JP2008063006A - ゲル状流体の充填容器とその搾り出し装置 - Google Patents

ゲル状流体の充填容器とその搾り出し装置 Download PDF

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Abstract

【課題】コーキング剤をほぼ全て吐出させることができ、環境に悪影響を与えることなく廃棄できて、しかも廃棄時にかさばらないゲル状流体充填容器。
【解決手段】容器本体1を合成樹脂製のシート材3で構成したゲル状流体充填容器Aにおいて、上記容器本体1の吐出口6には、扁平状の吐出カラー2を固定し、この吐出カラー2には、内部のゲル状流体を吐出するためのノズル12装着用の係止部17を形成した。また、吐出カラー2には上記ゲル状流体を吐出する吐出口6が貫通形成され、この吐出口6を封止するのが好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、住宅等の外壁材間のシールに用いられるコーキング剤や接着剤などのゲル状流体の充填容器と、上記流体を外部に吐出させる搾り出し装置に関する。
例えばコーキング剤は、住宅等の建築の際に外壁材に生じる隙間等に注入するシール用材料であって、練り歯磨きのようなゲル状の液体として充填されており、注入後は乾燥して硬化する。コーキング剤は、住宅等の外壁材間のシールに用いられ、大量に消費されるため、使用後の充填容器の廃棄処理に関し、使用後の充填容器の形状や、残留するコーキング剤の量は、廃棄処分上、また対環境性から大きな問題とされる。
ところで、ゲル状流体の充填容器には大きく分けて以下の2種類がある。
一つは硬い円筒状の紙製の筒にコーキング剤を充填するものであり、吐出口の反対側からピストンを挿入して水鉄砲のようにコーキング剤を押し出す搾り出し装置とともに用いられる。
もう一つは、合成樹脂製のシート材を2枚合わせて周囲を接着し、そのシート材の間にゲル状流体を充填するものであり、練り歯磨きのチューブのようなもので、内容物を手で搾り出す構成である。
前者の充填容器には、内容物のコーキング剤を残さず全て吐出させることができるという利点があり、また後者の充填容器には、コーキング剤の吐出後、充填容器がかさばらないという利点がある。
特開2003−213925公報
しかしながら、前者の充填容器には、コーキング剤押し出し後の紙パイプ容器が押し出し前と同じ体積であり、かさばるため廃棄処分上問題があり、さらに、後者の充填容器に比べて製作コストが高いという問題がある。また、後者の充填容器には、内容物を全て絞りきることができず少量が吐出口の近傍に残ってしまうという問題があり、内容物が無駄になるだけでなく廃棄による環境への影響が懸念されていた。
また、2種類の樹脂を現場で混合させて使用する二液タイプの接着剤もあり、これについては、従来、前者の充填容器のみが採用されていて、上記廃棄処分上の問題点があった。
本発明は上記問題点を解消すべくなされたものであり、一液タイプ(一種類の流体のみで構成されているもの)、および二液タイプ(二種類の流体で構成されているもの)のゲル状流体の充填容器について、内容物であるゲル状流体をほぼ全て吐出させることができ、環境に悪影響を与えることなく廃棄できて、しかも廃棄時にかさばらないゲル状流体充填容器及び該充填容器から効率的にゲル状流体を吐出させる搾り出し装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、容器本体をアルミ箔を挟んだ合成樹脂製のシート材で構成したゲル状流体充填容器において、上記容器本体の吐出口には、扁平状の吐出カラーを固定し、この吐出カラーには、内部のゲル状流体を吐出するためのノズル装着用の係止部を形成したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、上記吐出カラーには上記ゲル状流体を吐出する吐出口が形