JP2001086567A - コードレス加入者端末と別の加入者端末との間で呼を確立する方法、ならびにそのためのコードレス通信システム、コードレス加入者端末、および基地局 - Google Patents
コードレス加入者端末と別の加入者端末との間で呼を確立する方法、ならびにそのためのコードレス通信システム、コードレス加入者端末、および基地局Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コードレス加入者端末６〜８と別の加入者端
末６〜１１との間で、呼を確立する方法を提供するこ
と。 【解決手段】 ２つの加入者端末６〜１１のそれぞれ
は、個別の識別信号を介してアドレス指定され、両方と
も、同じアナログネットワーク終端装置３を介して外部
からアドレス指定される。この方法は、コードレス加入
者端末６〜８で第１の制御信号を生成するステップと、
基地局５によって受信された第１の制御信号に応答し
て、基地局５に含まれる、構内電力線１３を介して転送
される第２の制御信号を生成する手段を活動化させるス
テップと、構内電力線１３を介して第２の制御信号を転
送するステップと、被呼加入者端末６〜１１で第２の制
御信号を検出するステップと、被呼加入者端末６〜１１
で呼を受諾するステップとを含む。
末６〜１１との間で、呼を確立する方法を提供するこ
と。 【解決手段】 ２つの加入者端末６〜１１のそれぞれ
は、個別の識別信号を介してアドレス指定され、両方と
も、同じアナログネットワーク終端装置３を介して外部
からアドレス指定される。この方法は、コードレス加入
者端末６〜８で第１の制御信号を生成するステップと、
基地局５によって受信された第１の制御信号に応答し
て、基地局５に含まれる、構内電力線１３を介して転送
される第２の制御信号を生成する手段を活動化させるス
テップと、構内電力線１３を介して第２の制御信号を転
送するステップと、被呼加入者端末６〜１１で第２の制
御信号を検出するステップと、被呼加入者端末６〜１１
で呼を受諾するステップとを含む。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コードレス加入者
端末と別の加入者端末との間で呼を確立する方法、なら
びにこの方法を実施するためのコードレス通信システ
ム、コードレス加入者端末、および基地局に関する。
端末と別の加入者端末との間で呼を確立する方法、なら
びにこの方法を実施するためのコードレス通信システ
ム、コードレス加入者端末、および基地局に関する。
【０００２】
【従来の技術】本発明は、基地局およびいくつかのコー
ドレス加入者端末からなるコードレス通信システムに基
づく内部開発に端を発する。基地局は、ネットワーク終
端装置を介して単一の交換回線に接続される。それにも
かかわらず、外部の加入者は、コードレス加入者端末の
１つを選択的に呼び出すことができる。これを可能にす
るために、各加入者端末は、識別信号によって識別され
る。この識別信号は、一般に、最初の信号（ｒｉｎｇｉ
ｎｇ ｐｕｌｓｅ ａｌｅｒｔ ｓｉｇｎａｌ：リンギ
ングパルスアラート信号）の後に、被呼加入者端末に送
信される発呼線識別情報（ｃａｌｌｉｎｇ ｌｉｎｅ
ｉｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ）の一部をなす。コード
レス加入者端末を識別する基地局は、このような識別信
号を検出し生成する手段を備える。これらの手段は、一
般に、識別信号を復調してそれをプロセッサに渡すこと
のできるモデムを含む。復調された識別信号と事前設定
されメモリに記憶されているコードレス加入者端末の個
別の識別信号との比較などの論理演算の後、どのコード
レス加入者端末に着信呼が向けられているかが決定され
る。この比較の結果に依存して、基地局は、例えば可聴
なアラートなどのアラームを活動化させることになる信
号を、被呼コードレス加入者端末だけに送信することに
なる。
ドレス加入者端末からなるコードレス通信システムに基
づく内部開発に端を発する。基地局は、ネットワーク終
端装置を介して単一の交換回線に接続される。それにも
かかわらず、外部の加入者は、コードレス加入者端末の
