JP2001090710A - 流体圧シリンダ - Google Patents

流体圧シリンダ

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JP2001090710A
JP2001090710A JP26796799A JP26796799A JP2001090710A JP 2001090710 A JP2001090710 A JP 2001090710A JP 26796799 A JP26796799 A JP 26796799A JP 26796799 A JP26796799 A JP 26796799A JP 2001090710 A JP2001090710 A JP 2001090710A
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JP
Japan
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fluid pressure
pressure cylinder
groove
cylinder
nut
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JP26796799A
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Inventor
Ryoichi Nomura
良一 野村
Haruo Kashimoto
晴夫 樫本
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Konan Electric Co Ltd
NIC Autotec Inc
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Konan Electric Co Ltd
NIC Autotec Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダを設け、部材を装着する際、装置を
低価格で短納期で提供できるようにすることを目的とす
る。 【解決手段】 中央部に円筒状シリンダを、外周面に開
口した溝をそれぞれ長手方向に形成した、概略四角形断
面のアルミ押出形材の流体圧シリンダであって、前記溝
を用いて部材を装着するようにした流体圧シリンダとし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体圧シリンダに
関し、特に、流体シリンダの外周に標準化した溝を備え
させ、標準部材を取付け可能とし、装置を安価で短納期
で製作できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来のシリンダを構造材に取付ける一例
を、図25に示すように、断面が概略四角形の押出アル
ミ構造材101の外周に開口した溝102の開口部に係
止片を突設し、ナット103およびナットホルダー10
4を挿入し、特別に製作した2個の特殊ブラケット10
5を押出アルミ構造材101上に載置し、シリンダ10
6を特殊ブラケット105に支持させ、ボルト107を
特殊ブラケット105に挿通させて前記ナット103に
螺着させて固定していた。ボルト107を締め込むとナ
ット103が溝102の係止片に係合する。
【0003】上記のように、従来はシリンダの支持型式
にかかわらず、特殊ブラケットの製作を必要としてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】シリンダを取付ける
際、特殊ブラケットが必要となるため、ブラケットの設
計ならびに製作に時間を必要とし、装置の価格高ならび
に長納期の問題が発生していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記
の事情に鑑み、シリンダを設け、部材を装着する際、装
置を低価格で短納期で提供すべく、中央部に円筒状シリ
ンダを、外周面に開口した溝をそれぞれ長手方向に形成
した、概略四角形断面のアルミ押出形材の流体圧シリン
ダであって、前記溝を用いて部材を装着するようにした
流体圧シリンダとした。
【0006】
【発明の実施の態様】本発明を添付する図面に示す具体
的な実施例に基づいて、以下詳細に説明する。図1に流
体圧シリンダの一例を断面で示す。この流体圧シリンダ
1は概略四角形断面のアルミ押出形材で、長手方向全長
にわたって同一断面である。中央部には円筒状シリンダ
2を、外周面に開口した標準の溝3をそれぞれ長手方向
に形成し、4つの角隅にはそれぞれ円断面の挿通孔4を
形成し、挿通孔4と挿通孔4との間に重量軽減孔5を形
成してある。
【0007】標準の溝3に四角形のナット12およびナ
ットホルダー13を挿入して、この流体圧シリンダ1の
外周面に取付ける部材を当接させてボルト15により螺
締できるように、概略十字状に形成し、溝3の開口に係
止片6を突設する。溝の形状は適宜変更できるが、ナッ
トを使用する際は係止片は必要となる。また、円筒状シ
リンダは1個に限らず2個以上であってもよい。
【0008】さらに、流体圧シリンダは概略四角形であ
って、円筒状シリンダの一部の円弧部が外部に膨出して
