JP2001115912A - 内燃機関吸気系の樹脂製中空構造体 - Google Patents

内燃機関吸気系の樹脂製中空構造体

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JP2001115912A
JP2001115912A JP29665899A JP29665899A JP2001115912A JP 2001115912 A JP2001115912 A JP 2001115912A JP 29665899 A JP29665899 A JP 29665899A JP 29665899 A JP29665899 A JP 29665899A JP 2001115912 A JP2001115912 A JP 2001115912A
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完昭 村松
Takio Suzuki
多喜夫 鈴木
Toshimichi Asai
利通 浅井
Makoto Fujimori
誠 藤森
Yoshihiro Sakuma
義弘 佐久間
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Aisan Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】耐圧強度を向上することのできる内燃機関吸気
系の樹脂製中空構造体を提供する。 【解決手段】樹脂製インテークマニホールドの樹脂部材
を構成するマニホールド本体は、4つのピース(20,
21他)に分割形成されており、各ピースを振動溶着に
よって貼り合わせ接合することで一体に形成されてい
る。サージタンク15の周壁を構成する第1及び第2ピ
ース20,21は、その周囲の分割面26,27に加
え、それら分割面26,27からオフセットされた部位
に設けられた更なる接合面33,35においても貼り合
わせ接合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂部材によって
構成されると共に、内燃機関の吸気系に設けられてその
内部に中空部を擁する、例えばインテークマニホールド
やサージタンク、或いはレゾネータなどのような内燃機
関吸気系の樹脂製中空構造体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の吸気系には、吸気通路を流過
する吸気が導入される中空部をその内部に擁する、例え
ばインテークマニホールドやサージタンク、レゾネータ
などの中空構造体が設けられている。また従来より、こ
うした内燃機関吸気系の中空構造体として、中空構造体
の軽量化や生産性の向上を図るべく、樹脂部材によって
構成された樹脂製中空構造体が用いられている。
【0003】そして、例えば特開平8−4607号公報
や特開平8−252864号公報にみられるように、イ
ンテークマニホールド及びそれと一体とされたサージタ
ンクを構成する樹脂部材を複数のピースに分割し、それ
らピース周囲の分割面を接合面として振動溶着などによ
って貼り合わせ接合することで形成された樹脂製サージ
タンク一体型インテークマニホールドが知られている。
【0004】このように、各ピースをその周囲の分割面
で貼り合わせ接合して形成するようにすれば、内部に中
空部を擁する上記の樹脂製サージタンク一体型インテー
クマニホールドのような樹脂製中空構造体であれ、容易
に製造することができるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ただし、このように形
成された樹脂製中空構造体では、以下に述べるように、
必要とされるだけの十分な耐圧強度を確保することが困
難であった。
【0006】このような内燃機関吸気系の中空構造体で
は、機関運転中にバックファイア等によってその中空部
の内圧が一時的に高圧となり、中空部の周壁が膨張する
ように変形することがある。このため、内燃機関吸気系
の中空構造体には、バックファイア時の内圧上昇にも耐
え得るだけの十分に高い耐圧強度を確保する必要があ
る。
【0007】特に、気筒に近い部位に設けられるサージ
