JP2001126791A - カードエッジコネクタ - Google Patents

カードエッジコネクタ

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JP2001126791A
JP2001126791A JP30471699A JP30471699A JP2001126791A JP 2001126791 A JP2001126791 A JP 2001126791A JP 30471699 A JP30471699 A JP 30471699A JP 30471699 A JP30471699 A JP 30471699A JP 2001126791 A JP2001126791 A JP 2001126791A
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JP
Japan
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contact
card edge
edge connector
connector
daughter board
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JP30471699A
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English (en)
Inventor
Masanaga Yoshida
正永 吉田
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NEC Gunma Ltd
Original Assignee
NEC Gunma Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクトコンタクト上の1の接点がドータボ
ードと接触不良であるときにも、残るコネクトコンタク
ト上の1の接点がドータボードと電気的に接触し、良好
な接触信頼性を保つことができるカードエッジコネクタ
を提供することを目的とする。 【解決手段】 一のコネクトコンタクト1に形成された
第一接点2と第二接点3とを形成し、互いに独立に弾性
変形して電気信号を伝達する。このとき、信号端子9上
に異物8が介在して第一接点2が接触不良を起した場合
でも、第二接点3が確実に電気的に接触する。したがっ
て、良好な接触信頼性を得ることができるカードエッジ
コネクタを提供することを可能にし、さらに埃の多い場
所での使用にも耐えられるカードエッジコネクタを提供
することを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マザーボードと
ドータボード上の信号端子を電気的に接続するためのカ
ードエッジコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカードエッジコネクタを図5に示
す。図5は、従来のカードエッジコネクタの断面図であ
る。従来のカードエッジコネクタは、ドータボード7と
マザーボード6とが垂直の位置関係で挿入される態様で
筐体4を配置する。コネクタコンタクト1は、前記ドー
タボード7の表裏に配された信号端子9の両面を挟む一
対の態様でマザーボード6に装着される。また、コネク
タコンタクト1の下端部は、電気信号を伝達する端末を
形成し、マザーボード6を貫通して、半田5により固定
される。コネクトコンタクト1の形状を図6に示す。図
6は、図5のカードエッジコネクタに内装された一のコ
ネクトコンタクトの斜視図である。コネクトコンタクト
1は、信号端子9と電気的に接触させるための第一接点
2を有する。
【0003】この構造では、ドータボード7上の信号端
子9との接点が一のコネクトコンタクトに一点しか有し
ない。このために、電気的な接触面積が小さく、信号端
子9とコネクトコンタクト1の良好な電気的接触を得る
ことができない。かかる問題を解消することを目的とし
て実開昭61−153980号には、ダブル接点構造な
るカードエッジコネクタが開示されている。実開昭61
−153980号によると、カードエッジコネクタのコ
ンタクトを第1接点及び第2接点を有するダブル接点構
造にすることにより、カードエッジコネクタの耐摩耗性
が向上し、ドータボードの繰り返しの挿入を実施して
も、良好な接続を保ち得る技術が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上の実開昭
61−153980号に開示されたカードエッジコネク
タでは、1の接点がドータボードに付着した異物に乗り
上げ、接触不良を起こした場合に、残る1の接点も追動
して双方の接点が接触不良を起こすことがあった。これ
は、コネクトコンタクト上の2の接点が、一体で変形を
行う構造を取るためである。
【0005】本発明は以上の従来技術における問題に鑑
みてなされたものであって、コネクトコンタクト上の1
の接点がドータボードと接触不良であるときにも、残る
コネクトコンタクト上の1の接点がドータボードと電気
的に接触し、良好な接触信頼性を保つことができるカー
ドエッジコネクタを提供することを目的とする。さら
