JP2001090860A - 酸素発生装置の均圧弁 - Google Patents

酸素発生装置の均圧弁

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JP2001090860A
JP2001090860A JP27031599A JP27031599A JP2001090860A JP 2001090860 A JP2001090860 A JP 2001090860A JP 27031599 A JP27031599 A JP 27031599A JP 27031599 A JP27031599 A JP 27031599A JP 2001090860 A JP2001090860 A JP 2001090860A
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valve
solenoid valve
plunger
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JP27031599A
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Shoichi Yamada
昇市 山田
Noriyasu Hirota
憲泰 廣田
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Original Assignee
CKD Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で安価な酸素発生装置の均圧弁を提供す
ること。 【解決手段】 本発明に係る酸素発生装置の均圧弁1
は、一対の吸着筒を交互に利用し、圧縮空気中の窒素を
吸着して酸素ガスを共通の吐出口から連続して吐出する
酸素発生装置に設けられ、一対の吸着筒の2次側間を連
通する流路の形成されたオリフィス3内蔵のマニホール
ドブロック4に対して電磁弁2が一体に固定されてなる
ものであって、電磁弁2の開閉を制御する制御回路が、
全波整流によってコイル12へ直流通電を行い、プラン
ジャ15をコア14に吸着させるために必要な電流を所
定時間コイル12に流した後、プランジャ15をコア1
4に吸着保持させるために必要な電流をコイル12への
通電・通電遮断を繰り返すことによって流す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力スイング吸着
方法を利用した酸素発生装置の均圧弁に関する。
【0002】
【従来の技術】今日の在宅医療の分野では、在宅酸素療
法を必要とする患者に使われる酸素発生装置の需要が高
まってきている。かかる医療用の酸素発生装置には、一
般に窒素を吸着する吸着筒を2つ設けた2筒式のものが
採用され、いわゆる圧力スイング吸着方法が利用されて
いる(詳細は後述する)。そうした圧力スイング吸着方
法を行う2筒式の酸素発生装置には、一対の吸着筒の圧
力バランスをとるために均圧弁が設けられている。図1
1は、従来の均圧弁を示した回路図である。この均圧弁
は、図示するように2個の電磁弁201,202がオリ
フィス203と並列に形成された流路上にそれぞれ設け
られている。
【0003】図12は、均圧弁を示した正面図であり、
図13は図12のA−A断面を、図14(a)は図12
のB−B断面を、そして図14(b)は図12のC−C
断面を示した図である。均圧弁200は、図12に示す
ように電磁弁201,202がマニホールドブロック2
10に一体的に固定され、2連のものとして構成されて
いる。そして、そのマニホールドブロック210に形成
された流路は、図14(b)に示すように電磁弁20
2,203の並びに沿って平行な2本の流路211,2
12が穿設され、これらを横切るように流路213が穿
設されている。そして、この流路213は、中央にオリ
フィス203が配置され、両開口部が閉塞栓221,2
22によって気密に閉じられている。
【0004】また、流路211,212には電磁弁20
1,202のポートへ連通する流路214,215が垂
直に穿設されている。そして、マニホールドブロック2
10には、更に電磁弁201,202の他のポート間を
直接連通させる流路が形成されている。これは、図13
に示すように水平な流路216が、図14(a)に示す
ような有底の穴であって、開口部が閉塞栓223で気密
に閉じられ、その流路216に電磁弁201,202へ
連通する流路217,218が垂直に穿設されている。
よって、均圧弁は、流路の形成されたマニホールドブロ
ック210に対し、その流路にポートを接続させた電磁
弁201,202が一体に固定されて形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の均圧弁200は、2個の電磁弁201,20
2を使用した2連構造となっているため大型であるとい