タンクにあっては、バックファイアに伴う内圧上昇が顕
著であるため、必要とされる耐圧強度も自ずと高くな
る。ところが、上記のように各ピース周囲の分割面のみ
を接合面として貼り合わせ接合しただけでは、こうした
圧力上昇によって各ピースの変形が生じると、その周囲
の接合部分に応力が集中してしまい、ピース間の接合強
度が不足するおそれがある。このため、上記の如く形成
された樹脂製中空構造体では、バックファイア時のよう
な大きな内圧上昇にも耐え得るだけの十分な耐圧強度を
確保することが困難であった。
【0008】本発明は、こうした実情に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、耐圧強度を向上することの
できる内燃機関吸気系の樹脂製中空構造体を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以下、上記目的を達成す
るための手段及びその作用効果について記載する。請求
項1に記載の発明は、内燃機関の吸気系に設けられてそ
の内部に中空部を擁する中空構造体を構成する樹脂部材
を複数のピースに分割し、それらピースをその周囲の分
割面を接合面として貼り合わせ接合することで形成され
てなる内燃機関吸気系の樹脂製中空構造体において、前
記ピースに、その分割面からオフセットした部位に更な
る接合面を形成するようにしている。
【0010】この請求項1に記載の構成では、複数のピ
ースを貼り合わせ接合することで、その内部に中空部を
擁して内燃機関の吸気系に設けられる樹脂製中空構造体
を形成する。この貼り合わせ接合に際して、ピース同士
は、それらピースの分割面を接合面として貼り合わせ接
合されるばかりか、その分割面からオフセットされた部
位に形成された更なる接合面においても貼り合わせ接合
されるようになる。
【0011】この結果、その更なる接合面の分だけピー
ス間の貼り合わせ接合部分の面積は増大し、それらピー
スはより強固に貼り合わせ接合されるようになる。しか
も、接合面とされたピース周囲の分割面と上記更なる接
合面とはオフセットされた部位に設けられているため、
バックファイアなどのよる中空部の内圧上昇に伴うピー
スの変形によって、ピース間の接合部分にかかるモーメ
ントが分散されるようになり、接合部分にかかる応力が
低減されるようになる。
【0012】したがって、この請求項1に記載の発明に
よれば、内燃機関吸気系の樹脂製中空構造体の耐圧強度
を向上することができるようになる。また、請求項2に
記載の発明は、内燃機関の吸気系に設けられてその内部
に中空部を擁する中空構造体を構成する樹脂部材を複数
のピースに分割し、それらピースをその周囲の分割面を
接合面として貼り合わせ接合することで形成されてなる
内燃機関吸気系の樹脂製中空構造体において、前記ピー
スに、その周囲の分割面よりもピース内側の部分に更な
る接合面を形成するようにしている。
【0013】この請求項2に記載の構成では、ピース間
の貼り合わせ接合に際して、それらピースの分割面を接
合面として貼り合わせ接合されるばかりか、更にその周
囲の分割面よりもピース内側に形成された更なる接合面
においても貼り合わせ接合されるようになる。
【0014】この結果、その更なる接合面の分だけピー
ス間の貼り合わせ接合部分の面積は増大し、それらピー
スはより強固に貼り合わされるようになる。しかも、中
空部の内圧上昇時にピースに作用する圧力が、ピース内
側の更なる接合面が形成された部分においても支持され
るようになり、ピースの変形をより好適に抑制すること
ができるようになる。
【0015】したがって、この請求項2に記載の発明に
よれば、内燃機関吸気系の樹脂製中空構造体の耐圧強度
を向上することができるようになる。また、請求項3に
記載の発明は、請求項2に記載の内燃機関吸気系の樹脂
製中空構造体において、前記更なる接合面を、前記ピー
ス周囲の分割面の接合面からピース内側に向けて延伸す
るようにしている。
【0016】この請求項3に記載の構成では、ピース内
側に設けられる更なる接合面がピース周囲の分割面の接
合面から延伸され、一体に形成されている。このため、
貼り合わせ接合にあたり必要とされる接合面間の面圧や
