紙のシー
ト１４の液体インク像を運ぶ側に静かに空気を吹き付
け、紙のシートが焦げ付き温度に達しないようにする。
（もし焦げ防止乾燥アセンブリ６０内に停止した時）が
焦げ付き温度に達することを防止するために重要なこと
として、本発明の焦げ防止乾燥アセンブリ６０は、空気
を移動させる装置すなわちファン６２を備え、この装置
は駆動モータ６８によって駆動でき、このような停止又
は詰まりの際に、停止した紙のシート１４に冷却空気の
流れを静かに吹き付け冷却する。空気を移動させる装置
６２はハウジング６４に接続され、特に紙のシートが焦
げ防止乾燥アセンブリ６０内で停止した際に、紙のシー
ト１４の液体インク像を運ぶ側に静かに空気を吹き付
け、紙のシートが焦げ付き温度に達しないようにする。
【００１８】利点として、本発明の焦げ防止乾燥アセン
ブリ６０は、詰まり状態の際に、ＩＲ乾燥機の性能を落
とすことなく紙の温度を焦げ付きレベル以下に保持す
る。また、本発明の焦げ防止乾燥アセンブリは、より高
い出力密度を使うことを可能にし、より高速のインクジ
ェット印刷エンジン内での赤外線乾燥機の使用を可能に
する。このような冷却では、印刷された像上の空気の流
れが、蒸発した湿気を運び去るために望ましい１０ｃｍ
／秒から５０ｃｍ／秒の範囲以上であった場合、インク
の過剰冷却が生じ乾燥機の効率が低下するため、注意が
必要である。
ブリ６０は、詰まり状態の際に、ＩＲ乾燥機の性能を落
とすことなく紙の温度を焦げ付きレベル以下に保持す
る。また、本発明の焦げ防止乾燥アセンブリは、より高
い出力密度を使うことを可能にし、より高速のインクジ
ェット印刷エンジン内での赤外線乾燥機の使用を可能に
する。このような冷却では、印刷された像上の空気の流
れが、蒸発した湿気を運び去るために望ましい１０ｃｍ
／秒から５０ｃｍ／秒の範囲以上であった場合、インク
の過剰冷却が生じ乾燥機の効率が低下するため、注意が
必要である。
【００１９】本発明によれば、シート１４の背面（すな
わち像が存在しない面）における空気の流れを１００ｃ
ｍ／秒以上に保持することが好適である。このような背
部冷却によって、乾燥機の効率に悪影響を及ぼすことな
く、焦げ付き温度に達するために必要な時間を大きく伸
ばせることが見つかっている。したがって、これによ
り、焦げ付き安全限界を保持しつつ、０．８Ｗ／ｃｍを
超えるＩＲ電力を使うことを可能にする。このような安
全性は、共通電力回路にＩＲ加熱素子６６及びファン６
２を備えることにより、また、空気の流れが存在しない
時にはＩＲ素子が動作できないようにする圧力スイッチ
総合ロックを使用することにより、更に高まる。
わち像が存在しない面）における空気の流れを１００ｃ
ｍ／秒以上に保持することが好適である。このような背
部冷却によって、乾燥機の効率に悪影響を及ぼすことな
く、焦げ付き温度に達するために必要な時間を大きく伸
ばせることが見つかっている。したがって、これによ
り、焦げ付き安全限界を保持しつつ、０．８Ｗ／ｃｍを
超えるＩＲ電力を使うことを可能にする。このような安
全性は、共通電力回路にＩＲ加熱素子６６及びファン６
２を備えることにより、また、空気の流れが存在しない
時にはＩＲ素子が動作できないようにする圧力スイッチ
総合ロックを使用することにより、更に高まる。
【００２０】出力密度が低いＩＲ乾燥機は、高い処理率
を有する液体インクプリンタ又は空間的な制約のため短
い乾燥機を必要とする液体インクプリンタにおいては容
認できない。このようなプリンタにおける、出力密度が
低いＩＲ乾燥機は、インク像が十分に乾燥するために必
要な時間を提供できない。このため、シート運送アセン
ブリ２０の詰まり又は停止の際に起こりうる、シート１
４が乾燥機内に長い滞留時間（dwell time）置かれる場
合でも、シート１４が焦げ付き温度（紙の場合は２０５
℃）まで加熱されないような、十分低い出力密度を持つ
ように、焦げ防止乾燥アセンブリ６０を単純に設計する
ことはできない。
を有する液体インクプリンタ又は空間的な制約のため短
い乾燥機を必要とする液体インクプリンタにおいては容
認できない。このようなプリンタにおける、出力密度が
低いＩＲ乾燥機は、インク像が十分に乾燥するために必
要な時間を提供できない。このため、シート運送アセン
ブリ２０の詰まり又は停止の際に起こりうる、シート１
４が乾燥機内に長い滞留時間（dwell time）置かれる場
合でも、シート１４が焦げ付き温度（紙の場合は２０５
℃）まで加熱されないような、十分低い出力密度を持つ
ように、焦げ防止乾燥アセンブリ６０を単純に設計する
ことはできない。
【００２１】焦げ防止乾燥アセンブリ６０は好適には赤
外線（ＩＲ）出力焦げ防止乾燥アセンブリであり、例え
ば、エッチングされた薄片加熱素子をセラミック絶縁体
に取り付け、接着剤を含むファイバグラス取付メッシュ
によって補強して含む。焦げ防止乾燥アセンブリ６０に
は、ＩＲ電力源により好適には１２０ＶＡＣである電圧
が印加される。紙のシート１４が印刷された後、紙のシ
