JP2001118288A - 光記録媒体 - Google Patents

光記録媒体

Info

Publication number
JP2001118288A
JP2001118288A JP29935999A JP29935999A JP2001118288A JP 2001118288 A JP2001118288 A JP 2001118288A JP 29935999 A JP29935999 A JP 29935999A JP 29935999 A JP29935999 A JP 29935999A JP 2001118288 A JP2001118288 A JP 2001118288A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
lpp
land
layer
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29935999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4041629B2 (ja
Inventor
Yoshihisa Usami
由久 宇佐美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP29935999A priority Critical patent/JP4041629B2/ja
Priority to TW089118001A priority patent/TW476956B/zh
Priority to CN00124678.XA priority patent/CN1295325A/zh
Priority to DE60039832T priority patent/DE60039832D1/de
Priority to EP00309064A priority patent/EP1094450B1/en
Priority to US09/693,961 priority patent/US6490240B1/en
Publication of JP2001118288A publication Critical patent/JP2001118288A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4041629B2 publication Critical patent/JP4041629B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/007Arrangement of the information on the record carrier, e.g. form of tracks, actual track shape, e.g. wobbled, or cross-section, e.g. v-shaped; Sequential information structures, e.g. sectoring or header formats within a track
    • G11B7/00745Sectoring or header formats within a track
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B7/005Reproducing

