JP2001117309A - 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置

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JP2001117309A JP30092599A JP30092599A JP2001117309A JP 2001117309 A JP2001117309 A JP 2001117309A JP 30092599 A JP30092599 A JP 30092599A JP 30092599 A JP30092599 A JP 30092599A JP 2001117309 A JP2001117309 A JP 2001117309A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子写真感光体を管理するための管理情報を
非接触で記憶できるようにして、電子写真感光体の管理
の向上を図った電子写真感光体、前記電子写真感光体を
有するプロセスカートリッジ、及び前記プロセスカート
リッジを着脱可能な電子写真画像形成装置を提供するこ
と。 【解決手段】 電子写真画像形成装置の本体が有する本
体交信手段23と非接触で交信を行うアンテナ部と、電
子写真感光体7を管理するための管理情報を記憶すると
共に前記本体交信手段23と交信するよう前記アンテナ
部を制御する制御部と、を備えた記憶素子15を、前記
電子写真感光体7に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真感光体、
プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置に関す
るものである。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するも
のである。そして、電子写真画像形成装置の例として
は、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば
レーザープリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ
装置及びワードプロッセッサ等が含まれる。
【0003】また、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体
とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画
像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。及
び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも
1つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して
画像形成装置本体に着脱可能とするものである。更に、
少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体的にカー
トリッジ化して装置本体に着脱可能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】電子写真画像形成プロセスを用いた電子
写真画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記
電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカー
トリッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体
に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用され
ている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置
のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身
で行うことができるので、格段に操作性を向上させるこ
とができた。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、
画像形成装置において広く用いられている。
【0005】このような電子写真画像形成装置において
は、一様に帯電させた感光体ドラムに選択的な露光をし
て静電潜像を形成し、この静電潜像をトナーで顕像化す
ると共に、該トナー像を記録媒体に転写して画像記録を
行う。このような装置にあっては、長期期間使用すると
感光体ドラムが削れ、画像形成に際して所謂ガブリ等を
生ずる。
【0006】このため、プロセスカートリッジにあって
は、感光体ドラムの寿命を管理するための管理情報とし
て、例えば感光体ドラムの製造ロットや製造場所などの
製造情報、および感光体ドラムの回転数や回転時間等の
感光体ドラムの削れ量に関する寿命情報などを記録でき
るようしておくのが望ましい。また、プロセスカートリ
ッジの組立時に、感光体ドラムの特性と、組立て対象と
なるプロセスカートリッジを同定する必要上、感光体ド
ラムの製造ロットや製造場所などの製造情報を感光体ド
ラムに記録しておくのが望ましい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みて為されたものであって、その主要な目的は、電子写
