JP2001121217A - 芯 型 - Google Patents
芯 型Info
- Publication number
- JP2001121217A JP2001121217A JP29918199A JP29918199A JP2001121217A JP 2001121217 A JP2001121217 A JP 2001121217A JP 29918199 A JP29918199 A JP 29918199A JP 29918199 A JP29918199 A JP 29918199A JP 2001121217 A JP2001121217 A JP 2001121217A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- core
- present
- press working
- core rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】3次元曲面の中空部材を板材からプレス加工で
製作する際、プレス加工中は所定の形状になり、プレス
加工後は抜取りやすくフレキシブルになる芯型を提供す
る。 【解決手段】分割した金型2aと分割したゴム等の弾性
体2bを交互に配置し、それぞれが離れ離れにならない
ようにワイヤー3a等で連結させることで、フレキシブ
ルな芯型1を得る。
製作する際、プレス加工中は所定の形状になり、プレス
加工後は抜取りやすくフレキシブルになる芯型を提供す
る。 【解決手段】分割した金型2aと分割したゴム等の弾性
体2bを交互に配置し、それぞれが離れ離れにならない
ようにワイヤー3a等で連結させることで、フレキシブ
ルな芯型1を得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中空部材をプレス
加工で製作する場合に用いられる中空部に挿入する芯型
に関する。
加工で製作する場合に用いられる中空部に挿入する芯型
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来中空部材、特に管材の曲げ加工にお
いて、プレス加工便覧(日本塑性加工学会編:昭和50
年10月発行:丸善)に示されているように、管材の内
部にボールマンドレルと称するフレキシブルな芯型を挿
入して、曲げ加工時に生じる管材の偏平化を防止してい
る。しかし、従来プレス加工において、本考案のような
フレキシブルな芯型はなかった。
いて、プレス加工便覧(日本塑性加工学会編:昭和50
年10月発行:丸善)に示されているように、管材の内
部にボールマンドレルと称するフレキシブルな芯型を挿
入して、曲げ加工時に生じる管材の偏平化を防止してい
る。しかし、従来プレス加工において、本考案のような
フレキシブルな芯型はなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の製造法で3次元
曲面の中空部材をプレス加工で製作する際、一体の芯型
を用いた場合、プレス加工後にワークの中の一体の芯型
を抜取ることが困難であった。
曲面の中空部材をプレス加工で製作する際、一体の芯型
を用いた場合、プレス加工後にワークの中の一体の芯型
を抜取ることが困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決するため、3次元曲面の中空部材のプレス加
工における芯型として、外金型に柔軟に対応できるフレ
キシブルな芯型を用いることにした。すなわち、ゴムの
高変形能に着目し、分割したゴム型と分割した金型を交
互に組合せ、それぞれが離れ離れにならないようにワイ
ヤーあるいはロープあるいはチェーン等で一体化して、
一つの芯型となした。
課題を解決するため、3次元曲面の中空部材のプレス加
工における芯型として、外金型に柔軟に対応できるフレ
キシブルな芯型を用いることにした。すなわち、ゴムの
高変形能に着目し、分割したゴム型と分割した金型を交
互に組合せ、それぞれが離れ離れにならないようにワイ
ヤーあるいはロープあるいはチェーン等で一体化して、
一つの芯型となした。
【0005】
【発明の実施の形態】板材を素材にしてプレス加工する
中空部材の一例として、断面が楕円形状をした管状成形
品を例にとって、図1〜図7を用いて本発明の実施例を
説明する。
中空部材の一例として、断面が楕円形状をした管状成形
品を例にとって、図1〜図7を用いて本発明の実施例を
説明する。
【0006】図1は本発明の一実施例芯型1の斜視図を
示している。すなわち、分割した金型2aと分割したゴ
ム型2bを交互に配置し、それぞれが離れ離れにならな
いようにワイヤーあるいはロープあるいはチェーンで連
結し、両端部は留め金3bで固定したものである。
示している。すなわち、分割した金型2aと分割したゴ
ム型2bを交互に配置し、それぞれが離れ離れにならな
いようにワイヤーあるいはロープあるいはチェーンで連
結し、両端部は留め金3bで固定したものである。
【0007】図2は図1で示した本発明の実施例の縦断
面図である。すなわち、分割した金型2aと分割したゴ
ム型2bとを交互に配置し、それぞれが離れ離れになら
ないようにワイヤー3aあるいはロープあるいはチェー
ン等で連結させ、留め金3bで固着している。
面図である。すなわち、分割した金型2aと分割したゴ
ム型2bとを交互に配置し、それぞれが離れ離れになら
ないようにワイヤー3aあるいはロープあるいはチェー
ン等で連結させ、留め金3bで固着している。
【0008】図3は本発明の別の一実施例の芯型1′を
示している。すなわち、分割した金型2aと分割したゴ
ム型2bとを交互に配置し、それぞれが離れ離れになら
ないように分割した金型2aと隣合う金型2aをチェー
ン3cあるいはワイヤーあるいはロープで連結する。
示している。すなわち、分割した金型2aと分割したゴ
ム型2bとを交互に配置し、それぞれが離れ離れになら
ないように分割した金型2aと隣合う金型2aをチェー
ン3cあるいはワイヤーあるいはロープで連結する。
【0009】図4は1次加工で予備的に概略加工を完了
した曲げ加工板4で、本発明の一実施例に用いる2次加
工で行うプレス加工の素材である。
した曲げ加工板4で、本発明の一実施例に用いる2次加
工で行うプレス加工の素材である。
【0010】図5は本発明の一実施例の芯型1あるいは
1′を用いた2次加工の状況を示している。同図に示し
たように、下金型5と上金型6の間に1次加工で概略加
工した素材4に本発明の芯型1を装着し、2次加工のプ
レス加工の準備をする。
1′を用いた2次加工の状況を示している。同図に示し
たように、下金型5と上金型6の間に1次加工で概略加
工した素材4に本発明の芯型1を装着し、2次加工のプ
レス加工の準備をする。
【0011】図6はプレス加工中(第2次加工)の状況
