JP2001096743A - インク噴射装置およびその製造方法 - Google Patents

インク噴射装置およびその製造方法

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JP2001096743A JP27912999A JP27912999A JP2001096743A JP 2001096743 A JP2001096743 A JP 2001096743A JP 27912999 A JP27912999 A JP 27912999A JP 27912999 A JP27912999 A JP 27912999A JP 2001096743 A JP2001096743 A JP 2001096743A
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    • B41J2202/10Finger type piezoelectric elements

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御回路との電気的な接続が容易で、インク
流路が多数および複数列になっても低製造コストのイン
ク噴射装置およびその製造方法を提供することを目的と
する。 【解決手段】 電気絶縁材料製の基板100の表面に配
電線120、122が形成され、該基板100よりも面
積の小さいアクチュエータ基板102は、圧電材料から
なり、配電線120、122に重ねて接着されている。
両基板100、102には、インク流路113と空間1
15が、その内部に配電線120または122を露出さ
せて形成されている。全てのインク流路113の内面の
流路内電極119は、該インク流路内に露出した共通配
電線120に接続して形成されている。また、空間11
5内の空間電極121は、該空間内に露出した個別給電
線122に接続して形成されている。給電線120、1
22を通して電極119、121に電圧を印加すること
により、インク流路113と空間115間の隔壁117
を変形させ、インクを噴射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク噴射装置お
よびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、これまでのインパクト方式の印字
装置にとってかわり、その市場を大きく拡大しつつある
ノンインパクト方式の印字装置のなかで、原理が最も単
純で、かつ多階調化やカラー化が容易であるものとし
て、インクジェット方式の印字装置が挙げられる。なか
でも印字に使用するインク液滴のみを噴射するドロップ
・オン・デマンド型が、噴射効率の良さ、ランニングコ
ストの安さなどから急速に普及している。
【0003】ドロップ・オン・デマンド型として特公昭
53−12138号公報に開示されているカイザー型、
あるいは特公昭61−59914号公報に開示されてい
るサーマルジェット型がその代表的な方式としてある。
このうち、前者は小型化が難しく、後者は高熱をインク
に加えるためにインクの耐熱性に対する要求が必要とさ
れ、それぞれに非常に困難な問題を抱えている。
【0004】以上のような欠陥を同時に解決する新たな
方式として提案されたのが、特開昭63−247051
号公報に開示されている圧電セラミックスを利用した剪
断モード型である。剪断モード型のインク噴射装置は、
底壁と天壁との間に複数のインク流路と空間を交互に形
成する複数の剪断モードアクチュエータ壁を有する。そ
のアクチュエータ壁は、その壁の高さ方向に2個の圧電
材料の部分からなり、その上下各部分がそれぞれ高さ方
向に相互に逆方向に分極されている。インク流路の両側
に位置する一対のアクチュエータ壁の両側面に形成され
た電極に電圧を印加すると、アクチュエータ壁に分極方
向と直交する電界が発生し、アクチュエータ壁の上下各
部の圧電材料がそれぞれ剪断変形、つまりほぼ菱形に変
形する。上下各部の圧電材料は分極方向が逆であるか
ら、インク流路の容積を変え、インクに噴射圧力を与え
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種のインク
噴射装置では、インク流路内の電極と制御回路を電気的
に接続することが困難であり、ワイヤボンディング法に
