JP2001092379A - アクティブマトリックス基板及びその製造方法 - Google Patents

アクティブマトリックス基板及びその製造方法

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JP2001092379A
JP2001092379A JP27275699A JP27275699A JP2001092379A JP 2001092379 A JP2001092379 A JP 2001092379A JP 27275699 A JP27275699 A JP 27275699A JP 27275699 A JP27275699 A JP 27275699A JP 2001092379 A JP2001092379 A JP 2001092379A
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electrode
pixel electrode
semiconductor layer
film
light
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JP27275699A
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English (en)
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Hirotaka Yamaguchi
弘高 山口
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の横電界方式液晶表示装置用アクティブマ
トリックス基板では、画素電極をソース・ドレイン電極
と同一工程で作製しているので、画素電極の段差はソー
ス・ドレイン電極の膜厚と同じ0.2〜0.4μmと大
きくなり、ラビング圧不均一による配向不良が発生しや
すくなる。 【解決手段】遮光性画素電極69により生ずる段差が小
さくなるので、段差によって発生する配向不良がより発
生しにくくなる。又、基板側から透過してきたバックラ
イト光が遮光性画素電極69によって透過しないので、
良好な表示特性が得られる。更に、遮光性画素電極69
の上に透明金属膜を付け、端子部の電極構造にも適用す
れば、端子の電気的接続性や信頼性がより良好となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置に関
し、特に、横電界(IPS)方式のアクティブマトリッ
クス基板及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】横電界(IPS)方式カラー液晶表示装
置は、液晶を介して互いに対向して配置される透明基板
のうち、その一方または両方の液晶側の単位画素に相当
する領域面に、遮光性画素電極と遮光性共通電極とが備
えられ、この画素電極と共通電極との間に透明基板面と
平行に発生させる電界によって前記液晶層を透過する光
を変調させるようにしたものである。このようなカラー
液晶表示装置は、その表示面に対して大きな角度視野か
ら観察しても色彩が変化しない鮮明な映像を認識でき、
いわゆる広角度視野に優れたものとして普及するように
なった。なお、このような構成からなる液晶表示装置と
しては、公知例1(特開平11−52420号公報)の
他にも特開昭63−21907号公報や特開平6−16
0878号公報にも開示されている。
【0003】一方、液晶表示装置の画面サイズは年々大
きくなる傾向である。画面サイズが大きくなるに従っ
て、ゲート配線やドレイン配線の電気抵抗を下げる必要
がある。同一の配線材料を使用する場合、抵抗を下げる
には配線幅を太くしたり、配線膜厚を厚くしたりする。
表示の開口率を維持するために、通常配線膜厚を厚くす
る。具体的にソース・ドレイン電極の膜厚は0.2〜
0.4μmとなる。画素電極は通常ソース・ドレイン電
極と同一工程で形成されるので、画素電極の膜厚も0.
