JP2001133031A - 風量調整板及びその製造方法 - Google Patents

風量調整板及びその製造方法

Info

Publication number
JP2001133031A
JP2001133031A JP31057499A JP31057499A JP2001133031A JP 2001133031 A JP2001133031 A JP 2001133031A JP 31057499 A JP31057499 A JP 31057499A JP 31057499 A JP31057499 A JP 31057499A JP 2001133031 A JP2001133031 A JP 2001133031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air volume
plate
substantially plate
noise
volume adjusting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31057499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4375851B2 (ja
Inventor
Yoichi Nakajima
洋一 中島
Takahiro Koga
孝弘 古賀
Koujiro Fujise
功次郎 藤瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuken Kogyo Co Ltd
Kucho Giken Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kuken Kogyo Co Ltd
Kucho Giken Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuken Kogyo Co Ltd, Kucho Giken Kogyo Co Ltd filed Critical Kuken Kogyo Co Ltd
Priority to JP31057499A priority Critical patent/JP4375851B2/ja
Publication of JP2001133031A publication Critical patent/JP2001133031A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4375851B2 publication Critical patent/JP4375851B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Flow Control Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 騒音を吸収できると共に自ら騒音を発生せ
ず、空気調和における騒音の低減が図れる風量調整板及
びその製造方法を提供する。 【解決手段】 風量調整用の調整羽根3が所定角度折曲
可能に形成されると共に、調整羽根3を含む略板状体外
表面に吸音性素材製のシート4が配設され、略板状体が
外部に露出しないことにより、気流が調整羽根3縁部に
当っても風切り音等が発生しにくく、風量調整板1が原
因の騒音を小さくできると共に、上流側から伝播する騒
音を風量調整板1表面で吸音して下流側への伝播を防げ
ることとなり、騒音による悪影響を少なくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダクトや吹出口等
に送られる空気調和用気体の風量、又は吸込口から吸込
まれる空気調和対象空間内気体の風量を調整する風量調
整板、及び当該風量調整板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和対象空間である室内に調和空気
を吹出す吹出口や、吹出口に調和空気を供給するダク
ト、あるいは、室内から室内空気を吸込む吸込口などの
空気調和機器では、従来から、これらの機器に組合わせ
て風量調整板(プレートシャッター)を用いることが多
かった。このような従来の風量調整板の一例を図6及び
図7に示す。図6は従来の風量調整板の正面図、図7は
従来の風量調整板の調整羽根折曲状態説明図である。
【0003】前記各図において従来の風量調整板100
は、上流側の空気調和機器から送られた調和空気を吹出
口へ供給する円筒体のダクト110内の開口領域を覆う
略円形状の金属製略板状体で形成され、この略板状体に
一又は複数の所定のスリット部101が穿設され、この
スリット部101で区切られた前記略板状体の複数の所
定部分が所定角度に折曲可能な複数の調整羽根102と
される構成であり、前記ダクト110内に配設されて調
整羽根102の折曲げで開口領域の開口面積を調整可能
とするものである。なお、風量調整板100をなす略板
状体の外周複数箇所には、ダクト110に風量調整板を
取付けるための支持部103が形成されている。
【0004】上記した従来の風量調整板100において
は、調整羽根102を所定角度折曲げ、ダクト110内
部の開口面積を調整することで調和空気の通過量、すな
わち下流側へ向う調和空気の風量を調節する。全ての調
整羽根102が折曲げられていない全閉状態では、下流
側への調和空気の通過がほとんどなく、最小風量とな
る。この状態から風量を増やす場合には、必要に応じて
調整羽根102を所定角度まで折曲げ、開口領域の開放
部分を増やす。全ての調整羽根102が折曲げられると
全開状態となり、この時風量が最大となる。
【0005】この従来の風量調整板は、調整羽根102
を略板状体の所定部分の折曲げで形成していることによ
り、製造が容易でコストダウンを図れると共に、風量調
整も容易で複雑な操作が要らず、取扱性に優れる。ま
た、風量を決定する調整羽根102の形状や折曲げの向
