JP2001101374A - 非接触icカード - Google Patents

非接触icカード

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JP2001101374A
JP2001101374A JP27726199A JP27726199A JP2001101374A JP 2001101374 A JP2001101374 A JP 2001101374A JP 27726199 A JP27726199 A JP 27726199A JP 27726199 A JP27726199 A JP 27726199A JP 2001101374 A JP2001101374 A JP 2001101374A
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JP
Japan
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chip
antenna
card
conductor
paper
Prior art date
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JP27726199A
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English (en)
Inventor
Koji Ishikawa
弘二 石川
Kazunari Kodama
一成 児玉
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Toppan Edge Inc
Original Assignee
Toppan Forms Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カード保持者がデータアクセスを任意に許可
できるようにする。 【解決手段】 ICチップ12は、チップ保持紙14上
のほぼ中央に配置され、カード保持紙14上で、チップ
12の両側に、リーダ/ライタ(図示せず。)が静電結
合によりICチップ12にデータを読み書きするための
アンテナ(導電体)16,18を印刷してある。アンテ
ナ16はデータの読み書きに充分な大きさであるが、ア
ンテナ18は、そのままではデータの読み書きに不十分
な小さなものとしてある。チップ保持紙14上には、同
じ大きさで電気絶縁性の被覆紙20を被せて接着する。
被覆紙20には、アンテナ18と電気的に導通する導体
22を表面に印刷してある。導体22の部分をカード保
持者が指で持つことで、人体自体をアンテナとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触ICカード
に関し、より具体的には、静電結合方式でアクセス可能
なICチップを具備する非接触ICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】静電結合方式でデータをICカードに書
き込み及び読み出すシステムは、例えば、特開平8−1
53170号公報に記載されている。静電結合方式で
は、ICカードとカードリーダとの間を静電結合、すな
わちコンデンサで結合し、データを伝送する。従って、
ICカードをカードリーダに接触させずに、ICカード
の記憶データを読み出せるという利点がある。
【0003】この公報に記載の構成では、ICカードの
動作用電力を磁気結合方式でカードリーダからICカー
ドに供給しているが、データ伝送用の静電結合によって
も電力を供給できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】静電結合方式では、I
Cメモリ等のICチップに接続するアンテナと、リーダ
/ライタに接続するアンテナを相互に対面させてコンデ
ンサを形成すればよく、そのコンデンサに必要とされる
容量と、ICチップ及びリーダ/ライタの発生し得る電
流によってアンテナ間距離が制限されるものの、ICチ
ップとリーダ/ライタとの間の距離的な制限が緩和され
るので、多様な用途が期待される。
【0005】また、静電結合のためのアンテナは、例え
ば、紙材に導電性塗料をペーストすることでも形成する
ことができるので、剛性の媒体でなく、一般的な紙のよ
うな柔軟な媒体にも適用しやすい。アンテナをICチッ
プから切り離すことも容易になり、アンテナをICチッ
プから分離するという簡単な操作で、データの書込み及
び読み出しを防止又は困難にできる。
【0006】このような非接触式ICカードは、一般的
には、保持者の意図とは無関係に、データを読み書きで
きる。しかし、例えば、展示会等で、自身の情報を展示
者に通知するか否かをカード保持者自身が選択できるよ
うにしたいという要望がある。
【0007】また、断裁作業では、オペレータが手を裁
断箇所に位置させないことが必要であり、また、オペレ
ータの作業資格を事前及び操作中に確認できる必要があ
る。
【0008】本発明は、このような要望及び必要性を満
たす非接触ICカードを提示することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る非接触IC