Landscapes

  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】記録再生特性を損なうことなく、アドレス情報
を正確に読み取ることができる光記録媒体を提供する。 【解決手段】 スパイラル状または同心円状にグルーブ
32が形成されると共に、 隣接するグルーブ間にある
ランド34に、隣接するグルーブの一方のグルーブ側に
のみ側 壁が開口し、該一方のグルーブのアドレス情報
を記録したランドプリピット38が予め形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光記録媒体に関
し、詳しくは、ランド/グルーブ構造を有し、ランドに
グルーブのアドレス情報を記録したピットが予め形成さ
れた光記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の短波長レーザの開発により、コン
パクトディスク(CD)よりも高密度な記録再生を可能
とするデジタルビデオディスク(DVD)が実用化さ
れ、現在では、書き込みが可能な追記型光記録媒体であ
るDVD−Rも実用化されるに至っている。
【0003】追記型光記録媒体の基板には、記録時にト
ラッキングを行うための案内溝が予め設けられており、
ランド/グルーブ構造が形成されている。DVD−Rで
は、このランドにランドプリピット(LPP)と呼ばれ
るピットを予め形成し、そのランドの内周側にあるグル
ーブのアドレス情報を記録している。
【0004】プッシュプル法でトラッキングサーボを行
い、DVD−Rに記録された信号を再生する際には、グ
ルーブ上に集光させたビームスポットからの戻り光を4
分割されたダイオードA、B、C、Dをディテクタとし
て光電変換して、各々のダイオードに対応する信号A、
B、C、Dを得ている。この信号A、B、C、Dを加算
した(A+B+C+D)が記録された信号の再生信号で
あり、外周側の戻り光に対応する信号A、Bから内周側
の戻り光に対応する信号C、Dを減算した(A+B―C
―D)がトラッキングエラー信号である。従って、トラ
ッキングエラー信号には、図7に示すように、グルーブ
の外周側にあるランドのLPPに対応した負のパルス
と、グルーブの内周側にあるランドのLPPに対応した
正のパルスとが現れる。ランドはその内周側にあるグル
ーブのアドレス情報を記録しているので、負のパルスと
して現れるLPP信号を検出することで、LPPで記録
したアドレス情報を読み出すことができる。
【0005】アドレス情報を正確に読み取るためには、
LPP信号強度を大きくする必要があり、ある程度の大
きさのLPPを形成しなければならない。このため、図
8に示すように、隣接する両方のグルーブ側に側壁が開
口してしまうのが通常であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、グルー
ブから見るとLPPはグルーブから分岐した溝のような
ものであり、記録層にピットが形成される際に記録層材
料が膨張してLPPにまで広がり、所望のピット長が得
られず、正確に記録が行えないという問題があった。ま
た、LPP信号はその強度が大き過ぎるとRF信号に対
してノイズの原因となる。
【0007】従って、本発明の目的は、記録再生特性を
損なうことなく、アドレス情報を正確に読み取ることが
できる光記録媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の光記録媒体は、スパイラル状または同心円
状にグルーブが形成されると共に、隣接するグルーブ間
にあるランドに、隣接するグルーブの一方のグルーブ側
にのみ側壁が開口し、該一方のグルーブのアドレス情報
を記録したピットが予め形成されたことを特徴とする。
【0009】本発明では、ランドに形成されたピット
(LPP)は、隣接するグルーブの一方のグルーブ側に
のみ側壁が開口し、他方のグルーブ側には開口していな
いため、他方のグルーブの記録層にピットが形成される
際には、このランドが壁となって記録層材料が膨張して
LPPにまで広がるのを阻止する。このため、所望のピ
ット長を得ることができ、正確に記録を行うことができ
る。
【0010】また、LPPは、隣接するグルーブの一方
のグルーブ側よりに形成されるため、LPP信号のうち
アドレス情報の読み出しに必要なパルスは大きくなり、
アドレス情報の読み出しに不要なパルスは消える(ある
いは小さくなる)。このため、アドレス情報を正確に読
み取ることができると共に、RF信号に対するノイズを
低減することができる。
【0011】ピットが形成されることにより最も狭くな
ったランドの幅bのピットが形成されていないランドの
幅aに対する比(b/a)が1/40以上であることが
好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を片面側のみに記録
層を持つDVD−R型の光記録媒体に適用した実施の形
