JP2001109121A - ハロゲン化銀写真感光材料用自動現像装置 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料用自動現像装置

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JP2001109121A
JP2001109121A JP28572599A JP28572599A JP2001109121A JP 2001109121 A JP2001109121 A JP 2001109121A JP 28572599 A JP28572599 A JP 28572599A JP 28572599 A JP28572599 A JP 28572599A JP 2001109121 A JP2001109121 A JP 2001109121A
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silver halide
halide photographic
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photographic light
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Junichi Kono
純一 河野
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像ムラがなく、良好な画像が得られるハロ
ゲン化銀写真感光材料用自動現像装置を提供することを
課題とする。 【解決手段】 複数の処理工程(P1,P2,P3)を有するハロ
ゲン化銀写真感光材料用自動現像装置において、複数の
処理工程のうちの少なくとも1つの処理工程(図1にお
いてはP1,P2,P3)は、現像処理液を噴霧、塗布のうちの
いずれかの手法でハロゲン化銀写真感光材料に供給する
現像処理液供給手段(171,171′,172,17
2′,173,173′)を有し、実質的に密閉された構
造体(161,162,163)内に設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の処理工程を
有するハロゲン化銀写真感光材料用自動現像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀写真感光材料用自動現像装
置の一例として、図13に示す構成のものがある。
【0003】図において、発色現像処理液が貯留される
発色現像処理槽1に隣接して漂白処理液が貯留される漂
白槽2が、漂白槽2に隣接して定着処理液が貯留される
2つの定着槽3が、定着槽3に隣接して水洗液が貯留さ
れる水洗槽4が、水洗槽4に隣接して安定処理液が貯留
される安定槽5が設けられている。
【0004】更に、安定槽5に隣接して、ハロゲン化銀
写真感光材料を温風により乾燥させる乾燥部6が設けら
れている。ここで、発色現像処理液としては、いわゆる
発色現像主薬を含み発色現像飯能を完了させる能力を有
する液の他、単独では発色反応を完了させる能力がない
液も含む。
【0005】例えば、発色現像主薬と保恒剤のみの液、
アルカリ剤のみの液、活性剤のみの液、単なる水なども
含む。漂白処理液としては、有機酸の第2鉄錯体などの
いわゆる漂白剤を含み漂白反応を完了させる能力を有す
る液の他、単独では漂白反応を完了させる能力がない
液、例えばpH緩衝剤や再ハロゲン化剤などのみの液を含
む。
【0006】定着処理液としては、チオ硫酸塩やチオシ
アン酸塩などを含む定着能を有する液を含む。安定処理
液としては、例えば、コニカ株式会社製CPK-2-28プロセ
ス用安定補充剤などがある。
【0007】露光が終了したハロゲン化写真感光材料
は、搬送ローラ7により発色現像処理槽1内に搬送さ
れ、発色現像処理がなされ、次に、漂白槽2内に搬送さ
れ、漂白処理がなされ、次に、定着槽3内に搬送され、
定着処理がなされる。
【0008】定着処理がなされると、水洗槽4内で水洗
処理され、安定槽5内で安定処理され、乾燥部6で乾燥
処理される。このような構成のハロゲン化銀写真感光材
料用自動現像装置では、現像処理液が貯留された槽にハ
ロゲン化銀写真感光材料を浸せきすることにより、各処
理を行っている。
【0009】従って、各処理槽に貯留された発色現像処
理液,漂白処理液,定着処理液,安定処理液(以下、本明細
書では、これらの処理液を現像処理液という)は、有効
成分が消費され疲労劣化が生じたり、経時変化により変
質したりするので、処理槽内の現像処理液の更新を行っ
たり、処理槽の洗浄を行ったりしなければならず、メン
テナンスに手間がかかる問題点がある。
【0010】そこで、図14に示すように、露光がなさ
れたハロゲン化銀写真感光材料に対して、現像処理液を
噴霧して、ハロゲン化銀写真材料へ供給する構成のハロ