いる場合もある。この流体圧シリンダ1は、外周に溝3
が設けてあるので、構造材として使用することができ
る。その例を図2および図5に示す。流体圧シリンダ1
の外周には標準の溝3が設けてある。押出アルミ構造材
11は断面が概略四角形で、流体圧シリンダ1の外周と
同様の標準の溝3を設ける。
【0009】押出アルミ構造材11の溝3に標準のナッ
ト12およびナットホルダー13を挿入する。このナッ
トホルダー13は、図3に示すように、コ字状断面で、
中央基板14にボルト15の挿通孔16が穿設してあ
る。ナットホルダー13のコ字状断面内にナット12が
保持できるように設定してある。ナット12の外形は四
角形である。このナットホルダー13は溝3に挿入した
際、摩擦でその位置を保持できる大きさに設定してあ
り、溝3が垂直状である時、溝3の任意の位置にセット
できるように考慮されている。図4に示すようにしてボ
ルト15を、標準化して製作されている標準ブラケット
17に挿通させ、ナット12に螺合させ、ナットホルダ
ー13の挿通孔16を通して、押出アルミ構造材11に
標準ブラケット17を固定する。
【0010】次に、流体圧シリンダ1の挿通孔4の端面
側にタッピング加工(ねじ切り加工)を行い、その端面
を標準ブラケット17に当接させてボルト15で螺締す
る。上述のように押出アルミ構造材11の溝3、ナット
12、ナットホルダー13、標準ブラケット17、流体
圧シリンダ1の挿通孔4は標準化されて製作されている
ので、装置を低価格、短納期で製作できる。
【0011】図2の例は、押出アルミ構造材11の上面
に流体圧シリンダ1を取付けた例について述べたが、図
5の例は、押出アルミ構造材1の側面に流体圧シリンダ
1を取付けた例である。同様にして2個の標準ブラケッ
ト17を押出アルミ構造材11に固定し、流体圧シリン
ダ1の側面の溝3にナット12およびナットホルダー1
3を挿入してボルト15を螺締して、標準ブラケット1
7間に流体圧シリンダ1を突出状に設ける。
【0012】次に、流体圧シリンダ1を押出アルミ構造
材11に取付用ブラケット21を介在させて斜状に取付
けた例について、図6、図7により説明する。取付用ブ
ラケット21は所要の傾斜角のもの、例えば傾斜角30
°、45°、60°のものを予め標準化して用意してお
く。流体圧シリンダ1および押出アルミ構造材1のそれ
ぞれの溝3に前述のナット12およびナットホルダー1
3(図示せず)を挿入しておき、取付用ブラケット21
をボルト15を挿通させ螺締する。
【0013】図8、図9には、流体圧シリンダ1に調整
脚22を取付ける例を示す。流体圧シリンダ1の溝3に
ナット12とナットホルダー13とを挿入し、調整脚2
2のねじ部23を螺着して高さを調整して固定する。図
8が調整脚22を取付ける前の状態で、図9が調整脚2
2を取付けた後の状態を示す。図10、図11には、流
体圧シリンダ1にアクリル板などの平板部材24を取付
ける例を示す。
【0014】図10はポリエチレン製のフ保持部材25
を示し、図11ではこの保持部材25を流体圧シリンダ
1の溝3に挿入し、その保持部材25に平板部材24の
先端部を挿入固定し、溝3間のカバーとする。図12に
は、流体圧シリンダ1にベアリング26を取付ける例に
ついて述べる。
【0015】ベアリング26をベアリングホルダー27
に収容し、そのベアリングホルダー27を流体圧シリン
ダ1の溝3に取付ける。図13、図14には、流体圧シ
リンダ1にダクト枠体38を取付ける例を示す。図13
に示す押出アルミ形材よりなるダクト枠体38を、図1
4に示すように流体圧シリンダ1の大きく形成した溝3
に嵌合させてダクトを構成する。なお、図15に示す流
体圧シリンダ1にもダクト枠体38を取付けることがで
きる。
【0016】図16、図17、図18、図19には、押
出アルミ形材のT溝カバー枠体39を介して押出アルミ
構造材11と流体圧シリンダ1とを連結する例を示す。
図16にT溝カバー枠体39の断面を示し、図17に押
出アルミ構造材11とT溝カバー枠体39と流体圧シリ
ンダ1との関係を示し、図18に木ハンマー40で押出
アルミ構造材11と流体圧シリンダ1と連結させる状態
を示し、図19で押出アルミ構造材11と流体圧シリン
ダ1が連結した状態である。
【0017】図20、図21、図22には、流体圧シリ
ンダ1や押出アルミ構造材11の溝3の上から溝3にひ
し形ナット40が装着できる例を示す。図20には溝3
とひし形ナット40の関係を示し、図21で溝3の真上
からひし形ナット40を溝に挿入したところを示し、続
いて図22に示すように、ひし形ナット40のねじ孔4
1にボルト17を螺着させ回転させると、その側辺が溝
3の内面に当接してそれ以上は回転せず、ボルト17が
ねじ込まれる。
【0018】図23、図24にはL型ナット41で流体
圧シリンダ1と押出アルミ構造材11とを連結した例を
示す。図23は流体圧シリンダ1とL形ナット41と押
出アルミ構造材11の関係を示し、図24で流体圧シリ
ンダ1と押出アルミ構造材11をセットスクリュー42
で固定する。
【0019】シリンダを取付ける際、特殊ブラケットが
必要となるため、ブラケットの設計ならびに製作に時間
を必要とし、装置の価格高ならびに長納期の問題が発生
