JP2001113090A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP2001113090A
JP2001113090A JP29800699A JP29800699A JP2001113090A JP 2001113090 A JP2001113090 A JP 2001113090A JP 29800699 A JP29800699 A JP 29800699A JP 29800699 A JP29800699 A JP 29800699A JP 2001113090 A JP2001113090 A JP 2001113090A
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JP
Japan
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washing
washing water
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washing machine
aggregate
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JP29800699A
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English (en)
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Hiroshi Yoshikawa
浩史 吉川
Hiroko Uhara
浩子 宇原
Mugihei Ikemizu
麦平 池水
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Original Assignee
Sharp Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
  • Removal Of Specific Substances (AREA)
  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルタの目詰まりを防止するとともに、
大量の洗濯排水を短時間で浄化して排水できる洗濯機を
提供する。 【解決手段】 衣類の洗濯を済ませ、洗濯槽1から排水
される洗濯排水を排水管8を経由して凝集槽3内に導
く。このとき、同時に凝集剤溶液器4から凝集剤溶液が
注入される。洗濯排水中の界面活性剤等の洗剤成分は凝
集剤と反応して粒の比較的大きな凝集体を形成する。更
に、この洗濯排水は曝気型攪拌機5によって空気を吹き
込みながら攪拌されるため、前記凝集体は空気を巻き込
んで浮上し、洗濯排水は凝集体の割合が比較的多い上方
の凝集体層20と、そうでない下方の水層21とに分離
する。従って、下方の水層21から一気に排水すること
により、排水に掛かる時間を大幅に短縮できる。このと
き、フィルタ10によって排水中の凝集体が除去されて
きれいな水の排水が行えるため、環境性にも優れた洗濯
機を提供できる。また、回収された凝集体は簡単に取り
出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯排水を浄化す
る機能を有する洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より洗濯機での衣類等の洗浄物の洗
濯には、主として直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナト
リウム(LAS)や高級アルコール硫酸エステル等の陰
イオン性合成界面活性剤を主成分として含有する合成洗
剤が用いられている。合成界面活性剤は優れた洗浄効果
を有しているものの、石鹸に比べ環境への負荷が大き
い。即ち、排水中の合成界面活性剤は比較的生分解され
にくいため、それ自体が水質を汚染させるとともに、微
生物に被害を与え水環境を大きく損なう原因となる。
【0003】合成洗剤による水質汚染は家庭から排出さ
れる生活排水が大きな原因となっており、その中でも洗
濯排水が最も深刻な問題となっている。このため、洗濯
排水に対する適切な浄化方法が要求されている。
【0004】上記の問題点に対して、例えば特開平9−
182896号公報には、洗濯排水に2価の金属塩化物
