JP2001100877A - 周辺機器 - Google Patents

周辺機器

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JP2001100877A
JP2001100877A JP28168399A JP28168399A JP2001100877A JP 2001100877 A JP2001100877 A JP 2001100877A JP 28168399 A JP28168399 A JP 28168399A JP 28168399 A JP28168399 A JP 28168399A JP 2001100877 A JP2001100877 A JP 2001100877A
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connector
communication
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usb
serial
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Yusuke Yasukawa
裕介 安川
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、パーソナルコンピュータ等のホスト
機器と通信ケーブルで接続され、その通信ケーブルを経
由してホスト機器と通信しながら動作する周辺機器に関
し、RS232CとUSBとの2つの規格それぞれに準
拠した通信を行なうことができるとともに、同時には必
ず一方の規格でのみ通信が行なわれることを保証する。 【解決手段】RS232Cに準拠した型式のシリアルコ
ネクタ411と、USBの通信規格に準拠した型式のU
SBコネクタ412と、シリアルコネクタ411を経由
してUSBに準拠した通信を行なうUSBインタフェー
ス421と、USBコネクタ412を経由してRS23
2Cに準拠した通信を行なうシリアルインタフェース4
22とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ケーブルを介
してパーソナルコンピュータ等のホスト機器と接続さ
れ、その通信ケーブルを経由してホスト機器と通信しな
がら動作する周辺機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より等のホスト機器と通信ケーブル
で接続されて動作する、様々な周辺機器が知られてい
る。図1は、その一例として、パーソナルコンピュータ
(パソコン)とパソコン周辺機器を通信ケーブルで接続
した様子を示す図である。
【0003】このパソコンとパソコン周辺機器との間
の、通信ケーブルを介在させた通信には、従来より、シ
リアル通信規格の1つであるRS232Cが広く使われ
ており、近年では、新たな規格であるUSB(Univ
ersal Serial Bus)が普及しつつあ
る。
【0004】そこで、近年の周辺機器には、RS232
Cの規格に準拠した型式のコネクタ(ここではこれを
「シリアルコネクタ」と称する)と、USBの規格に準
拠した型式のコネクタ(ここではこれを「USBコネク
タ」と称する)との双方を備え、その周辺機器を販売す
る際にはその周辺機器にRS232Cの規格に準拠した
通信ケーブル(ここれはこれを「シリアルケーブル」と
称する)とUSBの規格に準拠した通信ケーブル(ここ
ではこれを「USBケーブル」と称する)との2本を同
梱することが多い。
【0005】図2は、シリアルコネクタとUSBコネク
タの双方を備えた周辺機器とパソコンとを接続する様子
を示す図である。
【0006】図2(A)は、USBの規格に準拠したコ
ネクタを備えたパソコンとの接続の様子を示す図であ
る。
【0007】周辺機器21には、シリアルコネクタ21
1とUSBコネクタ212との双方が備えられており、
その周辺機器21には、シリアルコネクタ211と接続
されRS232Cの規格に準拠した通信を担うシリアル
インタフェース221と、USBコネクタ212と接続
されUSBの規格に準拠した通信を担うUSBインタフ
ェース222が内蔵されている。
【0008】図2(A)に示すパソコン11はUSB規
格に準拠したUSBコネクタ111を備えたものであ
る。そこで、このパソコン11と周辺機器21とを接続
するにあたっては、その周辺機器に同梱された2本の通
信ケーブル31,32のうち、USB規格に準拠した通
信ケーブル(USBケーブル31)が用いられる。この
USBケーブル31には、その両端にUSB規格に準拠
した型式の各USBコネクタ311,312が配備され
