JP2001085654A - 固体撮像装置及びその製造方法 - Google Patents

固体撮像装置及びその製造方法

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JP2001085654A
JP2001085654A JP25845799A JP25845799A JP2001085654A JP 2001085654 A JP2001085654 A JP 2001085654A JP 25845799 A JP25845799 A JP 25845799A JP 25845799 A JP25845799 A JP 25845799A JP 2001085654 A JP2001085654 A JP 2001085654A
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solid
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state imaging
foil
flexible substrate
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JP25845799A
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English (en)
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Yukinobu Wataya
行展 綿谷
Tsunenori Kondo
常紀 近藤
Shinichi Nakada
信一 中田
Atsushi Tsukada
敦士 塚田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化を実現することができる固体撮像装置
及びその製造方法を提供すること。 【解決手段】 接着層A17には、FPCを構成する樹
脂フィルムであるポリイミドフィルム15aの一方の表
面に形成された導電性層であるCu箔15bが接触して
いる。このポリイミドフィルム15aの他方の表面にも
導電性層であるCu箔15bが貼り付けられている。固
体撮像素子12の電極パッド12bには、予めAuなど
で構成されたバンプ12aが形成されており、このバン
プ12aを、Auメッキが施されたCu箔15bで構成
した配線パターン上に当接させて加熱下で圧着すること
により、配線パターンとバンプ12aとが電気的に接続
して固体撮像素子12がFPC15に実装されている。
透明基板11と固体撮像素子12との間には、接着層B
14が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像装置及び
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光電変換撮像装置においては、図
5に示すように、開口部101aを有する樹脂もしくは
セラミック製のパッケージ101内の開口部101a内
に固体撮像素子102を収納し、パッケージ101の開
口部101aをシールガラス103で塞いでなるものが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の光電変換撮
像装置はパッケージを用いているので、外部からの反射
による固体撮像素子への影響を抑えることはできるが、
小型化をすることはできないのが現状である。
【0004】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、小型化を実現することができる固体撮像装置及び
その製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下の手段を講じた。本発明は、可撓性基
板上に固体撮像素子を実装してなる固体撮像装置であっ
て、樹脂フィルム上に配線パターンを形成してなる可撓
性基板と、前記可撓性基板を支持する支持基板と、前記
可撓性基板の前記配線パターン上に電気的に接続するよ
うに実装された固体撮像素子と、を具備し、前記可撓性
基板は、導電性層を介して前記支持基板に貼着されてい
ることを特徴とする固体撮像装置を提供する。
【0006】この構成によれば、容易に小型化を図るこ
とができる。また、可撓性基板と支持基板とが導電性層
を介して接着剤などで貼り付けられるので、支持基板が
極性基の少ない樹脂フィルムと貼り付けられる場合に比
べて、長期間にわたって接着信頼性を維持することがで
きる。
【0007】また、本発明は、可撓性基板上に固体撮像
素子を実装してなる固体撮像装置の製造方法であって、
樹脂フィルム上に配線パターンを形成してなる可撓性基
板の前記樹脂フィルム上に導電性層を形成する工程と、
前記導電性層と支持基板とが接触するようにして、前記
可撓性基板を前記支持基板に貼着する工程と、前記可撓
性基板の前記配線パターン上に固体撮像素子を実装する
工程と、を具備することを特徴とする固体撮像装置の製
造方法を提供する。
【0008】この方法によれば、小型で、長期間にわた
って接着信頼性を維持することができる固体撮像装置を
得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、固体撮像素子を
