JP2001125970A - 電子伝言板および電子伝言板システム、並びに情報伝達方法 - Google Patents

電子伝言板および電子伝言板システム、並びに情報伝達方法

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JP2001125970A
JP2001125970A JP30674399A JP30674399A JP2001125970A JP 2001125970 A JP2001125970 A JP 2001125970A JP 30674399 A JP30674399 A JP 30674399A JP 30674399 A JP30674399 A JP 30674399A JP 2001125970 A JP2001125970 A JP 2001125970A
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Yoshihiro Hara
吉宏 原
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Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭内で使用されるのに適した、各個人毎に
整理して伝言内容を表示できる電子伝言板を提供する。 【解決手段】 「伝言情報を上記伝言の宛名別に整理す
る整理手段」と「整理手段によって整理された伝言情報
を上記表示部に表示する第1表示手段」とを備えた電子
伝言板。この伝言板とサーバとを組み合わせて、外部か
らの伝言をサーバで受信できる電子伝言板システムとす
ることもできる。かかるシステムでは、複数の宛名につ
いて各宛名を識別する宛名識別データをそれぞれ設定
し、各宛名に対して送る情報に当該宛名に対応する宛名
識別データを含ませ、当該情報をその宛名の如何に拘わ
らず1つのアドレスに対応する1つの記憶部に送信して
記憶し、当該記憶部に記憶された情報を宛名識別データ
に基いて振り分けて、振り分けられた情報を宛名毎に区
分して表示することが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭内で使用する
のに適した使用者限定電子伝言板および電子伝言板シス
テム、並びにそのようなシステムに使用するのに好適な
情報伝達方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】駅等
の公共の場において利用できる電子伝言板システムが特
開平10-222560号公報に開示されているが、家庭内で使
用する電子伝言板システムは知られていない。家庭内で
使用する伝言板の場合、これを使用する者の範囲は家族
に限られるので、各個人毎に整理して伝言内容を表示で
きれば都合がよい。さらには、近年一家庭においても各
自が別々に携帯電話機を所有するなど、家庭内における
プライバシーも尊重されるようになっているので、家庭
内電子伝言板においても、家族全員が自由に見ることが
できる伝言と、特定の者だけが見ることのできる伝言と
を区別して表示できる家庭内電子伝言板を提供すること
を望まれている。
【0003】上記特開平10-222560号公報に開示された
電子伝言板システムでは、第三者には見られたくないメ
ッセージを伝言する場合にパスワードが利用されてい
る。しかしながら、パスワードを利用するシステムで
は、パスワードを忘れてしまうと自分宛の伝言内容を見
ることができなくなるとか、簡単なパスワードでは第三
者に伝言内容を見られてしまうという問題がある。
【0004】上記事情に鑑みて、本発明は、家庭内で使
用され、各個人毎に整理して伝言内容を表示できる家庭
内電子伝言板を提供するものである。また、公共の場で
はなく家庭内で使用されるという特別の条件を有効に利
用して、パスワード等の忘れてしまう可能性のある情報
を用いることなく、特定の者だけが見ることのできる伝
言情報を表示することができる家庭内電子伝言板を提供
するものである。勿論、家族全員が自由に見ることので
きる伝言情報も併せて表示することができる。さらに、
本発明の電子伝言板は、家庭内で使用する場合だけでな
く、特定の組織やグループ等に所属する、予め登録され
た者のみが利用できる使用者限定の電子伝言板とするこ
ともできる。
【0005】
【課題を解決するための手段・作用・効果】本発明の電子
伝言板は、「入力された伝言情報を記憶する第1記憶
部」と「伝言情報を表示する表示部」とを備えている。
そしてさらに、「伝言情報を上記伝言の宛名別に整理す
る整理手段」と「整理手段によって整理された伝言情報
を上記表示部に表示する第1表示手段」とを備えてい
る。
【0006】この電子伝言板は、特定の者のみが利用で
きる使用者限定の電子伝言板であり、特に家庭において
使用するのに適している。上記構成の伝言板において
は、構成員(家庭で使用する場合には、家族)のそれぞれ
に対してランダムに入力された伝言内容は、伝言板側で
各個人別に整理して表示部に表示される。つまり、伝言
入力者は、伝言入力時に宛名情報を併せて入力しておく
だけでよく、伝言内容は自動的に整理されて表示部上に
区分表示されるので、伝言板の表示が非常に見やすいも
のとなる。
【0007】本発明の電子伝言板においては、「特定の
宛名についての伝言情報のみが上記表示部に表示される
個人表示状態と、複数人の宛名についての伝言情報が一
括表示される複数人表示状態と、を切り換える切換手
段」と「切換手段により個人表示状態に切り換えられた
とき、上記第1記憶部に記憶された伝言情報のなかから
当該個人宛の情報だけを選別する選別手段」と「選別手
段により選別された情報を上記表示部に表示する第2表
示手段」と「切換手段により複数人表示状態に切り換え
られたとき、上記第1記憶部に記憶された伝言情報を伝
