JP2628930B2 - 水洗槽の給排水方法 - Google Patents

水洗槽の給排水方法

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JP2628930B2 JP14355690A JP14355690A JP2628930B2 JP 2628930 B2 JP2628930 B2 JP 2628930B2 JP 14355690 A JP14355690 A JP 14355690A JP 14355690 A JP14355690 A JP 14355690A JP 2628930 B2 JP2628930 B2 JP 2628930B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は水洗槽の給排水方法に係り、特に感光材料を
現像、定着、水洗する感光材料処理装置の水洗槽に貯留
されている汚れた水洗水を排出し、新しい水洗水を給排
出するための水洗槽の給排水方法に関する。
[従来の技術] 感光材料を自動的に現像、定着、水洗等の処理を行な
い、乾燥する自動現像機には、現像液を貯留する現像
槽、定着液を貯留する定着槽、水洗水を貯留する水洗槽
が設けられている。これらの処理槽には、感光材料を搬
送する搬送ローラが設けられており、感光材料はこの搬
送ローラで搬送されながら処理される。また、現像定着
等の処理槽には処理槽中の処理液を循環させる循環系が
設けられ水洗槽では現像定着等の処理が行われた感光材
料を搬送ローラによって搬送しながら水洗槽中の水洗水
で水洗される。
この水洗槽には水道水などの水源に接続され、流水を
用いて感光材料を水洗することが多いが、このような流
水を用いず、水洗槽に溜められた貯留水で水洗を行なう
場合はとくに、感光材料の水洗によって汚れるため、自
動現像機を停止したとき等に全量排水され、自動現像機
を作動させたとき等に新しい水洗水が供給されて交換さ
れる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の技術では汚れた水洗水を単に排
水するだけであり、また処理によって汚れた水洗水中に
は感光材料の乳剤面等の塗布されていたゼラチン等が溶
解しているため、水洗槽の内壁、搬送ローラの表面や回
転軸、循環系内にゼラチン等が残存し、藻が発生するこ
とがある。このため、水洗処理された感光材料に藻が付
着することがある。また、この水洗水は、クロスオーバ
ーラック等の洗浄にも使用されているため、発生した藻
が洗浄用スプレーパイプの散水孔に詰まり、目詰まりを
おこすことになる。
本発明は上記問題点を解決するために成されたもの
で、水洗槽内に藻が発生することを防止した水洗槽の排
水方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために第1の発明は、少なくとも
現像工程、定着工程をへた感光材料を搬送する搬送ロー
ラが内部に設けられかつ感光材料を水洗する水洗水が貯
留された水洗槽から前記感光材料の水洗に使用された水
洗水を排出するにあたり、前記水洗水を排出した後新し
い水洗水を供給排出する給排水工程を少なくとも1回行
なう水洗水の給排水方法であって、新しい水洗水が供給
されたときに前記搬送ローラを回転させることを特徴と
している。
また第2の発明は、少なくとも現像工程、定着工程を
へた感光材料を搬送する搬送ローラが内部に設けられか
つ感光材料を水洗する水洗水が貯留されると共に、貯留
された水洗水を循環させる循環系が設けられた水洗槽か
ら前記感光材料の水洗に使用された水洗水を排出するに
あたり、前記水洗水を排出した後新しい水洗水を供給排
出する給排水工程を少なくとも1回行なう水洗水の給排
水方法であって、新しい水洗水が供給されたときに前記
搬送ローラを回転させかつ水洗水を循環させることを特
徴としている。
[作用] 第1の発明では、水洗槽内に貯留されている水洗水を
排出するにあたり、水洗水を排出した後新しい水洗水を
供給排出する給排水を少なくとも1回行なうもので、こ
の新しい水洗水が供給されたときに搬送ローラを回転さ
せる。このように、新しい水洗水が供給されたときに搬
送ローラを回転することによって、搬送ローラの表面や
回転軸に付着していた汚れた水洗水が洗い流されること
になり、また給排水を行うことにより新しい水洗水によ
って水洗槽内部が洗浄されることになる。これによっ
て、汚れた水洗水が水洗槽内部に残存することがなくな
り、ゼラチン等が残存しないので藻の発生が防止され
る。
また第2の発明は、第1の発明と同様の給排水を行な
うものであり、新しい水洗水が供給されたときには、搬
送ローラを回転させると共に、循環系によって水洗水を
循環させる。これによって、循環系が設けられている処
理槽の搬送ローラ、循環系等に汚れた水洗水が残存する
ことがなくなり、ゼラチン等が残存しないので藻の発生
が防止される。
[発明の効果] 以上説明したように第1の発明によれば、水洗水の給