実装した可撓性基板を支持基板に貼り付けてなる固体撮
像装置において、可撓性基板と支持基板との間に導電性
層を介在させて、長期間にわたって可撓性基板と支持基
板との間の接着信頼性を維持することである。
【0010】以下、本発明の実施の形態について、添付
図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実
施の形態に係る固体撮像装置を示す平面図である。図2
は、一実施の形態に係る固体撮像装置を示す裏面図であ
る。図3は、本発明の一実施の形態に係る固体撮像装置
を示す断面図である。図4は、本発明の一実施の形態に
係る固体撮像装置のA−A’線に沿う拡大断面図であ
る。
【0011】この固体撮像装置は、支持基板である透明
基板11に、固体撮像素子12を実装した可撓性基板で
あるフレキシブルプリント配線板(FPC)15又はT
AB(Tape Automated Bonding)基板を貼着してなる構
造を有する。
【0012】このFPC15は、素子搭載部及び外部リ
ード16を含むリード部を有する。素子搭載部の固体撮
像素子12と反対側に光学的に透明な透明基板11が配
置され、外部リード部の固体撮像素子12と同じ側に
は、必要に応じてソケット対応用の補強板13が配置さ
れている。
【0013】FPC15の素子搭載部は、図4に示す構
成になっている。すなわち、透明基板11上には、接着
層A17を介してFPC15が貼着されている。具体的
には、接着層A17には、FPCを構成する樹脂フィル
ムであるポリイミドフィルム15aの一方の表面に形成
された導電性層であるCu箔15bが接触している。こ
のポリイミドフィルム15aの他方の表面にも導電性層
であるCu箔15bが貼り付けられている。すなわち、
このポリイミドフィルム15aは、Cu箔15bに挟ま
れている。
【0014】この2つのCu箔15bにおいて、透明基
板11側のCu箔は、接着性向上用の層として機能し、
固体撮像素子12側のCu箔は、固体撮像素子やその他
の素子の実装用又は配線用のパターンを形成するための
層として機能する。
【0015】このCu箔15b上には、固体撮像素子1
2が実装されている。すなわち、固体撮像素子12の電
極パッド12bには、予めAuなどで構成されたバンプ
12aが形成されており、このバンプ12aを、Auメ
ッキが施されたCu箔15bで構成した配線パターン上
に当接させて加熱下で圧着することにより、配線パター
ンとバンプ12aとが電気的に接続して固体撮像素子1
2がFPC15に実装されている。また、バンプ12a
と接触するCu箔15bは、配線の引き回しにより外部
リード16に電気的に接続されている。
【0016】透明基板11と固体撮像素子12との間に
は、接着層B14が設けられている。したがって、バン
プ12aとCu箔15bとの間の圧接状態は、接着剤B
14によって固体撮像素子12の固着と同時に保持され
る。このため、両者の電気的接続を保つようになってい
る。
【0017】なお、固体撮像素子12の撮像面に対向す
るFPCの部分は、光を透過させるために予め切り取っ
て除去している。また、固体撮像装置においては、通常
オンチップマイクロレンズを使用しており、撮像素子の
感度の劣化を防ぐために、その撮像面と透明基板11と
の間のギャップは空隙としている。したがって、固体撮
像素子12の撮像面と透明基板11との間のギャップ
は、接着層B14により気密封止されており、長期的信
頼性を保つことができるようになっている。
【0018】このように、固体撮像素子12を実装した
FPC15を透明基板11に貼着してなる固体撮像装置
が構成されている。
【0019】上記構成を有する固体撮像装置は、可撓性
基板と支持基板とが導電性層を介して接着剤などで貼り
付けられるので、小型であり、温度変化に対して、長期
間にわたって接着信頼性を維持することができる。
【0020】次に、上記構成を有する固体撮像装置の製
造方法について説明する。本実施の形態に係る固体撮像
装置の製造方法においては、FPCのポリイミドフィル
上にCu箔を形成し、前記Cu箔と透明基板とが接触す
るようにして、FPCを透明基板に貼着し、FPCの配
線パターン上に固体撮像素子を実装する。
【0021】ポリイミドフィルム上にCu箔を形成する
方法としては特に制限はない。例えば、ポリイミドフィ
ルム上にメッキによりCu箔を形成しても良く、ポリイ
ミドフィルムにCu箔を貼り合わせても良い。いずれに
しても、FPC製造時にCu箔をポリイミドフィルムに
設けることが好ましい。なお、Cu箔には、Auメッキ
などの表面処理や粗面化を施しても良い。特にCu箔に
粗面化処理を施すことにより、透明基板との間の接触面
積を大きくすることができ、より接着力を向上させるこ
とができる。
【0022】Cu箔と透明基板とが接触するようにし
て、FPCを透明基板に貼着する場合に使用する接着剤
としては、透明基板及びCu箔に対して接着力を有する
ものであれば特に制限はない。
【0023】また、透明基板とFPCとを接着層Aを介
して接着する場合、FPC全面をCu箔に加圧した状態
で、例えば150℃1時間程度加熱硬化するか又は紫外
線硬化することにより行う。
【0024】この製造方法によれば、小型で、長期間に
わたって接着信頼性を維持することができる固体撮像装
置を得ることができる。