を添加し、洗剤成分を沈殿させてフィルタで除去する機
能を備えた電気洗濯機が提案されている。また、特開平
10−118390号公報には、電気分解反応を利用し
て汚染物質を凝集させることにより洗濯汚水を浄化する
洗濯機が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の方法のうち、洗剤成分を沈殿させて濾過する方法
では、単に流れている洗濯排水に金属塩化物溶液を注入
するだけであり、これによって生ずる沈殿物は充分に凝
集できず、大部分が微小な粒子の状態のままである。そ
のため、これを濾過する際にフィルタの目詰まりが起こ
りやすく、それにより水の通過抵抗が大きくなって処理
水量が著しく低下する恐れがある。従って、フィルタの
交換や洗浄が頻繁に必要となり、そのメンテナンスに手
間とコストが掛かるという問題があった。一方、電気分
解による方法では、洗濯汚水が流れてきてから電気分解
して金属イオンを生成させていると、界面活性剤等の汚
染物質と充分に反応させるのに時間が掛かる、あるいは
電極の面積や数を増加させる必要がある。
【0006】本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされ
たものであり、洗濯排水中の汚染物質を粒子サイズの比
較的大きな凝集体に変えることにより凝集体の濾過・回
収を容易にし、大量の洗濯排水を短時間で浄化して排水
できる洗濯機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による洗濯機は、使用済みの洗濯水に凝集剤
を混ぜて攪拌することにより凝集体を形成する手段と、
前記凝集体を取り除いた洗濯水を排水する手段とを備え
たことに特徴を有する。これによると、洗濯水中の凝集
体の粒子サイズは攪拌されて大きくなる。その際、空気
を洗濯水中に与えながら攪拌することにより、凝集体の
大部分が空気を巻き込んで洗濯水の上方へ浮上する。よ
って、洗濯水から凝集体を取り除くことが容易になる。
【0008】また、本発明による洗濯機は、衣類の汚れ
が付着された洗剤成分を含有し洗濯槽から排出される洗
濯水を蓄える洗濯水処理槽と、前記洗剤成分と反応して
凝集体を形成する凝集剤の溶液を前記洗濯水処理槽内に
供給する手段と、前記溶液が与えられた前記洗濯水を前
記洗濯水処理槽内で空気を与えながら攪拌する手段と、
前記洗濯水処理槽に連通し処理された前記洗濯水が排出
される排水管と、該排水管の途中に介装され前記凝集体
を濾過する手段とを有することに特徴を有する。
【0009】これによると、洗濯水処理槽内で洗濯水中
の洗剤成分は凝集剤と反応し、攪拌されて比較的粒の大
きな凝集体が生成するとともに、該凝集体は空気を巻き
込んで浮上するため、前記洗濯水は、前記凝集体の割合
が比較的多い部分と、それ以外の部分とに分離する。従
って、洗濯水から凝集体を取り除くことが容易になると
ともに、一度に大量の洗濯水を浄化して排水できる。
【0010】また、本発明による洗濯機は、衣類の汚れ
が付着された洗剤成分を含有し洗濯槽から排出される洗
濯水を蓄える洗濯水処理槽と、前記洗剤成分と反応して
凝集体を形成する凝集剤の溶液を前記洗濯水処理槽内に
供給する手段と、前記溶液が与えられた前記洗濯水を前
記洗濯水処理槽内で空気を与えずに攪拌する手段と、前
記洗濯水処理槽に連通し処理された前記洗濯水が排出さ
れる排水管と、該排水管の途中に介装され前記凝集体を
濾過する手段とを有することに特徴を有する。
【0011】これによると、洗濯水処理槽内で洗濯水中
の洗剤成分は凝集剤と反応し、攪拌されて比較的粒の大
きな凝集体が生成するとともに、該凝集体は沈降して洗
濯水処理槽の底部に堆積すつため、前記洗濯水は、前記
凝集体の割合が比較的多い部分と、それ以外の部分とに
分離する。従って、洗濯水から凝集体を取り除くことが
容易になるとともに、一度に大量の洗濯水を浄化して排
水できる。
【0012】ところで、前記排水管を2つ設け、一方の
排水管から攪拌済みの前記洗濯水のうち凝集体の割合が
多い部分を排水し、それ以外の部分を他方の排水管から
排水するようにすれば、後者の排水管に設けられた前記
凝集体を濾過する手段の目詰まりを長期的に防止でき、
所望の処理水量を維持できる。
【0013】また、前記排水管を2つ設け、一方の排水
管から攪拌済みの前記洗濯水のうち凝集体の割合が多い
部分を排水し、それ以外の部分を他方の排水管からすす