成され、この吐出口をアルミ箔を挟んだ合成樹脂製のシート材によって封止したことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2において、上記吐出カラーの両側には薄肉のフィンが形成されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1、2又は3において、上記ノズルの基部は上記吐出カラーの吐出口内に嵌入されるものであることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、容器本体をアルミ箔を挟んだ合成樹脂製のシート材で構成した2つの容器本体に別個のゲル状流体を充填し、それぞれの吐出口を一体に結合してなるゲル状流体充填容器において、それぞれの容器本体のゲル状溶液の吐出口には、扁平状の吐出カラーを固定し、両吐出カラーを重合して一体に結合するとともに、上記各吐出カラーの先端には断面が略半円形の吐出端部を形成し、上記両吐出カラーを結合したとき、吐出端部は円筒状に形成されることを特徴とする。
請求項6に係るゲル状流体充填容器の搾り出し装置は、容器本体を合成樹脂製のシート材で構成したゲル状流体充填容器において、上記容器本体の吐出口には、扁平状の吐出カラーを固定し、この吐出カラーには、内部のゲル状流体を吐出するためのノズル装着用の係止部を形成したゲル状流体充填容器の前後端を固定するとともに、上記容器本体を上記吐出口の反対側から押しつぶして内部のゲル状流体を吐出させる回転ローラを備えたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、容器本体をアルミ箔を挟んだ合成樹脂製のシート材で構成し、容器本体の吐出口には、扁平状の吐出カラーを固定し、この吐出カラーには、内部のゲル状流体を吐出すためのノズル装着用の係止部を形成したので、ゲル状流体を搾り出すにつれてゲル状流体の残量が減るにつれて容器本体の容積は小さくなる。そして、ゲル状流体を最大限に絞りきったとき、吐出カラーは扁平に形成されているから、容器本体と吐出カラーとの間にほとんどスペースがなくなり、ゲル状流体の残量もほとんどない。したがって、容器本体内のコーキング剤はほとんど無駄なく使い切ることができる。なお、容器本体はアルミ箔を挟んだ合成樹脂製のシート材で構成されているので、空気中の水分が内部に浸入するのが遮断される。
また、容器本体は合成樹脂のシート材から構成され、また吐出カラーは扁平に形成されているので、ゲル状流体が吐出された後は全体が扁平になる。したがって、ゲル状流体を大量に使用し、多数の空容器が溜まっても、廃棄時にかさばることがなく、廃棄環境に悪影響を与えることがない。
請求項2に係る発明によれば、さらに、吐出カラーの吐出口をアルミ箔を挟んだ合成樹脂製のシート材によって封止したから、吐出口を開くには適宜の棒状の治具で上記シート材を破けばよく、従来のようにキャップを外す必要がないので、簡単に開口することができる。
請求項3に係る発明によれば、さらに、吐出カラーの両側には薄肉のフィンが形成されているので、2枚のシート材は上記フィンの表裏面に溶着されるので、吐出カラーとシート材との密着性がよい。
請求項4に係る発明によれば、さらに、ノズルの基部は上記吐出カラーの吐出口内に嵌入されるものであるから、容器本体内から吐出カラー内に押し出されたゲル状流体はすべてノズル内に入り込んでノズル内に残っている。このノズルは別のゲル状流体充填容器に使用することができるから、ノズル内の残留流体はそのときに使用される。したがって、容器本体内のコーキング剤はほとんど無駄なく使い切ることができる。
請求項5に係る発明によれば、それぞれの容器本体のゲル状溶液の吐出口には、扁平状の吐出カラーを固定し、両吐出カラーを重合して一体に結合するとともに、上記各吐出カラーの先端には断面が略半円形の吐出端部を形成し、上記両吐出カラーを結合したとき、吐出端部は円筒状に形成されるから、この吐出端部に公知のスタティックミキサーを装着して吐出端部から吐出された2液を混合させて搾り出すことができる。