排水を行うと共に、新しい水洗水が供給されたときに搬
送ローラを回転しているため、搬送ローラおよび水洗槽
の内部に汚れた水洗水が残存することがなくなり、これ
によって水洗槽内部に藻が発生するのを防止することが
できる、という効果が得られる。
また第2の発明は、水洗水の給排水を行うと共に、新
しい水洗水が供給されたときに搬送ローラを回転させか
つ水洗水を循環させるため、循環系が設けられた水洗水
の搬送ローラ、循環系等に汚れた水洗水が残存すること
がなくなり、これによって循環系が設けられた水洗槽内
部のおよび循環系に藻が発生するのを防止することがで
きる、という効果が得られる。
[実施例] 以下、図面を参照して、本発明の一実施例を詳細に説
明する。本実施例を適用した自動現像機について説明す
る。
第1図に示されているように、自動現像機10の機枠12
内には、処理部11及び乾燥部20が設けられている。処理
部11はフィルムFの搬送方向に沿って配列されかつ隔壁
13によって区画された現像槽14、定着槽16及び水洗槽18
を備えている。
自動現像機10のフィルムFの挿入口15の近傍には、自
動現像機10内にフィルムFを引き込むための挿入ラック
17が配置されている。
また、挿入口15の近傍には、挿入されるフィルムFを
検出する挿入検出センサ94が設けられている。また、自
動現像機10の挿入口15の部分には、フィルムFを手によ
って挿入する挿入台またはフィルムFを搬送手段によっ
て自動的に挿入するオートフィーダ等が取付け可能であ
る。
現像液が貯留される現像槽14内には、図示しないモー
ターにより駆動されてフィルムFを搬送する搬送ローラ
22を有する搬送ラック24が現像液に浸漬可能な状態で配
設されている。定着液が貯留される定着槽16内には、図
示しないモーターにより駆動されてフィルムFを搬送す
る搬送ローラ26を有する搬送ラック28が定着液に浸漬可
能な状態で配設されている。また、水洗水が貯留される
水洗槽18内には、図示しないモーターにより駆動されて
フィルムFを搬送する搬送ローラ30を有する搬送ラック
32が水洗水に浸漬可能な状態で配設されている。
また、現像槽14の下方及び定着槽16の下方には、それ
ぞれ熱交換器19が配置されている。現像槽14内に貯留さ
れた現像液及び定着槽16内に貯留された定着液は、それ
ぞれ熱交換器19に送られて、そこで熱交換が行われた
後、現像槽14及び定着槽16へ送り返されて循環される。
これにより、現像槽14内に貯留された現像液及び定着槽
16内に貯留された定着液の液温が所定の範囲内に維持さ
れる。また、水洗槽18にも循環系が設けられている。
現像槽14と定着槽16との間の隔壁及び定着槽16と水洗
槽18との間の隔壁の上部には、クロスオーバーラック34
が配設されている。このクロスオーバーラック34は、フ
ィルムFの搬送方向上流側の槽から下流側の槽へフィル
ムFを搬送するための挟持搬送ローラ対36及びフィルム
Fを案内するガイド38を備えている。
挿入口15から自動現像機10内に送り込まれたフィルム
Fは、挿入ラック17から現像槽14内に挿入され搬送ロー
ラ22によって現像液中を搬送されて現像処理される。現
像処理されたフィルムFは、クロスオーバーラック34を
介して定着槽16内に送られ、搬送ローラ26よって定着液
中を搬送されて定着処理される。定着処理されたフィル
ムFは、クロスオーバーラック34から水洗槽18内に送ら
れ、搬送ローラ30によって水洗水中を搬送されて水洗さ
れる。このようにして、フィルムFは処理される。
なお、現像槽14、定着槽16及び水洗槽18の各々の底部
には、図示しない排液管の一端が取付けられており、排
液管の他端には、各々排液バルブ212が接続されてい
る。従って、必要に応じてこれらの排液バルブ212を開
放することにより、現像槽14内に貯留された現像液、定
着槽16内に貯留された定着液及び水洗槽18内に収容され
た水洗水を排出することができる。
また、水洗槽18と乾燥部20との間には、スクイズラッ
ク40が配設されている。このスクイズラック40は、水洗
槽18から送り出されかつ水洗水が付着したフィルムFか
ら水洗水をスクイズしながら乾燥部20へ搬送する複数の
搬送ローラ対42とフィルムFを案内する複数のガイド43
とを有する。
乾燥部20は、フィルムFを搬送する搬送ローラ44と、
乾燥風を送給する乾燥ファン45と、この乾燥風を加熱す
るヒーターを内蔵したチャンバ46と、加熱された乾燥風
をフィルムF及び搬送ローラ44に吹付けるスプレーパイ
プ47と、を備えている。また、フィルムFの搬送経路の
搬送ローラ44よりも下流側には乾燥ターン部48が配置さ
れており、フィルムFはこの乾燥ターン部48で搬送方向
が変更され斜め上方に搬送される。
自動現像機10には、乾燥ターン部48から送り出された
フィルムFを収容するフィルム受箱49が自動現像機10の
外壁から突出した状態で設けられている。
スクイズラック40で水洗水がスクイズされたフィルム