を示した本発明の一実施例である。すなわち、下金型5
の上に1次加工で概略加工した素材4に本発明の芯型1
を装着した状態で設置し、上金型6を下降させ、加工荷
重Fでプレス加工を行う。この時、本発明のフレキシブ
ルな芯型1は下金型5及び上金型6の形状に倣うように
位置して収まる。
を示した本発明の一実施例である。すなわち、下金型5
の上に1次加工で概略加工した素材4に本発明の芯型1
を装着した状態で設置し、上金型6を下降させ、加工荷
重Fでプレス加工を行う。この時、本発明のフレキシブ
ルな芯型1は下金型5及び上金型6の形状に倣うように
位置して収まる。
【0012】図7は第2次加工の状況を示した縦断面図
である。すなわち、下金型5及び上金型6の間に本発明
の芯型1′を装着した素材4がプレス加工されている。
この場合の上下金型の形状は、長手方向に半径ρの曲率
を持つもので、芯型1′は分割されたゴム型2bが柔軟
に変形して下金型5及び上金型6の形状に倣い、素材4
は所定の形状に成形されている。また、プレス加工完了
後芯型1′は金型が分割されているのでスムーズに成形
品から取出すことができる。
である。すなわち、下金型5及び上金型6の間に本発明
の芯型1′を装着した素材4がプレス加工されている。
この場合の上下金型の形状は、長手方向に半径ρの曲率
を持つもので、芯型1′は分割されたゴム型2bが柔軟
に変形して下金型5及び上金型6の形状に倣い、素材4
は所定の形状に成形されている。また、プレス加工完了
後芯型1′は金型が分割されているのでスムーズに成形
品から取出すことができる。
【0013】
【発明の効果】本発明では、3次元曲面の中空部材の製
作において、板材を1次加工で予備的に概略成形し、こ
の成形品に本発明のフレキシブルな芯型を装着した状態
で上下金型を用いてプレス加工を行う。この時、芯型が
フレキシブルなため、上下金型の形状に倣い、予備成形
された素材は偏平化が防止でき、所定の形状を得ること
ができる。また、プレス加工終了後この芯型を抜取る場
合、芯型がフレキシブルなためスムーズに取出すことが
できる。
作において、板材を1次加工で予備的に概略成形し、こ
の成形品に本発明のフレキシブルな芯型を装着した状態
で上下金型を用いてプレス加工を行う。この時、芯型が
フレキシブルなため、上下金型の形状に倣い、予備成形
された素材は偏平化が防止でき、所定の形状を得ること
ができる。また、プレス加工終了後この芯型を抜取る場
合、芯型がフレキシブルなためスムーズに取出すことが
できる。
【図1】本発明の一実施例である芯型を示す斜視図。
【図2】本発明の一実施例の芯型を示す縦断面図。
【図3】本発明の一実施例の芯型を示す縦断面図。
【図4】1次加工で概略成形した素材の斜視図。
【図5】所定形状に成形するためのプレス加工前の状況
を示した横断面図。
を示した横断面図。
【図6】所定形状に成形するためのプレス加工中の状況
を示した横断面図。
を示した横断面図。
【図7】所定形状に成形するためのプレス加工中の状況
を示した縦断面図。
を示した縦断面図。
1…芯型、2a…分割した金型、2b…分割したゴム
型、4…素材、5…下金型、6…上金型。
型、4…素材、5…下金型、6…上金型。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒川 武雄 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所火力・水力事業部内 Fターム(参考) 4E063 AA01 BA20 HA02 MA01
Claims (1)
- 【請求項1】板材を第1次加工でプレス加工等により概
略加工し、第2次加工でプレス加工等を行って中空部材
を成形する方法において、中空部に挿入する芯型をゴム
等の弾性体の分割型と金属の分割型を交互に組合せ、そ
れぞれをワイヤーあるいはロープあるいはチェーン等で
つなぎ合せ、フレキシブルな型にしたことを特徴とする
芯型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29918199A JP2001121217A (ja) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | 芯 型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29918199A JP2001121217A (ja) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | 芯 型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001121217A true JP2001121217A (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=17869200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29918199A Pending JP2001121217A (ja) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | 芯 型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001121217A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102008022402A1 (de) * | 2008-05-06 | 2009-11-19 | Ps Werkzeuge Vorrichtungen Metallbearbeitungs Gmbh | Stützkern für die Herstellung von Hohlprofilen |
-
1999
- 1999-10-21 JP JP29918199A patent/JP2001121217A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102008022402A1 (de) * | 2008-05-06 | 2009-11-19 | Ps Werkzeuge Vorrichtungen Metallbearbeitungs Gmbh | Stützkern für die Herstellung von Hohlprofilen |
US8881572B2 (en) | 2008-05-06 | 2014-11-11 | Thyssenkrupp Steel Europe Ag | Supporting core for producing hollow profiled elements |
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