JP2001133911A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001133911A
JP2001133911A JP31332599A JP31332599A JP2001133911A JP 2001133911 A JP2001133911 A JP 2001133911A JP 31332599 A JP31332599 A JP 31332599A JP 31332599 A JP31332599 A JP 31332599A JP 2001133911 A JP2001133911 A JP 2001133911A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】種々の感覚をもった人々のそれぞれにできるだ
け満足できるような複写画像を簡単に作り出せるような
画像形成装置を提供する。 【解決手段】原画像に基づく光ビームを照射することに
より感光材料2に複写画像を形成する露光部4、5と前
記光ビームの特性を変更するコントローラ10とを備え
た画像形成装置において、上記課題を解決するため、本
発明では、前記コントローラは、感光材料の感光特性に
基づいて作成された感材特性補正用データを格納した複
数の感材データテーブル35bと顧客やショップの画像
好みに基づいて作成されてオペレータにより任意に設定
入力可能な任意補正用データを格納した複数の任意デー
タテーブル35cとを備え、使用されている感光材料の
種類と指定された画像好みに応じて選択された感材デー
タテーブルと任意データテーブルを用いて調整された光
ビームにより露光が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原画像に基づく光
ビームを照射することにより感光材料に複写画像を形成
する露光部と前記光ビームの特性を変更するコントロー
ラとを備えた画像形成装置に関する。ここで言う原画像
とは、光学カメラによって被写体を撮影した写真フィル
ムの各コマに形成された画像や、そのような写真フィル
ムをフィルムスキャナによって走査することで取得され
たデジタル画像データとしての画像、デジタルカメラ等
によって直接取得された被写体のデジタル画像データと
しての画像、コンピュータグラフィックスソフトウエア
等によってコンピュータ上に創作された画像などを意味
している。また、その複写画像とは、前述した原画像を
原稿として印画紙等の感光材料に作り出された画像を意
味しており、代表的なものは写真プリントであり、写真
プリントのような複写画像を形成する画像形成装置は一
般にプリンタプロセッサと呼ばれており、DPショップ
等に設備されている。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置は、投影露光式と呼
ばれ、露光部を構成する光源からの照明光を写真フィル
ムに照射し、写真フィルムを透過した透過光で印画紙を
露光することで写真フィルムに撮像されている画像を印
画紙に焼き付けており、この露光済みの印画紙を現像処
理することで写真プリントを得ていた。複写画像として
の写真プリントの色調整は光源の前にいくつかのフィル
タを出し入れすることによって行うことができる。
【0003】最近、このような投影露光式の画像露光装
置に代えて、フィルム画像を光電変換することで取得し
たデジタル画像データやデジタルカメラで直接取得され
たデジタル画像データに適当な画像処理を施してプリン
トデータを生成し、このプリントデータに基づいてデジ
タル露光部が印画紙を露光する、いわゆるデジタル露光
式の画像露光装置も登場している。デジタル露光部とし
ては、光変調されたレーザビーム露光方式、液晶シャッ
ター方式、CRT露光方式、さらには蛍光ビーム露光方
式など種々のものが採用されている。いずれにしても、
このようなデジタル露光部は、RGB各色の照射強度を
デジタル画像データを構成する各ピクセルの各色の濃度
値に合わせて調整し、印画紙を露光することによりドッ
ト潜像を形成するものであり、露光された印画紙は現像
処理後に原画像の複写画像をもつことになる。得られる
複写画像の色調整などは、上述したデジタル画像データ
の各色の濃度値を変更することにより行うことができ
る。このようなデジタル露光式では、原画像として、写
真フィルムのコマ画像以外、デジタルカメラからの画像
データや、コンピュータグラフィックソフトで作成され
た画像データなども扱うことができ、投影露光式の印画
紙露光装置に比べ、扱うことができる原画像の範囲が大
きく広がっている。
【0004】いずれにしても、このような原画像から複