１つを選択的に呼び出すことができる。これを可能にす
るために、各加入者端末は、識別信号によって識別され
る。この識別信号は、一般に、最初の信号（ｒｉｎｇｉ
ｎｇ ｐｕｌｓｅ ａｌｅｒｔ ｓｉｇｎａｌ：リンギ
ングパルスアラート信号）の後に、被呼加入者端末に送
信される発呼線識別情報（ｃａｌｌｉｎｇ ｌｉｎｅ
ｉｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ）の一部をなす。コード
レス加入者端末を識別する基地局は、このような識別信
号を検出し生成する手段を備える。これらの手段は、一
般に、識別信号を復調してそれをプロセッサに渡すこと
のできるモデムを含む。復調された識別信号と事前設定
されメモリに記憶されているコードレス加入者端末の個
別の識別信号との比較などの論理演算の後、どのコード
レス加入者端末に着信呼が向けられているかが決定され
る。この比較の結果に依存して、基地局は、例えば可聴
なアラートなどのアラームを活動化させることになる信
号を、被呼コードレス加入者端末だけに送信することに
なる。
【０００３】コードレス加入者端末に個別の識別信号を
割り当てることは、特にアナログ交換回線に極めて重要
な利点をもたらす。今日、このような通信システムが、
しばしば通信ネットワークの一部をなす。他の通信端末
は、基地局に並列接続し、同じネットワーク終端装置に
結合することができる。通信ネットワークは、例えば、
基地局と、コードレス加入者端末と、他の電話機と、フ
ァックス機と、留守番電話セット（ｔｅｌｅｐｈｏｎｅ
ａｎｓｗｅｒｉｎｇ ｓｅｔ）とを含む通信システム
で構成することができる。同じネットワーク終端装置に
並列接続されたこのような通信端末およびコードレス加
入者端末が、識別信号によって識別されれば、外部の加
入者は、所与のコードレス加入者端末か、あるいは他の
加入者端末の１つに繋がることができる。
割り当てることは、特にアナログ交換回線に極めて重要
な利点をもたらす。今日、このような通信システムが、
しばしば通信ネットワークの一部をなす。他の通信端末
は、基地局に並列接続し、同じネットワーク終端装置に
結合することができる。通信ネットワークは、例えば、
基地局と、コードレス加入者端末と、他の電話機と、フ
ァックス機と、留守番電話セット（ｔｅｌｅｐｈｏｎｅ
ａｎｓｗｅｒｉｎｇ ｓｅｔ）とを含む通信システム
で構成することができる。同じネットワーク終端装置に
並列接続されたこのような通信端末およびコードレス加
入者端末が、識別信号によって識別されれば、外部の加
入者は、所与のコードレス加入者端末か、あるいは他の
加入者端末の１つに繋がることができる。
【０００４】しかし、なお、このような通信ネットワー
クの使用は、単一のアナログ交換回線への接続によって
大きく制約される。例えば、外部の加入者により誤って
その番号をダイヤルされた通信ネットワーク加入者は、
通信ネットワークの別の通信端末にその呼を転送するこ
とができない。外部の加入者は、最初の呼を終了して改
めてダイヤルするしか選択肢がない。また、コードレス
加入者端末を有する加入者が、通信ネットワークの通信
端末の１つからデータを取り出している場合、あるいは
そのようなデータを変更している場合に、このような通
信ネットワークを使用して、外部の加入者に電話するこ
とも不可能である。例えばこの加入者が、通信ネットワ
ークのファックス機にファックスが届いているかどうか
を自分のコードレス加入者端末によってチェックしたい
とき、電話回線は、外部の加入者に対して不必要に話中
のままである。
クの使用は、単一のアナログ交換回線への接続によって
大きく制約される。例えば、外部の加入者により誤って
その番号をダイヤルされた通信ネットワーク加入者は、
通信ネットワークの別の通信端末にその呼を転送するこ
とができない。外部の加入者は、最初の呼を終了して改
めてダイヤルするしか選択肢がない。また、コードレス
加入者端末を有する加入者が、通信ネットワークの通信
端末の１つからデータを取り出している場合、あるいは
そのようなデータを変更している場合に、このような通
信ネットワークを使用して、外部の加入者に電話するこ
とも不可能である。例えばこの加入者が、通信ネットワ