ている。ここで、そのUSBケーブル31の両端のUS
Bコネクタ311,312のうちの一方のUSBコネク
タ311は、パソコン11のUSBコネクタ111に組
み合う型式のものであり、もう一方のUSBコネクタ
は、周辺機器21のUSBコネクタ212と組み合う型
式のものであり、パソコン11のUSBコネクタ111
とUSBケーブル31のUSBコネクタ311とを結合
させるとともに、周辺機器211のUSBコネクタ21
2とUSBケーブル31のUSBコネクタ321とを結
合させることにより、パソコン11と通信機器21との
間で、USBケーブル31を経由した、USBの規格に
準拠した通信プロトコルで通信が行なわれる。
【0009】周辺機器21では、この通信はUSBコネ
クタ21に接続されたUSBインタフェース222が担
当している。
【0010】また、図2(B)に示すパソコン12は、
RS22C規格に準拠したシリアルコネクタ111を備
えたものである。そこで、このパソコン12と周辺機器
21とを接続するにあたっては、RS232C規格に準
拠した通信ケーブル(シリアルケーブル32)が用いら
れる。このシリアルケーブル32には、その両端にRS
232C規格に準拠した型式の各シリアルコネクタ32
1,322が配備されている。それら2つのシリアルコ
ネクタ321,322は、それぞれ、パソコン12のシ
リアルコネクタ121,周辺機器21のシリアルコネク
タ211に組み合う型式を有しており、パソコン12の
シリアルコネクタ121とシリアルケーブル32のシリ
アルコネクタ321とを結合させるとともに、周辺機器
のシリアルコネクタ211とシリアルケーブル32のシ
リアルコネクタ322とを結合させることにより、パソ
コン12と通信機器21との間で、シリアルケーブル3
2を経由して、RS232Cの規格に準拠した通信プロ
トコルでの通信が行なわれる。周辺機器21ではこの通
信は、シリアルコネクタ211に接続されたシリアルイ
ンタフェース221が担当している。
【0011】以上のように、周辺機器21にシリアルコ
ネクタ211とUSBコネクタ212との双方を備える
とともに、シリアルコネクタ211に接続されたシリア
ルインタフェース221と、USBコネクタ212に接
続されたUSBインタフェース222とを内蔵し、US
Bケーブル31とシリアルケーブル32とを同梱するこ
とにより、この周辺機器21を、USBコネクタ111
を有しUSB規格に準拠した通信を行なうパソコン11
2にも、シリアルコネクタ121を有しシリアル規格に
準拠した通信を行なうパソコン12にも接続して動作さ
せることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図3は、上記のように
構成した周辺機器の問題点の説明図である。
【0013】この周辺機器21には、上述したようにシ
リアルコネクタ211とUSBコネクタ212との双方
が備えられており、シリアルケーブル32とUSBケー
ブル31との双方が同梱されていることから、シリアル
コネクタ121を備えたパソコン12とUSBコネクタ
111を備えたパソコン11との双方に同時に接続され
るおそれがある。そのような状況が生じると、シリアル
インタフェース221とUSBインタフェース222と
の双方で同時に通信が行なわれ、相矛盾した動作が指示
されるおそれがあり、動作不良となってしまうばかり
か、周辺機器によっては破損してしまったり動作上危険
を伴うおそれもある。
【0014】本発明は、上記事情に鑑み、異なる2つの
規格それぞれに準拠した通信を行なうことができるとと
もに、同時には必ず一方の規格でのみ通信が行なわれる
周辺機器を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の周辺機器のうちの第1の周辺機器は、所定のホスト
機器との間で通信を行なう周辺機器において、所定の第
1の通信規格に準拠した型式の第1のコネクタと、所定
の第2の通信規格に準拠した型式の第2のコネクタと、
上記第1のコネクタを経由して上記第2の通信規格に準
拠した通信を行なう第1の通信インタフェースと、上記
第2のコネクタを経由して上記第1の通信規格に準拠し
た通信を行なう第2の通信インタフェースとを備えたこ
とを特徴とする。
【0016】ここで、上記本発明の第1の周辺機器にお
いて、一方の端に、上記第1のコネクタとを組み合う、
上記第1の通信規格に準拠した型式の第3のコネクタが
配備されるとともに、他方の端に、上記第2のコネクタ
と組み合う、上記第2の通信規格に準拠した型式の第4
のコネクタが配備された通信ケーブルを備えることが好
ましい。
【0017】本発明の第1の周辺機器は、第1の通信規
格に準拠した型式の第1のコネクタと第2の通信規格に