ゲン化銀写真感光材料用自動現像装置も提案されてい
る。
【0011】図において、容器11に貯留された処理液
は、ポンプ13によって噴霧手段15に供給され、噴霧
手段15は現像処理液をハロゲン化銀写真感光材料17
へ噴霧供給する。
【0012】また、図15に示すように、露光がなされ
たハロゲン化銀写真感光材料に対して、現像処理液を塗
布して、ハロゲン化銀写真材料へ供給する構成のハロゲ
ン化銀写真感光材料用自動現像装置も提案されている。
【0013】図において、内部に現像処理液21が貯留
された液供給部23には、ハロゲン化銀写真感光材料1
7に対抗するスリット25が形成されている。ハロゲン
化銀写真感光材料17は、搬送ローラ27によって矢印
方向に一定速度で搬送され、液供給部23のスリット2
5から現像処理液21が塗布供給される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図14に示す
処理液の噴霧による供給、図15に示す処理液の塗布に
よる供給には、以下のような問題点がある。
【0015】(1) 噴霧または塗布の手法で、ハロゲン化
写真感光材料へ現像処理液を供給しても、後の工程での
処理に影響がないように余剰現像処理液の掻き落とし
(スクイズ)が必要である。
【0016】しかし、図14,図15に示すようなオー
プンな環境では、噴霧又は塗布された現像処理液がすぐ
に乾燥し、充分な余剰現像処理液の掻き落としができ
ず、現像ムラとなる問題点がある。
【0017】(2) 図14,図15に示すようなオープン
な環境では、現像処理液の残渣により、装置内が汚れる
問題点がある。 (3) 隣接する工程のそれぞれで、噴霧を行なうと、ミス
トによりコンタミネーションが起こり、ステインが発生
する問題点がある。
【0018】(4) 装置内の温度変化により、安定した現
像性を得られない問題点もある。本発明、上記問題点に
鑑みてなされたもので、その第1の目的は、現像ムラが
なく、良好な画像が得られるハロゲン化銀写真感光材料
用自動現像装置を提供することにある。
【0019】第2の目的は、装置内の汚れが少なくなる
ハロゲン化銀写真感光材料用自動現像装置を提供するこ
とにある。第3の目的は、コンタミネーションによるス
テインが発生しないハロゲン化銀写真感光材料用自動現
像装置を提供することにある。
【0020】第4の目的は、安定した現像を行えるハロ
ゲン化銀写真感光材料用自動現像装置を提供することに
ある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の発明は、複数の処理工程を有するハロゲン化
銀写真感光材料用自動現像装置において、前記複数の処
理工程のうちの少なくとも1つの処理工程は、現像処理
液を噴霧、塗布のうちのいずれかの手法でハロゲン化銀
写真感光材料に供給する現像処理液供給手段を有し、実
質的に密閉された構造体内に設けられることを特徴とす
るハロゲン化銀写真感光材料用自動現像装置である。
【0022】複数の処理工程のうちの少なくとも1つの
処理工程は、実質的に密閉された構造体内に設けられる
ことにより、噴霧、塗布のうちのいずれかの手法でハロ
ゲン化銀写真感光材料に供給された現像処理液が乾燥し
にくく、余剰現像処理液の掻き落としができ、現像ムラ
がなくなり、良好な画質を得ることができる。
【0023】又、噴霧、塗布のうちのいずれかの手法で
供給された現像処理液の残渣により、装置内が汚れるこ
ともなくなる。請求項2記載の発明は、請求項1記載の
発明の前記現像処理液供給手段が設けられる処理工程
は、前記構造体内の空気を循環させる循環手段と、前記
構造体内を加熱する加熱手段とを有することを特徴とす
るハロゲン化銀写真感光材料用自動現像装置である。
【0024】構造体内を加熱手段を用いて加熱し、更
に、循環手段を用いて構造体内を所定の温度に維持する
ことにより、処理温度のムラがなくなり、安定した現像
性を得ることができる。
【0025】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明の前記現像処理液供給手段が設けられる処理工
程は、前記複数の処理工程のうちの第1の処理工程と、
該第1の処理工程に続く第2の処理工程と、であること
を特徴とするハロゲン化銀写真感光材料用自動現像装置
である。
【0026】前記現像処理液供給手段が設けられる処理
工程は、前記複数の処理工程のうちの第1の処理工程
と、該第1の処理工程に続く第2の処理工程と、である
ことにより、それ以降の処理工程に設けるのに比べ、よ
り迅速な処理と安定した処理後の写真性能とを得ること
ができる。
【0027】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
いずれかに記載の発明の前記現像処理液供給手段が設け