2〜0.4μmとなる。
【0004】ここで、公知例1の特開平11−5242
0号公報に開示されている液晶表示装置の一画素部分の
様子を以下に示す。図10は、一画素部分の平面図であ
り、図11は図10のC−C’線に沿った断面図であ
る。
【0005】画素電極99は、ソース電極97及びドレ
イン電極8と同一工程で作製しているので、画素電極9
9の段差はソース・ドレイン電極の膜厚と同じ0.2〜
0.4μmとなる。本公知例の場合、ソース・ドレイン
電極と画素電極99は遮光性の金属膜からなる。従っ
て、基板側から入射した光は画素電極99を透過できな
い。図11には図示していないが、パッシベーション膜
98はゲート端子やドレイン端子で開口され、その上に
透明導電性膜が被覆・パターニングされている。ゲート
端子の断面図は特開平5−165059号公報の図6と
同様で、本発明の図4(a)とも同様である。ドレイン
端子の断面図は特開平5−165059号公報の図5と
同様で、本発明の図4(b)とも同様である。
【0006】次に,画素電極による段差を減らす例を、
公知例2[ASIA DISPLAY ’98 予稿集
pp.371−374]として示す。公知例2の一画素
部分の平面図を図12に示す。図13は図12のD−
D’断面図である。
【0007】透明画素電極109をソース電極107及
びドレイン電極8とは別な工程で透明導電性膜により形
成している。この場合、画素電極の段差は、ソース・ド
レイン電極と独立に設定できる透明画素電極109の膜
厚と同じ30〜100nmとなる。透明画素電極109
は透明であるので、基板側から入射した光は画素電極を
透過する。
【0008】他の公知例として、特開平5−16505
9号公報がある。本公知例には、共通電極がなく、明ら
かに縦電界(ツイステッドネマチック:TN)方式用の
アクティブマトリックス基板である。本発明の第1の実
施形態のように遮光性半導体層6がない。本公知例はT
N式アクティブマトリックス基板であるので、画素電極
は透明である。一方、本発明の第2、3の実施形態の画
素電極は透明である必要はなく、遮光性導電膜である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、公知例
1の場合、画素電極をソース・ドレイン電極と同一工程
で作製しているので、画素電極の段差はソース・ドレイ
ン電極の膜厚と同じ0.2〜0.4μmとなる。ところ
で、画面サイズが大きくなるに従って、ゲート電極やソ
ース・ドレイン電極の配線電気抵抗を下げる必要がある
が、同一の配線材料を使用する場合、抵抗を下げるには
配線幅を太くしたり、配線膜厚を厚くしたりする。表示
の開口率を維持するために、通常配線膜厚を厚くする。
具体的にソース・ドレイン電極の膜厚は0.2〜0.4
μmとなる。従って、画素電極の段差を小さくすること
ができず、段差は大きくなる一方である。段差が大きく
なるので、配向不良がより発生しやすくなる。即ち、図
11に示した画素電極部の段差(膜厚とほぼ同じ0.2
〜0.4μm)によって光が透過する画素電極周辺の配
向膜にはラビング時に十分圧力がかからずに配向しなく
なる。その配向しない領域では映像信号とは無関係に光
が透過する、いわゆる光漏れ不良が発生する。
【0010】公知例2の場合、画素電極の段差は透明導
電性膜の膜厚と同じ30〜100nmとなるので、段差
に関しては配向不良がより発生しにくい。しかし、基板
から入射した光が信号電圧によって制御されず画素電極
部を透過するので、表示が白っぽくなる。本公知例では
透明画素電極を透過する光も利用することによって、開
口率を上げることを意図している。
【0011】本発明の目的は、横電界(IPS)方式の
アクティブマトリックス基板において、配向膜の下地の
段差が小さくなり、かつ、基板背面からの光を遮光する
画素電極を有するアクティブマトリックス基板及びその
製造方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のアクティブマト
リックス基板は、基板の上に設けられたゲート配線を兼
ねるゲート電極及び共通電極と、前記ゲート電極及び前
記共通電極を含む前記基板を被覆する第1絶縁膜と、前
記第1絶縁膜の上に設けられた半導体層及び前記半導体
層と接続するソース・ドレイン配線と、前記ソース・ド