真感光体を管理するための管理情報を非接触で記録でき
るようにして、電子写真感光体の管理の向上を図った電
子写真感光体を提供することにある。
【0008】他の主要な目的は、電子写真感光体を管理
するための管理情報及びプロセスカートリッジに関する
管理情報を非接触で記録できるようにして、電子写真感
光体の管理の向上を図った電子写真感光体を提供するこ
とにある。
【0009】また、他の主要な目的は、電子写真感光体
を管理するための管理情報及びプロセスカートリッジに
関する管理情報を非接触で記録できるようにして、電子
写真感光体の管理の向上を図ったプロセスカートリッジ
を提供することにある。
【0010】また、他の主要な目的は、電子写真感光体
を管理するための管理情報及びプロセスカートリッジに
関する管理情報を記録できるようにして、電子写真感光
体の管理の向上を図ったプロセスカートリッジを着脱可
能な電子写真画像形成装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る電子写真感光体の代表的な構成は、記録
媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置に用
いられる電子写真感光体において、前記電子写真画像形
成装置の本体が有する本体交信手段と非接触で交信を行
うアンテナ部と、前記電子写真感光体を管理するための
管理情報を記憶すると共に前記本体交信手段と交信する
よう前記アンテナ部を制御する制御部と、を備えた記憶
素子を有することを特徴とする電子写真感光体である。
【0012】また、上記目的を達成するための本発明に
係る電子写真感光体の代表的な構成は、電子写真感光体
と、前記電子写真感光体に作用するプロセス手段とを有
して、電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
カートリッジの前記電子写真感光体において、前記電子
写真画像形成装置本体が有する本体交信手段と非接触で
交信を行うアンテナ部と、前記電子写真感光体を管理す
るための管理情報および前記プロセスカートリッジに関
する管理情報を記憶すると共に前記本体交信手段と交信
するよう前記アンテナ部を制御する制御部と、を備えた
記憶素子を有することを特徴とする電子写真感光体であ
る。
【0013】上記目的を達成するための本発明に係るプ
ロセスカートリッジの代表的な構成は、電子写真画像形
成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおい
て、電子写真感光体と、前記電子写真感光体に作用する
プロセス手段と、前記電子写真感光体に設けられ、前記
電子写真画像形成装置本体が有する本体交信手段と非接
触で交信を行うアンテナ部と、前記電子写真感光体を管
理するための管理情報および前記プロセスカートリッジ
に関する管理情報を記憶すると共に前記本体交信手段と
交信するよう前記アンテナ部を制御する制御部と、を備
えた記憶素子と、を有することを特徴とするプロセスカ
ートリッジである。
【0014】上記目的を達成するための本発明に係る電
子写真画像形成装置の代表的な構成は、電子写真画像形
成装置本体にプロセスカートリッジを着脱可能であっ
て、記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成
装置において、(a)本体交信手段と、(b)電子写真
感光体と、前記電子写真感光体に作用するプロセス手段
と、前記電子写真感光体に設けられ、前記電子写真画像
形成装置本体が有する本体交信手段と非接触で交信を行
うアンテナ部と、前記電子写真感光体を管理するための
管理情報および前記プロセスカートリッジに関する管理
情報を記憶すると共に前記本体交信手段と交信するよう
前記アンテナ部を制御する制御部と、を備えた記憶素子
と、を有するプロセスカートリッジを取り外し可能に装
着するための装着手段と、(c)前記記録媒体を搬送す
るための搬送手段と、を有することを特徴とする電子写
真画像形成装置である。
【0015】(作用)上記電子写真感光体においては、
記憶素子の制御部がアンテナ部を制御して電子写真感光
体を管理するための管理情報を本体交信手段と非接触で
交信して記憶する。このように記憶素子が本体交信手段
と電子写真感光体を管理するための管理情報を非接触で
交信して記憶するので、接点を介して本体交信手段と通
信する通信方式の接点の接触不良に起因して発生する通
信不良を回避できて電子写真感光体の管理の向上を図
れ、その上、電子写真感光体を管理するための管理情報
を用いて電子写真感光体の特性を知ることもできる。
【0016】上記電子写真感光体においては、記憶素子
の制御部がアンテナ部を制御して電子写真感光体を管理
するための管理情報およびプロセスカートリッジに関す
る管理情報を本体交信手段と非接触で交信して記憶す
る。このように記憶素子が本体交信手段と電子写真感光
体を管理するための管理情報およびプロセスカートリッ
ジに関する管理情報を非接触で交信して記憶するので、
接点を介して本体交信手段と通信する通信方式の接点の
接触不良に起因して発生する通信不良を回避できて電子
写真感光体の管理の向上を図れ、その上、電子写真感光
体を管理するための管理情報を用いて電子写真感光体の
特性を知ることもできる。
【0017】上記プロセスカートリッジにおいては、記
憶素子の制御部がアンテナ部を制御して電子写真感光体