していたが、上記のように種々標準部品を備えさせてお
き、シリンダを内蔵する構造部材としていて装置の低価
格化、短納期化に貢献できる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、上述のように、中央部に円筒
状シリンダを、外周面に開口した溝をそれぞれ長手方向
に形成した、概略四角形断面のアルミ押出形材の流体圧
シリンダであって、前記溝を用いて部材を装着するよう
にした流体圧シリンダであるので、シリンダを設け、部
材を装着する際、装置を低価格で短納期で提供すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流体圧シリンダの具体的一実施例の縦
断面図である。
【図2】押出アルミ構造材の上面に流体圧シリンダを標
準ブラケットを介して取付けた例を示す斜視図である。
【図3】ナットホルダーの平面図と側面図との2面図で
ある。
【図4】ナットホルダーによりナットを保持し、部材を
ボルトにより固定した状態の縦断面図である。
【図5】押出アルミ構造材の側面に標準ブラケットを介
して流体圧シリンダを取付ける例の斜視図である。
【図6】取付用ブラケットを介在させて、押出アルミ構
造材に流体圧シリンダを取付けた例の斜視図である。
【図7】取付用ブラケットの斜視図である。
【図8】流体圧シリンダに調整脚を取付ける前の状態の
斜視図である。
【図9】流体圧シリンダに調整脚を取付けた例の斜視図
である。
【図10】保持部材の斜視図である。
【図11】流体圧シリンダの溝に保持部材を介在させて
平板部材を取付けた状態の縦断面図である。
【図12】流体圧シリンダにベアリングを取付ける例の
斜視図である。
【図13】ダクト枠体の斜視図である。
【図14】ダクト枠体を流体圧シリンダに取付けてダク
トを構成させた例の縦断面図である。
【図15】ダクト枠体を流体圧シリンダに取付けてダク
トを構成させた例の縦断面図である。
【図16】T溝カバー枠体の縦断面図である。
【図17】押出アルミ構造材とT溝カバー枠体と流体圧
シリンダの関係を示す斜視図である。
【図18】木ハンマーで押出アルミ構造材と流体圧シリ
ンダと連結させる状態を示す斜視図である。
【図19】押出アルミ構造材と流体圧シリンダが連結し
た状態を示す斜視図である。
【図20】溝とひし形ナットの関係を示す斜視図であ
る。
【図21】溝の真上からひし形ナットを装着した状態の
平面図である。
【図22】ひし形ナットを回転させて溝に当接させた状
態の平面図である。
【図23】流体圧シリンダとL形ナットと押出アルミ構
造材との関係を示す斜視図である。
【図24】流体圧シリンダと押出アルミ構造材とをセッ
トスクリューで固定した状態を示す斜視図である。
【図25】従来のシリンダを構造材に取付ける例の斜視
図である。
【符号の説明】
1…流体圧シリンダ 2…円筒状シリンダ 3…溝 4…挿通孔 5…重量軽減孔 6…係止片 11…押出アルミ構造材 12…ナット 13…ナットホルダー 15…ボルト 17…標準ブラケット 21…取付用ブラケット 22…調整脚 24…平板部材 25…保持部材 26…ベアリング 27…ベアリングホルダー 38…ダクト枠体 39…T溝カバー枠体 40…木ハンマー 41…L形ナット 42…セットスクリュー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樫本 晴夫 兵庫県西宮市上田東町4番97号 甲南電機 株式会社内 Fターム(参考) 3H081 AA03 BB01 CC20 CC23 DD22 DD27

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部に円筒状シリンダを、外周面に開
    口した溝をそれぞれ長手方向に形成した、概略四角形断
    面のアルミ押出形材の流体圧シリンダであって、前記溝
    を用いて部材を装着するようにしたことを特徴とする流
    体圧シリンダ。
JP26796799A 1999-09-22 1999-09-22 流体圧シリンダ Pending JP2001090710A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2065599A1 (en) * 2006-10-18 2009-06-03 SMC Kabushiki Kaisha Fluid pressure cylinder with trunnion support fitting

Cited By (3)

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EP2065599A1 (en) * 2006-10-18 2009-06-03 SMC Kabushiki Kaisha Fluid pressure cylinder with trunnion support fitting
EP2065599A4 (en) * 2006-10-18 2011-07-27 Smc Kk FLUID PRINTING CYLINDER WITH ZAPFENSTÜTZVORRICHTUNG
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