ぎ水として前記洗濯槽に戻すようにすれば、後者の排水
管に設けられた前記凝集体を濾過する手段の目詰まりを
長期的に防止できるとともに、すすぎ水を節水できる。
【0014】更に、前記洗濯槽に連通するとともに吸着
剤が充填された排水管を設けるとよい。これによると、
前記洗濯槽内で衣類のすすぎを済ませた後のすすぎ水
を、前記排水管に沿って排水すれば、すすぎ水中の洗剤
成分が吸着剤によって取り除かれる。
【0015】尚、前記凝集剤としては、電解槽中で電気
分解して得られる金属イオン及び金属水酸化物を好適に
使用できる。更に、前記凝集剤としてアクリル系高分子
凝集剤を併せて用いるとよい。
【0016】また、前記凝集体を濾過する手段として、
着脱自在な袋状の不織布を備えたフィルタカートリッジ
を用いると、濾過された凝集体が堆積して不織布に溜ま
っても、取り外してそのまま捨てられる。
【0017】
【発明の実施の形態】<第1の実施形態>本発明の第1
の実施形態について図面を参照して説明する。図1は本
実施形態に係る凝集剤添加装置、凝集槽及び濾過装置を
具備した洗濯機の概略側断面図である。図1において、
1は洗濯槽、2は外槽、3は凝集槽、4は凝集剤溶液
器、41は凝集剤溶液の流量をコントロールする流量バ
ルブ、5は曝気型攪拌機、6,7は排水バルブ、8,9
は排水管、10は濾過器である。
【0018】このような構成による洗濯機の動作につい
て説明する。洗濯槽1内に衣類の如き洗濯物が収容され
て洗濯工程が進み、洗濯を済ませた洗濯排水が排水バル
ブ6を開けながら排水管8に沿って凝集槽3内に流入す
る。このとき、同時に衣類の汚れが付着がされた洗剤成
分を含む洗濯排水に適量の凝集剤(金属塩化物を主成分
とするもの)が凝集剤溶液器4により添加され凝集槽3
内に流れ込み、塩析により凝集体(沈殿物)を作る。
【0019】更に、凝集槽3内に流れ込んだ洗濯排水
は、曝気型攪拌機5によって空気を適量吹き込みながら
攪拌される。これにより、凝集体は大粒化するとととも
に空気を巻き込んで浮上し、洗濯排水は凝集体の割合が
比較的多い上方の凝集体層20と、凝集体の割合が比較
的少ない下方の水層21とに層分離する。よって、排水
バルブ7を開いて凝集槽3の下部から排水すれば、不純
物の少ない水層21から勢いよく排水されることにな
る。このとき、フィルタ10によって凝集体は除去さ
れ、洗濯排水は浄化されて排水管9を経由して下水道に
流される。本実施形態によると、洗濯排水に含まれる汚
染物質を大粒の凝集体として凝集槽中で速やかに分離さ
せることができるため、フィルタの目詰まりを効果的に
防止できるとともに排水にかかる時間を大幅に短縮で
き、単位時間当たりの洗濯排水の処理量を著しく向上さ
せることができる。
【0020】今、界面活性剤濃度240ppmの洗濯排水を曝
気型攪拌機により曝気量0.36m3/hで攪拌しながら、凝集
剤としてポリ塩化アルミニウムを洗濯排水の全量に対し
て600ppm添加し約30秒間攪拌した後、アクリル系高分子
凝集剤を全量に対して3ppm添加し約1分間攪拌する。そ
の後、3分間静置することで凝集体層を充分に浮上・分
離させることができた。そして、凝集槽の下部よりフィ
ルタで凝集体を除去しながら水層を排出したところ、流
速10L/minで排水できた。この浄化された排水中の界面
活性剤濃度は8ppmに低下しており、約97%の界面活性剤
を除去できた。
【0021】<第2の実施形態>本発明の第2の実施形
態について図面を参照して説明する。図2は本実施形態
に係る凝集剤添加装置、凝集槽及び濾過装置を具備した
洗濯機の概略側断面図である。本実施形態において、上
記第1の実施形態と共通の部材には同一の符号を付し、
その詳細な説明を省略する。図2において、51はプロ
ペラ型攪拌機である。
【0022】洗濯を済ませた洗濯排水が排水バルブ6を
開けながら排水管8に沿って凝集槽3内に流入する。こ
のとき、同時に衣類の汚れが付着がされた洗剤成分を含
む洗濯排水に適量の凝集剤(金属塩化物を主成分とする
もの)が凝集剤溶液器4により添加され凝集槽3内に流
れ込み、塩析により凝集体(沈殿物)を作る。
【0023】更に、洗濯排水は凝集槽3内で前記プロペ
ラ型攪拌機51により今度は脱気状態で攪拌され、凝集
体が大粒化されるとともに、沈降して凝集槽3の底に堆
積する。即ち、本実施形態による凝集槽3中の洗濯排水
においては、上記第1の実施形態とは逆に、下方に凝集