レイン配線と接続される画素電極と、からなり、前記共
通電極及び前記画素電極は、互いに併行するそれぞれ櫛
歯状共通電極及び櫛歯状画素電極を有しており、前記櫛
歯状共通電極と前記櫛歯状画素電極との間に電圧を印加
することにより液晶の向きを制御するアクティブマトリ
ックス基板であって、前記櫛歯状画素電極が、前記半導
体層及び前記ソース・ドレイン配線を含む前記第1絶縁
膜を被覆する第2絶縁膜上にあって、前記第2絶縁膜の
開口部を通して前記ソース・ドレイン配線と接続され、
かつ、前記基板から前記櫛歯状画素電極方向への光が少
なくとも前記櫛歯状画素電極を透過しないことを特徴と
し、第1の形態として、前記櫛歯状画素電極は透明金属
からなり、前記櫛歯状画素電極下方の前記第1絶縁膜の
上に遮光性半導体層を有し、前記遮光性半導体層は、前
記櫛歯状画素電極を平面上包含すべく設けられ、更に、
前記遮光性半導体層は、前記半導体層よりも薄く設けら
れてなる、というものである。
【0013】本発明のアクティブマトリックス基板は、
第2の形態として、前記櫛歯状画素電極は遮光金属から
なり、第3の形態として、前記櫛歯状画素電極は遮光金
属及びその上の透明金属からなる、というものである。
【0014】又、上記本発明のアクティブマトリックス
基板において、前記基板は透明絶縁性基板である、とい
うものである。
【0015】本発明のアクティブマトリックス基板の製
造方法は、基板の上にゲート配線を兼ねるゲート電極及
び共通電極を形成し、前記ゲート電極及び前記共通電極
を含む前記基板を被覆する第1絶縁膜を堆積し、前記第
1絶縁膜の上に半導体膜を堆積し、前記半導体膜をパタ
ーニングして半導体層を形成し、前記半導体層を含む前
記第1絶縁膜の上に第1金属膜を堆積し、前記第1金属
膜をパターニングして前記半導体層と接続するソース・
ドレイン配線を形成し、前記半導体層及び前記ソース・
ドレイン配線を含む前記第1絶縁膜を被覆する第2絶縁
膜を堆積し、前記第2絶縁膜に開口部を開口して前記第
2絶縁膜上に第2金属膜を堆積し、前記第2金属膜をパ
ターニングして前記ソース・ドレイン配線と接続する画
素電極を形成するアクティブマトリックス基板の製造方
法であって、前記共通電極及び前記画素電極には、それ
らの形成時に、互いに併行するそれぞれ櫛歯状共通電極
及び櫛歯状画素電極も併せて形成されており、かつ、前
記基板から前記櫛歯状画素電極に到る範囲内に遮光膜が
形成されていることを特徴とし、第1の形態として、前
記半導体膜をパターニングして半導体層を形成する工程
において、前記第1絶縁膜の上には前記半導体層と同時
に前記半導体膜からなる遮光性半導体層が形成され、前
記第1金属膜をパターニングして前記半導体層と接続す
るソース・ドレイン配線を形成する工程において、前記
遮光性半導体層の上には前記ソース・ドレイン配線が形
成されず、又、前記遮光性半導体層は、前記櫛歯状画素
電極下方に形成され、前記遮光性半導体層は、前記櫛歯
状画素電極を平面上包含すべく形成され、更に、前記第
2金属膜は透明金属からなる、というものである。
【0016】本発明のアクティブマトリックス基板の製
造方法は、第2の形態として、前記第2金属膜は遮光金
属からなり、第3の形態として、前記第2金属膜は遮光
金属及びその上の透明金属からなる、というものであ
る。
【0017】又、上記本発明のアクティブマトリックス
基板の製造方法において、前記基板は透明絶縁性基板で
ある、というものである。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態を図1〜
4を参照して説明する。図1は、一般的な横電界方式液
晶表示装置用アクティブマトリックス基板の回路概念図
である。
【0019】透明絶縁性基板1、例えばガラス基板上
に、複数のゲート配線12と複数の共通配線14が複数
のドレイン配線20に対して直交して設けられている。
ゲート配線12とドレイン配線20の交点付近に薄膜ト
ランジスタが設けられ、それと電気的に接続された画素
電極9がある。この画素電極9と共通電極3とによっ
て、横電界を液晶層に印加できるようにしている。これ
らの薄膜トランジスタ、画素電極、共通電極はアレイ状
に設けられている。ここで、これらの薄膜トランジス
タ、画素電極、共通電極の一組を一画素とする。