また、コーキング剤を搾り出すにつれてコーキング剤の残量が減るにつれて容器本体の容積は小さくなる。そして、コーキング剤を最大限に絞りきったとき、吐出カラーは扁平に形成されているから、容器本体と吐出カラーとの間にほとんどスペースがなくなり、コーキング剤の残量もほとんどない。したがって、容器本体内のコーキング剤はほとんど無駄なく使い切ることができる。
また、容器本体は合成樹脂のシート材から構成され、また吐出カラーは扁平に形成されているので、コーキング剤が吐出された後は全体が扁平になる。したがって、コーキング剤を大量に使用し、多数の空容器が溜まっても、廃棄時にかさばることがなく、廃棄環境に悪影響を与えることがない。
請求項6に係る発明によれば、上述の充填容器Aの前後の端部を固定した状態で回転ローラによって内容物を搾り出す場合、吐出カラーは扁平に形成されているから、残量がほとんどない状態にまで搾って吐出させることができる。したがって、最も無駄がなく効率的で、しかも容易に搾り出すことができる。
しかも、充填容器の前後の端部が固定されているので、内容物が排出される充填容器の吐出口の位置は、上記の搾り出し作業を通じて終始変わることがない。したがって、内容物の排出位置が常に同じ位置に安定しているから、内容物を塗布する作業も効率的に行なうことができる。
[実施形態1]
本発明の第1の実施形態として、一液タイプのゲル状流体の充填容器をコーキング剤の充填容器について説明する。
図1及び図2において符号Aはコーキング剤の充填容器を示す。この充填容器Aは、容器本体1と吐出カラー2とから構成されている。
容器本体1は、図2に示すように、アルミ箔を挟んだ合成樹脂製のシート材3を2枚溶着することによって構成されている。すなわち、同一形状の長方形シート材2枚の対応する辺同士が重ね合わされ、その長辺部4は端部に沿って一定の幅で加熱溶着されている。また、一方の短辺部5aの端部の中央部分には、吐出カラー2が固定されている。
吐出カラー2は、図4に示されるように、ポリプロピレン等の合成樹脂により外形が扁平な六角形の短筒状のカラー本体2aの中央に長円形状の吐出口6を形成し、吐出口6の両側にはノズルを装着するための穴状の凹部7を形成し、これらの凹部7の内壁には係止顎8を突出形成してなるものである。係止顎8の開口端側はテーパ状に形成されている。さらに、吐出カラー2の両側には薄肉のフィン10が形成されている。
なお、吐出カラー2の背面には、上記吐出口6を封止するアルミ箔を挟んだ合成樹脂シート又はアルミニウムの薄膜等によるキャップシール11が接着又は溶着されている。
上記構成において、吐出カラー2は上記2枚のシート材3の短辺部5aの間に挟まれ、吐出カラー2の表裏両面はそれぞれ上記表裏のシート材3の短辺部5aによって溶着されている。直接に接触する短辺部5aも斜めに溶着されている。吐出カラー2の両側には薄肉のフィン10が形成され、2枚のシート材3は上記フィン10の表裏面に溶着されるので、吐出カラー2とシート材3との密着性がよい。これにより、容器本体1は底部のみが開放されている。そこで、この開放部からコーキング剤を充填し、充填後に底部5bを溶着してシールすることにより、充填容器Aの内部にコーキング剤が密封される。
次に、符号12はノズルを示す。このノズル12は合成樹脂製で、基部の胴部13とその先端側の絞り部14とから構成されている。胴部13は吐出カラー2の吐出口6の内側に嵌合可能な大きさと形状に形成され、その先の絞り部14は先細になるように絞られ、先端はやや尖り気味に形成され、丸みを帯びた先端部にコーキング剤の吐出孔9が形成されている。胴部13の周囲には係合凸部15が形成されている。胴部13の基端と係合凸部15との間の距離は、吐出カラー2の吐出口6の長さと同じになるように形成されている。