られる処理工程は、前記第2の処理工程に続く第3の処
理工程であることを特徴とするハロゲン化銀写真感光材
料用自動現像装置である。
【0028】前記現像処理液供給手段が設けられる処理
工程は、前記第2の処理工程に続く第3の処理工程であ
ることにより、さらに迅速な処理とより安定した処理後
の写真性能を得ることができる。
【0029】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の
いずれかに記載の発明の前記現像処理液供給手段は、噴
霧によって前記現像処理液をハロゲン化銀写真感光材料
に供給することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料
用自動現像装置である。
【0030】噴霧によって前記現像処理液をハロゲン化
銀写真感光材料に供給することにより、現像処理液の塗
布量の制御が容易となる。請求項6記載の発明は、請求
項2記載の発明の前記循環手段は、0.05〜5立方m/minの
循環風量を発生することを特徴とするハロゲン化銀写真
感光材料用自動現像装置である。
【0031】循環手段は、0.05〜5立方m/minの循環風量
を発生することにより、現像ムラをなくすることができ
る。請求項7記載の発明は、請求項1記載の発明の前記
構造体内の相対湿度が70%以上であることを特徴とする
ハロゲン化銀写真感光材料用自動現像装置である。
【0032】構造体内の相対湿度を70%以上とすること
により、ハロゲン化銀写真感光材料に供給された現像処
理液が乾燥しにくく、余剰現像処理液の掻き落としがで
き、現像ムラがなくなり、良好な画質を得ることができ
る。
【0033】ここで、請求項2記載の発明の前記加熱手
段の例としては、請求項8記載の発明のように、パネル
ヒータ、遠赤外線ヒータのうちの少なくともどちらか一
方がある。
【0034】請求項9記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記構造体内の温度を検出する温度センサ
と、前記加熱手段を制御し、前記構造体内の温度を35〜
60℃に保持する制御手段とを有することを特徴とするハ
ロゲン化銀写真感光材料用自動現像装置である。
【0035】制御手段が加熱手段を制御し、前記構造体
内の温度を35〜60℃に保持することにより、処理温度の
ムラがなくなり、安定した現像性を得ることができる。
請求項10記載の発明は、請求項3記載の発明の前記第
1の処理工程が発色現像工程、前記第2の処理工程が定
着漂白工程であることを特徴とするハロゲン化銀写真感
光材料用自動現像装置である。
【0036】第1の処理工程が発色現像工程、前記第2
の処理工程が定着漂白工程であることにより、第1の処
理工程で使用する発色現像処理液、第2の処理工程で使
用する定着処理液、漂白処理液による現像ムラがなくな
り、良好な画像が得られる。
【0037】請求項11記載の発明は、請求項4記載の
発明の前記第3の処理工程が、安定工程であることを特
徴とするハロゲン化銀写真感光材料用自動現像装置であ
る。第3の処理工程が、安定工程であることにより、第
3の処理工程で使用する安定処理液による現像ムラがな
くなり、良好な画像が得られる。
【0038】請求項12記載の発明は、請求項1記載の
発明において、前記現像処理液を前記現像処理液供給手
段へ補給する手段として、固体処理剤投入装置を設けた
ことを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料用自動現像
装置である。
【0039】現像処理液供給手段への補給を固体処理剤
とすることにより、非常に安定した処理後の写真性能を
得ることができる。請求項13記載の発明は、請求項1
記載の発明において、前記現像処理液を前記現像処理液
供給手段へ補給する手段として、複数の現像処理液が一
つの容器に収納された一体型キットがセットされる一体
型キット補充機構を設けたことを特徴とするハロゲン化
銀写真感光材料用自動現像装置である。
【0040】現像処理液供給手段への補給を一体型キッ
ト補充とすることで、セットが容易になるのみならず、
目詰まりなどによる故障のない安定した現像処理を行な
うことができる。
【0041】
【発明の実施の形態】次に図面を用いて本発明の実施の
形態例を説明する。最初に、図1を用いて、本実施の形
態例のハロゲン化銀写真感光材料用自動現像装置の全体
構成を説明する。
【0042】図において、ハロゲン化銀写真感光材料用
自動現像装置100は、画像入力手段として、原稿画像
を光学的に読み取るスキャナー110,原稿フィルムを
光学的に読み取るスキャナー112,MOドライブ114,
デジタルカメラ入力端子(例えば、USBやIEEE1394等)1
16を備えている。
【0043】また、入力された画像データを処理するた
めに、入力された画像を表示するCRT120を備えてい