言の宛名別に振り分ける振分手段」と「振分手段によっ
て振り分けられた情報を各宛名別に上記表示部に一括表
示する第3表示手段」とをさらに備えることが好まし
い。
【0008】かかる構成を採用した場合には、構成員全
員についての伝言内容が一括表示される状態と、特定の
個人についての伝言内容だけが表示される状態と、を適
宜切り換えることができるので好都合である。
【0009】本発明の電子伝言板においては、上記伝言
情報に公開の可否についての情報をさらに含ませてもよ
い。この場合には、上記第1〜3表示手段のそれぞれ
は、公開可の情報についてはその内容を上記表示部に表
示するとともに、公開否の情報についてはその件数を上
記表示部に表示する。そして、当該伝言板は、「公開否
の情報の公開が要求されたときに、当該公開を要求した
者と当該情報の宛名人とが同一人物であるか否かを判定
する本人認識手段」と「本人認識手段により公開要求者
が本人であると判定された場合にのみ、公開否の情報を
表示部に表示する第4表示手段」とをさらに備える。
【0010】かかる構成を採用した場合には、伝言板上
に公開可の情報と公開否の情報とが区別して宛名毎に表
示される。公開可の情報については誰でも見ることがで
きるが、公開否の情報については、本人(当該情報の宛
名人)のみがそれを見ることができる。そして、本人で
あるか否かの判定は、本人がパスワードを入力するので
はなく、伝言板の本人認識手段がこれを行う。したがっ
て、ユーザーである構成員の個々人は、自分宛の非公開
情報を見るためにパスワード等の何らかの情報を記憶し
ておくという必要はない。したがって、パスワードを忘
れてしまうとか、簡単なパスワードでは第三者に見られ
てしまうといった不都合が生じることはなく、本人だけ
が確実に非公開情報を見ることができる。また、非公開
情報を伝言する場合に、公開の可否を設定するだけでよ
く、パスワードを入力する等の煩雑な手続も必要ではな
い。
【0011】本人認識手段は、音声情報や指紋情報で本
人を認識するものが好ましい。例えば、音声情報を利用
する場合には、本人認識手段は、「所定の発声メッセー
ジを表示する、発声メッセージ表示手段」と「発声メッ
セージに応じて入力された上記公開要求者の音声を音声
コードに変換する、音声コード変換手段」と「音声コー
ド変換手段によって変換された音声コードと、予め登録
された上記宛名人の音声コードと、を比較する、音声コ
ード比較手段」と「上記両音声コードが一致する場合に
は上記公開要求者と上記宛名人とが同一人物であると判
定し、一致しない場合には上記公開要求者と上記宛名人
とが同一人物ではないと判定する、判定手段」とを備え
ることが好ましい。指紋情報を利用する場合には、本人
認識手段は、「伝言板上に配置したエリアセンサ」と
「当該エリアセンサで読み取った指紋情報と、予め登録
された上記宛名人の指紋情報と、を比較する、指紋情報
比較手段」と「上記両指紋情報が一致する場合には上記
公開要求者と上記宛名人とが同一人物であると判定し、
一致しない場合には上記公開要求者と上記宛名人とが同
一人物ではないと判定する、判定手段」とを備えること
が好ましい。
【0012】さらに本発明により、上述の電子伝言板
と、当該伝言板に接続されたサーバ(家庭で使用する場
合には、ホームサーバ)と、を備える電子伝言板システ
ムが提供される。サーバは、「屋外から送信された上記
伝言情報を記憶する第2記憶部」を備える。そして、電
子伝言板は、「第2記憶部に記憶された情報を読み込ん
で上記第1記憶部に記憶する作業を所定間隔で行う第1
読込手段」をさらに備える。ここで、所定間隔とは、予
め定めた時間(例えば、10分)毎に自動的にサーバと伝言
板とが交信する場合や、サーバに伝言情報が着信する都
度にサーバと伝言板とが交信する場合等が考えられる。
かかる伝言板システムにおいては、伝言板に対して屋外
からも伝言を入力することができる。
【0013】本発明の電子伝言板システムにおいては、
上記構成に代えて、サーバが「屋外から送信された上記
伝言情報を宛名別に別々の記憶領域に記憶する第3記憶
部」を備え、電子伝言板が「第3記憶部の各記憶領域に
記憶された情報を順次読み込んで上記第1記憶部に記憶
する作業を所定間隔で行う第2読込手段」をさらに備え
ることとしてもよい。ここでの所定間隔についても、上
記と同様に考えることができる。
【0014】さらに本発明により、複数の宛名に対し
て、各宛名毎に情報を伝達する方法が提供される。この
方法は、「複数の宛名について、各宛名を識別する宛名
識別データをそれぞれ設定」し、「上記各宛名に対して
送る情報に当該宛名に対応する宛名識別データを含ま
せ」て、「当該情報をその宛名の如何に拘わらず、1つ
のアドレスに対応する1つの記憶部に送信して記憶」
し、「当該記憶部に記憶された情報を宛名識別データに
基いて振り分け」て、「振り分けられた情報を宛名毎に
区分して表示する」ものである。
【0015】上記のようなデータ構造の情報を用いて情
報伝達を行うと、複数の宛名人に対して1つのアドレス
で対応することができ、システム構成が簡単になる他、
当該1つのアドレスに対応する構成員の追加変更にも簡
単に対応できる。このような情報伝達方法は、上記の伝
言板システムにおいてだけではなく、例えば、家族また
は団体が使用する電子メールの分野等において広く利用
できるものである。そして、複数の構成員に対して1つ
のアドレスで対応できるということは、プロバイダ等と
の契約も1つで足りるというメリットがある。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を添付の図面を
参照して以下に詳細に説明する。図1は、本発明に係る
家庭内電子伝言板1の一例を示す外観図である。伝言板
1は、薄型の壁掛けタイプのものであって、後述するホ