また、ノズル12の両側には吐出カラー2の凹部7に挿入可能な係止片16が形成され、係止片16の先端には吐出カラー2の係止顎8に係止可能な係止孔17が形成されている。
上記構成において、充填容器A内のコーキング剤を吐出させるときは、まず吐出カラー2の底部のキャップシール11を適宜の棒状治具で破いて吐出口6を開く。そして、図2及び図3に示されるように、ノズル12の胴部13を吐出口6に嵌入するとともに、両側の係止片16を吐出カラー2の両側の凹部7に挿入するノズル12の胴部13の係合凸部15が吐出口6の開口縁に係合すると同時に、係止片16は係止顎8に係合したときにいったんはその弾性により内側に変形するが、係止孔17が係止顎8に嵌り合うと元の形に復帰する。これにより、ノズル12は係合凸部15の係合と係止孔17の係止により、それ以上挿入することもできず、また抜き出すこともできない状態となり、係止孔17に係止顎8が係止した状態で保持される。
吐出カラー2にノズル12を装着した後、容器本体1を搾ることにより、内部のコーキング剤は吐出口6を経てノズル12の先端の吐出孔9から吐出される。そして、コーキング剤を搾り出しきったら、ノズル12の係止片16を指で内側に曲げ、係止孔17と係止顎8との係止を解除して外側に引き出せば、ノズル12を抜き出すことができる。ノズル12は他の容器に使いまわしすることができる。
コーキング剤を搾り出すにつれてコーキング剤の残量が減るにつれて容器本体1の容積は小さくなる。そして、コーキング剤を最大限に絞りきったとき、吐出カラー2は扁平に形成されているから、容器本体1と吐出カラー2との間にほとんどスペースがなくなり、コーキング剤の残量もほとんどない。また、容器本体1から吐出カラー2内に移ったコーキング剤はすべてノズル12内に残っている。したがって、容器本体1内のコーキング剤はほとんど無駄なく使い切ることができる。
また、容器本体1は合成樹脂のシート材3から構成され、また吐出カラー2は扁平に形成されているので、コーキング剤が吐出された後は全体が扁平になる。したがって、コーキング剤を大量に使用し、多数の空容器が溜まっても、廃棄時にかさばることがなく、廃棄環境に悪影響を与えることがない。
次に、上記ゲル状流体充填容器の内部の流体を吐出させるときは、図5及び図6に示される搾り出し装置Cを使用するのがよい。すなわち、搾り出し装置Cは、装置本体31と搾り機構38とその駆動機構とから構成されている。
装置本体31には、容器搾り装置を把持するためのグリップ33が形成されているとともに、充填容器Aを支持するための支持板32が前方に向けて突出するように形成されている。支持板32の中央部にはこの支持板32上に支持される充填容器Aの長手方向に沿った開口34が形成されており、この開口34の両側の内側縁には開口34の長手方向に沿った案内溝35が形成されている。
支持板32の長手方向に沿ってスライド可能なスライダ36が設けられている。スライダ36の両側縁には突条(図示せず)が形成されており、この突条が前記支持板32の開口34の両側縁に形成された案内溝35と係合することによってスライダ36が装置本体31に対してスライド可能に支持されている。
上記スライダ36の前端上部には支持板32上に載置される充填容器Aを搾り出す搾り機構38が設けられている。この搾り機構38は、充填容器Aを上下方向から搾り出すように上下方向に対向して配置されている下部ローラ39と上部ローラ41とによって構成されている。各ローラ39、41は回転ローラで、スライダ36のスライド方向と直交する軸43によってそれぞれ上部枠40と下部枠42内に回転自在に支持されており、上部枠40が前記スライダ36の前端上部に固定されている。また、下部枠42は上部枠40に対して開閉可能になっている。