写画像を作り出す画像形成装置では、画像の見た目の再
現性、カラー画像では色の再現性などが重要であるの
で、良好な再現性を有する複写画像を作り出せるように
調整されている。ところが、画像形成装置が上述のよう
に調整された状態で複写画像を作り出しても、標準的な
再現性では顧客が必ずしも満足しない場合もある。この
ような場合に対処しようとすると、従来では、オペレー
タが各画像に対してマニュアル操作によっての露光条件
を修正し、所望の複写画像が得られるように調整する必
要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、オペレータが
顧客の細かな要求に応えて上述のような各画像毎の調整
作業を行おうとすると、その作業負担が大きくなってコ
ストアップにつながり、このコストアップを避けようと
すると上述のような顧客の要望に応えられないという不
都合があった。上記実状に鑑み、本発明の課題は、種々
の感覚をもった人々のそれぞれにできるだけ満足できる
ような複写画像を簡単に作り出せる画像形成装置を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】原画像に基づく光ビーム
を照射することにより感光材料に複写画像を形成する露
光部と前記光ビームの特性を変更するコントローラとを
備えた画像形成装置において、上記課題を解決するた
め、本発明では、前記コントローラは、顧客やショップ
の好みに基づいて作成されオペレータによって任意に設
定入力可能な任意補正用データを格納した任意データテ
ーブルを備え、その任意データテーブルを用いて調整さ
れた光ビームにより露光が行われる。この構成では、顧
客やショップの画像好みに基づいて作成されてオペレー
タにより設定入力可能な任意補正用データを格納できる
任意データテーブルが準備されているので、プリント注
文を依頼した顧客が所定の好みの画像特性を要望してい
る場合はそれに合った任意データテーブルを選択するこ
とにより基準画像から好みだけずれた所望の画像に補正
すること、あるいは顧客に特別な要望がなくともこのシ
ョップが他のショップとの差別化を図るための独自の好
みの画像特性を持っている場合、その要望に合った任意
データテーブルを選択することによりショップ独自の画
像に補正するが可能となる。ここで、好みの画像特性と
は、色調やシャープネスである。
【0007】このように顧客の要望に応えたり、ショッ
プの独自性を出すについて、一旦任意データテーブルを
設定しておけば、あとは必要に応じて任意データテーブ
ルを選択するだけの作業を行うだけで済ませることがで
きるので、オペレータの作業負担が小さくコストアップ
を抑制することができる。もって、種々の感覚をもった
人々のそれぞれにできるだけ満足できるような複写画像
を簡単に作り出せる画像形成装置を提供できるに至っ
た。
【0008】尚、上述ような画像特性の変更のためには
従来の露光処理技術が利用され、例えば、色調の補正
は、デジタル露光方式の画像形成装置では、デジタル画
像データを構成する各ピクセルの各色の濃度値を、任意
データテーブルに格納されている任意補正用データで変
更する。このため、各データテーブルは好ましくはLU
T(ルックアップテーブル)の形でメモリ空間に構築さ
れている。これに対し、投影露光方式の画像形成装置で
は、任意データテーブルに格納されている任意補正用デ
ータは、例えば光源からの光ビーム路程中に出し入れさ
れる調光フィルタの制御量を変更するように機能する。
【0009】本発明の好適な実施形態として、前記コン
トローラは、前記任意データテーブルを複数備えると共
に、感光材料の発色特性に基づいて作成された感材特性
補正用データを格納した複数の感材データテーブルを備
え、選択された前記任意データテーブルと前記感材デー
タテーブルとを用いて調整された光ビームにより露光が
行われる。
【0010】原画像から複写画像を作り出す画像形成装
置では、上述のように、画像の見た目の再現性、カラー
画像では色の再現性などが重要であるので、複写画像を
作り出すベースとしての感光材料の感光特性にも注意は
払わなければならない。なぜなら、印画紙に代表される
感光材料の感光特性等の諸性質は、その種類、製造メー
カによってかなり異なっており、高品質の複写画像を得
るためには、使用する感光材料の特性に合わせて色補正
を行わなくてはならない。一般的なDPショップなどで
は、複数種類の印画紙を利用するので、異なる種類の印
画紙に交換するごとに、その感光特性に合わせた色補正
の設定を行う必要がある。そこで、適宜感材データテー
ブルを使用して良好な標準的プリント画像を得られるよ
うに調整した上で、上記の任意データテーブルを適宜使