ームサーバに接続されている。
【0017】p1は伝言メッセージ表示部であり、図1
の状態では、[母宛てメッセージ]のみが表示されてい
る。p2はメニュー選択部であり、ユーザーは、画面を
タッチすることで、伝言板の機能メニューを選択するこ
とができる。p3は、手書入力部である。p4は、マイ
ク等を含む音声入力部であり、伝言を音声入力する場合
や、本人認識部a7(図2)が本人認識を行う場合に利用
される。後述するように、伝言板1は、ネットワークを
通じてホームサーバに送られた情報を表示することもで
きるし、手書入力部p3や音声入力部p4から直接入力
された情報を表示することもできる。
【0018】図2は、本発明による電子伝言板システム
の一例を示すシステム構成図である。図2中の電子伝言
板aとして、図1の伝言板1を採用することも勿論可能
であるが、それに限られるものではない。入力部a3か
ら入力された情報や、ホームサーバbからの情報は、演
算処理部a4で処理されて、表示部a2に表示される。
なお、伝言板aは、インターフェースa6を介してホー
ムサーバbと接続されている。入力部a3は、図1の伝
言板1においては、メニュー選択部p2、手書入力部p
3、および音声入力部p4がこれに対応している。ま
た、表示部2aは、図1の伝言板1においては、伝言メ
ッセージ表示部p1がこれに対応している。
【0019】本実施形態においては、表示部2aとし
て、メモリ機能を有する液晶(例えば、カイラルマネテ
ィック液晶)を使用している。かかる液晶は、一度表示
状態を記憶させれば、電圧印加を停止してもその表示状
態が保持されるので、電力消費が非常に小さく、常にデ
ータを表示しておく必要のある電子伝言板に特に適した
ものである。
【0020】伝言板メモリ部a5は、データ保存用メモ
リおよび表示用メモリの2つのメモリ部から構成されて
いる。データ保存用メモリ(第1記憶部)には、入力部a
3から入力された伝言情報や、ホームサーバbから読み
込んだ伝言情報が記憶される。ホームサーバbから情報
を読み込んだ場合、その情報と以前に読み込んだ情報と
を比較して、その情報が新たに入力されたものであるか
否かが判定される。表示用メモリとしては、VRAM(V
ideo Ram)を使用している。VRAMに表示用データが
書き込まれると、その内容が表示部a2に表示される。
なお、表示部2aとして上記のメモリ機能を有するカイ
ラルマネティック液晶を使用しているので、表示用メモ
リを省略することも可能である。しかし、本実施形態に
おいては、処理を簡単にするためにVRAMを採用して
いる。
【0021】本人認識部a7は、図1に示した音声入力
部p4から入力した音声データを所定のアルゴリズムで
コード変換し、それを予め登録した音声データと比較す
ることで、本人であるか否かを判定する。上記各部の動
作は、電子伝言板制御部a1により制御される。
【0022】ホームサーバbは、外部(屋外)から送られ
てきた信号(伝言や映像)を受信して、当該信号を所定時
間蓄積し管理する。伝言情報は、伝言板aに送られて表
示される。
【0023】ホームサーバb内には、映像信号メモリ部
b2および伝言情報メモリ部b3の2つのメモリ部があ
る。外部から送られてきた映像信号は、外部インターフ
ェースb5を介して取り込まれて、映像信号メモリ部b
2に記憶される。同様に、外部から送られてきた伝言情
報は、外部インターフェースb4を介して取り込まれ
て、伝言情報メモリ部b3(第2記憶部)に記憶される。
以上の一連の処理は、ホームサーバ制御部b1によって
制御されている。また、ホームサーバbは、インターフ
ェースb6を介して、伝言板aと接続されている。さら
に、ホームサーバbは、デジタルテレビb9との接続用
インターフェースb7、およびプリンタb10との接続用
インターフェースb8を備える。
【0024】以下に、本発明の電子伝言板システムの動
作の一例をフローチャートを用いて説明する。この例で
は、伝言板1が自動的に所定時間間隔(例えば、10分)で
ホームサーバと交信を行って伝言板上の伝言内容を自動
更新するとともに、ユーザー(家族)が手書入力で適宜伝
言内容を更新することができる。伝言板とホームサーバ
とが所定時間間隔で自動的に交信することとするメリッ
トは、電子伝言板内だけで制御を完結できることであ
る。新たな伝言情報に対する即応性を重視するならば、
ホームサーバに新たな伝言情報が送られた時、それに応
答して伝言板とホームサーバとが交信することが望まし
い。しかし、そのようなシステムでは、ホームサーバを
も制御対象として含めることが必要となり、制御が複雑
となってしまう。
【0025】まず、図3のフローチャートを説明する。
電子伝言板の電源がオンされると、起動処理を行った
後、スタンバイ状態で割込を待つ(S1→2)。起動処理
(S1)では、自動的に所定時間間隔で伝言板とホームサ
ーバとが交信するタイマー割込(S7)と、ユーザである
家族の伝言板上でのタッチ操作によるタッチ操作割込
(S8)と、の2つの割込を設定する。なお、本実施例で
は、伝言板の表示部にはメモリ機能付き液晶が採用され
ており、表示データを更新する時以外には、殆ど電力を
消費しないスタンバイ状態とすることが可能である。
【0026】割込が入ると、それがタイマー割込である
のかタッチ操作割込であるのかを判断して(S3)、それ
ぞれの処理を行う(S4またはS5)。各処理が終了する
と、処理後の最新データを伝言板に表示して(S6)、ス
タンバイ状態に戻る(S2)。
【0027】図4は、タイマー割込処理(s5)のサブル
ーチンを示すフローチャートである。所定時間毎のタイ
マー割込がかかると、伝言板とホームサーバとの交信が
開始され(S11)、伝言板1がホームサーバの伝言情報メ
モリ部b3(第2記憶部)から伝言情報を読み込んで、伝
