JP2001090249A - 模造レンガ - Google Patents

模造レンガ

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JP2001090249A JP30284999A JP30284999A JP2001090249A JP 2001090249 A JP2001090249 A JP 2001090249A JP 30284999 A JP30284999 A JP 30284999A JP 30284999 A JP30284999 A JP 30284999A JP 2001090249 A JP2001090249 A JP 2001090249A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で持ち運びや施工性に優れたものとする
こと。 【解決手段】 模造レンガ1は、外形が横長の直方体
で、表面全体に継ぎ目がなく焼成レンガ模様になつた軽
量不焼成レンガであり、インテリア用にも使用し得る。
構造は、中心に直方体状のコア2が配置され、外殻3が
コア2を取り巻くように一定厚さに形成され、コア2と
外殻3との間に薄い接着材層4が形成されている。比重
が、例えば0.26程度と極めて小さく、軽量である。
強度は、コア2と外殻3とが接着材層4で一体化されて
いるため、重量からくるイメージに比較して意外と大き
い。コア2は、一体物の軽量材、例えば比重がセメント
系硬化物に通常混入される砕石、砂等の骨材(2.5〜
2.6程度)よりも小さい発泡樹脂等からなつている。
外殻3は、水と混和して硬化するセメント系硬化物で形
成されている。接着材層4は、溶剤系接着剤、アクリル
系接着剤等からなつている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、模造レンガに関
し、詳細には、持ち運びが容易で施工性に優れた模造レ
ンガ及び美観に優れた模造レンガに関する。
【0002】
【従来の技術】レンガやブロツク(以下、レンガ等とい
う)は、一般に建築や土木に使用されているが、近年イ
ンテリア等の装飾用にも使用される傾向がある。ところ
が、従来のレンガ等は、重く持ち運びや施工時に労力を
要することから軽量化が要求され、軽量な模造レンガ等
が各種提案されている。例えば、セメント系硬化物に発
泡樹脂や中空セラミツクの粒子、気泡を含む粒子状の材
料等を混入して成形されたもの(例、実開昭62−15
539号公報、実開昭63−171521号公報、特開
平4−238843号公報等参照)、フライアツシユや
焼却灰等のセメントよりも軽量な材料を主成分として成
形されたもの(例、特開平2−217355号公報、特
開平5−68959号公報等参照)、セメント又は樹脂
に発泡剤又は気泡剤等を混入して発泡成形されたもの
(例、実開平5−49920号公報、実用新案登録第3
056059号公報、特開平10−316482号公報
等参照)等が提案されている。
【0003】また、これらの模造レンガ等については、
表面に気孔や混入した粒子等が現れ、美観を必要とする
部位に使用し難いことから、表面の一部に予め化粧材層
を形成したものが各種提案されている。例えば、釉薬を
塗布し加熱処理して外装を形成したもの(特開平2−2
17355号公報、特開平5−68954号公報等参
照)、樹脂、ペンキ、モルタル等を塗布したもの(例、
特開昭62−132781号公報、実開平5−4992
0号公報等参照)、表面に露出した発泡樹脂の粒子を溶
かして凹凸を形成したもの(実開昭63−171521
号公報等参照)、発泡コンクリートを半凝固状態で切断
して表面硬化層を形成したもの(例、特開平10−31
6482号公報等参照)、表面化粧材層を接着したもの
(例、実開昭58−39913号公報、実開平5−49
920号公報、登録実用新案第3056059号公報等
参照)等が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記模造レ
ンガ等については、いずれも重量と美観においてインテ
リア用としては必ずしも十分なものとはいい難い状況で
ある。例えば、インテリア用品としてレンガを積み重ね
