JP2001104854A - コーキング剤供給装置 - Google Patents

コーキング剤供給装置

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JP2001104854A
JP2001104854A JP29004099A JP29004099A JP2001104854A JP 2001104854 A JP2001104854 A JP 2001104854A JP 29004099 A JP29004099 A JP 29004099A JP 29004099 A JP29004099 A JP 29004099A JP 2001104854 A JP2001104854 A JP 2001104854A
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JP
Japan
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caulking agent
filled
supply device
extrusion tool
nozzle
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JP29004099A
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English (en)
Inventor
Tsuyoshi Otokura
堅 乙倉
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Sekisui Chemical Co Ltd
Okayama Sekisui Industry Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Okayama Sekisui Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】準備は勿論、保守や点検も簡単に行え、作業の
し易い軽量のコーキング剤供給装置を提供できるように
することを目的とするものである。 【解決手段】コーキング剤を充填した柔軟な材料からな
るコーキング剤充填袋と、該コーキング剤充填袋を収納
し、コーキング剤充填袋の一方を押圧して他方からコー
キング剤を吐出させるようにした押出し用工具と、押出
し用工具とこれに収納されたコーキング剤充填袋の少な
くとも吐出口部分を覆い、コーキング剤充填袋の吐出口
に対面する部分に供給口を設けてなるノズルケースと、
該ノズルケースと押出し用工具とを固定する固定手段と
を備えて構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばシリコンゴム
系の接着剤やシーリング剤等のコーキング剤を吐出させ
て供給するコーキング剤供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種のコーキング剤供給装置
は、一端に吐出用ノズルを形成した厚紙製筒にコーキン
グ剤を充填し他端に厚紙製筒内を摺動する押出し片で蓋
をしたコーキング剤充填容器を一般にコーキングガンと
言われる前記押出し片を押し込む押し込み具を有する専
用の押出し用工具に装着して使用するようにしている。
ところが、使用の都度コーキング剤充填容器が取り替え
られることから、使用済みの厚紙製筒で嵩高いコーキン
グ剤充填容器が多くでる。
【0003】そこで、こうした問題に対処するために、
アルミを合成樹脂でラミネートした柔軟なシートを円筒
状に形成し、この中にコーキング剤を充填し、その両端
を溶着若しくは封止具で封止した“アルミモノパック”
が多くなっている。この“アルミモノパック”は、一端
を開放し、例えば大型の注射器のような内方にピストン
のような押出し具を備えたシリンダに絞り出して移し、
プランジャ(押出し具)を押圧してその吐出口からコー
キング剤を吐出供給するようにしており、コーキング剤
を絞りだした“アルミモノパック”は薄く偏平になって
いることから嵩張らず、一般のゴミと同様に処理も簡単
に行えるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、こうした
“アルミモノパック”ではその一端を開封し、プランジ
ャをシリンダから抜き出した後、このシリンダにコーキ
ング剤を絞り出して充填しなくてはならず、準備に多大
の手間を要するという問題があった。また、シリンダと
これに内装されるプランジャとは金属で厚肉に形成され
ることからその重量も重くなってしまうという問題もあ
った。更に、シリンダ内は作業の終了時にはその都度洗
浄しなくてはならず、保守や点検にも多大の時間と手間
を要するという問題もあった。本発明は上記問題点に鑑
み提案されたもので、準備は勿論、保守や点検も簡単に
行え、作業のし易い軽量のコーキング剤供給装置を提供
できるようにすることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成するために
本発明にかかるコーキング剤供給装置は、コーキング剤
を充填した柔軟な材料からなるコーキング剤充填袋と、
該コーキング剤充填袋を収納し、コーキング剤充填袋の
一方を押圧して他方からコーキング剤を吐出させるよう