言板1のデータ保存メモリ(第1記憶部)に記憶する(S1
2、第1読込手段)。そして、ホームサーバ内の伝言情報
が以前の情報に対して更新されていたか否かを判断する
(S13)。ホームサーバ内で伝言情報が更新されていない
場合には、伝言板上の表示を更新することなくリターン
する。伝言情報が更新されている場合には、更新された
データを分析して処理する。1個1個のデータのフォー
マットは、図12に示したように、「宛先アドレス」、
「非公開フラグ」、「宛名データ」、「発信者デー
タ」、「伝言メッセージ」で構成されている。S14では
各データフォーマットのそれぞれを分解し、S15では誰
宛の伝言情報であるのかを分析し、その後以下に説明す
るように、各人宛の伝言データの処理を行う。
【0028】S16においては、図12に示した「非公開フ
ラグ」の有無を確認することで、その情報が公開可能な
ものであるか否かを判断する。公開否であればS21に進
んで、非公開情報カウンタをカウントアップする(すな
わち、図14の例では[太郎宛メッセージ]における「★非
公開メッセージ:2件」の表示が2件から3件へとカウ
ントアップされる)。公開可であればS17に進んで、そ
のデータを実際に表示部p1(図1)に表示するためのデ
ータ変換を行う。
【0029】各人宛の伝言データが以上のように処理さ
れると、S18においては、処理後のデータを各宛名別に
整理し(整理手段)、伝言板メモリ部a5内のデータ保存
メモリおよび表示用メモリに記憶する(S19→20)。表示
用メモリ内にデータが記憶されることにより、公開可の
情報についてはその内容が、公開否の内容についてはそ
の件数が、それぞれ伝言板の表示部p1(図1)に表示さ
れる(第1表示手段)。図13および図14に、表示部p1に
表示される≪家族全員メッセージ(家族表示、つまり複
数人表示)≫および≪個人メッセージ(個人表示)≫の例
を示している。両表示の切換えは、メニュー選択部p2
の<表示方法切換>をタッチすることで行う(図1)。な
お、図14の≪個人メッセージ≫表示では、2件の非公開
メッセージについて、いずれの情報の公開を要求するの
かを表示部p1上でのパネルタッチで選択することがで
きるようにリスト表示を行っている。
【0030】図5は、タッチ操作割込処理(s4)のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。タッチ操作によ
る割込には、「伝言入力処理(sa33)」、「表示切換処
理(sa35」、「非公開メッセージ処理(sa36)」の3
つがある。「伝言入力処理」は伝言メッセージを入力す
るものであり、「表示切換処理」は伝言メッセージの表
示方法を切り換えるものであり、「非公開メッセージ処
理」は個人宛の非公開メッセージを表示するものであ
る。
【0031】sa31では、メニュー選択部p2を構成す
るタッチパネル上のどの位置が操作されたのかによって
割込内容を判断する。「伝言入力処理」であればsa32
→33と進み、「表示切換処理」であればsa32→34→35
と進み、「非公開メッセージ処理」であればsa32→34
→36と進む。各割込処理を行った後、リターンする。
【0032】伝言入力処理(sa33)のサブルーチンを図
6のフローチャートに沿って説明する。まず、sb31に
おいて、入力モードの選択を行う。本実施形態では、伝
言メッセージを「手書」または「音声」のいずれで入力
するのかを選択する。選択は、タッチパネルの操作や別
途設けた選択ボタン(図示せず)を操作することで行う。
sb32においては、いずれの入力モードが選択されたの
かを判断し、音声入力の場合にはsb33へ、手書入力の
場合にはsb51へ、それぞれ進む。
【0033】音声入力の場合には、音声入力部p4(図
1)に対して音声で伝言メッセージを入力する。まず、
誰宛のメッセージであるのかを音声入力すると、音声が
文字に変換され、その宛名が表示部p1に表示される
(sb33→34→35)。正しい宛名が表示されるまでsb33
〜36のループを繰り返した後、sb37に進んで、伝言メ
ッセージの入力を行う。メッセージを音声入力すると、
音声が文字に変換され、そのメッセージが表示部p1に
表示される(sb37→38→39)。正しいメッセージが表示
されるまでsb37〜40のループを繰り返した後、sb41
に進んで、そのメッセージが公開可能なものか否かの設
定を行う(この設定は、タッチパネルを操作すること等
によって行う)。次に、そのメッセージを発信したのは
誰であるのか(つまり、自分は誰であるのか)を入力する
(sb42)。この後、図示は省略しているが図4中のS16
→17またはS16→21と同じ処理(公開/非公開の認識)を
行った後、宛名別に情報が整理された表示データが作成
され(sb43、整理手段)、このデータを表示用メモリに
格納する(sb44)と表示部p1上に伝言情報が実際に表
示される(第1表示手段)。なお、この情報は、データ保
存メモリ(第1記憶部)にも保存される。
【0034】手書入力の場合には、まず、誰宛のメッセ
ージであるのかを手書で入力する(sb51)。入力は、宛
名選択メニューからの入力としてもよい。次に、手書で
伝言を入力する(sb52)と、画像文字情報がOCRソフ
トで文字データに変換され(sb53)、伝言が表示部に表
示される(sb54)。なお、伝言の入力は、オプションと
して、キーボードからの入力とすることもできる。表示
された伝言内容を変更したい場合には、sb51に戻って
処理を繰り返す。伝言内容に問題がなければ、sb41に
進んで前述したのと同じくsb44までの処理を行う。
【0035】表示切換処理(sa35、切換手段)のサブル
ーチンを図7のフローチャートに沿って説明する。表示
切換処理が選択されると、伝言板上における現在の表示