Fは、乾燥風によって加熱された搬送ローラ44によって
搬送されながらスプレーパイプ47から噴出された乾燥風
によって乾燥される。その後、フィルムFは、乾燥ター
ン部48でターンされてフィルム受箱49に送られ、この中
に収容される。
次に、第2図を参照して補充液補充装置25について説
明する。補充液補充装置25は、現像槽14内へ現像補充液
を供給すると共に定着槽16内へ定着補充液を供給する。
なお、本実施例において現像槽14内へ供給する現像補充
液は、A液、B液、C液の3種類の現像補充原液と希釈
液である水とが混合されて調製され、定着槽16内へ供給
する定着補充液は1種類の定着補充原液と水とが混合さ
れて調製される。
現像補充原液は、第3図に示されているように、原液
補充タンクであるカートリッジ100に予め充填されて密
封されている。このカートリッジ100は、その内部が仕
切壁で3室に区画されている。第1室102には、A液が
充填され、第2室104には、B液が充填され、第3室106
には、C液が充填されている。このA液、B液、C液の
組成は例えば以下の通りである。
A液 水酸化カリウム 330g 亜硫酸カリウム 630g 亜硫酸ナトリウム 240g 炭酸カリウム 90g ホウ酸 45g ジエチレングリコール 180g ジエチレントリアミン五酢酸 30g 3,3′−ジチオビスヒドロ桂皮酸 3g 5−メチルベンゾトリアゾール 0.025g ハイドロキノン 450g 臭化カリウム 15g 水を加えて 4125ml B液 トリエチレングリコール 525g 氷酢酸 102.6g 5−ニトロインダゾール 3.75g 1−フェニル−3−ピラゾリドン 34.5g 水を加えて 750ml C液 グリタールアルデヒド (50wt/wt%) 150g 又は0 メタ重亜硫酸カリウム 150g 水を加えて 750ml カートリッジ100の第1室102、第2室104及び第3室1
06に対応した部分には注入口108、110及び112が設けら
れている。これらの注入口108、110及び112は、円筒状
で互いに同方向に同じ高さに延出されている。注入口10
8、110及び112の各開口端には、パッキン114が被せら
れ、このパッキン114は注入口108、110及び112の各々に
螺着されるキャップ116に押付けられて注入口108、110
及び112の各開口を閉塞している。
なお、カートリッジ100の注入口108、110及び112側及
びその反対側には、カートリッジ100取扱時等に把持さ
れる把手118が設けられている。
また、定着補充原液も、第4図に示されているよう
に、補充原液タンクであるカートリッジ120に予め充填
されて密封されている。カートリッジ120には、円筒状
の注入口122が設けられている。この注入口122の開口端
には、パッキン124が被せられ、このパッキン124は注入
口122に螺着されるキャップ126に押付けられて注入口12
2の開口を閉塞している。
このカートリッジ120にも、注入口122側及びその反対
側にカートリッジ120取扱時等に把持される把手128が設
けられている。
補充液補充装置25は、これらのカートリッジ100及び1
20を収納すると共に、カートリッジ100及び120内の現像
補充原液及び定着補充原液を後述するストックタンク50
に供給するための給液部130を備えている。この給液部1
30について、第5乃至8図を参照して説明する。給液部
130は、搬送されるフィルムFの搬送方向と平行な機枠1
2側部に設けられている。なお、第1図では紙面の手前
側になる。この給液部130は、自動現像機10の側部外壁
の一部を構成する外板132と、この外板132の自動現像機
10の内側面に固着されたカートリッジ受134と、を備え
ている。このカートリッジ受134は、上方が開口された
箱形状に形成されており、カートリッジ100及び120を収
容出来るサイズに形成されている。
カートリッジ受134の底部には、収容されるカートリ
ッジ100及び120の注入口108、110、112及び122の各々に
対応して穿孔部135が設けられている(第6図参照)。
これらの穿孔部135は、実質的に同形状であるので、こ
こでは、カートリッジ100のA液が充填された第1室102
に対応する穿孔部135について説明する。
第6図に示されているように、穿孔部135には、逆ハ
ツト形状の液受皿136が配置されている。液受皿136は、
そのフランジ部136Aを介してカートリッジ受134の側壁
に固着された取付ブラケツト138にねじ140で固着されて
いる。液受皿136の底部136Bの中央には、突起部142が設
けられている。この突起部142は、第6A図に示されてい
るように、4枚の板状部142Aを略十文字となるように組
み合わせて形成されている。板材142Aの幅は上部から下
端部にかけて徐々に広がるように形成され、上端面は側
端面と連続されるように円弧状に形成されている。な
お、突起部142は、単一の部材を加工して前述と同一の