る。ハロゲン化銀写真感光材料Pは、ロールの形態で給
紙部130に備えられ、給紙部130から繰り出された
ハロゲン化写真感光材料Pは、カッター部140で、所
定の長さにカットされ、露光部150へ搬送される。
【0044】ここで、露光により、ハロゲン化銀写真感
光材料Pには入力された画像に応じた潜像が形成され
る。露光が終了したハロゲン化銀写真感光材料Pは、現
像部160へ搬送される。
【0045】本実施の形態例の装置の現像部160は、
3つの処理工程を有している。即ち、発色現像工程(P1)
と、定着漂白工程(P2)と、安定工程(P3)である。各工程
P1,P2,P3は、実質的に密閉された構造体161,162,
163内に設けられている。
【0046】発色現像工程P1には、発色現像処理液をハ
ロゲン化銀写真感光材料Pへ噴霧する2つの噴霧手段1
71,171′が設けられている。定着漂白工程P2に
は、漂白処理液をハロゲン化銀写真感光材料Pへ噴霧す
る噴霧手段172と、定着処理液をハロゲン化銀写真感
光材料Pへ噴霧する噴霧手段172′とが設けられてい
る。
【0047】安定工程P3には、安定処理液をハロゲン化
銀写真感光材料Pへ噴霧する2つの噴霧手段173,17
3′が設けられている。現像部160で現像処理された
ハロゲン化銀写真感光材料Pは、乾燥部300で乾燥さ
れ、装置外へ排出される。
【0048】次に、図2を用いて図1の現像部160の
詳細な説明を行う。ハロゲン化銀写真感光材料Pは、搬
送ローラ対175によって、挟持搬送されるようになっ
ている。
【0049】発色現像工程P1が設けられる構造体161
内には、構造体161内を加熱する加熱手段として、構
造体161内の空気を加熱する遠赤外線ヒータ181
と、搬送ローラ対175で搬送されるハロゲン化銀写真
感光材料Pを加熱するパネルヒータ191が設けられて
いる。
【0050】そして、構造体161には、内部の空気を
縦貫させる循環手段としてファン201が設けられてい
る。更に、構造体161には、内部の温度を検出する温
度センサ211が設けられている。
【0051】定着漂白工程P2が設けられる構造体162
内には、構造体162内を加熱する加熱手段として、構
造体162内の空気を加熱する遠赤外線ヒータ182
と、搬送ローラ対175で搬送されるハロゲン化銀写真
感光材料Pを加熱するパネルヒータ192が設けられて
いる。
【0052】そして、構造体162には、内部の空気を
循環させる循環手段としてファン202が設けられてい
る。更に、構造体162には、内部の温度を検出する温
度センサ212が設けられている。
【0053】安定工程P3が設けられる構造体163内に
は、構造体163内を加熱する加熱手段として、構造体
163内の空気を加熱する遠赤外線ヒータ183と、搬
送ローラ対175で搬送されるハロゲン化銀写真感光材
料Pを加熱するパネルヒータ193が設けられている。
【0054】そして、構造体163には、内部の空気を
縦貫させる循環手段としてファン203が設けられてい
る。更に、構造体163には、内部の温度を検出する温
度センサ213が設けられている。
【0055】本実施の形態例では、このような実質的に
密閉された各構造体161,162,163内の湿度は、
70%以上となる。又、各ファン201,202,203の
循環風量を0.05〜5立方mとした。
【0056】更に、図示しない制御手段が、各温度セン
サ211,212,213の出力を取り込んで、各構造体
161,162,163内の温度を35〜60℃になるよう
に、各構造体161,162,163内の遠赤外線ヒータ
181,182,183及びパネルヒータ191,192,
193を駆動するようになっている。
【0057】また、各工程P1,P2,P3での噴霧手段17
1′,172′,173′による現像処理剤の噴霧が終了
し、次工程へ搬送される途中には、搬送ローラ対175
が必ず設けられている。
【0058】即ち、噴霧手段171′に対しては搬送ロ
ーラ対175a、噴霧手段172′に対しては搬送ロー
ラ対175b、噴霧手段173′に対しては搬送ローラ
対175cである。
【0059】そして、ハロゲン化銀写真感光材料Pがこ
れら搬送ローラ対175a,175b,175cを通過す
ることにより、ハロゲン化銀写真感光材料P上の余剰現
像処理液(発色現像処理液,漂白処理液,定着処理液,安定
処理液)の掻き落としがなされる。
【0060】次に、図3及び図4を用いて各工程に設け
られた噴霧手段の説明を行う。尚、各工程に設けられた
噴霧手段の構成は同一なので、発色現像工程P1の噴霧手
段171を用いて行ない、他の噴霧手段172,173
の説明は省略する。
【0061】図3において、噴霧手段171は、現像安
定処理液が貯留された密閉された供給タンク272と、
供給タンク272へ加圧空気を供給するコンプレッサー
273と、供給タンク272から吐出された現像安定処