に、埃の多い場所での使用にも耐えられるカードエッジ
コネクタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本出
願第1の発明は、マザーボード上に実装され、ドータボ
ードが前記マザーボードに対して垂直の位置関係で挿入
される筐体を備え、前記筐体内でマザーボードとドータ
ボード上の信号端子の間に入って両者を電気的に相互接
続する一対のコネクタコンタクトを具備するカードエッ
ジコネクタにおいて、一対のコネクタコンタクトの少な
くとも一のコネクタコンタクトがドータボード上の同一
信号端子面に第一接点及び第二接点を有するとともに、
第一接点と信号端子とが電気的に接触不良であるとき
に、第二接点と信号端子とが電気的に接続されることを
特徴とする。
【0007】したがって本出願第1の発明のカードエッ
ジコネクタによれば、第一接点が接触不良であるときで
も第二接点が接触するために、第一接点と信号端子の間
に異物が介在しても良好な接触信頼性を保つことができ
る。
【0008】また本出願第2の発明は、本出願第1の発
明のカードエッジコネクタにおいて、前記第一接点およ
び前記第二接点は、少なくとも一の接点からなることを
特徴とする。
【0009】したがって本出願第2の発明のカードエッ
ジコネクタによれば、接点を多く備えるために、さらに
良好な接触信頼性を保つことができる利点がある。
【0010】また本出願第3の発明は、本出願第1の発
明又は本出願第2の発明のカードエッジコネクタにおい
て、前記第一接点及び前記第二接点は、互いに独立して
弾性変形する態様で、信号端子と接触することを特徴と
する。
【0011】したがって本出願第3の発明のカードエッ
ジコネクタによれば、前記第一接点及び前記第二接点
は、互いに独立して弾性変形するので第一接点に異物が
介在してドータボードから浮いてしまっても、第一接点
のみが独立して弾性変形を行うために第二接点が独立し
てドータボードと接触し、良好な接触信頼性を保つこと
ができる利点がある。
【0012】また本出願第4の発明は、本出願第1乃至
本出願第3のいずれか一に記載の発明のカードエッジコ
ネクタにおいて、前記第二接点は、筐体内の裏面によっ
て支持されることを特徴とする。
【0013】したがって本出願第4の発明のカードエッ
ジコネクタによれば、第二接点が筐体内の裏面によって
支持されるために、第二接点が第一接点の変形に追動し
ないで、確実に信号端子と接触させることが可能とな
る。
【0014】また本出願第5の発明は、本出願第1乃至
本出願第4のいずれか一に記載の発明のカードエッジコ
ネクタにおいて、前記第二接点は、ドータボードが挿入
される際に前記第一接点が接触した後に接触することを
特徴とする。
【0015】したがって本出願第5の発明のカードエッ
ジコネクタによれば、ドータボードの挿入時に表面に付
着した異物が第一接点と接触して異物が取り除かれ、そ
の取り除かれた面に、第二接点が接触するために、確実
にドータボードと第二接点とが接触する利点がある。
【0016】また本出願第6の発明は、本出願第1乃至
本出願第5のいずれか一に記載のカードエッジコネクタ
において、前記第一接点および前記第二接点は、一のコ
ネクタコンタクトと一体に形成されることを特徴とす
る。
【0017】したがって本出願第6の発明のカードエッ
ジコネクタによれば、前記第一接点および前記第二接点
は、一のコネクタコンタクトから形成されるので、カー
ドエッジコネクタを従来と同サイズにできる利点があ
る。
【0018】
【本発明の実施形態】以下に本発明の一実施の形態のカ
ードエッジコネクタにつき図面を参照して説明する。
【0019】実施の形態1 図1は本発明の一実施の形態のカードエッジコネクタに
備えられたコネクタコンタクトの斜視図である。図1に
示すように、コネクトコンタクト1は、従来の第一接点
に加えて、第二接点を有している。第二接点は、一枚の
コネクトコンタクトの一部を切断し、折り曲げらること
によって形成されている。
【0020】図2は、図1で示したコネクタコンタクト
1を備えた本発明の一実施の形態のカードエッジコネク
タの断面図である。図2に示す様に、カードエッジコネ
クタは、ドータボード7とマザーボード6とが垂直の位
置関係で挿入される態様で筐体4を配置する。コネクタ
コンタクト1は、前記ドータボード7の表裏に配された
信号端子9の両面を挟む一対の態様でマザーボード6に
装着される。また、コネクタコンタクト1の下端部は、
電気信号を伝達する端末を形成し、マザーボード6を貫
通して、半田5により固定される。カードエッジコネク
タは、ドータボード7と第一接点2と第二接点3との2
箇所で接触している態様であり、加えて、第二接点3
は、端部を筐体4の裏面によって支持されている。
【0021】また、図1と図2に示すように、第二接点
3とドータボード7上の信号端子9とが接触する領域
は、ドータボード7を一対のコネクトコンタクト1の間
に挿入するときに、第一接点が接触した領域である。す
なわち、第一接点2で除去できる異物は第二接点3と接
触する前に、第一接点で除去することが可能である。さ
らに、ドータボード7上の信号端子9に除去できない異
物によって、第一接点2が接触不良を起こした場合を図
3に示す。