装置本体31には充填容器Aを固定するための固定手段が設けられている。すなわち、装置本体31の前後端部上面には充填容器Aの前部のノズル12のL形係止片16の内側に挿入可能な係合片53と、充填容器Aの後部25側に形成された突縁部46を装置本体31に固定するための押え部材26が形成されている。これらがそれぞれ1対ずつ設けられている。押え部材26は装置本体31に対して上下に移動可能に設けられ、下部でロックできるようになっている。
充填容器Aの後部にはシールされて扁平状に形成された後部25側に固定用の突縁部46が後端の端縁に沿って形成されており、この突縁部46を前記装置本体31の押え部材26に係合させることによって充填容器Aの後部25側が装置本体31に固定されるようにしている。押え部材26によって後部25側が装置本体31に固定された充填容器Aの後部25に近い部分を前記下部ローラ39と上部ローラ41で挟み込み、スライダ36を前方へ移動させることによって充填容器Aが後部25側から前方へ向けて順次圧潰しされる。
次に、上記装置本体31には、前記搾り機構38の下部ローラ39と上部ローラ41を支持板32に沿って前方へスライド移動させて上記搾り機構38を駆動する駆動機構が設けられている。この駆動機構は、前記スライダ36の下面にスライダ36の長手方向に沿って形成されている多数の歯47と、この歯47と噛み合いされるとともに前記装置本体31に形成されているグリップ33と対向して装置本体31に回動可能に支持されているトリガ49とにより構成されている。
スライダ36の下面側には長手方向に沿った凹溝48が形成されており、この凹溝48の底部に鋸刃状の多数の歯47が長手方向に沿って形成されており、さらに、上記装置本体31に支軸50を中心に回動可能に設けられているトリガ49の上端部には、上記スライダ36の下面に形成されている歯47と噛合可能な爪片51が揺動自在に取り付けられている。なお、トリガ49は常時グリップ33から速ざかるように、また爪片51は前端がスライダ36の歯47と噛合するように、図示しないバネによって付勢されている。
上記搾り出し装置Cに充填容器Aを取り付けるときは、まず上部ローラ41を開き、充填容器Aの後部25側の端部を下部ローラ39の上部に配置して充填容器Aの後部25側の突縁部46を装置本体の押え部材26に係合させて充填容器Aを装置本体31に固定させる。また、支持板32の前端の係合片53に充填容器Aの前部のノズル12のL形係止片16の内側を係合させ、充填容器Aを支持板32の上面に固定された状態で取りつけられる。その後上部ローラ41を下部ローラ39に対向するように下部枠42を上部枠40側に閉じて固定させる。これによって上部ローラ41と下部ローラ39との間に充填容器Aの後部25が挟持される。
次に、充填容器Aの内容物(ゲル状流体)を搾り出すときは、グリップ33を握って充填容器Aのノズル12を必要な部位にあてがい、トリガ49を引く。トリガ49は支軸50を中心に回動して上端の爪片51がスライダ36の歯47に噛合した状態で前方に移動してスライダ36を前方に移動させる。充填容器Aの後部25側は装置本体31の後部に固定されているため、スライダ36が前方へ移動することによってスライダ36の前端部に形成されている搾り機構38が前方へ移動して、上部ローラ41と下部ローラ39とが充填容器Aをしごいて押し潰しながら転動して前方へ移動し、上部ローラ41と下部ローラ39による圧潰し部が徐々に前方へ移動される。このとき、充填容器Aが絞られて内容物はノズル12から吐出される。
その後、トリガ49に対する力を抜くと、トリガ49はバネ力により再び元の位置に戻るが、このとき爪片51が揺動してスライダの歯47から離反されて後方へ移動するのでスライダ36は後方へは動かない。再びトリガ49を引くと、爪片51がスライダ36の後方側の歯47と係合してスライダ36を前方へ移動させ、上部ローラ41と下部ローラ39による絞り機構38が更に前方へ移動して、充填容器Aが絞られて内容物がノズル12から搾り出されて吐出する。