カードは、ICチップ、並びに、当該ICチップに電気
的に接続する第1及び第2の導体を具備し、当該第1の
導体を所定距離での静電結合に必要な大きさとすると共
に当該第2の導体を当該所定距離での静電結合には不十
分な大きさとし、当該第2の導体の少なくとも一部が外
部に露出することを特徴とする。
【0010】カード保持者が当該第2の導体に触れるこ
とで、カード保持者自体が静電結合のためのアンテナと
なり、ICチップへのアクセスが可能になる。すなわ
ち、通常状態では、ICチップへのアクセスが禁止さ
れ、カード保持者が許可する場合のみ、ICチップへの
アクセスが可能になる。従ってまた、カード保持者に特
定の操作を強要することになり、オペレータに特定の操
作を要求するような状況で有用な使用法が可能になる。
【0011】第2の導体の外部に露出する部分をカード
媒体の表面に配置することで、どこに触れればよいかが
カード保持者に明りょうになる。
【0012】本発明に係る非接触ICカードはまた、I
Cチップと、当該ICチップに接続する静電結合用の第
1のアンテナと、当該ICチップから電気的に分離した
静電結合用の第2のアンテナと、当該ICチップに接続
する導体であって、当該第2のアンテナとの間に所定距
離開けて電気接続パッドを具備する接続導体とからなる
ことを特徴とする。
【0013】このような構成により、カード保持者が指
などで第2のアンテナと電気接続パッド間を電気的に接
続した場合にのみ、ICチップへのアクセスが可能にな
る。すなわち、通常状態では、ICチップへのアクセス
が禁止され、カード保持者が許可する場合のみ、ICチ
ップへのアクセスが可能になる。従ってまた、カード保
持者に特定の操作を強要することになり、オペレータに
特定の操作を要求するような状況で有用な使用法が可能
になる。
【0014】更に、ICチップ、第1のアンテナ、第2
のアンテナ及び接続導体を保持する保持シートを具備
し、更には、保持シートを被覆する被覆シートであっ
て、電気接続パッド及び第2のアンテナの一部を露出さ
せる孔を具備する被覆シートを具備する。これにより、
所望の性能の非接触式ICカードを安価に製造できる。
【0015】ICチップ、第1のアンテナ、第2のアン
テナ及び接続導体を保持シートの同じ面に配置すること
で、ICチップ回りの製造が容易になる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0017】図1は、本発明の第1実施例の分解斜視図
を示し、図2は、本実施例の正面図を示す。
【0018】10は本実施例の非接触ICカードであ
る。ICチップ12は、チップ保持紙14上のほぼ中央
に配置され、カード保持紙14上で、チップ12の両側
に、リーダ/ライタ(図示せず。)が静電結合によりI
Cチップ12にデータを読み書きするためのアンテナ
(導電体)16,18を印刷してある。アンテナ16,
18はそれぞれ、電気的にチップ12の所定の端子に接
続する。アンテナ16,18は例えば、導電性塗料をチ
ップ保持紙14に所望のパターンで塗布又は印刷したも
のからなる。但し、アンテナ16はデータの読み書きに
充分な大きさであるが、アンテナ18は、そのままでは
データの読み書きに不十分な小さなものとしてある。
【0019】チップ保持紙14上には、同じ大きさで電
気絶縁性の被覆紙20を被せて接着する。被覆紙20に
は、アンテナ18と電気的に導通する導体22を表面に
印刷してある。本実施例では、導体22の部分をカード
保持者が指で持つことで、人体自体をアンテナとする。
換言すると、導体22に保持者の指が接触することで、
アンテナ18の不足する面積部分を保持者の体で補うこ
とになる。
【0020】導体20をカード10の表面側に印刷する
ことにより、保持者に、指で掴む部分を理解させやす
い。被覆紙20の余白部分に利用方法の説明を記載して
おく。導体22に替えて又はこれと併せて、チップ保持
紙14の、導体18に対応する裏面位置に、同様の導体
を印刷しておいても良い。
【0021】図3は、本発明の第2実施例の分解斜視
図、図4は、その平面図をそれぞれ示す。
【0022】30は本実施例の非接触ICカードであ
る。ICチップ32は、チップ保持紙34上のほぼ中央
に配置され、カード保持紙34上で、チップ32の両側
に、リーダ/ライタ(図示せず。)が静電結合によりI
Cチップ32にデータを読み書きするためのアンテナ
(導電体)36,38を印刷してある。アンテナ36,
38は例えば、導電性塗料をチップ保持紙34に所望の
パターンで塗布又は印刷したものからなる。アンテナ3
6,38は、データの読み書きに充分な大きさである。
【0023】アンテナ36は、電気的にチップ32の所
定の端子に接続している。アンテナ38を接続すべきチ
ップ32の端子から延びる導線40の先端に円形パッド
40aを形成してあり、アンテナ38は、その円形パッ
ド40aとの間に一定の間隔を開けるように印刷されて
いる。すなわち、このままの状態では、アンテナ38は
ICチップ32に電気的に接続しない。
【0024】チップ保持紙34には、同じ大きさで電気
絶縁性の被覆紙42を被せて接着する。被覆紙42に
