JP2001103735A - Dc/dcコンバータ - Google Patents

Dc/dcコンバータ

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JP2001103735A
JP2001103735A JP27418899A JP27418899A JP2001103735A JP 2001103735 A JP2001103735 A JP 2001103735A JP 27418899 A JP27418899 A JP 27418899A JP 27418899 A JP27418899 A JP 27418899A JP 2001103735 A JP2001103735 A JP 2001103735A
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JP
Japan
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voltage
circuit
switching element
short
output terminal
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JP27418899A
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English (en)
Inventor
Yoichi Kageyama
洋一 影山
Keiji Azuma
啓司 東
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、DC/DCコンバータにおいて、
出力端子部が短絡した場合のスイッチング素子の損傷を
防止することを目的とするものである。 【解決手段】 そしてこの目的を達成するために本発明
は、電圧設定手段13によって設定された設定電圧と、
三角波電圧発生手段14によって発生した三角波電圧の
比較手段15を有し、短絡検出回路11によって出力端
子2部の短絡を検出した際には、電圧設定手段13によ
る設定電圧を上昇させる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子機器に電
源用として用いられるDC/DCコンバータに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のDC/DCコンバータの
構成は、次のような構成となっていた。すなわち、入力
端子と出力端子間には、入力端子側から順にスイッチン
グ素子及び平滑回路を設けていた。
【0003】また、前記スイッチング素子には制御回路
が、更にスイッチング素子には制御回路が接続されてお
り、この制御回路によって次のような動作が行われてい
た。すなわち、制御回路は電圧設定手段と三角波電圧発
生手段とを備えており出力端子から何ボルトの出力を得
るかと言うことは、電圧設定手段による設定電圧によっ
て決められていた。
【0004】この点を詳細に説明すると、電圧設定手段
によって設定した電圧と、三角波電圧発生手段によって
発生する三角波電圧とを比較し、三角波電圧が電圧設定
手段によって設定された設定電圧を超えた場合に、スイ
ッチング素子をオンさせ、これによって出力端子の電圧
を高めるようにしている。
【0005】したがって、このような構成にした場合に
は、出力電圧を高めるためには電圧設定手段による設定
電圧を下げることにより、スイッチング素子がONする
時間が長くなり出力電圧が高くなるものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来の構成にお
いて問題となるのは、出力端子部において短絡状態が発
生した場合にスイッチング素子が、損傷してしまう恐れ
があるという事であった。すなわち、出力端子部におい
ては、その出力電圧の状態を検出することによって設定
した電圧よりも電圧が下がった場合は、スイッチング素
子のオン時間を長くするような動作が行われるようにな
っている。
【0007】具体的にはこの場合には、電圧設定手段に
よって設定した設定電圧を下げる動作が行われるのであ
る。
【0008】しかしながらこの場合、出力端子部におい
ては短絡状態が発生している状態であるので、いくらス
イッチング素子のオン時間を長くしたとしても出力端子
部における電圧は上昇せず、したがってこのスイッチン
グ素子が長い間オンするという状態がしばらくの間続
き、これによってスイッチング素子が損傷してしまうの
であった。
【0009】もちろんこのような短絡にも関わらず、ス
イッチング素子が長い間オン状態になるというものは、
あるタイマー回路によってそれ以上続いた場合にはスイ
ッチング素子をオフにしてしまうのであるが、それまで
の間に大きな電流が長い間流れる事によってスイッチン
グ素子が損傷してしまうことが起こっていたのである。
【0010】そこで本発明は、出力端子部における短絡
状態が生じた場合のスイッチング素子の損傷を防止する
ことを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】そしてこの目的を達成す
るために本発明は、入力端子と出力端子間に入力端子側
から順に設けたスイッチング素子及び平滑回路と、前記
スイッチング素子の制御回路と、前記出力端子の短絡検
出回路とを備え、前記制御回路は、電圧設定手段と三角
波電圧発生手段と、前記電圧設定手段によって設定され