態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0013】図2に示すように、DVD−R型の光記録
媒体10は、トラックピッチが0.6〜0.9μmのグ
ルーブが形成された透明な円盤状の基板12のグルーブ
が設けられた側の表面に、色素含有記録層14、反射層
16、及び保護層18を、この順に形成した積層体20
と、この積層体20の基板12と略同じ寸法の円盤状の
保護基板22と、を接着剤24により接合したものであ
り、以下のようにして製造することができる。
【0014】基板12上には、トラッキング用の溝が形
成され、ランド/グルーブ構造が構成されている。この
グルーブは、ポリカーボネートなどの樹脂材料を射出成
形あるいは押出成形する際に直接基板上に所定のトラッ
クピッチで形成することが好ましい。グルーブの深さは
80〜300nmの範囲が好ましく、100〜250n
mの範囲がより好ましい。また、その半値幅は0.2〜
0.9μmの範囲にあることが好ましい。
【0015】図1に示すように、グルーブ32Aの外周
側にはランド34Aが、グルーブ32Bの外周側にはラ
ンド34Bが、グルーブ32Cの外周側にはランド34
Cが配置されるというように、ランドとグルーブとが交
互に配置されている。隣接するグルーブ32A、32B
間にあるランド34Bには、グルーブ32Bのアドレス
情報を記録したランドプリピット(LPP)38Bが形
成されている。同様にランド34Aにはグルーブ32A
のアドレス情報を記録したLPP38Aが、ランド34
Cにはグルーブ32Cのアドレス情報を記録したLPP
38Cがそれぞれ形成されている。このように各グルー
ブのアドレス情報はその外周側にあるランドにLPPを
形成することにより記録されている。本発明では、この
LPPの形状及び形成位置が重要である。
【0016】ランド34Bに設けられたLPP38B
は、アドレス情報を記録するグルーブ側(図1では内周
側にあるグルーブ32B側)の側壁にのみ開口36Bを
有し、他方のグルーブ側(図1では外周側にあるグルー
ブ32C側)の側壁には開口を有していない。LPP3
8A及びLPP38Cについても同様である。このよう
にアドレス情報を記録するグルーブ側の側壁にのみ開口
を設けたことにより、記録層にピットが形成される際
に、開口していない側のランドが記録層材料が膨張して
LPPにまで広がるのを阻止し、所望のピット長を得る
ことができる。
【0017】なお、LPPの形状は、図1に示すような
横断面が楕円或いは長円のいわゆるピット形状でもよ
く、図3に示すようなランドの一部を切り欠いた形状と
してもよい。
【0018】図4(A)は、基板12を上から見た図で
ある。図から分かるようにLPP38Bは隣接するグル
ーブ32A及び32Bの内、グルーブ32B側よりに形
成される。破線で示すグルーブ32Bの中心線に沿って
移動する記録ビームのスポット40とグルーブ32Bの
アドレス情報を記録する外周側のランド34Bに形成さ
れたLPP38Bとの重なりがなるべく大きくなり、ス
ポット40と内周側のランド34Cに形成されたLPP
38Cとの重なりがなるべく小さくなるように、ランド
34BにLPP38Bを配置し、ランド34CにLPP
38Cを配置するのが好ましい。LPPをアドレス情報
を記録するグルーブ側に寄せて形成することにより、L
PP信号のうちアドレス情報の読み出しに必要なパルス
は大きくなり、アドレス情報の読み出しに不要なパルス
は小さくなる。
【0019】図4(B)に示すように、LPPが形成さ
れていないランドの幅(通常のランド幅)をa、LPP
が形成されている最狭部分のランド幅(最狭ランド幅)
をbとすると、最狭ランド幅bの通常のランド幅aに対
する比(b/a)は、LPP信号のうちアドレス情報の
読み出しに必要なパルスを大きくし、アドレス情報の読
み出しに不要なパルスを小さくするために、1/40以
上とするのが好ましく、1/8以上がより好ましく、1
/5以上が特に好ましい。なお、LPPを所定値以上の
大きさとするために上限が設けられる。例えば、通常の
ランド幅が0.4μmのランドでは、最狭ランド幅は
0.01μm以上とするのが好ましく、0.05μm以
上がより好ましく、0.08μm以上が特に好ましい。
【0020】また、LPP信号を確実に検出するため
に、LPPは記録ビームのスポット面積と同等の大きさ
とすることが好ましく、図4(B)に示すように、LP
Pの走査方向の長さをLPP長さLとすると、LPP長
さLの上限は、ビームスポットの長手方向の長さの2.
0倍以下が好ましく、1.5倍以下がより好ましく、L
PP長さLの下限は、ビームスポットの長手方向の長さ
の0.2倍以上が好ましく、0.5倍以上がより好まし
く、0.8倍以上が特に好ましい。例えば、ビームスポ
ットの長手方向の直径が0.4〜0.8μmとすると、
LPPの長さは0.4〜0.6μm程度とするのが好ま
しい。
【0021】基板12(保護基板22も含む)に用いる
材料としては、例えば、ガラス;ポリカーボネート;ポ
