JP2001093257A - 磁気テープカセット - Google Patents

磁気テープカセット

Info

Publication number
JP2001093257A
JP2001093257A JP26888099A JP26888099A JP2001093257A JP 2001093257 A JP2001093257 A JP 2001093257A JP 26888099 A JP26888099 A JP 26888099A JP 26888099 A JP26888099 A JP 26888099A JP 2001093257 A JP2001093257 A JP 2001093257A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
tape
magnetic tape
recording
tape running
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26888099A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Hiraguchi
和男 平口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP26888099A priority Critical patent/JP2001093257A/ja
Publication of JP2001093257A publication Critical patent/JP2001093257A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Tape Cassette Changers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録再生装置が大型化せずに複数の大きさの
カセットの記録再生を可能とする磁気テープカセットを
提供する。 【解決手段】 外形サイズが異なり同一の記録再生装置
で作動可能な複数の磁気テープカセット間で、位置決め
指標36間の距離が等しく、一対のテープ走行用開口部
70のテープ走行領域のカセット内方側を制限する一対
のガイド部材35間の距離が異なり、磁気テープが巻回
されるボス45と前記ガイド部材35とを結ぶテープ走
行路の傾きθが等しいことを特徴とする磁気テープカセ
ット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルビデオ
カセット(DVC)等の磁気テープカセットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、オーディオ機器やビデオ機器等
においては、一対のテープリールに巻回した磁気テープ
を、カセットハーフ内に走行可能に保持して記録再生を
行う磁気テープカセットが多用されている。
【0003】図3を参照すると、従来、例えばDVC用
として用いられる磁気テープカセット30として、磁気
テープtを巻回した一対のテープリール31を、上カセ
ットハーフ32と対をなす下カセットハーフ33内に、
回動自在に支持したものがある。
【0004】下カセットハーフ33における図3中手前
側の開口部34両側にはそれぞれ、テープガイド35が
設けられる。各テープガイド35はそれぞれ、一方のテ
ープリール31から送出されて他方のテープリール31
に巻き取られる磁気テープtを案内し、磁気テープtを
前記開口部34における所定の位置を通過させる。
【0005】また、下カセットハーフ33における後方
側には、テープリール係止用アーム38を有するリール
ロック部材39が設けられる。リールロック部材39
は、圧縮コイルバネ40によって付勢されることによ
り、テープリール係止用アーム38を各テープリール3
1の外周に形成された係合歯41に係合させ、各テープ
リール31の不用意な回転を阻止する。これにより磁気
テープtの巻き緩み等を防止する。
【0006】上カセットハーフ32には、下カセットハ
ーフ33の開口部34を覆うアウターリッド50、トッ
プリッド52及びインナーリッド51がそれぞれ、開閉
自在に取り付けられる。
【0007】アウターリッド50の側板53には、ロッ
クピン54が突設される。ロックピン54は、下カセッ
トハーフ33に回動自在に設けられたリッドロック55
に係止される。なお、符号56は、これらリッドを閉じ
状態に付勢するリッドバネを示す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】放送局等で用いられて
いるDVCは、S,M,Lの3種のサイズがあり、Mサ
イズとLサイズとは、外形の大きさが異なる。しかし、
両者には共通な位置関係を有する要素もある。
【0009】図4はDVCの下カセットハーフ(以下、
下ハーフという)33の平面図であり、(a)はMサイ
ズ、(b)はLサイズのDVCの下ハーフ33である。
記録再生装置に装填されたときの位置決め用孔36や、
カセット前方に設けられた一対のテープガイド35間の
距離は、MサイズとLサイズとで等しい。これは、記録
再生装置内で、記録再生ヘッドや、テープガイドピン等
を、両サイズのカセットで共用できるようにしたためで
ある。
【0010】ここで、記録再生装置内では、図中ハッチ
ングを施した部分がテープ走行領域Sとなる。Lサイズ
のカセットはMサイズのカセットよりも外形が大きく、
テープガイド35間の距離が両カセットで等しい。ま
た、ビス用ボス72とテープガイド35とでテープ走行