【0022】図3は、図2で示した本発明の一実施の形
態において、第一接点が接触不良を起こした場合のカー
ドエッジコネクタの断面図である。異物8が、第一接点
2とドータボード7上の信号端子9との間に介在して第
一接点2が接触不良を起している。このとき、本発明の
一実施の形態では、第一接点2が異物8に乗り上げて接
触不良を起した場合でも、第一接点のみが独立に変形す
ることによって、筐体4に支持された第二接点3が、信
号端子9と接触し、電気的に接触している。この様に、
本発明の態様は、埃の多い場所での使用にも耐えること
が可能である。
【0023】実施の形態2 図4は本発明の他の実施の形態のカードエッジコネクタ
に備えられたコネクタコンタクトの斜視図である。図4
に示す様に第二接点3は、一枚のコネクタコンタクト1
の両縁の一部を切断し、折り曲げることによって形成さ
れている。本態様では、接点を多く備えることによっ
て、さらに良好な接触信頼性を保つことができる。実施
の形態1及び実施の形態2では、1枚のコネクトコンタ
クトより第一接点2及び第二接点3を形成しているが、
それぞれ異なるコネクトコンタクトから形成しても、同
様な効果が得られるのは明らかである。しかし、一のコ
ネクトコンタクトより第一接点2及び第二接点3を形成
することにより、カードエッジコネクタを従来と同サイ
ズにできる利点がある。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、一のコネクトコンタク
トに形成された第一接点と第二接点とが独立に弾性変形
することによって、電気信号を伝達する。このとき、信
号端子上に異物が介在して一の接点が接触不良を起した
場合でも、他の接点が確実に電気的に接触する。したが
って、良好な接触信頼性を得ることができるカードエッ
ジコネクタを提供し、さらに埃の多い場所での使用にも
耐えられるカードエッジコネクタを提供することを可能
とする。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1のコネクタコンタクト
の斜視図
【図2】 本発明の実施の形態1の断面図
【図3】 本発明の実施の形態1の断面図
【図4】 本発明の実施の形態2の断面図
【図5】 従来の実施の形態の断面図
【図6】 従来の実施の形態のコネクタコンタクトの斜
視図
【符号の説明】
1 コネクタコンタクト 2 第一接点 3 第二接点 4 筐体 5 半田 6 マザーボード 7 ドータボード 8 異物 9 信号端子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マザーボード上に実装され、ドータボー
    ドが前記マザーボードに対して垂直の位置関係で挿入さ
    れる筐体を備え、前記筐体内でマザーボードとドータボ
    ード上の信号端子の間に入って両者を電気的に相互接続
    する一対のコネクタコンタクトを具備するカードエッジ
    コネクタにおいて、一対のコネクタコンタクトの少なく
    とも一のコネクタコンタクトがドータボード上の同一信
    号端子面に第一接点及び第二接点を有するとともに、第
    一接点と信号端子とが電気的に接触不良であるときに、
    第二接点と信号端子とが電気的に接続されることを特徴
    とするカードエッジコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記第一接点および前記第二接点は、少
    なくとも一の接点からなることを特徴とする請求項1に
    記載のカードエッジコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記第一接点及び前記第二接点は、互い
    に独立して弾性変形する態様で、信号端子と接触するこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれか一に記
    載のカードエッジコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記第二接点は、筐体内の裏面によって
    支持されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のい
    ずれか一に記載のカードエッジコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記第二接点は、ドータボードが挿入さ
    れる際に前記第一接点が接触した後に接触することを特
    徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一に記載のカ
    ードエッジコネクタ。
  6. 【請求項6】 前記第一接点および前記第二接点は、一
    のコネクタコンタクトと一体に形成されることを特徴と
    する請求項1乃至請求項5のいずれか一に記載のカード
    エッジコネクタ。
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Cited By (6)

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