て製作された暖炉風の装飾台が知られている。この装飾
台は、多数のレンガが使用されるため、模造レンガが軽
量化されているとしても相当な重量物となる。そのた
め、居住空間の雰囲気を変えるために装飾台の配置替え
をすることが難しく、また設置場所に大きな荷重がかか
り床面等を損傷させる恐れがある。装飾台は、焼成レン
ガを使用した場合とほぼ同様の落ち着いた雰囲気がある
ことが期待されるが、前記軽量化された模造レンガ等に
ついては、いずれも表面に気泡や混入した微粒子等が現
れているため、表面に化粧材を塗布したとしても前記雰
囲気を出すことは困難である。また、表面化粧材層を設
けた模造レンガ等については、いずれも表面の1面又は
2面に設けたものであり、全面に設けたものはない。全
面に設ける場合には、各面の表面化粧材層間に継ぎ目が
生じ、美観上の欠点になる恐れがある。
【0005】そこで、模造レンガ等の軽量化について鋭
意研究した結果、軽量材からなるコアを中央に位置する
ように水の混和により硬化するセメント系硬化物からな
る外殻で被覆することにより、前記従来よりも軽量な模
造レンガ等を成形し得ることが判明した。すなわち、前
記従来の模造レンガ等については、強度上から発泡樹脂
の粒子等の軽量材を混入する割合が制限され、十分に軽
量化し難い。一方、コアを有するものについては、圧縮
強さ、曲げ強さ等をセメント系硬化物からなる外殻が主
として担い、引張り強さをコアが担うとともに、コアと
外殻とが一体化していることからコアが外殻を補強する
ことになる。その結果、外殻の厚さを薄くすることがで
き、外殻を形成するセメント系硬化物の使用量を前記従
来の模造レンガ等よりもはるかに少なくし、軽量化し得
る。
【0006】ところで、実開昭55−71213号公報
には、金属製品等の廃棄物を固めたものをコアとし、セ
メント系硬化物からなる外殻で被覆した護岸用等のコン
クリートブロツクが開示されている。また、特開昭58
−500557号公報には、外殻に形成された2個の空
洞に発泡可能な樹脂を充填し、閉鎖部材で空洞を閉じた
後に樹脂を発泡させ、発泡後に閉鎖部材を取り除いて形
成された断熱ブロツクが開示されている。前者は、コア
が重量物からなり、しかも護岸用であることから極めて
重いものであることが必要とされており、軽量化するこ
とは全く意図されていない。また、外観形状については
特に配慮することなく形成され、表面には型枠による継
ぎ目等が付いており、美観に優れたものとはいい難い。
後者は、外殻が空洞を有し、空洞内に発泡樹脂が充填さ
れていることから軽量ではあるが、発泡樹脂を外殻で包
み込むように被覆した閉鎖構造ではなく、強度を確保す
るために外殻を厚くするとともに補強壁を設ける必要が
あるため、必ずしも軽量であるとはいい難い。また、空
洞の輪郭と発泡樹脂とが表面に現れており、美観に優れ
たものとはいい難い。
【0007】本発明は、前記従来の状況に鑑みてなされ
たものであり、その課題は、軽量で持ち運びや施工性に
優れた模造レンガ、及びさらに美観に優れインテリアに
も適応し得る模造レンガを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、天然あるいは人造の軽量材からなるコ
アが中央に位置するようにセメント系硬化物からなる外
殻で被覆して形成されている。コアの表面が硬い外殻で
被覆され、しかも外殻とコアとが一体になつていること
から、コアと外殻との圧縮強さ、曲げ強さ及び引張り強
さとが複合されるため、重量からくるイメージに比較し
て強く、模造レンガに要求される強度を確保し得る。そ
して、模造レンガに要求される寸法、強度をほぼ備えた
コアを使用することにより、外殻の厚さを薄くすること
ができ、全体の重量を軽量化し得るとともに、外殻に模
造レンガとして必要とされる表面性状を持たせ得る。
【0009】すなわち、本発明の模造レンガは、中央に
配置された軽量材からなるコアと、このコアを包み込ん
で一体に形成されたセメント系硬化物からなる外殻とか
らなつている。
【0010】本発明の模造レンガは、升形の型枠本体と
型枠本体の上部に装着される平板状の押さえ型枠で成形
されたもので、外殻の一部を形成する流動状のセメント