接合面間の微小相対変位などを、ピース周囲の分割面の
接合面に付与すると同時に、ピース内側の更なる接合面
にも付与することができるようになる。このため、直接
にはピース内側の更なる接合面間に面圧や微小相対変位
を付与することが困難な場合であれ、それら更なる接合
面間を容易に貼り合わせ接合することができるようにな
る。
【0017】したがって、この請求項3に記載の発明に
よれば、耐圧強度を向上することのできる内燃機関吸気
系の樹脂製中空構造体をより容易に製造することができ
るようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる内燃機関吸
気系の樹脂製中空構造体を具体化した一実施形態につい
て、図を参照して詳細に説明する。
【0019】本実施形態は、内燃機関のサージタンクと
インテークマニホールドとを樹脂部材により一体に形成
した樹脂製サージタンク一体型インテークマニホールド
(以下、単に「樹脂製インテークマニホールド」とい
う)について、本発明にかかる内燃機関吸気系の樹脂製
中空構造体を適用したものである。
【0020】この樹脂製インテークマニホールドは、そ
の内部に中空部を擁する中空構造をなしている。そして
その内部には、所定容量を有したサージタンク、同サー
ジタンクと内燃機関の各吸気ポートとを連通すべく複数
に分枝された分枝管(インテークマニホールド)、及び
負圧式アクチュエータを作動させるための負圧を蓄圧す
べく設けられた蓄圧室などの複数の中空部が区画形成さ
れている。
【0021】ちなみに本実施形態の樹脂製インテークマ
ニホールドは、直列4気筒型内燃機関に適用されるもの
であり、各気筒の2つの吸気ポートに接続すべく、8本
の分枝管を備えている。
【0022】まず、この樹脂製インテークマニホールド
を構成する樹脂部材であるマニホールド本体10の構造
を、図1〜図4に基づき説明する。図1は、マニホール
ド本体10の側面構造を示している。
【0023】この図1に示すように、マニホールド本体
10にはその側方に突き出る態様で、吸入管11が設け
られている。その吸入管11の先端には、機関吸気系の
スロットルボディ(図示略)と連結するためのスロット
ル側フランジ11aが設けられている。そのフランジ1
1aには、マニホールド本体10の内部に連通する吸入
口11bが設けられている。また、マニホールド本体1
0の上部には、内燃機関の吸気ポートと連結するための
ポート側フランジ12が形成されている。
【0024】一方、マニホールド本体10の前方を覆う
前面カバー13の外周面には、同マニホールド本体10
を補強するための複数のリブ14が形成されている。ま
た、図2は、このマニホールド本体10の側部断面構造
を示している。
【0025】この図2に示すように、マニホールド本体
10は中空構造をなしており、その内部には、サージタ
ンク15、分枝管16、蓄圧室17などの中空部が区画
形成されている。
【0026】上記スロットル側フランジ11aの吸入口
11bは、サージタンク15に連通している。サージタ
ンク15は、上記のように所定容量を有したタンクであ
り、上記前面カバー13とマニホールド本体10の内部
に設けられた隔壁18との間に区画形成されている。
【0027】このサージタンク15の下部には、各分枝
管16と連通する開口部19が形成されている。各分枝
管16は、このサージタンク15下部の開口部19より
マニホールド本体10の後部を周り込み、上方に向かっ
て延びて、上記ポート側フランジ12に接続されてい
る。
【0028】こうして、スロットル側フランジ11aの
吸入口11bからサージタンク15へと流入した吸気
は、同タンク15下部に設けられた各開口部19を通じ
て各分枝管16に分配供給されるようになる。
【0029】また、サージタンク15の後方側周壁をな
す隔壁18と分枝管16との間には、蓄圧室17が区画
形成されている。この蓄圧室17は、上記のように負圧
を蓄圧するために設けられている。
【0030】図3は、マニホールド本体10前部の分解
構造を示している。同図3に示すように、マニホールド
本体10は、主に4つのピース20〜23に分割形成さ
れている。これら各ピース20〜23は各々、射出成形