体の割合が比較的多い凝集体層20が、その上方に凝集
体の割合が比較的少ない水層21が分離形成される。
尚、本実施形態では、凝集槽3の凝集体層20より高い
位置に排水管9を連通している。従って、排水バルブ7
を開くと、凝集体層20は凝集槽3の底に溜まったま
ま、水層21のみが排水管9を経由して下水道へ排水さ
れる。このとき、フィルタ10により凝集体は除去され
る。
【0024】今、界面活性剤濃度240ppmの洗濯排水をプ
ロペラ型攪拌機により曝気量0.36m3/hで攪拌しながら、
凝集剤としてポリ塩化アルミニウムを洗濯排水の全量に
対して600ppm添加し約30秒間攪拌した後、アクリル系高
分子凝集剤を全量に対して3ppm添加し約1分間攪拌す
る。その後、約3分間静置することで凝集体層を充分に
沈降・分離させることができた。そして、凝集槽の底よ
りやや上部よりフィルタで凝集体を除去しながら水層を
排出したところ、流速10L/minで排水できた。この浄化
された排水中の界面活性剤濃度は8ppmに低下しており、
約97%の界面活性剤を除去できた。
【0025】<第3の実施形態>本発明の第3の実施形
態について図面を参照して説明する。図3は本実施形態
に係る凝集剤添加装置、凝集槽及び濾過装置を具備した
洗濯機の概略側断面図である。本実施形態において、上
記第1の実施形態と共通の部材には同一の符号を付し、
その詳細な説明を省略する。図3において、11,12
は排水バルブ、13,14は排水管である。
【0026】洗濯を済ませた洗濯排水が排水バルブ6を
開けながら排水管8に沿って凝集槽3内に流入する。こ
のとき、同時に衣類の汚れが付着がされた洗剤成分を含
む洗濯排水に適量の凝集剤(金属塩化物を主成分とする
もの)が凝集剤溶液器4により添加され凝集槽3内に流
れ込み、塩析により凝集体(沈殿物)を作る。
【0027】更に、凝集槽3内に流れ込んだ洗濯排水
は、曝気型攪拌機5によって空気を適量吹き込みながら
攪拌される。これにより、凝集体は大粒化するとととも
に空気を巻き込んで浮上し、洗濯排水は凝集体の割合が
比較的多い上方の凝集体層20と、凝集体の割合が比較
的少ない下方の水層21とに層分離する。よって、排水
バルブ11を開いて凝集槽3の下部から排水すれば、不
純物の少ない水層21から勢いよく排水管13に沿って
排水される。このとき、フィルタ10によって凝集体は
除去される。
【0028】そして、水層21を排水し終わったのを確
認して、排水バルブ11を閉じるとともに、他方の排水
バルブ12を開く。すると、フィルタ10によって凝集
体が濾過・分離されながら、凝集体層20中の水分のみ
が排水管14に沿って排水される。即ち、本実施形態に
よると、水層21と凝集体層20とをそれぞれ別々の排
水管から排出するようにしたので、特に、水層21が排
出される側の排水管13に設けられたフィルタ10の目
詰まりを長期的に防止して、効率よく大量の洗濯排水の
浄化処理を行える。
【0029】尚、本実施形態では凝集体を含む洗濯排水
を撹拌する手段として曝気型攪拌機5を用いる上記第1
の実施形態の場合を取り上げて説明したが、これに限定
されず、図4に示すように曝気型攪拌機5の代わりにプ
ロペラ型攪拌機51を適用した上記第2の実施形態に対
しても同様の構成を設けてもよいことは勿論である。
【0030】<第4の実施形態>本発明の第4の実施形
態について図面を参照して説明する。図5は本実施形態
に係る凝集剤添加装置、凝集槽及び濾過装置を具備した
洗濯機の概略側断面図である。本実施形態において、上
記第3の実施形態と共通の部材には同一の符号を付し、
その詳細な説明を省略する。図5において、131は、
浄化した洗濯排水を洗濯槽1に再び循環させる循環管で
ある。また、15は前記循環管131の途中に介装され
た循環ポンプである。
【0031】洗濯を済ませた洗濯排水が排水バルブ6を
開けながら排水管8に沿って凝集槽3内に流入する。こ
のとき、同時に衣類の汚れが付着がされた洗剤成分を含
む洗濯排水に適量の凝集剤(金属塩化物を主成分とする
もの)が凝集剤溶液器4により添加され凝集槽3内に流
れ込み、塩析により凝集体(沈殿物)を作る。
【0032】更に、凝集槽3内に流れ込んだ洗濯排水
は、曝気型攪拌機5によって空気を適量吹き込みながら
攪拌される。これにより、凝集体は大粒化するとととも
に空気を巻き込んで浮上し、洗濯排水は凝集体の割合が
比較的多い上方の凝集体層20と、凝集体の割合が比較