準拠した型式の第2のコネクタとの双方を備えたもので
あるが、第1の通信規格に準拠した型式の第1のコネク
タには、第2の通信規格に準拠した第1の通信インタフ
ェースを接続するとともに、第2の通信規格に準拠した
型式の第2のコネクタには、第1の通信規格に準拠した
型式の第2のインタフェースを接続したものである。こ
うすることにより、上記の通信ケーブル、すなわち、一
方の端には第1の通信規格に準拠した型式のコネクタが
配備され、他方の端には第2の通信規格に準拠した型式
のコネクタが配備された通信ケーブルを用いて、第1の
通信規格に準拠した通信を行なう機能を備えた、例えば
パソコン等のホスト機器に接続して通信することがで
き、第2の通信規格に準拠した通信を行なう機能を備え
たホスト機能と接続して通信を行なうこともできる。こ
のような通信ケーブルは特殊なものであり、その周辺機
器に一本のみ同梱しておくこと等により、2台のホスト
機器に同時に接続されるという不都合を避けることがで
きる。
【0018】また、上記目的を達成する本発明の周辺機
器のうちの第2の周辺機器は、所定のホスト機器との間
で通信を行なう周辺機器において、複数のコネクタピン
を有する第5のコネクタと、上記第5のコネクタを構成
する複数のコネクタピンのうちの一部の複数のコネクタ
ピンからなる第1のコネクタピン群と接続され、その第
1のコネクタピン群を経由して所定の第1の通信規格に
準拠した通信を行なう第1の通信インタフェースと、上
記第5のコネクタを構成する複数のコネクタピンのうち
の、上記第1のコネクタピン群を構成する複数のコネク
タピンとは異なるコネクタピンを含むとともに、その第
1のコネクタピン群を構成する複数のコネクタピンのう
ちの一部のコネクタピンを含むことが許容された複数の
コネクタピンからなる第2のコネクタピン群と接続さ
れ、その第2のコネクタピン群を経由して所定の第2の
通信規格に準拠した通信を行なう第2の通信インタフェ
ースとを備えたことを特徴とする。
【0019】ここで、上記第2の周辺機器において、一
方の端に、上記第1の通信規格に準拠した型式の第6の
コネクタが配備されるとともに、他方の端に、上記第5
のコネクタと組み合う型式のコネクタであって、上記第
5のコネクタの上記第1のコネクタピン群と接続される
ように芯線とコネクタピンが結線されてなる第7のコネ
クタが配備された第1の通信ケーブルと、一方の端に、
上記第2の通信規格に準拠した型式の第8のコネクタが
配備されるとともに、他方の端に、上記第5のコネクタ
と組み合う型式のコネクタであって、上記第5のコネク
タの上記第2のコネクタピン群と接続されるように芯線
とコネクタピンとが結線されてなる第9のコネクタが配
備された第2の通信ケーブルとを備えたことを特徴とす
る。
【0020】本発明の第2の周辺機器は、ホスト機器と
の接続のためには第5のコネクタのみを備えたものであ
るが、その第5のコネクタを構成する複数のコネクタピ
ンのうちの第1のコネクタピン群に第1の通信規格に準
拠した第1の通信インタフェースが接続され、第2のコ
ネクタピン群に、第2の通信規格に準拠した第2の通信
インタフェースが接続されたものである。したがって、
例えば上記の第1の通信ケーブルと第2の通信ケーブル
との双方を同梱しても第5のコネクタには同時にはいず
れか一本のコネクタしか接続することができず、上記第
1の周辺機器の場合と同様、2台のホスト機器に同時に
接続されるという不都合を避けることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0022】図4は、本発明の第1実施形態の周辺機器
を、ホスト機器であるパソコンに接続する状態を示した
図である。
【0023】この図4に示す周辺機器41は、本発明に
いう第1の通信規格に対応するRS232C規格に準拠
した型式のシリアルコネクタ(本発明にいう第1のコネ
クタの一例)411と、本発明にいう第2の通信規格に
対応するUSB規格に準拠した型式のUSBコネクタ
(本発明にいう第2のコネクタの一例)412が備えら
れている。ここでシリアルコネクタ411には、USB
規格に準拠した通信インタフェースであるUSBインタ
フェース421(本発明にいう第1の通信インタフェー
スの一例)が接続され、USBコネクタ412には、R
232C規格に準拠した通信インタフェースであるシリ
アルインタフェース422(本発明にいう第2の通信イ
ンタフェースの一例)が接続されている。
【0024】また、この周辺機器41には、販売に際し
通信ケーブル33が同梱されており、その通信ケーブル
33は、その一端に、USB規格に準拠した型式のUS
Bコネクタ331(本発明にいう第4のコネクタの一