などによって形成された合成樹脂材からなっている。
【0031】まず、第1ピース20は主に、上記吸入管
11及び前面カバー13を構成する。また、第1ピース
20にあって上記各分枝管16の開口部19及びその上
流部をなす下部24は、断面波形状に形成されている。
【0032】一方、第2ピース21は、主に上記隔壁1
8を構成する。また、第2ピース21の下部25は断面
波形状に形成されており、同じく断面波形状に形成され
た上記第1ピース20の下部24と組み合わせること
で、上記分枝管16の開口部19及びその上流部が形成
される。
【0033】更に、第3ピース22は主に、上記吸気ポ
ート側フランジ12及び各分枝管16の外壁の一部を構
成する。この第3ピース22にあって上記各分枝管16
の外壁の一部をなす部分は、断面波形状に形成されてい
る。
【0034】そして第4ピース23は、主に上記分枝管
16の外壁の残りの一部を構成する。この第4ピース2
3は断面波形状に形成されており、上記第3ピース22
と組み合わせて上記各分枝管16の中流部から下流部を
構成する複数の管路が形成される。
【0035】そして、これら4つのピース20〜23を
振動溶着によってそれぞれ貼り合わせ接合し、一体とす
ることで、マニホールド本体10が形成される。ちなみ
に本実施形態では、次のようにしてマニホールド本体1
0が組み付けられている。
【0036】すなわち、まず、(Ia)主にマニホール
ド本体10のサージタンク15をなす部分を形成すべ
く、上記第1及び第2ピース20,21を貼り合わせ接
合する。また、それと共に、(Ib)主にマニホールド
本体の分枝管16をなす部分を形成すべく、上記第3及
び第4ピース22,23を貼り合わせ接合する。そして
その後、(II)それら接合された第1及び第2ピース2
0,21と第3及び第4ピース22,23とを更に貼り
合わせ接合する。こうして、樹脂製インテークマニホー
ルドの樹脂部材を構成するマニホールド本体10が、一
体に組み付けられる。
【0037】続いて、本実施形態の内燃機関吸気系の樹
脂製中空構造体について、その各ピース20〜23の貼
り合わせ接合態様の詳細について、図3〜図6に基づ
き、詳細に説明する。
【0038】図3に示すように、各ピース20〜23
は、それらの周囲の分割面26〜31を接合面として振
動溶着によって貼り合わせ接合されている。例えば、第
3ピース22と第4ピース23との貼り合わせ接合は、
それらの周囲の分割面30と分割面31とを接合面と
し、両面30,31を突き合わせて振動溶着することで
行われる。
【0039】ただし、第1ピース20と第2ピース21
との貼り合わせ接合、及び第2ピース21と第3ピース
22との貼り合わせ接合については、以下に説明するよ
うに、上記のような各ピース20〜22の周囲の分割面
26〜29に加え、「更なる接合面」を設けることで、
マニホールド本体10の耐圧強度を向上するようにして
いる。
【0040】まず、第1ピース20と第2ピース21と
の貼り合わせ接合については、それらピース20,21
の周囲の分割面26,27からオフセットされた位置に
更なる接合面が設けられている。
【0041】図4は、これら第1及び第2ピース20,
21の側部部分断面構造を模式的に示しており、同図
(a)は貼り合わせ接合前の態様を、同図(b)は貼り
合わせ接合後の態様をそれぞれ模式的に示している。ま
た、図5は、それら両ピース20,21の平面部分断面
構造を模式的に示している。
【0042】これら図4及び図5に示すように、第1ピ
ース20の前面カバー13の上面には、一部下方に向け
て窪んだ凹部32が形成されている。この第1ピース2
0においては、その凹部32のマニホールド本体10後
方側に、上記「更なる接合面」33が設けられている。
【0043】一方、第2ピース21には、その隔壁18
からマニホールド本体10の前方側に向けて分割面27
に対して垂直方向に突出した凸部34が形成されてい
る。この第2ピース21においては、その凸部34のマ
ニホールド本体10の前方側端面35が上記「更なる接
合面」とされている。
【0044】これら両「更なる接合面」33,35は、
上記各ピース20,21の周囲の分割面26,27を突