った問題があった。そこで、均圧弁を小型化する一案と
して例えば電磁弁自体を小型化することが考えられた
が、用途上大流量を確保する必要があることから実現さ
れなかった。一方、他の案として2個あった電磁弁を1
個にすることが考えられた。これは、図11に示す2個
の電磁弁201,202を1個にしたとしても回路上は
何ら問題ないからである。しかし、従来の均圧弁200
に2個の電磁弁を使用しているのは、制御上図11に示
すように流体がX方向から流れる場合と、Y方向から流
れる場合とで流量が一定である必要があるからである。
【0006】即ち、電磁弁を1個とすると、流体の流れ
る方向によって弁体に作用する流体圧力が異なるため、
いずれの場合でも弁の開閉制御を同じにするには、ソレ
ノイドが流体圧力の影響を受けないような磁力を発生さ
せなければならない。そして、そのためには電磁弁自体
が大型化してしまう問題があった。更に、従来の均圧弁
200は、マニホールドブロック210に形成する流路
が複雑で、特に閉塞栓221,222,223を必要と
することから製品単価が高くなるといった問題もあっ
た。
【0007】そこで、本発明は、かかる課題を解決すべ
く、小型で安価な酸素発生装置の均圧弁を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る酸素発生装
置の均圧弁は、一対の吸着筒を交互に利用し、圧縮空気
中の窒素を吸着して酸素ガスを共通の吐出口から連続し
て吐出する酸素発生装置に設けられ、前記一対の吸着筒
の2次側間を連通する流路の形成されたオリフィス内蔵
のマニホールドブロックに対して電磁弁が一体に固定さ
れてなるものであって、前記電磁弁の開閉を制御する制
御回路が、全波整流によってコイルへ直流通電を行い、
プランジャをコアに吸着させるために必要な電流を所定
時間コイルに流した後、プランジャをコアに吸着保持さ
せるために必要な電流をコイルへの通電・通電遮断を繰
り返すことによって流すことを特徴とする。
【0009】よって、本発明に係る酸素発生装置の均圧
弁では、制御回路によって電磁弁が制御されるが、具体
的には、プランジャをコアに吸着させるのに必要な電流
がコイルに直流通電され、そのコイルに発生する磁界に
よって励磁されたコアにプランジャが吸着する。そし
て、プランジャがコアに吸着した後は、コイルへの通電
・通電遮断が繰り返され、コイルに流れる電流は、プラ
ンジャをコアに吸着保持させるために必要な所定の電流
値を下回らないように制御される。従って、高い流体圧
に抗して弁を開ける場合には、その流体圧に必要な電流
及び通電時間を実測した上で吸着時の電流を設定するこ
とによってプランジャの吸着力を増大させることがで
き、吸着後は吸着保持に必要な所定の電流値を流すよう
にすればよいので、小型の電磁弁を使用した場合にでも
プランジャの吸着時にのみ大電流を流して大きな吸着力
を得ることができる。そのため、1個の電磁弁に対して
双方向から流体が流れる場合にでも、その流体圧力に影
響を受けることなく弁の開閉に関して同様に制御するこ
とができる。
【0010】また、本発明に係る酸素発生装置の均圧弁
は、一対の吸着筒を交互に利用し、圧縮空気中の窒素を
吸着して酸素ガスを共通の吐出口から連続して吐出する
酸素発生装置に設けられ、前記一対の吸着筒の2次側間
を連通する流路の形成されたオリフィス内蔵のマニホー
ルドブロックに対して電磁弁が一体に固定されてなるも
のであって、前記電磁弁の開閉を制御する制御回路が、
交流通電を直流通電に変える全波整流回路部と、全波整
流回路部によって直流化された電源電圧から一定値以上
の電圧を取り出して平滑化する電源平滑部と、コイルへ
の通電・通電遮断を操作する比較演算部と、比較演算部
の出力によりコイルへの通電・通電遮断を実行する駆動
素子部と、プランジャをコアに吸着させるために必要な
電流をコイルに流すように通電時間を比較演算部に指示
する吸着電流指示部と、プランジャとコアとの吸着保持
に必要な電流をコイルへ流すようにコイルへの通電・通
電遮断の時間を比較演算部に指示する吸着保持電流指示
部と、コイルを流れる電流によって比較演算部及び吸着
保持電流指示部の動作を実行させる駆動電流検出部とを
有することを特徴とする。
【0011】よって、本発明に係る酸素発生装置の均圧
弁では、全波整流回路部による直流通電によって、コイ
ルに対してプランジャをコアに吸着させるために必要な
電流が流され、コイルに発生する磁界により励磁された
コアにプランジャが吸着する。そして、比較演算部から
の出力に基づいて駆動素子部によるコイルへの通電・通
電遮断が操作され、プランジャがコアに吸着するのに必
要な電流が流されて吸着した後、通電遮断が行われて吸
着保持に必要な所定の電流値を下回らない電流が流され
ることによって吸着保持が行われる。その際、最初の吸
着に必要な電流をコイルへ流す通電時間が吸着電流指示
部によって決定され、吸着後の吸着保持に必要な電流を