例)が配備されるとともに、他端には、RS232C規
格に準拠した型式のシリアルコネクタ332(本発明に
いう第3のコネクタの一例)が接続されている。
【0025】図4に示すパソコン11は、USB規格に
準拠した型式のUSBコネクタ111を備えたものであ
る。通信ケーブル33のUSBコネクタ331は、パソ
コン11側のUSBコネクタ331と結合する型式のも
のであり、通信ケーブル33のシリアルコネクタ332
は、周辺機器41のシリアルコネクタ411と結合する
型式のものである。尚、周辺機器41のUSBコネクタ
412はパソコン11のUSBコネクタ111と同じ型
式のものであって、通信ケーブル33のUSBコネクタ
331は、この周辺機器4のUSBコネクタ412とも
結合することができる。
【0026】周辺機器41をUSBコネクタ111を持
ったパソコン11と接続するときは、図4に示すよう
に、パソコン11のUSBコネクタ111と通信ケーブ
ル33のUSBコネクタ331とを結合させるととも
に、周辺機器41のシリアルコネクタ411と通信ケー
ブル33のシリアルコネクタ332を結合させる。周辺
機器41のシリアルコネクタ411にはUSBインタフ
ェース421が接続されており、したがってパソコン1
1と周辺機器41は、通信ケーブル33を介して、US
Bの通信プロトコルに従った通信を行なうことができ
る。
【0027】図5は、図4と同じ本発明の第1実施形態
の周辺機器を、RS232Cの規格に準拠した型式のコ
ネクタを持つパソコンに接続する様子を示した図であ
る。
【0028】この図5に示す周辺機器41および通信ケ
ーブル33は、図4に示す周辺機器および通信ケーブル
と同一のものである。
【0029】パソコン12は、RS232Cの規格に準
拠した型式のシリアルコネクタ121を備えており、通
信ケーブル33のシリアルコネクタ332は、そのパソ
コン12のシリアルコネクタ121と結合する型式のも
のである。
【0030】ここで、周辺機器41を、シリアルコネク
タ121を持ったパソコン12と接続するときは、通信
ケーブル35を図4に示す場合と比べ、パソコンと周辺
機器との間で逆向きにする。すなわち、通信ケーブル3
3のシリアルコネクタ332をパソコン12側に向ける
とともに通信ケーブル33のUSBコネクタ331を周
辺機器41側に向け、パソコン12のシリアルコネクタ
121と通信ケーブル33のシリアルコネクタ332を
結合するとともに、周辺機器41のUSBコネクタ41
2と通信ケーブル33のUSBコネクタ331を結合す
る。周辺機器41のUSBコネクタ412には、シリア
ルインタフェース442が接続されており、パソコン1
2と周辺機器41との間では、通信ケーブル33を介在
させて、RS232Cの通信プルトコルに従った通信が
行なわれる。
【0031】ここで、周辺機器41には、図4,図5に
示す特殊な通信ケーブル33は一本のみ同梱されてお
り、したがって、USBコネクタを持ったパソコンとシ
リアルコネクタを持ったパソコンとの双方に同時に接続
されることは回避される。
【0032】図6は、本発明の第1の実施形態の周辺機
器に接続される通信ケーブルの詳細図、図7は、本発明
の第1の実施形態の周辺機器の通信部分の詳細図であ
る。
【0033】通信ケーブル33は、図6に示すように4
芯のケーブルであり、USBコネクタ331の、RX,
TX,DSR,SGの各端子と、シリアルコネクタ33
2の、VDD,D+,D−,VSSの各端子とが各芯線
で接続されている。
【0034】周辺機器41は、図7に示すように、シリ
アルコネクタ411とUSBコネクタ412とを備える
とともに、USBインタフェース421とシリアルイン
タフェース422を備えており、シリアルコネクタ41
1のVDD,D+,D−,VSSの各端子がUSBイン
タフェース421のRX,TX,DSR,SGの各端子
と接続され、USBコネクタ412のRX,TX,DS
R,SGの各端子がシリアルインタフェース422のV
DD,D+,D−,VSSの各端子と接続されている。
したがって通信ケーブル33のシリアルコネクタ332
と周辺機器41のシリアルコネクタ411とを結合させ
ると、通信ケーブル33のUSBコネクタ331の、R
X,TX,DSR,SGの各端子と、周辺機器41のU
SBインタフェース421の、RX,TX,DSR,S
Gの各端子とがそれぞれ接続されることになり、通信ケ
ーブル33のUSBコネクタ331をパソコンのUSB
コネクタに接続することにより、そのパソコンと周辺機
器41との間でUSBの規格に準拠した通信を行なうこ
とができる。また、通信ケーブル33のUSBコネクタ
331と周辺機器41のUSBコネクタ412とを結合
させると、通信ケーブル33のシリアルコネクタ332