よって接続をすることが行われる。また、例えば特開平
7−132589号公報に開示されているように、チャ
ンネルの端部に別の溝を形成し、インク流路内の電極
を、該溝内部の導電層を介して底壁または天壁に形成し
た接続用配線パターンに接続するなどの工夫をしている
が、いずれの場合もコストが高いという問題がある。
【0006】また、噴射ノズル列を複数列配置しようと
すると、インク噴射装置を複数個作製して必要な数だけ
積み重ねる必要があり、それぞれの電気接点を複数のF
PC(フレキシブルプリント基板)等を用いて制御回路
との電気的接続をする必要があった。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、制御回路との電気的な接続が容
易で、インク流路が多数および複数列になっても低製造
コストのインク噴射装置およびその製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】この目
的を達成するために請求項1の発明では、少なくとも一
部を分極された圧電材料で構成した複数の隔壁間にイン
クを噴射するインク流路を含む複数のチャンネルをアク
チュエータ基板に形成し、前記隔壁の両側面に形成され
た駆動電極をとおして前記隔壁に電圧を印加することに
より、前記隔壁を変形させ前記インク流路内のインクに
圧力を与えてそのインクを噴射するインク噴射装置にお
いて、前記アクチュエータ基板は、圧電材料からなる第
1の基板と、絶縁材料からなる第2の基板からなり、か
つ両基板の界面に形成された配線パターンが前記チャン
ネル内部の駆動電極に電気的に接続されていることを特
徴とする。このため、両基板の界面に形成した配線パタ
ーンによって、駆動電極と制御回路との電気的接続が容
易に行え、インク流路が多数および複数列になっても配
線パターンを界面に任意に形成でき容易である。また、
アクチュエータ基板のすべてを高価な圧電材料で構成す
るものでないから、全体としての剛性を保ちながら安価
に製造することができる。
【0009】上記構成において好ましくは、前記第2の
基板において前記第1の基板が接合する面は、前記第1
の基板よりも面積が大きく、前記配線パターンが前記第
1の基板よりも側方に露出していることで、両基板の界
面に形成した配線パターンを第2の基板上に自由に引き
出して配置でき、よりいっそう駆動電極と制御回路との
電気的接続が容易に行えるようになる。
【0010】また、前記第2の基板が、酸化アルミニウ
ムセラミックス材料からなることで、部品コストが低減
でき、かつ緻密な電極パターンの形成が容易にできる。
【0011】また、前記隔壁を構成する圧電材料は、該
隔壁の高さ方向に分極されており、かつインクは該分極
方向と平行な方向に噴射することで、隔壁両側面の駆動
電極からその厚さ方向に印加される駆動電圧と、分極方
向が垂直であるから、隔壁は厚みすべりモードの変形を
しインクを噴射することができる。またこれにより、噴
射ノズルをアクチュエータ基板と平行な面内に2次元的
に配置できるため、1つのアクチュエータ基板上に複数
列のインク流路を形成できる。
【0012】また上記の2次元的な配置は、前記アクチ
ュエータ基板に、前記複数のインク流路とそれぞれ連通
した複数の噴射ノズルを有するプレート部材を固定する
ことで、あるいは、前記第2の基板に前記インク流路と
連通した噴射ノズルを形成することで、容易に実現する
ことができる。
【0013】また、前記インク流路と連通する位置に、
前記第2の基板の厚み方向に貫通し、インクの供給源と
接続した貫通孔を設けることで、前記アクチュエータ基
板のインク噴射側の面の反対面にインク供給部品を配置
することができ、インク供給部品が噴射ノズルからのイ
ンク噴射を妨害することがない。
【0014】また、前記複数のチャンネルは該第1の基
板から該第2の基板にわたって形成されていることで、
隔壁の変形範囲を大きく確保し、大きなインク噴射圧力
を得ることができる。
【0015】そして、本発明のインク噴射装置の製造方
法は、前記第2の基板の上面に配線パターンを形成する
工程と、前記配線パターンに一部を重ねて前記第2の基
板の上面に前記第1の基板を接合する工程と、少なくと
も前記第1の基板に、前記チャンネル間の隔壁を残すと
もに、該隔壁の両側面の少なくとも一方の面に前記配線
パターンを露出させて複数の溝を形成する工程と、前記