上記操作を繰り返すことにより、充填容器Aの搾り機構38が徐々に前方へ移動して、充填容器A内の内容物を徐々に搾り出すことができる。最終的には図7のように充填容器Aの吐出カラー2のぎりぎり間際まで搾り出すことができる。なお、充填容器Aはアルミ箔を挟んだ合成樹脂製シートからなるので、実際には充填容器Aは吐出カラー2の間際では図7ほどは撓まない。
上述のように、充填容器Aの前後の端部を装置本体31の前後部に固定した状態でローラ39、41によって内容物を搾り出す場合、吐出カラー2は扁平に形成されているから、残量がほとんどない状態にまで搾って吐出させることができる。したがって、最も無駄がなく効率的で、しかも容易に搾り出すことができる。
しかも、充填容器Aの前後の端部が装置本体31の前後部に固定されているので、内容物が排出される充填容器Aのノズル12位置は、上記の搾り出し作業を通じて終始変わることがない。したがって、内容物の排出位置が常に同じ位置に安定しているから、内容物を塗布する作業も効率的に行なうことができる。
なお、絞り機構を駆動する駆動機構は上述の形態に限定されない。ピニオン・ラック機構を利用してもよいし、他の公知の機構を利用してもよい。
[実施形態2]
次に、第2の実施形態として、ゲル状流体を二液タイプの接着剤とした流体充填容器Bについて図8〜図11に基づき説明する。
接着剤にはシリコン系やウレタン系の樹脂による一液タイプのものだけでなく、エポキシ系、ウレタン系、アクリル系の樹脂を現場で混合させて使用する二液タイプの接着剤がある。本実施形態の二液タイプのゲル状流体充填容器Bは、基本的には上記一液タイプの充填容器Aの本体1の吐出カラー2を変えたものを図8に示すように2つ結合させた態様で構成される。
すなわち、図8に示すように、充填容器Bは、各々が同一形状である第1の充填容器B1と第2の充填容器B2とを以下に説明する要領で接着して構成される。
第1の充填容器B1及び第2の充填容器B2の吐出カラー2は、図9(a)(b)に示されるように、それぞれ上記一液タイプの吐出カラー2と同様に、フィン10を含む平面で切断して得られる断面が台形形状のカラー本体2aの先端に半円筒状の吐出部20を延出形成したもので、図10に示されるように、シート材3の一方の両側長辺部4の一端4aは右又は左に曲がり、その先端の短辺部5aの間にはカラー本体2aが挟み込まれて加熱溶着されている。なお、各吐出カラー2の底部にはキャップシール(図示せず)が施されている。21は雄ネジである。
次に、第1の充填容器B1と第2の充填容器B2とは、両吐出カラー2を平面部分22で接着することにより、カラー本体2aは六角形状、吐出部20は円筒形となり、二液タイプの充填容器Bが構成される。容器本体1は底部側の短辺部5aのみが開放されている。この開放部からそれぞれ接着剤用のゲル状液体を充填し、充填後に底部5bを溶着してシールする。これにより、第1の充填容器B1と第2の充填容器B2の内部にコーキング剤が密封された充填容器Bが完成する。なお、第1の充填容器B1と第2の充填容器B2とは図11に示すように左右に分かれるので、充填容器Bは全体として厚くなることはない。
次に、符号23はスタティックミキサー(図8参照)を示す。スタティックミキサー23は、内部には複雑に入り組んだ通路が形成され、基部から独立に入り込んだ流体が内部の通路を通過する間に混合されるように形成されている公知の筒状部材である。
上記構成において、充填容器A内の二液を吐出させるときは、まず第1の充填容器B1と第2の充填容器B2の吐出カラー2の底部のキャップシールを破いて吐出口6を開く。そして、スタティックミキサー23の基部を円筒形の吐出部20の先端部に嵌合し、さらにナット24の雌ネジを吐出部20の雄ネジ21に螺合して装着する。
吐出カラー2にスタティックミキサー23を装着した後、第1の充填容器B1と第2の充填容器B2の容器本体1を搾ることにより、内部のゲル状液体が吐出カラー2と吐出部20の吐出口6を経て吐出され、スタティックミキサー23に押し込まれる。スタティックミキサー23に独立に入り込んだ2つの液体は内部の通路を通過する間に混合され、接着対象物に塗布される。そして、二液を搾り出しきったら、スタティックミキサー23を外し、あるいはスタティックミキサー23ごと廃棄する。