【0025】上記実施の形態では、可撓性基板と支持基
板との間に介在させる導電性層としてCu箔を用いた場
合について説明しているが、本発明では、導電性層とし
て他の金属層、例えばFPCやTABテープを構成し得
る金属膜などを用いることもできる。また、上記実施の
形態では、樹脂フィルムとしてポリイミドフィルムを用
いた場合について説明しているが、本発明では、樹脂フ
ィルムとして他の樹脂フィルムなどを用いても良い。
【0026】上記実施の形態では、可撓性基板としてF
PCを用いた場合について説明しているが、本発明は、
可撓性基板としてTAB基板を用いても良い。
【0027】上記実施の形態では、可撓性基板と透明基
板との間に介在させる導電性層としてCu箔を用いた場
合について説明しているが、本発明では、導電性層とし
て他の金属層、例えばFPCやTABテープを構成し得
る金属膜などを用いることもできる。
【0028】本発明は上記実施の形態に限定されず、種
々変更して実施することが可能である。例えば、可撓性
基板への固体撮像素子の圧接では電気的に十分な接合が
取れない場合には、適宜Agペースト、異方性導電膜な
どの導電性材料を使用して電気的な接合を十分にしても
良い。また、各部材の寸法、数などについても、上記実
施の形態に限定されない。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明の固体撮像装
置は、可撓性基板と支持基板とが導電性層を介して接着
剤などで貼り付けられるので、小型であり、長期間にわ
たって接着信頼性を維持することができる。
【0030】また、本発明の固体撮像装置の製造方法
は、長期間にわたって接着信頼性を維持することができ
る固体撮像装置を効率良く得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る固体撮像装置を示
す平面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る固体撮像装置を示
す裏面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る固体撮像装置を示
す断面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る固体撮像装置のA
−A’線に沿う拡大断面図である。
【図5】従来の固体撮像装置の構成を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
11…透明基板、12…固体撮像素子、12a…バン
プ、12b…電極パッド、13…補強板、14…接着層
B、15…FPC、15a…ポリイミドフィルム、15
b…Cu箔、16…外部リード、17…接着層A。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塚田 敦士 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 Fターム(参考) 4M118 AA08 AA10 AB01 HA02 HA24 HA26 HA27 HA31 5C024 AA01 CA31 FA01 FA11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性基板上に固体撮像素子を実装して
    なる固体撮像装置であって、 樹脂フィルム上に配線パターンを形成してなる可撓性基
    板と、 前記可撓性基板を支持する支持基板と、 前記可撓性基板の前記配線パターン上に電気的に接続す
    るように実装された固体撮像素子と、を具備し、 前記可撓性基板は、導電性層を介して前記支持基板に貼
    着されていることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 可撓性基板上に固体撮像素子を実装して
    なる固体撮像装置の製造方法であって、 樹脂フィルム上に配線パターンを形成してなる可撓性基
    板の前記樹脂フィルム上に導電性層を形成する工程と、 前記導電性層と支持基板とが接触するようにして、前記
    可撓性基板を前記支持基板に貼着する工程と、 前記可撓性基板の前記配線パターン上に固体撮像素子を
    実装する工程と、を具備することを特徴とする固体撮像
    装置の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100410946B1 (ko) * 2001-05-16 2003-12-18 삼성전기주식회사 이미지 센서 모듈 및 그 제조 방법
US7110033B2 (en) 2000-04-07 2006-09-19 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Imaging device having an imaging element mounted on a substrate
JP2015080253A (ja) * 2004-06-25 2015-04-23 デジタルオプティクス コーポレーション フレキシブル基板上のイメージ撮像デバイスの実装におけるシステムと方法

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