JP2001139461A - 速崩壊性錠剤 - Google Patents

速崩壊性錠剤

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JP2001139461A
JP2001139461A JP32021199A JP32021199A JP2001139461A JP 2001139461 A JP2001139461 A JP 2001139461A JP 32021199 A JP32021199 A JP 32021199A JP 32021199 A JP32021199 A JP 32021199A JP 2001139461 A JP2001139461 A JP 2001139461A
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JP32021199A
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Ko Konishi
興 小西
Masatake Ooraku
真健 大楽
Mitsuhiro Saito
充弘 齋藤
Mitsuo Togashi
美津雄 富樫
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OHTA PHARMACEUT CO Ltd
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OHTA PHARMACEUT CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高齢者や嚥下障害、小児患者にとっても非常
に服用しやすい剤形として、特殊な機械装置などや設備
を必要とせず、通常の打錠機により製造でき、外観や硬
度は通常の錠剤に遜色無い速崩壊性錠剤を提供する。 【解決手段】 特定の乳糖と結晶セルロースと医薬成分
との混合物を打錠することにより製造された速崩壊性錠
剤とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は速崩壊性錠剤に関
し、詳しくは、特別な打錠機を必要とせず、通常の打錠
機で、通常の錠剤のように製造可能な速崩壊性錠剤に関
する。
【0002】
【従来の技術】医薬品の内服剤形としては、錠剤、カプ
セル剤、散剤、顆粒剤、液剤などがある。中でも、錠剤
やカプセル剤を合わせると剤形比率が6割以上を占め、
内服製剤のいわば中心的存在である。
【0003】一方、錠剤やカプセル剤を服用できない、
或いは服用が困難な患者も少なくない。特に、高齢にな
り嚥下力の低下した患者、固形物を飲み込めない患者や
小児などは、医師から処方された錠剤の服用に関し、苦
慮する場合が多い。これらの患者に対しては、他の剤
形、すなわちシロップ剤、液剤、顆粒剤、散剤がある
が、これらの剤形を同時に揃えている施設は、大きな病
院や薬局を除くと大変少ない。これには、薬剤保管のス
ペースの問題や、多剤を揃える経済的な問題など、医療
現場側における種々の理由もあり、現状では、錠剤やカ
プセル剤を服用し難い患者が、我慢を強いられている場
合が多い。錠剤やカプセル剤を飲める患者、飲めない患
者が剤形を選択できる医療社会は理想であるが、実際問
題として、一医薬成分の多剤形を揃えて全ての患者に対
応できる医療現場が構築されるのは、今後も期待できな
い。
【0004】医薬品を供給する側からすると、どのよう
な患者にも容易に服用できる製剤の開発が必要であるこ
とから、その一つに、錠剤が口腔内で容易に崩壊し、服
用に際しては、散剤やドライシロップ剤のような服用性
が付加された錠剤の開発がなされつつある。しかし、こ
れまでに凍結乾燥による速溶錠剤、加温乾燥や、特殊な
製造機械による速崩壊錠などがほんの一部の製剤で応用
されているが、どれも製造性、製造コストなどの面で対
応しきれない医薬成分が多い。また、製剤化が出来ても
生産性が低かったり、製造工程に対応できない医薬成分
も多く、必要とされる医薬成分の速崩壊錠剤が生産でき
ないものが大変多い。
【0005】この様な現状から、錠剤を飲める患者、飲
めない患者を選択することなく、共に服用でき、どのよ