形状としてもよいし、また突起部142は、底部136Bに固
着されていても、また底部136Bに載置されていてもよ
い。
また、液受皿136の底部136Bの突起部142の近傍には、
内周部が流路136Cとされカートリッジ受134の底壁を貫
通して下方に延出された連結管136Dが設けられている。
この連結管136Dは、可撓性のパイプ144の一端に嵌合さ
れている。この可撓性パイプ144の他端は後述するスト
ックタンク50に連通されている。カートリッジ受134に
挿入されたカートリッジ100は、その第1室102に対応す
る注入口108のパッキン114が突起部142によってカート
リッジ100の内部に押し込まれる。これによってA液が
連通管136Dの流路136C及びパイプ144を通して後述する
ストックタンク50に供給される。なお、本実施例では、
パッキン114が突起部142で注入口108内に押し込まれる
ように構成されているが、パッキン114が穿孔刃によっ
て貫通されるタイプのものでも適用できる。
なお、突起部142とキャップ116との隙間から液受皿13
6へA液が流れ出るが、流れ出たA液が液受皿136内で所
定の水面位置で止まるようにカートリッジ受134はスト
ックタンク50と略同じ高さに設けられている。
穿孔部135は、上述のように、カートリッジ100及び12
0の注入口108、110、112及び122の各々に対応して設け
られているので、カートリッジ受134に挿入されたカー
トリッジ100及び120のA液、B液、C液及び定着補充原
液は、それぞれ後述するストックタンク50に供給され
る。
上記のように構成された給液部130は、外板132の下端
部を中心に揺動可能に支持されている。すなわち、第5
図に示されているように、外板132の下端部から一対の
脚部148が下方に突出している。これらの脚部148の各々
は、第8図に示されているように、断面略コ字状に屈曲
された板材から成り、その対向壁には互いに対向する部
位に下端から上方へ向かって延びたU字溝148Aが形成さ
れている。
一方、自動現像機10の本体の側部には、その底板10A
に固着され、脚部148の下部を収容する受け部150が取り
付けられている。第8図に示すように、受け部150は、
上方に開口された略コ字状の断面を有し、その対向壁に
は互いに対向する部位に貫通孔150Aが形成されている。
貫通孔150Aへ軸部材152を挿通させ、軸部材152の貫通孔
150Aからの突出部にEリング154が装着されて軸部材152
が取付けられる。さらに脚部148のU字溝148Aに軸部材1
52が入り込むように脚部148が組付けられることによ
り、給液部130は揺動可能状態とされる。なお、貫通孔1
50Aへ長尺ボルトを挿通させ、長尺ボルトの先端にナッ
トを螺合させ、さらに脚部148のU字溝148Aに長尺ボル
トが入り込むように給液部130を設けてもよい。
自動現像機10の給液部130の上方には、給液部130の閉
止状態において給液部130の外板132の内側に設けられた
図示しない係止突起に係合して給液部130を閉止状態に
維持する係止部材158が設けられている(第5図)。こ
の係止部材158は、所定角度回動されることにより係止
突起との係合が解除される。また、給液部130のカート
リッジ受134と自動現像機10の内部とは図示しないガス
ダンパーで連結されている。このガスダンパーは、給液
部130の閉止状態、即ちカートリッジ100、120の収納状
態、から開放状態、即ちカートリッジ100、120の出し入
れ可能状態、までの揺動が滑らかに行われるようにする
と共に、給液部130の揺動を所定の角度に制限する。な
お、本実施例では、給液部130は閉止状態から15°揺動
された時に、ガスダンパーにより揺動が停止される。
また、自動現像機10の給液部130の下方には、第5図
に示されているように、脚部148及び受け部150を覆い自
動現像機10の外観を向上させるカバー156が取り付けら
れるようになっている。
更に、自動現像機10には、前述の給液部130が配置さ
れている側とは反対側の給液部130と対応される部分及
びカバー156に覆われる部分を覆う、図示しない、取り
外し可能なカバーが取り付けられている。このカバーの
内側には、自動現像機10の底板10Aに前述の受け部150と
同じ図示しない受け部が設けられている。従って、給液
部130は、長尺ボルト152、ナット154及び図示しないガ
ススプリングを取り外して自動現像機10の前述の側から
後述の側に付け替えられることができる。
自動現像機10の底板10Aには、ストックタンク50が設
置されている。第2図に示されているように、ストック
タンク50は、隔壁により4槽に区画されている。ストッ
クタンク50内の第1の槽50A、第2の槽50B、第3の槽50
C及び第4の槽50Dは各々カートリッジ100の第1室102、
第2室104、第3室106及びカートリッジ120に配管144を
介して連通されている。従って、第1の槽50Aは第1室1