系硬化物を型枠本体に流し込み、このセメント系硬化物
上に平面視で型枠本体の中心位置となるように軽量材か
らなるコア材を載置し、このコア材を圧下してセメント
系硬化物中に押し込み、外殻の残部を形成する流動状の
セメント系硬化物をコア材を覆うように型枠本体に流し
込み、このセメント系硬化物を平滑にならした後、押さ
え型枠で型枠本体を閉じ、セメント系硬化物が固化する
まで圧下保持して成形されていてもよく、外殻が一層で
全面に継ぎ目の無い構造になつている。
【0011】また、本発明の模造レンガは、前記同様の
型枠で成形されたもので、外殻が内側外殻と外側外殻と
の二層からなり、外側外殻の一部を形成するペースト状
のセメント系硬化物を型枠本体の内面に模造レンガの厚
さ相当の高さまで均一に塗布し、内側外殻の一部を形成
する流動状のセメント系硬化物を流し込み、このセメン
ト系硬化物上に型枠本体の中心位置となるように軽量材
からなるコア材を載置し、このコア材を圧下して前記流
動状のセメント系硬化物中に押し込み、内側外殻の残部
を形成する流動状のセメント系硬化物をコア材を覆うよ
うに型枠本体に流し込み、このセメント系硬化物を平滑
にならした後、内面に外側外殻の残部を形成するペース
ト状のセメント系硬化物を均一に塗布した押さえ型枠で
型枠本体を閉じ、各セメント系硬化物が固化するまで圧
下保持して成形されたものでもよく、外側外殻が全面に
継ぎ目の無い構造になつている。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図により説
明する。図1は、第1実施の形態の模造レンガの説明
図、図2はその製造工程図である。図1に示す模造レン
ガ1は、後述する製造方法により公知の焼成レンガの外
観を模して成形されたもので、外形が横長の直方体で、
全面に継ぎ目がなく焼成レンガ模様の表面を備えた軽量
不焼成レンガである。この模造レンガ1の構造は、中心
に直方体状のコア2が配置され、外殻3がコア2を取り
巻くように一定厚さに形成され、コア2と外殻3との間
に薄い接着材層4が形成されている。強度は、コア2と
外殻3とが接着材層4で一体化されているため、コア2
と外殻3との圧縮、曲げ、引張りの各強度が複合され、
重量からくるイメージに比較して意外と大きい。
【0013】コア2は、一体物の軽量材からなつてい
る。使用される軽量材としては、セメント系硬化物に通
常混入されている骨材である砕石の比重が2.6程度で
砂の比重が2.5程度であるが、これらの比重よりも小
さいものであればよく、例えば次のような多孔質材でも
よい。天然軽石の単体、天然軽石の粒子を硬化物で固め
たもの、発泡樹脂の単体、発泡樹脂の粒子を硬化物で固
めたもの、セラミツク微細中空粒子を硬化物で固めたも
の、発泡セメント系硬化物(発泡石膏系硬化物、珪酸カ
ルシユウム系硬化物等も含む)、多孔質アルミニユウム
の単体、おがくずやモミ殻等を硬化物で固めたもの等で
ある。
【0014】これらの多孔質材は、それぞれ次のような
特性を備えている。天然軽石の単体は、比重が1.0以
下のものもあり、軽量で圧縮、曲げ、引張りの各強度に
優れている。天然軽石の粒子を硬化物で固めたものは、
比重が1.2〜1.5程度で圧縮強度に優れている。発
泡樹脂の単体は、比重が0.03程度で極めて軽く、圧
縮、曲げ、引張りの各強度に優れ、コア2の材料として
特に適している。発泡樹脂の粒子を硬化物で固めたもの
は、比重が0.3程度で圧縮強度に優れている。発泡樹
脂としては、例えばフオームスチレン、ウレタンフオー
ム等があり、発泡割合により異なるが比重が0.02〜
0.04程度であり、軽く強度に優れている。なお、ウ
レタンフオームは、気泡中にフロンガスを含み、断熱性
に優れている。セラミツク微細中空粒子を硬化物で固め
たものは、天然軽石の粒子を硬化物で固めたものとほぼ
同様の特性である。発泡セメント系硬化物は、発泡の度
合と骨材の種類、混入率等により異なるが、比重が0.
7〜1.5程度で圧縮強度に優れている。多孔質アルミ
ニユウムの単体は、比重が1.0以下のものもあり、軽
量で圧縮、曲げ、引張りの各強度に優れている。おがく
ず、モミ殻等を硬化物で固めたものは、硬化物の種類、
量等により強度が大幅に異なるが、比重が0.7〜1.