の、VDD,D+,D−,VSSの各端子と、周辺機器
41のシリアルインタフェース422の、VDD,D
+,D−,VSSの各端子とがそれぞれ接続されること
になり、通信ケーブル33のシリアルコネクタ332を
パソコンのシリアルコネクタに接続することにより、そ
のパソコンと周辺機器41との間でRC232Cの規格
に準拠した通信を行なうことができる。
【0035】図8は、本発明の周辺機器の第2実施形態
の模式図、図9は、その第2実施形態の周辺機器のコネ
クタと結合するコネクタを備えた通信ケーブルを示す模
式図である。
【0036】周辺機器51には、図8に示すように、ボ
ードエッジコネクタと称される複合コネクタ511が備
えられており、またこの周辺機器51には、その複合コ
ネクタ511に接続されたシリアルインタフェース52
1とUSBインタフェース522が内蔵されている。
【0037】また図9には、2本の通信ケーブル34,
35が示されている。これら2本の通信ケーブル34,
35のうちの図9(A)に示す通信ケーブル34は、一
端にシリアルコネクタ341、他端に複合コネクタ51
2を備えたものであり、図9(B)に示す通信ケーブル
35は、一端にUSBコネクタ351、他端に複合コネ
クタ512を備えたものである。これら2本の通信ケー
ブル34,35の複合コネクタ512は、図8に示す周
辺機器51に備えられた複合コネクタ511と結合する
型式のものである。図8に示す周辺機器51には、販売
にあたっては、図9(A),(B)に示す通信ケーブル
34,35が一本ずつ、合計2本同梱される。
【0038】周辺機器51をシリアルコネクタを持った
パソコンと接続しようとするときは、図9(A)に示
す、シリアルコネクタ341を持つ通信ケーブル34が
使用され、その通信ケーブル34のシリアルコネクタ3
41がパソコンのシリアルコネクタに結合されるととも
に、その通信ケーブル34の複合コネクタ512が周辺
機器51の複合コネクタ511に結合される。周辺機器
51の複合コネクタ511にはシリアルインタフェース
521が接続されており、パソコンと周辺機器51との
間ではRS232Cの規格に従った通信が行なわれる。
【0039】また、周辺機器51をUSBコネクタを持
ったパソコンと接続しようとするときは、図9(B)に
示す、USBコネクタ342を持つ通信ケーブル35が
使用され、その通信ケーブル35のUSBコネクタ35
1がパソコンのUSBコネクタに結合されるとともに、
その通信ケーブル35の複合コネクタ512が周辺機器
51の複合コネクタ511に結合される。周辺機器51
の複合コネクタ511にはUSBインタフェース522
も接続されており、パソコンと周辺機器51との間でU
SBの規格に従う通信が行なわれる。
【0040】図10は、本発明の第2実施形態の周辺機
器に接続される通信ケーブルの詳細図、図11は、本発
明の第2実施形態の周辺機器の通信部分の詳細図であ
る。
【0041】図10(A)の通信ケーブル34は、シリ
アルコネクタ341と複合コネクタ512を持った4芯
の通信ケーブルであり、シリアルコネクタ341の、V
DD,V+,V−,VSSの各端子が、通信ケーブル3
4の各芯線により、複合コネクタ512の、それぞれ
1,2,3,4番の各端子に接続されている。
【0042】また図10(B)の通信ケーブル35は、
USBコネクタ351と複合コネクタ512を持った3
芯の通信ケーブルであり、USBコネクタ351の、S
G,RX,TXの各端子が、各芯線により、複合コネク
タ512の、それぞれ4,5,6番の各端子に接続され
ている。
【0043】ここでは、図10(A),(B)に示すよ
うに、複合コネクタ512は、6つの端子を持つコネク
タであるが、図10(A)に示す通信ケーブル34の場
合は、その複合コネクタ512の6つの端子のうち1番
〜4番の4つの端子が接続され、5番と6番の端子は未
接続の状態となっている。一方、図10(B)に示す通
信ケーブル35の場合は、その複合コネクタ512の6
つの端子のうち4番〜6番の3つの端子が使用され1番
〜3番の端子は未接続の状態となっている。このよう
に、図10(A)に示す通信ケーブル34と図10
(B)に示す通信ケーブル35では、複合ケーブル51
2の相互に別々の端子が使用されている。ただし、複合
ケーブル512の4番端子については双方の通信ケーブ
ル34で使用されている。
【0044】また、図11に示す周辺機器51は、図8
に示す通信ケーブル34,35の複合コネクタ512と
結合する型式の複合コネクタ511とシリアルインタフ
ェース521とUSBインタフェース522を備えてい
るが、シリアルインタフェース521のVDD,V+,
V−,VSSの各端子は、複合コネクタ511の1,