きがスリット部101の穿設形状で自由に変えられ、設
置箇所や空気調和状況に応じたレイアウトが行え、汎用
性が高い。
【0006】また、上記と別の従来の風量調整板とし
て、上記従来の風量調整板100の裏側に消音部材を貼
設したものもあった。この従来の他の風量調整板は、上
流側から伝播する騒音を風量調整板裏側の消音部材で吸
音し、下流側への伝播を防いで下流側における騒音の低
減を図るものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の風量調整板は以
上のように構成されていたことから、調整羽根102付
近を調和空気の気流が通過する際に、調整羽根102の
縁で風切り音が発生し、これが騒音としてダクト110
を通じて下流側に悪影響を及ぼす場合があるという課題
を有していた。
【0008】また、調整羽根102を折曲げていない状
態では、スリット部101にもわずかに調和空気が流れ
るが、狭いスリット部101を気流が通過するため、騒
音が発生しやすく、前記同様下流側に悪影響を及ぼして
しまうという課題を有した。さらに、調整羽根102の
縁が露出しているため、スリット部101の加工後に何
の処理もなされていない場合、調整羽根102を調整す
る際に縁に指が触れるとケガをする可能性があるという
課題を有していた。
【0009】本発明は前記課題を解消するためになされ
たもので、騒音を吸収できると共に自ら騒音を発生せ
ず、空気調和における騒音の低減が図れ、且つ安全に操
作できる風量調整板、並びに当該風量調整板を効率よく
製造可能な製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る風量調整板
は、ダクト、吹出口、あるいは吸込口の開口領域を覆う
所定形状の略板状体で形成され、当該略板状体に一又は
複数の所定のスリット部が穿設され、当該スリット部で
区切られた前記略板状体の複数の所定部分が所定角度に
折曲可能な複数の調整羽根とされてなり、前記開口領域
に配設されて前記調整羽根の折曲げで開口領域の開口面
積を調整可能とする風量調整板において、前記略板状体
の外表面全体に吸音性素材層が配設されるものである。
このように本発明においては、調整羽根が所定角度折曲
可能に形成されると共に、調整羽根を含む略板状体外表
面に吸音性素材層が配設され、略板状体が外部に露出し
ないことにより、気流が調整羽根縁部に当っても風切り
音等が発生しにくく、風量調整板が原因の騒音を小さく
できると共に、上流側から伝播する騒音を風量調整板表
面で吸音して下流側への伝播を防げることとなり、騒音
による悪影響を少なくできる。また、調整羽根の操作時
に直接略板状体に触れることがなくなり、安全に操作で
きる。
【0011】また、本発明に係る風量調整板は必要に応
じて、前記吸音性素材層として、前記スリット部を含む
前記略板状体両面全体に貼設され、スリット部の幅方向
中間位置で各調整羽根を折曲可能に切断される吸音性素
材製のシートを備えるものである。このように本発明に
おいては、略板状体両面全体に吸音性素材製のシートが
配設され、シートが調整羽根端部をはみ出してスリット
部に達していることにより、風切り音や上流側から伝播
する騒音を抑えられると共に、調整羽根を折曲げていな
い場合にスリット部にもシートが存在することで気流が
各調整羽根間をほとんど通過できず、スリット部におけ
る風切り音そのものが発生しないこととなり、より一層
の騒音低減が図れる。
【0012】また、本発明に係る風量調整板は必要に応
じて、前記シートが、前記略板状体より大きい形状に形
成され、略板状体の外周縁から少なくとも所定幅はみ出
した状態として貼り合わされるものである。このように
本発明においては、略板状体の外周部分に対しシートが
略板状体をはみ出して貼設され、略板状体外周部分も外
部に露出させない状態としていることにより、気流が略
板状体外周部分外側の隙間を通る際に発生しやすい風切
り音等の騒音も抑えられる。
【0013】また、本発明に係る風量調整板は必要に応
じて、前記吸音性素材層として、前記略板状体外表面に
植毛が施されるものである。このように本発明において
は、調整羽根を含む略板状体全体の外表面に植毛を施
し、略板状体を外部に露出させないことにより、気流が
調整羽根に当る際に発生しやすい風切り音等の騒音を抑
えられると共に、上流側から伝播する騒音を調整羽根部
分で吸音して下流側への伝播を防げることとなり、騒音
による悪影響を低減できる。
【0014】また、本発明に係る風量調整板の製造方法
は、ダクト、吹出口、あるいは吸込口の開口領域をほぼ
覆える所定形状の略板状体に一又は複数の所定のスリッ
ト部を穿設し、当該スリット部で区切られた前記略板状
体の複数の所定部分を所定角度に折曲可能な複数の調整
羽根とする風量調整板の製造方法において、吸音性素材
製のシートを前記スリット部を含む前記略板状体両面全
体に貼設すると共に、各スリット部の幅方向中間位置で
貼り合わせたシートを切断するものである。このように
本発明においては、スリット部を穿設した略板状体の両
面に吸音性素材製のシートを貼付け、貼り合わせたシー
トを各スリット部の幅方向中間位置で切断し、各調整羽
根を折曲げ可能とすることにより、略板状体に対するス
リット部の打抜き、シート貼り合わせ、シート切断の各
工程が連続して行え、自動化しやすく、省力化が図れる
と共に、簡略な工程で略板状体外表面全てをシートで覆
った騒音の発生しにくい構造とすることができ、コスト
ダウンも図れる。また、シート切断も効率よく行え、余
分なシートの切断屑も出にくく、シートの無駄を抑えら
れる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態に係
る風量調整板を図1〜図3に基づいて説明する。この図
1は本実施の形態に係る風量調整板の正面図、図2は本
実施の形態に係る風量調整板の一部省略拡大断面図、図