【0020】以下に、第1の実施形態について説明す
る。図2は、本実施形態の一画素部分の平面図である。
図3は、図2のA−A’線に沿った断面図である。
【0021】ゲート電極用金属としてTi/Al(上層
がTi、下層がAlの意味)、Mo、Cr等を透明絶縁
性基板1上にスパッタリング法等により概ね0.1〜
0.4μmの膜厚で被覆する。フォトリソグラフィー
法、エッチング、レジスト剥離によりゲート電極2と共
通電極3を形成する。
【0022】次に、ゲート電極2と共通電極3を覆って
基板一面にプラズマCVD法によりゲート絶縁膜4とな
るシリコン窒化膜を概ね0.2〜0.6μmの膜厚で、
半導体層5及び遮光性半導体層6となる真性非晶質シリ
コン膜(真性a−Si膜)を概ね0.1〜0.3μmの
膜厚で、オーミックコンタクト層16となるn+型a−
Si膜を概ね10〜70nmの膜厚で連続的に被覆す
る。フォトリソグラフィー法、エッチング、レジスト剥
離によりn+型a−Si膜と真性a−Si膜をパターニ
ングし、オーミックコンタクト層16、半導体層5及び
上層がn+型a−Si膜、下層が真性a−Si膜からな
る遮光性半導体層6を形成する。ここで、シリコン窒化
膜の形成条件としては、シラン流量100sccm程
度、アンモニア流量200sccm程度、窒素流量20
00sccm程度、成膜室圧力120Pa程度、高周波
電力密度0.1W/cm2程度、基板温度300℃程度
が標準的である。真性a−Si膜の形成条件としては、
シラン流量250〜320sccm程度、水素流量70
0〜1000sccm程度、成膜室圧力100〜120
Pa程度、高周波電力密度0.02〜0.05W/cm
2程度、基板温度260〜310℃程度が標準的であ
る。n+型a−Si膜の形成条件としては、シラン流量
40〜70sccm程度、水素ベース0.5%フォスフ
ィンの混合ガス流量200〜350sccm程度、成膜
室圧力100〜120Pa程度、高周波電力密度0.0
1〜0.05W/cm2程度、基板温度260〜310
℃程度が標準的である。
【0023】続いて、ゲート絶縁膜4、オーミックコン
タクト層16上にMo、Cr等の金属をスパッタリング
法により概ね0.2〜0.4μmの膜厚で被覆する。フ
ォトリソグラフィー法、エッチング、レジスト剥離によ
りソース電極7、ドレイン電極8を形成する。
【0024】次に、形成されたソース・ドレイン電極を
マスクとして不要なn+型a−Si膜をエッチング除去
する。半導体層5の真性a−Si膜も一部オーバーエッ
チングされる(本工程はチャネルエッチングと呼ばれて
いる。)。このとき同時に、遮光性半導体層6の上層を
構成するn+型a−Si膜の全部と下層を構成する真性
a−Si膜の一部もエッチングされる。その結果、遮光
性半導体層6の膜厚は、真性a−Si膜の膜厚よりオー
バーエッチングされる分だけ薄くなり、概ね0.05〜
0.2μmになる。
【0025】次に、基板上にパッシベーション膜18と
してシリコン窒化膜をプラズマCVD法により概ね0.
2〜0.5μmの膜厚で被覆する。
【0026】以上は画素電極近傍について述べてきた
が、上記の製造工程により製造される図1のゲート端子
32及びドレイン端子33の電極構造断面は、それぞれ
図4(a)、図4(b)のようになる。
【0027】ゲート端子32及びドレイン端子33に
は、それぞれゲート電極2と同時にゲート端子電極42
及びソース電極7と同時にドレイン端子電極47が設け
られる。ソース電極7、ゲート端子電極42及びドレイ
ン端子電極47の上のパッシベーション膜18の一部を
開口し、ソース電極7上には図3のようにコンタクトホ
ール10が、ゲート端子電極42及びドレイン端子電極
47の上には、図4のようにそれぞれコンタクトホール
60及びコンタクトホール70が形成される。
【0028】次に、ここまで作製された基板上に透明導
電性膜(例えば、酸化インジウム錫)を30〜100n
m被覆する。フォトリソグラフィー法、エッチング、レ
ジスト剥離により、ゲート端子取出電極52、ドレイン
端子取出電極57及び透明画素電極19を作製する。こ
こで、本発明によれば、表示をつかさどる画素部の透明
画素電極19の下方には、遮光性半導体層6が平面形状
が透明画素電極19と同じ同じ大きさ或いは若干大きく
形成される。というのは、このアクティブマトリックス