理液をハロゲン化銀写真感光材料Pの幅方向に複数に配
置されたノズル174へ供給する液供給配管275と、
液供給配管275に設けられ、現像安定処理液のノズル
174への供給を制御する制御弁176とからなってい
る。
【0062】次に、図4において、ノズル174は、マ
ニホールド177と、現像安定処理液を噴出するオリフ
ィス178aが穿設されたノズル板178とからなって
いる。
【0063】各工程での供給タンク272への現像処理
液の供給は、図5に示すような現像処理剤カートリッジ
及び図6に示すような固体処理剤投入装置を用いる。図
5において、カートリッジ301は四つの部屋に分か
れ、各部屋には円板状の固体の現像処理錠剤(発色現像
処理剤,漂白処理剤,定着処理剤,安定処理剤)303が設
けられている。
【0064】このカートリッジ301は、図6に示す固
体処理剤投入装置311にセットされる。固体処理剤投
入装置311は、矢印方向に回転駆動され、カートリッ
ジ301内の各現像処理錠剤303をそれぞれ保持する
溝313が形成されたドラム315が設けられている。
【0065】さらに、この固体処理剤投入装置311の
下部には、各処理剤に対応して溶解槽17が設けられて
いる。よって、ドラム315が矢印方向に回転すること
により、投入口316を介して所定量の現像処理剤が溶
解槽317へ供給される。
【0066】溶解槽317で生成された現像処理液は、
ポンプにより、各供給タンクへ液送される。尚、上記構
成では、固体の現像処理剤を用いた例で説明を行なった
が、図7に示すような複数の現像処理液が1つの容器に
収納された一体化キット401を用いてもよい。
【0067】図において、一体化キット401内には、
各現像処理液が充填されたボトル403が設けられ、各
ボトル403の口は、自己封止性を有するカバー405
により閉じられている。
【0068】一体型キット補充機構411には、各ボト
ル403に対応して各供給タンクへつながるチューブ4
13,415が設けられている。チューブ413,415
の先端部には、ボトル403のカバー405を突き刺す
中空の針417,419が設けられている。尚、チュー
ブ413は供給タンクへの現像処理液の供給ライン、チ
ューブ415は供給タンクからの現像処理液の戻りのラ
インである。
【0069】上記構成によれば、以下のような効果を得
ることができる。 (1) 各処理工程P1,P2,P3は、実質的に密閉された構造体
161,162,163内に設けられることにより、ハロ
ゲン化銀写真感光材料Pに噴霧された現像処理液が乾燥
しにくく、余剰現像処理液の掻き落としができ、現像ム
ラがなくなり、良好な画質を得ることができる。
【0070】又、噴霧により供給された現像処理液の残
渣により、装置内が汚れることもなくなる。 (2) 各構造体161,162,163内を遠赤外線ヒータ
181,182,183及びパネルヒータ191,192,
193を用いて加熱し、更に、ファン201,202,2
03を用いて構造体161,162,163内を所定の温
度である35〜60℃に維持することにより、処理温度のム
ラがなくなり、安定した現像性を得ることができる。
【0071】(3) 噴霧によって現像処理液をハロゲン化
銀写真感光材料Pに供給することにより、現像処理液の
塗布量の制御が容易えある。 (4) ファン201,202,203は、0.05〜5立方m/min
の循環風量を発生することにより、現像ムラをなくする
ことができる。
【0072】(5) 各構造体161,162,163内の相
対湿度を70%以上とすることにより、ハロゲン化銀写真
感光材料Pに供給された現像処理液が乾燥しにくく、余
剰現像処理液の掻き落としができ、現像ムラがなくな
り、良好な画質を得ることができる。
【0073】(6) 制御手段により、構造体161,16
2,163内の温度を35〜60℃に保持することにより、
処理温度のムラがなくなり、安定した現像性を得ること
ができる。
【0074】尚、本発明は、上記実施の形態例に限定す
るものではない。上記実施の形態例では、現像処理液を
ハロゲン化銀写真感光材料Pへ供給する手法として、噴
霧手段を用いた例で説明を行ったが、従来例の図15を
用いて説明した塗布による供給方法でもかまわない。
【0075】更に、上記実施の形態例では、発色現像工
程P1と、定着漂白工程P2と、安定工程P3との各工程に構
造体161,162,163を設ける構成で説明を行った
が、発色現像工程P1、定着漂白工程P2、安定工程P3のう
ち、少なくとも1つの工程が、現像処理液を噴霧、塗布
のうちのいずれかの手法でハロゲン化銀写真感光材料P
に供給する現像処理液供給手段を有し、実質的に密閉さ
れた構造体内に設けられることで、上記(1)の効果、即
ち、ハロゲン化銀写真感光材料Pに噴霧された現像処理
液が乾燥しにくく、余剰現像処理液の掻き落としがで