にした押出し用工具と、押出し用工具とこれに収納され
たコーキング剤充填袋の少なくとも吐出口部分を覆い、
コーキング剤充填袋の吐出口に対面する部分に供給口を
設けてなるノズルケースと、該ノズルケースと押出し用
工具とを固定する固定手段とを備えたことを特徴とする
ものである。
【0006】また、押出し用工具の先端部分とノズルケ
ースとの間にコーキング剤が充填されたコーキング剤充
填袋の一端部を切断してコーキング剤の吐出口部分を形
成するカッタ機構を設けたり、カッタ機構を、押出し用
工具の先端部分のU字若しくはV字型の切欠きと、押出
し用工具の先端部分に近接して上下に摺動し、切断用孔
と吐出用孔とを上下に設けた板状部材とで形成するよう
にしたことも特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるコーキング
剤供給装置の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1はコーキング剤供給装置の側面図、図2はその分解
図、図3コーキング剤供給装置の縦断側面図であって、
図中符号1はコーキング剤供給装置を全体的に示す。こ
のコーキング剤供給装置1は、コーキング剤を充填した
袋2と、このコーキング剤充填袋2を収納する押出し用
工具3と、押出し用工具3の少なくとも先端部分を内方
に収納するノズルケース4と、このノズルケース4と押
出し用工具3とを固定する固定用リング(固定手段)5
とからなる。
【0008】コーキング剤充填袋2は、アルミニウムを
合成樹脂フィルムでラミネートした柔軟なシート材で筒
状に形成し、一端部を封止リングや溶着等の封止手段6
で閉塞した後、他端側開口からシリコン系ゴム等のコー
キング剤(接着剤若しくはシール剤)を充填した後、当
該充填口を封止リングや溶着等の封止手段6により閉塞
して形成したものである。上記押出し用工具3は、コー
キング剤充填袋2を装着する装着部7と、装着部7に装
着されたコーキング剤充填袋2を押圧する押圧操作部8
とを備えてなり、これら装着部7並びに押圧操作部8の
大部分は金属薄板でプレスにより成形されている。
【0009】そして、コーキング剤充填袋2を装着する
装着部7は、断面が円弧状の樋型に形成され、装着部7
の先端部分は押圧操作部8で押圧されたコーキング剤充
填袋2の先端側部分を受け止める受板部分9として略垂
直に立ち上げられており、この受板部分9には図5に示
すように上端部分からその中央部分までU型の切り込み
(切欠き)10が形成されている。尚、このU型の切り
込み10はV型にすることもできる。また、押圧操作部
8は、操作レバー11を操作すると装着部7に装着され
たコーキング剤充填袋2の後端部に当接している押圧部
12がコーキング剤充填袋2を押圧する方向(先端側)
に移動するように構成されている。
【0010】上記ノズルケース4は、合成樹脂で一端部
にノズル形成部分13が設けられた筒状に形成されてお
り、ノズル形成部分13には先細り状に形成されたノズ
ル14が螺着されており、このノズル14は図 に示す
ように先端よりの内周面部分の断面をジグザグにしてあ
る。これはコーキング剤充填袋2のコーキング剤を使い
きらないうちに使用を長期間中断したような場合、図6
に示すようにコーキング剤が固結する時に体積が収縮す
るため、ノズル14内に隙間Sが発生し、この隙間Sか
ら空気がはいり、コーキング剤充填袋2のコーキング剤
全体が硬化するのを防止するためである。
【0011】尚、この硬化防止対策としてはノズル14
の内周面部分の断面をジグザグにしたものに限られず、
図7に示すように内面がストレートのノズル14に外套
14aを嵌着することによっても硬化を防止することも
できる。また、ノズルケース4と押出し用工具3とは固
定手段5で固定されており、この固定手段5は図4に示
すように、スプリング鋼でノズルケース4より小径に形
成され、このスプリングの弾性力に抗して摘み部分16
を操作すると、径が開き、放すと小径になるもので、コ
ーキング剤充填袋2を装着する装着部7の位置のノズル
ケース4に形成されたスリット17に嵌着させて使用さ
れる。
【0012】ノズルケース4が押出し用工具3に嵌合さ
れた時に装着部7の受板部分9の前面近傍に位置するノ
ズルケース4部分には、当該部分に位置するコーキング
剤充填袋2の封止手段6を切断するためのカッタ機構1
8が設けてある。このカッタ機構18は、図3及び図4
に示すように装着部7の受板部分9の前面近傍位置のノ
ズルケース4の上下にスリット19・19を穿設し、こ
のスリット19・19を上下に貫通する状態で薄板状の
カッタ20を上下摺動可能に設け、図8に示すようにこ
のカッタ20には吐出用孔21と切断用孔22とが上下
に形成されて構成されている。
【0013】上記のように構成されたコーキング剤供給
装置1の使用手順を次に説明する。先ず、コーキング剤
が充填されたコーキング剤充填袋2を押出し用工具3の
装着部7にその上方から装着する。次に、カッタ機構1
8のカッタ20を切り歯用孔22が押出し用工具3の受
板部分9のU型の切り込み10部分に望む位置に上げた
状態でノズルケース4を押出し用工具3に前方から外嵌
させた後、固定手段5でノズルケース4を押出し用工具
3に確りと固定する。
【0014】すると、U型の切り込み10から突出した
コーキング剤充填袋2の前側の封止手段6部分がカッタ
20を切断用孔22を貫通した状態になっており、ノズ