状態は「個人表示」または「家族表示」のどちらである
のかが判断される(sc31)。個人表示の一例は図14に、
家族表示の一例は図13に、それぞれ示している。表示切
換処理が選択されるということは、「実際の表示」と
「自分が見たい表示」とが異なっているということであ
るから、現在の表示が家族表示であれば、最終的に個人
表示を行うべくsc34〜38の処理が行われる。反対に、
現在の表示が個人表示であれば、最終的に家族表示を行
うべくsc32〜38の処理が行われる。
【0036】家族表示から個人表示に切り換える場合、
まずsc34で、個人表示を示すフラグ設定を行う。これ
により、次に表示切換処理が選択された場合に、sc31
において、そのときの表示状態が個人表示であることが
判断される。次に、メニュー選択により具体的な個人名
を指定する(sc35)と、個人表示を実際に行うためのデ
ータ整理が行われ(sc36)、表示データが作成される
(sc37)。作成されたデータが伝言板の表示用メモリに
記録される(sc38)と、伝言板上の表示が個人表示に切
り換わる(第2表示手段)。
【0037】個人表示から家族表示に切り換える場合、
まずsc32で、家族表示を示すフラグ設定を行う。これ
により、次に表示切換処理が選択された場合に、sc31
において、そのときの表示状態が家族表示であることが
判断される。次に、家族表示を実際に行うために、各個
人のデータ分析および整理が行われ(sc33)、表示デー
タが作成される(sc37)。作成されたデータが伝言板表
示用メモリに記録される(sc38)と、伝言板上の表示が
家族表示に切り換わる(第3表示手段)。
【0038】各個人のデータ分析、整理(sc33)のサブ
ルーチンを図8のフローチャートに沿って説明する。ま
ず、伝言板制御部a1(図1)がデータ保存メモリ(第1
記憶部)内に記憶された伝言データを取り込む(s101)。
伝言データのフォーマットは、図12に示したものから宛
先アドレスを省略したものに等しい。この宛先アドレス
は、屋外からホームサーバに伝言メッセージを送る後述
の実施形態において採用されるものであり、家庭内で伝
言板に伝言を直接入力する際には不要なものである。伝
言データのデータフォーマットが分解され(s102)、宛
名別にデータが振り分けられる(s103、振分手段)。す
べての伝言データの振分けが終了するまでs101〜104の
ループを繰り返した後、s105に進む。s105では、公開
メッセージおよび非公開メッセージの各件数が宛名別に
カウントされる。次に、公開データを識別し(s106)、
各データが宛名別に配列される(s107)。この後、図7
のsc37およびsc38を経て、表示部p1に≪家族全員
メッセージ≫(図13)が一括表示される(第3表示手段)。
なお、s106において公開データを識別するのは、公開
データについては、その内容を公開表示するためのデー
タ処理が必要だからである。その処理は、sc37におい
て行われる。
【0039】個人データ整理(sc36)のサブルーチンを
図9のフローチャートに沿って説明する。まず、伝言板
制御部a1(図1)がデータ保存メモリ(第1記憶部)内に
記憶された伝言データを取り込む(s201)。伝言データ
のフォーマットは、上記と同様に、図12に示したものか
ら宛先アドレスを省略したものに等しい。このデータフ
ォーマットが分解されて(s202)、宛名データとsc35
(図7)で選択された個人との照会を行う(s203)。宛名
データと選択された個人とが一致する場合には、当該伝
言データを表示用のデータエリアへ移動する(s204)。
一致しない場合には、当該伝言データは表示する必要が
ないので、表示用データエリアへの移動は行わない。こ
れにより、選択された個人に宛てられた伝言情報だけが
選別される(選別手段)。すべての伝言データについて、
s203における照会およびデータエリアへの移動を終了
するまでs201〜205のループを繰り返した後、s206に
進む。s206では、公開メッセージおよび非公開メッセ
ージの各件数がカウントされる。次に、非公開データを
非公開表示処理し(s207)、その後、図7のsc37およ
びsc38を経て、表示部p1に≪個人メッセージ≫(図1
4)が表示される(第2表示手段)。s207での処理は、図1
4中における「非公開(1)」および「非公開(2)」のリ
スト表示を行うための処理である。また、図9では示し
ていないが、公開可のメッセージについては、その内容
を公開表示するために、s106におけるのと同様のデー
タ処理(公開データ識別)も行う。
【0040】非公開メッセージ処理(sa36)のサブルー
チンを図10のフローチャートに沿って説明する。図14に
示した≪個人メッセージ≫が表示部p1に表示されてい
る状態で、画面上の「非公開(1)」または「非公開
(2)」をタッチ選択すると、非公開メッセージ処理が開
始する。まず、sd31では、タッチパネルのタッチ位置
から、どの非公開メッセージが選択されたのかを確認す
る。図14の例では、非公開(1)または非公開(2)のどち
らがタッチされたのかが確認される。非公開メッセージ
は、本人だけがこれを見ることができるので、本人であ
ることを確認した上で非公開データが表示される(sd3
2→33→34)。なお、図示してはいないが、本人確認の回
数の上限を例えば3回と設定し、その回数だけ連続して
本人であることが確認できなかった場合には、所定のエ
ラー処理を行うこととしてもよい。
【0041】本人が非公開メッセージを見た後、このデ
ータの処理を選択する(sd35)。すなわち、「当該デー
タを削除する」のか「公開データに変更して、伝言板上
に公開する」のか「元どおり非公開の状態に戻す」のか
を選択する。この処理の選択は、タッチパネル上で行
う。データ処理の選択が終わると、表示データの作成を