コイルへの通電・通電遮断の時間が吸着保持電流指示部
によって決定される。従って、高い流体圧に抗して弁を
開ける場合には、吸着電流指示部によってプランジャの
吸着力を増大させればよいので、小型の電磁弁を使用し
た場合にでもプランジャの吸着時にのみ大電流を流して
大きな吸着力を得ることができる。そのため、1個の電
磁弁に対して双方向から流体が流れる場合にでも、その
流体圧力に影響を受けることなく弁の開閉に関して同様
に制御することができる。
【0012】また、本発明の酸素発生装置の均圧弁は、
一対の吸着筒を交互に利用し、圧縮空気中の窒素を吸着
して酸素ガスを共通の吐出口から連続して吐出する酸素
発生装置に設けられ、前記一対の吸着筒の2次側間を連
通する流路の形成されたオリフィス内蔵のマニホールド
ブロックに対して電磁弁が一体に固定されてなるもので
あって、前記電磁弁の開閉を制御する制御回路が、電源
に接続する全波整流回路からの電源線とグランド線との
間にコイルと並列接続された、ツェナーダイオード及び
コンデンサを備える平滑回路と、平滑回路から得られる
定電圧の電流を流す定電圧線と前記グランド線との間に
接続された、抵抗とコンデンサとのRC回路、及びRC
回路にベース端子を接続したトランジスタと第1抵抗と
のトランジスタ回路と、電源線とグランド線との間にコ
イルとともに直列接続された電解効果トランジスタ及び
第2抵抗と、電解効果トランジスタのゲート端子に出力
端子が、定電圧線とグランド線との間に第1抵抗と並列
に接続された第3抵抗に非反転入力端子が、そしてグラ
ンド線との間のコンデンサに反転入力端子が接続された
オペアンプと、第2抵抗とコンデンサとを接続する、一
方に第2抵抗側の電流の流れを規制するダイオードを備
えた抵抗による並列回路とを有することを特徴とする。
【0013】よって、本発明に係る酸素発生装置の均圧
弁では、全波整流回路によってコイルが直流通電され、
コイルに対してプランジャをコアに吸着させるために必
要な電流が流れ、コイルに発生する磁界により励磁され
たコアにプランジャが吸着する。その際、オペアンプか
らの出力により電解効果トランジスタへのバイアス電圧
が切り替えられてコイルへの通電・通電遮断が操作さ
れ、プランジャがコアに吸着するのに必要な電流が流さ
れて吸着した後、通電遮断が行われて吸着保持に必要な
所定の電流値を下回らない電流が流されて吸着保持が行
われる。従って、高い流体圧に抗して弁を開ける場合に
は、吸着電流指示部によってプランジャの吸着力を増大
させればよいので、小型の電磁弁を使用した場合にでも
プランジャの吸着時にのみ大電流を流して大きな吸着力
を得ることができる。そのため、1個の電磁弁に対して
双方向から流体が流れる場合にでも、その流体圧力に影
響を受けることなく弁の開閉に関して同様に制御するこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る均圧弁の一実
施の形態について図面を参照して説明する。本実施の形
態の均圧弁は、圧力スイング吸着方法を利用した酸素発
生装置に使用されるものであり、図1から図4は、その
酸素発生装置の一般的な回路図を示した図であって、酸
素発生の過程を工程順に示している。そこで、先ず酸素
発生装置について簡単に説明する。
【0015】酸素発生装置は、不図示のコンプレッサに
接続された給気管101が2方向に分岐し、それぞれに
給気弁103,104が配管されている。また、排気管
102が2方向に分岐し、それぞれに排気弁105,1
06が配管されている。給気弁103,104及び排気
弁105,106は、いずれも電磁弁である。更に、給
気弁103及び排気弁105と、給気弁104及び排気
弁106とが一組になり、空気中の窒素を吸着する吸着
筒107,108にそれぞれ接続されている。吸着筒1
07,108の2次側流路121,122は、逆止弁1
09,110を介して酸素ガスを一旦蓄える酸素タンク
111に接続されている。そして、吸着筒107,10
8と逆止弁109,110との間の2次側流路121,
122間に、オリフィス123と均圧用電磁弁124と
が配管されている。
【0016】そこで、このような構成の酸素発生装置
は、一対の吸着筒107,108から次のようにして酸
素ガスが作られる。先ず、図1に示すように一方の給気
弁103が開けられ、他方の給気弁104が閉じられた
状態で、不図示のコンプレッサからの圧縮空気が給気管
110から供給される。また、このとき排気弁105は
閉じられ、他方の排気弁106が開けられている。その
ため、給気管101から流入した圧縮空気(0.2MP
a)は、吸着筒107を通り、そこから排出された酸素
ガスが酸素タンク111に貯留される。そして、酸素ガ
スは、不図示の圧力調整弁で所定圧力に調整されて吐出
される。吐出された酸素ガスは、空気と一緒に患者によ
って吸い込まれるため、患者の肺では30%の酸素にな
る。
【0017】図1に示すように酸素ガスが作られている