隔壁の側面に駆動電極となる導電層を、前記露出した配
線パターン部分に接続させて形成する工程とからなる。
これにより、あらかじめ第2の基板の上面に形成した配
線パターンに合わせて、チャンネルとなる溝を形成し、
駆動電極を配線パターに接続させて形成することがで
き、駆動電極と制御回路との接続が容易に行うことがで
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態について図面を参照して説明する。
【0017】図1に示すように、インク噴射装置10
は、基板100と、アクチュエータ基板102と、ノズ
ルプレート132とで構成されている。
【0018】その基板100は、電気絶縁材料例えば酸
化アルミニウムセラミックス材料からなり、該基板10
0よりも平面方向から見た面積の小さいアクチュエータ
基板102は、チタン酸ジルコン酸鉛系(PZT)等の
圧電セラミックス材料からなり、互いに接着されてい
る。両基板100、102には、細長い溝形状のインク
流路113と空間115が、隔壁117を隔てて交互に
複数配置されている。また、アクチュエータ基板102
は、板厚方向(矢印P)に分極されている。そして、前
記インク流路113の内面には導電性の金属化層として
流路内電極119が形成され、前記空間115の内面に
は空間電極121が形成されている。
【0019】インク噴射装置10の平面図(ノズルプレ
ート132を透視してある)である図2に示すように、
全てのインク流路113の内面の流路内電極119は、
基板100表面上に形成された共通配電線120に電気
的に接続されている。また、同一の空間115内にて隣
接する空間電極121間は、溝状の絶縁部125により
分離され電気的に絶縁されており、インク流路113を
挟んで隣接する一対の空間電極121は、基板100表
面上に形成された個別配電線122に電気的に接続され
ている。
【0020】図2のインク流路113を長手方向に通る
X−X線断面図を示す図3(a)、および空間115を
長手方向に通るY−Y線断面図を示す図3(b)に示す
ように、基板100表面に形成された共通配電線120
と個別配電線122は、どちらもその一部が基板100
とアクチュエータ基板102の界面に形成されており、
互いに電気的に絶縁されている。図3(a)に示すよう
にインク流路113の内部には、共通配電線120が露
出しているため、上述したように該共通配電線120と
流路内電極119とが電気的に接続されている。しかし
個別配電線122は、インク流路113の内部に露出し
ていないため、該個別配電線122と流路内電極119
は電気的に絶縁されている。一方、図3(b)および図
8に示すように空間115の内部には、個別配電線12
2が露出しているため、上述したように該個別配電線1
22と空間電極121とが電気的に接続されている。し
かし共通配電線120は、空間115の内部に露出して
いないため、該共通配電線120と前記個別配電線12
1は電気的に絶縁されている。また図2のインク流路配
列方向のZ−Z線断面図を示す図3(c)および図8に
示すように、空間115内で隣接する空間電極121間
は、上述したように絶縁部125により分離され電気的
に絶縁されている。
【0021】基板100表面の共通配電線120と個別
配電線122は、基板100の両側縁に沿ってインク流
路の配列方向に延び、該基板100上に設けたIC化さ
れた制御回路160に接続されている。該制御回路16
0は、接続接点162に接続された図示しないFPC
(フレキシブルプリント基板)などの配線材を介して外
部の信号源、電源に接続されている。制御回路160を
基板上に配置することを止めて、共通配電線120と個
別配電線122の端部に直接FPCなどの配線材を接続
することもできる。
【0022】制御回路160は、図19に示すようにシ
リアル−パラレル変換器31、データラッチ32、AN
Dゲート33、出力回路34を備えている。シリアル−
パラレル変換器31は、インク流路数に対応するビット
長のシフトレジスタから構成され、外部信号源から転送
クロックTCKと同期してシリアル転送されてくる転送
データDATAを入力し、転送クロックTCKの立ち上
がりにしたがって、転送データDATAを各パラレルデ
ータPD0〜PD63に変換する。データラッチ32
は、外部信号源から転送されてくるストローブ信号ST
Bの立ち上がりにしたがって、各パラレルデータPD0