ート１４は通常はシート経路に沿って移動され、印刷ゾ
ーン３８を通り、焦げ防止乾燥アセンブリ６０を通っ
て、約５ｃｍ／秒（２インチ／秒）の処理速度で移動さ
れる。焦げ防止乾燥アセンブリ６０の薄片加熱素子は、
シート経路の上に約１．５ｃｍ（０．６インチ）の距離
だけ離され配置される。シート１４上に印刷を形成する
液体インクは通常、約２秒から７秒で乾燥され、焦げ防
止乾燥アセンブリ６０は、シートがその処理速度で出力
トレイ３３に達する前に、そのような乾燥が行えるよう
な大きさである。
外線（ＩＲ）出力焦げ防止乾燥アセンブリであり、例え
ば、エッチングされた薄片加熱素子をセラミック絶縁体
に取り付け、接着剤を含むファイバグラス取付メッシュ
によって補強して含む。焦げ防止乾燥アセンブリ６０に
は、ＩＲ電力源により好適には１２０ＶＡＣである電圧
が印加される。紙のシート１４が印刷された後、紙のシ
ート１４は通常はシート経路に沿って移動され、印刷ゾ
ーン３８を通り、焦げ防止乾燥アセンブリ６０を通っ
て、約５ｃｍ／秒（２インチ／秒）の処理速度で移動さ
れる。焦げ防止乾燥アセンブリ６０の薄片加熱素子は、
シート経路の上に約１．５ｃｍ（０．６インチ）の距離
だけ離され配置される。シート１４上に印刷を形成する
液体インクは通常、約２秒から７秒で乾燥され、焦げ防
止乾燥アセンブリ６０は、シートがその処理速度で出力
トレイ３３に達する前に、そのような乾燥が行えるよう
な大きさである。
【００２２】上述の説明に示すように、紙のシートに印
刷された液体インク像を乾燥させるための焦げ防止乾燥
アセンブリが提供される。焦げ防止乾燥アセンブリは、
シート移動経路の一部を画定するハウジングと、その前
面に液体インク像を運ぶ紙のシートをハウジングを通っ
てシート移動経路の一部に沿って移動させるシート搬送
アセンブリと、紙のシート上の液体インク像を乾燥させ
るために十分な温度に紙のシートを加熱するための加熱
システムと、ハウジングに接続され、紙のシートの一面
に空気を静かに吹き付けて紙のシートが焦げ付き温度に
達することを防止する空気を移動させる装置と、を備え
る。
刷された液体インク像を乾燥させるための焦げ防止乾燥
アセンブリが提供される。焦げ防止乾燥アセンブリは、
シート移動経路の一部を画定するハウジングと、その前
面に液体インク像を運ぶ紙のシートをハウジングを通っ
てシート移動経路の一部に沿って移動させるシート搬送
アセンブリと、紙のシート上の液体インク像を乾燥させ
るために十分な温度に紙のシートを加熱するための加熱
システムと、ハウジングに接続され、紙のシートの一面
に空気を静かに吹き付けて紙のシートが焦げ付き温度に
達することを防止する空気を移動させる装置と、を備え
る。
【００２３】本発明は、特定の実施形態に関連して説明
されたが、当業者には多くの代替案、変更、及び変化が
可能なことは明らかであろう。したがって、本発明は、
付随する請求項の精神及び広い範囲内の、そのような代
替案、変更、及び変化を全て含むものと企図される。
されたが、当業者には多くの代替案、変更、及び変化が
可能なことは明らかであろう。したがって、本発明は、
付随する請求項の精神及び広い範囲内の、そのような代
替案、変更、及び変化を全て含むものと企図される。
【図１】 本発明による焦げ防止乾燥機を備える液体イ
ンクプリンタの概略正面図である。
ンクプリンタの概略正面図である。
１０ 液体インクプリンタ、１４ 紙のシート、３４
コントローラ、６０焦げ防止乾燥アセンブリ、６２ 空
気を移動させる装置、６４ ハウジング、６６ 加熱素
子、６８ 駆動機構。
コントローラ、６０焦げ防止乾燥アセンブリ、６２ 空
気を移動させる装置、６４ ハウジング、６６ 加熱素
子、６８ 駆動機構。
Claims (3)
- 【請求項１】 紙のシートに印刷された液体インク像を
乾燥させるための焦げ防止乾燥アセンブリであって、 （ａ）シート移動経路の一部を画定するハウジングと、 （ｂ）その表面の液体インク像を運ぶ紙のシートを、前
記ハウジングを通過させ、前記シート移動経路の一部に
沿って移動させるシート搬送手段と、 （ｃ）液体インク像を乾燥させるために十分な温度に液
体インク像を加熱する加熱素子と、 （ｄ）前記ハウジングに接続され、紙のシートの一面に
静かに空気を吹き付けて紙のシートが焦げ付き温度に達
することを防止する空気を移動させる装置と、を有する
焦げ防止乾燥機アセンブリ。 - 【請求項２】 印刷ゾーンを通るシート経路に沿って移
動する紙のシート上に液体インク像を印刷するためのイ
ンクジェット印刷装置であって、 （ａ）フレームと、 （ｂ）前記フレームに取付けられ、紙のシート上に像ご
とに液体インクを堆積し、液体インク像を形成する印刷
ヘッドと、 （ｃ）前記フレームに、シート経路に沿って取付けら
れ、紙のシート上のインク像を乾燥させる焦げ防止乾燥
アセンブリと、を有し、前記焦げ防止乾燥アセンブリ
が、 （ｉ）シート経路の一部を画定するハウジングと、 （ｉｉ）その表面の液体インク像を運ぶ紙のシートを、