基板を用いた液晶表示装置において、遮光性半導体層6
より透明画素電極19が大きくなると、遮光性半導体層
6よりはみ出した部分の透明画素電極19から光が漏
れ、良好な表示特性が得られない。また、露光の位置合
わせ精度を考慮すると、必然的にそのような画素電極1
9と遮光性半導体層6との寸法関係にならざるを得な
い。
【0029】最後に、特性を安定化させるために200
〜280℃、窒素中で0.5〜2時間熱処理を行う。こ
れで横電界方式液晶表示装置用アクティブマトリックス
基板が完成する。
【0030】本実施形態の特徴は、透明画素電極19の
下に遮光性半導体層6が設けられていることである。本
実施形態の画素電極の段差は公知例1のそれより小さ
い。よって、段差によって発生する配向不良がより発生
しにくくなる。本実施形態を液晶表示装置に適用した場
合、基板側から透過してきたバックライト光が遮光性半
導体層6により透明画素電極19を透過しないので、良
好な表示特性が得られる。というのは、透明画素電極1
9上の電界は画素電極と垂直の縦方向であるので、横電
界方式においてはこの部分に光を透過させ、表示に悪影
響を与えてはならない。公知例2は、この点において問
題を有しており、透明画素電極から映像信号によって制
御されずに透過してきた光によって表示特性は白っぽく
なる。
【0031】本実施形態では、遮光性半導体層6が真性
非晶質シリコン半導体層で形成されている。そのため、
青及び緑の光をほぼ遮光できる。一方、赤の光に対して
は40%ほど透過してしまう。このような不具合に対し
ては、赤のカラーフィルターの透過率だけをより低くす
ることやバックライトの赤の光強度だけを低くすること
によって対処することができる。
【0032】次に、本発明の第2の実施形態を図5〜7
を参照して説明する。図5は、本実施形態の一画素部分
の平面図である。図6は、図5のB−B’線に沿った断
面図である。
【0033】ゲート電極用金属としてTi/Al、M
o、Cr等を透明絶縁性基板1上にスパッタリング法等
により概ね0.1〜0.4μmの膜厚で被覆する。フォ
トリソグラフィー法、エッチング、レジスト剥離により
ゲート電極2と共通電極3を形成する。
【0034】ゲート電極2と共通電極3を覆って基板一
面にプラズマCVD法により、ゲート絶縁膜4となるシ
リコン窒化膜を概ね0.2〜0.6μmの膜厚で、半導
体層5となる真性a−Si膜を概ね0.1〜0.3μm
の膜厚で、オーミックコンタクト層16となるn+型a
−Si膜を概ね10〜70nmの膜厚で連続的に被覆す
る。フォトリソグラフィー法、エッチング、剥離により
+型a−Si膜と真性a−Si膜をパターニングし、
オーミックコンタクト層16と半導体層5を形成する。
ここで、シリコン窒化膜の形成条件は第1の実施形態と
同様である。
【0035】次に、ゲート絶縁膜4、オーミックコンタ
クト層16上にCr等の金属をスパッタリング法により
概ね0.2〜0.4μmの膜厚で被覆する。フォトリソ
グラフィー法、エッチング、レジスト剥離によりソース
電極7、ドレイン電極8を作製する。
【0036】上記までの工程において、ゲート端子32
及びドレイン端子33には、それぞれゲート電極2と同
時にゲート端子電極42及びソース電極7と同時にドレ
イン端子電極47が設けられている。
【0037】次に、形成されたソース・ドレイン電極を
マスクとして不要なn+型非晶質シリコン層をエッチン
グ除去する。半導体層5の真性a−Si膜も一部オーバ
ーエッチングされる。ここまで作製された基板上にパッ
シベーション膜58としてシリコン窒化膜をプラズマC
VD法により概ね0.2〜0.5μmの膜厚で被覆す
る。
【0038】以上は画素電極近傍を中心に述べてきた
が、本実施形態の製造工程により製造される図1のゲー
ト端子32及びドレイン端子33の電極構造断面は、そ
れぞれ図7(a)、図7(b)のようになり、端子も含
めたパッシベーション膜58被覆以後の製造工程は、以
下のようになる。
【0039】次に、ゲート電極2と共通電極3とソース
電極7、ドレイン電極8に電気信号の入出力を行うため
に、ソース電極7、ゲート端子電極42及びドレイン端
子電極47の上のパッシベーション膜58の一部を開口
し、ソース電極7上には図6のようにコンタクトホール
10が、ゲート端子電極42及びドレイン端子電極47