き合わせた際に、互いに当接するように形成されてい
る。そして、上記分断面26,27間と共に、これら
「更なる接合面」33,35間も振動溶着して貼り合わ
せ接合することで、第1及び第2のピース20,21は
それら周囲の分割面26,27に加え、その分割面2
6,27からオフセットされた部位においても、貼り合
わせ接合されるようになる。
【0045】更に本実施形態では、これら「更なる接合
面」33,35による貼り合わせ接合部分は、ボルト3
6によって締結され、より強固に接合されている。この
結果、両ピース20,21の貼り合わせ接合部分の面積
が増大すると共に、バックファイアなどのよるサージタ
ンク15の内圧上昇による両ピース20,21の変形時
に接合面にかかるモーメントが分散されるようになり、
貼り合わせ接合部にかかる応力が低減されるようにな
る。また、前面カバー13が「更なる接合面」33,3
5による接合部分によって支持することで、その変形が
抑制されることによっても、貼り合わせ接合部分に作用
する応力を低減することができるようになる。
【0046】他方、第2及び第3ピース21,22の貼
り合わせ接合については、それら両ピース21,22の
周囲の分割面28,29に加え、その分割面28,29
よりも各ピース21,22の内側の部分に「更なる接合
面」が設けられている。
【0047】図6(a)は第2ピース21の後面構造
を、図6(b)は第3ピース22の正面構造をそれぞれ
模式的に示している。同図(a)及び(b)に示すよう
に、第2及び第3ピース21,22の両側部には、それ
ぞれ各ピース21,22の周囲の分割面28,29から
それらピース21,22の内側に延伸されるように「更
なる接合面」37,38が形成されている。そして、各
ピース21,22の周囲の分割面28,29を接合面と
して振動溶着によって貼り合わせ接合すると同時に、こ
れら「更なる接合面」37,38も貼り合わせ接合する
ことで、両ピース21,22はその周囲の分割面28,
29に加え、各ピース21,22の内側の部分において
も貼り合わせ接合されるようになる。
【0048】この結果、貼り合わせ接合部分の面積が増
大すると共に、バックファイアなどによるサージタンク
15の内圧上昇時に圧力の作用する隔壁18を、「更な
る接合面」37,38が形成された部分によって、その
背後より支持することができるようになり、その変形を
より好適に抑制することができるようになる。
【0049】しかも、本実施形態では、こうした「更な
る接合面」37,38は、各ピース21,22の周囲の
分割面28,29から延伸されているため、それら分割
面28,29と共に「更なる接合面」37,38間も同
時に振動溶着することができるようになる。
【0050】以上説明した本実施形態の内燃機関吸気系
の樹脂製中空構造体によれば、以下の効果を得られるよ
うになる。 (1)本実施形態では、マニホールド本体10において
サージタンク15の周壁を構成する第1ピース20及び
第2ピース21が、各ピース20,21周囲の分割面2
6,27に加え、それら分割面26,27からオフセッ
トした部位に「更なる接合面」33,35を接合面とし
て貼り合わせ接合されている。そのため、「更なる接合
面」33,35の分だけ両ピース20,21同士の貼り
合わせ接合部分の面積が増大すると共に、バックファイ
アなどのよるサージタンク15の内圧上昇による各ピー
ス20,21の変形に際して、それらピース20,21
間の接合部分にかかるモーメントを分散して、接合部に
かかる応力を低減することができるようになる。したが
って、樹脂製インテークマニホールドにあってその樹脂
部材を構成するマニホールド本体10の耐圧強度を向上
することができるようになる。
【0051】(2)本実施形態では、第2ピース21及
び第3ピース22が、それらピース21,22周囲の分
割面28,29に加え、その分割面28,29よりも各
ピース21,22の内側に設けられた「更なる接合面」
37,38を接合面として貼り合わせ接合されている。
そのため、両ピース21,22間の貼り合わせ接合部分
の面積が増大すると共に、サージタンク15の内圧上昇
時に隔壁18に作用する圧力を、その「更なる接合面」