用開口部70が画成されている。Lサイズのカセットの
テープ走行用開口部70の幅は、Mサイズのテープ走行
用開口部70の幅より大きくなっている。
【0011】したがって、記録再生装置内では、Lサイ
ズのカセットのテープ走行領域Sが、Mサイズのカセッ
トのテープ走行領域Sよりも広くなっている。そのた
め、記録再生装置内では、Lサイズのカセットのテープ
走行領域Sにあたる部分には、何も部材を設けることが
できず、記録再生装置内を有効に使うことができない。
【0012】また、記録再生装置内で、カセットの開口
部近傍に部材を設ける必要が生じても、Lサイズのカセ
ットのテープ走行領域Sを避けて設けなければならず、
記録再生装置が大型化してしまう。
【0013】本発明の目的は、上記問題を解消すること
にあり、記録再生装置が大型化せずに複数の大きさのカ
セットの記録再生を可能とする磁気テープカセットを提
供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、外
形サイズが異なり同一の記録再生装置で作動可能な複数
の磁気テープカセット間で、位置決め指標間の距離が等
しく、一対のテープ走行用開口部のテープ走行領域のカ
セット内方側を制限する一対のガイド部材間の距離が異
なり、磁気テープが巻回されるボスと前記ガイド部材と
を結ぶテープ走行路の傾きが等しいことを特徴とする磁
気テープカセットによって達成される。
【0015】本発明によれば、外形サイズが異なる複数
の磁気テープカセットであっても、磁気テープが巻回さ
れるボスと前記ガイド部材とを結ぶテープ走行路の傾き
が等しいことにより、外形サイズが大型化しても記録再
生装置内でのテープ走行領域が大幅に拡がらない。した
がって、記録再生装置内でカセットのテープ走行用開口
部の近傍に部材等を設けることが可能となり、部材を設
けることによって記録再生装置が大型化することもな
い。
【0016】また、本発明の上記目的は、外形サイズが
異なり同一の記録再生装置で作動可能な複数の磁気テー
プカセット間で、位置決め指標間の距離が等しく、一対
のテープ走行用開口部のカセット平面方向の幅が等し
く、該テープ走行用開口部のテープ走行領域のカセット
内方側を制限する一対のガイド部材間の距離が異なるこ
とを特徴とする磁気テープカセットによって達成され
る。
【0017】本発明によれば、外形サイズが異なる複数
の磁気テープカセットであっても、一対のテープ走行用
開口部のカセット平面方向の幅が等しいことにより、外
形サイズが大型化しても記録再生装置内でのテープ走行
領域が大幅に拡がらない。したがって、記録再生装置内
でカセットのテープ走行用開口部の近傍に部材等を設け
ることが可能となり、部材を設けることによって記録再
生装置が大型化することもない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施形態を詳細に説明する。図1は本発明の第1実施
形態に係る磁気テープカセットの下ハーフの平面図であ
る。なお、本第1実施形態の構成は図3に示す従来の磁
気テープカセットと、基本的構成は同じであるので、同
じ構成については同符号を付してその説明を省略或いは
簡略化する。
【0019】図1(a)は、Mサイズの磁気テープカセ
ットの下ハーフであり、(b)はMサイズよりも外形の
大きいLサイズの磁気テープカセットの下ハーフであ
る。なお、以下の説明において、Mサイズのカセットを
Mカセットと言い、LサイズのカセットをLカセットと
言う。
【0020】Lカセットのテープリール31は、Mカセ
ットのリール31よりも大きく、Mカセットよりも多く
の磁気テープを巻回することができる。
【0021】各カセットは、下ハーフ33の前方側に、
記録再生装置内で位置決めの指標となる一対の位置決め
孔36を有する。位置決め孔間の距離は両サイズで等し
く、記録再生装置内で、共通の位置決めピンがカセット
下方から位置決め孔36内に挿入されることにより、カ
セットが位置決めされる。
【0022】位置決め孔36の近傍には、磁気テープの
走行領域のカセット内方側を制限する一対のテープガイ
ド35が設けられている。一対のテープガイド35は、
カセットの非使用時には、磁気テープが張設されるよう
になっている。一対のテープガイド35間の距離は、L
カセットのほうがMカセットよりも長くなっている。
【0023】しかし、リール31のボス45とテープガ
イド35の位置関係は、LカセットとMカセットとで同
じであり、ボス45とテープガイド35とを結ぶテープ
走行路が所定方向に対する傾きθは両カセットで等し
い。本実施形態では、カセット前後方向に対する傾きθ
が両カセットで等しくなっている。
【0024】したがって、テープ走行用開口部70の幅
は、Lカセットの方がMカセットよりも広いが、従来例
のような大差はなく、記録再生装置内におけるテープ走
行領域Sも、LカセットとMカセットとでは従来例のよ
うな大差がない。そして、図1(b)と図4(b)とを
比較すると明らかなように、本実施形態によるLカセッ
トの記録再生装置内におけるテープ走行領域Sは、従来
のLカセットの記録再生装置内におけるテープ走行領域
Sよりも大幅に狭くなっている。
【0025】したがって、本第1実施形態によれば、カ
セットサイズが大きくなっても、記録再生装置内でのテ
ープ走行領域Sは大幅に増加せず、テープ走行用開口部
70の近傍に他の部材を配置するなど、テープ走行用開
口部70の近傍を有効に使用することができる。
【0026】次に、本発明の第2実施形態を説明する。
図2は本発明の磁気テープカセットの第2実施形態の下
ハーフの平面図である。本第2実施形態の基本的構成は