リメチルメタクリレート等のアクリル樹脂;ポリ塩化ビ
ニル、塩化ビニル共重合体等の塩化ビニル系樹脂;エポ
キシ樹脂;アモルファスポリオレフィンおよびポリエス
テル等を挙げることができ、所望によりそれらを併用し
てもよい。なお、これらの材料はフィルム状としてまた
は剛性のある基板として使うことができる。上記材料の
中では、耐湿性、寸法安定性および価格などの点からポ
リカーボネートが好ましい。基板は、その直径が120
±3mmで厚みが0.6±0.1mm、あるいはその直
径が80±3mmで厚みが0.6±0.1mmのものが
一般に用いられる。
【0022】記録層14が設けられる側の基板12表面
には、平面性の改善および接着力の向上および記録層1
4の変質防止などの目的で、下塗層が設けられてもよ
い。下塗層の材料としては例えば、ポリメチルメタクリ
レート、アクリル酸・メタクリル酸共重合体、スチレン
・無水マレイン酸共重合体、ポリビニルアルコール、N
−メチロールアクリルアミド、スチレン・ビニルトルエ
ン共重合体、クロルスルホン化ポリエチレン、ニトロセ
ルロース、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリオレフィン、ポ
リエステル、ポリイミド、酢酸ビニル・塩化ビニル共重
合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリカーボネート等の高分子物質;お
よびシランカップリング剤などの表面改質剤をあげるこ
とができる。
【0023】下塗層は、上記物質を適当な溶剤に溶解ま
たは分散して塗布液を調製したのち、この塗布液をスピ
ンコート、ディップコート、エクストルージョンコート
などの塗布法を利用して基板表面に塗布することにより
形成することができる。下塗層の層厚は一般に0.00
5〜20μmの範囲にあり、好ましくは0.01〜10
μmの範囲である。
【0024】基板12上(又は下塗層)のグルーブが形
成されているその表面上には、色素含有記録層14が設
けられる。色素としては、シアニン系色素、アゾ系色
素、フタロシアニン系色素、オキソノール系色素、ピロ
メテン系色素が挙げられ、シアニン系色素、アゾ系色
素、オキソノール系色素が好ましく、シアニン系色素、
オキソノール系色素が特に好ましい。
【0025】色素含有記録層14の形成は、例えば、シ
アニン色素、所望により退色防止剤及び結合剤などを溶
剤に溶解して塗布液を調製し、次いでこの塗布液を基板
のグルーブが形成されているその表面に塗布して塗膜を
形成したのち乾燥することにより行うことができる。
【0026】色素含有記録層形成用の塗布液の溶剤とし
ては、酢酸ブチル、セロソルブアセテートなどのエステ
ル;メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、メチルイ
ソブチルケトンなどのケトン;ジクロルメタン、1,2
−ジクロルエタン、クロロホルムなどの塩素化炭化水
素;ジメチルホルムアミドなどのアミド;シクロヘキサ
ンなどの炭化水素;テトラヒドロフラン、エチルエーテ
ル、ジオキサンなどのエーテル;エタノ−ル、n−プロ
パノール、イソプロパノール、n−ブタノール、ジアセ
トンアルコールなどのアルコール;2,2,3,3−テ
トラフロロプロパノールなどのフッ素系溶剤;エチレン
グリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモ
ノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエ
ーテルなどのグリコールエーテル類などを挙げることが
できる。上記溶剤は使用する化合物の溶解性を考慮して
単独または二種以上を組み合わせて用いることができ
る。塗布液中には更に酸化防止剤、UV吸収剤、可塑
剤、及び潤滑剤などの各種の添加剤を目的に応じて添加
してもよい。
【0027】退色防止剤の代表的な例としては、ニトロ
ソ化合物、金属錯体、ジオンモニウム塩、及びアミニウ
ム塩などを挙げることができる。これらの例は、例え
ば、特開平2−300288号、同3−224793
号、あるいは同4−146189号等の各公報に記載さ
れている。退色防止剤を使用する場合には、その使用量
は、色素の量に対して、通常0.1〜50重量%の範囲
であり、好ましくは、0.5〜45重量%の範囲、更に
好ましくは、3〜40重量%の範囲、特に5〜25重量
%の範囲である。
【0028】結合剤の例としては、例えばゼラチン、セ
ルロース誘導体、デキストラン、ロジン、ゴムなどの天
然有機高分子物質;およびポリウレタン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリイソブチレン
等の炭化水素系樹脂;ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリ
デン、ポリ塩化ビニル・ポリ酢酸ビニル共重合体等のビ
ニル系樹脂;ポリアクリル酸メチル、ポリメタクリル酸
メチルなどのアクリル樹脂;ポリビニルアルコール、塩