2程度のものとすることによりコア2として必要な強度
を確保し得る。
【0015】外殻3は、模造レンガ1として要求される
表面硬度及び表面性状を確保するもので、水と混和して
硬化するセメント系硬化物で形成されている。使用され
るセメント系硬化物は、ポルトランドセメント系、水硬
性石灰、セラミツク系、珪酸カルシユウム系等の水と混
和して硬化する硬化主材料からなつており、目的に応じ
て硬化主材料に骨材、補強材、顔料等が混入されていて
もよい。その際、骨材としては、軽量材、例えばパーラ
イト粒子、発泡樹脂系の粒子、天然軽石、人工軽量材、
水砕、前記コア2の材料として挙げた他の多孔質材等で
もよく、外殻3を軽量化し得る。また、通常使用される
砂でもよく、強度を高め得る。補強材としては、有機、
無機の各種補強繊維、これらの網状体でもよい。顔料と
しては、ベンガラ、酸化黄、群青、松煙等公知の顔料を
単独又は調合して得られたもの等であり、外殻3に要求
される色彩に合わせて設定される。
【0016】接着材層4は、コア2と外殻3とを強固に
接着し得るものであればよく、例えば溶剤系接着剤、ア
クリル系接着剤等からなるものでもよい。接着材層4に
よりコア2と外殻3とを強固に一体に接合し、コア2と
外殻3との強度をより確実に複合させることになる。な
お、コア2の表面に凹凸部が形成されていることが好ま
しく、コア2と外殻3との接合がより強固になる。ま
た、接着材層4は、必ずしも必要としないが、その際に
はコア2の表面に凹凸部が形成されていることが好まし
く、模造レンガ1の成形時に外殻3を形成するセメント
系硬化物が凹凸部と絡みコア2と外殻3とを強固に一体
に接合することになる。
【0017】図1に示す模造レンガ1の製造方法を図2
に基づいて説明する。図2において、5は型枠で、升型
の型枠本体6と平板状の押さえ型枠7とからなり、成形
時には型枠本体6の外側及び押さえ型枠7の上面を剛性
補強枠(図示せず)で保持するようになつている。型枠
5は、通常の焼成レンガの表面をシリコンゴムやウレタ
ンゴム等の弾性材、FRP樹脂等で型取りされ、型枠本
体6及び押さえ型枠7の内面が焼成レンガ模様に形成さ
れている。成形時、図2の(a)に示すように型枠本体
6を剛性補強枠で保持して水平に設置し、外殻3の一部
を形成する所定量の流動状のセメント系硬化物8を図2
の(b)に示すように型枠本体6に流し込む。流動状の
セメント系硬化物8は、硬化主材料に骨材、補強材、顔
料等を目的に応じて混入し、水を加えてモルタル状に混
練されたものである。次に、軽量材からなるコア材9の
全面に接着剤10を薄く均一に塗布し、このコア材9を
治具(図示せず)を用いて平面視で型枠本体6の中央に
位置するように前記セメント系硬化物8上に載置し、図
2の(c)に示す状態まで押し下げる。すなわち、コア
材9が必要な外殻3の厚さを確保し得る寸法に形成され
ており、型枠本体6の底部側のセメント系硬化物8の厚
さが外殻3の厚さに相当するまで押し下げらる。これに
より、セメント系硬化物8の一部が型枠本体6の側壁に
沿つて押し上げられ、図2の(c)に示すようにコア材
9と型枠本体6の側壁間の一部を充満する。
【0018】次に、コア材9を押圧保持した状態で残り
のセメント系硬化物11を流し込む。このセメント系硬
化物11は、前記セメント系硬化物8と同質のもので、
図2の(d)に示すようにコア材9と型枠本体6の側壁
間に充満するとともに、コア材9の上面側が外殻3の厚
さ相当になる量が流し込まれる。そして、図2の(e)
に示すように押さえ型枠7で型枠本体6を密閉し、押さ
え型枠7の上部に剛性補強枠(図示せず)を設置し、剛
性補強枠を錘、スプリング装置等の押圧手段(図示せ
ず)により押圧し、セメント系硬化物8、11が固まり
脱型可能な状態になるまで保持する。
【0019】図1に示す模造レンガ1は以上のようにし
て成形されるが、各製造工程において振動を与えること
等によりつき固め作業をすることが好ましく、精度が良
く、気泡等のない美観に優れた表面を有するものを成形
し得る。その際、外殻3を形成するセメント系硬化物
8、11に骨材が混入されている場合には、つき固め作
業により骨材やコア材9が比重差で分離したり浮き上が
らないように、骨材の混入率やセメント系硬化物8、1