上記第1実施形態と同じであるので、同じ構成について
は同符号を付してその説明を省略或いは簡略化する。
【0027】図2(a)は、Mカセットの下ハーフ33
であり、(b)はLカセットの下ハーフ33である。本
第2実施形態の特徴構成は、磁気テープ走行用開口部7
0のカセット平面方向の幅Wがカセットの大きさに拘わ
らず等しいことにある。磁気テープ走行用開口部Wは内
側をテープガイド35により画成され、外側をビス用ボ
ス72により画成されている。そして、テープ走行用開
口部70となる、テープガイド35とビス用ボス72と
の間隔Wは、両カセットで等しい。また、位置決め孔間
36の距離は両カセットで等しく、テープガイド35間
の距離はLカセットの方がMカセットよりも長い。
【0028】記録再生装置内における磁気テープ走行領
域Sは、Lカセットの方がMカセットよりも大きいが、
従来例のような大差はない。そして、図2(b)と図4
(b)とを比較すると明らかなように、本実施形態によ
るLカセットの記録再生装置内におけるテープ走行領域
Sは、従来のLカセットの記録再生装置内におけるテー
プ走行領域Sよりも大幅に狭くなっている。
【0029】したがって、本第2実施形態によれば、カ
セットサイズが大きくなっても、記録再生装置内でのテ
ープ走行領域Sは大幅に増加せず、テープ走行用開口部
70の近傍に他の部材を配置するなど、テープ走行用開
口部70の近傍を有効に使用することができる。
【0030】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れることなく、本発明の趣旨に基づいて適宜変更、改良
等が可能である。例えば、上記実施形態はMカセットと
Lカセットについて説明したが、DVCのSサイズのカ
セットについても同様の構成となっている。また、本発
明はDVC用に限定されず、どのような磁気テープカセ
ットであっても適用可能であり、同一の記録再生装置で
作動可能な大きさの異なる磁気テープカセットであれば
よく、記録再生方式や、大きさの数等は限定されない。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、外形サイ
ズが異なる複数の磁気テープカセットであっても、磁気
テープが巻回されるボスと前記ガイド部材とを結ぶテー
プ走行路の傾きが等しいことにより、外形サイズが大型
化しても記録再生装置内でのテープ走行領域が大幅に拡
がらない。
【0032】また、本発明によれば、外形サイズが異な
る複数の磁気テープカセットであっても、一対のテープ
走行用開口部のカセット平面方向の幅が等しいことによ
り、外形サイズが大型化しても記録再生装置内でのテー
プ走行領域が大幅に拡がらない。
【0033】したがって、記録再生装置内でカセットの
テープ走行用開口部の近傍に部材等を設けることが可能
となり、部材を設けることによって記録再生装置が大型
化することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る磁気テープカセッ
トの下ハーフの平面図であり、(a)はMサイズ、
(b)はLサイズの下ハーフの平面図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係る磁気テープカセッ
トの下ハーフの平面図であり、(a)はMサイズ、
(b)はLサイズの下ハーフの平面図である。
【図3】磁気テープカセットの分解図である。
【図4】従来の磁気テープカセットの下ハーフの平面図
である。
【符号の説明】
31 テープリール 32 上ハーフ 33 下ハーフ 35 テープガイド 36 位置決め孔 45 ボス 70 テープ走行用開口部 72 ビス用ボス S 記録再生装置内でのテープ走行領域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外形サイズが異なり同一の記録再生装置
    で作動可能な複数の磁気テープカセット間で、位置決め
    指標間の距離が等しく、一対のテープ走行用開口部のテ
    ープ走行領域のカセット内方側を制限する一対のガイド
    部材間の距離が異なり、磁気テープが巻回されるボスと
    前記ガイド部材とを結ぶテープ走行路の傾きが等しいこ
    とを特徴とする磁気テープカセット。
  2. 【請求項2】 外形サイズが異なり同一の記録再生装置
    で作動可能な複数の磁気テープカセット間で、位置決め
    指標間の距離が等しく、一対のテープ走行用開口部のカ
    セット平面方向の幅が等しく、該テープ走行用開口部の
    テープ走行領域のカセット内方側を制限する一対のガイ
    ド部材間の距離が異なることを特徴とする磁気テープカ
    セット。
JP26888099A 1999-09-22 1999-09-22 磁気テープカセット Pending JP2001093257A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26888099A JP2001093257A (ja) 1999-09-22 1999-09-22 磁気テープカセット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26888099A JP2001093257A (ja) 1999-09-22 1999-09-22 磁気テープカセット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001093257A true JP2001093257A (ja) 2001-04-06