用して好みに応じた画像が得られるようにすることで、
的確に望み通りのプリント画像が得られることになる。
【0011】又、上述のように複数の感光材料に対応
し、しかも、顧客の好み等に対応して露光条件を設定で
きるようにする場合、これらの全ての組み合わせについ
て予め露光条件設定用のデータを作製したのではそのデ
ータが膨大となってその作製に膨大な費用と時間がかか
ってしまうのに対し、上記のように感材データテーブル
と任意データテーブルを適宜組み合わせて補正できるよ
うにすることで、データ量を抑制することができる。
尚、感光材料の発色特性は、感光材料が入射光に対して
どの程度反応するかについての感光特性と、露光された
感光材料が現像処理材によってどの程度の濃度の色を出
すかの現像発色特性とによって決定されるので、感材デ
ータテーブルの感材特性補正用データを設定するについ
ては、現像処理材を1種類に固定して使用する場合は感
光材料の種類のみを考慮するだけで良く、現像処理材を
複数種類使用し且つ現像処理材間で現像発色特性が異な
る場合は感光材料と現像処理材との組み合わせを考慮し
て設定する必要がある。
【0012】更に、デジタルカメラでは、光電変換され
て取得された被写体の画像データに対して機種間でかな
り異なる画像処理を施しているので、機種間によって発
色がかなり異なることになる。このため、前記原画像が
デジタルカメラによって取得された画像データを含んで
いる場合の、本発明による好適な実施形態の1つでは、
前記光ビームを調整するために前記コントローラはさら
にデジタルカメラの色調特性に基づいて作成されたカメ
ラ特性補正用データを格納した複数のカメラデータテー
ブルを備えている。この構成では、画像データを作り出
したデジタルカメラの色調特性をカメラデータテーブル
に格納されたカメラ特性補正用データによって基準化し
た後、つまりデジタルカメラのもつ色調の個性を失わせ
た後、その基準化された画像データに対して、感材デー
タテーブルや任意データテーブルによる補正をするの
で、最終的に得られる複写画像は顧客やショップの要望
に合ったものとなる。
【0013】本発明の好適な実施形態として、前記コン
トローラが前記画像データが有する属性データからデジ
タルカメラの機種を決定するとともに対応するカメラデ
ータテーブルを選択するように構成されているならば、
画像データを取り込むにともなって、自動的にカメラデ
ータテーブルが設定されるので、オペレータの負担が減
じられる。
【0014】同様なデータテーブル選択の自動化の目的
のためには、前記感光材料を格納するマガジンには感光
材料の種類を示すIDコードが付与されており、このI
Dコードの読取信号に基づいて前記コントローラは適切
な感材データテーブルを選択するような画像形成装置も
提案される。また、注文受付機から送られた注文情報に
含まれている顧客コードに基づいて前記コントローラが
適切な任意データテーブルを選択することで、顧客の好
む画像特性をもった複写画像を確実に提供することがで
きる。本発明によるその他の特徴及び利点は、以下図面
を用いた実施例の説明により明らかになるだろう。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明による画像形成装置の実施
形態の1つとして投影露光とデジタル露光が両方が可能
なプリンタプロセッサの外観斜視図とブロック図がそれ
ぞれ図1と図2に示されている。このプリンタプロセッ
サには、パネルコンピュータによって構築された受付機
20が接続されている。この受付機20は顧客からのプ
リント注文を受けて、タッチパネル上に表示されたソフ
トウエアキーボードを用いながら顧客コードやプリント
サイズ、プリント枚数などからなる注文情報を作成する
機能だけではなく、原画像としてのCG画像データやデ
ジタルカメラの撮像画像データを格納している各種記憶
メディアから画像データを取り出す画像入力部20aを
備えており、入力された画像データをプリンタプロセッ
サのコントローラ10に伝送する機能も有する。もちろ
ん、この受付機20の機能をプリンタプロセッサのコン
トローラ10に持たせても良い。
【0016】このプリンタプロセッサは、プリントサイ
ズに合わせてペーパーカッター12によってカットされ
た感光材料の一例である印画紙2に対して画像を焼き付
ける露光エリア13と、この露光エリア13で露光され
た印画紙2を現像する現像処理部6、写真用フィルム
(以下、単にフィルムと言う。)1を搬送するフィルム
搬送機構8と、印画紙2を印画紙マガジン11から露光
エリア13及び現像処理部6を経て仕上がりプリント
(複写画像)として横送りコンベヤ7へ搬送する印画紙