02内に充填されたA液を貯留し、第2の槽50Bは第2室1
04内に充填されたB液を貯留し、第3の槽50Cは第2室1
04内に充填されたC液を貯留し、第4の槽50Dはカート
リッジ120内に充填された定着補充原液を貯留する。
一方、自動現像機10内には、第1図のスクイズラック
40の紙面奥側に、水道水が供給され、これを貯留する給
水槽54が配設されている(第2図参照)。第9図に示さ
れているように、給水槽54は、隔壁164、166により第2
水槽168、第1水槽170及び第3水槽172に区画されてい
る。給水槽54の第1水槽170に水道の蛇口から途中に給
水バルブ92を有する管路90により水道水が供給される。
隔壁166は給水槽54の周壁よりも高さが低くなってお
り、第1水槽170に供給された水道水はこの隔壁166をオ
ーバフローして第3水槽172に流入する。また、隔壁164
の高さは給水槽162の周壁の高さと同程度に設定されて
いる。この隔壁164には、第9A図にも示されているよう
に、隔壁166の上端より少し低い位置に溝の底部を有し
隔壁164の上端に開口して第2水槽168及び第1水槽170
を連通するU字溝176が形成されている。このU字溝176
は複数個設けることもできる。従って、第1水槽170に
供給された水道水は上述のように第3水槽172に流入さ
れると共に、このU字溝176を介して第2水槽168にも流
入される。なお、第2水槽168及び第1水槽170を連通す
る構造はこのU字溝176に限定されるものではなく、水
面付近で水平方向に開口したスリット等他の構造であっ
てもよい。
第2水槽168内には、銀イオンを放出して水藻の発生
を抑制する銀イオン放出手段180が配置されている。
銀イオン放出手段180は、銀イオン徐放源182とそれを
収容する通水性の容器ないしエレメント184で構成され
ている。この種の銀イオン徐放源182としては、例えば
特開昭63-39692号公報に記載された1価のAgを含む水溶
解性ガラスがあげられる。
この水溶解性ガラスは、ネットワーク形成酸化物とし
て、SiO2、B2O3、P2O5等の1種以上、ネットワーク修飾
酸化物として、Na2O、K2O、CaO、MgO、BaO、ZnO等の1
種以上、中間酸化物としてAl2O3、TiO2の1種以上等か
ら形成され、0.05乃至10重量部、特に0.1乃至5重量部
のAg2Oを含有するものが好ましい。
この水溶解性ガラスは、水中にてゲル化状態となり、
銀イオンを一定量保有したゲルを徐々に水中に溶出させ
るものである。
このような水溶解性ガラスは、塊状であってもよい
し、粒状や粉状であってもよい。通常は、第9図に示さ
れているように、通水性シートの容器(例えば袋状の不
織布)に収容されて水中に配置される。また塊状の水溶
解性ガラスが用いられる場合は、メッシュの袋に収容し
て紐によりこの袋を水中に垂下させるようにしてもよ
い。
また、この水溶解性ガラスの第2水槽168内の水への
添加量は、10乃至10000g/m3の範囲とするのが好まし
い。
具体的な水溶解性ガラスの例として、近畿パイプ技研
社製バイオシュアSG(商品名)として市販されているも
のが適用できる。
また、銀イオン徐放源182としては、銀イオンと水中
の水素イオンとを微量ずつ交換溶出させるものであれば
種々のものを用いることができ、例えば、ケイヨー社製
ステンキラー(商品名)として市販されているものも好
適である。
また、他の銀イオン放出手段180としては、水中で電
気的に銀イオンを放出するElectro-Katadyn法を用いた
ものが1例として挙げることができる。
この方法は、例えば、銀・銅合金製の一対の電極を水
中に配置して、これに通電して、電極から銀イオンを微
量溶出させるものである。
このようなものとして、例えば、カリビアン・クリア
ー・インタナショナル社製カリビアン・クリアー・スイ
ミンプール・ピュアリファイヤー(商品名)等が使用で
きる。
この銀イオン放出手段180により第2水槽168内の水
の、例えば10lに対して24時間後に1乃至10000ppb、好
ましくは3乃至1000ppbの濃度で銀イオンが放出される
ように維持されている。
給水槽54の第2水槽168には、液面レベルセンサー186
が配設されている。この液面レベルセンサー56により給
水槽54の第2水槽168の液面レベルを検出して給水バル
ブ92を開閉することにより液面レベルが一定に保持され
る。
また、自動現像機10内には、現像槽14に供給する現像
補充液を調製するための第1の混合槽58及び定着槽16に
供給する定着補充液を調製するための第2の混合槽60が
配置されている。
第2図に示すように、第1の槽50A、第2の槽50B及び
第3の槽50Cには、それぞれ管路62A、62B及び62Cの一端
が連通されており、管路62A、62B及び62Cの他端は第1
の混合槽58へ連通されている。これらの管路62A、62B及
び62Cには、ベローズポンプで構成されたA液ポンプ64