ークのファックス機にファックスが届いているかどうか
を自分のコードレス加入者端末によってチェックしたい
とき、電話回線は、外部の加入者に対して不必要に話中
のままである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、コー
ドレス加入者端末と別の加入者端末との間の接続をより
フレキシブルなものにし、２つの加入者端末のそれぞれ
が個別の識別信号により同じネットワーク終端装置を介
して外部からアドレス指定されるようにすることであ
る。
ドレス加入者端末と別の加入者端末との間の接続をより
フレキシブルなものにし、２つの加入者端末のそれぞれ
が個別の識別信号により同じネットワーク終端装置を介
して外部からアドレス指定されるようにすることであ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目
的は、請求項１の教示に従う方法によって、かつ請求項
４、５、６の教示にそれぞれ従うコードレス通信システ
ム、コードレス加入者端末、および基地局によって達成
される。
的は、請求項１の教示に従う方法によって、かつ請求項
４、５、６の教示にそれぞれ従うコードレス通信システ
ム、コードレス加入者端末、および基地局によって達成
される。
【０００７】本発明の基本概念は、個別の識別信号によ
って識別される、通信システムのコードレス加入者端末
が、モデム装備で、電流を供給される基地局を必要とす
るという事実を利用することにある。これは、また、通
信ネットワークの全ての通信端末にも当てはまるため、
通信システムのこのような通信端末および基地局は、構
内電力線に接続される。基地局で生成され電力線を介し
て転送される制御信号のコードレス加入者端末による活
動化が、電話回線を使用せずに通信ネットワークの通信
端末へ呼を確立することを可能とする。単一の交換回線
が存在する場合、このような呼の確立だけが、外部の加
入者との呼を終了する必要なく、外部の加入者とコード
レス加入者端末との間の呼を、通信ネットワークの通信
端末に転送することを可能にする。
って識別される、通信システムのコードレス加入者端末
が、モデム装備で、電流を供給される基地局を必要とす
るという事実を利用することにある。これは、また、通
信ネットワークの全ての通信端末にも当てはまるため、
通信システムのこのような通信端末および基地局は、構
内電力線に接続される。基地局で生成され電力線を介し
て転送される制御信号のコードレス加入者端末による活
動化が、電話回線を使用せずに通信ネットワークの通信
端末へ呼を確立することを可能とする。単一の交換回線
が存在する場合、このような呼の確立だけが、外部の加
入者との呼を終了する必要なく、外部の加入者とコード
レス加入者端末との間の呼を、通信ネットワークの通信
端末に転送することを可能にする。
【０００８】構内電力線を介して転送され、アドレス指
定される通信端末の識別信号を含むことができる、これ
らの制御信号は、また、被呼通信端末から動作データを
取り出し、必要な場合にこのデータを変更するのに使用
することもできる。これは、特に、個別の通信端末がい
くつかの別々の部屋に位置する通信ネットワークで有利
である。
定される通信端末の識別信号を含むことができる、これ
らの制御信号は、また、被呼通信端末から動作データを
取り出し、必要な場合にこのデータを変更するのに使用
することもできる。これは、特に、個別の通信端末がい
くつかの別々の部屋に位置する通信ネットワークで有利
である。
【０００９】このようなコードレス通信システムおよび
このような通信端末が、通信ネットワークの実現に使用
されれば、必要なのは、通信端末に、新しい活動化可能
な命令セットまたは非活動化可能な命令セットを提供す
ることだけである。命令セットは、メモリに記憶され、
それぞれの通信端末のモデムに対して利用可能にされ
て、構内電力線を介して転送される制御信号の生成を可
能にする。これらの命令セットが、コードレス加入者端
末によって活動化させられると、このコードレス加入者
端末と無線通信する基地局のモデムは、制御信号を生成
して、構内電力線を介してこれらを送信することにな
る。これらの命令セットは、基地局のメモリに記憶さ
れ、無線で各コードレス加入者端末に対して利用可能に
されることができる。また、命令セットは、基地局に対
して利用可能にされる前に、パーソナルコンピュータ
（ＰＣ）として実装される通信端末の不揮発性メモリに
記憶されることもできる。これは、例えば、ＰＣのディ
スクドライブを介して記憶媒体から命令セットを読み取
り、それをＰＣの不揮発性メモリに記憶することによっ
て、本発明による新しいサービスを提供するような形
で、通信ネットワークをアップグレードすることに含ま
れるわずかな複雑さを例示する。
このような通信端末が、通信ネットワークの実現に使用
されれば、必要なのは、通信端末に、新しい活動化可能
な命令セットまたは非活動化可能な命令セットを提供す
ることだけである。命令セットは、メモリに記憶され、
それぞれの通信端末のモデムに対して利用可能にされ
て、構内電力線を介して転送される制御信号の生成を可
能にする。これらの命令セットが、コードレス加入者端
末によって活動化させられると、このコードレス加入者
端末と無線通信する基地局のモデムは、制御信号を生成
して、構内電力線を介してこれらを送信することにな
る。これらの命令セットは、基地局のメモリに記憶さ
れ、無線で各コードレス加入者端末に対して利用可能に
されることができる。また、命令セットは、基地局に対
して利用可能にされる前に、パーソナルコンピュータ
（ＰＣ）として実装される通信端末の不揮発性メモリに
記憶されることもできる。これは、例えば、ＰＣのディ
スクドライブを介して記憶媒体から命令セットを読み取
り、それをＰＣの不揮発性メモリに記憶することによっ
て、本発明による新しいサービスを提供するような形
で、通信ネットワークをアップグレードすることに含ま
れるわずかな複雑さを例示する。
【００１０】本発明の他の有利な特徴は、従属クレーム
に定義されており、後続の記述および図面を読めば明ら
かになろう。
に定義されており、後続の記述および図面を読めば明ら
かになろう。
【００１１】次に、本発明の一実施形態を、添付の図面
を参照しながら、より詳細に説明する。
を参照しながら、より詳細に説明する。
【００１２】
【発明の実施の形態】図１に概略的に示す通信ネットワ
ークは、コードレス通信システム１およびいくつかの通
信端末９〜１１からなる。アナログネットワーク終端装
置３は、交換回線２を介して公衆交換電話網に接続され
る。コードレス電話システムは、基地局５、および基地
局５と無線通信するいくつかのコードレス加入者端末６
〜８からなる。すべての通信端末９〜１１および基地局
５は、電話回線４で、ネットワーク終端装置３に接続さ
れる。これらは、それぞれの電力ケーブル１２を介して
電流を供給される。それぞれの電力ケーブル１２は、構
内電力線１３に接続され、構内電力線１３は、電力メー
タ（ｅｌｅｃｔｒｉｃ ｐｏｗｅｒ ｍｅｔｅｒ）１４
を介して電流を供給される。
ークは、コードレス通信システム１およびいくつかの通
信端末９〜１１からなる。アナログネットワーク終端装
置３は、交換回線２を介して公衆交換電話網に接続され
る。コードレス電話システムは、基地局５、および基地
局５と無線通信するいくつかのコードレス加入者端末６
〜８からなる。すべての通信端末９〜１１および基地局
５は、電話回線４で、ネットワーク終端装置３に接続さ
れる。これらは、それぞれの電力ケーブル１２を介して
電流を供給される。それぞれの電力ケーブル１２は、構
内電力線１３に接続され、構内電力線１３は、電力メー
タ（ｅｌｅｃｔｒｉｃ ｐｏｗｅｒ ｍｅｔｅｒ）１４
を介して電流を供給される。
【００１３】個別の通信端末９〜１１は、留守番電話セ
ット９、それに接続された電話機１０、およびファック
ス機１１である。これは、本発明の一実施形態である。
他の実施形態では、パーソナルコンピュータ（ＰＣ）や
プリンタなど、他の通信端末を備えることができる。ネ
ットワーク終端装置３に並列接続される通信端末の数に
制限はない。
ット９、それに接続された電話機１０、およびファック
ス機１１である。これは、本発明の一実施形態である。
他の実施形態では、パーソナルコンピュータ（ＰＣ）や
プリンタなど、他の通信端末を備えることができる。ネ
ットワーク終端装置３に並列接続される通信端末の数に
制限はない。
【００１４】各通信端末９〜１１および各コードレス端
末６〜８には、個別の識別信号が割り当てられる。これ
により、ネットワーク終端装置３の外部にいる加入者
は、コードレス加入者端末６〜８の１つまたは通信ネッ
トワークの通信端末９〜１１の１つを選択的にアドレス
指定することができる。単一のアナログ交換回線２が存
在する場合、これは、サービスプロバイダ（例えば、ド
イツテレコム）が、アナログ交換回線ごとに１つの電話
番号だけでなく、おそらく追加料金制で、追加の仮想電
話番号を割り当てれば可能である。どの電話番号を、ど
の通信端末に割り当てるかは、通信ネットワークの所有
者次第である。
末６〜８には、個別の識別信号が割り当てられる。これ
により、ネットワーク終端装置３の外部にいる加入者
は、コードレス加入者端末６〜８の１つまたは通信ネッ
トワークの通信端末９〜１１の１つを選択的にアドレス
指定することができる。単一のアナログ交換回線２が存
在する場合、これは、サービスプロバイダ（例えば、ド
イツテレコム）が、アナログ交換回線ごとに１つの電話
番号だけでなく、おそらく追加料金制で、追加の仮想電
話番号を割り当てれば可能である。どの電話番号を、ど
の通信端末に割り当てるかは、通信ネットワークの所有
者次第である。
【００１５】図２は、通信ネットワークの第１変形の概
略図であり、コードレス通信システム１、およびコード
レス通信システム１と並列接続されネットワーク終端装
置３に結合された電話機１０を含む。外部の加入者が、
コードレス加入者端末６に電話し、被呼加入者端末が、
着呼受付信号を送信した後、外部の加入者とコードレス
加入者端末６との間に接続が確立され、呼は、電話回線
４上で基地局５に繋がり「ａ」、基地局５からコードレ
ス加入者端末６に無線で送信される「ｂ」。呼が電話機
１０に転送されなければならないことになると、コード
レス加入者端末６の所にいる加入者は、例えばディジッ
トの組合せを入力することにより、第１の制御信号
「ｃ」を生成することになり、これらは基地局５に無線
で送信される。基地局５が、これら第１の制御信号
「ｃ」を受信することにより、基地局に含まれる、第２
の制御信号「ｄ」を生成する手段が活動化され、第２の
制御信号「ｄ」は、構内電力線１３を介して転送され
る。遅くとも第２の制御信号の生成と共に、被呼加入者
端末１０の個別の識別信号が生成される。これらの第２
の制御信号「ｄ」は、電力線１３を介して広がり、電力
線に接続されたすべての通信端末に到達する。電話機１
０に含まれるモデムは、これらの第２の制御信号「ｄ」
を処理して、それらを電話機１０中のプロセッサに渡す
ことになり、プロセッサは、論理演算の後、電話機１０
の個別の識別信号が、第２の制御信号「ｄ」に含まれて
いるかどうかを判定する。含まれていれば、電話機１０
のプロセッサは、例えばリンギング信号を活動化させ、
被呼加入者の名前などの情報が電話機１０の表示装置に
表示されるようにする。命令を転送する電話機１０の所
にいる加入者がハンドセットを上げた後、外部の加入者
からの呼は、自動的に電話機１０に転送される。次い
で、外部の加入者と電話機１０の所にいる加入者との間
に電話回線４を介して接続「ｅ」が存在することにな
る。この転送は、外部の加入者が、何の動作もする必要
なく実行される。
略図であり、コードレス通信システム１、およびコード
レス通信システム１と並列接続されネットワーク終端装
置３に結合された電話機１０を含む。外部の加入者が、
コードレス加入者端末６に電話し、被呼加入者端末が、
着呼受付信号を送信した後、外部の加入者とコードレス
加入者端末６との間に接続が確立され、呼は、電話回線
４上で基地局５に繋がり「ａ」、基地局５からコードレ
ス加入者端末６に無線で送信される「ｂ」。呼が電話機
１０に転送されなければならないことになると、コード
レス加入者端末６の所にいる加入者は、例えばディジッ
トの組合せを入力することにより、第１の制御信号
「ｃ」を生成することになり、これらは基地局５に無線
で送信される。基地局５が、これら第１の制御信号
「ｃ」を受信することにより、基地局に含まれる、第２
の制御信号「ｄ」を生成する手段が活動化され、第２の
制御信号「ｄ」は、構内電力線１３を介して転送され
る。遅くとも第２の制御信号の生成と共に、被呼加入者
端末１０の個別の識別信号が生成される。これらの第２
の制御信号「ｄ」は、電力線１３を介して広がり、電力
線に接続されたすべての通信端末に到達する。電話機１
０に含まれるモデムは、これらの第２の制御信号「ｄ」
を処理して、それらを電話機１０中のプロセッサに渡す
ことになり、プロセッサは、論理演算の後、電話機１０
の個別の識別信号が、第２の制御信号「ｄ」に含まれて
いるかどうかを判定する。含まれていれば、電話機１０
のプロセッサは、例えばリンギング信号を活動化させ、
被呼加入者の名前などの情報が電話機１０の表示装置に
表示されるようにする。命令を転送する電話機１０の所
にいる加入者がハンドセットを上げた後、外部の加入者
からの呼は、自動的に電話機１０に転送される。次い
で、外部の加入者と電話機１０の所にいる加入者との間
に電話回線４を介して接続「ｅ」が存在することにな
る。この転送は、外部の加入者が、何の動作もする必要
なく実行される。
【００１６】図３に示すように、コードレス加入者端末
６の所にいる加入者は、構内電力線を使用して、通信ネ
ットワークの通信端末の１つ、この場合ファックス機１
１から動作データを取り出すことができる、あるいはそ
のような動作データを変更することができる。これを行
うために、コードレス加入者端末６の所にいる加入者
は、対応するディジットの組合せを入力することにな
る。これにより、第１の制御信号「ｃ」が、基地局５に
送信され、基地局５は、基地局に含まれるモデムを活動
化させる。モデムは、第２の制御信号「ｄ」を生成し、
これは構内電力線１３を介して送信される。ファックス
機１１のモデムは、これらの第２の制御信号「ｄ」を受
信し、ファックス機１１のプロセッサに渡される前に、
これらを処理する。これらの第２の制御信号「ｄ」が、
ファックス機１１に割り当てられていることをプロセッ
サが決定した後で、ファックス機１１の動作データを取
り出し、かつ／あるいは変更するために、コードレス通
信端末６とファックス機１１との間の接続を確立するこ
とができる。この間、電話回線４は、アイドル状態を保
ち、したがって外部の加入者は、電話回線４を介して、
第２のコードレス端末７か、あるいは例えばファックス
機自体をアドレス指定することができる。これにより、
コードレス電話端末６の加入者は、ファックス機１１に
ファックスが到着したかどうかを、電話回線４を占有せ
ずに判定することができる。
６の所にいる加入者は、構内電力線を使用して、通信ネ
ットワークの通信端末の１つ、この場合ファックス機１
１から動作データを取り出すことができる、あるいはそ
のような動作データを変更することができる。これを行
うために、コードレス加入者端末６の所にいる加入者
は、対応するディジットの組合せを入力することにな
る。これにより、第１の制御信号「ｃ」が、基地局５に
送信され、基地局５は、基地局に含まれるモデムを活動
化させる。モデムは、第２の制御信号「ｄ」を生成し、
これは構内電力線１３を介して送信される。ファックス
機１１のモデムは、これらの第２の制御信号「ｄ」を受
信し、ファックス機１１のプロセッサに渡される前に、
これらを処理する。これらの第２の制御信号「ｄ」が、
ファックス機１１に割り当てられていることをプロセッ
サが決定した後で、ファックス機１１の動作データを取
り出し、かつ／あるいは変更するために、コードレス通
信端末６とファックス機１１との間の接続を確立するこ
とができる。この間、電話回線４は、アイドル状態を保
ち、したがって外部の加入者は、電話回線４を介して、
第２のコードレス端末７か、あるいは例えばファックス
機自体をアドレス指定することができる。これにより、
コードレス電話端末６の加入者は、ファックス機１１に
ファックスが到着したかどうかを、電話回線４を占有せ
ずに判定することができる。
【００１７】第２の制御信号「ｄ」（図２または図３）
は、構内電力線１３を介して転送され、コードレス通信
システム１のコードレス加入者端末６〜８と通信ネット
ワークの通信端末９〜１１との間で呼を確立する働きを
するが、これらの第２の制御信号「ｄ」は、電力メータ
１４を介して構内電力線１３から出ることはできない。
これにより、一方では、これらの第２の制御信号「ｄ」
が、電力供給を妨害することがなく、他方では、どんな
第三者も構内電力線１３の外部からそれらを傍受するこ
とができないことが保証される。
は、構内電力線１３を介して転送され、コードレス通信
システム１のコードレス加入者端末６〜８と通信ネット
ワークの通信端末９〜１１との間で呼を確立する働きを
するが、これらの第２の制御信号「ｄ」は、電力メータ
１４を介して構内電力線１３から出ることはできない。
これにより、一方では、これらの第２の制御信号「ｄ」
が、電力供給を妨害することがなく、他方では、どんな
第三者も構内電力線１３の外部からそれらを傍受するこ
とができないことが保証される。
【図１】コードレス通信システムを含む通信ネットワー
クの概略図である。
クの概略図である。
【図２】図１の通信ネットワークの第１変形の概略図で
ある。
ある。
【図３】図１の通信ネットワークの第２変形の概略図で
ある。
ある。
１ コードレス通信システム ２ 交換回線 ３ ネットワーク終端装置 ４ 電話回線 ５ 基地局 ６、７、８ コードレス加入者端末 ９、１０、１１ 通信端末 １２ 電力ケーブル １３ 構内電力線 １４ 電力メータ
Claims (6)
- 【請求項１】 コードレス加入者端末（６〜８）と別の
加入者端末（６〜１１）との間で、呼を確立する方法で
あり、 前記２つの加入者端末（６〜１１）の各々が、個別の識
別信号を介してアドレス指定され、前記２つの加入者端
末（６〜１１）の両方が、同じアナログネットワーク終
端装置（３）を介して外部からアドレス指定され、 前記コードレス加入者端末（６〜８）で、前記別の加入
者端末（６〜１１）の番号をダイヤルするステップと、 前記コードレス加入者端末（６〜８）で、第１の制御信
号を生成するステップと、 前記アナログネットワーク終端装置（３）に接続された
基地局（５）に、前記第１の制御信号を送信するステッ
プと、 前記基地局（５）で、前記第１の制御信号を受信するス
テップと、 前記第１の制御信号に応答して、前記基地局（５）に含
まれる、構内電力線（１３）を介して転送される第２の
制御信号を生成する手段を活動化させるステップと、 前記構内電力線（１３）を介して前記第２の制御信号を
送信するステップと、 前記別の加入者端末（６〜１１）で、前記第２の制御信
号を検出するステップと、 前記別の加入者端末（６〜１１）で、呼を受諾するステ
ップとを含む方法。 - 【請求項２】 前記別の加入者端末（６〜１１）の個別
の識別信号が、遅くとも前記第２の制御信号の生成と共
に生成されることを特徴とする請求項１に記載の方法。 - 【請求項３】 前記コードレス加入者端末（６〜８）と
外部の加入者との間に存在する呼を転送する働きをする
ことを特徴とする請求項１に記載の方法。 - 【請求項４】 個別の識別信号を介してアドレス指定可
能であり、第１の制御信号を生成できる手段を含む少な
くとも１つのコードレス加入者端末（６〜８）と、 ネットワーク終端装置（３）へのインタフェースと、構
内電力線（１３）へのインタフェースと、前記第１の制
御信号用の受信機と、前記構内電力線（１３）を介して
送信される第２の制御信号を生成するために前記第１の
制御信号によって活動化可能である追加手段とを含む基
地局（５）とを含むコードレス通信システム（１）。 - 【請求項５】 個別の識別信号を介してアドレス指定可
能であり、基地局（５）を介して呼を確立するために、
第１の制御信号を生成できる手段を含むコードレス加入
者端末（６〜８）であって、 前記基地局（５）が、ネットワーク終端装置（３）への
インタフェースと、構内電力線（１３）へのインタフェ
ースと、前記第１の制御信号用の受信機と、前記構内電
力線（１３）を介して送信される第２の制御信号を生成
するために前記第１の制御信号によって活動化可能であ
る追加手段とを含むコードレス加入者端末（６〜８）。 - 【請求項６】 コードレス加入者端末（６〜８）から送
信された信号用の受信機と、 ネットワーク終端装置（３）へのインタフェースと、 構内電力線（１３）へのインタフェースと、 前記構内電力線（１３）を介して送信される第２の制御
信号を生成するために、コードレス通信端末（６〜８）
から送信されて前記基地局（５）によって受信された第
１の制御信号によって活動化可能である追加手段とを含
む基地局（５）。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| EP99440225.3 | 1999-08-13 | ||
| EP99440225A EP1076443A1 (en) | 1999-08-13 | 1999-08-13 | Method of establishing a call between a cordless terminal and another external terminal, with an analog network and the power line |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001086567A true JP2001086567A (ja) | 2001-03-30 |
Family
ID=8242368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000224713A Withdrawn JP2001086567A (ja) | 1999-08-13 | 2000-07-26 | コードレス加入者端末と別の加入者端末との間で呼を確立する方法、ならびにそのためのコードレス通信システム、コードレス加入者端末、および基地局 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP1076443A1 (ja) |
| JP (1) | JP2001086567A (ja) |
| CN (1) | CN1284829A (ja) |
| SG (1) | SG86430A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2844125B1 (fr) * | 2002-09-03 | 2004-12-17 | Inventel Systemes | Base centrale pour reseau local de radiocommunication prive et dispositif de radiocommunication incluant une telle base. |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL9400239A (nl) * | 1994-02-17 | 1995-10-02 | Grid Telecom Systems Bv | Huistelefoonsysteem. |
| GB9423701D0 (en) * | 1994-11-24 | 1995-01-11 | Roke Manor Research | Improvements in or relating to line communication systems |
-
1999
- 1999-08-13 EP EP99440225A patent/EP1076443A1/en not_active Withdrawn
-
2000
- 2000-07-26 JP JP2000224713A patent/JP2001086567A/ja not_active Withdrawn
- 2000-08-11 CN CN00122749.1A patent/CN1284829A/zh active Pending
- 2000-08-11 SG SG200004442A patent/SG86430A1/en unknown
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| SG86430A1 (en) | 2002-02-19 |
| CN1284829A (zh) | 2001-02-21 |
| EP1076443A1 (en) | 2001-02-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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