的少ない下方の水層21とに層分離する。排水バルブ1
1を開いて、フィルタ10により凝集体を除去しながら
水層21をポンプ15の駆動によって循環管131を経
由して洗濯槽1内にすすぎ水として戻す。即ち、1回目
のすすぎは浄化された洗濯水で行う。
【0033】そして、水層21がすすぎ水として完全に
排水されたのを確認して、バルブ11を閉じるととも
に、他方のバルブ12を開く。すると、フィルタ10に
よって凝集体が濾過・分離されながら、凝集体層20中
の水分のみが排水管14に沿って排水される。従って、
本実施形態によると、水層21を循環管131に沿って
排水し、この排水を洗濯槽1に戻してすすぎに利用する
ようにしたので、循環管131に設けられたフィルタ1
0の目詰まりを長期的に防止できるとともに、浄化した
きれいな洗濯水を再利用してすすぎを行える。これによ
り、すすぎ水を1回分節水できる。
【0034】今、界面活性剤濃度240ppmの洗濯排水を曝
気型攪拌機により曝気量0.36m3/hで攪拌しながら、凝集
剤としてポリ塩化アルミニウムを洗濯排水の全量に対し
て600ppm添加し約30秒間攪拌した後、アクリル系高分子
凝集剤を全量に対して3ppm添加し約1分間攪拌する。そ
の後、3分間静置することで凝集体層を充分に浮上・分
離させることができた。そして、凝集槽の下部よりフィ
ルタで凝集体を除去しながら水層を排出したところ、流
速10L/minで排水できた。この浄化された排水中の界面
活性剤濃度は8ppmに低下しており、約97%の界面活性剤
を除去できた。従って、この排水はすすぎ水として充分
に利用できる。
【0035】尚、本実施形態では凝集体を含む洗濯排水
を撹拌する手段として曝気型攪拌機5を用いる上記第1
の実施形態の場合を取り上げて説明したが、これに限定
されず、図6に示すように曝気型攪拌機5の代わりにプ
ロペラ型攪拌機51を適用した上記第2の実施形態に対
しても同様の構成を設けてもよいことは勿論である。
【0036】<第5の実施形態>本発明の第5の実施形
態について図面を参照して説明する。図7は本実施形態
に係る凝集剤添加装置、凝集槽及び濾過装置を具備した
洗濯機の概略側断面図である。本実施形態において、上
記第4の実施形態と共通の部材には同一の符号を付し、
その詳細な説明を省略する。図7において、16は排水
バルブ、17は洗濯槽1に連通する排水管、18は該排
水管17内に充填された活性炭等からなる吸着層であ
る。
【0037】洗濯を済ませた洗濯排水が排水バルブ6を
開けながら排水管8に沿って凝集槽3内に流入する。こ
のとき、同時に衣類の汚れが付着がされた洗剤成分を含
む洗濯排水に適量の凝集剤(金属塩化物を主成分とする
もの)が凝集剤溶液器4により添加され凝集槽3内に流
れ込み、塩析により凝集体(沈殿物)を作る。
【0038】更に、凝集槽3内に流れ込んだ洗濯排水
は、曝気型攪拌機5によって空気を適量吹き込みながら
攪拌される。これにより、凝集体は大粒化するとととも
に空気を巻き込んで浮上し、洗濯排水は凝集体の割合が
比較的多い上方の凝集体層20と、凝集体の割合が比較
的少ない下方の水層21とに層分離する。排水バルブ1
1を開いて、フィルタ10により凝集体を除去しながら
水層21をポンプ15の駆動によって循環管131を経
由して洗濯槽1内にすすぎ水として戻す。即ち、1回目
のすすぎは浄化された洗濯水で行う。これにより、すす
ぎ水を1回分節水できる。
【0039】そして、水層21がすすぎ水として完全に
排水されたのを確認して、バルブ11を閉じるととも
に、他方のバルブ12を開く。すると、フィルタ10に
よって凝集体が濾過・分離されながら、凝集体層20中
の水分のみが排水管14に沿って排水される。すすぎ工
程が終わると、排水バルブ16が開かれて排水管17に
沿ってすすぎ水が排水される。このとき、すすぎ水は吸
着層18を通過するので、このすすぎ水中に含まれる大
部分の界面活性剤が除去される。
【0040】今、すすぎを済ませたすすぎ水に含まれる
界面活性剤の濃度が約30ppmである場合、活性炭吸着層
を通過させることにより界面活性剤濃度は約5ppmまで低
下し、すすぎ水に対する顕著な浄化効果が得られた。
尚、この吸着層は必ずしも活性炭である必要はなく、イ
オン交換樹脂等の界面活性剤を吸着するものならよい。
【0041】尚、本実施形態では凝集体を含む洗濯排水
を撹拌する手段として曝気型攪拌機5を用いる上記第1