A、B液ポンプ64B及びC液ポンプ64Cがそれぞれ配設さ
れている。また、給水槽54には、管路66Aの一端が連通
されており、管路66Aの他端は第1の混合槽58へ連通さ
れている。管路66Aには、ベローズポンプで構成された
水ポンプ68Aが配設されている。従って、A液ポンプ64
A、B液ポンプ64B及びC液ポンプ64Cと水ポンプ68Aが作
動されると、第1の槽50A内のA液、第2の槽50B内のB
液、第3の槽50C内のC液及び給水槽54内の水道水がそ
れぞれ管路62A、62B,62C及び66Aを介して第1の混合槽5
8へ供給される。混合槽58内ではA液、B液及びC液が
混合されると共に水道水で希釈され、現像槽14へ供給す
る現像補充液が調製される。
また、第4の槽50Dには、管路62Dの一端が連通されて
おり、この管路62Dの他端は第2の混合槽60へ連通され
ている。管路62Dには、ベローズポンプ64Dが配置されて
いる。給水槽54には、管路66Bの一端が連通されてお
り、管路66Bの他端は第2の混合槽60へ連通されてい
る。管路66Bには、ベローズポンプ68Bが配設されてい
る。従って、ベローズポンプ64D及び68Bが作動される
と、第4の槽50D内の定着補充原液及び給水槽54の水道
水が管路62D及び66Bを介して第2の混合槽60へ供給され
る。混合槽60内では、定着補充原液が水道水により希釈
され、定着槽16へ供給する定着補充液が形成される。
なお、現像槽14には現像液を循環させるための管路71
の両端が連通されており、管路71のには循環ポンプ72お
よび現像液を一定温度に制御するための熱交換器19が設
けられている。なお、熱交換器19に代えてヒータ使用し
てもよい。
第1の混合槽58の底部には、管路70の一端が連通され
ており、その他端は管路71の循環ポンプ72より上流側に
連通されている。従って、循環ポンプ72の作動により、
第1の混合槽58内で形成された現像補充液は、管路70お
よび管路71を介して現像槽14に徐々に供給され、循環ポ
ンプ72を作動させたときには循環ポンプ72によって吸入
され管路71内を循環している現像液と混合されながら、
現像槽14内に供給され、現像補充液の現像液への補充が
行われる。
定着槽16には定着液を循環させるための管路75の両端
が連通されており、管路75には循環ポンプ76が設けられ
ている。第2の混合槽60には、管路74の一端が連通され
ており、その他端は管路75の循環ポンプ76より上流側に
連通されている。従って、現像補充液の場合と同様に循
環ポンプ76を作動させたときには、第2の混合槽60内で
形成された定着補充液は、管路74を介して管路75内を循
環している定着液と混合されながら、定着槽16内に供給
されて定着補充液の定着液への補充が行われる。
なお、給水槽54と水洗槽18は管路188で連通されてお
り、給水槽54の第3水槽172と水洗槽18とは内部の水面
が同レベルとなるように設置されている。水洗槽18への
水の補充は、自動現像機10のフィルムFの挿入口15近傍
に設けられた挿入検出センサ94がフィルムFを検出した
ときに水道蛇口から給水槽54に設けられた管路90の途中
に配設された給水バルブ92を開くことによって行われ
る。
また、自動現像装置10は、前述のクロスオーバーラッ
ク34を洗浄するための構造を備えている。すなわち、第
10図に示されているように、隔壁13の上端には長手方向
がフィルムFの幅方向に沿うようにスプレーパイプ200
が配置されている。このスプレーパイプ200は、その長
手方向に沿って複数列の散水孔202が挟持搬送ローラ36
及びガイド38等に向けて形成されている。スプレーパイ
プ200には、管路204(第9図)の一端が連通されてお
り、他端は給水槽54の第1水槽168に連通されている。
管路204の中間部には、第1図に示される洗浄ポンプ78
が配置されている。従って、洗浄ポンプ78が作動される
と、第2水槽168内の水道水が洗浄水として管路204を介
してスプレーパイプ200に供給され散水孔202から挟持搬
送ローラ36及びガイド38等に向けて噴出され、クロスオ
ーバーラック34の洗浄が行われる。
なお、このクロスオーバラック34の洗浄水には、水藻
の発生を防止する防菌剤が混入されているので、図示し
ないスプレーパイプの洗浄水吐出口の水藻による目詰ま
りを防止することができる。このクロスオーバーラック
34の洗浄は、例えば自動現像機10の一日の稼働の終了時
に行われる。
また、第2図に示すように、ストックタンク50の各槽
50A、50B、50C、50D内の側壁上部には、各々液面レベル
センサ52A、52B、52C、52Dが配設されている。
第11図は、本実施例の制御に関連する部分の概略図で
ある。水洗槽18内の水洗水に浸漬された搬送ローラ30に
は搬送ローラ駆動用モータ210が連結されている。この
搬送ローラ駆動用モータ210は、マイクロコンピュータ
ー等で構成された制御回路216に接続されている。水洗