素化ポリエチレン、エポキシ樹脂、ブチラール樹脂、ゴ
ム誘導体、フェノール・ホルムアルデヒド樹脂等の熱硬
化性樹脂の初期縮合物などの合成有機高分子を挙げるこ
とができる。記録層14の材料として結合剤を併用する
場合に、結合剤の使用量は、色素100重量部に対して
0.2〜20重量部、好ましくは0.5〜10重量部、
更に好ましくは1〜5重量部である。このようにして調
製される塗布液中の色素の濃度は一般に0.01〜10
重量%の範囲にあり、好ましくは0.1〜5重量%の範
囲にある。
【0029】塗布方法としては、スプレー法、スピンコ
ート法、ディップ法、ロールコート法、ブレードコート
法、ドクターロール法、スクリーン印刷法などを挙げる
ことができる。色素含有記録層14は単層でも重層でも
よい。色素含有記録層14の層厚は一般に20〜500
nmの範囲にあり、好ましくは50〜300nmの範囲
にある。本発明の光ディスクでは、色素含有記録層14
の厚みは、グルーブ内で130〜200nm(更に好ま
しくは、140〜190nm、特に好ましくは、145
〜185nm)の範囲にあることが好ましい。また、ラ
ンドの部分の色素含有記録層14の厚みは、50〜15
0nm(更に好ましくは、60〜120nm)の範囲に
あることが好ましい。
【0030】上記記録層14の上に、特に情報の再生時
における反射率の向上の目的で、反射層16が設けられ
る。反射層16の材料である光反射性物質はレーザ光に
対する反射率が高い物質であり、その例としては、M
g、Se、Y、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、C
r、Mo、W、Mn、Re、Fe、Co、Ni、Ru、
Rh、Pd、Ir、Pt、Cu、Ag、Au、Zn、C
d、Al、Ga、In、Si、Ge、Te、Pb、P
o、Sn、Biなどの金属及び半金属あるいはステンレ
ス鋼を挙げることができる。これらのうちで好ましいも
のは、Cr、Ni、Pt、Cu、Ag、Au、Alおよ
びステンレス鋼である。これらの物質は単独で用いても
よいし、あるいは二種以上の組み合わせで、または合金
として用いてもよい。反射層16は、例えば上記反射性
物質を蒸着、スパッタリングまたはイオンプレーティン
グすることにより記録層14の上に形成することができ
る。反射層16の層厚は一般には10〜800nmの範
囲にあり、好ましくは20〜500nmの範囲、更に好
ましくは50〜300nmの範囲である。
【0031】反射層16の上には、記録層14などを物
理的および化学的に保護する目的で保護層18が設けら
れる。この保護層18は、基板12の記録層14が設け
られていない側にも耐傷性、耐湿性を高める目的で設け
られてもよい。保護層18に用いられる材料としては、
例えば、SiO、SiO2、MgF2、SnO2、Si3
4などの無機物質、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、UV
硬化性樹脂等の有機物質を挙げることができる。なお、
保護層18は必ず設けられていなくてもよい。
【0032】保護層18は、たとえばプラスチックの押
出加工で得られたフィルムを接着層を反射層16上及び
/または基板12上にラミネートすることにより形成す
ることができる。あるいは真空蒸着、スパッタリング、
塗布等の方法により設けられてもよい。また、熱可塑性
樹脂、熱硬化性樹脂の場合には、これらを適当な溶剤に
溶解して塗布液を調製したのち、この塗布液を塗布し、
乾燥することによっても形成することができる。UV硬
化性樹脂の場合には、そのままもしくは適当な溶剤に溶
解して塗布液を調製したのちこの塗布液を塗布し、UV
光を照射して硬化させることによっても形成することが
できる。これらの塗布液中には、更に帯電防止剤、酸化
防止剤、UV吸収剤等の各種添加剤を目的に応じて添加
してもよい。保護層18の層厚は一般には0.1〜10
0μmの範囲にある。
【0033】以上の工程により、基板12上に記録層1
4、反射層16、及び保護層18を設けた積層体20を
作製することができる。得られた積層体20と、積層体
20の基板12と略同じ寸法の円盤状の保護基板22と
を、記録層14が内側となるように接着剤24で貼り合
わせることにより、片側のみに記録層を持つDVD−R
型の光記録媒体10を製造することができる。接着剤と
しては、前記保護層18の形成に用いたUV硬化性樹脂
を用いてもよいし、あるいは合成接着剤を用いもよい。
また、両面テープなどを用いてもよい。貼り合わせ後の
光記録媒体の厚みは、1.2±0.2mmとなるように
調製することが好ましい。
【0034】得られたDVD−R型の光記録媒体の記録
及び再生は、例えば、次のように行われる。まず、光記
録媒体を所定の定線速度(3.84m/秒)または所定
の定角速度にて回転させながら、基板側から半導体レー
ザ光などの記録用のレーザ光を光学系を通して集光し、
照射する。レーザ光の照射により、記録層の照射部分が