〜PD63をそれぞれラッチする。ANDゲート33
は、各パラレルデータPD0〜PD63と、外部信号源
から転送されてくる印字クロックICKとの論理積をと
り、駆動データA0〜A63を生成する。出力回路34
は、それぞれ各駆動データA0〜A63にもとづいて、
インク噴射装置に適した電圧(駆動信号)を生成し、そ
の各駆動信号を空間電極121へ出力する。
【0023】ノズルプレート132は、インク流路11
3、空間115の上面を覆ってアクチュエータ基板10
2に接着され、インク流路113の一端に対応する位置
にインク噴射用のノズル118を有する。ノズルプレー
ト132の一端を延長してマニホールド通路140が形
成されている。ノズル118から遠い側のインク流路1
13の端部は、アクチュエータ基板102の一側に開放
されており、ノズルプレート132を延長した端部と基
板100との間に、全てのインク流路113と連通した
マニホールド流路140が構成されている。マニホール
ド流路140は開口141を介してインク供給源に接続
される。
【0024】次に図3(c)を参照して、本実施の形態
に係るインク噴射装置10の動作を説明する。噴射した
いインク流路113の両側の一対の空間電極121に電
圧を印加し、かつ全ての流路内電極119を接地するこ
とによって、該インク流路113の両側の隔壁117が
インク流路113の容積を増加する方向に圧電厚みすべ
り変形する。例えば空間電極121a、bに電圧が印加
され、流路内電極119が接地されると、隔壁117
a、bに分極方向Pと直角な矢印E方向の電界が発生
し、図3(c)に破線で示すように、隔壁117a、b
上半分の圧電材料がインク流路113aの容積を増加す
る方向に圧電厚みすべり変形、すなわち菱形に変形す
る。これにともない隔壁117a、b下半分の絶縁材料
も変形する。このときノズル118a付近を含むインク
流路113a内の圧力が減少する。この状態を圧力波の
インク流路113内での片道伝播時間Tだけ維持する。
すると、その間、マニホールド流路141からインクが
供給される。
【0025】なお、上記片道伝播時間Tはインク流路1
13内の圧力波が、インク流路113の長手方向に伝播
するのに必要な時間であり、インク流路113の長さL
とこのインク流路113内部のインク中での音速aによ
りT=L/aと決まる。圧力波の伝播理論によると、上
記の電圧の印加からほぼT時間がたつとインク流路11
3内の圧力が逆転し、正の圧力に転じるが、このタイミ
ングに合わせて空間電極121a、bに印加されている
電圧を0(V)に戻す。
【0026】すると、隔壁117a、bが変形前の状態
に戻り、インクに圧力が加えられる。そのとき、前記正
に転じた圧力と、隔壁117a、bが変形前の状態に戻
ることにより発生した圧力とが加え合わされ、比較的高
い圧力がインク流路113aのノズル118a付近の部
分に生じて、インク液滴がノズル118aから噴射され
る。
【0027】次に、本実施の形態に係るインク噴射装置
10の製造方法について図面を参照して説明する。
【0028】図4に示すように、基板100は、酸化ア
ルミニウムセラミックス材料から板状に形成され、その
表面に導電性の金属化層からなる共通配電線120、個
別配電線122、接続接点162からなるパターンが形
成される。共通配電線120は、インク流路113のな
す列の長さにわたって形成され、また、個別配電線12
2は、一端を、インク流路113を挟んで隣接する一対
の空間電極121間の間隔よりもやや広い幅として、イ
ンク流路113の個数に対応して形成される。アクチュ
エータ基板102は、チタン酸ジルコン酸鉛系(PZ
T)の圧電セラミックス材料から板状に形成され、あら
かじめ板厚方向(矢印P)に分極されている。該アクチ
ュエータ基板102は、基板100の表面に共通配電線
120と個別配電線122とに跨るように接合される。
【0029】次に図5に示すように、ダイヤモンドブレ
ード等による切削加工によりアクチュエータ基板102
から、基板100に渡って、インク流路113および空
間115となる複数のチャンネルが、隔壁117を隔て
て複数形成される。このとき上述したように、空間11
5は、その内面に個別配電線122が露出し、共通配電
線120には達しないように、切り込み深さ、およびア
クチュエータ基板102の一側縁から切り込み長さを調