き、現像ムラがなくなり、良好な画質を得ることがで
き、又、現像処理液の残渣により、装置内が汚れること
もなくなる効果を得ることができる。
【0076】更に、加熱手段として、遠赤外線ヒータ1
81,182,183と、パネルヒータ191,192,1
93との2つの手段を用いたが、発熱量が充分大きいな
らば、遠赤外線ヒータ181,182,183と、パネル
ヒータ191,192,193のうちどちらか一方であっ
てもかまわない。
【0077】
【実施例】本願発明者は、本発明の効果を確認するため
に、以下のような実験を行った。 (1) 第1の実験 実施の形態例の構成のハロゲン化銀写真感光材料用自動
現像装置(本発明)と、このハロゲン化銀写真感光材料用
自動現像装置から構造体161,162,163を取り除
いた構造のハロゲン化銀写真感光材料用自動現像装置
(比較)とを用い、下記の処理条件と、処理液により空間
部の温度を変えて処理を行った。
【0078】ハロゲン化銀写真感光材料としては、通常
の方法で露光されたコニカカラーQAペーパータイプA7(9
9.9パーセント以上が塩化銀写真乳剤を含有する乳剤層
を有する)を用いた。
【0079】[処理条件]制御弁176の駆動電圧は40
Vとし、オリフィスは、0.5mmピッチ50個で、直径が30μ
m、図4のオリフィスパターンのノズル板を用いた。
【0080】又、制御弁176の出力断面積は0.25平方
mmで、供給タンク272への加圧は0.5kgf/平方cmに設
定した。オリフィス178aとハロゲン化写真感光材料
Pとの距離は3mmであり、循環風量は、1.0立方m/minに設
定した。
【0081】処理工程と処理時間、処理温度、現像処理
液供給量は、図8の通りとし、制御弁176の開閉回数
をハロゲン化銀写真感光材料Pへの現像処理液供給量に
あわせて設定した。ここで、処理温度とは各処理工程の
ハロゲン化銀写真感光材料の温度である。 [処理液] 発色現像処理液 <発色現像主薬含有部分液> 水 700ml 亜硫酸ナトリウム 0.4g ジエチレントリアミン5酢酸ナトリウム 3.0g p-トルエンスルホン酸ナトリウム 30.0g 4-アミノ-3-メチル-N-エチル-N-(β-(メタンスルホンア
ミド)エチル)アニリン硫酸塩(CD-3) 40.0g これらに水を加えて1Lとする。
【0082】水酸化カリウムまたは50%硫酸を用いてpH
2.0に調整する。 <アルカリ含有部分液> 水 600ml ジエチレントリアミン5酢酸5ナトリウム 3.0g 炭酸カリウム 80.0g p-トルエンスルホン酸 20.0g 水を加えて1Lとする。 漂白処理液(1Lあたり) 水 500g エチレンジアミン4酢酸の第二鉄アンモニウム塩 120g エチレンジアミン4酢酸 5g 臭化アンモニウム 80g マイレン酸 15g これらに水を加えて1Lとする。 定着処理液(1Lあたり) 水 500g チオ硫酸アンモニウム 150g 亜硫酸ナトリウム 18g エチレンジアミン4酢酸2ナトリウム 5g これらに水を加えて1Lとする。
【0083】更に、25%アンモニア水または酢酸を用い
てpH7.0に調整する。 安定処理液 コニカ(株)製CPK-2-28プロセス用安定補充剤(P-3)を用
いて処理を行った。発色現像処理工程(P1)の空間部の温
度を変化させて処理した後、得られた画像について、44
0nmでの最大分光反射濃度Dmax(Y)と、未露光部の440nm
での分光反射濃度Dmin(Y)を測定した結果と画像ムラの
反省の程度を目視評価した結果を図9に示す。
【0084】尚、画像ムラの程度は、以下の評価条件で
行った。 ○:ムラの発生が認められない。 △:わずかにムラが認められる。
【0085】×:明らかに濃度ムラがあり、画像として
問題になるレベルである。図9から明らかなように、本
発明のハロゲン化銀写真感光材料用自動現像装置では、
温度を35〜60℃とした場合、画像ムラがなく、良好な画
像を得られることが確認できた。 (2) 第2の実験 第1の実験で用いた噴霧による現像処理液の供給手段を
有するハロゲン化銀写真感光材料用自動現像装置の代り
に、塗布により現像処理液の供給手段を有するハロゲン
化銀写真感光材料用自動現像装置(本発明)と、このハロ
ゲン化銀写真感光材料用自動現像装置から構造体16
1,162,163を取り除いた構造のハロゲン化銀写真
感光材料用自動現像装置(比較)とを用い、処理液の供給
量を50ml/平方mとした以外は、第1の実験と同様にして
処理を行った結果を図10に示す。
【0086】図10から明らかなように、本発明のハロ
ゲン化銀写真感光材料用自動現像装置では、温度を35〜
60℃とした場合、画像ムラがなく、良好な画像を得られ
ることが確認できた。 (3) 第3の実験 第1の実験で用いたハロゲン化銀写真感光材料用自動現
像装置(本発明)を用い、発色現像工程P1の温度を45℃で
12秒、現像液供給量を35ml/平方mとし、循環風量を図1