搬送機構9と、横送りコンベヤ7から送り込まれる印画
紙2をオーダ単位で区分けするソータ14とを備え、こ
れらの各部の制御や各種機能の実現はコントローラ10
によってなされる。コントローラ10には、画像や文字
を表示させるCRTや液晶ディスプレイによって構成さ
れるモニタ10a及び各種の情報入力を行うためのキー
ボードを備えた操作卓10bが付帯している。
【0017】前述した露光エリア13には、共通の露光
ポイントで、フィルム1のコマ画像を印画紙2に投影し
て印画紙2に画像を焼き付ける投影露光部4と、フィル
ム1のコマ画像をデジタル画像データとして取得するフ
ィルムスキャナー3から送られた画像データや画像入力
部20aを通じて入力されたデジタル画像データに基づ
いて制御された光ビームによって印画紙2に画像を焼き
付けるデジタル露光部5とが備えられている。
【0018】印画紙2は、印画紙マガジン11にロール
状態で収納されており、印画紙マガジン11には収納さ
れている印画紙2の種類を示す印画紙IDコード11a
が取り付けられていおり、印画紙マガジン11が所定位
置に装着された際に、この印画紙IDコード11aがI
Dコードリーダ11bに読み取られ、その読み取り信号
がコントローラ10に送られる。
【0019】印画紙2に対する比較的短い露光時間と長
い現像時間を考慮して、このプリンタプロセッサの印画
紙搬送機構9は、露光エリア13までは1列の印画紙搬
送ラインで、現像処理部6からは2列の印画紙搬送ライ
ンを形成している。このため、露光エリア13と現像処
理部6との間には、スイッチバック式振り分け装置9a
と2列に振り分けられた印画紙2を2列状態で搬送しな
がら、適切なタイミングで現像処理部6に送り込む中間
搬送部9bが備えられている。
【0020】このスイッチバック式振り分け装置9a
は、送られてきた印画紙2を一旦通過させてその印画紙
2の後端を挟持し、そのままX(水平方向)−Y(上下
方向)移動することで中間搬送部9bが作り出している
2列のストレージ可能な印画紙搬送ラインに交互に引き
渡される。
【0021】以下、各構成要素について説明する。フィ
ルムスキャナ3は、発生させた光ビームの色分布や強度
分布を整えてフィルム1を照射する照明光学系3aと、
フィルム1からの透過光ビームを光学的に処理する撮像
光学系3bと、撮像光学系3bによって導かれた光ビー
ムをスリット画像としての電荷画像に光電変換する光電
変換部3cから構成されている。光電変換部3cで取得
された原画像としてのフィルム1のコマ画像の各画素信
号は所定のビット数(例えば12ビット)のデジタル信
号に変換してデジタル画像データとしてコントローラ1
0へ送られる。
【0022】露光部の1つである投影露光部4は照明光
学系4aと露光光学系4bから構成されており、照明光
学系4aは、露光用光源、露光用光路に黄、マゼンタ、
シアンの各フィルタが出退することにより露光用光源4
1からの照射光の色バランスを調整する調光フィルタ4
0aと、調光フィルタ40aにて色バランスを調整した
光を均一に混色するミラートンネルなどを備え、露光光
学系4bは、焼付対象となるコマ画像からの透過像を印
画紙2上に結像する焼付用レンズユニット、シャッタな
どを備えている。
【0023】もう1つの露光部であるデジタル露光部5
は、ライン露光型光プリントヘッド5aとこの光プリン
トヘッド5aを印画紙2の搬送方向である副走査方向に
移動させる副走査機構5bから構成されている。この光
プリントヘッド5aは、ここでは蛍光体発光方式を用い
ており、赤色露光を行う真空蛍光素子で構成された赤色
プリントヘッドと緑色露光を行う真空蛍光素子で構成さ
れた緑色プリントヘッドと青色露光を行う真空蛍光素子
で構成された青色プリントヘッドからなる。各色のプリ
ントヘッドの真空蛍光素子は印画紙2の幅に対応する長
さをもつように主走査方向(印画紙2の幅方向)にリニ
アアレイ化されている。光プリントヘッド5aとして
は、蛍光体発光方式以外に液晶シャッター方式、PLZ
Tシャッター方式、FOCRT方式、DMD(デジタル
マイクロミラーデバイス)方式などが知られており、設
計時に露光仕様に応じて選択することができる。副走査
機構5bは、光プリントヘッド5aを支持する移動台車
や、この移動台車を移動させる移動機構などを備えてい
る。光プリントヘッド5aはコントローラ10と接続さ
れており、コントローラ10による各真空蛍光素子の点
灯制御及び副走査機構5bを介して光プリントヘッド5
aを副走査方向に移動させることにより画像データや文
字データが印画紙2にカラー露光される。
【0024】図3に示すように、コントローラ10は、
CPU、ROM、RAM、I/Oインタフェース回路な