その光を吸収して局所的に温度上昇し、物理的あるいは
化学的な変化が生じてその光学特性を変えることにより
情報が記録される。記録光としては、可視域のレーザ
光、通常600nm〜700nm(好ましくは620〜
680nm、更に好ましくは、630〜660nm)の
範囲の発振波長を有する半導体レーザービームが用いら
れる。また記録光は、NAが0.55〜0.7の光学系
を通して集光されることが好ましい。上記のように記録
された情報の再生は、光記録媒体を所定の定線速度で回
転させながら記録時と同じ波長を持つ半導体レーザ光を
基板側から照射して、その反射光を検出することにより
行うことができる。
【0035】本発明では、ランドに形成されたピット
(LPP)は、隣接するグルーブの一方のグルーブ側に
のみ開口を有し、他方のグルーブ側には開口を有してい
ないため、他方のグルーブの記録層にピットが形成され
る際には、このランドが壁となって記録層材料が膨張し
てLPPにまで広がるのを阻止する。このため、所望の
ピット長を得ることができ、正確に記録を行うことがで
きる。また、本発明では、LPPは、隣接するグルーブ
の一方のグルーブ側よりに形成されるため、LPP信号
のうちアドレス情報の読み出しに必要なパルスは大きく
なり、アドレス情報の読み出しに不要なパルスは消える
(あるいは小さくなる)。このため、アドレス情報を正
確に読み取ることができると共に、RF信号に対するノ
イズを低減することができる。
【0036】上記の通り、本実施の形態では、基板表面
に、色素含有記録層、反射層、及び保護層が設けられて
なる積層体と、基板と略同じ寸法の円盤状保護基板と、
を記録層が内側となるように接合した構造の、片側のみ
に記録層を持つDVD−R型の光記録媒体の例を示した
が、本発明は、基板表面に色素含有記録層、反射層、及
び保護層が設けらた積層体を二枚作成し、二枚の積層体
をそれぞれの記録層が内側となるように接合した構造
の、両面に記録層を持つDVD−R型の光記録媒体に適
用することもできる。
【0037】また、本実施の形態では、DVD−R型の
光記録媒体の例を示したが、本発明は、LPPによりア
ドレス情報を記録することが可能な光記録媒体に適用す
ることができ、例えば、書き換え可能なデジタルビデオ
ディスクであるDVD−RWや、CD−R、MO等にも
適用することができる。
【0038】
【実施例】[実施例1]射出成形により、表面にスパイ
ラル状のグルーブ(ランド)とLPPとを形成したポリ
カーボネート基板(厚さ:0.6mm、外径:120m
m、内径:15mm、帝人(株)製、商品名「パンライ
トAD5503」)を作製した。グルーブの溝深さ、溝
幅、溝ピッチ、溝傾斜部の幅は、以下の通りである。な
お、グルーブの溝深さD、溝幅W、溝傾斜部の幅(W1
−W2)/2は、各々図5に示す通り定義される。ま
た、溝深さ、溝幅、溝ピッチ、溝傾斜部の幅の測定は原
子間力顕微鏡(AFM)で行った。 溝深さD:150nm 溝幅W:300nm 溝ピッチ:740nm 溝傾斜部の幅(W1−W2)/2:120nm(片側60
nm)
【0039】ランド幅の平均値(通常のランド幅a)は
0.44μmであり、このランドに内周側のグルーブ側
にのみ開口を有するようにLPPを形成した。LPPの
形状は、図4Bに示す通り一部が欠けた長円であり、最
狭ランド幅bは0.1μmであり、LPP長さLは0.
5μmである。なお、比(a/b)は5/22である。
【0040】下記オキソノール色素1gを、2,2,
3,3−テトラフルオロ−1−プロパノール100ml
に溶解し、この光吸収層形成用塗布液を、得られた基板
のグルーブ面に、回転数を300〜3000rpmまで
変化させながらスピンコート法により塗布し、乾燥して
光吸収層を形成した。光吸収層の厚さは、光吸収層の断
面をSEMにより観察して計測したところグルーブ内で
は110nm、ランド部では70nmであった。
【0041】
【化1】
【0042】次いで、アルゴン雰囲気中での、DCスパ
ッタリングにより、光吸収層上に厚さ約100nmのA
uからなる反射層を形成した。なお、チャンバー内の圧
力は0.8Paであった。
【0043】更に、反射層上に、UV硬化性樹脂(商品
名「SD−318」、大日本インキ化学工業(株)製)
を回転数を300rpm〜4000rpmまで変化させ
ながらスピンコートにより塗布した。塗布後、その上か
ら高圧水銀灯により紫外線を照射して、硬化させ、層厚
8μmの保護層を形成した。表面硬度は鉛筆の引っかき
硬度で2Hであった。このようにして基板上に、光吸収
層、反射層及び保護層が順に設けられた積層体を得た。
【0044】別に、保護層のみ形成したポリカーボネー
ト製の円盤状保護基板(直径:120mm、厚さ:0.
6mm)を用意し、上記で得た積層体と保護層のみ形成
した基板とを、基板側が内側となるように重ね合わせ、
貼り合わせ層の厚さが17μmとなるように、CIBA
社製の紫外線硬化型アクリレート接着剤「XNR552
2」を用いて貼り合わせた。接着剤の層厚は40μmで