の実施形態の場合を取り上げて説明したが、これに限定
されず、曝気型攪拌機5の代わりにプロペラ型攪拌機5
1を適用した上記第2の実施形態に対しても同様の構成
を設けてもよいことは勿論である。
【0042】<第6の実施形態>本発明の第6の実施形
態について図面を参照して説明する。図8は本実施形態
に係る凝集剤添加装置、凝集槽及び濾過装置を具備した
洗濯機の概略側断面図である。本実施形態において、上
記第1の実施形態と共通の部材には同一の符号を付し、
その詳細な説明を省略する。図8において、30は電解
槽、31,32はアルミニウム電極、301は電解液の
流量をコントロールする流量バルブである。
【0043】このような構成による洗濯機の動作につい
て説明する。洗濯槽1内に衣類の如き洗濯物が収容され
て洗濯工程が進む。その間、前記アルミニウム電極3
1,32に外部電源(図示せず)から電圧が印加され、
電解槽30の内部で電気分解が進行する。即ち、酸化反
応によって陽極31からアルミニウムイオンが溶出し、
電解槽30中で水と反応して水酸化アルミニウムが生成
する。この水酸化アルミニウムは凝集剤として作用す
る。そして、洗濯を済ませた洗濯排水が排水バルブ6を
開けながら排水管8に沿って凝集槽3内に流入する。こ
のとき、同時に衣類の汚れが付着された洗剤成分を含む
洗濯排水に適量の水酸化アルミニウムが電解槽30によ
り添加され凝集槽3内に流れ込み、洗剤成分と反応して
凝集体を作る。
【0044】更に、凝集槽3内に流れ込んだ洗濯排水
は、曝気型攪拌機5によって空気を適量吹き込みながら
攪拌される。これにより、凝集体は大粒化するとととも
に空気を巻き込んで浮上し、洗濯排水は凝集体の割合が
比較的多い上方の凝集体層20と、凝集体の割合が比較
的少ない下方の水層21とに層分離する。よって、排水
バルブ7を開いて凝集槽3の下部から排水すれば、不純
物の少ない水層21から勢いよく排水される。このと
き、フィルタ10によって凝集体は除去され、洗濯排水
は浄化されて排水管9を経由して下水道に流される。
【0045】本実施形態によると、電気分解によって電
解槽30中で凝集剤(この場合は、水酸化アルミニウ
ム)を作っているため、上記実施形態のように金属塩化
物などの溶液を別途準備する必要がなくなり、凝集剤の
確保や補給といった手間が省ける。そして、洗濯排水に
含まれる汚染物質を大粒の凝集体として凝集槽3中で速
やかに分離させることができるため、フィルタの目詰ま
りを効果的に防止できるとともに排水にかかる時間を大
幅に短縮でき、単位時間当たりの洗濯排水の処理量を著
しく向上させることができる。尚、定期的に電極30,
31に印加する電圧の極性を反転させることにより、電
極の減少速度が下がるとともにスケールが電極に付着し
にくくなり、電極の寿命が長くなる。
【0046】今、印加電圧をDC10V、電極間距離を3mm
として約10分間電気分解した電解液を、上記のように凝
集槽中で洗濯排水(界面活性剤の濃度240ppm)と混合・
攪拌したところ、界面活性剤が凝集体を形成して分離し
た。その後、フィルタで凝集体を除去しながら排水した
排水中の界面活性剤の濃度は約60ppmに低下していた。
【0047】尚、本実施形態では凝集体を含む洗濯排水
を撹拌する手段として曝気型攪拌機5を用いる上記第1
の実施形態の場合を取り上げて説明したが、これに限定
されず、曝気型攪拌機5の代わりにプロペラ型攪拌機5
1を適用した上記第2の実施形態に対しても同様の構成
を設けてもよいことは勿論である。
【0048】<第7の実施形態>本発明の第7の実施形
態について説明する。上記第6の実施形態のようにして
凝集体を形成させた後、アクリル系高分子凝集剤を3ppm
添加したところ、凝集体の粒子サイズが大きくなり、フ
ィルタでより濾過・分離しやすくなった。これにより、
フィルタの目詰まりを効果的に防止できるとともに排水
時間が短縮され、流速10L/minで排水できるようになっ
た。
【0049】尚、本実施形態では凝集体を含む洗濯排水
を撹拌する手段として曝気型攪拌機5を用いる上記第1
の実施形態の場合を取り上げて説明したが、これに限定
されず、曝気型攪拌機5の代わりにプロペラ型攪拌機5
1を適用した上記第2の実施形態に対しても同様の構成
を設けてもよいことは勿論である。
【0050】<第8の実施形態>本発明の第8の実施形
態について説明する。上記第1〜第7の実施形態では、
凝集体を濾過するフィルタ10の材質や形態については