所定の時間内、均圧用電磁弁124は閉じられている。
そのため、吸着筒107で作られた酸素ガスは、オリフ
ィス123を通った小量が他方の吸着筒108を通って
大気開放された排気弁106から大気側へ排気される。
吸着筒108は、この酸素ガスが還流することによって
窒素ガスが取り除かれて再生される。このとき、圧縮空
気が供給された吸着筒107側は0.2MPaで、他方
の吸着筒108側の圧力は大気開放されて0MPaにな
っている。吸着筒107を利用した酸素の生成は40秒
程度行われるが、最後に所定のタイミングで吸着筒10
7,108の2次側(流路121,122)間の均圧が
行われる。即ち、図2に示すように均圧用電磁弁124
が所定のタイミングで開けられ、吸着筒107を通った
圧縮空気が流路122側へ大量に流入し、流路121側
が0.2MPaから0.1MPaに低下し、流路122
側が0から0.1MPaへ上昇し、均圧用電磁弁124
を挟んだ両側流路121,122の圧力が均一になる。
【0018】次いで、吸着筒107の利用に続いて吸着
塔108を利用した酸素の生成が行われる。そのため、
図3に示すように給気弁103が閉じられて給気弁10
4が開けられ、また排気弁105が開けられて排気弁1
06は閉じられる。そこで、給気管101から圧縮空気
が供給されれば、吸着筒108から排出された酸素ガス
が逆止弁110を通って酸素タンク111へ一旦蓄えら
れて吐出される。このように吸着筒108側へ切り替え
られた際、均圧用電磁弁124は閉じられているため、
オリフィス123を通った小流量の酸素ガスが他方の吸
着筒107を通って大気開放された排気弁105から大
気側へ排気される。吸着筒107は、この酸素ガスが還
流することによって窒素ガスが取り除かれて再生する。
【0019】このとき、圧縮空気が供給された吸着筒1
08側は0.1MPaから0.2MPaに上昇し、他方
の吸着筒107側の圧力は0.1MPaから大気開放さ
れて0MPaに低下する。吸着筒108を利用した酸素
の生成も40秒程度行われるが、最後に所定のタイミン
グで吸着筒107,108での均圧が行われる。即ち、
図4に示すように所定のタイミングで均圧用電磁弁12
4が開けられると、吸着筒108を通った圧縮空気が流
路121側へも流れ、流路122側が0.2MPaから
0.1MPaに低下し、流路121側が0から0.1M
Paへ上昇し、均圧用電磁弁124を挟んだ両側流路1
21,122の圧力が均一になる。そして、以上のよう
な吸着筒107による酸素ガスの生成(図1,図2)と
吸着筒108による酸素ガスの生成(図3,図4)とが
繰り返し行われる。
【0020】酸素発生装置は、前述したように一方の吸
着筒107(108)で作った酸素ガスを酸素タンク1
11へ送ると同時に、他方の吸着筒108(107)に
対して2次側から酸素ガスを還流させている。これは、
吸着筒に酸素ガスを逆方向から流すことにより、その酸
素ガスによって吸着された窒素ガスを洗い流して、吸着
筒107,108を再生させるためである。従って、こ
の酸素発生装置では、吸着筒107,108を再生させ
る際、その吸着筒107,108の2次側を高圧にして
大気側へ排気させるようにする必要があり、図1及び図
3に示す再生段階で吸着筒107,108の2次側を高
圧にすべく、図2及び図4の段階で均圧用電磁弁124
が開けられる。
【0021】次に、本発明にかかる均圧弁の一実施の形
態について図面を参照して具体的に説明する。図5は、
均圧弁を示す断面図であり、図6は、図5に示すマニホ
ールドブロック4のD−D断面を示した図である。均圧
弁1は、電磁弁2(図1乃至図4の均圧用電磁弁124
に相当)とオリフィス3(図1乃至図4のオリフィス1
23に相当)を備えた流路の形成されたマニホールドブ
ロック4とから構成されている。電磁弁2は、円筒形の
コイルボビン11にコイル12が巻回され、その周りが
ヨーク13によって包まれている。そして、コイルボビ
ン11内には上方からコア14がほぼ中央部分にまで挿
入して固定され、全体がモールド成形され一体のものと
なっている。
【0022】また、電磁弁2は、下端に弁体17を保持
したプランジャ15がコイルボビン11内に下方から挿
入され、スプリング16によって下方へ付勢されてい
る。そのため、この電磁弁2は、ポート18,19の間
に形成された弁座24に常時当接されたノーマルクロー
ズタイプのものである。そして、電磁弁2にはコイル1
2への通電を制御するための後述する制御回路が接続さ
れている。一方、マニホールドブロック4には、貫通し
た流路21の中央にオリフィス3が一体に形成され、そ
の流路21にはオリフィス3を挟んで電磁弁2のポート
18,19にそれぞれ接続される流路22,23が垂直
方向に連通して形成され、更に同様にオリフィス3を挟
んで流路24,25が水平方向に連通して形成されてい
る。
【0023】次に図7は、電磁弁2を駆動させる制御回