整する。そして、インク流路113は、逆にその内面に
共通配電線120が露出し、個別配電線122には達し
ないように切り込み深さ、およびアクチュエータ基板1
02の他側縁から切り込み長さを調整する。
【0030】続いて図6に示すように、アクチュエータ
基板102のチャンネル内面を含む上面および側面に無
電解メッキ、蒸着などの方法により導電性の金属化層
(図中灰色部分)を形成する。このとき、アクチュエー
タ基板102の上面や基板100に金属化層が付着しな
いようにマスク処理等をしてもよい。
【0031】続いて、図7に示すように、アクチュエー
タ基板102の上端面の前記金属化層を平面研削等によ
り除去し、空間電極121間の絶縁部125は、YAG
レーザー等の切削加工により、空間115の底面に沿っ
て金属化層を溝状に除去して形成する。これにより、イ
ンク流路113内面の電極119は、該流路内に露出し
ている共通配電線120と電気的に接続され、空間11
5内の電極121は、該空間内に露出している個別配電
線122と電気的に接続される。
【0032】最後に、図1に示すように、ノズルプレー
ト132をノズル118およびマニホールド流路140
がインク流路113に連通するように前記アクチュエー
タ基板102の上端面に接合する。また、制御回路16
0を配電線120、122および接続接点162と接続
して基板100上に固定する。
【0033】以上詳述したように、本実施例のインク噴
射装置10では、アクチュエータ基板102よりも面積
の大きな電気絶縁材料製の基板100上に予め形成して
おいた配線パターンをインク流路および空間内の電極と
の接続に利用し、その後の制御回路やFPCとの電気的
接続などの工程は、電子基板として一般的な酸化アルミ
ニウムセラミックス(アルミナ)材料の表面にて行える
ため、容易で、信頼性も高くなる。
【0034】また、隔壁117の高さ方向と平行方向に
インクが噴射されるため、1つのアクチュエータ基板に
対して、ノズルを2次元的に配置することが可能にな
り、さらに1つの基板100にアクチュエータ基板10
2を複数配置することで、ノズルを複数列配置すること
も容易となる。
【0035】なお、ノズル118をノズルプレート13
2に形成するのではなく、図3(c)に示すように、基
板100を貫通してノズル118Bを形成することもで
きる。
【0036】続いて本発明を具体化した別の実施の形態
について図面を参照して説明する。
【0037】図9に示すように、インク噴射装置20
は、基板200と、アクチュエータ基板202、204
と、ノズルプレート232と、マニホールド部材234
とで構成されている。
【0038】前記実施の形態と同様に基板200は電気
絶縁材料からなり、アクチュエータ基板202、204
はそれぞれ圧電材料からなり、互いに接着して積層され
ている。アクチュエータ基板202、204は板厚方向
において相互に反対方向(矢印P1、P2)に分極され
ている。各基板200、202、204にわたって、細
長い溝形状のインク流路213と空間215が形成さ
れ、インク流路213と空間215は隔壁217を隔て
て交互に複数配置されている。本実施の形態では、2個
のインク流路213および空間215が、その延長方向
に相互に一体に連通して形成され、2個のインク流路2
13の相互に遠い端部には、それぞれノズル218が連
通している。つまり複数のインク流路213および空間
215が2列一体に形成されている。
【0039】インク流路213の内面には導電性の金属
化層として流路内電極219が形成され、空間215の
内面には空間電極221が形成されている。空間215
表面の空間電極221は、流路長さ方向においてその中
央部にて分離部226によって分離され、連続した2個
のインク流路213にそれぞれ対応して独立している。
このため、連続した2個のインク流路213は、それぞ
れノズル218から独立に噴射ができるようになってい
る。当然ながら、実際にプリンタ等の本体にインク噴射
装置200を装着する際には、ノズル列をインク噴射装
置200の走査方向に対して傾け、一方の列のノズルが
他方の列のノズルの中間にインク液滴を噴射するように
配置する。
【0040】インク噴射装置20の平面図(ノズルプレ
ート232を透視してある)である図10に示すよう
に、基板200には、厚み方向に貫通するインク導入路
235が形成されている。そして、このインク導入路2