どからなるマイクロコンピュータシステムを中核部材と
して構成され、このプリンタプロセッサに必要な各種機
能をハードウエア又はソフトウエア或いはその両方で実
現させている。このコントローラ10には、フィルム搬
送制御部、スキャナ制御部、印画紙搬送制御部といった
各種部材の動作制御を行う機能が構築されているととも
に、デジタル露光部5によって印画紙2に複写画像を形
成するために用いられ画像データの各種処理を行い、最
終的に印画紙2に照射される光ビームの特性を制御する
ことになる画像処理ユニット30も構築されている。ま
た、前述したIDコードリーダ11bからの読取信号に
基づいて装填されている印画紙2の種類を決定する印画
紙種類決定部61や受付機20から送られてきたデジタ
ルカメラの画像データに付随している属性データからそ
のデジタルカメラの機種を決定するカメラ機種決定部6
2、さらに受付機20から送られてきた注文情報(顧客
コード、プリントサイズ、プリント枚数など)を管理格
納する注文情報管理部63も構築されている。なお、デ
ジタルカメラの画像データに機種を判別するような属性
データがない場合は、受付機20において顧客から聞き
取った機種を属性データとして対応する画像データに組
み込んでコントローラ10に送られる。
【0025】画像処理ユニット30には、受付機20か
ら送られた画像データやフィルムスキャナ3から送られ
た画像データを一時的に格納するワーキングメモリ3
1、このワーキングメモリ31に格納されている1つの
原画像に対応する画像データに対して変倍・回転・ノイ
ズ除去などの基本的な画像処理を行う前処理部32及び
デジタルカメラの露出やホワイトバランスの誤差補正と
してレベル補正等を行う一次処理部33、そしてLUT
(ルックアップテーブル)の形で構築された各種データ
テーブル35(以下、このデータテーブルを「プロファ
イル」と称する)を利用して色味など所望の画像特性を
得るようなカラーマッチング処理を行う二次処理部34
が備えられている。
【0026】プロファイル35としては、カメラデータ
テーブル35a(以下、「カメラプロファイル35a」
と称する)、感材データテーブル35b(以下、「感材
プロファイル35b」と称する)、任意データテーブル
35c(以下、「好みプロファイル35c」と称する)
が用意されている。カメラプロファイル35aは、デジ
タルカメラが有するそれぞれ独自のカラー記録特性とい
った特徴をうち消すための補正を行うためのもので、例
えば、赤みが強くでる特性をもっているデジタルカメラ
に対してはRGB値のうちR値が少し減じられる補正が
行われるようなカメラ特性補正用データが格納されてい
る。つまり、このカメラプロファイル35aを利用して
画像データを補正すると基準的なカラーバランスを持つ
ようになり、補正後の画像データのRGB値は利用した
デジタルカメラの種類にかかわらず被写体と撮影環境が
同じであれば実質的に同じとなるように、デジタルカメ
ラの機種毎にこのカメラプロファイル35aが実験結果
に基づいて作成されている。
【0027】印画紙2は製造メーカやその種類によって
も感光特性が微妙に異なっているので、同じ画像データ
を用いても印画紙の種類によって異なった色合いになっ
てしまう。感材プロファイル35bは、そのような不都
合を取り除くためのもので、どの印画紙2を使っても基
準となる感光特性をもった印画紙を使った場合に得られ
る色合いとなるように、画像データを変更するための感
材特性補正用データを印画紙2の種類毎に用意してい
る。
【0028】所定の基本的な画像処理を施した画像デー
タに対して上述したカメラプロファイル35aや感材プ
ロファイル35bを用いて補正を行うと、恣意的に付け
加えられた特徴のない基準的な画像データが、理想的に
は被写体の色を再現するような画像データが得られるの
であるが、必ずしもそのような基準的な色合いなどをも
つ複写画像が喜ばれるとは限らない。例えば、顧客によ
って、実際より鮮やかな色合い或いは渋めの色合いが好
まれたり、輪郭が強調された画像が好まれたりする。ま
た、DPショップによっても、他店との差別化のために
何通りかのより特徴的な画像特性を望む場合もある。
【0029】好みプロファイル35cは、そのような顧
客やショップの要望に応えるための補正を行うものであ
り、所定の特徴的な複写画像を作り出すために必要な画
像データ補正を行うための任意補正用データを格納して
いる。この好みプロファイル35cはその要望別に数多
く作成されるので、これらの好みプロファイル35cを
管理するプロファイル管理部36も備えられている。新
たな好みプロファイル35cを作成する際には、基準的