行った(sd36)後、表示用メモリに表示データが記憶さ
れ(sd37)、伝言板上の表示が切り換わる(第4表示手
段)。なお、この処理後のデータは、データ保存メモリ
(第1記憶部)にも保存される。
【0042】本人確認(sd32、本人認識手段)のサブル
ーチンを図11のフローチャートに沿って説明する。この
例では、本人であるか否かの確認を音声認識で行う。ま
ず、非公開メッセージを見ようとしている本人(公開要
求者)に発声してもらべき発声内容が伝言板表示部p1
に表示される(se31、発生メッセージ表示手段)。例え
ば、「私は本人です。」という発声内容が表示部p1に
表示され、本人は、この指示にしたがって、音声入力部
p4に自分の音声を入力する(se32)。この後、入力し
た音声データの特徴が分析されて音声コードに変換され
る(se33、音声コード変換手段)。次に、この音声コー
ドが予め登録された音声コードと比較されて(se34、
音声コード比較手段)、本人であるか否かが判定される
(se35、判定手段)。本人である場合にはフラグF=1
を設定し(se36)、本人でない場合にはフラグF=0を
設定して(se37)、リターンする。
【0043】なお、本人であるか否かの判定は、指紋情
報を用いて行うこともできる(本人認識手段)。その場
合、図15に示したようなエリアセンサe1を伝言板に設
ける。エリアセンサe1の前面に配置した保護ガラスe
2上に指e3を押し付けることで指紋情報を読み込み、
これを予め登録した指紋情報と比較することで、本人で
あるか否かを判定することができる。
【0044】図16には、屋外からホームサーバb(図2)
に向けて伝言メッセージを送信するための伝言送信端末
10の外観図を示した。端末10は、伝言メッセージの入力
および表示を行う伝言メッセージ部と、メッセージの公
開または非公開を設定する公開非公開設定部と、を備え
る。表示部の前面にはタッチパネルが配置されており、
公開/非公開の設定は、表示の上をタッチするか、また
は手書入力で設定することが可能である。伝言メッセー
ジは、手書入力が基本であるが、オプションとして専用
キーボードを設け、そこから入力することも可能であ
る。本発明の伝言システムの最大の特徴は、伝言情報に
対して公開/非公開が設定できることである。公開情報
は、個人宛メッセージであっても家族で情報を共有化で
き、非公開情報も設定できるようにすることにより、個
人宛の秘密情報メッセージも送信可能である。伝言送信
端末10は、プロバイダ等の第三者を介してホームサーバ
と接続されていてもよいし、第三者を介することなく直
接接続されていてもよい。
【0045】図16の伝言送信端末10を使用して伝言を送
信する場合の処理を、図18のフローチャートを用いて説
明する。まず、伝言メッセージ部に表示された“宛先入
力”をタッチ選択すると、図17のような画面が伝言メッ
セージ部に表示される。ここで例えば“自宅”の“母”
を選択すると、図12の伝言フォーマットにおいて、「宛
先アドレス」が「自宅ホームサーバのアドレス」に設定
され、「宛名データ」が「母」に設定される。なお、
「宛先アドレス」や「宛名データ」は、手書入力やキー
ボード入力で行うこととしてもよい。
【0046】まず、宛先の入力(s41)、伝言メッセージ
の入力(s42)、および公開/非公開の入力(s43)を行
う。公開の場合にはフラグF=0が設定され(s45)、非
公開の場合にはフラグF=1が設定される(s46)。次
に、伝言の発信者は誰であるのかを入力する(s47)。以
上のデータがs48で合体された上で、ホームサーバに向
けて送信される(s49)。このデータは、ホームサーバの
伝言情報メモリ部b3(第2記憶部)に記憶される。
【0047】以上に説明した第1の実施形態では、「家
族構成員のタッチ操作によるタッチ操作割込」と「自動
的に所定時間間隔で伝言板とホームサーバとが交信する
タイマー割込」との2つの割込が設定されたものであっ
た。これに対して、以下の第2実施形態では、「家族構
成員のタッチ操作によるタッチ操作割込」と「ホームサ
ーバに屋外から伝言が送信されると、その都度、伝言板
とホームサーバとが交信する通信割込」との2つの割込
が設定されている。この第2実施形態によれば、電子伝
言板内だけでは制御を完結できないので、第1実施形態
に比べて制御自体は煩雑となるが、新たな伝言情報に対
する即応性が高くなるというメリットがある。
【0048】第2実施形態のフローチャートを図19に示
した。これは、図3のフローチャートのタイマー割込に
相当する部分(s3、s5、s7)を、それぞれ、通信割
込に対応させるよう変更したものである。通信割込処理
(s55)では、図4のフローチャートに示した「タイマー
割込処理」と同じ処理が行われる。つまり、第1実施形
態では、自動的に所定時間間隔で伝言板とホームサーバ
とが交信して割込処理を行っていたが、第2実施形態で
は、これと同じ割込処理を、ホームサーバが伝言情報を
受信する都度行うのである。その他については、第1実
施形態と第2実施形態とで相違はない。
【0049】第2実施形態においては、ホームサーバが
伝言情報を受信する都度、伝言板とホームサーバとが交
信を行うこととなる。これを図20のフローチャートに沿
って説明する。ホームサーバが伝言情報を受信すると、
伝言板に対して交信要求信号を発する(s301→302)。こ
れにより、両者の交信がスタートして(s303)、伝言板
がホームサーバの伝言情報メモリ部b3(第2記憶部)内
の伝言情報を読み込んで、データ保存メモリ(第1記憶
部)に記憶する(S304)。これ以後は、図4に示した「タ
イマー割込処理」のフローチャートにおけるs13以後と
同じ処理が行われる。
【0050】図21には、本発明の家庭内電子伝言板シス
テムにおいて使用するのに適した伝言情報のデータ構造