うな医薬成分でも特殊な製造方法や製造機械を使わず、
通常の打錠により低コストで速崩壊錠が量産できる製剤
技術が必要であるが、この様な技術は未だに開発されて
いない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、特別な製造
方法及び設備を必要とせず、通常の方法での製造が可能
であり、医薬成分を選ばず、従来の錠剤と使用上何ら変
わることのない服用性に優れた速崩壊性錠剤を提供する
ことを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、錠剤の基剤とし
て、造粒した乳糖と結晶性セルロースを用いることによ
り、通常の打錠方法によっても上記錠剤が速崩壊性錠剤
となることを見出し本発明を完成させた。
【0008】即ち本発明は、以下の通りである。 (1)造粒乳糖と結晶セルロースと医薬成分との混合物
を打錠することにより製造された速崩壊性錠剤。 (2)上記速崩壊性錠剤において、上記造粒乳糖の粒子
が、100〜1500μmに整粒されたものであること
を特徴とする(1)に記載の速崩壊性錠剤。 (3)上記結晶セルロースが、微結晶化セルロースであ
ることを特徴とする(1)または(2)に記載の速崩壊
性錠剤。 (4)上記造粒乳糖と結晶セルロースの重量混合比が、
3:2〜19:1であることを特徴とする(1)〜
(3)のいずれか1つに記載の速崩壊性錠剤である。
【0009】
【発明の実施の形態】<1>本発明の速崩壊性錠剤の原
料組成物 本発明の速崩壊性錠剤における基剤としては、造粒乳糖
及び結晶セルロースであれば特に制限されない。
【0010】本発明において造粒した乳糖とは、乳糖を
適当な粒径に造粒したものである。乳糖を造粒すると様
々な粒度が得られるが、本発明の速崩壊性錠剤にはいず
れのものも用いることが可能である。好ましくは粒子径
が100〜1500μmのものが用いられ、より好まし
くは粒子径150〜1200μmのものが用いられ、さ
らに好ましくは粒子径200〜800μmのものが用い
られる。
【0011】本発明において、上記「粒径」とは、重量
平均粒径のことである。
【0012】上記粒径を測定するには、ふるい分けの方
法が挙げられる。具体的には、自動粒度分布測定機(粉
体用)等を用いることができる。
【0013】乳糖の造粒方法としては、特に制限はない
が、例えば、攪拌造粒、流動層造粒等が挙げられる。
【0014】乳糖としては、錠剤の基剤として通常用い
られているものであれば良く、特に制限はないが、例え
ば、メグレ社製のタブレトース等を用いることができ
る。
【0015】本発明において結晶セルロースとしては、
錠剤の基剤として通常用いられるものであれば良く特に
制限はないが、例えば、旭化成社製のアビセルを用いる
ことができる。
【0016】結晶セルロースとして、より好ましくは微
結晶化したセルロースが挙げらる。微結晶化したセルロ
ースは、結晶セルロースを粉砕することにより得られ
る。
【0017】結晶セルロースまたは微結晶化セルロース
は、特に制限はないが、粒径100μm以下、より好ま
しくは50μm以下のものが好ましく用いられる。この
場合には、湿式粒度分布測定機(例えば、レーザ回折
式)等により測定される体積平均粒径を示す。
【0018】また、本発明の速崩壊性錠剤において、造
粒乳糖と結晶セルロースの重量混合比は3:2〜19:
1であることが好ましく、より好ましくは7:3〜9:
1、さらに好ましくは 8:2〜9:1である。
【0019】これらは、速崩壊性錠剤全量に対し、50
重量%以上を用いることが好ましく、より好ましくは、
70重量%以上を用いる。
【0020】本発明の速崩壊性錠剤が含有する医薬成分
としては、通常の経口医薬組成物が含有する医薬成分で
あれば特に制限されずに用いることができる。
【0021】そのような医薬成分としては、神経系用
剤、循環器系用剤、消化器系用剤、呼吸器系用剤等が挙
げられる。
【0022】また、速崩壊性錠剤中の医薬成分の含有量
であるが、この組成物の所定量を服用したときに各有効
成分毎に適した服用量となるような含有量とすればよ
い。さらに、本発明の速崩壊性錠剤には、上記成分の他
に医薬品の添加物として許容され、かつ、経口投与可能
な各種任意成分を所望に応じて添加することが可能であ