1の練り硬さ等に応じてつき固めのタイミングやつき固
め時間が設定されている。なお、セメント系硬化物8、
11の練り硬さは、硬い程つき固めによつても骨材が分
離し難い傾向があるが、型枠本体6における流動性との
関係において設定されている。図2の(b)から(e)
までの工程は、各セメント系硬化物8、11が未だ硬化
しない状態で行なわれ、硬化時点では図2の(e)に示
す各セメント系硬化物8、11間の境界はなく、継ぎ目
のない一体の外殻3が形成される。
【0020】例えば、図1に示す模造レンガ1の具体例
として、外形寸法が縦235mm、横115mm、厚さ
50mm、外殻3の肉厚が10mmのものを製造する場
合について説明する。製造条件は、次の通りである。型
枠5は、表面形状の風合いの良い海外産焼成レンガをシ
リコンゴムで型取つたシリコンゴム製である。型枠本体
6は、内法寸法が縦235mm、横115mm、深さ5
0mm、余長深さ10mmで、肉厚が10mmの升型形
状である。押さえ型枠7は、肉厚が10mmの矩形状平
板で、型枠本体6を密封する寸法になつている。型枠本
体6の余長深さは、使用時に押さえ型枠7を装着するた
めに設けられ、押さえ型枠7の厚さ寸法に相当してい
る。コア材9は、平板状の発泡樹脂で、縦215mm、
横95mm、厚さ30mmに形成されている。コア材9
の寸法は、外殻3の全面の厚さが均一に10mmとなる
ように、各方向において型枠本体6の内法寸法より20
mm短く設定されている。接着剤10は、アクリル系の
ものである。外殻3を形成するセメント系硬化物8、1
1は、硬化主材料にセメントを使用し、骨材に発泡樹脂
の粒子とパーライトの粒子を使用し、これらに顔料を混
合し、型枠本体6に流し込む直前に水を加えて混練りし
たモルタル状のものである。
【0021】製造時、金属製補強枠で保持して水平に設
置された型枠本体6にモルタル状のセメント系硬化物8
を外殻3の厚さ10mmより少し厚い13mm程度流し
込み、電動バイブレータで3秒程度振動を与えてつき固
める。このセメント系硬化物8上に全面にアクリル系接
着剤10を薄く均一に塗布したコア材9を型枠本体6の
平面視で中央位置となるように載置し、コア材9をセメ
ント系硬化物8の厚さが10mmとなる位置まで押し下
げながら電動バイブレータで振動を与えてつき固める。
その際、セメント系硬化物8がコア材9と型枠本体6の
側壁間をせり上がつてくるが、この状態でコア材9の底
面とセメント系硬化物8とが密着するとともにコア材9
が定位置に固定される。次に、残りのセメント系硬化物
11を上部より流し込み、治具でコア材9の浮き上がり
を防止しながら目視で全体が均一になるまで電動バイブ
レータでつき固める。つき固め終了後、セメント系硬化
物11の上面を平滑に慣らしながら余盛りが3mmとな
るように分量の過不足を調整する。セメント系硬化物1
1の上面を平滑にならした後、押さえ型枠7を型枠本体
6に落とし込んで仮置きし、その上部から強固な金属製
補強枠を配置し、金属製補強枠に組み込まれたスプリン
グで50Kg程度の押圧力を作用させながら金属製補強
枠の上部から電動バイブレータで最終つき固めを行う。
押さえ型枠7が押圧力の作用により徐々に下降し、余盛
り分の3mm下降した時点、すなわち模造レンガ1の厚
さ方向の定寸となる位置で停止させ、セメント系硬化物
8、11が固まり脱型可能となるまで保持する。
【0022】セメント系硬化物8、11が固まつた後、
押さえ型枠7及び型枠本体6から各金属製補強枠を除去
し、型枠本体6の上部を外に開きながら押さえ型枠7と
成形された模造レンガ1とを押し出して脱型する。型枠
本体6がシリコンゴム製で弾性変形し易いため、模造レ
ンガ1を傷付けることなく容易に脱型できた。得られた
模造レンガ1は、型枠5の型取りに使用した海外産焼成
レンガの重量が2.9Kg程度であるのに対して0.3
5Kg程度であり、重量比で1/8程度の極めて軽量で
あつた。比重でみれば、海外産焼成レンガが2.1程度
であるのに対して0.26程度と極めて小さく、超軽量
で水に浮くという特性を備えていた。模造レンガ1の表
面は、気孔や骨材がほとんど現れず、全面にわたつて型
枠5に形成された海外産焼成レンガの表面形状、すなわ