な画像をモニタ10aに出しながら、操作卓10bを通
じて種々の画像処理を行って所望の特徴的な画像を作り
出し、この特徴的な画像を標準的な画像から作り出すた
めに必要な画像データの補正を求め、この補正を新しい
好みプロファイル35cとしてプロファイル管理部36
に登録する。他の2つのプロファイル35a,35bも
同様であるが、必要でなくなったプロファイルを消去し
たり、フロッピー等を通じて新規のプロファイルを登録
することも可能である。
【0030】デジタル露光部5によって露光する場合、
二次処理部34では、先ず、フィルムスキャナ3から入
力されたデジタル画像データ又は受付機20から送られ
てきたデジタル画像データを、光プリントヘッド5aに
て露光する各画素毎の露光量データに変換する演算処理
を行う。この演算処理に使用される各パラメータは、基
準の印画紙2に光プリントヘッド5aにて露光したとき
に、標準的なプリント画像が得られるように予め実験的
に求められて記憶されている。この後、上記各プロファ
イル35の何れかを使用する旨の指示があれば、上記露
光量データを指示されたプロファイル35に入力して、
それの出力を露光量データとして光プリントヘッド5a
を露光制御する。そして、指示されたプロファイル35
が複数の場合は、あるプロファイル35の出力が他のプ
ロファイル35の入力となるようにプロファイル35を
リンクさせて露光量データを求める。尚、各プロファイ
ル35によるデータの補正は、光プリントヘッド5aに
よる露光量データに変換する前の画像データに対して行
うようにしても良い。
【0031】画像処理ユニット30での処理を終えた露
光量データはデジタル露光制御部50に送られ、この露
光量データにより調整された光ビームが光プリントヘッ
ド5bの各素子から照射され、印画紙2に相応な濃度を
もつドットを形成していくことで所望の複写画像を作り
出す。
【0032】投影露光制御部40は、投影露光時に、そ
れ自体公知な方法で露光条件を演算し、その演算結果に
基づいて調光フィルタ40aやシャッタなどの光学系を
制御することで、フィルム1を通過して印画紙2に達す
る光ビームを調整し、印画紙2を露光する。
【0033】次に、顧客:Aがデジタルカメラ:Xによ
って取得した撮影画像データを上述したプリンタプロセ
ッサを設備したDPショップで写真プリントを注文する
ケースでの、プリント処理の手順を図4を用いて説明す
る。
【0034】被写体を撮影して得られた原画像としての
画像データは属性データとともにフラッシュメモリに格
納されている。撮影者であるA氏は、DPショップでこ
のフラッシュメモリを提示するとともに注文書に顧客名
を含む注文情報を書き込み、複写画像としてのプリント
を依頼する。DPショップでは受付機20を用いて注文
情報を作成するとともに、預かったフラッシュメモリを
画像入力部20aにセットして属性データを含む画像デ
ータを取り出し、これらをプリンタプロセッサのコント
ローラ10に送る。
【0035】コントローラ10において、注文情報は注
文情報管理部63によって処理され、例えばこのオーダ
の顧客名が”A”であることが把握される。さらに、画
像データに付随していた属性データからカメラ機種決定
部62は処理対象となる画像データを作り出したデジタ
ルカメラの機種が”X”であることを決定する。同時
に、この画像データは画像処理ユニット30に送られ、
前述したようにまず前処理部32と一次処理部33で必
要な画像処理をうける。さらに、二次処理部35での画
像処理にあたっては、カメラ機種決定部62で決定され
た機種に基づいて機種:Xのためのカメラプロファイル
35aが選択され、このカメラプロファイル35aを用
いた画像データの補正が行われる。同様に、印画紙種類
決定部61によってIDコードリーダ11bの読取信号
から決定された印画紙種類”M”のための感材プロファ
イル35bが選択され、この感材プロファイル35bを
用いた画像データの補正が行われる。
【0036】さらに、このプリントの注文主である顧
客:Aは、既に独自に希望する色合いを登録しているの
で、プロファイル管理部36が先に把握されている顧客
名”A”のための好みプロファイル35cを選択し、二
次処理部34はこの選択された好みプロファイル35c
を用いた画像データの補正も行う。これらの画像処理に
よって最終的に得られた画像データは、露光量データと
してデジタル露光制御部50に送られる。その結果、光
プリントヘッド5aによって印画紙2に露光され、現像
処理部6による現像処理を経て得られたプリントは顧
客:Aの希望する色合いをもった画像をもつことにな
る。
【0037】なお、ここでは図示されていないが、この