路の動作概念を示す図である。本実施の形態では、電磁
弁2を交流電源5を利用して動作させる場合を例に挙げ
て説明する。なお、以下に記す電磁弁2の構成部品につ
いては適宜図5を参照する。本実施の形態の制御回路
は、交流電源及び直流電源に関わらず使用することがで
きるが、特に交流電源を直流化して通電するように構成
したものである。そこで、全波整流回路部31を介して
交流電源5による交流通電を直流通電に変えてコイル1
2を通電し、電磁弁2を動作させる。このときコイル1
2に流される電流は、プランジャ15をコア14に吸着
させるのに必要な電流値である。プランジャ15をコア
14に引きつけるための吸引力は磁界の大きさに比例
し、磁界はコイル12を流れる電流の大きさに比例する
からである。一方、全波整流回路部31によって直流化
された電圧は、電源平滑部33によって一定値以上の電
圧が取り出されて比較演算部34にかかる電圧が平滑化
されている。
【0024】そして、電磁弁2では、コイル12への通
電によりプランジャ15がコア14に吸着するが、吸着
が完了する所定のタイミングで吸着電流指示部35から
比較演算部34へ動作信号が入力される。そして、動作
信号の入力により比較演算部34が駆動素子部36を動
作させてコイル12の通電遮断が行われる。電磁弁2が
通電遮断されれば、吸着のために流されていた電流の電
流値が、コイル12のインダクタンスに伴って低下する
が、電流値がゼロになってしまえばプランジャ15が落
下してしまう。そこで、続いて吸着電流指示部37から
比較演算部34へ動作信号が入力され、吸着保持に必要
な低電流がコイル12に流される。この低電流駆動は、
吸着電流指示部37動作信号の入力により比較演算部3
4が駆動素子部36を動作させて、吸着保持に必要なだ
けの電流値を下回らないようにコイル12の通電・通電
遮断が繰り返されて実行される。このように電磁弁2の
吸着及び吸着保持を実行するためにコイル12の通電及
び通電遮断が行われるが、その際、駆動電流検出部38
が電磁弁2を電流が流れていることによって、比較演算
部34及び吸着保持電流指示部37の動作を実行させて
いる。
【0025】続いて図8は、電磁弁を制御する制御回路
を示す回路図である。制御回路は、交流成分を直流化さ
せる全波整流回路部31が交流電源5に接続されてい
る。全波整流回路部31は、ダイオード51,52,5
3,54からなるダイオードブリッジ回路で構成されて
いる。そして、その全波整流回路部31に接続された電
源線50とグランド線70との間に、電源平滑部33及
び電磁弁2が並列に接続されている。電磁弁2には、コ
イル12とフライホイールダイオード55とが並列接続
されている。一方、電源平滑部33は、電源線50とグ
ランド線70との間にダイオード61、抵抗62及びツ
ェナーダイオード63が直列に接続され、更にコンデン
サ64がツェナーダイオード63と並列に接続されてい
る。そして、そのような電源平滑部33には、ツェナー
ダイオード63の高電圧側に接続された定電圧線60に
吸着電流指示部35が接続されている。
【0026】吸着電流指示部35は、先ず抵抗66と、
RC回路を構成する抵抗67及びコンデンサ68とが、
定電圧線60とグランド線70の間に直列に接続されて
いる。そして、エミッタ端子を定電圧線60に接続した
トランジスタ69が、コレクタ端子に抵抗73(請求項
3の第1抵抗に相当する)を接続し、ベース端子を抵抗
67に接続して構成されている。なお、トランジスタ6
9と抵抗73が、請求項3に記載するトランジスタ回路
に相当する。また、定電圧線60とグランド線70との
間には、抵抗71(請求項3の第3抵抗に相当する)及
び抵抗72が直列に接続され、その抵抗71と並列にな
るようにトランジスタ回路をなす抵抗73が抵抗72に
接続されている。続いて、制御回路の比較演算部34
は、オペアンプ75から構成されたものであり、その非
反転入力端子が抵抗71の低電圧側に接続され、反転入
力端子がコンデンサ76を介してグランド線70へと接
続されている。また、オペアンプ75の出力端子は、駆
動素子部36である電解効果トランジスタ73のゲート
端子へ接続され、抵抗77を介して正帰還が施されてい
る。電解効果トランジスタ73のゲート端子には、定電
圧線60が抵抗78を介して接続されている。
【0027】一方、電磁弁2は、そのコイル12が駆動
素子部36及び駆動電流検出部38を介してグランド線
70に接続されている。駆動素子部36を構成する電解
効果トランジスタ73は、そのゲート端子が比較演算部
34に接続され、ドレイン端子がコイル12に、そして
ソース端子が駆動電流検出部38を構成する抵抗74
(請求項3の第2抵抗に相当する)に接続されている。
また、オペアンプ75の反転入力端子に接続されたコン
デンサ76には、抵抗74との間に抵抗81及びダイオ
ード82と、抵抗83との並列回路が接続されている。