ち奇麗な焼成レンガ模様が形成されていた。これは、押
さえ型枠7をスプリングで押圧することにより、セメン
ト系硬化物8、11が圧縮されるため、稠密な構造とな
る。また、型枠5がシリコンゴム製で弾性を有している
ことから、押さえ型枠7及び型枠本体6自体が僅かに弾
性変形するため、セメント系硬化物8、11が固まる際
に僅かに収縮するが、この収縮に追随し硬化まで密着状
態を保つ。従つて、押さえ型枠7及び型枠本体6の表面
に形成された焼成レンガ模様が奇麗に写し取られること
になる。
【0023】次に、第2実施の形態の模造レンガを図3
及び図4に基づいて説明する。図3及び図4において、
図1及び図2におけると同一の符号は同一の機能部材を
意味している。図3に示す模造レンガ1は、外殻が内側
外殻12と外側外殻13とからなる二層構造である点を
除けば、図1に示す模造レンガ1と同一の構造である。
すなわち、図3に示す模造レンガ1は、内側外殻12が
コア2を取り巻くように一定厚さに形成され、外側外殻
13が内側外殻12を取り巻くように一定厚さに形成さ
れ、コア2と内側外殻12との間に薄い接着材層4が形
成された軽量不焼成レンガである。内側外殻12は、外
側外殻13に包まれていることから、材料となるセメン
ト系硬化物における骨材の混入率を表面性状や強度を考
慮することなく適宜設定される。例えば、骨材として軽
量材の粒子を混入する場合、図1におけるよりも大きな
混入率とすることができ、これによりさらに軽量化し得
る。外側外殻13は、表面が焼成レンガ模様になつてお
り、材料となるセメント系硬化物における骨材の混入率
は表面性状や強度を考慮して少な目に設定される。
【0024】図3に示す模造レンガ1の製造方法を図4
により説明する。図4に示す製造方法は、図3に示すも
のと同一の型枠5を使用し、外側外殻13を形成する工
程を除けば図3に示す工程と同一である。図4の(a)
に示すように、外側外殻13の一部を形成するペースト
状のセメント系硬化物14を型枠本体6の内面に模造レ
ンガ1の厚さ相当の高さ位置まで薄く均一に塗布し、型
枠本体6に内側外殻12の一部を形成するモルタル状の
セメント系硬化物15を図4の(b)に示すように流し
込む。このセメント系硬化物15上にコア材9を治具
(図示せず)により位置決め載置し、図4の(c)に示
すようにコア材9を押し下げる。コア材9を押圧した状
態で内側外殻12の残りを形成するモルタル状のセメン
ト系硬化物16を図4の(d)に示すように流し込む。
押さえ型枠7の内面に外側外殻13の残りを形成するペ
ースト状のセメント系硬化物17を型枠本体6の場合と
同様に薄く均一に塗布し、図4の(e)に示すように押
さえ型枠7で型枠本体6を密閉する。そして、押さえ型
枠7を剛性補強枠(図示せず)を介して押圧手段(図示
せず)で押圧し、各セメント系硬化物14、15、1
6、17が硬化するまで押圧保持する。これにより、硬
化時点には図4の(e)に示す各セメント系硬化物1
4、15、16、17間の境界がなく、継ぎ目のない一
体化した外側外殻13及び内側外殻12が形成される。
なお、外側外殻13を形成するペースト状のセメント系
硬化物14、17は、砂、軽量材の粒子等の骨材の混入
率が内側外殻12を形成するモルタル状のセメント系硬
化物15、16よりも小さく設定されていることが好ま
しい。これにより、軽量化と併せて美観に優れた模造レ
ンガ1を成形し得る。
【0025】例えば、図3に示す模造レンガ1の具体例
として、外形寸法が縦235mm、横115mm、厚さ
50mmで、内側外殻の肉厚が9mm、外側外殻の肉厚
が1mmのものを製造する場合について説明する。製造
条件は、型枠5、コア材9、接着剤10について図1に
示す模造レンガ1の具体例の場合と同様である。内側外
殻12の材料は、硬化主材料としてセメントを使用し、
骨材としての発泡樹脂の粒子とパーライトの粒子を図1
に示す模造レンガの具体例の場合よりも多目で強度上支
障のない程度混入し、型枠本体6に流し込む直前に水を
加えて混練りしたモルタル状のものである。外側外殻1
3の材料は、硬化主材料にセメントを使用し、骨材に砂
を使用し、これらに顔料を混合し、型枠本体6に流し込
む直前に水を加えて混練りしたペースト状のものであ