35は、インク流路213には連通するが、空間215
には連通しないようになっている。
【0041】また、基板200上には、インク流路21
3および空間215の中央を横断するようにアクチュエ
ータ基板202との界面に、共通配電線220が形成さ
れ、これに全てのインク流路213の内面の流路内電極
219が電気的に接続されている。図11(a)に示す
ようにインク流路213は、中央付近において溝深さを
深くすることで、該インク導入路235に連通している
とともに、共通配電線220がそのインク流路213の
内面に露出しているため、上述したように該共通配電線
220と流路内電極219とが電気的に接続されてい
る。しかし、図11(b)に示すように空間215は、
中央付近において溝深さを浅くすることで、インク導入
路235には連通しないとともに、共通配電線220も
その空間215の内面に露出しないため、上述したよう
に共通配電線220と空間電極221とは接続されてい
ない。
【0042】また、同一の空間215内にて対向する空
間電極221間は、溝状の絶縁部225により分離され
電気的に絶縁されており、インク流路213を挟んで隣
接する一対の空間電極221は、基板200表面上に形
成された個別配電線222に電気的に接続されている。
連続した2個の空間215の空間電極221は、その間
に形成された分離部226により分離され、相互に絶縁
されている。なお、空間電極221は、図11(b)に
示すように、空間215の底壁によって共通配電線22
0と電気的には絶縁されている。個別配電線222は、
基板200の両側縁に沿って延び、共通配電線220と
ともに基板100上に設けた制御回路260に接続され
ている。該制御回路260は、接続接点262に接続さ
れた図示しないFPCなどの配線材を介して外部の信号
源、電源に接続されている。なお、共通配電線220と
個別配電線222の端部に直接FPCなどの配線材を接
続することもできる。
【0043】ノズルプレート232は、インク流路21
3、空間215の上面を覆ってアクチュエータ基板20
4に接着され、インク流路213の一端に対応する位置
にインク噴射用のノズル218を有する。マニホールド
部材234は、基板200に下面に接着され、内部の通
路をインク導入路235に連通している。マニホールド
部材234内の通路は、開口236を介してインク供給
源に接続される。
【0044】次に図13を参照して、本実施の形態に係
るインク噴射装置20の動作を説明する。噴射したいイ
ンク流路213の両側の空間電極221に電圧を印加
し、かつ全ての流路内電極219を接地することによっ
て、該インク流路213の両側の隔壁217がインク流
路213の容積を増加する方向に圧電厚みすべり変形す
る。この場合、隔壁217の上下各部の圧電材料がそれ
ぞれ反対方向に分極されているから、隔壁217に発生
した矢印E方向の電界により、上下各部の圧電材料がそ
れぞれ反対方向に圧電厚みすべり変形すなわち菱形に変
形する。これにより、前記実施の形態と同様に、インク
流路213が容積を増加し、その後、空間電極221に
印加されている電圧を0(V)に戻すことで、ノズル2
18からインク液滴を噴射する。
【0045】次に、本実施の形態に係るインク噴射装置
20の製造方法について図面を参照して説明する。
【0046】図14に示すように、基板200は、酸化
アルミニウムセラミックス材料から板状に形成され、そ
の表面に導電性の金属化層からなる共通配電線220が
形成されている。そして、共通配電線220の形成され
た部分に、厚み方向に貫通するインク導入路235が形
成されている。2枚のアクチュエータ基板202、20
4は、チタン酸ジルコン酸鉛系(PZT)のセラミック
ス材料からそれぞれ板状に形成され、それぞれ板厚方向
(矢印P2、P1)に分極されている。共通配電線22
0にアクチュエータ基板202が重なるように、基板2
00、アクチュエータ基板202、204が積層して接
着される。
【0047】次に図15に示すように、ダイヤモンドブ
レード等による切削加工によりアクチュエータ基板20
2、204から、基板200に渡って、インク流路21
3および空間215となる複数のチャンネルが、隔壁2
17を隔てて形成される。このとき上述したように、空
間215は、共通配電線220には達しないように溝深
さを調整する。そして、インク流路213は、逆に共通