2,3,4番の各端子にそれぞれ接続されており、US
Bインタフェース522の、SG,RX,TXの各端子
は、複合コネクタ511の、4,5,6番の各端子にそ
れぞれ接続されている。
【0045】この周辺機器51の複合コネクタ511に
図10(A)の通信ケーブル34の複合コネクタ512
を結合させると、その通信ケーブル34のシリアルコネ
クタ341のVDD,V+,V−,VSSの各端子が、
周辺機器51のシリアルインタフェース521のVD
D,V+,V−,VSSの各端子に接続され、したがっ
てその通信ケーブル34のシリアルコネクタ341をパ
ソコンのシリアルコネクタに結合させることにより、そ
のパソコンと周辺機器51との間で、RS232Cの規
格に準拠した通信が行なわれる。
【0046】一方、この周辺機器51の結合コネクタ5
11に、図10(B)の通信ケーブル35の複合コネク
タ512を結合させると、その通信ケーブル35のUS
Bコネクタ351のSG,RX,TXの各端子が、周辺
機器51のUSBインタフェース522のSG,RX,
TXの各端子に接続され、したがって、その通信ケーブ
ル35のUSBコネクタ351をパソコンのUSBコネ
クタに結合させることにより、そのパソコンと周辺機器
51との間で、USBの規格に準拠した通信が行なわれ
る。
【0047】ここで、周辺機器51の複合コネクタ51
1の4番端子は図11(A)のシリアルコネクタ34と
図10(B)のUSBコネクタ35との双方に共用され
ているが、RS232C規格におけるVSSとUSB規
格におけるSGは、いずれもグラウンドを意味してお
り、シリアルインタフェース521とUSBインタフェ
ース522とで共用しても互いに干渉することはない。
このように互いに干渉することのない端子は共用するこ
とができる。
【0048】図11に示す周辺機器51の複合コネクタ
511には、同時には、図10(A)に示す通信ケーブ
ル34と図10(B)に示す通信ケーブル35のうちの
いずれか一方しか接続することができず、したがってそ
の周辺機器が同時に2台のパソコンに接続されてしまう
という事態の発生を避けることができる。
【0049】尚、上記の各実施形態における周辺機器は
通信の部分に特徴があり、その通信を行なった結果の動
作については説明を省略したが、周辺機器の動作は特定
の動作に限定されるものではなく、その通信を行なった
結果に基づいて動作するものであればどのようなもので
あってもよい。
【0050】また、尚、上記の各実施形態は、RS23
2Cの規格に準拠した通信とUSBの規格に準拠した通
信との双方を行なうことのできる周辺機器に関する実施
形態であるが、本発明にいう第1の通信規格および第2
の通信規格は、RS232C,USBに限られるもので
はなく、その他の通信規格とRS232CあるいはUS
Bとの組合せ、あるいはRS232C,USBとはいず
れも異なる2つの通信規格の組合せについても適用する
ことができる。
【0051】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、2台のホスト機器に同時に接続され、相矛盾した通
信が行なわれる事態を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パソコンとパソコン周辺機器を通信ケーブルで
接続した様子を示す図である。
【図2】シリアルコネクタとUSBコネクタの双方を備
えた周辺機器とパソコンとを接続する様子を示す図であ
る。
【図3】図2に示す周辺機器の問題点の説明図である。
【図4】本発明の第1実施形態の周辺機器を、ホスト機
器であるパソコンに接続する状態を示した図である。
【図5】図1と同じ本発明の第1実施形態の周辺機器
を、RS232Cの規格に準拠した型式のコネクタを持
つパソコンに接続する様子を示した図である。
【図6】本発明の第1の実施形態の周辺機器に接続され
る通信ケーブルの詳細図である。
【図7】本発明の第1の実施形態の周辺機器の通信部分
の詳細図である。
【図8】本発明の周辺機器の第2実施形態の模式図であ
る。
【図9】第2実施形態の周辺機器のコネクタと結合する
コネクタを備えた通信ケーブルを示す模式図である。
【図10】本発明の第2実施形態の周辺機器に接続され
る通信ケーブルの詳細図である。
【図11】本発明の第2実施形態の周辺機器の通信部分
の詳細図である。
【符号の説明】