る。その際、骨材としての砂の混入率は、硬度、型枠表
面とのなじみ、塗布性等を確保し得る程度に少な目に設
定されている。
【0026】製造時、型枠本体6の内面にペースト状の
セメント系硬化物14を模造レンガ1の高さ相当の位置
まで外側外殻13の厚さ1mm程度に薄く塗布し、流動
状のセメント系硬化物15を内側外殻12の厚さ9mm
より少し厚い12mm程度流し込み、電動バイブレータ
でつき固める。つき固め終了後、セメント系硬化物15
上にコア材9を載置し、残りのセメント系硬化物16を
コア材9を覆うように流し込み、セメント系硬化物16
の上面を平滑に慣らしながら余盛りが2mmとなるよう
に分量の過不足を調整する。セメント系硬化物16の上
面を平滑にならした後、表面にペースト状のセメント系
硬化物17を前記同様に1mm程度に薄く塗布した押さ
え型枠7を型枠本体6に落とし込んで仮置きする。以後
の作業は、図1に示す具体例の場合と同様であり、各セ
メント系硬化物14、15、16、17が固化した後に
脱型する。
【0027】得られた模造レンガ1は、図1に示す模造
レンガ1の具体例のものより幾分軽く、比重が小さく水
に浮くという特性を備えていた。模造レンガ1の表面
は、継ぎ目、気孔がなく、骨材がほとんど現れず、図1
に示す模造レンガ1の具体例のものよりも奇麗な焼成レ
ンガ模様で、全面にわたつて型枠5に形成された海外産
焼成レンガの表面形状が写し取られていた。
【0028】なお、各実施の形態において、コア材9は
一体物の軽量材のみではなく、軽量材の粒子と接着剤、
例えばセメント、アクリル系接着剤、溶剤系接着剤等と
を流動しない程度の固さに混練したものであつてもよ
い。製造時、外殻3又は内側外殻12の材料であるセメ
ント系硬化物を外殻3又は内側外殻12の厚さとなるよ
うに型枠本体6に流し込み、前記コア材9を治具等を使
用して型枠本体6の中央となるように載置し、残りのセ
メント系硬化物を流し込み、押さえ型枠7で押圧して成
形する。各セメント系硬化物の凝固とともにコア材9も
凝固し、模造レンガ1の成形時には一体のコア2とな
り、一体物のコア材9の場合と同様に軽量で所定の強度
を有した構造となる。
【0029】
【発明の効果】本発明の模造レンガによれば、軽量材か
らなるコアが中央に位置するようにセメント系硬化物か
らなる外殻で一体に包み込まれた構造であることから、
必要な強度を確保しながら軽量化することができた。こ
れにより、例えばインテリア用品を製作する場合には、
施工時に持ち運び易く、大きな負担がかからないため、
施工を楽に行い得る。また、製作されたインテリア用品
は、軽量であるため、設置場所への荷重負担が軽減さ
れ、倒壊時における安全性が向上した。
【0030】升形の型枠本体と型枠本体の上部に装着さ
れる押さえ型枠とからなる型枠で成形された模造レンガ
によれば、全面に継ぎ目が形成されず、稠密な構造で、
しかも全面に型枠の表面性状が写し取られるため、美観
に優れ、インテリア用としても使用し得るものが得られ
た。また、焼成レンガで型取りした型枠で成形された模
造レンガによれば、全面に焼成レンガ模様が奇麗に写し
取られ、風合いに優れた高品質のものが得られた。特
に、外殻が内側外殻と外側外殻との二層構造となつたも
のは、外側外殻により表面品質と硬度とが確保されるこ
とから、内側外殻の材料に軽量材の粒子を強度を損ねな
い程度まで混入したセメント系硬化物を使用し得るた
め、さらに軽量なものが得られた。
【0031】本発明の模造レンガによれば、外殻とコア
とが焼成レンガよりも硬度が低く、釘打ち可能であると
ともに鋸引きし易いため、種々の加工ができ使用目的に
おいて自由度が高まつた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態の説明図で、一部を断
面で示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施の形態の模造レンガを製造す
る方法の説明図で、製造工程を断面図で示す。(a)は
準備段階、(b)は外殻の一部を形成するセメント系硬
化物を流し込む段階、(c)はコアを平面視で型枠の中
央に載置し、所定量押し下げた段階、(d)は外殻の残