の上には、図7のようにそれぞれコンタクトホール60
及びコンタクトホール70が形成される。
【0040】ここまで作製された基板上に遮光性導電性
膜(例えば、Cr等の金属)を30〜100nm被覆す
る。フォトリソグラフィー法、エッチング、レジスト剥
離により、ゲート端子取出電極62とドレイン端子取出
電極67と遮光性画素電極69を形成する。
【0041】最後に、特性を安定化させるために200
〜280℃、窒素中で0.5〜2時間熱処理を行う。こ
れで横電界方式液晶表示装置用アクティブマトリックス
基板が完成する。
【0042】本実施形態の場合、画素電極の段差を小さ
くするために、画素電極をソース・ドレイン電極より薄
くした。前記したように、段差が公知例1のそれより小
さいため、段差によって発生する配向不良がより発生し
にくくなる。また、画素電極に遮光性導電膜を適用して
いるので、表示に悪影響を与える光は透過しない。
【0043】次に、本発明の第3の実施形態について図
8、9を参照して説明する。本実施形態の一画素部分の
平面図は、第2の実施形態と同じであるので省略する。
又、パッシベーション膜を堆積させるまでの製造工程も
第2の実施形態と同じであるので、詳細な説明は省略す
る。図8は、図5のB−B’線に沿った断面図で、図9
は端子部の電極構造断面図である。
【0044】ゲート電極2と共通電極3とソース電極
7、ドレイン電極8に電気信号の入出力を行うために、
ソース電極7、ゲート端子電極42及びドレイン端子電
極47の上のパッシベーション膜58の一部を開口し、
ソース電極7上には図8のようにコンタクトホール10
が、ゲート端子電極42及びドレイン端子電極47の上
には、図9のようにそれぞれコンタクトホール60及び
コンタクトホール70が形成される。
【0045】ここまで作製された基板上に遮光性導電性
膜(例えば、Cr等の金属)を30〜100nmの膜厚
で、引き続き透明導電性膜(例えば、酸化インジウム
錫)を30〜100nmの膜厚で被覆する。フォトリソ
グラフィー法、エッチング、レジスト剥離により、透明
導電性膜、遮光性導電性膜の順に二層膜を同時にパター
ニングし、下層画素電極79、上層画素電極89、ゲー
ト端子下層取出電極72、ゲート端子上層取出電極8
2、ドレイン端子下層取出電極77、ドレイン端子上層
取出電極87を形成する。
【0046】次に、特性を安定化させるために200〜
280℃、窒素中で0.5〜2時間熱処理を行う。これ
で横電界方式液晶表示装置用アクティブマトリックス基
板が完成する。
【0047】本実施形態の特徴は、画素電極が遮光性導
電性膜と透明導電性膜の二層により形成されていること
である。このように二層とすることによって、画素電極
と同時に形成されるゲート端子やドレイン端子の電気的
接続性や信頼性がより良好となる。
【0048】上述の本発明の実施形態においては、チャ
ネルエッチ型薄膜トランジスタについて述べたが、チャ
ネル保護型トランジスタにも適用可能であることは言う
までもない。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本発明のアクティブマト
リックス基板及びその製造方法に従えば、従来の画素電
極により生ずる段差を減らしているので、段差によって
発生する配向不良がより発生しにくくなる。又、本発明
を液晶表示装置に適用した場合、基板側から透過してき
たバックライト光が遮光層によって透過しないので、良
好な表示特性が得られる。更に、画素電極の膜厚をソー
ス・ドレイン電極より薄くする本発明の形態を適用すれ
ば、画素電極の段差によって発生する配向不良がより発
生しにくくなる。また、画素電極に遮光性導電膜を適用
しているので、表示に悪影響を与える光は透過しない。
【0050】又、本発明の更に別の形態を適用すれば、
画素電極が遮光性導電性膜と透明導電性膜の二層により
形成されているので、画素電極と同時に形成されるゲー
ト端子やドレイン端子の電気的接続性や信頼性がより良
好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な横電界方式液晶表示装置用アクティブ
マトリックス基板の回路概念図である。
【図2】本発明の第1の実施形態のアクティブマトリッ
クス基板の画素電極近傍の平面図である。