コントローラからアクセス可能な顧客管理データベース
が備えられており、その顧客管理データベースには、顧
客コードをキーとして種々の顧客データとともに、前述
した顧客別好みプロファイルも格納されており、特定顧
客の好みプロファイルの検索抽出や、新規登録、修正登
録が簡単に行うことができる。また、顧客の希望によ
る、複数の好みプロファイルを登録しておき、オーダ毎
或いはコマ画像毎に異なる好みプロファイルを割り当て
ることも可能である。
【0038】上述した実施の形態では、デジタル露光部
5を用いた露光方式に対して種々の補正プロファイルに
よる複写画像の調整を行っていたが、調光フィルタ40
aの操作に連係した同様な補正プロファイルを作成し、
このプロファイルを投影露光制御部40が利用して調光
フィルタ40aの動作を調整することで、投影露光部4
を用いた投影露光方式に対しても本発明の複写画像の調
整に実現は可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置を採用したプリンタ
プロセッサの外観斜視図
【図2】図1によるプリンタプロセッサのブロック図
【図3】プリンタプロセッサのコントローラが作り出す
機能を説明する機能ブロック図
【図4】プロファイルを用いた画像データの処理過程を
示す説明図
【符号の説明】
2 印画紙(感光材料) 4 投影露光部(露光部) 5 デジタル露光部(露光部) 5a 光プリントヘッド 6 現像処理部 10 コントローラ 20 受付機 30 画像処理ユニット 32 前処理部 33 一次処理部 34 二次処理部 35 データテーブル 35a カメラデータテーブル 35b 感材データテーブル 35c 任意データテーブル 36 プロファイル管理部 40 投影露光制御部 40a 調光フィルタ 50 デジタル露光制御部 61 印画紙種類決定部 62 カメラ機種決定部 63 注文情報管理部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原画像に基づく光ビームを照射することに
    より感光材料に複写画像を形成する露光部と前記光ビー
    ムの特性を変更するコントローラとを備えた画像形成装
    置において、 前記コントローラは、顧客やショップの好みに基づいて
    作成されオペレータによって任意に設定入力可能な任意
    補正用データを格納した任意データテーブルを備え、そ
    の任意データテーブルを用いて調整された光ビームによ
    り露光が行われることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記コントローラは、前記任意データテー
    ブルを複数備えると共に、感光材料の発色特性に基づい
    て作成された感材特性補正用データを格納した複数の感
    材データテーブルを備え、選択された前記任意データテ
    ーブルと前記感材データテーブルとを用いて調整された
    光ビームにより露光が行われることを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記原画像はデジタルカメラによって取得
    された画像データを含み、前記光ビームを調整するため
    に前記コントローラはさらにデジタルカメラの画像特性
    に基づいて作成されたカメラ特性補正用データを格納し
    た複数のカメラデータテーブルを備えていることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記コントローラは前記画像データが有す
    る属性データからデジタルカメラの機種を決定するとと
    もに対応するカメラデータテーブルを選択することを特
    徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記感光材料を格納するマガジンには感光
    材料の種類を示すIDコードが付与されており、このI
    Dコードの読取信号に基づいて前記コントローラは適切
    な感材データテーブルを選択することを特徴とする請求
    項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】注文受付機から送られた注文情報に含まれ
    ている顧客コードに基づいて前記コントローラは適切な
    任意データテーブルを選択することを特徴とする請求項
    1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
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