槽18の底面には、排水管が連結されており、この排水管
には上述した排水バルブ212が設けられている。水洗槽1
8の底面と側面とを連通するように、水循環ポンプ214を
備えた循環配管215が設けられている。また水洗槽18内
には、水洗槽18内の水洗水の液レベルを検出する液レベ
ルセンサ222が設けられている。搬送ローラ駆動用モー
タ210、排水バルブ212、水循環ポンプ214、液レベルセ
ンサ222および上記で説明した給水バルブ92は、制御回
路216に接続されている。また制御回路216には、自動現
像機停止時に操作される停止ボタン218および自動現像
機への電源の供給を停止する電源スイッチ220が接続さ
れている。
次に本実施例の作用を説明する。画像が焼付けられた
フィルムFは挿入口15から自動現像機10内へ挿入され、
現像槽14、定着槽16、及び水洗槽18で現像液、定着液及
び水洗水によって処理され、スクイズラックに送られス
クイズされる。スクイズされたフィルムFは、乾燥部20
で加熱された乾燥風及び加熱された搬送ローラ44により
乾燥され、乾燥ターン部48を介してフィルム受箱49に収
容される。
処理によって現像槽14内の現像液は次第に劣化する。
このため定期的にまたは所定のフィルム処理量に応じて
混合槽58から現像槽14内へ所定量の現像補充液の補充が
行われる。この補充は、循環ポンプ72の間欠作動により
混合槽58内の、A液ポンプ、B液ポンプ、C液ポンプお
よび水ポンプを所定比率の吐出時間で制御することによ
り調製された現像補充液を現像槽14内の現像液と混合し
ながら行う。従って、現像補充液の補充時に現像槽14内
における現像液を構成する各成分の分布にむらが生ずる
ことがなく、各成分の分布が均一となる。
また、処理によって定着槽16内の定着液も次第に劣化
する。このため定期的にまたは所定のフィルム処理量に
応じて混合槽60から定着槽16内へ所定量の定着補充液の
補充が行われる。この補充は、循環ポンプ76の間欠作動
により混合槽60内の定着補充液を定着槽16内の定着液と
混合しながら行う。従って、定着補充液の補充時に定着
槽16内における定着液を構成する各成分の分布にむらが
生ずることがない。
カートリッジ100、120が給液部130のカートリッジ受
けに挿入され、各注入口108、110、112及び122が各々穿
孔部135へセツトされると、ストックタンク50の各槽内
へ補充原液が供給される。各槽内の液面レベルは各液面
レベルセンサによって検出され、制御装置216は液レベ
ルが所定レベル以下となった場合空になったと判断して
カートリッジの交換を要請する。
次に、第12図を参照して水洗槽18の水洗水給排ルーチ
ンを説明する。このルーチンは自動現像機の停止ボタン
218が操作されたときに起動される。ステップ230におい
て排水バルブ212を開弁する。ステップ232では、水洗槽
18内の水洗水が完全に排水される時間T0経過したか否か
判断し、時間T0経過したときには、水洗槽18内の汚れた
水洗水の排水が終了したと判断してステップ234におい
て排水バルブ212を閉弁し、ステップ236において給水バ
ルブ92を開弁する。これによって、管路90から給水槽54
を介して空の水洗槽18内に新しい水洗水が供給される。
ステップ238では、時間T1(例えば、水洗槽18内に供給
された水洗水が半分以上になった時点)経過したか否か
を判断し、時間T1経過したときには、ステップ240にお
いて搬送ローラ駆動用モータ210を作動させ、搬送ロー
ラ30を回転させる。このように水洗槽18内の汚れた水洗
水を排水し、新しい水洗水を供給した後搬送ローラ30を
回転させることにより、搬送ローラ30に付着していた汚
れた水洗水が洗い流される。次のステップ242では液レ
ベルセンサ222がオンしたか否かを判断することにより
水洗槽18が満水状態になったか否かを判断する。満水状
態と判断したときには、ステップ244で給水バルブ92を
閉弁し、ステップ246で水循環ポンプ214を作動させる。
これによって、水洗槽18内の水洗水は循環配管215を介
して循環され、水循環ポンプ214および循環配管215内に
残存していた汚れた水洗水が新しい水洗水によって洗い
流される。ステップ248では、所定時間T2(例えば、水
循環ポンプ214および循環配管215に残存していた汚れた
水洗水が水洗槽18内に排出される時間に相当する時間)
経過したか否かを判断し、時間T2経過したと判断された
ときには、ステップ250において搬送ローラ駆動用モー
タ210の回転を停止すると共に水循環ポンプ214を停止さ
せ、給排水の回数を示すカウント値mを1インクルメン
トする。ステップ252では、カウント値mが所定値(例
えば、1〜3)以上になったか否かを判断し、カウント
値mが所定値未満のときにはステップ230へ戻り、上記
の処理を繰り返す。一方、カウント値mが所定値以上に
なったと判断されたとき、すなわち所定回給排水処理を