【図3】図2の平面図の切断線A−A’に沿った断面図
である。
【図4】本発明の第1の実施形態のアクティブマトリッ
クス基板の端子部の電極構造断面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態のアクティブマトリッ
クス基板の画素電極近傍の平面図である。
【図6】図5の平面図の切断線B−B’に沿った断面図
である。
【図7】本発明の第2の実施形態のアクティブマトリッ
クス基板の端子部の電極構造断面図である。
【図8】本発明の第3の実施形態のアクティブマトリッ
クス基板の画素電極近傍の断面図である。
【図9】本発明の第3の実施形態のアクティブマトリッ
クス基板の端子部の電極構造断面図である。
【図10】公知例1のアクティブマトリックス基板の画
素電極近傍の平面図である。
【図11】図10の平面図の切断線C−C’に沿った断
面図である。
【図12】公知例2のアクティブマトリックス基板の画
素電極近傍の平面図である。
【図13】図12の平面図の切断線D−D’に沿った断
面図である。
【符号の説明】
1 透明絶縁性基板 2 ゲート電極 3 共通電極 4 ゲート絶縁膜 5 半導体層 6 遮光性半導体層 7、97、107 ソース電極 8 ドレイン電極 9、99 画素電極 10、60、70 コンタクトホール 12 ゲート配線 14 共通配線 16 オーミックコンタクト層 18、58、98 パッシベーション膜 19、109 透明画素電極 20 ドレイン配線 32 ゲート端子 33 ドレイン端子 42 ゲート端子電極 47 ドレイン端子電極 52、62 ゲート端子取出電極 57、67 ドレイン端子取出電極 69 遮光性画素電極 72 ゲート端子下層取出電極 77 ドレイン端子下層取出電極 79 下層画素電極 82 ゲート端子上層取出電極 87 ドレイン端子上層取出電極 89 上層画素電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H091 FC26 FC27 GA01 GA13 HA07 LA12 LA30 2H092 GA14 GA29 JA24 JA37 JA41 JA43 JA46 JA47 JB51 JB57 KA05 KB24 MA05 MA07 MA12 MA13 MA15 MA17 MA29 NA19 NA27 PA01 QA07 5C094 AA42 BA03 BA43 CA19 DA13 EA03 EA04 EA07 ED15 FA04 FB12 GA10 GB01 5F110 BB01 CC07 EE03 EE04 EE07 EE14 EE37 EE44 FF03 FF30 GG02 GG15 GG24 GG25 GG35 GG45 HK04 HK09 HK16 HK33 HK42 HL07 HM17 HM18 NN02 NN04 NN12 NN24 NN35 QQ08 QQ09

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の上に設けられたゲート配線を兼ね
    るゲート電極及び共通電極と、前記ゲート電極及び前記
    共通電極を含む前記基板を被覆する第1絶縁膜と、前記
    第1絶縁膜の上に設けられた半導体層及び前記半導体層
    と接続するソース・ドレイン配線と、前記ソース・ドレ
    イン配線と接続される画素電極と、からなり、前記共通
    電極及び前記画素電極は、互いに併行するそれぞれ櫛歯
    状共通電極及び櫛歯状画素電極を有しており、前記櫛歯
    状共通電極と前記櫛歯状画素電極との間に電圧を印加す
    ることにより液晶の向きを制御するアクティブマトリッ
    クス基板であって、前記櫛歯状画素電極が前記半導体層
    及び前記ソース・ドレイン配線を含む前記第1絶縁膜を
    被覆する第2絶縁膜上にあって、前記第2絶縁膜の開口
    部を通して前記ソース・ドレイン配線と接続され、か
    つ、前記基板から前記櫛歯状画素電極方向への光が少な
    くとも前記櫛歯状画素電極を透過しないことを特徴とす
    るアクティブマトリックス基板。
  2. 【請求項2】 前記櫛歯状画素電極は透明金属からな
    り、前記櫛歯状画素電極下方の前記第1絶縁膜の上に遮
    光性半導体層を有する請求項1記載のアクティブマトリ