詳述しなかったが、本実施形態ではこのフィルタ10と
して、図9に示すように金属メッシュ22の上に袋状に
加工した通気性を有するポリエステル製不織布23(40
g/m2)を置いたフィルタカートリッジ101を使用す
る。そして、上記第1の実施形態で述べた条件で洗濯排
水を処理したところ、ほとんどの凝集体をフィルタ10
により捕捉することができた。従って、洗濯排水を不純
物の少ない一層きれいな状態で排水できる。尚、不織布
23の袋内に濾過された凝集体が堆積して溜まったとき
は、この不織布23をフィルタカートリッジ101から
取り出してそのまま捨て、新しいものと交換すればよ
い。
【0051】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で種々の変更を加えるこ
とができる。例えば、洗濯槽からの洗濯水を排水管を介
さずに洗濯槽の周囲に設けた貯水槽に直接排水して凝集
剤と共に攪拌した後、凝集体を取り除きながら洗濯水を
排水するようにしてもよい。このとき、空気を洗濯水中
に与えながら攪拌すると、上述したように洗濯水は凝集
体の割合が比較的多い部分と、それ以外の部分とに分離
するため、効率よく洗濯水を排水できる。また、凝集剤
は、必ずしも溶液にする必要はなく、粉末状など固形の
まま洗濯水に混ぜてもよいことは勿論である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、衣
類の洗濯が済んで洗濯槽から排水される洗濯水を洗濯水
処理槽に導き、同時に凝集剤を添加して攪拌するように
したので、洗濯水中の洗剤成分が凝集剤と反応してでき
る凝集体の粒子サイズは比較的大きくなる。従って、こ
の洗濯水をフィルタで濾過しながら排水しても、フィル
タの目詰まりが起こりにくくなるため、フィルタの交換
などのメンテナンスが容易になる。しかも、洗濯水処理
槽中の洗濯水を空気を与えながら若しくは空気を与えず
に攪拌することにより、洗濯水は凝集体を比較的多く含
む部分と、そうでない部分とに分離するため、後者から
先に排水すれば、排水に掛かる時間を大幅に短縮でき、
一度に大量の洗濯水を浄化して排水できる。
【0053】また、前記水層はすすぎ水として再利用で
き、すすぎ水の節水が可能となる。更に、このすすぎ水
を吸着剤に通して排水すれば、きれいな水の排水が行わ
れることになり、環境性にも優れた洗濯機を提供でき
る。
【0054】また、前記凝集剤としては、予め電気分解
により得た金属水酸化物を用いることができ、この場合
は洗濯水中の汚染物質は一気に凝集するため、排水の処
理時間を短縮できる。このとき、更にアクリル系高分子
凝集剤を適量添加すれば、凝集体の粒子サイズを大きく
でき、濾過による凝集体の除去が一層容易になる。そし
て、前記凝集体を濾過する手段として、着脱自在な袋状
の不織布を備えたフィルタカートリッジを用いると、濾
過された凝集体が堆積して不織布に溜まっても、取り外
してそのまま捨てて新しいものと交換すればよく、メン
テナンスが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る洗濯機の概
略側断面図である。
【図2】 本発明の第2の実施形態に係る洗濯機の概
略側断面図である。
【図3】 本発明の第3の実施形態に係る洗濯機の概
略側断面図である。
【図4】 本発明の第3の実施形態に係る洗濯機の他
の例の概略側断面図である。
【図5】 本発明の第4の実施形態に係る洗濯機の概
略側断面図である。
【図6】 本発明の第4の実施形態に係る洗濯機の他
の例の概略側断面図である。
【図7】 本発明の第5の実施形態に係る洗濯機の概
略側断面図である。
【図8】 本発明の第6の実施形態に係る洗濯機の概
略側断面図である。
【図9】 本発明の第8の実施形態に係る洗濯機に用
いられるフィルタカートリッジの一例の断面図である。
【符号の説明】