る。そのような添加物として、例えば、安定化剤、溶解
補助剤、抗酸化剤、甘味剤、芳香剤などを所望に応じて
添加することが出来る。
【0023】また、本発明の速崩壊性錠剤においては、
造粒乳糖及び結晶セルロースを基剤とし、より服用しや
すくするために、香料、甘味料などを添加することもで
きる。 <2>本発明の速崩壊性錠剤の製造方法 本発明の速崩壊性錠剤の製造方法としては、特に制限は
なく、通常の錠剤の製造方法が挙げられる。
【0024】例えば、上記の速崩壊性錠剤の原料組成物
各々を適当に秤取し、混合する。これらを通常の錠剤の
製造に用いられるロータリー打錠機(例えば、畑鉄工所
社製のHT−AP45)により、0.3〜1.5tの打
圧で打錠することにより得ることが出来る。
【0025】
【実施例】以下に、実施例を用いて本発明を具体的に説
明する。
【0026】
【実施例1】<基本処方>表1に示す原料組成物を秤取
し、混合する。この粉粒体を単発式打錠機(N30E
型、岡田精工社製)にて0.5tまたは1.0tの打圧
で打錠し、直径7mm、重量100mgの隅角平面錠を
得た。
【0027】なお、原料組成物として用いた造粒乳糖
は、タブレース(メグレ社製)を篩い分けにより、粒径
70〜500μmに調整したものである。また、結晶セ
ルロースは、アビセルPH102(旭化成社製)の粒径
30μmのものを用いた。
【0028】
【表1】
【0029】
【実施例2】<基本処方>表1に示す原料組成物を秤取
し、混合する。この粉粒体を実施例1と同様に単発式打
錠機にて0.5tまたは1.0tの打圧で打錠し、直径
7mm、重量100mgの隅角平面錠を得た。
【0030】
【実施例3】<基本処方>表2に示す原料組成物を秤取
し、混合する。この粉粒体を実施例1と同様に単発式打
錠機にて0.5tまたは1.0tの打圧で打錠し、直径
7mm、重量100mgの隅角平面錠を得た。結晶セル
ロースは、アビセルPH301(旭化成社製)の粒径4
0μmのものを用いた。
【0031】
【表2】
【0032】
【実施例4】<基本処方>表2に示す原料組成物を秤取
し、混合する。この粉粒体を実施例3と同様に単発式打
錠機にて0.5tまたは1.0tの打圧で打錠し、直径
7mm、重量100mgの隅角平面錠を得た。
【0033】
【実施例5】<ロータリー打錠機による製造>表3に示
す成分を秤取し、混合する。この粉粒体をロータリー打
錠機(HT−AP45、畑鉄工所社製)にて打錠し、直
径7mm、重量100mgの隅角平面錠を得た。なお、
結晶セルロースおよび造粒乳糖は、実施例3と同様のも
のを用いた。
【0034】
【表3】
【0035】
【実施例6】<錠剤の大きさ、重量の検討>表4に示す
成分を秤取し、混合する。その粉粒体を打錠機(N30
E型、岡田精工社製)にて打錠し、直径7mmで重量1
00、120、130mgである隅角平面錠3種、また
直径8mmで重量150、180、200mgである隅
角平面錠3種、さらに直径9mmで重量200、22
0、250mgである隅角平面錠3種の計6種を得た。
なお、結晶セルロースおよび造粒乳糖は、実施例3と同
様のものを用いた。
【0036】
【表4】
【0037】
【実施例7】<ニコランジル速崩壊性錠剤>表5に示す
成分を秤取し、混合する。この粉粒体を単発打錠機にて
0.5tまたは0.75tの打圧で打錠し、直径7m
m、重量100mgの隅角平面錠を得た。なお、結晶セ
ルロースおよび造粒乳糖は、実施例3と同様のものを用
いた。
【0038】
【表5】
【0039】
【実施例8】<シサプリド速崩壊性錠剤>表6に示す成
分を秤取し、混合する。この粉粒体を単発打錠機にて
1.25tの打圧で打錠し、直径8mm、重量200m
gの隅角平面錠を得た。なお、結晶セルロースおよび造
粒乳糖は、実施例3と同様のものを用いた。
【0040】
【表6】
【0041】
【実施例9】<ファモチジン崩壊性錠剤>表7に示す成
分を秤取し、混合する。この粉粒体を単発打錠機にて
0.75tまたは1.0tの打圧で打錠し、直径9m
m、重量250mgの隅角平面錠を得た。なお、結晶セ
ルロースおよび造粒乳糖は、実施例3と同様のものを用
いた。
【0042】
【表7】
【0043】
【実施例10】<ファモチジン崩壊性錠剤>表7に示す