このコンデンサ76、抵抗81、ダイオード82及び抵
抗83とから吸着保持電流指示部37が構成されてい
る。
【0028】よって、このような構成からなる制御回路
は、図2をもって前述した動作に基づいて、電磁弁1の
開閉を省電力で操作すべく電磁弁2を駆動させる。先
ず、交流電源5からの交流通電は、全波整流回路部31
のダイオード51〜54によって交流から直流に整流さ
れて直流通電となる。従って、全波整流回路部31を介
して供給された直流化電源がコイル12へ加わる。この
とき、オペアンプ75の非反転入力端子が接続されたb
接点と、反転入力端子が接続されたc接点とは電圧差が
生じているため、電解効果トランジスタ73のゲート端
子には電圧がかけられている。そのため、コイル12に
は電流が流れ、発生した磁界によってプランジャ15が
コア14へ引き上げられて吸着が行われる。なお、コイ
ル12のインダクタンスにより起電力が誘導されるた
め、フライホイールダイオード55の働きにより、コイ
ルを流れる脈動電流がゼロになることはない。コイル1
2を流れた電流は、駆動電流検出部38を構成する抵抗
74を流れ、また抵抗81,83の並列回路を通ってコ
ンデンサ76が充電される。従って、オペアンプ75の
反転入力端子が接続されたc接点がd接点と等電圧とな
る。
【0029】一方、全波整流回路部31から得た直流成
分の電圧は、電源平滑部33で更に平滑化されて定電圧
線60に発生する。電源平滑部33では、全波整流回路
部31で直流に変換され脈動する電源電圧は、ツェナー
ダイオード63によって所定値以上の定電圧が得られ
る。また、コンデンサ64によって脈動電流を充電して
負荷側(定電圧線60)へ流すため、なめらかな直流の
電圧及び電流が得られる。そして、吸着電流指示部35
では、抵抗67を通ってコンデンサ68に電流が流れ、
ベース端子にバイアス電圧がかけられたトランジスタ6
9が作動し、トランジスタ69のコレクタ及びエミッタ
間、そして抵抗73を通って更に抵抗72へと電流が流
れる。一方、低電圧線60とグランド線70との間で、
抵抗71及び抵抗72を通って電流が流れ、吸着電流指
示部35の抵抗71と抵抗73とで並列回路となってい
る。そのため、オペアンプ75の非反転入力端子が接続
されたb接点の電圧値は、抵抗71と抵抗73とで並列
回路による電圧降下によって決定される。そして、この
状態で生じるb接点とc接点との電圧差によって、オペ
アンプ75から電圧が出力され、電解効果トランジスタ
36を電流が流れ、これによってコイル12に電流が流
れる。
【0030】ここで図9は、コイル12を流れる電流値
の変化を示した図である。吸着電流指示部35では、こ
の吸着電流I1を流す通電時間T1が調節される。吸着
電流I1は、プランジャ15をコア14に引き上げて吸
着させるのに必要な電流値を示し、通電時間T1は、プ
ランジャ15をコア14に吸着させるまでの時間を示し
ている。そこで、このように交流電源5の通電によって
コイル12へは吸着電流I1がT1時間流される。な
お、吸着電流I1は、プランジャ15をコア14側へ引
き上げる際の最高使用圧力での直流電流を測定して設定
している。プランジャ15を固定コア14に吸着させる
のに必要な吸着力を得るための磁界の強さは、コイル1
2の巻き数とそこに流れる電流値で決定されるからであ
る。また、通電時間T1は、200〜500msec程
度である。
【0031】この通電時間T1は、抵抗67及びコンデ
ンサ68からなるRC回路の時定数によって設定されて
いる。即ち、コンデンサ68が充電されるとa接点の電
圧値が上がってトランジスタ69にバイアス電圧が働か
なくなる。そのため、トランジスタ69のエミッタ・コ
レクタ間を電流が流れなくなり、b接点の電圧値が抵抗
71,73の並列回路から抵抗71のみによる回路の電
圧降下に切り替えられる。これによって、b接点とc接
点との電圧差がなくなり、オペアンプ75の出力が止め
られ、電解効果トランジスタ73の電流の流れが遮断さ
れ、コイル12の通電遮断が実行される。通電遮断後コ
イル12に流れる電流値は、コイル12の時定数により
放電されて図9に示すような曲線を描て減少していく。
しかし、コイル12に電流が流れなくなってしまったの
では、吸着されたプランジャ15がコア14から離れて
落ちてしまうので、コイル12には吸着保持に必要なだ
けの電流を流し続ける必要がある。そこで、本実施の形
態の制御回路では、図9のP部に示すような低電流をコ
イル12へ一定して流すことを行う。ここで、図10
は、図9のP部に示す保持電流の電流波形を拡大した図
である。
【0032】駆動電流検出部38をなす抵抗74に電流
が流れなくなると、充電されたコンデンサ76から電流
が抵抗83及び抵抗74を通って流れることとなる。そ
のため、オペアンプ75の非反転入力端子(b接点)と
反転入力端子(c接点)との電圧差が生じてオペアンプ
75の出力端子から電圧が出力され、電解効果トランジ