37,38による接合部分においても支持することがで
きるようになりピース21,22の変形をより好適に抑
制することができるようになる。したがって、樹脂製イ
ンテークマニホールドにあってその樹脂部材を構成する
マニホールド本体10の耐圧強度を向上することができ
るようになる。
【0052】(3)また、本実施形態では、第2及び第
3ピース21,22の内側に設けられる上記「更なる接
合面」37,38を、それらピース21,22周囲の分
割面28,29からその内側に向けて延伸するようにし
ている。このため、両ピース21,22の振動溶着にあ
たり必要とされる接合面間の面圧や接合面間の微小相対
変位などを、ピース21,22周囲の分割面28,29
の接合面間に付与すると同時に、「更なる接合面」3
7,38にも付与することができるようになる。このた
め、直接には「更なる接合面」37,38間に面圧や微
小相対変位を付与することが困難な場合であれ、容易に
振動溶着によって貼り合わせ接合することができるよう
になる。したがって、耐圧強度を向上することのできる
樹脂製インテークマニホールドをより容易に製造するこ
とができるようになる。
【0053】以上説明した本実施形態の内燃機関吸気系
の樹脂製中空構造体は、次のように変更することもでき
る。 ・上記実施形態では、第1ピース20及び第2ピース2
1においてそれら周囲の分割面26,27からオフセッ
トされた部位に形成された「更なる接合面」33,35
による接合部分を、ボルト36によって更に締結するよ
うにしているが、単にそれら「更なる接合面」33,3
5間を貼り合わせ接合しただけでも、耐圧強度の向上を
図ることはできる。
【0054】・上記実施形態では、樹脂製インテークマ
ニホールドを構成する樹脂部材であるマニホールド本体
10を4つのピース20〜23に分割形成するようにし
ているが、マニホールド本体10の分割形成の態様は任
意であり、少なくとも2つ以上のピースに分割され、そ
れらピース周囲の分割面を接合面として貼り合わせ接合
さていれば、上記各「更なる接合面」33,35,3
6,37と同様の接合面を更に設けることで、同様に耐
圧強度の強化を図ることはできる。
【0055】・上記実施形態では、第2ピース21及び
第3ピース22において、それらピース21,22の内
側に形成された「更なる接合面」37,38を、各ピー
ス21,22周囲の分割面28,29からピース内側に
向けて延伸するようにしている。ただし、貼り合わせ接
合が可能であれば、これら「更なる接合面」37,38
を周囲の分割面28,29とは分離して設けるようにし
てよい。
【0056】・上記実施形態では、第1ピース20及び
第2ピース21にそれら周囲の分割面26,27からオ
フセットされた部位に「更なる接合面」33,35を設
け、第2ピース21及び第3ピース22にそれら周囲の
分割面28,29よりも各ピース21,22の内側の部
分に「更なる接合面」37,38を設けるようにしてい
る。こうした「更なる接合面」33,35,37,38
は、これらサージタンク15内の圧力を直接受ける各ピ
ース20〜22の貼り合わせ接合のために設けることで
より効果的に耐圧強度の向上を図ることができるもの
の、他のピース間の貼り合わせ接合のために設けても、
耐圧強度の向上を図ることはできる。
【0057】・上記実施形態では、樹脂製インテークマ
ニホールドに、ピース周囲の分割面からオフセットされ
た部位に形成された「更なる接合面」33,35と、ピ
ース周囲の分割面からそのピース内側に形成された「更
なる接合面」36,37との両方を設ける構成としてい
るが、いずれか一方のみを設ける構成としてもよい。
【0058】・上記実施形態では、各ピース20〜23
を振動溶着によって貼り合わせ接合するようにしている
が、スピニング溶着、熱板溶着、或いは接着剤を用いた
接着などの他の手段によって貼り合わせ接合するように
しても、上記実施形態と同様の効果を得ることができ
る。
【0059】・上記実施形態では、上記各「更なる接合
面」を用いた耐圧強度の強化構造をサージタンクとイン
テークマニホールド(分枝管)とが一体に形成されたサ
ージタンク一体型樹脂製インテークマニホールドに適用