の例を2つ示した。図21(a)の例では、家庭に配置され
た1台のホームサーバに対して1つのアドレスが割り当
てられるものである。この場合、外部(屋外)から伝言を
送信する者は、各家庭毎に定められたアドレスを指定し
て伝言情報を送信する。そして、各伝言情報の中に、当
該家族の誰(父、母、長男等)に宛てた伝言であるのかを
示す宛名識別データを含める。これらのデータは、その
宛名が誰であるかに無関係に、ホームサーバの伝言情報
メモリ部b3(第2記憶部)に一括して記憶される。そし
て、家庭内電子伝言板が、当該宛名識別データを基にし
て各個人宛毎にデータを処理する。この処理は、上述の
第1実施形態または第2実施形態にしたがって行われ
る。このようなデータ構造の伝言情報を採用すると、複
数の家族構成員に対して1つのアドレスで対応すること
ができ、システム構成が簡単になる他、家族構成員の追
加変更にも簡単に対応できる。
【0051】なお、このようなデータ構造を利用した情
報伝達方法は、本明細書で説明した伝言板システムだけ
ではなく、例えば、家族または団体が使用する電子メー
ルの分野等において広く利用できるものである。そし
て、複数の構成員に対して1つのアドレスで対応できる
ということは、プロバイダとの契約も1つで足りるとい
うメリットがある。
【0052】図21(b)に示したデータ構造は、家族の各
構成員に対してそれぞれ1つのアドレスが割り当てられ
た例である。この場合、外部(屋外)から伝言を送信する
者は、各個人毎に定められたアドレスを指定して伝言情
報を送信する。つまり、アドレスを指定した時点で、家
族内の誰宛の伝言であるのかを指定したこととなる。こ
の例では、ホームサーバが伝言情報を受信した時点で、
既に、家族の構成員毎に伝言情報が振り分けられている
こととなる。これに対しては、図2に示したホームサー
バbの伝言情報メモリ部b3を各家族構成員毎に対応さ
せて複数設けたり、大容量の1つの伝言情報メモリ部内
にパーティションを切ること等で対応することができる
(第3記憶部)。家庭内電子伝言板は、当該アドレスを基
にして各個人宛毎にデータを処理する。この処理は、上
述の第1実施形態または第2実施形態にしたがって行わ
れる。
【0053】図22は、図21(b)のデータ構造を採用した
場合について、図4中のs12または図20中のs304にお
ける、伝言情報の読込処理をフローチャートで示したも
のである。図21(b)に示された3つの各アドレスに対応
する伝言情報が、ホームサーバの伝言情報メモリ部(第
2記憶部)から電子伝言板のデータ保存メモリ(第1記憶
部)へと、順次読み込まれる(s61→62→63、第2読込手
段)。
【0054】以上の実施形態においては、本発明を家庭
内電子伝言板に適用した場合を例にとって説明したが、
本発明は、家庭以外でも特定の団体またはグループに所
属する限定された使用者のみが利用できる電子伝言板に
適用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る家庭内電子伝言板
の外観図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係る家庭内電子伝言板
システムの一例を示すシステム構成図である。
【図3】 本発明の家庭内電子伝言板システムの動作の
一例を示すフローチャートである。
【図4】 タイマー割込処理のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図5】 タッチ操作割込処理のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図6】 伝言入力処理のサブルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図7】 表示切換処理のサブルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図8】 各個人のデータ分析および整理処理のサブル
ーチンを示すフローチャートである。
【図9】 個人データ整理処理のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図10】 非公開メッセージ処理のサブルーチンを示
すフローチャートである。
【図11】 本人確認処理のサブルーチンを示すフロー
チャートである。
【図12】 本発明において採用される伝言データフォ
ーマットの一例を示す説明図である。
【図13】 本発明に係る家庭内電子伝言板に表示され
る≪家族全員メッセージ≫の一例を示す説明図である。
【図14】 本発明に係る家庭内電子伝言板に表示され
る≪個人メッセージ≫の一例を示す説明図である。
【図15】 本人認識を指紋情報を用いて行う例を示す
概略図である。
【図16】 本発明において採用される伝言送信端末を
示す外観図である。
【図17】 図16の伝言送信端末における宛名指定の一
例を示す説明図である。
【図18】 図16の伝言送信端末からホームサーバへの
伝言送信を説明するフローチャートである。
【図19】 本発明の家庭内電子伝言板システムの動作
の他の一例を示すフローチャートである。
【図20】 図19の動作例における伝言板とホームサー
バとの交信処理を示すフローチャートである。
【図21】 本発明において採用される伝言情報のデー
タ構造を例示して説明する説明図である。
【図22】 図21(b)のデータ構造を採用した場合にお
ける、データ読込処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 家庭内電子伝言板 p1 伝言メッセージ表示部 p2 メニュー選択部 p3 手書入力部 p4 音声入力部 10 伝言送信端末

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された伝言情報を記憶する第1記憶