スタ73に再び電流が流れてコイル12が通電状態とな
る。コイル12へ流される電流は、図10に示すように
時間T2の間に上昇することとなる。そして、吸着保持
電流指示部37では、電流が抵抗81,83の並列回路
を流れてコンデンサ76が充電される。その時間は、図
10に示す時間T2である。そこで、コンデンサ76が
充電されと、再度オペアンプ75の非反転入力端子(b
接点)と反転入力端子(c接点)との電圧差がなくな
り、電解効果トランジスタ73を流れる電流が遮断さ
れ、コイル12の通電が遮断される。そして、充電され
たコンデンサ76から電流が抵抗83を通って放電され
る。この時の放電時間は、図10に示す時間T3であ
る。
【0033】このような通電(T2)及び通電遮断(T
3)は、コイル12のインダクタンスに応じて設定され
ている。具体的には、通電が行われる場合には、吸着保
持電流指示部37のコンデンサ76と抵抗81及び抵抗
83とからなるRC回路の時定数によって設定され、そ
して通電遮断の場合には、コンデンサ76と抵抗83と
からなるRC回路の時定数によって設定されている。な
お、通電する時間T2は約1msecであり、通電遮断
する時間T3は約5msecである。また、このような
通電は、プランジャ15をコア14に吸着保持させるの
に必要な最低保持電流の2倍程度である電流I2になる
ように設定されている。よって、コイル12は、時間T
2及びT3で通電及び通電遮断が繰り返えされ、プラン
ジャ15を吸着保持するための約I2の低電流が一定し
て流されることとなる。
【0034】よって、本実施の形態では、酸素発生装置
の均圧弁1を1個の電磁弁2によって構成し、特にその
電磁弁2を本発明の特徴をなす制御回路によって制御す
るようにし、開弁時にプランジャ15をコア14へ吸着
させる吸着力を増大させるようにしたので、両加圧可能
な均圧用途に適したものとすることができた。具体的に
は、図9に示すようにプランジャ15がコア14へ吸着
するまでは吸着電流I1を流し、吸着後には吸着保持電
流I2の低電流を一定して流すようにしたので、吸着保
持させる場合には低電流とする一方で、吸着させる時の
電流を大きくすることができるようにした。そのため、
吸着筒107,108からの流体が電磁弁2に対してそ
れぞれの方向から流れ込んだ場合に、一方向の流体がプ
ランジャ15をコア14に吸着させる際に大きな負圧と
なる場合であっても、それを超える大きな吸引力をえる
ことができる。従って、1個の電磁弁2で構成し、しか
も電磁弁自体を大きくすることなく開弁時のプランジャ
吸着力を大きくすることができたので、均圧弁1を小型
にすることができた。
【0035】また、吸着時の電流I1はコイル12が焼
損、または短絡しない範囲で設定できる。しかも、吸着
後には吸着保持電流I2の低電流を一定して流すように
したので、電力消費が少なくなった。また、本実施の形
態の均圧弁は、1個の電磁弁2によって構成したことで
マニホールドブロック4に流路を形成するに際し、流路
の構造自体が簡単になったのに伴い、閉塞栓を使用する
必要がなくなり、その点でコストの低下を図ることがで
きた。
【0036】なお、本発明は前記実施の形態のもに限定
されるわけではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々
な変更が可能である。
【0037】
【発明の効果】本発明は、一対の吸着筒を交互に利用
し、圧縮空気中の窒素を吸着して酸素ガスを共通の吐出
口から連続して吐出する酸素発生装置に設けられ、前記
一対の吸着筒の2次側間を連通する流路の形成されたオ
リフィス内蔵のマニホールドブロックに対して電磁弁が
一体に固定されてなるものであって、前記電磁弁の開閉
を制御する制御回路が、全波整流によってコイルへ直流
通電を行い、プランジャをコアに吸着させるために必要
な電流を所定時間コイルに流した後、プランジャをコア
に吸着保持させるために必要な電流をコイルへの通電・
通電遮断を繰り返すことによって流すよう構成したの
で、小型で安価な酸素発生装置の均圧弁を提供すること
が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】酸素発生装置の一般的な回路図を示した図であ
る。
【図2】酸素発生装置の一般的な回路図を示した図であ
る。
【図3】酸素発生装置の一般的な回路図を示した図であ
る。
【図4】酸素発生装置の一般的な回路図を示した図であ
る。
【図5】本発明に係る酸素発生装置の均圧弁の一実施の
形態を示す断面図である。
【図6】図5に示すマニホールドブロック4のD−D断
面を示した図である。
【図7】電磁弁2を駆動させる制御回路の動作概念を示
す図である。
【図8】電磁弁2を制御する制御回路を示す回路図であ
る。
【図9】コイル12を流れる電流値の変化を示した図で
ある。
【図10】図9のP部に示す保持電流の電流波形を拡大
した図である。
【図11】従来の均圧弁を示した回路図である。