1のように設定した以外は、第1の実験と同様にして処
理を行なった。その結果を図11に示す図11から明ら
かなように、本発明のハロゲン化銀写真感光材料用自動
現像装置では、空気の循環量を0.05〜5立方mとした場
合、画像ムラがなく、良好な画像を得られることが確認
できた。 (4) 第4の実験 第1の実験で用いたハロゲン化銀写真感光材料用自動現
像装置(本発明)を用い、現像工程は45℃で12秒、現像液
供給量を35ml/平方m、循環風量を1.0立方m/minとし、構
造体内の湿度を図12のように変化させた以外は第1の
実験と同様にして処理を行なった。処理後に得られた画
像について、660nmでの最大分光反射濃度Dmax(C)と未露
光部の660nmでの分光反射濃度Dmin(C)を測定した結果と
画像ムラの発生の程度を目視評価した結果を図12にま
とめて示す。
【0087】図12から明らかなように、本発明のハロ
ゲン化銀写真感光材料用自動現像装置では、構造体内の
相対湿度が70%以上とした場合、画像ムラがなく、良好
な画像を得られることが確認できた。
【0088】
【発明の効果】以上述べたように請求項1記載の発明に
よれば、複数の処理工程のうちの少なくとも1つの処理
工程は、実質的に密閉された構造体内に設けられること
により、噴霧、塗布のうちのいずれかの手法でハロゲン
化銀写真感光材料に供給された現像処理液が乾燥しにく
く、余剰現像処理液の掻き落としができ、現像ムラがな
くなり、良好な画質を得ることができる。
【0089】又、噴霧、塗布のうちのいずれかの手法で
供給された現像処理液の残渣により、装置内が汚れるこ
ともなくなる。請求項2記載の発明によれば、構造体内
を加熱手段を用いて加熱し、更に、循環手段を用いて構
造体内を所定の温度に維持することにより、処理温度の
ムラがなくなり、安定した現像性を得ることができる。
【0090】請求項3記載の発明によれば、前記現像処
理液供給手段が設けられる処理工程は、前記複数の処理
工程のうちの第1の処理工程と、該第1の処理工程に続
く第2の処理工程とであることにより、それ以降の処理
工程に設けるのに比べ、より迅速な処理と安定した処理
後の写真性能とを得ることができる。
【0091】請求項4記載の発明によれば、前記現像処
理液供給手段が設けられる処理工程は、前記第2の処理
工程に続く第3の処理工程であることにより、さらに迅
速な処理とより安定した処理後の写真性能を得ることが
できる。
【0092】請求項5記載の発明によれば、噴霧によっ
て前記現像処理液をハロゲン化銀写真感光材料に供給す
ることにより、現像処理液の塗布量の制御が容易とな
る。請求項6記載の発明によれば、循環手段は、0.05〜
5立方m/minの循環風量を発生することにより、現像ムラ
をなくすることができる。
【0093】請求項7又は8記載の発明によれば、構造
体内の相対湿度を70%以上とすることにより、ハロゲン
化銀写真感光材料に供給された現像処理液が乾燥しにく
く、余剰現像処理液の掻き落としができ、現像ムラがな
くなり、良好な画質を得ることができる。
【0094】請求項9記載の発明によれば、制御手段が
加熱手段を制御し、前記構造体内の温度を35〜60℃に保
持することにより、処理温度のムラがなくなり、安定し
た現像性を得ることができる。
【0095】請求項10記載の発明によれば、第1の処
理工程が発色現像工程、前記第2の処理工程が定着漂白
工程であることにより、第1の処理工程で使用する発色
現像処理液、第2の処理工程で使用する定着処理液、漂
白処理液による現像ムラがなくなり、良好な画像が得ら
れる。
【0096】請求項11記載の発明によれば、第3の処
理工程が、安定工程であることにより、第3の処理工程
で使用する安定処理液による現像ムラがなくなり、良好
な画像が得られる。
【0097】請求項12記載の発明によれば、現像処理
液供給手段への補給を固体処理剤とすることにより、非
常に安定した処理後の写真性能を得ることができる。請
求項13記載の発明によれば、現像処理液供給手段への
補給を一体型キット補充とすることで、セットが容易に
なるのみならず、目詰まりなどによる故障のない安定し
た現像処理を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態例のハロゲン化銀写真感光材料用自
動現像装置の全体構成を説明する図である。
【図2】図1の現像部の拡大図である。
【図3】図1の噴霧手段を説明する図である。
【図4】図3のノズルの断面構成図である。
【図5】現像処理剤カートリッジを説明する図である。
図5に示すような及び図6に示すような
【図6】固体処理剤投入装置を説明する図である。
【図7】一体化キット補充機構を説明する図である。
【図8】第1の実験の処理工程と処理時間、処理温度、
現像処理液供給量を示す図である。
【図9】第1の実験の結果を示す図である。