は、導体40の円形パッド40a、及び、その周囲のア
ンテナ38の一部を露出させる孔44を開けてある。換
言すると、孔44は、孔44をカード保持者が指で塞い
だときに、その指が円形パッド40aとアンテナ38の
両方に同時に接触し得る程度の大きさである。カード保
持者が孔44を指で塞ぐと、アンテナ38もICチップ
32に電気的に接続し、ICチップ32へのデータの読
み書きが可能になる。
【0025】上記実施例では、カード保持者が自身の指
をカード10,30の所定箇所に接触させた状態での
み、ICチップ12,32のデータの読み書きが可能に
なる。従って、カード保持者の識別情報をICチップ1
2,32に記録されている場合、例えば展示会では、カ
ード保持者がカード10,30の所定箇所に指を触れた
ときにのみ、展示者に自己の情報の読取りを許可すると
いった利用法が可能になる。
【0026】また、裁断作業のような危険な作業では、
操作パネル近傍にリーダ/ライタを配置しておく。そし
て、オペレータが、本実施例のカード10,30を保持
し、その所定箇所を指で接触することで、オペレータの
氏名及び資格を操作前及び操作中も確認できる。更に
は、カード10,30を読取り可能状態に維持しつつ、
操作パネルの操作をしなければならないように機器を設
定しておくことで、裁断箇所に手又は指などを不用意に
持っていくことを未然に防止できる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、カード保持者がデータアクセスを
任意に許可できる非接触ICカードを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の分解斜視図である。
【図2】 第1実施例の平面図である。
【図3】 本発明の第2実施例の分解斜視図である。
【図4】 第2実施例の平面図である。
【符号の説明】
10:非接触ICカード 12:ICチップ 14:チップ保持紙 16,18:アンテナ(導電体) 20:被覆紙 22:導体 30:非接触ICカード 32:ICチップ 34:チップ保持紙 36,38:アンテナ 40:導線 40a:円形パッド 42:被覆紙 44:孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICチップ、並びに、当該ICチップに
    電気的に接続する第1及び第2の導体を具備し、当該第
    1の導体を所定距離での静電結合に必要な大きさとする
    と共に当該第2の導体を当該所定距離での静電結合には
    不十分な大きさとし、当該第2の導体の少なくとも一部
    が外部に露出することを特徴とする非接触ICカード。
  2. 【請求項2】 当該第2の導体の外部に露出する部分
    が、カード媒体の表面に配置される請求項1に記載の非
    接触ICカード。
  3. 【請求項3】 ICチップと、 当該ICチップに接続する静電結合用の第1のアンテナ
    と、 当該ICチップから電気的に分離した静電結合用の第2
    のアンテナと、 当該ICチップに接続する導体であって、当該第2のア
    ンテナとの間に所定距離開けて電気接続パッドを具備す
    る接続導体とからなることを特徴とする非接触ICカー
    ド。
  4. 【請求項4】 更に、 当該ICチップ、当該第1のア
    ンテナ、当該第2のアンテナ及び当該接続導体を保持す
    る保持シートを具備する請求項3に記載の非接触ICカ
    ード。
  5. 【請求項5】 更に、 当該保持シートを被覆する被覆
    シートであって、当該電気接続パッド及び当該第2のア
    ンテナの一部を露出させる孔を具備する被覆シートを具
    備する請求項3に記載の非接触ICカード。
  6. 【請求項6】 当該ICチップ、当該第1のアンテナ、
    当該第2のアンテナ及び当該接続導体が当該保持シート
    の同じ面に配置される請求項3に記載の非接触ICカー
    ド。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003044817A (ja) * 2001-07-31 2003-02-14 Toppan Forms Co Ltd 非接触型icカード
JP2003067715A (ja) * 2001-08-30 2003-03-07 Dainippon Printing Co Ltd 非接触icカード及び非接触icカード送付媒体
JP2015506513A (ja) * 2011-12-27 2015-03-02 ザ ジレット コンパニー 無線周波識別タグ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003044817A (ja) * 2001-07-31 2003-02-14 Toppan Forms Co Ltd 非接触型icカード
JP2003067715A (ja) * 2001-08-30 2003-03-07 Dainippon Printing Co Ltd 非接触icカード及び非接触icカード送付媒体
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