を管理するための管理情報およびプロセスカートリッジ
に関する管理情報を本体交信手段と非接触で交信して記
憶する。このように記憶素子が本体交信手段と電子写真
感光体を管理するための管理情報およびプロセスカート
リッジに関する管理情報を非接触で交信して記憶するの
で、接点を介して本体交信手段と通信する通信方式の接
点の接触不良に起因して発生する通信不良を回避できて
電子写真感光体の管理の向上を図れ、その上、電子写真
感光体を管理するための管理情報を用いて電子写真感光
体の特性を知ることもできる。
【0018】上記電子写真画像形成装置においては、プ
ロセスカートリッジの有する記憶素子の制御部がアンテ
ナ部を制御して電子写真感光体を管理するための管理情
報およびプロセスカートリッジに関する管理情報を本体
交信手段と非接触で交信して記憶する。このようにプロ
セスカートリッジの有する記憶素子が本体交信手段と電
子写真感光体を管理するための管理情報およびプロセス
カートリッジに関する管理情報を非接触で交信して記憶
するので、接点を介して本体交信手段と通信する通信方
式の接点の接触不良に起因して発生する通信不良を回避
できて電子写真感光体の管理の向上を図れ、その上、電
子写真感光体を管理するための管理情報を用いて電子写
真感光体の特性を知ることもできる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。
【0020】プロセスカートリッジ及びそれを着脱可能
な電子写真画像形成装置について、図1及び図2を参照
して具体的に説明する。なお、図1はプロセスカートリ
ッジを装着した電子写真画像形成装置(レーザービーム
プリンタ)の構成説明図であり、図2はプロセスカート
リッジの構成説明図である。
【0021】ここでは説明の順序として、プロセスカー
トリッジを装着した電子写真画像形成装置の全体構成を
説明し、次にプロセスカートリッジの電子写真感光体の
寿命管理構成について説明する。
【0022】{全体構成}この電子写真画像形成装置
(レーザービームプリンタ)Aは、図1に示すように、
光学系1から画像情報に基づいた光像を照射してドラム
形状の電子写真感光体(以下「感光体ドラム」という)
7に現像剤(以下「トナー」という)像を形成する。そ
して前記トナー像の形成と同期して、記録媒体(記録
紙、OHPシート、布等)2をカセット3aからピック
アップローラ3b及びレジストローラ対3c1,3c2
等からなる搬送手段3で搬送し、且つプロセスカートリ
ッジBとしてカートリッジ化された画像形成部におい
て、該感光体ドラム7に形成したトナー像を転写手段と
しての転写ローラ4に電圧印加することによって記録媒
体2に転写し、その記録媒体2を中間排出ローラ3d及
びガイド板3eで定着手段5へと搬送する。この定着手
段5は駆動ローラ5a及びヒータ5bを内蔵する定着ロ
ーラ5cからなり、通過する記録媒体2に熱及び圧力を
印加して転写トナー像を定着する。そしてこの記録媒体
2を排出ローラ対3fが搬送し、反転搬送路を通して排
出部6へと排出する如く構成している。
【0023】一方、前記画像形成部を形成するプロセス
カートリッジBは、電子写真感光体と、少なくとも1つ
のプロセス手段を備えたものである。ここでプロセス手
段としては、例えば電子写真感光体を帯電させる帯電手
段、電子写真感光体に形成された静電潜像を現像する現
像手段、電子写真感光体表面に残留するトナーをクリー
ニングするクリーニング手段等がある。本実施の形態の
プロセスカートリッジBは、図1及び図2に示すよう
に、感光層を有する感光体ドラム7を回転し、その表面
を帯電手段である帯電ローラ8への電圧印加によって一
様に帯電し、前記光学系1からの光像を露光部9を介し
て感光体ドラム7に露光して静電潜像を形成し、現像手
段10によって現像するように構成している。
【0024】この現像手段10は、トナー溜め(トナー
収容部)12b内のトナーを回転可能なトナー送り部材
10aで送り出し、固定磁石10bを内蔵した現像スリ
ーブ10cを回転させると共に、現像ブレード10dに
よって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像スリーブ
10cの表面に形成し、そのトナーを前記静電潜像に応
じて感光体ドラム7へ転移させることによってトナー像
を形成して可視像化する。そして転写ローラ4に前記ト
ナー像と逆極性の電圧を印加してトナー像を記録媒体2
に転写した後は、クリーニングブレード11aによって
感光体ドラム7に残留したトナーを掻き落とすと共に、
スクイシート11bによって掬い取り、除去トナー溜め
11cへ集めるクリーニング手段11によって感光体ド
ラム7上の残留トナーを除去するように構成している。
【0025】尚、前記感光体ドラム7、帯電ローラ8、
現像手段10、クリーニング手段11等の各部品は、第
一枠体12aと第二枠体12bとを結合したハウジング
12内に収納してカートリッジ化され、電子写真画像形
成装置本体(以下「画像形成装置本体」という)13に
設けられたカートリッジ装着手段に対して着脱可能に装
着される。ここで、第一枠体12aはトナー収容部12
a1を有し、トナー送り部材10a、現像スリーブ10
c、現像ブレード10d等の現像手段10を内蔵してい
る。第二枠体12bは除去トナー溜め11cを有し、感
光体ドラム7、帯電ローラ8、及びクリーニング手段1
1のクリーニングブレード11a、スクイシート11b
等を内蔵している。
【0026】このカートリッジ装着手段は、図1に示す
軸15aを中心に開閉部材14を開くと、カートリッジ
装着部の空間が表れ、その左右内側面に図示しないカー
トリッジ装着ガイド部材が取り付けてあり、この左右の
ガイド部材にはプロセスカートリッジBを挿入するため
のガイド部が対向して設けてある。このガイド部に沿っ
てプロセスカートリッジBを挿入し、開閉部材14を閉
じることによってプロセスカートリッジBを画像形成装
置本体13に装着するものである。
【0027】{感光体ドラムの寿命管理構成}次に、感
光体ドラムの寿命管理の構成について、図3乃至図5を
用いて説明する。なお、図3は本実施の形態に係る感光
体ドラムの斜視図、図4は図3に示す感光体ドラムの記
憶素子(記憶手段)の概要構成を示す説明図、図5は画
像形成装置本体内に設けられたカートリッジ駆動制御装
置の構成を示すブロック図である。
【0028】先ず、記憶手段としての記憶素子を有する
感光体ドラムについて、図3を用いて詳しく説明する。
感光体ドラム7は、外径が30〜40mmのアルミニウ
ム製のシリンダー30の上に、有機感光体(OPC)3
1が塗布される。アルミニウム製のシリンダー30の長
手方向両端部には、ポリアセタール等の滑り性の良い樹
脂でできたフランジ32が嵌め込まれている。フランジ
32の中心部には、感光体ドラム7の回転中心となる金
属製の軸(図示せず)が貫通する開口33があいてい
る。両フランジ32のうち、一方のフランジ32の端面
には、記憶手段としての記憶素子15が貼り付けられて
いる。即ち、記憶素子15は感光体ドラム7の長手方向
(軸線方向)において一方のフランジ32の端面に配さ
れている。また前記一方のフランジ32には感光体ドラ
ム7を駆動するギア34が設けられている。
【0029】前記記憶素子15をフランジ32の端面に
貼り付ける場合、該フランジ32の外側(外側面)であ
っても、内側(内側面)であっても良い。フランジ32
の内側に記憶素子15を貼り付けるのであれば、記憶素
子15を外側に貼り付ける場合に該記憶素子15の表面
に用いる薄膜の保護部材(図示せず)を省略できるとい
う利点がある。また記憶素子15は、フランジ32に埋
め込んで作ることも可能である。あるいは薄膜の保護部
材ではさみ込んだ記憶素子15をフランジ32に両面テ
ープで接着してもよい。
【0030】次に、記憶素子の構成について、図4を用
いて詳しく説明する。記憶素子15は、電子写真画像形
成装置本体が有する本体交信手段23(図5参照)と非
接触で交信を行うアンテナ部35と、感光体ドラム7を
管理するための管理情報としての製造情報を記憶すると
共に前記本体交信手段23と交信するようアンテナ部3
5を制御する制御部としての記憶素子制御部36とを有
する。記憶素子制御部36は、復調部、信号変換部、制
御回路部、EEPROM、変調部(何れも図示せず)か
らなっている。そして、前記記憶素子15は、画像形成
装置本体13にプロセスカートリッジBをセットした
後、アンテナ部35を通じて記憶素子制御部36に記憶
されている感光体ドラム7の製造情報を無線で本体交信
手段23に送信し、感光体ドラム7の使用後に、本体交
信手段23とアンテナ部35を通じてプロセスカートリ
ッジBに関する管理情報としての感光体ドラム7の寿命
情報を無線で受信して記憶素子制御部36に記憶するよ
うに構成されている。本実施の形態では、感光体ドラム
7の寿命情報として、帯電ローラ8に印加する交流電圧
(帯電バイアス)の印加時間、メインモーター22(図
5参照)の回転時間などの感光体ドラム7の削れ量に関
する情報を用いている。また、感光体ドラム7の製造情
報として、以下のような情報を用いている。具体的に
は、感光体ドラム7の製造ロット、製造場所、製造日
時、製造ライン、感光体の感度レベル、感光体の厚み
等、がある。これらの全部又は一部は、プロセスカート
リッジBの出荷時に、記憶素子制御部36のEEPRO
Mに記憶される。
【0031】次に、カートリッジ駆動制御装置の構成に
ついて、図5を用いて説明する。DCコントローラ20
は画像形成装置本体13の制御を司るものであり、DC
電源19により、電源が供給される。
【0032】DCコントローラ20は、CPU20a、
ROM20b、RAM20c、クロック20d、カウン
タ20eなどからなっており、メインモータ22や本体
電源としての高圧電源21などを制御する。高圧電源2
1は、DCコントローラ20により制御されて、プロセ
スカートリッジB内の帯電ローラ8や現像スリーブ10
cに印加するバイアス電圧(帯電バイアスや現像バイア
ス)を作り出す。そして、帯電ローラ8や現像スリーブ
10cに交流を直流に重畳した電圧を印加する。メイン
モータ22は、DCコントローラ20により制御されて
プロセスカートリッジBの感光体ドラム7を回転駆動さ
せる。
【0033】またDCコントローラ20は、感光体ドラ
ム7に取り付けられた記憶素子15と無線で交信するた
めの本体交信手段23を制御するようになっている。本
体交信手段23は、主制御部、信号変換部、変調部、復
調部、送受信アンテナ(何れも図示せず)などから構成
されている。前記DCコントローラ20は、画像形成装
置本体13にプロセスカートリッジBがセットされた
後、前記本体交信手段23を制御して、プロセスカート
リッジB側の記憶素子15に記憶されている製造情報を
該記憶素子15から読み込んでRAM20cに格納す
る。
【0034】また、前記DCコントローラ20は、感光
体ドラム7の使用中にカウンタ20eで検出したプロセ
スカートリッジBの帯電ローラ8に印加する交流電圧の
印加時間、メインモーター22の回転時間などの感光体
ドラム7の削れ量に関する寿命情報を、本体交信手段2
3を制御して、感光体ドラム7の使用後に、プロセスカ
ートリッジB側の記憶素子15に送信する。記憶素子1
5はその寿命情報をアンテナ部35を通じて受信して記
憶素子制御部36に記憶する。そして、新たな寿命情報
を受信した場合、既に記憶されている寿命情報を新たな
寿命情報に書き換えて記憶素子制御部36に記憶する。
なお、帯電ローラ8に印加する交流電圧の印加時間やメ
インモーター22の回転時間は、感光体ドラム7が使用
される毎にカウンタ20eで検出されてCPU20aに
より積算され、プロセスカートリッジBの製造情報と対
応されてRAM20cに格納される。
【0035】また、前記DCコントローラ20は、RA
M20cに格納された帯電ローラ8に印加する交流電圧
の印加時間、メインモーター22の回転時間などの積算
値と所定の値とを比較する。前記積算値が所定の値を超
えない場合には、感光体ドラム7が寿命に達していない
と判断して、記録媒体2への画像形成動作を続行する。
前記積算値が所定の値を超えた場合には、感光体ドラム
7が寿命に達したと判断して、画像形成装置本体13に
設けられた表示部(図示せず)にその旨の表示を行う。
この所定の値とはプロセスカートリッジBが使用された
結果、トナーが消費され、良好な画像形成が出来なくな
る直前の帯電ローラ8に印加する交流電圧の印加時間、
メインモーター22の回転時間の値であり、この値はR
OM20bに格納されている。
【0036】本実施の形態に示す電子写真画像形成装置
Aでは、前述したように、プロセスカートリッジBの帯
電ローラ8や現像スリーブ10cに交流電圧(帯電バイ
アス、現像バイアス)を印加している。帯電ローラ8や
現像スリーブ10cに交流電圧が印加されている時は、
本体交信手段23と記憶素子15との交信中にノイズが
のることがある。このような事態を回避するために、交
流電圧が印加されていないときに本体交信手段23と記
憶素子15との交信を行うようにしてもよい。
【0037】この場合、記録素子15と交信する時間が
限られるので、帯電ローラ8や現像スリーブ10cに印
加するバイアス電圧の接点(バイアス接点)が設けられ
ているプロセスカートリッジBの部位と反対側の部位で
既に述べたように感光体ドラム7のフランジ32に記憶
素子15を配置すると、ノイズが発生したとしても、ノ
イズレベルが低くなるため、交流のバイアス電圧が印加
されているときに、記憶素子15と交信することがで
き、かつタイミング的にも有利である。
【0038】本実施の形態に示す感光体ドラム7は、前
述したように本体交信手段23と非接触で感光体ドラム
7の製造情報および寿命情報の交信を行う記憶素子15
を有するものである。このため、プロセスカートリッジ
Bの組立時に感光体ドラムの特性と、プロセスカートリ
ッジBを同定することが容易になる。これは、感光体ド
ラムの回転数又は回転時間などの寿命情報を格納するI
Cメモリー(例えばEEPROM)を感光体ドラムを除
くプロセスカートリッジの所定部位に取り付けた場合、
プロセスカートリッジBの組立時に感光体ドラムの特性
と、プロセスカートリッジBを同定することが難しくな
る。その理由は、プロセスカートリッジBの組立時は、
感光体ドラム7を取りつけた後、完成までに数工程あ
る。したがってこの時に感光体ドラム7を特定する手段
がないと、プロセスカートリッジBに組み込んだ完成品
である感光体ドラム7を特定できないからである。
【0039】また、本実施の形態に示す感光体ドラム7
は、記憶素子15が感光体ドラム7の製造情報を本体交
信手段23に非接触で送信し、前記本体交信手段23よ
り送信される感光体ドラム7の寿命情報を非接触で受信
して記憶するものである。このため、プロセスカートリ
ッジにICメモリーを設けてこれに感光体ドラムの回転
数又は回転時間などの寿命情報を格納し、このICメモ
リーの接点と接触する画像形成装置本体側の接点を介し
て前記寿命情報を画像形成装置本体側と通信する方式の
ものに比べ、前記両接点の接触不良に起因する感光体ド
ラム7の製造情報および寿命情報の通信不良の発生を回
避できる。従って、感光体ドラム7の製造情報および寿
命情報の通信をより確実に行うことができ、感光体ドラ
ム7の寿命管理の向上を図ることが可能となる。また、
記憶素子15が感光体ドラム7の製造情報および寿命情
報を記憶するので、プロセスカートリッジBの使用後に
感光体ドラム7の製造情報を用いて該感光体ドラム7の
特性を知ることができる。
【0040】また、本実施の形態に示すプロセスカート
リッジBは、感光体ドラム7に設けられた記憶素子15
が感光体ドラム7の製造情報を本体交信手段23に非接
触で送信し、前記本体交信手段23より送信される感光
体ドラム7の寿命情報を非接触で受信して記憶するの
で、感光体ドラム7の寿命管理に基づいてプロセスカー
トリッジBの交換時期を管理することができる。
【0041】(他の実施の形態)前述した実施の形態で
示した電子写真感光体はプロセスカートリッジに取り付
ける場合を例示したが、本発明に係る電子写真感光体は
電子写真画像形成装置本体に交換可能に取り付ける電子
写真感光体にも好適に適用することができる。
【0042】また、前述した実施の形態で示したプロセ
スカートリッジは単色画像を形成する場合を例示した
が、本発明に係るプロセスカートリッジは現像手段を複
数設け、複数色の画像(例えば2色画像、3色画像ある
いはフルカラー等)を形成するカートリッジにも好適に
適用することができる。
【0043】また、電子写真感光体としては、前記感光
体ドラムに限定されることなく、例えば次のものが含ま
れる。先ず感光体としては光導電体が用いられ、光導電
体としては例えばアモルファスシリコン、アモルファス
セレン、酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導電体(OP
C)等が含まれる。また前記感光体を搭載する形状とし
ては例えばドラム状またはベルト状のものが用いられて
おり、例えばドラムタイプの感光体にあっては、アルミ
合金等のシリンダ上に光導電体を蒸着或いは塗工を行っ
たものである。
【0044】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0045】また帯電手段の構成も、前述した実施の形
態では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として従
来から用いられているタングスワイヤーの三方周囲にア
ルミ等の金属シールドを施し、前記タングスワイヤーに
高電圧を印加することによって生じた正または負のイオ
ンを感光体ドラムの表面に移動させ、該ドラムの表面を
一様に帯電する構成を用いても良いことは当然である。
【0046】なお、前記帯電手段としては前記ローラ型
以外にも、ブレード(帯電ブレード)、パッド型、ブロ
ック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0047】また感光体ドラムに残存するトナーのクリ
ーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気
ブラシなど用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0048】また前述したプロセスカートリッジとは、
例えば電子写真感光体と、少なくともプロセス手段の1
つを備えたものである。従って、そのプロセスカートリ
ッジの態様としては、前述した実施形態のもの以外に
も、例えば、電子写真感光体と帯電手段とを一体的にカ
ートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの。電子
写真感光体と現像手段とを一体的にカートリッジ化し、
装置本体に着脱可能にするもの。電子写真感光体とクリ
ーニング手段とを一体的にカートリッジ化し、装置本体
に着脱可能にするもの。更には電子写真感光体と、前記
プロセス手段の2つ以上のものを組み合わせて一体的に
カートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの等が
ある。
【0049】即ち、前述したプロセスカートリッジと
は、帯電手段、現像手段又はクリーニング手段と電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリ
ッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするもので
ある。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少
なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッ
ジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものであ
る。更に少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体
的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能と
するものをいう。そして、このプロセスカートリッジ
は、使用者自身が装置本体に着脱することができる。そ
こで、装置本体のメンテナンスを使用者自身で行うこと
ができる。
【0050】更に、前述した実施の形態では、電子写真
画像形成装置としてレーザービームプリンタを例示した
が、本発明はこれに限定する必要はなく、例えば、電子
写真複写機、ファクシミリ装置、或いはワードプロセッ
サ等の電子写真画像形成装置に使用することも当然可能
である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電子
写真感光体においては、記憶素子が本体交信手段と電子
写真感光体を管理するための管理情報を非接触で交信し
て記憶するので、電子写真感光体の管理の向上を図れ、
その上、電子写真感光体を管理するための管理情報を用
いて電子写真感光体の特性を知ることもできる。
【0052】また、本発明に係る電子写真感光体におい
ては、記憶素子が本体交信手段と電子写真感光体を管理
するための管理情報およびプロセスカートリッジに関す
る管理情報を非接触で交信して記憶するので、電子写真
感光体の管理の向上を図れ、その上、電子写真感光体を
管理するための管理情報を用いて電子写真感光体の特性
を知ることもできる。
【0053】本発明に係るプロセスカートリッジにおい
ては、記憶素子が本体交信手段と電子写真感光体を管理
するための管理情報およびプロセスカートリッジに関す
る管理情報を非接触で交信して記憶するので、電子写真
感光体の管理の向上を図れ、その上、電子写真感光体を
管理するための管理情報を用いて電子写真感光体の特性
を知ることもできる。
【0054】本発明に係る電子写真画像形成装置におい
ては、プロセスカートリッジの有する記憶素子が本体交
信手段と電子写真感光体を管理するための管理情報およ
びプロセスカートリッジに関する管理情報を非接触で交
信して記憶するので、電子写真感光体の管理の向上を図
れ、その上、電子写真感光体を管理するための管理情報
を用いて電子写真感光体の特性を知ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態に係る電子写真画像形成装置の
概要構成を示す説明図である。
【図2】 本実施の形態に係るプロセスカートリッジの
概要構成を示す説明図である。
【図3】 本実施の形態に係る感光体ドラムの斜視図で
ある。
【図4】 記憶素子の説明図である。
【図5】 カートリッジ駆動制御装置のブロック図であ
る。
【符号の説明】
A…電子写真画像形成装置 B…プロセスカートリッジ 2…記録媒体 3…搬送手段 7…電子写真感光体 8…帯電手段 10…現像手段 10c…現像スリーブ 11…クリーニング手段 13…電子写真画像形成装置本体 15…記憶素子 21…高圧電源 23…本体交信手段 35…アンテナ部 36…記憶素子制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 ED01 ED03 ED09 EE01 EE08 EJ08 HB05 HB14 HB15 HB17 2H035 CA07 CB03 CB04 CD05 CD14 CG03 2H071 BA04 BA13 BA27 BA33 BA34 BA37 DA06 DA08 DA13 DA15 DA21

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に画像を形成するための電子写
    真画像形成装置に用いられる電子写真感光体において、 前記電子写真画像形成装置の本体が有する本体交信手段
    と非接触で交信を行うアンテナ部と、前記電子写真感光
    体を管理するための管理情報を記憶すると共に前記本体
    交信手段と交信するよう前記アンテナ部を制御する制御
    部と、を備えた記憶素子を有することを特徴とする電子
    写真感光体。
  2. 【請求項2】 前記記憶素子が前記本体交信手段と非接
    触で交信するときは、前記電子写真感光体を帯電させる
    ための帯電手段への帯電電圧、および前記電子写真感光
    体に形成された静電潜像を現像するための現像手段への
    現像電圧が印加されない時であることを特徴とする請求
    項1に記載の電子写真感光体。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、前記電子写真感光体を管
    理するための管理情報として、前記電子写真感光体の製
    造情報と、前記電子写真感光体の寿命情報を記憶するこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の電子写真感光
    体。
  4. 【請求項4】 前記記憶素子は、前記電子写真画像形成
    装置の本体が有する本体電源に接続された前記電子写真
    感光体を帯電させるための帯電手段、および前記電子写
    真感光体に形成された静電潜像を現像するための現像手
    段との接続部と反対側で、前記電子写真感光体の端面に
    取り付けられたフランジ部に設置されていることを特徴
    とする請求項1、2又は3に記載の電子写真感光体。
  5. 【請求項5】 電子写真感光体と、前記電子写真感光体
    に作用するプロセス手段とを有して、電子写真画像形成
    装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジの前記電子
    写真感光体において、 前記電子写真画像形成装置本体が有する本体交信手段と
    非接触で交信を行うアンテナ部と、前記電子写真感光体
    を管理するための管理情報および前記プロセスカートリ
    ッジに関する管理情報を記憶すると共に前記本体交信手
    段と交信するよう前記アンテナ部を制御する制御部と、
    を備えた記憶素子を有することを特徴とする電子写真感
    光体。
  6. 【請求項6】 前記記憶素子が前記本体交信手段と非接
    触で交信するときは、前記プロセス手段としての、前記
    電子写真感光体を帯電させるための帯電手段への帯電電
    圧、及び前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現
    像するための現像手段への現像電圧が印加されない時で
    あることを特徴とする請求項5に記載の電子写真感光
    体。
  7. 【請求項7】 前記制御部は、前記電子写真感光体を管
    理するための管理情報としての前記電子写真感光体の製
    造情報と、前記プロセスカートリッジに関する管理情報
    としての前記電子写真感光体の寿命情報を記憶すること
    を特徴とする請求項5又は6に記載の電子写真感光体。
  8. 【請求項8】 前記記憶素子は、前記電子写真画像形成
    装置本体が有する本体電源と、前記プロセス手段として
    の、前記電子写真感光体を帯電するための帯電手段、お
    よび前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像す
    るための現像手段との接続部と反対側で、前記電子写真
    感光体の端面に取り付けられたフランジ部に設置されて
    いることを特徴とする請求項5、6又は7に記載の電子
    写真感光体。
  9. 【請求項9】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能な
    プロセスカートリッジにおいて、 電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、 前記電子写真感光体に設けられ、前記電子写真画像形成
    装置本体が有する本体交信手段と非接触で交信を行うア
    ンテナ部と、前記電子写真感光体を管理するための管理
    情報および前記プロセスカートリッジに関する管理情報
    を記憶すると共に前記本体交信手段と交信するよう前記
    アンテナ部を制御する制御部と、を備えた記憶素子と、 を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  10. 【請求項10】 前記記憶素子が前記本体交信手段と非
    接触で交信するときは、前記プロセス手段としての、前
    記電子写真感光体を帯電させるための帯電手段への帯電
    電圧、及び前記電子写真感光体に形成された静電潜像を
    現像するための現像手段への現像電圧が印加されない時
    であることを特徴とする請求項9に記載のプロセスカー
    トリッジ。
  11. 【請求項11】 前記記憶素子の備える制御部は、前記
    電子写真感光体を管理するための管理情報としての前記
    電子写真感光体の製造情報と、前記プロセスカートリッ
    ジに関する管理情報としての前記電子写真感光体の寿命
    情報を記憶することを特徴とする請求項9又は10に記
    載のプロセスカートリッジ。
  12. 【請求項12】 前記記憶素子は、前記電子写真画像形
    成装置本体が有する本体電源と、前記プロセス手段とし
    ての、前記電子写真感光体を帯電するための帯電手段、
    および前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像
    するための現像手段との接続部と反対側で、前記電子写
    真感光体の端面に取り付けられたフランジ部に設置され
    ていることを特徴とする請求項9、10又は11に記載
    の電子写真画像形成装置。
  13. 【請求項13】 電子写真画像形成装置本体にプロセス
    カートリッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を形
    成するための電子写真画像形成装置において、(a)本
    体交信手段と、(b)電子写真感光体と、前記電子写真
    感光体に作用するプロセス手段と、前記電子写真感光体
    に設けられ、前記電子写真画像形成装置本体が有する本
    体交信手段と非接触で交信を行うアンテナ部と、前記電
    子写真感光体を管理するための管理情報および前記プロ
    セスカートリッジに関する管理情報を記憶すると共に前
    記本体交信手段と交信するよう前記アンテナ部を制御す
    る制御部と、を備えた記憶素子と、を有するプロセスカ
    ートリッジを取り外し可能に装着するための装着手段
    と、(c)前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、
    を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記記憶素子が前記本体交信手段と非
    接触で交信するときは、前記プロセス手段としての、前
    記電子写真感光体を帯電させるための帯電手段への帯電
    電圧、及び前記電子写真感光体に形成された静電潜像を
    現像するための現像手段への現像電圧が印加されない時
    であることを特徴とする請求項13に記載の電子写真画
    像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記記憶素子の備える制御部は、前記
    電子写真感光体を管理するための管理情報としての前記
    電子写真感光体の製造情報と、前記プロセスカートリッ
    ジに関する管理情報としての前記電子写真感光体の寿命
    情報を記憶することを特徴とする請求項14又は15に
    記載の電子写真画像形成装置。
  16. 【請求項16】 更に、本体電源を有し、前記記憶素子
    は、前記本体電源と、前記プロセス手段としての、前記
    電子写真感光体を帯電するための帯電手段、および前記
    電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するための
    現像手段との接続部と反対側で、前記電子写真感光体の
    端面に取り付けられたフランジ部に設置されていること
    を特徴とする請求項13、14又は15に記載の電子写
    真画像形成装置。
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