3は本実施の形態に係る風量調整板における調整羽根の
折曲げ状態説明図である。
【0016】前記各図において本実施の形態に係る風量
調整板1は、ダクト10の開口領域をほぼ覆う略円形状
の金属製略板状体で形成され、この略板状体に円中心に
ついて対称をなす複数の所定形状のスリット部2が穿設
されると共に、このスリット部2を含む略板状体両面全
体に吸音性素材製のシート4が貼設され、このシート4
をスリット部2の幅方向中間位置で切断し、スリット部
2で区切られた略板状体の複数の所定部分がそれぞれ所
定角度に折曲可能な複数の調整羽根3とされる構成であ
る。なお、風量調整板1をなす略板状体の外周の四箇所
にはそれぞれ支持部5が形成されており、この支持部5
を介して風量調整板1がダクト10に取付けられる。
【0017】前記調整羽根3は、前記略板状体中心に対
し略放射状に複数配置され、各々独立して略板状体の他
の部分に対して折曲げてその傾斜角度を調整できる仕組
みである。また、シート4をスリット部2の幅方向中間
位置で切断していることから、略板状体における調整羽
根3の周囲を含む縁部分表面はシートで覆われた状態と
なっている。加えて、略板状体の外周部分においても、
シートが略板状体から所定幅はみ出して貼り合わされ、
略板状体外周部分を外部に露出させない状態としてい
る。
【0018】ここで、本実施形態に係る風量調整板の製
造方法について説明する。まず、ダクト10の開口領域
をほぼ覆うことが可能な所定形状に形成された略板状体
に対し、複数のスリット部2を打抜きにより穿設する。
スリット部2を打抜いた後、少なくとも略板状体より大
きい吸音性素材のシート4を、前記スリット部2を含む
略板状体両面全体に貼設すると共に、スリット部2の幅
方向中間位置、及び略板状体外周から所定幅離れた位置
でそれぞれシート4を切断する。略板状体のうち、スリ
ット部2で区切られ、シート4の切断で折曲可能とされ
た複数の所定部分がそれぞれ調整羽根3となる。
【0019】次に、前記構成に基づく風量調整板による
風量調整動作について説明する。前記従来の場合と同
様、各調整羽根3の折曲げでダクト10内の開口面積を
調節し、調和空気通過量、すなわち調和空気の風量を決
定する。風量を増やす場合には、調整羽根3を所定方向
に折曲げ、ダクト10内側の開口面積を大きくする。調
整羽根3を全て折曲げた状態(図2、図3参照)では、
ダクト10内の開口面積が最大の状態となり、調和空気
はほとんど抵抗を受けずにダクト10内を通って下流側
に向う。一方、風量を抑える場合は、調整羽根3を前記
の場合と逆向きに戻し、ダクト10内の開口面積を小さ
くして調和空気の通過量を減らす。
【0020】このように、本実施の形態に係る風量調整
板では、従来同様の調整羽根3を折曲げてダクト10内
の開口面積を調整して風量調整を行う仕組みに加え、調
整羽根3を含む略板状体全体を覆う吸音性素材製のシー
ト4を配設していることから、調和空気の気流が調整羽
根3間や調整羽根3とダクト10との間を通る際に発生
しやすい風切り音等の騒音を抑えられると共に、他の騒
音も調整羽根3表面のシート4で吸音できることとな
り、全体として騒音を大幅に低減できる。加えて、略板
状体全体がシート4で覆われ、調整羽根3の操作時に直
接略板状体に触れずに済むことから、ケガ等のおそれも
なく安全に調整羽根3を操作できる。
【0021】なお、前記実施の形態に係る風量調整板に
おいては、外表面に不織布や合成樹脂シート等の吸音性
素材のシート4をそれぞれ貼設して騒音発生の防止を図
る構成としているが、これに限らず、吸音性素材層とし
て風量調整板1をなす略板状体外表面に植毛を施した
り、略板状体外表面に合成樹脂材等を所定の厚みに塗布
したり、略板状体自体を吸音性素材で形成したりする構
成とすることもでき、前記実施形態同様に騒音発生を抑
えられる。
【0022】また、前記実施の形態に係る風量調整板に
おいては、ダクト10内に配設する構成としているが、
これに限らず、チャンバや風量調整装置等の空気調和機
器のネック部分や、前記空気調和機器と組合わせて用い
られる短管、スリーブなどに配設する構成とすることも
でき、いずれの配設状態でも適切な風量調整が行える。
さらに、調整羽根3の数も四つとしているが、これに限
らず、図4に示すように調整羽根3を二つとするなど、
風量調整の度合や空気調和の状況に合わせてスリット部
2の形状を変えて調整羽根3の数を適宜設定できる。
【0023】また、前記実施の形態に係る風量調整板に
おいては、円断面形状のダクト10に対応して円形状に
形成される構成としているが、これに限らず、ダクト1
0が方形状等の他の断面形状である場合にはこれに対応
する所定形状、例えば、図5に示すように矩形断面形状
に対応する矩形状に形成する構成とすることもでき、前
記同様騒音を大幅に低減しつつダクト10内の開口面積
を調整して風量調整を行える。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、調整羽根
が所定角度折曲可能に形成されると共に、調整羽根を含
む略板状体外表面に吸音性素材層が配設され、略板状体
が外部に露出しないことにより、気流が調整羽根縁部に
当っても風切り音等が発生しにくく、風量調整板が原因
の騒音を小さくできると共に、上流側から伝播する騒音
を風量調整板表面で吸音して下流側への伝播を防げるこ
ととなり、騒音による悪影響を少なくできるという効果
を奏する。また、調整羽根の操作時に直接略板状体に触
れることがなくなり、安全に操作できるという効果を有
する。
【0025】また、本発明によれば、略板状体両面全体
に吸音性素材製のシートが配設され、シートが調整羽根
端部をはみ出してスリット部に達していることにより、
風切り音や上流側から伝播する騒音を抑えられると共
に、調整羽根を折曲げていない場合にスリット部にもシ
ートが存在することで気流が各調整羽根間をほとんど通
過できず、スリット部における風切り音そのものが発生