た設定電圧と、三角波電圧発生手段によって発生した三
角波電圧の比較手段とを有し、短絡検出回路によって出
力端子部の短絡を検出した際には、電圧設定手段による
設定電圧を上昇させる事としたものである。
【0012】すなわちこのようにした場合には、短絡検
出回路によって出力端子部の短絡が検出された場合には
従来とは異なり、電圧設定手段による設定電圧が上昇さ
れることによってスイッチング素子が、オンになる時間
が短くなる。
【0013】つまり、このスイッチング素子がオンにな
る時間というのは、三角波電圧が設定電圧よりも高くな
った場合にスイッチング素子がオンとなるものであっ
て、このような電圧設定手段による設定電圧が上昇した
場合には、スイッチング素子がオンになる時間が短くな
り、この結果としてスイッチング素子に流れる電流が少
なくなり、その損傷が起こりにくくなるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、入力端子と出力端子間に入力端子側から順に設けた
スイッチング素子及び平滑回路と前記スイッチング素子
の制御回路と、前記出力端子の短絡検出回路とを備え、
前記制御回路は電圧設定手段と、三角波電圧発生手段と
前記電圧設定手段によって設定された設定電圧と三角波
電圧発生手段によって発生した三角波電圧との比較手段
とを有し、前記短絡検出回路によって出力端子部の短絡
を検出する際には、電圧設定手段による設定電圧を上昇
させるDC/DCコンバータであって、短絡を検出した
際に設定電圧を上昇し、これによってスイッチング素子
のオン時間を短くすることが出来るので、短絡が生じた
際にもこのスイッチング素子が、損傷してしまうのを防
止することが出来るものである。
【0015】本発明の請求項2に記載の発明は、短絡検
出回路によって出力端子部の短絡を検出した際に、電圧
設定手段による設定電圧を基準電圧に上昇させる請求項
1に記載のDC/DCコンバータであって、設定電圧を
基準電圧に上昇させることによりこの設定電圧を上昇さ
せるという状態がきわめて安定したものとなり、この結
果として短絡状態におけるスイッチング素子の損傷の防
止が確実に行われることとなるものである。
【0016】以下、本発明の一実施形態を添付図面にし
たがって説明する。
【0017】図1において、1は入力端子で、この入力
端子1と出力端子2の間には、入力端子1側からスイッ
チング素子3及び平滑回路4が設けられている。
【0018】平滑回路4はダイオード5とコイル6及び
コンデンサ7によって形成されたものであり、このコン
デンサ7と並列状態で抵抗8,9の直列接続が接続され
ている。また、前記スイッチング素子3には制御回路1
0が接続されている。
【0019】この制御回路10は、図1に示すごとく短
絡検出回路11も接続された状態となっている。
【0020】すなわちこの短絡検出回路11は、出力端
子2部分にも接続されており、この出力端子2部の短絡
を検出するものである。
【0021】そしてその状態を、制御回路10に伝達す
る働きをするものである。
【0022】次に、制御回路10について図2を用いて
説明する。
【0023】この図2に示すごとく制御回路10は基準
電圧を発生させる基準電圧発生手段12が前記短絡検出
回路11に接続された状態となっており、更に短絡検出
回路11は電圧設定手段13に接続されている。
【0024】この電圧設定手段13と三角波電圧発生手
段14は、比較手段15の入力側に接続され、ここでそ
の比較が行われるようになっている。
【0025】更にこの比較手段15には、出力回路16
が接続され、この出力回路16の出力がスイッチング素
子3へ出力されるようになっている。
【0026】なお、比較回路15と出力回路16の間に
はタイマー手段17が接続された状態となっている。
【0027】上記構成において、入力端子1部分にはた
とえば、10Vが加えられた場合を説明する。
【0028】たとえばこの入力端子1に10Vが加えら
れた場合、出力端子2において5Vを得ようとした場合
には、スイッチング素子3のデューティーを50%にす
ればよい。
【0029】すなわちオン時間とオフ時間を1:1にす
ることによって、入力端子1の10Vを出力端子2にお
いては5Vにすることが出来るものである。
【0030】このようなスイッチング素子3のオンオフ
を設定するためには、具体的には図2に示した電圧設定
手段13による電圧設定と、三角波電圧発生手段14に
よる三角波電圧の比較が、比較手段15によって行われ
ることによって決められるものとなっている。
【0031】この点を具体的に説明すると、図3に示す
ごとく図3の(a)において三角波電圧発生手段14に
よる電圧があった場合、電圧設定手段13による設定電
圧を超えた場合に同図(b)に示すパルスが発生し、こ
のパルスが発生した状態においてこれが出力回路16を
介してスイッチング素子3に加えられ、この状態で電圧
が発生することとなる。
【0032】なお、図3の(c)は、この状態における
スイッチング素子3に流れる電流値を示したものとなっ
ている。
【0033】このような構成となっているので、その電
圧設定手段13による設定電圧を上昇させれば三角波電
圧がそれを越す時間が短くなり、その結果としてスイッ
チング素子3のオン時間が短くなって、出力電圧は低く
なるようになっている。
【0034】さて、このようなものにおいて出力端子2
部分において、短絡が発生した状態を考える。
【0035】この状態において短絡が発生した場合に
は、本来であれば抵抗8,9で分割したことによる部分