    ックス基板。
  3. 【請求項3】 前記遮光性半導体層は、前記櫛歯状画素
    電極を平面上包含すべく設けられる請求項2記載のアク
    ティブマトリックス基板。
  4. 【請求項4】 前記遮光性半導体層は、前記半導体層よ
    りも薄く設けられる請求項2又は3記載のアクティブマ
    トリックス基板。
  5. 【請求項5】 前記櫛歯状画素電極は遮光金属からなる
    請求項1記載のアクティブマトリックス基板。
  6. 【請求項6】 前記櫛歯状画素電極は遮光金属及びその
    上の透明金属からなる請求項1記載のアクティブマトリ
    ックス基板。
  7. 【請求項7】 前記基板は透明絶縁性基板である請求項
    1、2、3、4、5又は6記載のアクティブマトリック
    ス基板。
  8. 【請求項8】 基板の上にゲート配線を兼ねるゲート電
    極及び共通電極を形成し、前記ゲート電極及び前記共通
    電極を含む前記基板を被覆する第1絶縁膜を堆積し、前
    記第1絶縁膜の上に半導体膜を堆積し、前記半導体膜を
    パターニングして半導体層を形成し、前記半導体層を含
    む前記第1絶縁膜の上に第1金属膜を堆積し、前記第1
    金属膜をパターニングして前記半導体層と接続するソー
    ス・ドレイン配線を形成し、前記半導体層及び前記ソー
    ス・ドレイン配線を含む前記第1絶縁膜を被覆する第2
    絶縁膜を堆積し、前記第2絶縁膜に開口部を開口して前
    記第2絶縁膜上に第2金属膜を堆積し、前記第2金属膜
    をパターニングして前記ソース・ドレイン配線と接続す
    る画素電極を形成するアクティブマトリックス基板の製
    造方法であって、前記共通電極及び前記画素電極には、
    それらの形成時に、互いに併行するそれぞれ櫛歯状共通
    電極及び櫛歯状画素電極も併せて形成されており、か
    つ、前記基板から前記櫛歯状画素電極に到る範囲内に遮
    光膜が形成されていることを特徴とするアクティブマト
    リックス基板の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記半導体膜をパターニングして半導体
    層を形成する工程において、前記第1絶縁膜の上には前
    記半導体層と同時に前記半導体膜からなる遮光性半導体
    層が形成され、前記第1金属膜をパターニングして前記
    半導体層と接続するソース・ドレイン配線を形成する工
    程において、前記遮光性半導体層の上には前記ソース・
    ドレイン配線が形成されない請求項8記載のアクティブ
    マトリックス基板の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記遮光性半導体層は、前記櫛歯状画
    素電極下方に形成される請求項9記載のアクティブマト
    リックス基板の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記遮光性半導体層は、前記櫛歯状画
    素電極を平面上包含すべく形成される請求項10記載の
    アクティブマトリックス基板の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記第2金属膜は透明金属からなる請
    求項8、9、10又は11記載のアクティブマトリック
    ス基板の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記第2金属膜は遮光金属からなる請
    求項8記載のアクティブマトリックス基板の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記第2金属膜は遮光金属及びその上
    の透明金属からなる請求項8記載のアクティブマトリッ
    クス基板の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記基板は透明絶縁性基板である請求
    項8、9、10、11、12、13又は14記載のアク
    ティブマトリックス基板の製造方法。
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