しないこととなり、より一層の騒音低減が図れるという
効果を有する。
【0026】また、本発明によれば、略板状体の外周部
分に対しシートが略板状体をはみ出して貼設され、略板
状体外周部分も外部に露出させない状態としていること
により、気流が略板状体外周部分外側の隙間を通る際に
発生しやすい風切り音等の騒音も抑えられるという効果
を有する。また、本発明によれば、調整羽根を含む略板
状体全体の外表面に植毛を施し、略板状体を外部に露出
させないことにより、気流が調整羽根に当る際に発生し
やすい風切り音等の騒音を抑えられると共に、上流側か
ら伝播する騒音を調整羽根部分で吸音して下流側への伝
播を防げることとなり、騒音による悪影響を低減できる
という効果を有する。
【0027】また、本発明によれば、スリット部を穿設
した略板状体の両面に吸音性素材製のシートを貼付け、
貼り合わせたシートを各スリット部の幅方向中間位置で
切断し、各調整羽根を折曲げ可能とすることにより、略
板状体に対するスリット部の打抜き、シート貼り合わ
せ、シート切断の各工程が連続して行え、自動化しやす
く、省力化が図れると共に、簡略な工程で略板状体外表
面全てをシートで覆った騒音の発生しにくい構造とする
ことができ、コストダウンも図れるという効果を有す
る。また、シート切断も効率よく行え、余分なシートの
切断屑も出にくく、シートの無駄を抑えられるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る風量調整板の正面
図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る風量調整板の一部
省略拡大断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る風量調整板におけ
る調整羽根の折曲げ状態説明図である。
【図4】本発明の他の実施形態に係る風量調整板におけ
る調整羽根の折曲げ状態説明図である。
【図5】本発明の別の他の実施形態に係る風量調整板に
おける調整羽根の折曲げ状態説明図である。
【図6】従来の風量調整板の正面図である。
【図7】従来の風量調整板の調整羽根折曲状態説明図で
ある。
【符号の説明】
1、100 風量調整板 2、101 スリット部 3、102 調整羽根 4 シート 5、103 支持部 10、110 ダクト
フロントページの続き (72)発明者 古賀 孝弘 福岡県糸島郡志摩町大字小富士968 空調 技研工業株式会社内 (72)発明者 藤瀬 功次郎 福岡県糸島郡志摩町大字小富士968 空調 技研工業株式会社内 Fターム(参考) 3L081 AA03 AA08 AB02 BA06 BB06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダクト、吹出口、あるいは吸込口の開口
    領域を覆う所定形状の略板状体で形成され、当該略板状
    体に一又は複数の所定のスリット部が穿設され、当該ス
    リット部で区切られた前記略板状体の複数の所定部分が
    所定角度に折曲可能な複数の調整羽根とされてなり、前
    記開口領域に配設されて前記調整羽根の折曲げで開口領
    域の開口面積を調整可能とする風量調整板において、 前記略板状体の外表面全体に吸音性素材層が配設される
    ことを 特徴とする風量調整板。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の風量調整板におい
    て、 前記吸音性素材層として、前記スリット部を含む前記略
    板状体両面全体に貼設され、スリット部の幅方向中間位
    置で各調整羽根を折曲可能に切断される吸音性素材製の
    シートを備えることを特徴とする風量調整板。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載の風量調整板におい
    て、 前記シートが、前記略板状体より大きい形状に形成さ
    れ、略板状体の外周縁から少なくとも所定幅はみ出した
    状態として貼り合わされることを特徴とする風量調整
    板。
  4. 【請求項4】 前記請求項1に記載の風量調整板におい
    て、 前記吸音性素材層として、前記略板状体外表面に植毛が
    施されることを特徴とする風量調整板。
  5. 【請求項5】 ダクト、吹出口、あるいは吸込口の開口
    領域をほぼ覆える所定形状の略板状体に一又は複数の所
    定のスリット部を穿設し、当該スリット部で区切られた
    前記略板状体の複数の所定部分を所定角度に折曲可能な
    複数の調整羽根とする風量調整板の製造方法において、 吸音性素材製のシートを前記スリット部を含む前記略板
    状体両面全体に貼設すると共に、各スリット部の幅方向
    中間位置で貼り合わせたシートを切断することを特徴と
    する風量調整板の製造方法。
JP31057499A 1999-11-01 1999-11-01 風量調整板及びその製造方法 Expired - Fee Related JP4375851B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31057499A JP4375851B2 (ja) 1999-11-01 1999-11-01 風量調整板及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31057499A JP4375851B2 (ja) 1999-11-01 1999-11-01 風量調整板及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001133031A true JP2001133031A (ja) 2001-05-18
JP4375851B2 JP4375851B2 (ja) 2009-12-02