成分を秤取し、混合する。この粉粒体を単発打錠機にて
0.75tまたは1.0tの打圧で打錠し、直径9m
m、重量250mgの隅角平面錠を得た。なお、結晶セ
ルロースおよび造粒乳糖は、実施例3と同様のものを用
いた。
【0044】
【実施例11】<シンバスタチン速崩壊性錠剤(1)>
表8に示す成分を秤取し、混合する。この粉粒体を単発
打錠機にて0.5tの打圧で打錠し、直径7mm、重量
130mgの隅角平面錠を得た。なお、結晶セルロース
および造粒乳糖は、実施例3と同様のものを用いた。
【0045】
【表8】
【0046】
【実施例12】<シンバスタチン速崩壊性錠剤(2)>
表9に示す成分を秤取し、混合する。この粉粒体を撹拌
造粒法にて造粒・整粒し、顆粒aを得た。次に、顆粒a
を含む表10に示す成分を秤取し、混合する。この粉粒
体を単発打錠機にて0.75tまたは1.0tの打圧で
打錠し、直径9mm、重量250mgの隅角平面錠を得
た。
【0047】
【表9】
【0048】
【表10】
【0049】
【実施例13】<本発明の速崩壊性錠剤の評価>上記実
施例で得られた速崩壊性錠剤について、錠剤硬度試験お
よび崩壊性試験を行った。崩壊性については、加重崩壊
試験により評価をした。 <1>錠剤硬度試験 実施例1〜4及び7〜12で作製した各種速崩壊性錠剤
について、錠剤の直径方向に加重して錠剤が破砕したと
きの荷重、すなわち錠剤の硬度を測定した。 <2>加重崩壊試験 実施例1〜4及び7〜12で作製した速崩壊錠につい
て、例えば口腔内での各種錠剤の速崩壊性を試験するた
め、図1(A)に示すような方法(加重崩壊試験)で錠
剤が崩壊するまでの時間を測定した。
【0050】即ち、錠剤を容器中の台にのせる。この台
は錠剤の直径よりも小さい幅で溝が入っており、精製水
を加えたとき、錠剤の下部からも水が侵入しやすいもの
とする。次に図1の(B)に示すように錠剤に50gの
加重をかけてから、容器に精製水を、錠剤がかぶるくら
いに入れる。精製水を添加した時間から崩壊が完全に起
こり加圧部の加重変化が現れた時間を測定し、崩壊時間
とする。
【0051】上記の結果を錠剤硬度と崩壊時間の関係と
して表し、図2〜12に示す。
【0052】なお、これらの結果をまとめたものを表1
1に示す。
【0053】
【表11】 目標とする評価基準値としては、PTP(プレススルー
パッケージ)包装からの押し出しに必要とされる錠剤硬
度3kg以上、口腔内等での崩壊性の目安として加重崩
壊時間10秒程度であるが、上記の結果から本発明の速
崩壊錠は、設定した評価基準値をクリアし、PTP包装
から容易に押し出すことが出来、喉などに詰まった際も
10秒程度で崩壊が可能であることが分かった。
【0054】なお、本実施例中の加重崩壊試験で用いた
加重崩壊試験装置は、下記の表12及び表13に示すよ
うに、口腔内崩壊(水なし及び30mlの水有り)によ
る崩壊時間との相関性を満たしている。口腔内崩壊によ
る崩壊時間は、ボランティア3人によって測定された平
均値である。
【0055】
【表12】 ───────────────────────── 口腔内崩壊 加重崩壊試験 水なし 37℃ ───────────────────────── サンプル1 13.67 12.77 サンプル2 17.10 14.50 サンプル3 21.63 19.68 サンプル4 13.45 12.73 サンプル5 17.02 15.87 サンプル6 20.89 19.01 サンプル7 15.21 12.06 サンプル8 16.34 12.90 サンプル9 18.67 15.43 サンプル10 78.08 55.74 サンプル11 136.45 96.65 サンプル12 117.87 88.44 サンプル13 14.35 11.46 サンプル14 15.34 12.20 ─────────────────────────
【0056】