配電線220を露出させインク同級路235を開口させ
るように溝深さを調整する。
【0048】続いて図16に示すように、基板200の
上部表面とアクチュエータ基板202、204のすべて
の表面に前記実施の形態と同様に導電性の金属化層(図
中灰色部分)を形成する。これにより、インク流路21
3の内面の金属化層は、該流路内に露出している共通配
電線220と電気的に接続する。
【0049】続いて、図17に示すように、第2のアク
チュエータ基板204の上部端面の金属化層を平面研削
等により除去する。そして、図18に示すように、YA
Gレーザー等の切削加工により、空間215の底部に沿
って金属化層を溝状に除去して絶縁部225を形成する
と共に、基板200上において不必要な部分の金属化層
を除去して個別配電線222、接続接点262を形成す
る。もちろん、共通配電線220も残しておく。さら
に、空間電極221を空間215を長手方向の中央部に
て、同様に金属化層を除去して分離部226を形成す
る。その後、制御回路260を、共通配電線220、個
別配電線222、接続接点262に接続して、基板20
0上に配置する。
【0050】最後に、図9に示したように、ノズルプレ
ート232をノズル218がインク流路213に連通す
るようにアクチュエータ基板202の上端面に接合す
る。そして、マニホールド234を、マニホールド23
3が前記インク導入路235に連通するように基板20
0の下面に接合する。
【0051】以上詳述したように、本実施の形態のイン
ク噴射装置20では、アクチュエータ基板202、20
4よりも面積の大きな電気絶縁材料製の基板200上に
予め形成しておいた配線パターンをインク流路の電極と
の接続に利用し、その後の制御回路やFPCとの電気的
接続などの工程は、電子基板として一般的な酸化アルミ
ニウムセラミックス(アルミナ)材料の表面にて行える
ため、容易で、信頼性も高くなる。なお、個別配電線2
22は、前記実施の形態と同様に、基板200上にあら
かじめ形成してもよい。
【0052】また、隔壁117の高さ方向と平行方向に
インクが噴射されるため、1つのアクチュエータ基板に
対して、ノズルを2次元的に配置することが可能にな
り、さらに1つの基板200にアクチュエータ基板を複
数配置することで、ノズル列をさらに多く配置すること
も容易となり、高密度の記録が容易となる。特に、本実
施の形態では、2つのインク流路が連続して形成され、
かつ独立して噴射可能であるので、1ノズル当たりの製
造コストを低減できる。
【0053】なお、本実施の形態では、金属化層を形成
した後、不必要な部分を除去して電極、配電線を形成し
たが、メッキ処理などを施す前に、金属化層の不要部位
にマスクを施し、メッキ処理などの後に該マスク部材を
除去してもよい。また、基板200に貫通するインク導
入路235を設けて、ノズルプレート232とマニホー
ルド部材234を対向する面に接合したため、プリンタ
等に搭載された際に、マニホールド部材に接続されるイ
ンクカートリッジが、インクの噴射の妨げになることが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のインク噴射装置を分解
して示す斜視図である。
【図2】図1の基板およびアクチュエータ基板の平面図
である。
【図3】(a)は図2のX−X線断面図である。(b)
は図2のY−Y線断面図である。(c)は図2のZ−Z
線断面図である。
【図4】本発明の一実施の形態のインク噴射装置の製造
工程を示す図である。
【図5】本発明の一実施の形態のインク噴射装置の製造
工程を示す図である。
【図6】本発明の一実施の形態のインク噴射装置の製造
工程を示す図である。
【図7】本発明の一実施の形態のインク噴射装置の製造
工程を示す図である。
【図8】図1の基板およびアクチュエータ基板の一部拡
大斜視図である。
【図9】本発明の別の実施の形態のインク噴射装置を分
解して示す斜視図である。
【図10】図9の基板およびアクチュエータ基板の平面
図である。
【図11】(a)は図10のX2−X2線断面図であ
る。(b)は図10のY2−Y2線断面図である。
【図12】図10のZ2−Z2線断面図である。
【図13】図10のZ3−Z3線断面図である。
【図14】本発明の別の実施の形態のインク噴射装置の
製造工程を示す図である。
【図15】本発明の別の実施の形態のインク噴射装置の