ルケース4の外方からカッタ20を押し下げると、コー
キング剤充填袋2の前側の封止手段6部分は切断用孔2
2とU型の切り込み10とで切断され、ここにコーキン
グ剤充填袋2の吐出口23が形成されるとともに、この
吐出口23は下降されたカッタ20の吐出用孔21に臨
んだ状態となる。然る後、押出し用工具3の操作レバー
11を操作してコーキング剤充填袋2の後端部に当接し
ている押圧部12をコーキング剤充填袋2を押圧する方
向(先端側)に移動させると、コーキング剤充填袋2に
充填されたコーキング剤はノズルから供給されるのであ
る。
【0015】
【発明の効果】本発明にかかるコーキング剤供給装置は
以上に説明したように、コーキング剤を充填した柔軟な
材料からなるコーキング剤充填袋をそのまま押出し用工
具に装着しこれをノズルケースで覆うとともに、押出し
用工具とノズルケースとを固定手段で固定するだけの簡
単な操作でコーキング剤を供給することができるように
なるので、従来のようにコーキング剤をコーキング剤充
填袋から移し代える必要がなく、準備のための手間を無
くして作業性を大幅に向上させることができるという利
点がある。
【0016】また、押出し用工具は装着されたコーキン
グ剤充填袋を支持するだけの強度が有ればよく、その肉
厚を薄くして軽量化し、軽くて作業性のよいものにする
ことができる利点もある。加えて、押出し用工具の先端
部分とノズルケースとの間にコーキング剤が充填された
コーキング剤充填袋の一端部を切断してをコーキング剤
の吐出口部分を形成するカッタ機構を設けたものでは、
手を汚すことなくコーキング剤を供給することができる
利点もある。更に、シリンダ内は作業の終了時にノズル
ケースを洗浄する場合にもノズル部分だけ洗浄すれば良
く、その保守・点検も簡単で短時間で行える利点もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるコーキング剤供給装置の側面
図。
【図2】本発明にかかるコーキング剤供給装置の分解
図。
【図3】本発明にかかるコーキング剤供給装置の縦断側
面図。
【図4】本発明にかかるコーキング剤供給装置のノズル
部分の分解斜視図。
【図5】本発明にかかるコーキング剤供給装置のノズル
部分の断面図。
【図6】従来のコーキング剤供給装置のノズル部分の断
面図。
【図7】本発明にかかるコーキング剤供給装置のノズル
部分の変形例の断面図。
【図8】本発明にかかるコーキング剤供給装置のカッタ
の正面図。
【符号の説明】
1・・・コーキング剤供給装置 2・・・コーキング剤充填袋 3・・・押出し用工具 4・・・ノズルケース 5・・・固定手段 23・・・吐出口 10・・・切欠き(切り込み) 14・・・ノズル 18・・・カッタ機構
フロントページの続き Fターム(参考) 4F041 AA08 AA19 CB02 CB12 CB44 CB52 CB55 4F042 AA16 AA30 FA22 FA29 FA30 FA36

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コーキング剤を充填した柔軟な材料からな
    るコーキング剤充填袋と、該コーキング剤充填袋を収納
    し、コーキング剤充填袋の一方を押圧して他方からコー
    キング剤を吐出させるようにした押出し用工具と、押出
    し用工具とこれに収納されたコーキング剤充填袋の少な
    くとも吐出口部分を覆い、コーキング剤充填袋の吐出口
    に対面する部分にノズルを設けてなるノズルケースと、
    該ノズルケースと押出し用工具とを固定する固定手段と
    を備えてなるコーキング剤供給装置。
  2. 【請求項2】押出し用工具の先端部分とノズルケースと
    の間にコーキング剤が充填されたコーキング剤充填袋の
    一端部を切断してコーキング剤の吐出口部分を形成する
    カッタ機構を設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    コーキング剤供給装置。
  3. 【請求項3】カッタ機構が、押出し用工具の先端部分の
    U字若しくはV字型の切欠きと、押出し用工具の先端部
    分に近接して上下に摺動し、切断用孔と吐出用孔とを上
    下に設けた板状部材とからなる請求項2に記載のコーキ
    ング剤供給装置。
JP29004099A 1999-10-12 1999-10-12 コーキング剤供給装置 Pending JP2001104854A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005007179A (ja) * 2003-06-18 2005-01-13 3M Espe Ag 調合カートリッジ
KR102505978B1 (ko) * 2022-01-13 2023-03-03 김종성 커팅부가 구비된 코킹건 노즐

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9005178B2 (en) 2003-06-18 2015-04-14 3M Innovative Properties Company Dispensing cartridge
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