1 洗濯槽 2 外槽 3 凝集槽 4 凝集剤溶液器 5 曝気型攪拌機 51 プロペラ型攪拌機 6,7,11,12,16 排水バルブ 8,9,13,14,17 排水管 10 フィルタ 15 循環ポンプ 18 吸着層 20 凝集体層 21 水層 22 不織布 23 金属メッシュ 41,301 流量バルブ 131 循環管 101 フィルタカートリッジ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06F 39/08 331 (72)発明者 池水 麦平 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 3B155 AA18 AA19 AA22 AA23 BA06 BB02 BB14 BB16 CB06 CB39 CB44 CB47 FD01 FD02 FD08 FE02 FE03 FE04 FE07 FE11 FE14 FE16 FE17 FE20 MA02 4D038 AA08 AB02 BB04 BB06 BB10 BB17 BB18 4D061 DA08 DB11 DC02 EA03 EB05 EB19 EB27 ED10 FA04 FA06 FA13 FA14 4D062 BA04 BA06 BA12 BA22 BB09 BB12 CA08 CA20 DA04 DA09 DB02 DB12 DC02 EA06 EA08 EA32 EA33 FA01 FA02 FA11 FA16 FA22

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用済みの洗濯水に凝集剤を混ぜて攪拌
    することにより凝集体を形成する手段と、前記凝集体を
    取り除いた洗濯水を排水する手段とを備えたことを特徴
    とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 前記凝集体を形成する手段は、空気を洗
    濯水中に与えながら攪拌することを特徴とする請求項1
    に記載の洗濯機。
  3. 【請求項3】 衣類の汚れが付着された洗剤成分を含有
    し洗濯槽から排出される洗濯水を蓄える洗濯水処理槽
    と、前記洗剤成分と反応して凝集体を形成する凝集剤の
    溶液を前記洗濯水処理槽内に供給する手段と、前記溶液
    が与えられた前記洗濯水を前記洗濯水処理槽内で空気を
    与えながら攪拌する手段と、前記洗濯水処理槽に連通し
    処理された前記洗濯水が排出される排水管と、該排水管
    の途中に介装され前記凝集体を濾過する手段とを有する
    ことを特徴とする洗濯機。
  4. 【請求項4】 衣類の汚れが付着された洗剤成分を含有
    し洗濯槽から排出される洗濯水を蓄える洗濯水処理槽
    と、前記洗剤成分と反応して凝集体を形成する凝集剤の
    溶液を前記洗濯水処理槽内に供給する手段と、前記溶液
    が与えられた前記洗濯水を前記洗濯水処理槽内で空気を
    与えずに攪拌する手段と、前記洗濯水処理槽に連通し処
    理された前記洗濯水が排出される排水管と、該排水管の
    途中に介装され前記凝集体を濾過する手段とを有するこ
    とを特徴とする洗濯機。
  5. 【請求項5】 前記排水管を2つ設け、一方の排水管か
    ら攪拌済みの前記洗濯水のうち凝集体の割合が多い部分
    を排水し、それ以外の部分を他方の排水管から排水する
    ようにしたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記
    載の洗濯機。
  6. 【請求項6】 前記排水管を2つ設け、一方の排水管か
    ら攪拌済みの前記洗濯水のうち凝集体の割合が多い部分
    を排水し、それ以外の部分を他方の排水管からすすぎ水
    として前記洗濯槽に戻すようにしたことを特徴とする請
    求項3又は請求項4に記載の洗濯機。
  7. 【請求項7】 前記洗濯槽に連通するとともに吸着剤が
    充填された排水管を設けたことを特徴とする請求項3〜
    請求項6のいずれかに記載の洗濯機。
  8. 【請求項8】 前記凝集剤として、前記電解槽中で電気
    分解して得られる金属イオン及び金属水酸化物を用いる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載
    の洗濯機。
  9. 【請求項9】 更に、前記凝集剤として、アクリル系高
    分子凝集剤を用いることを特徴とする請求項8に記載の
    洗濯機。
  10. 【請求項10】 前記凝集体を濾過する手段として、着
    脱自在な袋状の不織布を備えたフィルタカートリッジを
    用いることを特徴とする請求項3〜請求項9のいずれか
    に記載の洗濯機。
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