11,12 パソコン 111 USBコネクタ 121 シリアルコネクタ 21 周辺機器 211 シリアルコネクタ 212 USBコネクタ 221 シリアルインタフェース 222 USBインタフェース 31 USBケーブル 311,312 USBコネクタ 32 シリアルケーブル 321,322 シリアルコネクタ 33 通信ケーブル 331 USBコネクタ 332 シリアルコネクタ 34 通信ケーブル 341 シリアルコネクタ 35 通信ケーブル 351 USBコネクタ 41 周辺機器 411 シリアルコネクタ 412 USBコネクタ 421 USBインタフェース 422 シリアルインタフェース 51 周辺機器 511,512 複合コネクタ 521 シリアルインタフェース 522 USBインタフェース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のホスト機器との間で通信を行なう
    周辺機器において、 所定の第1の通信規格に準拠した型式の第1のコネクタ
    と、 所定の第2の通信規格に準拠した型式の第2のコネクタ
    と、 前記第1のコネクタを経由して前記第2の通信規格に準
    拠した通信を行なう第1の通信インタフェースと、 前記第2のコネクタを経由して前記第1の通信規格に準
    拠した通信を行なう第2の通信インタフェースとを備え
    たことを特徴とする周辺機器。
  2. 【請求項2】 一方の端に、前記第1のコネクタとを組
    み合う、前記第1の通信規格に準拠した型式の第3のコ
    ネクタが配備されるとともに、他方の端に、前記第2の
    コネクタと組み合う、前記第2の通信規格に準拠した型
    式の第4のコネクタが配備された通信ケーブルを備えた
    ことを特徴とする周辺機器。
  3. 【請求項3】 所定のホスト機器との間で通信を行なう
    周辺機器において、 複数のコネクタピンを有する第5のコネクタと、 前記第5のコネクタを構成する複数のコネクタピンのう
    ちの一部の複数のコネクタピンからなる第1のコネクタ
    ピン群と接続され、該第1のコネクタピン群を経由して
    所定の第1の通信規格に準拠した通信を行なう第1の通
    信インタフェースと、 前記第5のコネクタを構成する複数のコネクタピンのう
    ちの、前記第1のコネクタピン群を構成する複数のコネ
    クタピンとは異なるコネクタピンを含むとともに、該第
    1のコネクタピン群を構成する複数のコネクタピンのう
    ちの一部のコネクタピンを含むことが許容された複数の
    コネクタピンからなる第2のコネクタピン群と接続さ
    れ、該第2のコネクタピン群を経由して所定の第2の通
    信規格に準拠した通信を行なう第2の通信インタフェー
    スとを備えたことを特徴とする周辺機器。
  4. 【請求項4】 一方の端に、前記第1の通信規格に準拠
    した型式の第6のコネクタが配備されるとともに、他方
    の端に、前記第5のコネクタと組み合う型式のコネクタ
    であって、前記第5のコネクタの前記第1のコネクタピ
    ン群と接続されるように芯線とコネクタピンが結線され
    てなる第7のコネクタが配備された第1の通信ケーブル
    と、 一方の端に、前記第2の通信規格に準拠した型式の第8
    のコネクタが配備されるとともに、他方の端に、前記第
    5のコネクタと組み合う型式のコネクタであって、前記
    第5のコネクタの前記第2のコネクタピン群と接続され
    るように芯線とコネクタピンとが結線されてなる第9の
    コネクタが配備された第2の通信ケーブルとを備えたこ
    とを特徴とする請求項3記載の周辺機器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7404027B2 (en) * 2004-10-28 2008-07-22 Nidec Sanyko Corporation Slave device in information processing system, operation control program for slave device, and operation control method for slave device

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US7404027B2 (en) * 2004-10-28 2008-07-22 Nidec Sanyko Corporation Slave device in information processing system, operation control program for slave device, and operation control method for slave device

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