【図12】従来の均圧弁を示した正面図であ
【図13】図12のA−A断面を示した図である。
【図14】図12のB−B断面、C−C断面を示した図
である。
【符号の説明】
1 均圧弁 2 電磁弁 3 オリフィス 4 マニホールドブロック 5 交流電源 11 コイル 14 コア 15 プランジャ 17 弁体 20 弁座 31 全波整流回路 33 電源平滑部 34 比較演算部 35 吸着電流指示部 36 駆動端子 37 吸着保持電流指示部 38 駆動電流検出部 107,108 吸着筒 123 オリフィス 124 均圧弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16K 17/19 F16K 17/19 Fターム(参考) 2E185 BA02 BA11 BA16 CB07 3H060 AA02 BB01 CC22 DC05 DD02 DD15 HH05 HH23 3H106 DA07 DA13 DA23 DB02 DB12 DB23 DB32 DC02 DC17 DD03 EE34 FB30 FB31 4D012 CA05 CB16 CE01 CE02 CF03 CJ01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の吸着筒を交互に利用し、圧縮空気
    中の窒素を吸着して酸素ガスを共通の吐出口から連続し
    て吐出する酸素発生装置に設けられ、前記一対の吸着筒
    の2次側間を連通する流路の形成されたオリフィス内蔵
    のマニホールドブロックに対して電磁弁が一体に固定さ
    れてなる均圧弁において、 前記電磁弁の開閉を制御する制御回路が、全波整流によ
    ってコイルへ直流通電を行い、プランジャをコアに吸着
    させるために必要な電流を所定時間コイルに流した後、
    プランジャをコアに吸着保持させるために必要な電流を
    コイルへの通電・通電遮断を繰り返すことによって流す
    ことを特徴とする酸素発生装置の均圧弁。
  2. 【請求項2】 一対の吸着筒を交互に利用し、圧縮空気
    中の窒素を吸着して酸素ガスを共通の吐出口から連続し
    て吐出する酸素発生装置に設けられ、前記一対の吸着筒
    の2次側間を連通する流路の形成されたオリフィス内蔵
    のマニホールドブロックに対して電磁弁が一体に固定さ
    れてなる均圧弁において、 前記電磁弁の開閉を制御する制御回路が、交流通電を直
    流通電に変える全波整流回路部と、 全波整流回路部によって直流化された電源電圧から一定
    値以上の電圧を取り出して平滑化する電源平滑部と、 コイルへの通電・通電遮断を操作する比較演算部と、 比較演算部の出力によりコイルへの通電・通電遮断を実
    行する駆動素子部と、 プランジャをコアに吸着させるために必要な電流をコイ
    ルに流すように通電時間を比較演算部に指示する吸着電
    流指示部と、 プランジャとコアとの吸着保持に必要な電流をコイルへ
    流すようにコイルへの通電・通電遮断の時間を比較演算
    部に指示する吸着保持電流指示部と、 コイルを流れる電流によって比較演算部及び吸着保持電
    流指示部の動作を実行させる駆動電流検出部とを有する
    ことを特徴とする酸素発生装置の均圧弁。
  3. 【請求項3】 一対の吸着筒を交互に利用し、圧縮空気
    中の窒素を吸着して酸素ガスを共通の吐出口から連続し
    て吐出する酸素発生装置に設けられ、前記一対の吸着筒
    の2次側間を連通する流路の形成されたオリフィス内蔵
    のマニホールドブロックに対して電磁弁が一体に固定さ
    れてなる均圧弁において、 前記電磁弁の開閉を制御する制御回路が、電源に接続す
    る全波整流回路からの電源線とグランド線との間にコイ
    ルと並列接続された、ツェナーダイオード及びコンデン
    サを備える平滑回路と、 平滑回路から得られる定電圧の電流を流す定電圧線と前
    記グランド線との間に接続された、抵抗とコンデンサと
    のRC回路、及びRC回路にベース端子を接続したトラ
    ンジスタと第1抵抗とのトランジスタ回路と、 電源線とグランド線との間にコイルとともに直列接続さ
    れた電解効果トランジスタ及び第2抵抗と、 電解効果トランジスタのゲート端子に出力端子が、定電
    圧線とグランド線との間に第1抵抗と並列に接続された
    第3抵抗に非反転入力端子が、そしてグランド線との間
    のコンデンサに反転入力端子が接続されたオペアンプ
    と、 第2抵抗とコンデンサとを接続する、一方に第2抵抗側
    の電流の流れを規制するダイオードを備えた抵抗による
    並列回路とを有することを特徴とする酸素発生装置の均
    圧弁。
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