前記ハウジングを通じ前記シート経路の一部に沿って移
動させるシート搬送手段と、 （ｉｉｉ）紙のシート上の液体インク像を、液体インク
像を乾燥させるために十分な温度まで加熱する加熱素子
と、 （ｉｖ）前記ハウジングに接続され、シートの一面に空
気を静かに吹き付けて紙のシートが焦げ付き温度に達す
ることを防止する空気を移動させる装置と、を備えるイ
ンクジェット印刷装置。 - 【請求項３】 請求項２に記載のインクジェット印刷装
置であって、前記焦げ防止乾燥アセンブリの前記加熱素
子が赤外線加熱素子を含む、インクジェット印刷装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US09/411,216 US6283590B1 (en) | 1999-10-04 | 1999-10-04 | Liquid ink printer including a non-scorching dryer assembly |
| US09/411216 | 1999-10-04 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001146009A true JP2001146009A (ja) | 2001-05-29 |
Family
ID=23628057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000293265A Pending JP2001146009A (ja) | 1999-10-04 | 2000-09-27 | 液体インクプリンタ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6283590B1 (ja) |
| EP (1) | EP1090771B1 (ja) |
| JP (1) | JP2001146009A (ja) |
| DE (1) | DE60010399T2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9186915B2 (en) | 2014-03-05 | 2015-11-17 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Drying device and image forming apparatus |
| WO2017155065A1 (ja) * | 2016-03-11 | 2017-09-14 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置 |
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| US6508552B1 (en) | 2001-10-26 | 2003-01-21 | Hewlett-Packard Co. | Printer having precision ink drying capability and method of assembling the printer |
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| US7121203B2 (en) * | 2003-12-09 | 2006-10-17 | Eastman Kodak Company | Apparatus and method of treating a recording element |
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1999
- 1999-10-04 US US09/411,216 patent/US6283590B1/en not_active Expired - Lifetime
-
2000
- 2000-09-27 JP JP2000293265A patent/JP2001146009A/ja active Pending
- 2000-09-29 EP EP00308610A patent/EP1090771B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-09-29 DE DE60010399T patent/DE60010399T2/de not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE60010399D1 (de) | 2004-06-09 |
| EP1090771A1 (en) | 2001-04-11 |
| DE60010399T2 (de) | 2004-09-16 |
| US6283590B1 (en) | 2001-09-04 |
| EP1090771B1 (en) | 2004-05-06 |
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