あった。以上の工程により、本発明に従うDVD−R型
の光ディスクを製造した。
【0045】[比較例1]隣接する両方のグルーブ側に
開口を有するようにLPPを形成した以外は、実施例1
と同様にして比較用のDVD−R型の光ディスクを得
た。LPPの形状は図6に示すような両側が欠けた長円
であり、LPP長さは0.5μmである。
【0046】[記録前のLPP信号強度の測定]上記実
施例及び比較例のDVD−R型の光ディスクについて、
プッシュプル信号に凸状信号の振幅から、記録前のLP
P信号強度を測定した。
【0047】[光ディスクとしての評価]上記実施例及
び比較例のDVD−R型の光ディスクに、DDU100
0(パルステック社製)評価機を用いてレーザ光の波長
635nm(NA0.6にピックアップ)、定線速度
3.8m/s、変調周波数0.935MHzの信号を記
録パワー9mWで記録した。記録後の光ディスクについ
て、ヒューレット・パッカード社のモジュレーションド
メインアナライザ「53310A」を用いて、3Tピッ
トジッターを測定した。3Tピットジッターの値が小さ
い程、ピットのバラツキが少ないことを意味する。得ら
れた結果を表1に示す。
【0048】
【0049】表1の結果から、本発明に従うDVD−R
型の光ディスク(実施例1)の場合には、LPP信号の
振幅も0.03と大きくアドレス情報の検出には充分で
あり、3Tピットジッターの値が小さく安定した記録再
生特性が得られることがわかる。一方、比較用のDVD
−R型の光ディスク(比較例1)の場合には、LPP信
号の振幅は同じく0.03であるが、3Tピットジッタ
ーの値が大きく、デジタル信号の読み誤りが生じ易くな
るなど満足した記録再生特性が得られないことがわか
る。
【0050】
【発明の効果】本発明の光記録媒体は、記録時に記録層
材料が膨張してLPPにまで広がるのを阻止し、所望の
ピット長を得ることができ、正確に記録を行うことがで
きるという効果を奏する。また、本発明の光記録媒体
は、LPP信号のうちアドレス情報の読み出しに必要な
パルスを大きく、アドレス情報の読み出しに不要なパル
スを小さくすることができ、アドレス情報を正確に読み
取ることができると共に、RF信号に対するノイズを低
減することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の光記録媒体のLPPが設けられ
た基板部分の斜視図である。
【図2】本実施の形態の光記録媒体の積層構造を示す概
略断面図である。
【図3】本実施の形態の光記録媒体の、ランドの一部を
切り欠いた形状のLPPが設けられた基板部分の変形例
を示す斜視図である。
【図4】本実施の形態の光記録媒体の基板の一部を上か
ら見た平面図である。
【図5】グルーブの溝深さ、溝幅、溝ピッチ、溝傾斜部
の幅を定義するための模式図である。
【図6】比較例のLPPの概略形状を表す平面図であ
る。
【図7】LPP信号の波形図である。
【図8】従来の光記録媒体のLPPが設けられた基板部
分の斜視図である。
【符号の説明】
10 光記録媒体 12 基板 14 記録層 16 反射層 18 保護層 20 積層体 22 保護基板 24 接着剤 32A〜C グルーブ 34A〜C ランド 36A〜C 開口 38A〜C LPP 40 スポット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スパイラル状または同心円状にグルーブ
    が形成されると共に、 隣接するグルーブ間にあるランドに、隣接するグルーブ
    の一方のグルーブ側にのみ側壁が開口し、該一方のグル
    ーブのアドレス情報を記録したピットが予め形成された
    光記録媒体。
JP29935999A 1999-10-21 1999-10-21 光記録媒体 Expired - Fee Related JP4041629B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29935999A JP4041629B2 (ja) 1999-10-21 1999-10-21 光記録媒体
TW089118001A TW476956B (en) 1999-10-21 2000-09-02 Photorecording media
CN00124678.XA CN1295325A (zh) 1999-10-21 2000-09-27 光记录媒体
DE60039832T DE60039832D1 (de) 1999-10-21 2000-10-16 Optisches Aufzeichnungsmedium
EP00309064A EP1094450B1 (en) 1999-10-21 2000-10-16 Optical recording medium
US09/693,961 US6490240B1 (en) 1999-10-21 2000-10-23 Optical recording medium with increased addressing accuracy