Family

ID=18006884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31057499A Expired - Fee Related JP4375851B2 (ja) 1999-11-01 1999-11-01 風量調整板及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4375851B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007240065A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 Kyoritsu Air Tech Inc 風量調整ユニット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007240065A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 Kyoritsu Air Tech Inc 風量調整ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP4375851B2 (ja) 2009-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5615360B2 (ja) 空気調和機
JP5083918B2 (ja) 熱風による霜処理機能を具備する吸音処理被覆材
US6370907B1 (en) Air conditioner
JP2010507525A (ja) 航空機エアパイプライン、特に航空機空調システム用音波吸収装置
US5663535A (en) Sound attenuator for HVAC systems
JP2014062465A (ja) クロスフローファン及びこれを備える空気調和装置
JP5029593B2 (ja) ブロワ装置
JP2001133031A (ja) 風量調整板及びその製造方法
JP2995768B2 (ja) 空調ダクト
JP6448264B2 (ja) 空調設備用の吹き出し装置及び吸込み装置
JP2000074471A (ja) エアダクト用消音器
JP2001090689A (ja) ファン機構及びファン機構を備えた空調室内機
KR101979378B1 (ko) 스플리터 및 이를 포함하는 소음기
JP2005307895A (ja) 空調消音システム
JP2005090789A (ja) ダクトファン
JP2000111111A (ja) フード
JP2005003218A (ja) 低騒音空気調和機の消音チャンバー
WO2022013280A1 (en) Sound-reducing panel for an axial fan apparatus
JPH0612442Y2 (ja) 空気調和機
US6565429B1 (en) Supply air terminal
JP2004301398A (ja) 空気調和機
JP2014157013A (ja) 空気調和機
JP2017122559A (ja) コーナーベーンおよびコーナーベーンを用いた消音器
JPH03122447A (ja) ダクト装置
JPH0618083A (ja) 空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090526

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090722

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090901

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090908

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4375851

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120918

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120918

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150918

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees