JP2001116661A - 車両検査装置及び車両検査方法 - Google Patents

車両検査装置及び車両検査方法

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JP2001116661A
JP2001116661A JP29558699A JP29558699A JP2001116661A JP 2001116661 A JP2001116661 A JP 2001116661A JP 29558699 A JP29558699 A JP 29558699A JP 29558699 A JP29558699 A JP 29558699A JP 2001116661 A JP2001116661 A JP 2001116661A
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vehicle
electronic control
inspection
ecu
sensor
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Rie Sasaki
理恵 佐々木
Hiroyuki Takashima
博之 高嶋
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本来搭載すべき種類とは別の電子制御装置が
誤って組み付けられたとしても、車両検査の際に検査対
象部品の劣化を招くおそれがない。 【解決手段】 外部チェッカ50は、まず、第1アクテ
ィブテストにおいて、誤ったECUにより駆動されたと
しても悪影響がおよぶことのない検査項目を車載ECU
に実行させ(S100)、その検査結果から車載ECUが適正
であれば(S110:YES)、第2アクティブテストとして空燃
比センサの駆動確認を車載ECUに実行させる(S120)。
ここで、49州向け車両10bにおいて、誤って加州向
けECU30aが搭載されていた場合にそのまま空燃比
センサの駆動確認を実行すれば、空燃比センサであるO
2センサに悪影響を与えるおそれがあるが、ここでは車
載ECUが49州向けECU30bであることを確認し
たうえで初めて空燃比センサの駆動確認を車載ECUに
実行させるため、そのようなおそれはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子制御装置用コ
ネクタに接続可能な電子制御装置が複数存在する車両の
検査を行う車両検査装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両の検査時に、車両に搭載
されている電子制御装置(以下ECUという)に外部か
ら車両検査装置を接続し、この車両検査装置が車載のE
CUに各種コマンドを送信して車両の燃料噴射弁、モー
タ、ソレノイドバルブ等のアクチュエータを強制駆動さ
せるというアクティブテストを実行させ、そのときのエ
ンジン回転数、車速等の変化を検査装置が受信し、各種
アクチュエータの正常・異常を判断する検査システムが
知られている。このアクティブテストは、通常、工場等
の組み付けをチェックする場合に行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】車両は、各地域に応じ
てどのような仕様にするかが決められる場合があり、こ
のため同一車種の車両でも複数の仕向けがある。例えば
米国向けの車両の場合、排ガス規制等の違いにより、加
州(カリフォルニア州)向け車両と、加州以外の49州
向け車両とがあり、このためECUにも加州向けECU
と49州向けECUとがある。このうち加州向けECU
は、A/Fセンサの検出信号を用いて空燃比制御を行う
ほか排ガス再循環装置(以下EGRという)、アイドル
回転数制御装置(以下ISCという)等の制御を行うも
のであり、49州向けECUは、O 2センサの検出信号
を用いて空燃比制御を行うほかISC等の制御を行うが
EGRの制御は行わないものである。そして、加州向け
の車両には加州向けECUが、49州向けの車両には4
9州向けECUが組み付けられる。
【0004】ところで、49州向け車両には、本来、O
2センサや49州向けECUが組み付けられるが、人為
的なミス等により49州向けECUの代わりに誤って加
州向けECUが組み付けられるおそれがある。このよう
な組み付け間違いが起こるのは、加州向けECUと49
州向けECUに共通のコネクタを使用しているため、ど
ちらのECUでも接続できることが一因である。このよ
うな組み付け間違いが起きた場合、そのまま車両検査装
置が車載のECUにアクティブテストを実行させると、
加州向けECUがO2センサに対してA/Fセンサのテ
ストを行うことになるため、O2センサにA/Fセンサ
の駆動電圧が印加されることになる。しかし、O2セン
サは駆動電圧を印加して駆動させるものではないため、
このような電圧印加が行われるとO2センサの劣化を招
くおそれがある。
【0005】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、本来搭載すべき種類とは別の種類の電子制御装置が
誤って組み付けられたとしても、車両検査の際に車載部
品の劣化を招くおそれがない車両検査装置及びその方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】請求項1
記載の発明は、電子制御装置用コネクタに接続可能な電
子制御装置が複数種類存在する車両の検査を行う際、前
記コネクタに接続された電子制御装置に各種アクティブ
テストを実行させる車両検査装置であって、各種アクテ
ィブテストの検査項目のうち、前記電子制御装置がこの
車両に適する仕様でない場合に実行したとしても車載部
品に悪影響を与えるおそれのない検査項目を前記電子制
御装置に実行させる第1アクティブテスト実行手段と、
前記第1アクティブテスト実行手段により実行された検
査結果から前記電子制御装置がこの車両に適する仕様か
否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記電
子制御装置がこの車両に適する仕様であると判定された
ならば、各種アクティブテストの検査項目のうち、この
車両に適する仕様でない場合に実行すると車載部品に悪
影響を与えるおそれのある検査項目を前記電子制御装置
に実行させる第2アクティブテスト実行手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0007】本発明では、まず、各種アクティブテスト
の検査項目のうち、車載の電子制御装置がこの車両に適
する仕様でない場合に実行したとしても車載部品に悪影
響を与えるおそれのない検査項目を車載の電子制御装置
に実行させ、その検査結果から車載の電子制御装置がこ
の車両に適する仕様か否かを判定し、肯定判定されたな
らば、各種アクティブテストの検査項目のうち、この車
両に適する仕様でない場合に実行すると車載部品に悪影
響を与えるおそれのある検査項目を車載の電子制御装置
に実行させる。
【0008】即ち、本発明では、各種アクティブテスト
の検査項目には、車載の電子制御装置がこの車両に適す
る仕様でない場合に実行したとしても車載部品に悪影響
を与えるおそれのない検査項目と、車載の電子制御装置
がこの車両に適する仕様でない場合に実行すると車載部
品に悪影響を与えるおそれのある検査項目とがあること
に着目し、まず、前者の検査項目について検査を行い、
その検査結果から車載の電子制御装置の仕様適正をチェ
ックし、仕様が適正だった場合に初めて後者の検査項目
についても検査を行い、仕様が不適正だった場合には後
者の検査項目については検査を行わない。この結果、仕
様が不適正な電子制御装置が車載されていたとしても、
その場合には後者の検査項目について検査しないため、
車載部品に悪影響を与えることがない。
【0009】このように、本発明によれば、本来搭載す
べき種類とは別の種類の電子制御装置が誤って組み付け
られたとしても、車両検査の際に車載部品に悪影響がお
よんで劣化を招くことはない。本発明の車両検査装置に
おいて、電子制御装置用コネクタに接続可能な複数種類
の電子制御装置として、空燃比センサとしてのA/Fセ
ンサを駆動制御する電子制御装置、及び、空燃比センサ
としてのO2センサを駆動制御する電子制御装置が存在
し、第1アクティブ実行手段は、各種アクティブテスト
の検査項目のうち空燃比センサ以外に関する検査項目を
前記電子制御装置に実行させ、第2アクティブ実行手段
は、各種アクティブテストの検査項目のうち少なくとも
空燃比センサに関する検査項目を前記電子制御装置に実
行させるように構成してもよい。
【0010】ここでは、まず、各種アクティブテストの
検査項目のうち、空燃比センサ以外に関する検査項目を
車載の電子制御装置に実行させ、その検査結果から車載
の電子制御装置がこの車両に適する仕様か否かを判定
し、肯定判定されたならば、各種アクティブテストの検
査項目のうち、少なくとも空燃比センサに関する検査項
目を車載の電子制御装置に実行させる。
【0011】即ち、A/FセンサとO2センサはいずれ
も空燃比センサとして機能するものであるが、A/Fセ
ンサは両電極間に駆動電圧を印加する必要があるのに対
してO2センサはその必要がないため、本来O2センサを
駆動制御する電子制御装置を搭載すべきところを誤って
A/Fセンサを駆動制御する電子制御装置を搭載した場
合、そのまま空燃比センサのチェックを行ったのでは、
A/Fセンサの駆動電圧がO2センサに印加されてしま
い、O2センサが劣化するおそれがある。そこで、ここ
では、まず空燃比センサ以外に関する検査項目の検査を
行い、その検査結果から車載の電子制御装置の仕様適正
をチェックし、仕様が適正だった場合に初めて空燃比セ
ンサに関する検査項目についても検査を行い、仕様が不
適正だった場合には空燃比センサに関する検査項目につ
いては検査を行わないため、アクティブテストの際に検
査対象の車載部品に悪影響がおよんで劣化を招くことは
ない。
【0012】本発明の車両検査装置においては、判定手
段により車載の電子制御装置がこの車両に適する仕様で
ないと判定されたならば、その旨を外部に報知する外部
報知手段を備えていてもよい。この場合、車載の電子制
御装置が不適正のときには直ちに外部報知(例えば警告
音発生、警告ランプ点灯など)されるため、オペレータ
は車載の電子制御装置を適正なものに交換して再び車両
検査を実行すればよく、簡単に対処できる。
【0013】本発明の車両検査装置においては、この車
両に適する仕様として、第1アクティブテスト実行手段
が電子制御装置に実行させる検査項目と検査結果との対
応関係が記憶された記憶手段を備え、判定手段は、第1
アクティブテスト実行手段により実行された検査結果と
記憶手段に記憶された検査結果とを対比し、両者が一致
すれば車載の電子制御装置がこの車両に適する仕様と判
定するように構成してもよい。この場合、車載の電子制
御装置の適正、不適正を簡単な構成により的確に判定で
きる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施形態
を図面に基づいて説明する。図1は本実施形態の全体概
略構成図である。車両10に搭載されたエンジンや自動
変速機等の制御対象12は、車両10のECU用コネク
タ11に接続されたエンジン制御用のECU30によっ
て制御される。このECU30は、運転者の操作入力や
運転状態に応じて、噴射量変更コマンド、エンジン始動
コマンド、エンジン停止コマンド、変速段変更コマンド
等の各種コマンドを制御対象12へ出力する。また、こ
のECU30には、図示しないコネクタを介して外部チ
ェッカ50が接続されている。
【0015】本実施形態の車両10には、対米仕様とし
て加州向けと49州向けの二つの仕向けパターンが用意
され、以下加州向けについては符号の後ろに添字「a」
を付加することとし、49州向けについては符号の後ろ
に添字「b」を付加することとする。なお、加州向け車
両10aはCARB(加州大気資源局)の規制に対応し
た車両であり、49州向け車両10bはEPA(米国環
境保護庁)の規制に対応した車両である。
【0016】図2は加州向け車両10aの概略構成を表
すブロック図である。加州向け車両10aには、加州向
けECU30aがコネクタ接続され、また、空燃比セン
サであるA/Fセンサ13a、アイドルスピードコント
ロールを実行するためのロータリソレノイド14a(以
下ISC−RSという)、エバポパージを実行するため
のバキュームスイッチングバルブ16a(以下EVP−
VSVという)、可変吸気システムを稼働するためのバ
キュームスイッチングバルブ18a(以下ACIS−V
SVという)、シフトチェンジを行うためのシフトソレ
ノイド20a、排ガス再循環装置を稼働するためのバキ
ュームスイッチングバルブ22a(以下EGR−VSV
という)などを備えている。
【0017】なお、アイドルスピードコントロールと
は、アイドル時の目標回転数をECUに記憶しておき、
各種センサの検出信号からエンジン状態を検知し、アイ
ドル回転数が目標回転数になるようにコントロールする
ものであり、エバポパージとは、排気管圧の負圧を利用
してバキュームしてキャニスタからガソリン蒸気をガソ
リンタンク内に戻すものであり、可変吸気システムと
は、音響振動の節を移動させることにより吸気管長を変
化させた効果を得るものであり、排ガス再循環装置と
は、排ガスの一部を排気系から取り出して適当な温度・
時期・流量等の制御をして吸気系へ再循環させることに
よりNOxを有効に低減するものである。
【0018】加州向けECU30aは、CPU31a
と、制御プログラムや制御定数を記憶するROM32a
と、制御演算データや入出力データを一時的に記憶する
RAM33aと、ダイアグコード等を記憶するスタンバ
イRAM34a(バックアップメモリ)と、A/Fセン
サ13aや水温センサや吸入空気量センサ等の各種セン
サから出力されるアナログ信号を読み込んだりスタータ
信号やエアコン信号等のデジタル信号を読み込んだりす
ると共に、燃料噴射弁24aや点火装置25aに駆動信
号を出力する入出力ポート35aと、これら各部をCP
U31aと接続するアドレスデータバス36a等を備え
て構成されている。また、入出力ポート35aは、IS
C−RS14a、EVP−VSV16a、ACIS−V
SV18a、シフトソレノイド20a及びEGR−VS
V22aに対して駆動信号を出力し、これら各部品の駆
動状態を確認するための駆動確認信号を入力するように
構成されている。なお、駆動確認信号による駆動状態の
確認は、VSVを例に挙げると断線時にはVSVを駆動
してもECU端子はGND又はバッテリ電位に張り付い
たままとなるため、比較電位をもったコンパレータかA
/Dコンバータでモニタすればよい。そのほかに、加州
向けECU30aには、バッテリ26aからイグニッシ
ョンスイッチ27aを介して電源供給を受ける定電圧電
源37aと、イグニッションスイッチ27aのオフ時に
もスタンバイRAM34aに電源を供給するバックアッ
プ電源38aが設けられている。
【0019】車両検査装置である外部チェッカ50は、
加州向け車両10aか49州向け車両10bかにかかわ
らず同じ装置が用いられ、内蔵するマイクロコンピュー
タ(以下マイコンという)51が図示しないコネクタに
より加州向けECU30aの入出力ポート35aに接続
される。この外部チェッカ50の操作パネルには、電源
スイッチ52のほか、加州向けテストか49州向けテス
トかを選択する選択スイッチ53や、選択されたテスト
を実行するスタートスイッチ54や、加州向けECU3
0aから送信されてくる運転状態情報等を表示したり音
声出力したりする報知器55が設けられている。
【0020】図3は49州向け車両10bの概略構成を
表すブロック図である。49州向け車両10bのうち加
州向け車両10aと同じ構成要素についてはその説明を
省略する。ここで、加州向け車両10aと49州向け車
両10bとを比較すると、両者はISC−RS14a、
14b、EVP−VSV16a、16b、ACIS−V
SV18a、18b、シフトソレノイド20a、20b
等を有している点で共通しているが、前者はエンジンと
三元触媒との間にA/Fセンサ13aが取り付けられて
いるのに対して、後者はエンジンと三元触媒との間にO
2センサ13bが取り付けられている点で相違し、ま
た、前者はEGRが搭載されているためEGR−VSV
22aを有しているのに対して、後者はEGRが搭載さ
れていないためEGR−VSVを有していない点等で相
違している。
【0021】ここで、A/Fセンサ13aとO2センサ
13bについて概説する。A/Fセンサは、図4に概略
構成を示すように、ジルコニア固体電解質101を挟む
両電極102,102間に電圧を印加することにより、
リーン時(A/F>15)には排ガス中の酸素濃度に応
じた酸素イオン電流が発生し、リッチ時(A/F<1
5)には未燃ガス濃度に応じた酸素イオン電流が発生す
るが、このとき排ガス側に設けた拡散抵抗層103によ
り排ガス中の酸素ガス濃度又は未燃ガス濃度に応じた電
流値を出力するものである。つまり、A/Fセンサ13
aは、車両の排ガス中の酸素濃度と未燃ガス濃度とから
エンジン内の燃焼空燃比をリッチからリーンまでの全域
にわたり検出するものである。加州向けECU30a
は、このA/Fセンサ13aの検出信号に基づいて運転
状況に合わせた最適な燃焼状態に制御する。
【0022】一方、O2センサ13bは、図5に概略構
成を示すように、車両の排ガスと空気との酸素濃度差に
よってジルコニア固体電解質201を挟む両電極20
2,202間に生じる起電力を出力するものであり、リ
ッチ時には起電力が発生し、リーン時には起電力が発生
しないことから、その起電力により理論空燃比点が検出
できるものである。49州向けECU30bは、このO
2センサ13bの検出信号に基づいて運転状況に合わせ
た最適な燃焼状態に制御する。
【0023】このように、A/Fセンサ13aは両電極
102,102間に駆動電圧を印加することにより作動
させるが、O2センサ13bはこのような駆動電圧を印
加することなく使用するものである。次に、外部チェッ
カ50による車両検査について説明する。まず、外部チ
ェッカ50により加州向け車両10aの検査を行う場合
について説明する。工場等において加州向け車両10a
に搭載されたECU(加州向けECU30aか否かは不
明なため、以下これを車載ECUと称する)に外部チェ
ッカ50をコネクタ接続し、電源スイッチ52により電
源をONにし、選択スイッチ53により加州州向けテス
トを選択し、スタートスイッチ54によりテストをスタ
ートさせる。すると、外部チェッカ50のマイコン51
はこのスタート信号を受けて、図示しないメモリに記憶
された制御プログラムから加州向けテストの実行プログ
ラムを読み出し、このプログラムに沿って図6に示す処
理を実行する。
【0024】まず、ステップ(以下Sという)100に
おいて、第1アクティブテスト実行命令を車載ECUに
指令する。具体的には、図7に示すように、S200に
おいてISC−RS14aの駆動確認を車載ECUに指
令する。すると、車載ECUはISC−RS14aを駆
動させ、そのときISC−RS14aに接続されたEC
U端子の電圧電位を検知し、電位が変化したときにはI
SC−RS14aが正常と判断し、電位が変化しなかっ
たときにはISC−RS14aが異常と判断し、それら
の判断結果を外部チェッカ50のマイコン51に送る。
するとマイコン51は、S201においてその判断結果
を記憶する。以下、EVP−VSV16a、ACIS−
VSV18a、シフトソレノイド20a、EGR−VS
V22aについても順次同様にして処理していく(S2
02〜S209)。
【0025】次いで、図6のS110において、第1ア
クティブテストの検査結果から車載ECUがこの車両に
適する仕様つまり加州向けECU30aであるか否かを
判定する。具体的には、図9に示すように、外部チェッ
カ50の図示しないメモリに予め加州向けECU30a
の仕向けパターン#1(検査項目と検査結果との対応関
係)が記憶され、この記憶された検査結果と第1アクテ
ィブテストの検査結果とを照合することにより、判定を
行う。ちなみに、49州向けECU30bの仕向けパタ
ーン#1は図10に示すとおりであり、両ECU30
a、30bの仕向けパターン#1はEGR−VSVの検
査結果が異なるのみで残りは一致していることがわか
る。なお、図9及び図10において「○」は動作正常又
は装備ありを表し、「×」は動作異常又は装備なしを表
す。
【0026】そして、S110において否定判定された
ならば(S110:NO)、即ち車載ECUが加州向け
ECU30aではなく49州向けECU30bであると
判定されたならば、S150に進んで「仕向け異常」を
報知器55に表示するかその旨の音声出力を行い、この
プログラムを終了する。この場合、オペレータは車載E
CUを適正なECUに交換する作業を行う。なお、S1
50では、「仕向け異常」を報知するのに加えて又はそ
の代わりに、ECU組み付け間違いを報知したり、仕向
けパターン#1と一致しなかった検査項目を報知器55
に表示したりしてもよい。
【0027】一方、S110において肯定判定されたな
らば(S110:YES)、即ち車載ECUが加州向け
ECU30aであると判定されたならば、S120に進
んで第2アクティブテスト実行命令を車載ECUに送信
する。具体的には、図8に示すように、S300におい
て第2アクティブテスト実行命令として空燃比センサの
駆動確認を車載ECUに指令する。すると、車載ECU
は空燃比センサであるA/Fセンサ13aの両電極間に
駆動電圧を印加し、そのときA/Fセンサ13aに接続
されたECU端子の電圧電位を断線検知装置が検知し、
電位が変化したときはA/Fセンサ13aが正常と判断
し、電位が変化しなかったときにはA/Fセンサ13a
が異常と判断し、その判断結果を外部チェッカ50のマ
イコン51に送る。するとマイコン51は、S301に
おいてその判断結果を記憶する。なお、A/Fセンサ1
3aに駆動電圧を印加するのに加えて、A/Fセンサ1
3aの図示しないヒータの両端子に電圧を印加してヒー
タの駆動確認を併せて行ってもよい。
【0028】その後、S130において、第2アクティ
ブテストの検査結果からその適否を判定する。具体的に
は、図9に示すように、外部チェッカ50の図示しない
メモリに予め加州向けECU30aの仕向けパターン#
2(検査項目と検査結果との対応関係)が記憶され、こ
の記憶された検査結果と第2アクティブテストの検査結
果とを照合することにより、判定を行う。このS130
で肯定判定されたならば(S130:YES)、S14
0に進んで報知器55に「仕向け正常」を表す画面を表
示させるか音声を出力させ、その後このプログラムを終
了する。一方、S130で否定判定されたならば(S1
30:NO)、S150に進んで報知器55に「仕向け
異常」を表す画面を表示させるか音声を出力させ、その
後このプログラムを終了する。なお、このS150で
は、「仕向け異常」を報知するのに加えて又はその代わ
りに、仕向けパターン#2と一致しなかった検査項目を
報知器55に表示してもよい。
【0029】次に、外部チェッカ50により49州向け
車両10bの検査を行う場合について説明する。この場
合には選択スイッチ53により49州向けテストが選択
されるが、上述の加州向けテストと同様、図6〜図8の
フローチャートに沿って処理が実行される。
【0030】但し、上述の加州向けの場合と比べて、S
110において第1アクティブテストの検査結果から車
載ECUが49州向けECU30bであるか否かを判定
する際、図10に示す49州向けECU30aの仕向け
パターン#1(検査項目と検査結果との対応関係)と照
合することにより判定を行う点が相違する。また、S1
10で肯定判定されると(つまり車載ECUが49州向
けECU30bであると確認されると)、S120にお
いて第2アクティブテスト実行命令を車載ECUに送信
するが、このとき車載ECUである49州向けECU3
0bは、空燃比センサであるO2センサ13bの両電極
102,102に電圧を印加することなくO2センサ1
3bのアナログ信号を入力して正常か異常かを判断し、
その検査結果を外部チェッカ50のマイコン51に送
り、これを受けてマイコン51はS301においてその
検査結果を記憶する点が異なる。それ以外は上述の加州
向けテストの場合と同様であるため、説明は省略する。
【0031】以上の加州向けテスト又は49州向けテス
トでは、まず、第1アクティブテストにおいて、誤った
ECUにより駆動されたとしても悪影響がおよぶことの
ない検査項目(ISC−RS、EVP−VSV、ACI
S−VSV、シフトソレノイド、EGR−VSV)を車
載ECUに実行させ、その検査結果から車載ECUが適
正なECUか否かを判定する。そして、判定の結果、車
載ECUが適正であれば、第2アクティブテストとして
空燃比センサの駆動確認を車載ECUに実行させる。こ
こで、49州向け車両10bにおいて、誤って加州向け
ECU30aが搭載されていた場合にそのまま空燃比セ
ンサの駆動確認を実行してしまうとすれば、空燃比セン
サに悪影響を与えるおそれがある。即ち、加州向けEC
U30aが空燃比センサの駆動確認を行う場合には、A
/Fセンサ13aの両電極102,102に駆動電圧を
印加するが、49州向け車両10bの空燃比センサはO
2センサ13aであるため、O2センサ13aの両電極2
02,202に駆動電圧が印加されてしまい、O2セン
サ13aが劣化するおそれがある。しかし、本実施形態
では、車載ECUが49州向けECU30bであること
を確認したうえで初めて空燃比センサの駆動確認を車載
ECUに実行させるため、このようにO2センサ13b
の両電極202,202に駆動電圧が印加される事態を
招くおそれがなく、O2センサが劣化するおそれがな
い。
【0032】また、本実施形態では、車載ECUが不適
正のときには直ちに「仕向け異常」が報知されるため、
この報知がなされたときにはオペレータは車載ECUを
適正なものに交換して再び車両検査を実行すればよく、
簡単に対処できる。更に、本実施形態では、外部チェッ
カ50のマイコン51は加州向け又は49州向け仕向け
パターン#1をメモリに記憶しており、第1アクティブ
テストの検査結果とこの仕向けパターン#1とを対比す
ることにより、車載ECUが適正か否かを判定している
ため、車載ECUの適正・不適正を簡単な構成で的確に
判定できる。
【0033】ここで、本実施形態の構成と本発明の構成
につき対応関係を明らかにする。本実施形態の外部チェ
ッカ50のマイコン51が本発明の第1アクティブテス
ト実行手段、判定手段、第2アクティブテスト実行手
段、外部報知手段、記憶手段に相当し、図6のS100
が第1アクティブテスト実行手段の処理、S110が判
定手段の処理、S120が第2アクティブテスト実行手
段の処理、S150が外部報知手段の処理に相当する。
また、本実施形態のISC−RS14a,14b、EV
P−VSV16a,16b、ACIS−VSV18a,
18b、シフトソレノイド20a,20b、EGR−V
SV22a(特にEGR−VSV22a)が本発明の
「電子制御装置がこの車両に適する仕様でない場合に実
行したとしても車載部品に悪影響を与えるおそれのない
検査項目」に相当し、空燃比センサ(特にO2センサ1
3b)が本発明の「電子制御装置がこの車両に適する仕
様でない場合に実行すると車載部品に悪影響を与えるお
それのある検査項目」に相当する。
【0034】尚、本発明の実施の形態は、上記実施形態
に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に
属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもな
い。例えば上記実施形態では、第1アクティブテストに
おいて5つの検査項目の検査を実行したが、第1アクテ
ィブテストの検査項目をEGR−VSVのみとしてもよ
い。というのは、EGR−VSVの検査結果つまりEG
R−VSVの有無によって車載ECUが加州向けECU
30aなのか49州向けECU30bなのかを判断でき
るからである。この場合、第2アクティブテストにおい
て空燃比センサ以外に他の検査項目(ISC−RS等の
駆動確認)の検査を実行することになる。この場合も、
上記実施形態とほぼ同様の効果が得られる。
【0035】また、上記実施形態では、EGR−VSV
の検査結果に応じて車載ECUが加州向けECU30a
なのか49州向けECU30bなのかを判断したが、加
州向け車両10aと49州向け車両10bとで異なる車
載部品であって、誤って組み付けられた車載ECUによ
って実行されたとしても悪影響がおよばない車載部品で
あれば、特にEGR−VSVに限る必要はない。
【0036】更に、上記実施形態では、加州向け車両1
0aと49州向け車両10bとを例に挙げて説明した
が、ECU用コネクタに接続可能なECUが複数種類存
在する車両であれば特にこれに限定されない。別の実施
形態としては、例えば対米向け車両と他地域向け車両と
がある。対米向け車両では、チャコールキャニスタの容
量が大きく給油時のガソリン蒸気を溜める量が大きいた
め、EVP−VSVの流量が比較的大きく(40l/m
in)なるようにVSVの抵抗値が定められ、他地域向
け車両では、EVP−VSVの流量が比較的小さく(7
l/min)なるようにVSVの抵抗値が定められてい
る。このため、対米向けECUと他地域向けECUとで
は、EVP−VSV駆動回路の構成が異なっている。こ
こで、車載ECUにEVP−VSVの駆動確認を実行さ
せる場合、車載ECUが不適正のときにはVSVの抵抗
値の大小によって過電流が流れてしまい、EVP−VS
V駆動回路等に悪影響を及ぼすおそれがある。したがっ
て、この場合には、第1アクティブテストにおいてEV
P−VSV以外の検査項目を車載ECUに実行させ、そ
の検査結果から車載ECUが適正か否かを判定し、適正
と判定されたときに初めてEVP−VSVの駆動確認を
行うようにすればよい。
【0037】具体的には、例えば対米向け車両はEVP
−TBP(エバポパージ・タンク・プレッシャ・バイパ
ス・VSV(VSV=バキューム・スイッチング・バル
ブ))やEVP−CCV(エバポパージ・キャニスタ・
プレッシャ・コントロール・VSV)を備えているが、
他地域向け車両である欧州車両はこれらを備えていない
ため、第1アクティブテストにおいて、EVP−TBP
(又はEVP−CCV)を検査項目とし、この検査項目
から車載ECUが適正か否かを判定し、適正と判定され
たときに初めてEVP−VSVの駆動確認を行うように
すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の全体概略構成図である。
【図2】 加州向け車両の概略構成を表すブロック図で
ある。
【図3】 49州向け車両の概略構成を表すブロック図
である。
【図4】 A/Fセンサの概略説明図である。
【図5】 O2センサの概略説明図である。
【図6】 本実施形態の外部チェッカが実行するテスト
のフローチャートである。
【図7】 第1アクティブテストのフローチャートであ
る。
【図8】 第2アクティブテストのフローチャートであ
る。
【図9】 加州向けECUの仕向けパターン#1,#2
の説明図である。
【図10】 49州向けECUの仕向けパターン#1,
#2の説明図である。
【符号の説明】
10・・・車両、10a・・・加州向け車両、10b・
・・49州向け車両、11・・・ECU用コネクタ、1
3a・・・A/Fセンサ、13b・・・O2センサ、1
4a、14b・・・ISC−RS、16a、16b・・
・EVP−VSV、18a、18b・・・ACIS−V
SV、20a、20b・・・シフトソレノイド、22a
・・・EGR−VSV、30a・・・加州向けECU、
30b・・・49州向けECU、50・・・外部チェッ
カ、51・・・マイコン、52・・・電源スイッチ、5
3・・・選択スイッチ、54・・・スタートスイッチ、
55・・・報知器。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子制御装置用コネクタに接続可能な電
    子制御装置が複数種類存在する車両の検査を行う際、前
    記コネクタに接続された電子制御装置に各種アクティブ
    テストを実行させる車両検査装置であって、 各種アクティブテストの検査項目のうち、前記電子制御
    装置がこの車両に適する仕様でない場合に実行したとし
    ても車載部品に悪影響を与えるおそれのない検査項目を
    前記電子制御装置に実行させる第1アクティブテスト実
    行手段と、 前記第1アクティブテスト実行手段により実行された検
    査結果から前記電子制御装置がこの車両に適する仕様か
    否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により前記電子制御装置がこの車両に適す
    る仕様であると判定されたならば、各種アクティブテス
    トの検査項目のうち、前記電子制御装置がこの車両に適
    する仕様でない場合に実行すると車載部品に悪影響を与
    えるおそれのある検査項目を前記電子制御装置に実行さ
    せる第2アクティブテスト実行手段とを備えたことを特
    徴とする車両検査装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両検査装置であって、 電子制御装置用コネクタに接続可能な複数種類の電子制
    御装置として、空燃比センサとしてのA/Fセンサを駆
    動制御する電子制御装置、及び、空燃比センサとしての
    2センサを駆動制御する電子制御装置が存在し、 前記第1アクティブ実行手段は、各種アクティブテスト
    の検査項目のうち空燃比センサ以外に関する検査項目を
    前記電子制御装置に実行させ、 前記第2アクティブ実行手段は、各種アクティブテスト
    の検査項目のうち少なくとも空燃比センサに関する検査
    項目を前記電子制御装置に実行させるを備えたことを特
    徴とする車両検査装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の車両検査装置であ
    って、 前記判定手段により前記電子制御装置がこの車両に適す
    る仕様でないと判定されたならば、その旨を外部に報知
    する外部報知手段を備えたことを特徴とする車両検査装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の車両検
    査装置であって、 この車両に適する仕様として、前記第1アクティブテス
    ト実行手段が前記電子制御装置に実行させる検査項目と
    検査結果との対応関係が記憶された記憶手段を備え、 前記判定手段は、前記第1アクティブテスト実行手段に
    より実行された検査結果と前記記憶手段に記憶された検
    査結果とを対比し、両者が一致すれば前記電子制御装置
    がこの車両に適する仕様と判定することを特徴とする車
    両検査装置。
  5. 【請求項5】 電子制御装置用コネクタに接続可能な電
    子制御装置が複数種類存在する車両の検査を行う際、前
    記コネクタに接続された電子制御装置に各種アクティブ
    テストを実行させる車両検査方法であって、 各種アクティブテストの検査項目のうち、前記電子制御
    装置がこの車両に適する仕様でない場合に実行したとし
    ても車載部品に悪影響を与えるおそれのない検査項目を
    前記電子制御装置に実行させ、その検査結果から前記電
    子制御装置がこの車両に適する仕様か否かを判定し、肯
    定判定されたならば、各種アクティブテストの検査項目
    のうち、この車両に適する仕様でない場合に実行すると
    車載部品に悪影響を与えるおそれのある検査項目を前記
    電子制御装置に実行させることを特徴とする車両検査方
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007233799A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Toyota Motor Corp 評価進捗管理装置、評価進捗管理プログラム及び評価進捗管理方法
US7558667B2 (en) 2006-09-05 2009-07-07 Denso Corporation Method for detecting assembled state of gas sensors and apparatus for detecting assembled state of gas sensors
CN112816812A (zh) * 2020-12-30 2021-05-18 嘉兴毅拓汽车科技有限公司 一种用于非智能电控执行器的功能测试设备及其测试方法

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