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29935999A JP4041629B2 (ja) 1999-10-21 1999-10-21 光記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001118288A true JP2001118288A (ja) 2001-04-27
JP4041629B2 JP4041629B2 (ja) 2008-01-30

Family

ID=17871545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29935999A Expired - Fee Related JP4041629B2 (ja) 1999-10-21 1999-10-21 光記録媒体

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6490240B1 (ja)
EP (1) EP1094450B1 (ja)
JP (1) JP4041629B2 (ja)
CN (1) CN1295325A (ja)
DE (1) DE60039832D1 (ja)
TW (1) TW476956B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7193961B2 (en) 2002-11-19 2007-03-20 Hitachi Maxell, Ltd. Optical information-recording medium and method for producing the same
JP2015008027A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 特定非営利活動法人 日本ビデオアルバム協会 記録媒体および記録媒体の製造方法
JP2016122483A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 特定非営利活動法人 日本ビデオアルバム協会 記録媒体および記録媒体の製造方法

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SG91255A1 (en) * 1999-02-19 2002-09-17 Taiyo Yuden Kk Optical information medium and recording method thereof
EP1772862B1 (en) * 1999-04-08 2010-07-21 Pioneer Corporation Manufacturing method for optical recording medium and optical recording medium
JP4136293B2 (ja) * 2000-08-10 2008-08-20 パイオニア株式会社 光学式記録媒体並びにその製造方法及び製造装置
US6819650B2 (en) * 2001-01-12 2004-11-16 Victor Company Of Japan, Ltd. Optical disc having land pre-pits and variable groove depths
TWI292910B (ja) * 2001-06-11 2008-01-21 Sony Corp
US6704274B2 (en) * 2001-07-12 2004-03-09 Tdk Corporation Optical recording disc
KR100425949B1 (ko) * 2001-08-27 2004-04-03 주식회사 비올디벨로퍼즈 광기록매체
KR100636726B1 (ko) * 2002-05-31 2006-10-23 후지쯔 가부시끼가이샤 광 기록 매체 및 광 기억 장치
RU2522610C2 (ru) * 2012-07-10 2014-07-20 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Чувашский государственный университет имени И.Н. Ульянова" Морозостойкая резиновая смесь

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2887296B2 (ja) * 1990-11-28 1999-04-26 株式会社リコー 光学的情報記録媒体及び情報記録方法
JP2658905B2 (ja) * 1994-10-07 1997-09-30 日本電気株式会社 光ディスクの情報処理方法およびその情報処理装置
JPH09102143A (ja) * 1995-10-05 1997-04-15 Nec Corp 光ディスク
JPH09259439A (ja) * 1996-03-19 1997-10-03 Fujitsu Ltd 光記録媒体及びトラックを計数する方法
JP3703569B2 (ja) 1996-04-02 2005-10-05 ソニー株式会社 光記録媒体及びその記録再生方法、記録再生装置
JPH09326136A (ja) * 1996-06-05 1997-12-16 Sony Corp 光記録媒体及びその製造方法
EP0818778B1 (en) * 1996-07-09 2004-06-23 Sharp Kabushiki Kaisha Optical disc with dispersed wobble sections, manufacturing method and recording and reproducing method
JP3948771B2 (ja) 1996-11-21 2007-07-25 パイオニア株式会社 移動制御情報記録装置、情報記録媒体及び情報再生装置
JPH10302310A (ja) * 1997-04-25 1998-11-13 Sony Corp 光学記録媒体及び光学ディスク装置
JPH11126372A (ja) 1997-10-23 1999-05-11 Pioneer Electron Corp 光記録媒体
TW493172B (en) * 1999-02-23 2002-07-01 Taiyo Yuden Kk Optical information medium and recording method therefor

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7193961B2 (en) 2002-11-19 2007-03-20 Hitachi Maxell, Ltd. Optical information-recording medium and method for producing the same
JP2015008027A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 特定非営利活動法人 日本ビデオアルバム協会 記録媒体および記録媒体の製造方法
JP2016122483A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 特定非営利活動法人 日本ビデオアルバム協会 記録媒体および記録媒体の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE60039832D1 (de) 2008-09-25
CN1295325A (zh) 2001-05-16
EP1094450A2 (en) 2001-04-25
EP1094450A3 (en) 2002-02-27
EP1094450B1 (en) 2008-08-13
TW476956B (en) 2002-02-21
JP4041629B2 (ja) 2008-01-30
US6490240B1 (en) 2002-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4111666B2 (ja) 光情報記録媒体の製造方法
JP2002367227A (ja) 光情報記録媒体
JP2699120B2 (ja) 情報記録媒体および光情報記録方法
JP2002269821A (ja) 光情報記録媒体
JP4041629B2 (ja) 光記録媒体
JP2657579B2 (ja) 光情報記録媒体
TW200523918A (en) Optical recording media and information recording method
US20090073866A1 (en) Optical Information Recording Medium and Method for Manufacturing Same
JP2668604B2 (ja) 光情報記録方法
JP2732314B2 (ja) 光情報記録方法および情報記録媒体
JP2747744B2 (ja) 光情報記録方法
JP3773627B2 (ja) 情報記録媒体
JP2529133B2 (ja) 情報記録媒体
JP2002304772A (ja) 光記録媒体
JP2529131B2 (ja) 情報記録媒体
JP2003016689A (ja) 光情報記録媒体
JP2001307375A (ja) 光情報記録媒体及び光情報記録再生方法
JP2000268402A (ja) 光情報記録媒体
JP2003257046A (ja) 光記録媒体
JP2604273B2 (ja) 光情報記録方法
JP2006196063A (ja) 光記録媒体
JP2003165272A (ja) 光情報記録媒体
JPH113539A (ja) 情報記録媒体
JP2008041164A (ja) 光情報記録媒体およびその製造方法
JPH04335223A (ja) 情報記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040831

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060310

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20070227

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070703

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070903

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20071012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071112

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101116

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111116

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121116

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees