JP2001087175A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

Info

Publication number
JP2001087175A
JP2001087175A JP26766199A JP26766199A JP2001087175A JP 2001087175 A JP2001087175 A JP 2001087175A JP 26766199 A JP26766199 A JP 26766199A JP 26766199 A JP26766199 A JP 26766199A JP 2001087175 A JP2001087175 A JP 2001087175A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction
opening
suction port
voltage
port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26766199A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Senda
典明 千田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP26766199A priority Critical patent/JP2001087175A/ja
Publication of JP2001087175A publication Critical patent/JP2001087175A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸込口体を移動させずに箒などでかき集めた
塵埃を効率よく吸引することのできる電気掃除機を提供
する。 【解決手段】 電動送風機11を有する掃除機本体10
と、この掃除機本体10に着脱自在に接続されるととも
に静止状態で使用される吸込口体20とを備えた電気掃
除機であって、吸込口体20にかき集められた塵埃を吸
引する吸込開口27を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、吸込口体を静止
状態にして使用する電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、掃除機本体と、この掃除機本
体にホース等を介して着脱自在に接続された吸込口体と
を備えた電気掃除機が知られている。
【0003】かかる電気掃除機は、吸込口体を前後に移
動させて床面等にある塵埃を吸引していくものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、吸込口体を
移動させずに、床面等にある塵埃を箒などでかき集め、
このかき集めた塵埃を吸引したいという要望がある。
【0005】この発明は、上記事情に鑑みてなされもの
で、その目的は、吸込口体を移動させずに箒などでかき
集めた塵埃を効率よく吸引することのできる電気掃除機
を提供することある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、電動送風機を有する掃除機本体
と、この掃除機本体に着脱自在に接続されるとともに静
止状態で使用される吸込口体とを備えた電気掃除機であ
って、かき集められた塵埃を吸引する吸込開口を前記吸
込口体に設けたことを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、前記吸込口体は、差込
部と他の吸込口体の差込部が差し込まれる被差込部とを
有し、この被差込部へ他の吸込口体の差込部が着脱自在
に差し込まれて複数の吸込口体を着脱自在に接続して増
設可能とすることを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、前記吸込口体は操作手
段を有し、この操作手段の操作により電動送風機の駆動
状態が設定可能となることを特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、前記吸込口体は、吸込
開口を開閉する蓋体を有し、この蓋体を開成したとき電
動送風機の駆動状態が設定可能となる操作手段を備えた
ことを特徴とする。
【0010】請求項5の発明は、前記吸込口体は、吸込
開口を開閉する蓋体を有し、この蓋体の開閉動作に連動
して電動送風機を駆動制御する操作手段を備えたことを
特徴とする。
【0011】請求項6の発明は、前記吸込口体を複数有
し、各吸込口体は吸込開口を開閉する蓋体を有し、複数
の吸込開口が開成したとき電動送風機を駆動しないよう
に制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0012】請求項7の発明は、前記吸込口体を複数有
し、各吸込口体は吸込開口を開閉する蓋体を有し、開成
した吸込開口の数に対応して電動送風機の入力を制御す
る制御手段を備えたことを特徴とする。
【0013】請求項8の発明は、前記吸込口体を複数有
し、各吸込口体は吸込開口を開閉する蓋体を有し、各吸
込口体は、開成した吸込開口の数を表示する表示手段を
備えたことを特徴とする。
【0014】請求項9の発明は、掃除機本体の集塵量を
検出する検出手段を有し、この検出手段で検出した集塵
量を表示する表示手段を吸込口体に設けたことを特徴と
する。
【0015】請求項10の発明は、前記吸込口体を複数
有し、各吸込口体は吸込開口を開閉する蓋体を有し、吸
込開口が開成された吸込口体の表示手段のみが表示する
ことを特徴とする。
【0016】請求項11の発明は、前記吸込口体を複数
有し、各吸込口体は、吸込開口を開閉する蓋体と、吸込
開口が開成された吸込口体を表示する表示手段とを備え
たことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明に電気掃除機の実
施形態を図面に基づいて説明する。 [第1実施形態]図1において、10は電気掃除機本体
で、この本体10内には集塵室(図示せず)とこの集塵
室を負圧にする電動送風機11とが設けられている。ま
た、集塵室には集塵フィルタ12が取り付けられてい
る。
【0018】13は一端が電気掃除機本体10に着脱可
能に接続されているホースで、このホース13の他端に
は手元操作管14が設けられている。手元操作管14に
は操作部14Aが設けられており、操作部14Aには、
電動送風機11の電源を切るオフスイッチS1と、電動
送風機11のパワーを自動設定する自動設定スイッチS
2と、電動送風機11のパワーの強弱を設定する強弱設
定スイッチS3とが設けられている。
【0019】手元操作管14には延長管15が着脱自在
に接続され、この延長管15の先端部には吸込口体20
が着脱自在に接続されている。
【0020】吸込口体20は図2に示すように中空のケ
ース21を有している。ケース21は、底板22と、こ
の底板22の後部から立ち上がった側板23と、底板2
2の前端から側板23の上端まで延びるとともにほぼ円
弧状に形成された天板24とを有している。ケース21
の両端は端板25,26によって閉塞され、端板26に
は接続管19が取り付けられている。接続管19は延長
管15に着脱自在に接続され、ケース21内と延長管1
5とが接続管19によって連通している。
【0021】天板24の下部側には吸込開口27が形成
され、この吸込開口27にはシャッタ(蓋体)28が開
閉自在に設けられている。Mはシャッタ28を開閉操作
するツマミである。天板24の裏面には開成されたシャ
ッタ28を収納する戸袋29が設けられている。
【0022】また、ケース21の前端にはガイド部材3
0が取り付けられており、このガイド部材30の上面3
1は先端にいくにしたがって高さが低くなる傾斜面31
となっている。この傾斜面31が箒などによりかき集め
られた塵埃を吸込開口27に案内するものである。
【0023】次に、上記実施形態の電気掃除機の使い方
について説明する。
【0024】まず、吸込口体20を図1に示すように部
屋の隅に置き、ツマミMを操作して図3に示すようにシ
ャッタ28を開成する。次に、スイッチS2,S3を操作
して電動送風機11を駆動させる。そして、箒などによ
り床面Yの塵埃をかき集め、さらに、このかき集めた塵
埃を箒などによりガイド部材30の傾斜面31に乗せる
とともに吸込開口27の位置まで移動させる。吸込開口
27近傍まで移動された塵埃は吸込開口27から吸引さ
れていき、延長管15およびホース13を介して集塵フ
ィルタ12に集塵されていく。
【0025】このように、吸込口体20を床面Y上を前
後に移動させずに、箒などによりかき集めた塵埃を吸込
開口27の近傍まで移動させれば塵埃は効率よく吸込開
口27から吸引されていく。 [第2実施形態]図4および図5は第2実施形態を示し
たものである。この第2実施形態に示す掃除機本体40
はハンデイタイプのものである。この掃除機本体40内
には図示しない集塵室、電動送風機、集塵フィルタ等が
設けられている。
【0026】41は本体40に着脱自在に接続された吸
込口体であり、この吸込口体41は中空のケース42と
このケース42の後部に設けられた接続管43とを有し
ている。この接続管43が本体41に着脱自在に接続さ
れており、この接続管43を介して吸込口体41のケー
ス42内と掃除機本体40の集塵室とが連通されてい
る。
【0027】ケース42の前部には吸込開口44が形成
され、この吸込開口44の下部にシャッタ45の一端が
枢支され、シャッタ45が回動自在となっている。この
シャッタ45の回動操作により図5(A)および図5(B)
に示すように吸込開口44の開閉を行うものである。
【0028】図4および図5(B)に示すようにシャッタ
45を回動して吸込開口44を開成すると、シャッタ4
5は塵埃を吸込開口44へ案内するガイド部材として使
用できるようになっている。
【0029】この第2実施形態の使い方は第1実施形態
と同様なのでその説明は省略する。 [第3実施形態]図6ないし図9は第3実施形態を示し
たものである。この第3実施形態では床面Yに椀状の吸
込口体50を設け、この吸込口体50の上部の開口部5
1に蓋板52を開閉自在に取り付け、吸込口体50の底
部の中央部に吸込開口53を設けたものである。この吸
込開口53は栓55により開閉自在となっており、吸込
開口53には栓55を開けたときオンするマイクロスイ
ッチ56が設けられている。
【0030】吸込開口53は接続パイプ54が接続さ
れ、この接続パイプ54は図示しない据え置きタイプの
掃除機本体に接続されている。この掃除機本体内には従
来と同様に集塵フィルタや電動送風機が設けられてい
る。
【0031】次に、この実施形態の電気掃除機の使い方
を説明する。
【0032】先ず、蓋板52を開けるとともに栓55を
開ける。すると、マイクロスイッチ56がオンして電気
掃除機本体の電動送風機(図示せず)が駆動される。そし
て、箒などにより床面Yの塵埃をかき集め、このかき集
めた塵埃を開口部51から吸込口体50内に入れれば、
塵埃は吸込開口53から吸引されて掃除機本体の集塵フ
ィルタに集塵されていく。
【0033】ここで使用されている掃除機本体は据え置
きタイプのものであるが、第1実施形態に示すようなキ
ャスタ形の掃除機本体であってもよい。
【0034】図10および図11は他の例の吸込口体5
0を示したものである。この吸込口体50は、開口部5
1近傍に手で操作するスイッチ57を設け、このスイッ
チ57を押している間だけ電動送風機を駆動するように
したものである。 [第4実施形態]図12および図13は理美容院に適用
した電気掃除機の第4実施形態を示したものである。こ
の第4実施形態の電気掃除機は、電気掃除機本体60
と、この掃除機本体60に接続されるとともに壁62内
に設けた接続パイプ61と、この接続パイプ61に設け
た複数の枝管63と、この枝管63に着脱自在に接続さ
れた複数の吸込口体64とを備えている。枝管63は壁
62内に設けられており、枝管63の一端の開口端が壁
62から露出している。
【0035】掃除機本体60は、据え置きタイプのもの
であり、図示しない電動送風機や集塵フィルタ等を有し
ている。
【0036】吸込口体64は、第2実施形態と同様な中
空のケース65と、この中空のケース65の後部に設け
た接続管66とを有している。この接続管66が接続パ
イプ61の枝管63に着脱自在に接続されている。ケー
ス65の前部には吸込開口67が形成され、吸込開口6
7には第1実施形態と同様なシャッタ68が開閉自在に
設けられている。MKは壁62に取り付けたミラー、6
9はイスである。
【0037】この電気掃除機の使い方は、先ず、シャッ
タ68を開成するとともに掃除機本体60の電源を投入
して電動送風機を駆動させる。そして、箒などで髪の毛
等の塵埃をかき集め、さらに開成された吸込開口67の
ところにかき集めれば、その塵埃が吸込開口67から吸
引されて、本体60の集塵フィルタに集塵されていく。
【0038】図14は他の例を示したものである。図1
4に示す電気掃除機は、本体60に接続された接続パイ
プ70を壁62の外に配置し、この接続パイプ70に所
定間隔毎に吸込開口71を形成し、吸込開口71にシャ
ッタ68を開閉自在に設けたものである。
【0039】各吸込開口71にシャッタ68を開閉自在
に設けたものであるから、1つのシャッタ68を開成す
ることにより、吸引効率を低下させずにシャッタ68を
開成した吸込開口71から塵埃を吸引することができ
る。 [第5実施形態]図15および図16は第5実施形態の
吸込口体75を示す。この吸込口体75は、中空のケー
ス76と、このケース76の一端に設けた差込管77
と、その他端に設けた被差込管78とを有している。差
込管77の内径と被差込管78の外形とが同一に設定さ
れており、被差込管77に他の吸込口体75′の差込管
77′が着脱自在に差し込むことができるようになって
いる。また、ケース76の他端にはケース76より小径
の接続部75Aが形成され、接続部75Aの長さと被差
込管78の長さとが同一に設定されている。
【0040】ケース76の前部には吸込開口79が形成
され、この吸込開口79には開閉自在なシャッタ68が
設けられている。
【0041】吸込口体75の被差込管78に他の吸込口
体75′の差込管77′を差し込み、さらに、吸込口体
75′の被差込管78′に別な吸込口体75″の差込管
77″を差し込んで吸込口体75〜75″を図16に示
すように接続することにより、増設することが可能とな
っている。図15に示す吸込口体75の差込管77は電
気掃除機本体(図示せず)に接続され、吸込口体75″の
接続部75A″には蓋80が接続されている。
【0042】蓋80の内側には、蓋80を接続部75A
(75A″)に接続したときに、図17に示すように、
被差込管78(78″)を閉塞する閉塞部材81が設け
られている。
【0043】この実施形態によれば、吸込口体75の被
差込管77に他の吸込口体75′の差込管77′を差し
込むことにより、複数の吸込口体75を着脱自在に接続
して増設することができるので、掃除し易い環境を操作
人が設定することができる。 [第6実施形態]図18および図19は第6実施形態を
示す。この第6実施形態は、吸込口体85どうしを着脱
自在に直接接続できるようにして見栄えの向上を図った
ものである。
【0044】吸込口体85は、中空のケース86と、ケ
ース86の一端に設けた差込管87および接合部86A
と、ケース86の他端に設けた被差込管88および被接
合部86Bとを有している。差込管87の内径は被差込
管88の外径と同一に設定され、吸込口体85の被接合
部86Bに他の吸込口体85の接合部86Aが接合でき
るようになっている。吸込口体85の被接合部86Bに
他の吸込口体85の接合部86Aを接合すると、吸込口
体85の被差込管88に他の吸込口体85の差込管87
が差し込まれるようになっている。
【0045】また、ケース86の前部には吸込開口89
が形成され、この吸込開口89には開閉自在なシャッタ
68が設けられている。
【0046】この吸込口体85を図18に示すように接
続することにより増設が可能となっている。この場合、
左端の吸込口体85の差込管87は掃除機本体(図示せ
ず)にホースなどにより接続される。 [第7実施形態]図20ないし図21は第7実施形態の
吸込口体90を示す。この吸込口体90は、第6実施形
態の吸込口体85と同様に構成され、吸込開口89の近
傍に設けられた操作部91を有している。この操作部9
1には切スイッチ(操作手段)SW1と自動スイッチ
(操作手段)SW2と弱スイッチ(操作手段)SW3と強
スイッチ(操作手段)SW4とが設けられている。吸込
口体90には、シャッタ68が開成されたときオンする
マイクロスイッチ92が設けられている。
【0047】また、吸込口体90には、図23に示すよ
うに、信号線G1,G2が埋設され、この信号線G1,G2に
マイクロスイッチ92を介して接続されたスイッチ回路
110が設けられている。スイッチ回路110は、スイ
ッチSW1〜SW4とこのスイッチSW1〜SW4に直列接
続された抵抗R2〜R5とを有し、これら直列接続された
スイッチSW1〜SW4および抵抗R2〜R5が並列接続さ
れている。
【0048】吸込口体90は互いに接続されると、信号
線G1,G2が互いに接続されるようになっている。
【0049】100は掃除機本体であり、この掃除機本
体100は電動送風機101とトライアックTrの導通
角を制御して電動送風機101の入力の制御を行う制御
装置102とを有している。制御装置102は、CPU
等から構成され、ポートPO1から所定周期毎にパルス
電圧を出力し、このときのポートPO2の電圧を読み取
って電動送風機101の入力の制御を行うようになって
いる。CHは図21に示す左端の吸込口体90の差込管
87に接続されたホースであり、このホースCHに導線
D1,D2が通されている。このホースCHは本体100
に接続され、ホースCHの導線D1,D2が制御装置10
2のポートPO1,P2に接続されるとともに吸込口体9
0の信号線G1,G2に接続されている。また、ポートP
O2は抵抗R1およびコンデンサC1を介してアースされ
ている。
【0050】次に、この第7実施形態の電気掃除機の動
作を図24に示すフロー図に基づいて説明する。なお、
図面上ではステップをSTとして記す。
【0051】先ず、掃除機本体100の図示しない電源
スイッチを投入する。すると、制御装置102のポート
PO1から所定周期毎にパルス電圧が出力される。いず
れの吸込口体90のシャッタ68が開成されていないと
きには、マイクロスイッチ92がオフしているので、ス
イッチS1〜SW4が操作されても、ポートPO2には電
圧は生じない。このため、制御装置102は電動送風機
101の制御を行なわず、電動送風機101は駆動され
ない。
【0052】すなわち、吸込開口89から塵埃が吸引さ
れる状態になっていないときには電動送風機101は駆
動されず、無駄な電力の使用が防止される。
【0053】吸込口体90のシャッタ89を開けると、
マイクロスイッチ92がオンする。そして、例えばスイ
ッチSW2を操作してオンすると、制御装置102のポ
ートPO1から出力されるパルス電圧により、ポートP
O1から導線D1,信号線G1,マイクロスイッチ92,抵抗
R3,信号線G2,導線D2および抵抗R1を介してアースへ
電流が流れ、ポートPO2に電圧Vが発生する。ステッ
プ1ではこの電圧Vの読み取りが行われる。
【0054】そして、ステップ2では読み取った電圧V
がVa以上か否かが判断される。ここで、図25に示す
ように、スイッチSW1をオンするとポートPO2にV1
の電圧が印加し、スイッチSW2をオンするとポートP
O2にV2の電圧が印加し、スイッチS3をオンするとポ
ートPO2にV3の電圧が印加し、スイッチS4をオンす
るとポートPO2にV4の電圧が印加するように予め設定
されている。また、電圧V1〜V4とVa〜Vdの大小関係
は図25の通りになっている。
【0055】したがって、スイッチSW2をオンしたこ
とによりポートPO2には電圧V2が印加し、電圧V2が
Va以上であることによりステップ2ではイエスと判断
される。そして、ステップ3ではV2がVb以上であるか
否かが判断される。V2がVb以上であるので、ステップ
3でもイエスと判断され、ステップ5へ進む。
【0056】ステップ5では、V2がVc以下であるの
で、ノーと判断されてステップ6へ進む。ステップ6で
は電動送風機101の入力は自動設定されて駆動され
る。
【0057】同様にして、スイッチS3,S4を操作する
と、ステップ8,9で入力が弱,強に設定されて電動送風
機101が駆動される。
【0058】スイッチSW1を操作すると、ポートPO2
に電圧V1が印加するので、ステップ2でイエスと判断
され、ステップ3でノーと判断されるのでステップ4へ
進み。ステップ4では電動送風機101の駆動が停止さ
れる。
【0059】この実施形態によれば、どの吸込開口89
からでもスイッチS1〜SW4の操作によって電動送風機
101の入力を設定して駆動させることができるので、
どの吸込開口89からでも塵埃を吸引させることがで
き、掃除の作業性の向上を図ることができる。 [第8実施形態]図26および図27は第8実施形態を
示したものである。この第8実施形態の吸込口体120
は、吸込口体90と同じ構成となっているが、スイッチ
回路110の替わりにスイッチ回路121が設けられて
いる。このスイッチ回路121は、マイクロスイッチ9
2に抵抗R6を直列接続した直列回路から構成されてい
る。マイクロスイッチ92はシャッタ68の開閉動作に
連動して電動送風機101を駆動制御する操作手段とし
ての機能を有している。
【0060】掃除機本体100の制御装置(制御手段)
130は、ポートPO1から所定周期毎にパルス電圧を
出力し、この出力によって生じるポートPO2の電圧を
読み取り、この読み取った電圧が所定以上のとき電動送
風機101を駆動させ、所定以下のとき電動送風機10
1の駆動を停止させるものである。
【0061】次に、この第7実施形態の電気掃除機の動
作を図28に示すフロー図に基づいて説明する。
【0062】先ず、掃除機本体100の図示しない電源
スイッチを投入する。すると、制御装置102のポート
PO1から所定周期毎にパルス電圧が出力される。ステ
ップ10ではポートPO2の電圧Vの読み取りが行わ
れ、ステップ11では読み取った電圧Vが予め設定され
た基準電圧V1a以上であるか否かが判断される。
【0063】シャッタ68を開成しなければマイクロス
イッチ92はオフしているので、ポートPO1から出力
されるパルス電圧によってスイッチ回路121には電流
が流れず、したがって、ポートPO2には電圧は生じな
い。したがって、シャッタ68が開成されていないとき
にはステップ11ではノーと判断され、ステップ13へ
進む。ここでは、電動送風機101はまだ駆動されてい
ないので、ステップ13ではそのまま電動送風機101
の停止が維持され、そして、リターンする。
【0064】シャッタ68を開成すると、マイクロスイ
ッチ92がオンするので、ポートPO1から出力される
パルス電圧によってスイッチ回路121に電流が流れ、
この結果、ポートPO2に電圧Vが生じる。この電圧V
がステップ10で読み取られ、ステップ11では読み取
った電圧VがV1a以上であるか否かが判断される。
【0065】ここで、シャッタ68が開成された数と、
そのときのポートPO2に生じる電圧Vと、基準電圧V1
a,V2a,V3aとが図29に示す関係になるように予め設
定されている。
【0066】したがって、開成されたシャッタ68が1
つの場合、ステップ11ではイエスと判断されてステッ
プ12へ進む。ステップ12では電動送風機101を駆
動させる。開成されたシャッタ68が2つ以上の場合、
電圧VがV1a以下となるので、ステップ11ではノーと
判断されてステップ13へ進み、電動送風機101の駆
動が停止される(ステップ13)。これは、シャッタ6
8が2つ以上開成されると、各吸込開口89の塵埃の吸
込効率が低下してしまうため、シャッタ68が2つ以上
開成された場合には電動送風機101の駆動を停止させ
るものである。すなわち、吸込開口89の吸込効率が低
下する場合、電動送風機101を駆動させても無駄であ
り、この無駄な電動送風機101の駆動をなくすためで
ある。
【0067】図30は他の例のフロー図を示したもので
あり、この例では、開成されたシャッタ68の数に応じ
て制御装置(制御手段)130が電動送風機101の入
力を増加させるようしたもので、開成されたシャッタ6
8が複数でも吸込効率が低下しないようにしたものであ
る。
【0068】図30において、ステップ20ではポート
PO2の電圧Vを読み取り、ステップ21では読み取っ
た電圧VがV1a以上であるか否かを判断する。イエスで
あれば、ステップ22で入力電力をP1に設定して電動
送風機101を駆動させる。すなわち、シャッタ68が
1つ開成された場合には、入力電力P1で電動送風機1
01を駆動させる。
【0069】シャッタ68が2つ開成された場合には、
ステップ21でノーと判断され、ステップ23でイエス
と判断されてステップ24へ進み、ステップ24では入
力電力P2(>P1)で電動送風機101が駆動される。
同様にして、シャッタ68が3つ開成されてた場合に
は、ステップ24でイエスと判断されてステップ25へ
進み、ステップ25では入力電力P3(>P2)で電動送
風機101が駆動される。ステップ24でノーと判断さ
れた場合、すなわち、いずれのシャッタ68も開成され
ていない場合には、ステップ26へ進み、電動送風機1
01の駆動は停止される。
【0070】この実施形態によれば、シャッタ68を開
成すれば電動送風機101が駆動されるので掃除の作業
性の向上を図ることができる。 [第9実施形態]図31および図32は第9実施形態の
吸込口体130を示す。この吸込口体130は、第6実
施形態の吸込口体85と同様に構成され、吸込開口89
の近傍に3つの表示器(表示手段)LED1〜LED3が
設けられている。
【0071】各吸込口体130には、図33に示すよう
に、信号線G1,G2に接続された表示回路140とスイ
ッチ回路150とが接続されている。
【0072】掃除機本体160は、電動送風機101
と、トライアックTrの導通角を制御して電動送風機1
01の入力の制御を行う制御装置(制御手段)170と
を有している。
【0073】表示回路140は、図34に示すように、
3つの発光ダイオード(表示器)LED1〜LED3と、
オンすることにおり発光ダイオードLED1を点灯させ
るトランジスタQ21と、オンすることにより発光ダイオ
ードLED2を点灯させるトランジスタQ22と、オンす
ることにより発光ダイオードLED3を点灯させるトラ
ンジスタQ24と、信号線G2に電圧VCが印加したときト
ランジスタQ21をオンさせるとももにトランジスタQ22
をオフさせるツェナーダイオードZD3とを有してい
る。このツェナーダイオードZD3は信号線G2に電圧V
B(>VC)が印加されたときオンしてトランジスタQ22
をオンさせる。
【0074】また、表示回路140は、信号線G2に電
圧VA(>VB)が印加されたときオンするツェナーダイ
オードZD2と、このツェナーダイオードZD2がオンし
たとき導通してトランジスタQ24をオンさせるトランジ
スタQ23等とを有している。
【0075】スイッチ回路150は、ダイオードD5と
抵抗R31とマイクロスイッチ92とを直列接続した直列
回路であり、この直列回路は信号線G1,G2に接続され
ている。
【0076】制御装置170は、図35に示すように、
交流電源Eから直流電圧Vcc,VAを出力する直流電
源回路(図示せず)と、信号線G1,G2に流れる電流の
方向を切り換える電流方向切換回路180と、所定の電
圧に切り換えて信号線G1,G2に出力する電圧出力回路
190と、CPU200とを備えている。そして、CP
U200と電流方向切換回路180とでマイクロスイッ
チ92へパルス電流を流していくつのマイクロスイッチ
92がオンしたかを読み取る読取手段が構成され、CP
U200と電流方向切換回路180と電圧出力回路19
0とでパルス電流と逆極性の電圧を出力する電圧出力手
段が構成される。
【0077】CPU200は、出力ポートPaと入力ポ
ートPbと出力ポートPA〜PCとを備えており、出力ポ
ートPaから10mmS毎に1mmSのLレベルのパルスと9m
mSのHレベルのパルスを交互に出力する。また、出力ポ
ートPA〜PCからHレベルまたはLレベルの電圧を出力
するようになっている。
【0078】また、CPU200は、入力ポートPbに
印加される電圧Vを読み取り、この読み取った電圧Vに
応じて電動送風機101の入力を制御したり、出力ポー
トPA〜PCからHレベル信号を出力したりする。
【0079】電流方向切換回路180は、信号線G1,G
2に接続される端子Aにエミッタが接続されたトランジ
スタQ2と、端子Aにコレクタが接続されたトランジス
タQ1と、抵抗R5を介してCPU200の出力ポートP
aにベースが接続されたトランジスタQ4と、信号線G2
に接続される端子Bにコレクタが接続されたトランジス
タQ5と、端子Bにエミッタが接続さえたトランジスタ
Q3とを備えている。
【0080】トランジスタQ3のベースは抵抗R4を介し
てCPU200の出力ポートPaに接続され、トランジ
スタQ3のコレクタは入力ポートPbに接続されている。
入力ポートPbは抵抗R6を介して接地され、この抵抗R
6にはコンデンサC1が並列接続されている。トランジス
タQ5のベースは抵抗R7を介してトランジスタQ4のコ
レクタに接続され、トランジスタQ4のエミッタは接地
されている。トランジスタQ5のエミッタは抵抗R8を介
してトランジスタQ5のベースに接続されるとともに後
述する電圧出力回路190の出力端子Cに接続されてい
る。
【0081】トランジスタQ1のエミッタは接地され、
トランジスタQ1のベースは抵抗R1を介してCPU20
0の出力ポートPaに接続され、トランジスタQ2のベー
スは抵抗R2を介してCPU200の出力ポートPaに接
続されている。トランジスタQ2のエミッタは抵抗R3を
介して電源回路の出力端子Jに接続されている。
【0082】電圧出力回路190は、図示しない電源回
路の出力端子Iに直列接続されたR17,R18と、スイッ
チ回路191〜193とを備えている。スイッチ回路1
91は、CPU200の出力ポートPAから出力される
Hレベルの信号によりオンするトランジスタQ14と、こ
のトランジスタQ14のオンによって導通して出力端子I
の電圧を出力端子Cに出力するトランジスタQ11とを有
している。そして、スイッチ回路191は、オンして電
圧出力回路190の出力端子Cに電圧VAを出力するも
のである。
【0083】スイッチ回路192は、CPU200の出
力ポートPBから出力されるHレベルの信号によりオン
するトランジスタQ15と、このトランジスタQ15のオン
によって導通して抵抗R17により降下された電圧VBを
出力端子Cに出力するトランジスタQ12とを有してい
る。そして、スイッチ回路192は、オンして電圧出力
回路190の出力端子Cに電圧VB(<VA)を出力する
ものである。
【0084】スイッチ回路193は、CPU200の出
力ポートPCから出力されるHレベルの信号によりオン
するトランジスタQ16と、このトランジスタQ16のオン
によって導通して抵抗R17,R18により降下された電圧
VCを出力端子Cに出力するトランジスタQ13とを有し
ている。そして、スイッチ回路193は、オンして電圧
出力回路190の出力端子Cに電圧VC(<VB)を出力
するものである。
【0085】次に、この第9実施形態の電気掃除機の動
作を図36に示すフロー図を参照しながら説明する。
【0086】先ず、電機掃除本体160の図示しない電
源スイッチを投入する。すると、CPU200の出力ポ
ートPaから10mmS毎にLレベルの1mmSのパルスが出
力されていく。
【0087】出力ポートPaの出力がLレベルのとき、
トランジスタQ2,Q3のベースがLレベルとなるので、
トランジスタQ2,Q3がオンする。他方、トランジスタ
Q4,Q1のベースがLレベルとなるのでトランジスタQ
4,Q1がオフする。また、トランジスタQ4のオフにより
トランジスタQ5がオフする。
【0088】トランジスタQ2およびトランジスタQ3の
オンにより、矢印の方向に沿って電流が流れることが
可能な状態となり、シャッタ68の開成待ちの状態とな
る。
【0089】いま、例えば、1つのシャッタ68が開成
されると、マイクロスイッチ92がオンすることによ
り、図34に示すように、スイッチ回路150に電流が
流れるとともに、トランジスタQ3を介して抵抗R6に電
流が流れていく。
【0090】この電流によって抵抗R6に電圧Vが生
じ、この電圧VがCPU200の入力ポートPbに印加
する。CPU200は、入力ポートPbの電圧Vを読み
取り(ステップ30)、この読み取った電圧Vからシャ
ッタ68が開成された数を判断する。
【0091】ここで、図29に示すように、シャッタ6
8が開成された数が1つのときは、入力ポートPbの電
圧VはV>V1aとなり、2つのときにはV1a>V>V2a
となり、3つのときにはV2a>V>V3aとなるように設
定されている。
【0092】いま、シャッタ68が1つ開成されている
ので、入力ポートPbの電圧VはV1a以上となり、ステ
ップ31でイエスと判断される。ステップ32では、C
PU200の出力ポートPAからHレベルの信号が出力
されて、スイッチ回路191がオンする。スイッチ回路
191のオンにより、電圧出力回路190の出力端子C
から電圧VAが出力される。
【0093】他方、出力ポートPaからLレベルの1mmS
のパルスが出力された後、その出力ポートPaは9mmS間
Hレベルのパルスを出力する。このHレベルのパルスに
より、トランジスタQ2,Q3がオフし、トランジスタQ
4,Q1がオンする。また、トランジスタQ4のオンにより
トランジスタQ5がオンする。トランジスタQ5のオンに
より電圧出力回路190の出力端子Cの電圧が電流方向
切換回路180の端子Aから出力され(ステップ3
2)、トランジスタQ2のオフおよびトランジスタQ1の
オンによりと逆方向のの方向に電流が流れることに
なる。
【0094】すなわち、信号線G1,G2を介して各吸込
口体130の表示回路140にの方向の電流が流れ
る。そして、信号線G2に印加する電圧はVaであるか
ら、表示回路140のツェナーダイオードZD3,ZD2
がオンする。ツェナーダイオードZD2のオンによりト
ランジスタQ23がオンし、このトランジスタQ23のオン
によりトランジスタQ24がオンする。このトランジスタ
Q24のオンによりLED3が点灯する。なお、ツェナー
ダイオードZD3のオンにおり、トランジスタQ22がオ
ンするが、ダイオードD2による電圧抑制効果によりL
ED2は発光しない。
【0095】LED3の点灯は、10mmS毎に9mmS間だ
け点灯していくことになるが、人の目には連続点灯して
見えることになる。
【0096】そして、ステップ33では、読み取った入
力ポートPbの電圧VがV1a以上であることにより、入
力電力をP1に設定してこの入力電力P1で電動送風機1
01を駆動する。
【0097】シャッタ68が2つ開成されると、入力ポ
ートPbの電圧VがV1a以下でV2a以上となる(図29
参照)。このため、ステップ31でノーと判断され、ス
テップ34ではイエスと判断されてステップ35へ進
む。
【0098】ステップ35では、CPU200の出力ポ
ートPBからHレベルの信号が出力されて、スイッチ回
路192がオンする。スイッチ回路192のオンによ
り、電圧出力回路190の出力端子Cから電圧VBが出
力される。そして、上記と同様にして、信号線G1,G2
に電圧VBが印加される。
【0099】信号線G1,G2に電圧VBが印加されると、
表示回路140のツェナーダイオードZD3がオンす
る。ツェナーダイオードZD3のオンにより、トランジ
スタQ22がオンし、トランジスタQ21がオフする。トラ
ンジスタQ22のオンによりLED2が点灯する。そし
て、ステップ36では入力電力がP2(>P1)に設定さ
れて入力電力P2で電動送風機101が駆動される。
【0100】シャッタ68が3つ開成されると、入力ポ
ートPbの電圧VがV2a以下でV3a以上となる(図29
参照)。このため、ステップ31およびステップ34で
ノーと判断され、ステップ37ではイエスと判断されて
ステップ38へ進む。
【0101】ステップ38では、CPU200の出力ポ
ートPCからHレベルの信号が出力されて、スイッチ回
路193がオンする。スイッチ回路193のオンによ
り、電圧出力回路190の出力端子Cから電圧VCが出
力される。そして、上記と同様にして、信号線G1,G2
に電圧VCが印加される。
【0102】信号線G1,G2に電圧VCが印加されると、
表示回路140のツェナーダイオードZD3はオフし、
このツェナーダイオードZD3のオフにより、トランジ
スタQ22がオフするととにトランジスタQ21がオンす
る。トランジスタQ21のオンによりLED1が点灯す
る。そして、ステップ39では入力電力がP3(>P2)
に設定されて入力電力P3で電動送風機101が駆動さ
れる。
【0103】全てのシャッタ68が閉成された場合、入
力ポートPbの電圧VがV3a以下となる。このため、ス
テップ31,ステップ34,ステップ37でノーと判断さ
れてステップ40へ進む。
【0104】ステップ40では、CPU200のどの出
力ポートPA,PB,PCからもHレベルの信号が出力され
ず、このため、全てのスイッチ回路191〜193はオ
フしたままである。このため、信号線G1,G2に印加さ
れる電圧はゼロボルトであり、この結果、表示回路14
0の全てのLED1〜LED3は消灯する。そして、41
では電動送風機101の駆動は停止される。
【0105】この実施形態によれば、図37に示すよう
に、シャッタ68が1つ開成されたとき各吸込口体13
0のLED3が点灯し、2つ開成されたとき各吸込口体
130のLED2が点灯し、3つ開成されたとき各吸込
口体130のLED1が点灯する。このため、いくつ吸
込口体130で掃除を行っているかが判り、掃除してい
る吸込口体130の数を認識することができる。また、
シャッタ68の開成数に応じて電動送風機101の入力
電力P1〜P3が設定されてその入力電力P1〜P3で駆動
されるので、シャッタ68の開成数に拘わらず、吸込口
体130の吸込開口89から所定の吸引力で塵埃を吸引
していくことができる。 [第10実施形態]図38ないし図40は第10実施形
態を示したものであり、この第10実施形態は、掃除機
本体の集塵フィルタが所定量以上の塵埃を集塵した際、
これを表示する表示器(表示手段)LED4を吸込口体
210に設けたものである。なお、図40において、ト
ライアックTrと電動送風機101は省略してある。
【0106】吸込口体210は、吸込口体190と同様
に構成されており、吸込開口89の近傍に表示器LED
4が設けられている。また、吸込口体210は、表示回
路220と、スイッチ回路230とを有している。
【0107】表示回路220は、ダイオードD11と抵抗
R35と発光ダイオード(表示器)LED4とが直列に接
続された直列回路から構成され、この直列回路が信号線
G2,G1に接続されている。
【0108】スイッチ回路230は、ダイオードD5と
抵抗R31とマイクロスイッチ92が直列接続された直列
回路から構成され、この直列回路が信号線G1,G2に接
続されている。
【0109】掃除機本体160には、集塵室(図示せず)
の圧力を検出してこの圧力から集塵フィルタ(図示せず)
の目詰まりを検出するための圧力センサ(検出手段)1
61が設けられている。掃除機本体160に設けた制御
装置(制御手段)171は、圧力センサ161と、CP
U201と、電流方向切換回路180とを有している。
【0110】CPU201は、入力ポートPbに印加さ
れる電圧Vを読み取り、この読み取った電圧Vに応じて
電動送風機101の入力を制御したり、圧力センサ16
1が所定以上の負圧Haを検出したときポートPaから所
定電圧のパルスを出力したりする。
【0111】この第10実施形態でも第9実施形態と同
様に、図29に示すように、シャッタ68が1つ開成さ
れたとき入力ポートPbの電圧VはV1a以上となり、2
つ開成されたとき入力ポートPbの電圧VはV1a以下で
V2a以上となり、3つ開成されたとき入力ポートPbの
電圧VはV2a以下でV3a以上となるように設定されてい
る。
【0112】次に、この第10実施形態の電気掃除機の
動作を図41に示すフロー図を参照しながら説明する。
【0113】先ず、電機掃除本体160の図示しない電
源スイッチを投入する。すると、第9実施形態と同様
に、CPU201の出力ポートPaから10mmS毎にLレ
ベルの1mmSのパルスが出力され、トランジスタQ2およ
びトランジスタQ3がオンし、これにより、矢印の方
向に沿って電流が流れることが可能な状態となり、シャ
ッタ68の開成待ちの状態となる。
【0114】そして、例えば、1つのシャッタ68が開
成されると、マイクロスイッチ92がオンすることによ
り、図40に示すように、矢印の方向にスイッチ回路
230に電流が流れるとともに、トランジスタQ3を介
して抵抗R6に電流が流れていく。これにより、CPU
201の入力ポートPbにV1a以上の電圧Vが印加され
る。そして、ステップ50で入力ポートPbの電圧Vを
読み取り、ステップ51では入力ポートPbの電圧Vが
V1a以上であるか否かが判断される。
【0115】ここでは、入力ポートPbにV1a以上の電
圧Vが印加されているので、イエスと判断され、ステッ
プ52へ進む。ステップ52では入力電力をP1に設定
してこの入力電力P1で電動送風機101を駆動する。
そして、ステップ53では圧力センサ161が検出する
負圧Haが予め設定した負圧H1以上であるか否かが判断
される。すなわち、集塵フィルタに所定以上の目詰まり
が生じているか否かが判断される。
【0116】ノーであればステップ60へ進み、ステッ
プ60では、CPU201の出力ポートPaからLレベ
ルの1mmSのパルスが出力された後、その出力ポートPa
からHレベルのパルスは出力されない。すなわち、トラ
ンジスタQ4,Q1はオンされず、このためで示す方向
に電流は流れていかず、表示器LED4は点灯されな
い。
【0117】ステップ53でイエスと判断されると、す
なわち、集塵フィルタが所定量以上の塵埃を集塵する
と、集塵フィルタが目詰まりし、圧力センサ161が検
出する負圧HaがH1以上となり、ステップ54へ進む。
ステップ54では、CPU201の出力ポートPaから
Lレベルの1mmSのパルスが出力された後、その出力ポ
ートPaから9mmS間Hレベルのパルスを出力する。この
Hレベルのパルスにより、トランジスタQ2,Q3がオフ
し、トランジスタQ4,Q1がオンする。また、トランジ
スタQ4のオンによりトランジスタQ5がオンする。
【0118】トランジスタQ5,Q1のオンにより電圧VC
Cが信号線G1,G2に印加し、の方向に電流が流れ、各
吸込口体210の表示回路220に電流が流れて、表示
器LED4が点灯する。この点灯は、10mmS毎に9mmS
間だけ点灯することになるが、人の目には連続点灯して
見えることになる。
【0119】シャッタ68が2つ開成されると、入力ポ
ートPbの電圧VがV1a以下でV2a以上となる(図29
参照)。このため、ステップ51でノーと判断され、ス
テップ54ではイエスと判断されてステップ56へ進
む。
【0120】ステップ56では、入力電力がP2に設定
されてこの入力電力P2で電動送風機101が駆動され
る。そして、ステップ53へ進み、集塵フィルタに目詰
まりが生じているか否かが判断されてステップ54また
はステップ60へ進み、リターンする。
【0121】シャッタ68が3つ開成されると、入力ポ
ートPbの電圧VがV2a以下でV3a以上となる(図29
参照)。このため、ステップ51およびステップ55で
ノーと判断され、ステップ57ではイエスと判断されて
ステップ58へ進む。
【0122】ステップ58では、入力電力がP3に設定
されてこの入力電力P3で電動送風機101が駆動され
る。そして、ステップ53へ進み、ステップ53からス
テップ54あるいはステップ60へ進む。
【0123】全てのシャッタ68が閉成された場合、入
力ポートPbの電圧VがV3a以下となる。このため、ス
テップ51,ステップ55,ステップ57でノーと判断さ
れてステップ59へ進む。ステップ59では電動送風機
101が駆動される。そして、ステップ60へ進む。
【0124】ステップ60では、CPU201の出力ポ
ートPaからLレベルの1mmSのパルスが出力された後、
その出力ポートPaからHレベルのパルスは出力され
ず、このため、各吸込口体210の表示器LED4は消
灯されることになる。
【0125】この第10実施形態によれば、シャッタ6
8の開成数に応じて電動送風機101の入力電力P1〜
P3が設定されてその入力電力P1〜P3で駆動されるの
で、シャッタ68の開成数に拘わらず、吸込口体210
の吸込開口89から所定の吸引力で塵埃を吸引していく
ことができる。また、集塵フィルタが所定量以上の塵埃
を集塵すると、集塵フィルタに目詰まりが生じて各吸込
口体210の表示器LED4が点灯されるので、集塵フ
ィルタの集塵量を認識することができ、集塵フィルタの
交換を速やかに行うことができる。 [第11実施形態]図42および図43は第11実施形
態を示したものであり、この第11実施形態では、シャ
ッタ68が開成された吸込口体240〜242の表示器
(表示手段)LED11〜LED13を点灯させるようにし
たものである。
【0126】吸込口体240〜242は吸込口体210
と同様な構成となっており、吸込口体240〜242に
は、図44に示すように表示回路250〜252とスイ
ッチ回路260〜262とが設けられている。
【0127】表示回路250は、発光ダイオードLED
2,LED3の代わりにダイオードD12,D13,D14,D15の
直列回路およびダイオードD17,D18,D19の直列回路を
設けたものである。
【0128】すなわち、表示回路250は、ダイオード
D1、抵抗R21およびツェナダイオードZD2の直列回路
を有している。また、ダイオードD1を介した信号線G
1,G2間には、低抗R21およびツェナダイオードZD2の
直列回路に対して並列に、ダイオードD2、抵抗R22、
トランジスタQ21のエミッタ、コレクタ、発光ダイオー
ドLED11の直列回路が設けられている。さらに、抵抗
R24を介したトランジスタQ21のべースと、発光ダイオ
ードLED1を介したトランジスタQ21のコレクタとの
間には、抵抗R23およびダイオードD12,D13,D14,D1
5の直列回路が接続されている。また、この抵抗R23は
トランジスタQ22のコレクタに接続され、このトランジ
スタQ22の工ミッタはダイオードD2および抵抗R22の
接続点に接続されている。そして、ダイオードD1を介
した信号線G1,G2間には、抵抗R25およびツェナダイ
オードZD3の直列回路が接続され、これら抵抗R25お
よびツェナダイオードZD3の接続点にトランジスタQ2
2のべ一スが抵抗R26を介して接続されている。
【0129】また、ダイオードD1を介した信号線G1,
G2間には、抵抗R21およびツェナダイオードZD2の直
列回路に対して並列に、ダイオードD4、トランジスタ
Q23のエミッタ、コレクタ、抵抗R27、抵抗R28の直列
回路が設けられている。そして、トランジスタQ23のべ
一スは、抵抗R29を介して抵抗R21およびツェナダイオ
ードZD2の接続点に接続される。また、抵抗R27およ
び抵抗R28の接続点には、抵抗R30を介してトランジス
タQ24のべ一スが接続され、このトランジスタQ24のエ
ミッタは信号線G2側に接続されている。そして、トラ
ンジスタQ24のコレクタにはダイオードD17,D18,D19
の直列回路が接続され、このダイオードD17,D18,D19
の直列回路は抵抗R23およびダイオーD15の接続点に接
続されている。
【0130】スイッチ回路260は、ダイオードD5と
抵抗R42と検出スイッチ292とからなる直列回路を信
号線G1,G2に接続し、その抵抗R42に抵抗R41を並列
接続したものである。検出スイッチ292はシャッタ6
8が開成された瞬間だけオンするスイッチである。
【0131】表示回路251は、図34の表示回路14
0の発光ダイオードLED1,LED3の代わりにダイオ
ードの直列回路D21,D22,D23およびダイオードD17,
D18,D19の直列回路を設けたものである。すなわち、
表示回路251は、信号線G1,G2間に、ダイオードD
1、抵抗R21およびツェナダイオードZD2の直列回路を
有している。また、ダイオードD1を介した信号線G1,
G2間には、抵抗R21およびツェナダイオードZD2の直
列回路に対して並列に、ダイオードD2、抵抗R22、ト
ランジスタQ21のエミッタ、コレクタ、ダイオードD2
3、ダイオードD22、ダイオードD21の直列回路が設け
られている。さらに、抵抗R24を介したトランジスタQ
21のべ一スと、ダイオードD23、ダイオードD22、ダイ
オードD21の直列回路を介したトランジスタQ21のコレ
クタとの間には、抵抗R23、ダイオードD3、発光ダイ
オードLED2の直列回路が接続されている。また、こ
の抵抗R23はトランジスタQ22のコレクタに接続され、
このトランジスタQ22のエミッタはダイオードD2およ
び抵抗R22の接続点に接続されている。そして、ダイオ
ードD1を介した信号線G1,G2間には、抵抗R25および
ツェナダイオードZD3の直列回路が接続され、これら
抵抗R25およびツェナダイオードZD3の接続点にトラ
ンジスタQ22のべ一スが抵抗R26を介して接続されてい
る。
【0132】また、ダイオードD1を介した信号線G1,
G2間には、抵抗R21およびツェナダイオードZD2の直
列回路に対して並列に、ダイオードD4、トランジスタ
Q23のエミッタ、コレクタ、抵抗R27、抵抗R28の直列
回路が設けられている。そして、トランジスタQ23のべ
一スは、抵抗R29を介して抵抗R21およびツェナダイオ
ードZD2の接続点に接続される。また、抵抗R27およ
び抵抗R28の接続点には、抵抗R30を介してトランジス
タQ24のべ一スが接続され、このトランジスタQ24のエ
ミッタは信号線G2に接続されている。そして、トラン
ジスタQ24のコレクタにはダイオードD17,D18,D19の
直列回路が接続され、このダイオードD17,D18,D19の
直列回路は抵抗R23およびダイオードD15の接続点に接
続されている。
【0133】スイッチ回路261は、ダイオードD5と
抵抗R43と検出スイッチ292とからなる直列回路を信
号線G1,G2に接続し、その抵抗R43に抵抗R41を並列
接続したものである。
【0134】表示回路252は、図34の表示回路14
0の発光ダイオードLED1,LED2の代わりにダイオ
ードD21,D22,D23の直列回路およびダイオードD12,
D13,D14,D15の直列回路を設けたものである。
【0135】すなわち、表示回路252は、信号線G1,
G2間に、ダイオードD1、抵抗R21およびツェナダイオ
ードZD2の直列回路を有している。また、ダイオード
D1を介した信号線G1,G2間には、抵抗R21およびツェ
ナダイオードZD2の直列回路に対して並列に、ダイオ
ードD2、抵抗R22、トランジスタQ21のエミッタ、コ
レクタ、ダイオードD23、ダイオードD22、ダイオード
D21の直列回路が設けられている。さらに、抵抗R24を
介したトランジスタQ21のべ一スと、ダイオードD23、
ダイオードD22、ダイオードD21の直列回路を介したト
ランジスタQ21のコレクタとの間には、抵抗R23、ダイ
オードD3、発光ダイオードLED2の直列回路が接続さ
れている。また、この抵抗R23はトランジスタQ22のコ
レクタに接続され、このトランジスタQ22のエミッタは
ダイオードD2および抵抗R22の接続点に接続されてい
る。そして、ダイオードD1を介した信号線G1,G2間に
は、抵抗R25およびツェナダイオードZD3の直列回路
が接続され、これら抵抗R25およびツェナダイオードZ
D3の接続点にトランジスタQ22のべ一スが抵抗R26を
介して接続されている。
【0136】また、ダイオードD1を介した信号線G1,
G2間には、抵抗R21およびツェナダイオードZD2の直
列回路に対して並列に、ダイオードD4、トランジスタ
Q23のエミッタ、コレクタ、抵抗R27、抵抗R28の直列
回路が設けられている。そして、トランジスタQ23のベ
ースは、抵抗R29を介して抵抗R21およびツェナダイオ
ードZD2の接続点に接続される。また、抵抗R27およ
び抵抗R28の接続点には、抵抗R30を介してトランジス
タQ24のべ一スが接続され、このトランジスタQ24のエ
ミッタは信号線G2に接続されている。そして、トラン
ジスタQ24のコレクタには発光ダイオードLED13が接
続され、この発光ダイオードLED13は抵抗R23および
ダイオードD15の接続点に接続されている。
【0137】スイッチ回路262は、ダイオードD5と
抵抗R44と検出スイッチ292とからなる直列回路を信
号線G1,G2に接続し、その抵抗R44に抵抗R41を並列
接続したものである。
【0138】各スイッチ回路260〜262の抵抗R42
〜R44は、R42<R43<R44に設定されている。
【0139】この第11実施形態の掃除機本体160に
設けられている制御装置(制御手段)270は図35に
示す制御装置170と同様な構成となっているのでその
説明は省略する。
【0140】次に、第11実施形態の動作を説明する。
【0141】制御装置270は、図45に示すように、
初期設定としてX=0,Y=0,Z=0、P=0,t=0
を設定する(ステップ70)。ここで、X=0,Y=0,
Z=0は全てのシャッタ68が閉成されていることを示
し、P=0は電動送風機101の入力がゼロで電動送風
機101が停止されていることを示す。t=0は制御装
置270の内部タイマ(図示せず)をゼロに設定するもの
である。
【0142】ステップ71では電源のゼロクロスを検出
する。ステップ72では、検出したゼロクロスのタイミ
ングでゼロクロスパルスを出力して電流方向Iの処理を
行なう。すなわち、図44に示すように、の方向に電
流を流してどの吸込口体240〜252のシャッタ68
が開成されたかを検知するものである。これは、吸込口
体240〜252のスイッチ回路260〜262の抵抗
R42〜R44が異なることにより、検知することができる
ものである。
【0143】すなわち、図46に示すように、吸込口体
240の検出スイッチ292がオンすると、入力ポート
Pbの電圧VがV3以上で且つV2以下となり、吸込口体
241の検出スイッチ292がオンすると、入力ポート
Pbの電圧VがV2以上で且つV1以下となり、吸込口体
242の検出スイッチ92がオンすると、入力ポートP
bの電圧VがV1となるように設定されている。検出スイ
ッチ292はシャッタ68が開成された瞬間だけオンす
るが、このオンしている時間はゼロクロスパルスを出力
する周期の時間より十分に長い時間なるように設定する
ことにより、シャッタ68の開成を検知することができ
る。
【0144】そして、図47に電流方向Iの処理を示
す。図47において、ステップ80では、入力ポートP
bの電圧VがV3以上か否かが判断される。ノーと判断さ
れた場合、各シャッタ68は開成されておらず、そのま
まリターンしてステップ73へ進む。
【0145】電圧VがV3以上の場合、ステップ80で
はイエスと判断されてステップ81へ進む。ステップ8
1では、電圧VがV2以上であるか否かが判断される。
【0146】電圧VがV2以上でない場合、すなわち、
電圧VがV2より小さいと判断した場合にはステップ8
2へ進む。ステップ82では、吸込口体240のシャッ
タ68が既に開成された状態である旨のX=1か否かを
判断する。ここでは、ステップ70でX=0,Y=0,Z
=0に設定されているので、ノーと判断される。そし
て、ステップ83ではX=1が設定される。ステップ8
2でイエスと判断された場合、すなわち、既に吸込口体
240のシャッタ68が開成済みである場合、ステップ
84でX=0が設定される。
【0147】一方、ステップ81でポートPbで検知す
る電圧VがV2以上であると判断した場合には、ステッ
プ85へ進み、ここで電圧VがV1以上であるか否かが
判断される。そして、ポートPbで検知する電圧VがV1
以上でない、すなわち電圧値がV1より小さいと判断し
た場合には、吸込口体241のシャッタ68が既に開成
された状態である旨のY=1か否かを判断する。ここで
は、ステップ70でX=0,Y=0,Z=0に設定されて
いるので、ノーと判断される。そして、ステップ87で
はY=1が設定される。ステップ86でイエスと判断さ
れた場合、すなわち、既に吸込口体241のシャッタ6
8が開成済みである場合、ステップ88でX=0が設定
される。
【0148】また、ステップ85でポートPbで検知す
る電圧VがV1以上であると判断した場合には、ステッ
プ89へ進む。ステップ89では、吸込口体242のシ
ャッタ68が既に開成された状態である旨のZ=1か否
かを判断する。ここでは、ステップ70でX=0,Y=
0,Z=0に設定されているので、ノーと判断される。
そして、ステップ90ではZ=1が設定される。ステッ
プ89でイエスと判断された場合、すなわち、既に吸込
口体242のシャッタ68が開成済みである場合、ステ
ップ91でX=0が設定される。
【0149】ステップ92では、吸込口体240のシャ
ッタ68のみが開成された旨のZ=0、Y=0、X=1
である「001」か否かを判断する。イエスと判断され
ると、すなわち、吸込口体240のシャッタ68のみが
開成されたと判断されると、入力をP1に設定して電動
送風機101を駆動させて(ステップ93)、リターン
しえステップ73へ進む。
【0150】ステップ92でノーと判断された場合に
は、吸込口体241のシャッタ68のみが開成されたこ
とを示すZ=0、Y=1、X=0である「010」か否
かが判断される(ステップ94)。イエスと判断された
場合には、ステップ93へ進む。
【0151】ノーと判断された場合には、吸込口体24
2のシャッタ68のみが開成されたことを示すZ=1、
Y=0、X=0である「100」か否かが判断される
(ステップ95)。イエスと判断された場合には、ステ
ップ93へ進む。
【0152】ノーと判断されるとステップ96へ進む。
ステップ96では、吸込口体240のシャッタ68と吸
込口体241のシャッタ68とが開成されたか否かが判
断さえる。すなわち、Z=0、Y=1、X=1である
「011」か否かを判断する。イエスと判断した場合に
は、ステップ97で入力をP2に設定して電動送風機1
01を駆動させる。
【0153】ステップ96でノーと判断すると、ステッ
プ98では、吸込口体240のシャッタ68と吸込口体
242のシャッタ68とが開成されたか否かが判断され
る。すなわち、Z=1、Y=0、X=1である「10
1」か否かを判断する。そして、イエスであればステッ
プ97へ進み、ノーであればステップ99へ進む。
【0154】ステップ99では、吸込口体241のシャ
ッタ68と吸込口体242のシャッタ68とが開成され
たか否かが判断される。すなわち、Z=1、Y=0、X
=1である「110」か否かを判断する。そして、イエ
スであればステップ97へ進み、ノーであればステップ
100へ進む。
【0155】ステップ100では、全ての吸込口体24
0〜242のシャッタ68が開成されたか否かが判断さ
れる。すなわち、Z=1、Y=10、X=1である「1
11」か否かを判断する。そして、イエスであればステ
ップ101へ進み、ステップ101では入力をP3に設
定して電動送風機101を駆動させる。
【0156】ステップ100でノーと判断されると、す
なわち、全ての吸込口体240〜252のシャッタ68
が開成されていないと判断されてステップ102へ進
み、ステップ102では電動送風機101の駆動は停止
される。そして、リターンしてステップ73へ進む。
【0157】ステップ73へ進むと、CPU200(図
35参照)のポートPaから例えば図49(a)に示す
ような10msでのパルス的なLレベル出力の後にHレ
ベル出カし、図44に示す表示回路250〜252の矢
印に示す方向に電流を流すように図35に示す電圧出
力回路190の出力端子Cに所定電圧を印加して、図4
8に示す電流方向IIの処理を行う。
【0158】図48において、ステップ110では内部
タイマの計時を開始させる。ステップ11では、内部タ
イマの計時時間tが10msに達したか否かが判断され
る。計時時間tが10ms以下のとき、イエスと判断さ
れてステップ112へ進み、ステップ112でV=0を
設定する。すなわち、ポートPaからのHレベルの出力
の際に、一旦電流方向を矢印の方向に流れるように出
力端子Cに印加される電圧を0にし、表示回路250〜
252の表示器LED11〜LED12を消灯させておく。
【0159】この後、ステップ113で吸込口体240
のシャッタ68が開成されたことを示すXがX=1か否
かを判断する。X=1であると判断すると、ステップ1
14で出力端子Cに印加される電圧VをVCに設定す
る。すなわち、CPU200の出力ポートPCからHレ
ベルの信号が出力されて、スイッチ回路193がオンす
る。スイッチ回路193のオンにより、電圧出力回路1
90の出力端子Cから電圧VCが出力される。
【0160】この電圧VCが各吸込口体240〜242
の表示回路250〜252に印加し、吸込口体240の
表示回路250のツェナダイオ一ドZD2およびツェナ
ダイオードZD3が逆阻止状態で、トランジスタQ23お
よびトランジスタQ22にそれぞれべ一ス電流が流れずト
ランジスタQ23およびトランジスタQ22がそれぞれオフ
状態となって発光ダイオ一ドLED12、LED13が点灯
しないとともに、トランジスタQ21がオンし、図49
(c)に示すように発光ダイオードLED11が点灯し、
シャッタ68が開成された吸込口体240の表示器LE
D11のみが点灯して、吸込口体240の吸込開口89か
ら塵埃を吸引することができることを表示する。そし
て、リターンする。なお、この点灯表示は、図49
(c)に示すように30ms毎に点灯する状態となるこ
とから、掃除作業者には表示部が点灯し続けているよう
に見える。
【0161】一方、吸込口体241,242の表示回路
251,252のツェナダイオードZD2およびツェナダ
イオードZD3がそれぞれ逆阻止状態で、トランジスタ
Q23およびトランジスタQ22にそれぞれべ一ス電流が流
れずトランジスタQ23およびトランジスタQ22がそれぞ
れオフ状態となるとともにトランジスタQ21がオンし、
ダイオードD21,D22,D23の直列回路に電流が流れ、図
49(c)に示すように表示器LED12,LED13は点
灯しない。すなわち、吸込開口89から吸引することの
できない吸込口体241,242の表示器LED12,LE
D13は点灯しないことになる。
【0162】ステップ111でノーと判断されたとき、
すなわち、内部タイマの計時時間が10msを越えたと
き、ステップ115へ進む。ステップ115では、内部
タイマの計時時間tが20msに達したか否かが判断さ
れる。計時時間tが20ms以下のとき、イエスと判断
されてステップ116へ進み、ステップ116でV=0
を設定する。出力端子Cに印加される電圧を0にし、表
示回路250〜252の表示器LED11〜LED12を消
灯させる。
【0163】ステップ117では、吸込口体241のシ
ャッタ68が開成されたことを示すYがY=1か否かを
判断する。Y=1であると判断すると、ステップ118
で出力端子Cに印加される電圧VをVBに設定する。す
なわち、CPU200の出力ポートPBからHレベルの
信号が出力されて、スイッチ回路192がオンする。ス
イッチ回路192のオンにより、電圧出力回路190の
出力端子Cから電圧VBが出力される。
【0164】この電圧VBが各吸込口体240〜242
の表示回路250〜252に印加し、吸込口体241の
表示回路251のツェナダイオードZD3がオンすると
とも、ツェナダイオードZD2が逆阻止状態でトランジ
スタQ22がオンするとともにトランジスタQ21およびト
ランジスタQ23にべ一ス電流が流れずトランジスタQ21
およびトランジスタQ23がオフし、図49(d)で示す
ように発光ダイオードLED12が点灯し、シャッタ68
が開成された吸込口体241の表示器LED12が点灯し
て吸込口体241の吸込開口89から吸引可能であるこ
とが表示される。そして、リターンする。なお、この点
灯表示は、図49(c)に示すように30ms毎に点灯
する状態となることから、掃除作業者には表示部が点灯
し続けているように見える。
【0165】他方、表示回路250,252のツェナダ
イオードZD2が逆阻止状態でトランジスタQ22がオン
するとともにトランジスタQ21およびトランジスタQ23
にべ一ス電流が流れずトランジスタQ21およびトランジ
スタQ23がオフし、ダイオードD12、D13、D14、D1
5の直列回路に電流が流れ、図49(d)に示すように
表示器LED11、LED13は点灯せず、吸引に寄与して
いない吸込口体240,242の表示器LED11、LE
D13は消灯する。
【0166】ステップ115でノーと判断されたとき、
すなわち、内部タイマの計時時間が20msを越えたと
き、ステップ119へ進む。ステップ119では、内部
タイマの計時時間tが30msに達したか否かが判断さ
れる。計時時間tが30ms以下のとき、イエスと判断
されてステップ120へ進み、ステップ120でV=0
を設定する。出力端子Cに印加される電圧を0にし、表
示回路250〜252の表示器LED11〜LED12を消
灯させる。
【0167】ステップ121では、吸込口体242のシ
ャッタ68が開成されたことを示すZがZ=1か否かを
判断する。Z=1であると判断すると、ステップ122
で出力端子Cに印加される電圧VをVAに設定する。す
なわち、CPU200の出力ポートPAからHレベルの
信号が出力されて、スイッチ回路191がオンする。ス
イッチ回路191のオンにより、電圧出力回路190の
出力端子Cから電圧VAが出力される。
【0168】この電圧VAが各吸込口体240〜242
の表示回路250〜252に印加し、吸込口体242の
表示回路252のツェナダイオードZD3がオンし、ト
ランジスタQ23がオンしてトランジスタQ24がオンする
とともにトランジスタQ22がオンしてトランジスタQ21
にべ一ス電流が流れずトランジスタQ21がオフし、図4
9(f)に示すように表示器LED13が点灯し、て吸込
口体242の吸込開口89から吸引可能であることが表
示される。そして、リターンする。なお、この点灯表示
は、図49(f)に示すように30ms毎に点灯する状
態となることから、掃除作業者には表示部が点灯し続け
ているように見える。
【0169】また、表示回路250,251のツェナダ
イオードZD3がオンし、トランジスタQ23がオンして
トランジスタQ24がオンするとともにトランジスタQ22
がオンしてトランジスタQ21にべ一ス電流が流れずトラ
ンジスタQ21がオフし、ダイオードD17,D18,D19の
直列回路に電流が流れ、ダイオ一ドD3による電圧抑制
効果により図21(f)で示すように発光ダイオードL
ED12,LED11は点灯せず、吸引することのできない
吸込口体240,241の表示器LED11,LED12は消
灯する。
【0170】そして、ステップ119でノーと判断され
たとき、すなわち、内部タイマの計時時間が30msを
越えたとき、ステップ123へ進む。ステップ123で
は、内部タイマの計時時間tをt=0に設定する。つま
り、リセットしてリターンする。
【0171】ここで、例えば吸込口体240のシャッタ
68が開成されている途中で、吸込口体241のシャッ
タ68が開成されると、図49(e)に示すように、出
力ポートPaからの次のパルス的なLレベル出カまでの
時間である10ms以内では吸込口体240の表示器L
ED11が点灯し、10msから20ms以内で吸込口体
241の表示器LED12が点灯する。そして、この状態
でさらに他の吸込口体242のシャッタ68が開成され
ると、図49(i)に示すように、出力ポートPaから
の次のパルス的なLレベル出力までの時間である10m
s以内では吸込口体240の表示器LED11が点灯し、
10msから20ms以内で吸込口体241の表示器L
ED12が点灯し、20msから30ms以内で吸込口体
242の表示器LED13が点灯する。
【0172】すなわち、10ms以内、10msから2
0ms以内、20msから30ms以内で区分し、各吸
込口体240,241,242に対応した3の区分でそれ
ぞれ独立に出力ポートPA,PB,PCから適宜Lレベル出
カおよびHレベル出カし、各区分毎に適宜電圧VA、V
B、VCの電流が流れ、3つの区分で1つの発光サイク
ルとなっている。
【0173】このように、第11実施形態によれば、シ
ャッタ68が開成されて吸込開口89から塵埃の吸引が
可能となった吸込口体240〜242の表示器LED11
〜LED13のみを点灯させるようにしたものであるか
ら、吸引に寄与しない表示器LED11〜LED13は表示
されないことにより省電力化が図れる。
【0174】第11実施形態では、区分する時間間隔を
10msにしているが、例えば、図50に示すように、
1s毎にしてもよい。この場合、表示器LED11〜LE
D13は明るく点滅して見えることになる。10msの場
合には、表示器LED11〜LED13は薄く連続点灯して
見えることになる。 [第12実施形態]図51は第12実施形態を示したも
のである。この第12実施形態のものは、各吸込口体2
40〜242に3つの表示器LED1〜LED3を設け、
この3つ表示器LED1〜LED3と吸込口体240〜2
42とを対応させ、シャッタ6が開成した吸込口体24
0〜242を示す表示器LED1〜LED3を点灯させる
ようにしたものである。例えば、吸込口体241のシャ
ッタ68が開成されると、各吸込口体240〜242の
表示器LED2を点灯させるようにしたものである。
【0175】吸込口体240は、図52に示すように、
表示回路340と、スイッチ回路360とを有してい
る。表示回路340は図34に示す表示回路140と全
く同一であり、スイッチ回路360は図44に示すスイ
ッチ回路260と全く同一なのでその説明は省略する。
【0176】同様に、吸込口体241,242は、表示
回路340,340と、スイッチ回路361,362とを
有している。スイッチ回路361,362は図44に示
すスイッチ回路261,262と全く同一なのでその説
明は省略する。
【0177】掃除機本体(図示せず)には第11実施形態
と同様に制御装置270が設けられており、この制御装
置270によって、どの吸込口体240〜252のシャ
ッタ68が開成されたかを検知するものであり、この検
知に基づいて表示器LED1〜LED3を点灯させるよう
にしたものである。例えば、吸込口体240のシャッタ
68が開成されたとき、電圧出力回路190の出力端子
Cから電圧VCを出力して各吸込口体240〜242の
表示器LED1を点灯させ、吸込口体241のシャッタ
68が開成されたとき、電圧出力回路190の出力端子
Cから電圧VBを出力して各吸込口体240〜242の
表示器LED2を点灯させ、吸込口体242のシャッタ
68が開成されたとき、電圧出力回路190の出力端子
Cから電圧VAを出力して各吸込口体240〜242の
表示器LED3を点灯させるものである。
【0178】この実施形態によれば、シャッタ68が開
成している吸込口体240〜242が判るので、掃除の
作業性を向上させることができる。
【0179】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、かき集められた塵埃を吸引する吸込開口を
吸込口体に設けたものであるから、吸込口体を移動させ
ずに箒などでかき集めた塵埃を効率よく吸引することが
できる。
【0180】請求項2の発明によれば、吸込口体は、差
込部と他の吸込口体の差込部が差し込まれる被差込部と
を有し、この被差込部へ他の吸込口体の差込部が着脱自
在に差し込まれて複数の吸込口体を着脱自在に接続して
増設可能としたものであるから、複数の吸込口体を着脱
自在に接続して増設することができるので、掃除し易い
環境を操作人が設定することができる。
【0181】請求項3の発明によれば、吸込口体は操作
手段を有し、この操作手段の操作により電動送風機の駆
動状態が設定可能としたものであるから、吸込口体から
電動送風機の駆動状態を設定することができ、掃除の作
業性の向上を図ることができる。
【0182】請求項4の発明によれば、吸込口体は、吸
込開口を開閉する蓋体を有し、この蓋体を開成したとき
電動送風機の駆動状態が設定可能となる操作手段を備え
たものであるから、蓋体を開成させるだけ電動送風機の
駆動状態を設定することができ、掃除の作業性の向上を
図ることができる。また、複数の吸込開口を設けた場合
でも、吸込開口を開閉する蓋体があることにより、吸引
効率を低下させずに塵埃を吸引することができる。
【0183】請求項5の発明によれば、吸込開口を開閉
する蓋体を有し、この蓋体の開閉動作に連動して電動送
風機を駆動制御する操作手段を備えたものであるから、
蓋体を開成するだけで、電動送風機を駆動させることが
でき、掃除の作業性の向上を図ることができる。また、
吸込開口は開閉する蓋体を有するので、複数の吸込開口
があっても吸込効率を低下させずに塵埃を吸引すること
ができる。
【0184】請求項6の発明によれば、吸込口体を複数
有し、各吸込口体は吸込開口を開閉する蓋体を有し、複
数の吸込開口が開成したとき電動送風機を駆動しないよ
うに制御する制御手段を備えたものであるから、複数の
吸込開口が開成して吸込効率が低下してしまう場合、電
動送風機は駆動されず、無駄な電動送風機の駆動を防止
することができる。
【0185】請求項7の発明によれば、吸込口体を複数
有し、各吸込口体は吸込開口を開閉する蓋体を有し、開
成した吸込開口の数に対応して電動送風機の入力を制御
する制御手段を備えたものであるから、開成した吸込開
口の数に拘わりなく、吸込開口の吸込効率を低下させず
に塵埃を吸引することがでる。
【0186】請求項8の発明によれば、吸込口体を複数
有し、各吸込口体は吸込開口を開閉する蓋体を有し、各
吸込口体は、開成した吸込開口の数を表示する表示手段
を備えたものであるから、いくつ吸込口体で掃除を行っ
ているかが判り、掃除している吸込口体の数を認識する
ことができる。
【0187】請求項9の発明によれば、掃除機本体の集
塵量を検出する検出手段を有し、この検出手段で検出し
た集塵量を表示する表示手段を吸込口体に設けたもので
あるから、集塵フィルタの集塵量を認識することがで
き、集塵フィルタの交換を速やかに行うことができる。
【0188】請求項10の発明によれば、吸込口体を複
数有し、各吸込口体は吸込開口を開閉する蓋体を有し、
吸込開口が開成された吸込口体の表示手段のみが表示す
るものであるから、吸込に寄与しない表示手段は表示さ
れないことにより省電力化が図れる。
【0189】請求項11の発明によれば、吸込口体を複
数有し、各吸込口体は、吸込開口を開閉する蓋体と、吸
込開口が開成された吸込口体を表示する表示手段とを備
えたものであるから、吸込開口が開成されている吸込口
体が判るので、掃除の作業性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る第1実施形態の電気掃除機を示
した斜視図である。
【図2】図1に示す吸込口体を拡大した拡大断面図であ
る。
【図3】シャッタを開成した状態を示した吸込口体の断
面図である。
【図4】第2実施形態の電機掃除機を示した斜視図であ
る。
【図5】(A)シャッタを閉じた状態を示した吸込口体の
斜視図である。 (B)シャッタを開成した状態を示した吸込口体の斜視図
である。
【図6】第3実施形態の電機掃除機の吸込口体を取り付
けた床面を示した説明図である。
【図7】図3の床面に設けた吸込口体の蓋板を開けた状
態を示した説明図である。
【図8】図7の吸込口体を構成を示した断面図である。
【図9】吸込口体の吸込開口にマイクロスイッチを設け
た状態を示した説明図である。
【図10】第3実施形態の他の例を示した説明図であ
る。
【図11】図10に示す吸込口体の使い方を説明した説
明図である。
【図12】第4実施形態の電機掃除機を示した斜視図で
ある。
【図13】図12の電機掃除機の吸込口体を示した説明
図である。
【図14】第4実施形態の他の例を示した説明図であ
る。
【図15】第5実施形態の吸込口体を示した斜視図であ
る。
【図16】図15の吸込口体の構成を示した断面図であ
る。
【図17】図15に示す吸込口体に取り付ける蓋を示し
た説明図である。
【図18】第6実施形態の吸込口体を示した斜視図であ
る。
【図19】図18の吸込口体の構成を示した断面図であ
る。
【図20】第7実施形態の電機掃除機を示した説明図で
ある。
【図21】第7実施形態の電機掃除機の吸込口体を示し
た斜視図である。
【図22】図21に示す吸込口体を拡大した拡大断面図
である。
【図23】第7実施形態の電機掃除機の制御系の構成を
示した回路図である。
【図24】第7実施形態の電機掃除機の動作を示したフ
ロー図である。
【図25】吸込口体に設けたスイッチと読み取り電圧の
関係を示したグラフである。
【図26】第8実施形態の吸込口体を示した説明図であ
る。
【図27】第8実施形態の電機掃除機の制御系の構成を
示した回路図である。
【図28】第8実施形態の電機掃除機の動作を示したフ
ロー図である。
【図29】開成したシャッタの数と読み取り電圧との関
係を示したグラフである。
【図30】第8実施形態の他の例を示したフロー図であ
る。
【図31】第9実施形態の電機掃除機を示した説明図で
ある。
【図32】第9実施形態の吸込口体を示した斜視図であ
る。
【図33】第9実施形態の電機掃除機の制御系の構成を
示したブロック図である。
【図34】図32の吸込口体に設けた表示回路およびス
イッチ回路を示した回路図である。
【図35】第9実施形態の電機掃除機の制御装置の構成
を示した回路図である。
【図36】第9実施形態の電機掃除機の動作を示したフ
ロー図である。
【図37】シャッタの開成数と表示器の点灯との関係を
示した表である。
【図38】第10実施形態の吸込口体を示した斜視図で
ある。
【図39】第10実施形態の電機掃除機の制御系の構成
を示したブロック図である。
【図40】第10実施形態の電機掃除機の制御系の構成
を示した回路図である。
【図41】第10実施形態の電機掃除機の動作を示した
フロー図である。
【図42】第11実施形態の電機掃除機を示した斜視図
である。
【図43】第11実施形態の吸込口体を示した斜視図で
ある。
【図44】図43に示す吸込口体に設けた表示回路とス
イッチ回路を示した回路図である。
【図45】第11実施形態の電機掃除機の動作を示した
メインフロー図である。
【図46】読み取り電圧とシャッタが開成した吸込口体
との関係を示したグラフである。
【図47】図45に示すメインフローのサブルーチンの
動作を示したフロー図である。
【図48】図45に示すメインフローの他のサブルーチ
ンの動作を示したフロー図である。
【図49】表示器の点灯する状況を示す波形図である。 (a)出力ポートの出力を示す波形図である。 (b)各吸込口体の表示器が表示しない状況を示す波形図
である。 (c)吸込口体の表示器が点灯した状況を示す波形図であ
る。 (d)他の吸込口体の表示器が点灯した状況を示す波形図
である。 (e)2つ吸込口体の表示器が点灯した状況を示す波形図
である。 (f)別な吸込口体の表示器が点灯した状況を示す波形図
である。 (g)他の2つの吸込口体の表示器が点灯した状況を示す
波形図である。 (h)別な2つの吸込口体の表示器が点灯した状況を示す
波形図である。 (i)3つの吸込口体の表示器が点灯した状況を示す波形
図である。
【図50】図45に示すメインフローの別のサブルーチ
ンの動作を示したフロー図である。
【図51】第12実施形態の吸込口体を示した斜視図で
ある。
【図52】図51の吸込口体に設けた表示回路とスイッ
チ回路とを示した回路図である。
【符号の説明】
10 掃除機本体 11 電動送風機 20 吸込口体 27 吸込開口

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動送風機を有する掃除機本体と、この掃
    除機本体に着脱自在に接続されるとともに静止状態で使
    用される吸込口体とを備えた電気掃除機であって、 かき集められた塵埃を吸引する吸込開口を前記吸込口体
    に設けたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】前記吸込口体は、差込部と他の吸込口体の
    差込部が差し込まれる被差込部とを有し、 この被差込部へ他の吸込口体の差込部が着脱自在に差し
    込まれて複数の吸込口体を着脱自在に接続して増設可能
    とすることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 【請求項3】前記吸込口体は操作手段を有し、この操作
    手段の操作により電動送風機の駆動状態が設定可能とな
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電
    気掃除機。
  4. 【請求項4】前記吸込口体は、吸込開口を開閉する蓋体
    を有し、この蓋体を開成したとき電動送風機の駆動状態
    が設定可能となる操作手段を備えたことを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の電気掃除機。
  5. 【請求項5】前記吸込口体は、吸込開口を開閉する蓋体
    を有し、この蓋体の開閉動作に連動して電動送風機を駆
    動制御する操作手段を備えたことを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の電気掃除機。
  6. 【請求項6】前記吸込口体を複数有し、各吸込口体は吸
    込開口を開閉する蓋体を有し、 複数の吸込開口が開成したとき電動送風機を駆動しない
    ように制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求
    項1の電気掃除機。
  7. 【請求項7】前記吸込口体を複数有し、各吸込口体は吸
    込開口を開閉する蓋体を有し、 開成した吸込開口の数に対応して電動送風機の入力を制
    御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1の電
    気掃除機。
  8. 【請求項8】前記吸込口体を複数有し、各吸込口体は吸
    込開口を開閉する蓋体を有し、 各吸込口体は、開成した吸込開口の数を表示する表示手
    段を備えたことを特徴とする請求項1の電気掃除機。
  9. 【請求項9】掃除機本体の集塵量を検出する検出手段を
    有し、この検出手段で検出した集塵量を表示する表示手
    段を吸込口体に設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の電気掃除機。
  10. 【請求項10】前記吸込口体を複数有し、各吸込口体は
    吸込開口を開閉する蓋体を有し、 吸込開口が開成された吸込口体の表示手段のみが表示す
    ることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の電
    気掃除機。
  11. 【請求項11】前記吸込口体を複数有し、 各吸込口体は、吸込開口を開閉する蓋体と、吸込開口が
    開成された吸込口体を表示する表示手段とを備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
JP26766199A 1999-09-21 1999-09-21 電気掃除機 Pending JP2001087175A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26766199A JP2001087175A (ja) 1999-09-21 1999-09-21 電気掃除機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26766199A JP2001087175A (ja) 1999-09-21 1999-09-21 電気掃除機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001087175A true JP2001087175A (ja) 2001-04-03

Family

ID=17447787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26766199A Pending JP2001087175A (ja) 1999-09-21 1999-09-21 電気掃除機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001087175A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5935091B1 (ja) * 2015-09-18 2016-06-15 株式会社システム計装 集塵機の制御システム及び制御方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5935091B1 (ja) * 2015-09-18 2016-06-15 株式会社システム計装 集塵機の制御システム及び制御方法
WO2017047726A1 (ja) * 2015-09-18 2017-03-23 株式会社システム計装 集塵機の制御システム及び制御方法
TWI708631B (zh) * 2015-09-18 2020-11-01 日商系統計裝股份有限公司 集塵機的控制系統及控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02126822A (ja) 電気掃除機
KR910006416B1 (ko) 전기 소제기
US20060130270A1 (en) Suction nozzle height adjustment and control arrangement
US20050160556A1 (en) Floor care apparatus with multiple agitator speeds and constant suction power
KR101411028B1 (ko) 전기 청소기
JP2001087175A (ja) 電気掃除機
JP2012061115A (ja) 電気掃除機
JP4735322B2 (ja) 電気掃除機
JPH114789A (ja) 電気掃除機
JP4500833B2 (ja) 電気掃除機
JP7478636B2 (ja) 電気掃除機
JP4896596B2 (ja) 電気掃除機
JP2000135187A (ja) 電気掃除機
JP2000254055A (ja) 電気掃除機
JP3698241B2 (ja) 表示装置および電気掃除機
JP2002369777A (ja) 電気掃除機
JP5197412B2 (ja) 電気掃除機
JP3132668B2 (ja) 電気掃除機
JPH06343589A (ja) 電気掃除機
JP3132702B2 (ja) 電気掃除機
JPH0811107B2 (ja) 電気掃除機
JP3522925B2 (ja) 電気掃除機
JPH0471520A (ja) 電気掃除機
JPH0790011B2 (ja) 電気掃除機
CA2576132C (en) Pivoting handle and control arrangement for a floor care appliance

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060620