【表13】 ───────────────────────── 口腔内崩壊 加重崩壊試験 水有り 37℃ ───────────────────────── サンプル1 14.70 12.77 サンプル2 18.86 14.50 サンプル3 23.27 19.68 サンプル4 14.21 12.73 サンプル5 19.22 15.87 サンプル6 19.91 19.01 サンプル7 12.49 12.06 サンプル8 13.99 12.90 サンプル9 17.73 15.43 サンプル10 70.26 55.74 サンプル11 120.87 96.65 サンプル12 111.25 88.44 サンプル13 11.22 11.46 サンプル14 12.12 12.20 ─────────────────────────
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、高齢患者や嚥下障害の
患者にとっても非常に服用しやすい速崩壊性錠剤を提供
できる。また、本発明の速崩壊錠は基剤を特定の組成に
することによりきわめて簡便に製造でき、特に、従来と
全く同じ方法(設備)での製造が可能であり、外観、硬
度について通常の錠剤に遜色が無いことから通常のPT
P包装が出来る。さらに、本発明の速崩壊性錠剤は、喉
などに付着してしまった際にも崩壊が速いため、喉など
に滞留して炎症を起こすといった問題も克服することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における加重崩壊試験を説明する図を
示す。
【図2】 実施例1〜4の錠剤試験と崩壊時間の関係を
示す。
【図3】 実施例7の錠剤硬度と崩壊時間の関係を示
す。
【図4】 実施例8の錠剤硬度と崩壊時間の関係を示
す。
【図5】 実施例9および10の錠剤硬度と崩壊時間の
関係を示す。
【図6】 実施例11の錠剤硬度と崩壊時間の関係を示
す。
【図7】 実施例12の錠剤硬度と崩壊時間の関係を示
す。
【符号の説明】
a:速崩壊性錠剤 b:台 c:精製水 d:容器 e:加重手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 齋藤 充弘 埼玉県大宮市三条町51番地 太田製薬株式 会社内 (72)発明者 富樫 美津雄 埼玉県大宮市三条町51番地 太田製薬株式 会社内 Fターム(参考) 4C076 AA37 BB01 DD67 EE31 FF06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 造粒乳糖と結晶セルロースと医薬成分と
    の混合物を打錠することにより製造された速崩壊性錠
    剤。
  2. 【請求項2】 前記造粒乳糖の粒子が、100〜150
    0μmに整粒されたものであることを特徴とする請求項
    1記載の速崩壊性錠剤。
  3. 【請求項3】 前記結晶セルロースが、微結晶化セルロ
    ースであることを特徴とする請求項1または2に記載の
    速崩壊性錠剤。
  4. 【請求項4】 前記造粒乳糖と結晶セルロースの重量混
    合比が、3:2〜19:1であることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれか一項に記載の速崩壊性錠剤。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002092058A1 (fr) * 2001-05-15 2002-11-21 Takeda Chemical Industries, Ltd. Preparation solide se desintegrant rapidement
JP2006502194A (ja) * 2002-09-24 2006-01-19 ベーリンガー インゲルハイム インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング テルミサルタンを含有する新規固形医薬調合物およびその調製方法
JP2006524663A (ja) * 2003-04-30 2006-11-02 フェリング ベスローテン フェンノートシャップ 固体剤形としての医薬組成物およびその製造方法
WO2007072840A1 (ja) * 2005-12-20 2007-06-28 Eisai R & D Management Co., Ltd. 脂溶性薬物を含有する口腔内速崩錠

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