行なった後は、ステップ254において電源スイッチ220を
オフする。これによって自動現像機への電源の供給が停
止される。また、ステップ250で排水バルブ212を開弁状
態としたので、水洗槽18内の水洗水が全部排出される。
第13図に、上記のように制御したときの排水バルブ21
2、給水バルブ92、搬送ローラ駆動用モータ210、および
水循環ポンプ214の動作状態を示す。
なお、上記では搬送ローラ駆動用モータ210を排水バ
ルブ212または給水バルブ92の開閉に同期させて制御す
る例について説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、搬送ローラ駆動用モータ210は間欠的に作
動させれば足りる。また、水循環ポンプ214も給水バル
ブ92または排水バルブ212に同期させて制御する例につ
いて説明したが、水洗槽18内に水循環ポンプ214を空運
転させない量の水洗水が貯留されている状態であれば排
水バルブまたは給水バルブに同期させて作動させる必要
はない。さらに上記では、水循環系が設けられている水
洗水について説明したが、水循環系が設けられていない
水洗水にも適用することが可能である。この場合には、
新しい水洗水が供給されたときにローラのみを駆動させ
る。またさらに水洗槽が満水状態になったか否かを液レ
ベルセンサによって検出する例について説明したが、給
水バルブを回転している時間から満水状態になったか否
かを判断するようにしてもよい。
以上のように本実施例によれば、給排水を繰り返して
水洗槽内の水洗水を排出しているため、水洗槽に溶解し
たゼラチン等が残存することがなく、これによって水洗
槽内に藻が発生することを防止することができる。
また、本実施例では防菌用の銀イオン放出手段を設け
ているので、感光材料の水洗を溜水で行なう場合に有効
でありゼラチン等が多少残存しても藻の発生を防止で
き、このため給排水の繰返し回数を少なくできる。
なお、本発明が適用可能な感光材料処理装置は、X線
フィルム用の自動現像機、写真フィルム用の自動現像
機、感光性平版印刷版の自動現像機等のいずれでもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用可能な自動現像機の要部を示す断
面図、第2図は補充液補充装置周辺の系統図、第3図は
現像補充原液が収容されるカートリッジの斜視図、第4
図は定着補充原液が収容されるカートリッジの斜視図、
第5図は給液部の斜視図、第6図は穿孔部の断面図、第
6A図は突起部の断面図、第7図は穿孔部が傾斜されてい
る状態を示す断面図、第8図は給液部の揺動部の分解斜
視図、第9図は給水槽の詳細を示す断面図、第9A図はU
字溝を示す斜視図、第10図はクロスオーバーラック部の
詳細図、第11図は本実施例の制御に関連する部分を示す
概略図、第12図は給排水ルーチンを示す流れ図、第13図
は本実施例の排水バルブ、給水バルブ等の動作を示すタ
イミング図である。 10……自動現像機、14……現像槽、16……定着槽、25…
…補充液補充装置、50……ストックタンク、52A〜52D…
…液面レベルセンサ、64……ベローズポンプ、100……
カートリッジ、120……カートリッジ。
フロントページの続き (72)発明者 山田 稔 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写 真フイルム株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−217344(JP,A) 特開 昭63−18350(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも現像工程、定着工程をへた感光
    材料を搬送する搬送ローラが内部に設けられかつ感光材
    料を水洗する水洗水が貯留された水洗槽から前記感光材
    料の水洗に使用された水洗水を排出するにあたり、前記
    水洗水を排出した後新しい水洗水を供給排出する給排水
    工程を少なくとも1回行なう水洗水の給排水方法であっ
    て、新しい水洗水が供給されたときに前記搬送ローラを
    回転させることを特徴とする水洗槽の給排水方法。
  2. 【請求項2】少なくとも現像工程、定着工程をへた感光
    材料を搬送する搬送ローラが内部に設けられかつ感光材
    料を水洗する水洗水が貯留されると共に、貯留された水
    洗水を循環させる循環系が設けられた水洗槽から前記感
    光材料の水洗に使用された水洗水を排出するにあたり、
    前記水洗水を排出した後新しい水洗水を供給排出する給
    排水工程を少なくとも1回行なう水洗水の給排水方法で
    あって、新しい水洗水が供給されたときに前記搬送ロー
    ラを回転させかつ水洗水を循環させることを特徴とする
    水洗槽の給排水方法。
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