した場合を説明した。こうした耐圧強度の強化構造は、
バックファイアによる内圧上昇が顕著な樹脂製サージタ
ンク或いはそのサージタンク一体型樹脂製インテークマ
ニホールドへの適用がより効果的であるものの、例えば
単体の樹脂製サージタンクや樹脂製レゾネータなどの他
の内燃機関吸気系の樹脂製中空構造体にも適用すること
ができる。要は、内燃機関の吸気系に設けられてその内
部に中空部を擁する樹脂製中空構造体を構成する樹脂部
材を複数のピースに分割し、それらピースをその周囲の
分割面を接合面として貼り合わせ接合することで形成さ
れてなる内燃機関吸気系の樹脂製中空構造体であれば、
各ピースの貼り合わせ接合のために上記各「更なる接合
面」を設けるようにすることで、その耐圧強度の向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内燃機関吸気系の樹脂製中空構造体を
具体化した一実施形態についてそのマニホールド本体の
側面構造を示す側面図。
【図2】同マニホールド本体についてその側部断面構造
を示す断面図。
【図3】同マニホールド本体についてその分解構造を示
す分解図。
【図4】同マニホールド本体についてそのピース間の貼
り合わせ接合態様を示す略図。
【図5】同じくマニホールド本体のピース間の貼り合わ
せ接合態様を示す略図。
【図6】同じくマニホールド本体のピース間の貼り合わ
せ接合態様を示す略図。
【符号の説明】
10…マニホールド本体(内燃機関吸気系の樹脂製中空
構造体を構成する樹脂部材)、15…サージタンク(中
空部)、16…分枝管(中空部)、17…蓄圧室(中空
部)、20〜23…ピース、26〜31…ピース周囲の
分割面、33,35…更なる接合面(ピース周囲の分割
面からオフセットされた部位に設けられた更なる接合
面)、37,38…更なる接合面(ピース周囲の分割面
よりピース内側に形成された更なる接合面)。
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 多喜夫 愛知県大府市共和町一丁目1番地の1 愛 三工業株式会社内 (72)発明者 浅井 利通 愛知県大府市共和町一丁目1番地の1 愛 三工業株式会社内 (72)発明者 藤森 誠 愛知県大府市共和町一丁目1番地の1 愛 三工業株式会社内 (72)発明者 佐久間 義弘 愛知県大府市共和町一丁目1番地の1 愛 三工業株式会社内 Fターム(参考) 4F211 AD05 AD35 AE10 AG07 AH16 TA01 TA03 TC14 TD01 TH02 TH18 TJ30 TN07 TN20 TN31 TN41 TQ05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の吸気系に設けられてその内部に
    中空部を擁する中空構造体を構成する樹脂部材を複数の
    ピースに分割し、それらピースをその周囲の分割面を接
    合面として貼り合わせ接合することで形成されてなる内
    燃機関吸気系の樹脂製中空構造体において、 前記ピースには、その分割面からオフセットした部位に
    更なる接合面が形成されてなることを特徴とする内燃機
    関吸気系の樹脂製中空構造体。
  2. 【請求項2】内燃機関の吸気系に設けられてその内部に
    中空部を擁する中空構造体を構成する樹脂部材を複数の
    ピースに分割し、それらピースをその周囲の分割面を接
    合面として貼り合わせ接合することで形成されてなる内
    燃機関吸気系の樹脂製中空構造体において、 前記ピースには、その周囲の分割面よりもピース内側の
    部分に更なる接合面が形成されてなることを特徴とする
    内燃機関吸気系の樹脂製中空構造体。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の内燃機関吸気系の樹脂製
    中空構造体において、 前記更なる接合面は、前記ピース周囲の分割面の接合面
    からピース内側に向けて延伸されてなることを特徴とす
    る内燃機関吸気系の樹脂製中空構造体。
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