の電圧が低くなり、この低い状態が制御回路10に伝達
されることになる。
【0036】制御回路10に伝えられたこの抵抗8,9
の間の電圧状態は、図2における電圧設定手段13の電
圧を下げる方向に働くことになる。
【0037】すなわち、本来5Vを得たいと思っていた
ものが出力端子2の短絡によってその電圧が大きく下が
った場合には、スイッチング素子3のオン時間を長くし
てその出力電圧を高めようとする動作が行われるので、
これを行うためには電圧設定手段13による設定電圧、
すなわち図3における(a)の設定電圧13aを下げる
ことが行われる。
【0038】しかしながら、この状態で行おうとしても
短絡していた場合には、このような動作を例え行ったと
しても出力端子2部における電圧は上昇せず、この場合
には、短絡検出回路11による動作が優先することにな
る。
【0039】すなわち、あくまでも抵抗8,9による動
作は、短絡状態ではなく通常状態における電圧変動を設
定するために用いられる状態となるのである。
【0040】では出力端子2における短絡が生じた場
合、その状態においては短絡検出回路11において短絡
が検出されると短絡検出回路11は図2において、電圧
設定手段13による設定電圧を基準電圧発生手段12の
基準電圧まで高めてしまう動作が行われる。
【0041】この状態を表したのが図4である。
【0042】この図4に示すごとく、この短絡状態が生
じた場合は、電圧設定手段13による設定電圧13aは
大きく上昇し、具体的な基準電圧たとえば2.5Vまで
上昇したことになるのであるが、このようになった場合
には三角波電圧発生手段14による三角波電圧が、この
設定電圧を越すのは極めてわずかな時間だけとなり、そ
の結果としてスイッチング素子3がオンとなる時間は短
く、当然のこととして図4の(c)に示すごとくスイッ
チング素子3に流れる電流も小さなものとなる。
【0043】このような状態は、図2におけるタイマー
手段17のタイマー時間の間行われることになる。
【0044】すなわち、電圧が大きく減少した状態、す
なわち短絡状態があるタイマー時間の間、図4に示すよ
うな状態でスイッチング素子3に電流が流れることにな
るのである。
【0045】そしてこのタイマー手段17においてある
タイマー時間が経過すると、短絡状態であるということ
が、認識された状態となり、この状態の時には制御回路
10を介してスイッチング素子3を完全に遮断してしま
う状態となる。
【0046】しかしこの間スイッチング素子3に流れて
いた電流は図4(c)のごとく図3の(c)の状態より
は遥かに低い状態となり、この結果としてこのような状
態が生じたとしてもスイッチング素子3が損傷してしま
うという事はなくなるものである。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明は、制御回路におい
て短絡状態が発生した場合には、設定電圧を、上昇する
ことによって三角波電圧発生手段との比較においてなさ
れるスイッチング素子のオン時間を短くし、これによっ
てスイッチング素子の損傷を防止することが出来るもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の回路図
【図2】その制御回路のブロック図
【図3】(a)〜(c)はその要部の波形図
【図4】(a)〜(c)はその要部の波形図
【符号の説明】
1 入力端子 2 出力端子 3 スイッチング素子 4 平滑回路 5 ダイオード 6 コイル 7 コンデンサ 8 抵抗 9 抵抗 10 制御回路 11 短絡検出回路 12 基準電圧発生手段 13 電圧設定手段 14 三角波電圧発生手段 15 比較手段 16 出力回路 17 タイマー手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子と出力端子間に入力端子側から
    順に設けたスイッチング素子及び平滑回路と、前記スイ
    ッチング素子の制御回路と前記出力端子の短絡検出回路
    とを備え、前記制御回路は電圧設定手段と、三角波電圧
    発生手段と、前記電圧設定手段によって設定された設定
    電圧と、三角波電圧発生手段によって発生した三角波電
    圧の比較手段とを有し、前記短絡検出回路によって出力
    端子部の短絡を検出した際には、電圧設定手段による設
    定電圧を上昇させるDC/DCコンバータ。
  2. 【請求項2】 短絡検出回路によって出力端子部の短絡
    を検出した際には、電圧設定手段による設定電圧を、基
    準電圧に上昇させる請求項1に記載のDC/DCコンバ
    ータ。
JP27418899A 1999-09-28 1999-09-28 Dc/dcコンバータ Pending JP2001103735A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010074891A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Sanyo Electric Co Ltd 半導体回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010074891A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Sanyo Electric Co Ltd 半導体回路

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