    部と、 伝言情報を表示する表示部と、を備える使用者限定電子
    伝言板であって、 伝言情報を上記伝言の宛名別に整理する整理手段と、 整理手段によって整理された伝言情報を上記表示部に表
    示する第1表示手段と、を備えることを特徴とする、使
    用者限定電子伝言板。
  2. 【請求項2】 入力された伝言情報を記憶する第1記憶
    部と、 伝言情報を表示する表示部と、を備える家庭内電子伝言
    板であって、 伝言情報を上記伝言の宛名別に整理する整理手段と、 整理手段によって整理された伝言情報を上記表示部に表
    示する第1表示手段と、を備えることを特徴とする、家
    庭内電子伝言板。
  3. 【請求項3】 特定の宛名についての伝言情報のみが上
    記表示部に表示される個人表示状態と、複数人の宛名に
    ついての伝言情報が一括表示される複数人表示状態と、
    を切り換える切換手段と、 切換手段により個人表示状態に切り換えられたとき、上
    記第1記憶部に記憶された伝言情報のなかから当該個人
    宛の情報だけを選別する選別手段と、 選別手段により選別された情報を上記表示部に表示する
    第2表示手段と切換手段により複数人表示状態に切り換
    えられたとき、上記第1記憶部に記憶された伝言情報を
    伝言の宛名別に振り分ける振分手段と、 振分手段によって振り分けられた情報を各宛名別に上記
    表示部に一括表示する第3表示手段と、をさらに備える
    ことを特徴とする、請求項1または2記載の電子伝言
    板。
  4. 【請求項4】 上記伝言情報が公開の可否についての情
    報をさらに含んでおり、 上記第1〜3表示手段のそれぞれは、公開可の情報につ
    いてはその内容を上記表示部に表示するとともに、公開
    否の情報についてはその件数を上記表示部に表示し、 公開否の情報の公開が要求されたときに、当該公開を要
    求した者と当該情報の宛名人とが同一人物であるか否か
    を判定する本人認識手段と、 本人認識手段により公開要求者が本人であると判定され
    た場合にのみ、公開否の情報を表示部に表示する第4表
    示手段と、をさらに備えたことを特徴とする、請求項1
    〜3のいずれか1つに記載の電子伝言板。
  5. 【請求項5】 上記本人認識手段は、音声情報で本人を
    認識することを特徴とする、請求項4記載の電子伝言
    板。
  6. 【請求項6】 上記本人認識手段は、 所定の発声メッセージを表示する、発声メッセージ表示
    手段と、 発声メッセージに応じて入力された上記公開要求者の音
    声を音声コードに変換する、音声コード変換手段と、 音声コード変換手段によって変換された音声コードと、
    予め登録された上記宛名人の音声コードと、を比較す
    る、音声コード比較手段と、 上記両音声コードが一致する場合には上記公開要求者と
    上記宛名人とが同一人物であると判定し、一致しない場
    合には上記公開要求者と上記宛名人とが同一人物ではな
    いと判定する、判定手段と、を備えることを特徴とす
    る、請求項5記載の電子伝言板。
  7. 【請求項7】 上記本人認識手段は、指紋情報で本人を
    認識することを特徴とする、請求項4記載の電子伝言
    板。
  8. 【請求項8】 上記本人認識手段は、 伝言板上に配置したエリアセンサと、 当該エリアセンサで読み取った指紋情報と、予め登録さ
    れた上記宛名人の指紋情報と、を比較する、指紋情報比
    較手段と、 上記両指紋情報が一致する場合には上記公開要求者と上
    記宛名人とが同一人物であると判定し、一致しない場合
    には上記公開要求者と上記宛名人とが同一人物ではない
    と判定する、判定手段と、を備えることを特徴とする、
    請求項7記載の電子伝言板。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1つに記載の電
    子伝言板と、当該伝言板に接続されたサーバと、を備え
    る電子伝言板システムであって、 上記サーバは、屋外から送信された上記伝言情報を記憶
    する第2記憶部を備え、 上記電子伝言板は、第2記憶部に記憶された情報を読み
    込んで上記第1記憶部に記憶する作業を所定間隔で行う
    第1読込手段をさらに備えることを特徴とする、電子伝
    言板システム。
  10. 【請求項10】 請求項1〜8のいずれか1つに記載の
    電子伝言板と、当該伝言板に接続されたサーバと、を備
    える電子伝言板システムであって、 上記サーバは、屋外から送信された上記伝言情報を宛名
    別に別々の記憶領域に記憶する第3記憶部を備え、 上記電子伝言板は、第3記憶部の各記憶領域に記憶され
    た情報を順次読み込んで上記第1記憶部に記憶する作業
    を所定間隔で行う第2読込手段をさらに備えることを特
    徴とする、電子伝言板システム。
  11. 【請求項11】 複数の宛名に対して、各宛名毎に情報
    を伝達する方法であって、 上記複数の宛名について、各宛名を識別する宛名識別デ
    ータをそれぞれ設定し、 上記各宛名に対して送る情報に当該宛名に対応する宛名
    識別データを含ませ、 当該情報をその宛名の如何に拘わらず、1つのアドレス
    に対応する1つの記憶部に送信して記憶し、 当該記憶部に記憶された情報を宛名識別データに基いて
    振り分け、 振り分けられた情報を宛名毎に区分して表示する、こと
    を特徴とする情報伝達方法。
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