製造工程を示す図である。
【図16】本発明の別の実施の形態のインク噴射装置の
製造工程を示す図である。
【図17】本発明の別の実施の形態のインク噴射装置の
製造工程を示す図である。
【図18】本発明の別の実施の形態のインク噴射装置の
製造工程を示す図である。
【図19】制御回路の内部構成を示すブロック回路図で
ある。
【符号の説明】
10、20 インク噴射装置 100、200 基板(第2の基板) 102、202、204 アクチュエータ基板(第1の
基板) 118、218 ノズル 113、213 インク流路 115、215 空間 117、217 隔壁 119、219 流路内電極 121、221 空間電極 120、220 共通配電線 122、222 個別配電線 160、260 制御回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一部を分極された圧電材料で
    構成した複数の隔壁間にインクを噴射するインク流路を
    含む複数のチャンネルをアクチュエータ基板に形成し、
    前記隔壁の両側面に形成された駆動電極をとおして前記
    隔壁に電圧を印加することにより、前記隔壁を変形させ
    前記インク流路内のインクに圧力を与えてそのインクを
    噴射するインク噴射装置において、 前記アクチュエータ基板は、圧電材料からなる第1の基
    板と、絶縁材料からなる第2の基板からなり、かつ両基
    板の界面に形成された配線パターンが前記チャンネル内
    部の駆動電極に電気的に接続されていることを特徴とす
    るインク噴射装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の基板において前記第1の基板
    が接合する面は、前記第1の基板よりも面積が大きく、
    前記配線パターンが前記第1の基板よりも側方に露出し
    ていることを特徴とする請求項1記載のインク噴射装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第2の基板が、酸化アルミニウムセ
    ラミックス材料からなることを特徴とする請求項1また
    は2記載のインク噴射装置。
  4. 【請求項4】 前記隔壁を構成する圧電材料は、該隔壁
    の高さ方向に分極されており、かつインクは該分極方向
    と平行な方向に噴射することを特徴とする請求項1記載
    のインク噴射装置。
  5. 【請求項5】 前記アクチュエータ基板に、前記複数の
    インク流路とそれぞれ連通した複数の噴射ノズルを有す
    るプレート部材を固定し、前記アクチュエータ基板の複
    数のチャンネルを形成した平面と直角な方向にインクを
    噴射することを特徴とする請求項4記載のインク噴射装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第2の基板に、前記インク流路と連
    通した噴射ノズルを形成したことを特徴とする請求項4
    記載のインク噴射装置。
  7. 【請求項7】 前記インク流路と連通する位置に、前記
    チャンネル基板の厚み方向に貫通し、インクの供給源と
    接続した貫通孔を設けたことを特徴とする請求項1記載
    のインク噴射装置。
  8. 【請求項8】 前記複数のチャンネルは該第1の基板か
    ら該第2の基板にわたって形成されていることを特徴と
    する請求項1記載のインク噴射装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載のインク噴射装置の製造方
    法であって、 前記第2の基板の上面に配線パターンを形成する工程
    と、 前記配線パターンに一部を重ねて前記第2の基板の上面
    に前記第1の基板を接合する工程と、 少なくとも前記第1の基板に、前記チャンネル間の隔壁
    を残すともに、該隔壁の両側面の少なくとも一方の面に
    前記配線パターンを露出させて複数の溝を形成する工程
    と、 前記隔壁の側面に駆動電極となる導電層を、前記露出し
    た配線パターン部分に接続させて形成する工程とからな
    るインク噴射装置の製造方法。
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