以上のように、接着剤を搾り出すにつれて接着剤の残量が減るにつれて容器本体1の容積は小さくなる。そして、接着剤を最大限に絞りきったとき、吐出カラー2は扁平に形成されているから、容器本体1と吐出カラー2との間にほとんどスペースがなくなり、接着剤の残量もほとんどない。したがって、容器本体1内の接着剤はほとんど使い切ることができる。
また、容器本体1は合成樹脂のシート材3から構成され、また吐出カラー2は扁平に形成されているので、接着剤が吐出された後は全体が扁平になる。したがって、接着剤を大量に使用し、多数の空容器が溜まっても、廃棄時にかさばることがなく、廃棄環境に悪影響を与えることがない。
なお、吐出カラー2のカラー本体2aは外形が六角形状に限定されない。例えば楕円形であっても、あるいは角部と曲面とを連続させたものであってもよい。
また、上記実施形態のものも上述と同様のローラを備えた搾り出し装置によって効率的に搾り出すことができる。
なお、回転ローラは上下2個を配置したものに限定されない。1個だけで絞る構成であってもよい。
また、搾り出し装置に充填容器を固定する手段も、図に示したものに限定されない。他の固定手段によってもよいのはもちろんである。
第1の実施形態に係るゲル状流体充填容器とノズルの斜視図 上記ゲル状流体充填容器にノズルを取付けた状態を示す斜視図 図1のX−X線に沿う断面図 吐出カラーの斜視図 搾り出し装置の縦断面図 上記搾り出し装置の要部の分解図 搾り出しの最終の状態を示す要部の断面図 第2の実施形態に係るゲル状流体充填容器とスタティックミキサーの斜視図 (a)(b)は吐出カラーの表側と裏側の斜視図 上記ゲル状流体充填容器を第1、第2の充填容器に分解した斜視図 上記ゲル状流体充填容器の要部の平面図
符号の説明
A、B 充填容器
1 容器本体
2 吐出カラー
3 シート材
12 ノズル

Claims (6)

  1. 容器本体をアルミ箔を挟んだ合成樹脂製のシート材で構成したゲル状流体充填容器において、上記容器本体の吐出口には、扁平状の吐出カラーを固定し、この吐出カラーには、内部のゲル状流体を吐出するためのノズル装着用の係止部を形成したことを特徴とするゲル状流体充填容器。
  2. 上記吐出カラーには上記ゲル状流体を吐出する吐出口が貫通形成され、この吐出口をアルミ箔を挟んだ合成樹脂製のシート材によって封止した、請求項1に記載のゲル状流体充填容器。
  3. 上記吐出カラーの両側には薄肉のフィンが形成されている、請求項1又は2に記載のゲル状流体充填容器。
  4. 上記ノズルの基部は上記吐出カラーの吐出口内に嵌入されるものである、請求項1、2又は3に記載のゲル状流体充填容器。
  5. 容器本体を合成樹脂製のシート材で構成した2つの容器本体に別個のゲル状流体を充填し、それぞれの吐出口を一体に結合してなるゲル状流体充填容器において、
    それぞれの容器本体のゲル状溶液の吐出口には、扁平状の吐出カラーを固定し、両吐出カラーを重合して一体に結合するとともに、上記各吐出カラーの先端には断面が略半円形の吐出端部を形成し、上記両吐出カラーを結合したとき、吐出端部は円筒状に形成されることを特徴とするゲル状流体充填容器。
  6. 容器本体をアルミ箔を挟んだ合成樹脂製のシート材で構成したゲル状流体充填容器において、上記容器本体の吐出口には、扁平状の吐出カラーを固定し、この吐出カラーには、内部のゲル状流体を吐出するためのノズル装着用の係止部を形成したゲル状流体充填容器の前後端を固定するとともに、上記容器本体を上記吐出口の反対側から押しつぶして内部のゲル状流体を吐出させる回転ローラを備えたことを特徴とする、ゲル状流体充填容器の搾り出し装置。
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