Family

ID=17464553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26888099A Pending JP2001093257A (ja) 1999-09-22 1999-09-22 磁気テープカセット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001093257A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001093257A (ja) 磁気テープカセット
US5297753A (en) Tape cassette
EP0452014B1 (en) Tape cassettes
JP2583729Y2 (ja) ビデオテープカセットのケース
JP2616521B2 (ja) テープカセット
JPH11238357A (ja) 磁気テープカセット
JPS6020211Y2 (ja) テ−プカセツト
US5786966A (en) Magnetic tape cassette having improved guard panel structure
JP2707944B2 (ja) テープカセット
JPH05234319A (ja) テープカセット
JPS6312473Y2 (ja)
JP2001093260A (ja) 磁気テープカセット
JPS6316071Y2 (ja)
JPH06119694A (ja) 記録再生装置及びテープカセット
EP0510793A1 (en) Reel brake system for magnetic tape cassette
JPH10188523A (ja) テープカセット
JP2867835B2 (ja) テープカセット
JPS6312471Y2 (ja)
JP2000173227A (ja) 磁気テープカセット
JP2000132944A (ja) 磁気テープカセット
JP2586674B2 (ja) テープカセット
JP2001118354A (ja) 磁気テープカセット
JP2001093258A (ja) 磁気テープ用リール
JPH11238344A (ja) 磁気テープカセット
JP2000215636A (ja) 磁気テ―プカセット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040820

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060324

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061031

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20061108

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20061124

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070307