部を形成するセメント系硬化物をコアを覆うように流し
込んだ段階、(e)は押さえ型枠で圧下保持した段階を
示す。
【図3】本発明の第2実施の形態の説明図で、一部を断
面で示す斜視図である。
【図4】本発明の第2実施の形態の模造レンガを製造す
る方法の説明図で、製造工程を断面図で示す。(a)は
外側外殻の一部を形成するセメント系硬化物を型枠本体
内面に塗布した段階、(b)は内側外殻の一部を形成す
るセメント系硬化物を流し込んだ段階、(c)はコアを
平面視で型枠の中央に載置し、所定量押し下げた段階、
(d)は内側外殻の残部を形成するセメント系硬化物を
コアを覆うように流し込んだ段階、(e)は外側外殻の
残部を形成するセメント系硬化物を内面に塗布した押さ
え型枠で圧下保持した段階を示す。
【符号の説明】
1 模造レンガ 2 コア 3 外殻 4 接着材 5 型枠 6 型枠本体 7 押さえ型枠 8、11 外殻の材料であるセメント系硬化物 9 コア材 10 接着剤 12 内側外殻 13 外側外殻 14、17 外側外殻の材料であるセメント系硬化物 15、16 内側外殻の材料であるセメント系硬化物

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央に配置された軽量材からなるコア
    (2)と、このコア(2)を包み込んで一体に形成され
    たセメント系硬化物からなる外殻(3)とからなること
    を特徴とする模造レンガ。
  2. 【請求項2】 升形の型枠本体(6)と型枠本体(6)
    の上部に装着される押さえ型枠(7)とからなる型枠
    (5)で成形されたもので、外殻(3)の一部を形成す
    る流動状のセメント系硬化物(8)を型枠本体(6)に
    流し込み、このセメント系硬化物(8)上に平面視で型
    枠本体(6)の中心位置となるように軽量材からなるコ
    ア材(9)を載置し、このコア材(9)を圧下してセメ
    ント系硬化物(8)中に押し込み、外殻(3)の残部を
    形成する流動状のセメント系硬化物(11)をコア材
    (9)を覆うように型枠本体(6)に流し込み、このセ
    メント系硬化物(11)を平滑にならした後、押さえ型
    枠(7)で型枠本体(6)を閉じ、各セメント系硬化物
    (8、11)が固化するまで圧下保持することにより成
    形されている請求項1記載の模造レンガ。
  3. 【請求項3】 升形の型枠本体(6)と型枠本体(6)
    の上部に装着される押さえ型枠(7)とからなる型枠
    (5)で成形されたもので、外殻が内側外殻(12)と
    外側外殻(13)との2層からなり、外側外殻(13)
    の一部を形成するペースト状のセメント系硬化物(1
    4)を型枠本体(6)の内面に模造レンガ(1)の厚さ
    相当の高さまで均一に塗布し、内側外殻(12)の一部
    を形成する流動状のセメント系硬化物(15)を流し込
    み、このセメント系硬化物(15)上に平面視で型枠本
    体(6)の中心位置となるように軽量材からなるコア材
    (9)を載置し、このコア材(9)を圧下して前記流動
    状のセメント系硬化物(15)中に押し込み、内側外殻
    (12)の残部を形成する流動状のセメント系硬化物
    (16)をコア材(9)を覆うように型枠本体(6)に
    流し込み、このセメント系硬化物(16)を平滑になら
    した後、内面に外側外殻(13)の残部を形成するペー
    スト状のセメント系硬化物(17)を均一に塗布した押
    さえ型枠(7)で型枠本体(6)を閉じ、各セメント系
    硬化物(14、15、16、17)が固化するまで圧下
    保持することにより成形されている請求項1記載の模造
    レンガ。
  4. 【請求項4】 コア(2)及びコア材(9)が多孔質材
    からなつている請求項1、2又は3記載の模造レンガ。
  5. 【請求項5】 コア(2)及びコア材(9)と外殻
    (3、12)との間に接着材層(4)が形成されている
    請求項1〜4のいずれか1記載の模造レンガ。
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