【図10】第2の実験の結果を示す図である。
【図11】第3の実験の結果を示す図である。
【図12】第4の実験の結果を示す図である。
【図13】従来のハロゲン化銀写真感光材料用自動現像
装置の一例を説明する図である。
【図14】従来のハロゲン化銀写真感光材料用自動現像
装置の他の例を説明する図である。
【図15】従来のハロゲン化銀写真感光材料用自動現像
装置の他の例を説明する図である。
【符号の説明】
P1 発色現像工程 P2 定着漂白工程 P3 安定工程 171,171′,172,172′,173,173′
現像処理液供給手段 161,162,163 構造体

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の処理工程を有するハロゲン化銀写
    真感光材料用自動現像装置において、 前記複数の処理工程のうちの少なくとも1つの処理工程
    は、 現像処理液を噴霧、塗布のうちのいずれかの手法でハロ
    ゲン化銀写真感光材料に供給する現像処理液供給手段を
    有し、 実質的に密閉された構造体内に設けられることを特徴と
    するハロゲン化銀写真感光材料用自動現像装置。
  2. 【請求項2】 前記現像処理液供給手段が設けられる処
    理工程は、 前記構造体内の空気を循環させる循環手段と、 前記構造体内を加熱する加熱手段と、 を有することを特徴とする請求項1記載のハロゲン化銀
    写真感光材料用自動現像装置。
  3. 【請求項3】 前記現像処理液供給手段が設けられる処
    理工程は、 前記複数の処理工程のうちの第1の処理工程と、 該第1の処理工程に続く第2の処理工程と、 であることを特徴とする請求項1又は2記載のハロゲン
    化銀写真感光材料用自動現像装置。
  4. 【請求項4】 前記現像処理液供給手段が設けられる処
    理工程は、 前記第2の処理工程に続く第3の処理工程であることを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のハロゲン
    化銀写真感光材料用自動現像装置。
  5. 【請求項5】 前記現像処理液供給手段は、噴霧によっ
    て前記現像処理液をハロゲン化銀写真感光材料に供給す
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の
    記載のハロゲン化銀写真感光材料用自動現像装置。
  6. 【請求項6】 前記循環手段は、0.05〜5立方m/minの循
    環風量を発生することを特徴とする請求項2記載のハロ
    ゲン化銀写真感光材料用自動現像装置。
  7. 【請求項7】 前記構造体内の相対湿度が70%以上であ
    ることを特徴とする請求項1記載のハロゲン化銀写真感
    光材料用自動現像装置。
  8. 【請求項8】 前記加熱手段は、パネルヒータ、遠赤外
    線ヒータのうちの少なくともどちらか一方であることを
    特徴とする請求項2記載のハロゲン化銀写真感光材料用
    自動現像装置。
  9. 【請求項9】 前記構造体内の温度を検出する温度セン
    サと、 前記加熱手段を制御し、前記構造体内の温度を35〜60℃
    に保持する制御手段と、 を有することを特徴とする請求項2記載のハロゲン化銀
    写真感光材料用自動現像装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の処理工程が発色現像工程、 前記第2の処理工程が定着漂白工程であることを特徴と
    する請求項3記載のハロゲン化銀写真感光材料用自動現
    像装置。
  11. 【請求項11】 前記第3の処理工程が、安定工程であ
    ることを特徴とする請求項4記載のハロゲン化銀写真感
    光材料用自動現像装置。
  12. 【請求項12】 前記現像処理液を前記現像処理液供給
    手段へ補給する手段として、 固体処理剤投入装置を設けたことを特徴とする請求項1
    記載のハロゲン化銀写真感光材料用自動現像装置。
  13. 【請求項13】 前記現像処理液を前記現像処理液供給
    手段へ補給する手段として、 複数の現像処理液が一つの容器に収納された一体型キッ
    トがセットされる一体型キット補充機構を設けたことを
    特徴とする請求項1記載のハロゲン化銀写真感光材料用
    自動現像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8021497B2 (en) 2003-07-29 2011-09-20 Voestalpine Stahl Gmbh Method for producing a hardened steel part

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