JP2001085483A - 試料の検査方法及びその装置 - Google Patents

試料の検査方法及びその装置

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JP2001085483A JP26416499A JP26416499A JP2001085483A JP 2001085483 A JP2001085483 A JP 2001085483A JP 26416499 A JP26416499 A JP 26416499A JP 26416499 A JP26416499 A JP 26416499A JP 2001085483 A JP2001085483 A JP 2001085483A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 欠陥検査の検査情報に基づいて行なう欠陥の
詳細検査の検査効率を高める。 【解決手段】 例えば、欠陥検査装置1で検出された異
物や欠陥を、SEMなどを用いた詳細検査装置3で詳細
に検査してその発生原因などを解明するのであるが、詳
細検査する前に、欠陥検査装置1で検出された異物や欠
陥を光学顕微鏡などを用いた属性検査装置で検査して夫
々の属性を求め、この属性に基づいて、これら欠陥や異
物を詳細検査を必要とするものと、詳細検査を必要とし
ないものあるいは詳細検査ができないものとに区分し、
詳細検査を必要とする異物や欠陥のみ詳細検査装置3で
検査するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造過程で
の半導体ウェハなどの試料上に発生する異物や欠陥の検
査方法及びその検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスは、基板となるウェハに
対して、露光・現像・エッチングなどの複数の処理を行
なうことにより製造され、その複数の処理工程のうちの
所定の処理工程での処理後に、異物検査装置や外観検査
装置により、ウェハ上の異物や欠陥の位置,大きさの検
査が行なわれる。そして、この検査によって検出された
異物や欠陥に対し、その全数あるいは一部を、人手によ
り、光学顕微鏡あるいはSEM(Scanning Electron Mic
roscope:走査電子顕微鏡)などの拡大撮像装置で拡大撮
像することにより、その大きさや形状,テクスチャ(表
面の模様)などの詳細情報を得、これを異物や欠陥の発
生工程を特定するための一助としていた。
【0003】また、近年では、異物検査装置や外観検査
装置からの検査データを基に、自動的に異物や欠陥の拡
大画像を取得する機能、即ち、ADR(Auto Defect Re
view)を有する拡大撮像装置が開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ADRは、
前述したように、異物検査装置や外観検査装置からの検
査データを基に行なわれる。かかる検査装置の検出情報
には、ノイズなどにより少なからぬ虚報(例えば、欠陥
でないのに、欠陥とすること)が含まれている場合が多
い。検査精度を高めようとすると、かかる虚報が増加す
る。このような場合、ADRでは、欠陥の存在しない画
像を多量に取得することになり、検査時間に無駄が発生
してしまう。
【0005】また、検出系の違いにより、異物検査装置
や外観検査装置で欠陥として検出されても、詳細検査装
置では、これが検出できない場合がある。例えば、詳細
検査装置をSEMとした場合、ウェハ上に形成された透
明な層の下に存在する異物を観察することができない。
このような場合でも、ADRでは、同様に、異物や欠陥
が観測できない画像、あるいはまた、異物や欠陥が存在
しない画像を多量に取得することになり、検査時間に大
きな無駄が生じてしまうことになる。
【0006】また、人手により観察する場合、異物や欠
陥の特徴が正面からの画像でわかりにくい場合には、観
察角度を変化させて俯瞰像を得るなど撮像条件を調整す
ることがある。しかし、ADRを行なう場合、このよう
な異物や欠陥の特徴に応じて撮像条件を変える、という
ようなことはできないため、解析するに必要な情報を得
る画像が得られない場合がある。このような場合も、無
駄な検査となる。
【0007】本発明の目的は、かかる従来技術の問題点
を解消し、詳細検査の検査効率や検査効果の向上を実現
した試料の検査方法及びその装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による試料の検査方法は、欠陥検査処理で検
出された欠陥の情報に基づいて検出された該欠陥の詳細
検査処理の制御を行なう試料の欠陥を検査する方法であ
って、該欠陥検査処理で試料の欠陥位置情報を得、該欠
陥位置情報に検出された欠陥の性質を示す属性情報を付
加し、詳細検査処理で、該位置情報に基づいて検査位置
を特定し、該属性に基づいて詳細検査を行なうものであ
る。
【0009】また、本発明による試料の検査方法は、前
記属性情報を、前記欠陥検査処理で得られた前記欠陥位
置情報の相対的位置関係より得られる欠陥の性質を含む
ものである。
【0010】また、本発明による試料の検査方法は、前
記属性情報を、前記欠陥検査処理で得られた前記欠陥位
置情報に基づいて、光学的検出手段による前記欠陥の検
査によって得られる前記欠陥の属性に関する情報を含む
ものである。
【0011】また、本発明による試料の検査方法は、前
記属性情報を、前記欠陥検査処理で得られた該欠陥位置
情報と別工程の欠陥検査処理により得られた欠陥位置情
報との比較によって得られる前記欠陥の属性に関する情
報を含むものである。
【0012】また、本発明による試料の検査方法は、前
記属性情報は、前記欠陥が前記試料の表面に存在するか
否か、あるいは、前記欠陥の前記詳細検査を行なうか否
かを示す情報を含むものである。
【0013】また、本発明による試料の検査方法は、前
記欠陥の属性毎に予め設定した個数のみ前記詳細検査処
理を行なう、あるいは、前記欠陥の属性毎に、属する欠
陥の個数に応じて設定した個数のみ前記詳細検査処理を
行なうものである。
【0014】また、本発明による試料の検査方法は、前
記属性情報に基づいて前記詳細検査処理を行なわない前
記欠陥を決める、あるいは、前記属性情報に基づいて傾
斜観察による前記欠陥の詳細検査処理を行なうものであ
る。
【0015】また、本発明による試料の検査方法は、前
記詳細検査処理を走査型電子顕微鏡を用いて、あるい
は、走査型電子顕微鏡及びX線分析装置を用いて行なう
ものである。そして、走査型電子顕微鏡の加速電圧,プ
ローブ電流,検出器の種類,ワークディスタンス,画像
の加算回数,観察角度,倍率のうちの少なくとも1つ以
上を変更するものである。
【0016】また、本発明による試料の検査方法は、前
記属性情報に基づいて、前記X線分析装置による詳細検
査処理を行なうか否か判定して検査するものである。
【0017】上記目的を達成するために、本発明による
試料の検査装置は、該試料の欠陥を検出する欠陥検出手
段と、該欠陥にその属性情報を付加する属性付加手段
と、該属性情報を記憶する記憶手段と、該属性情報に基
づいて該欠陥の詳細検査を行なう詳細検査手段とを備え
た構成をなしている。
【0018】また、本発明による試料の検査装置は、該
試料の属性情報を取得する情報取得手段と、該属性情報
に基づいて検査方法を判断する判断手段と、該判断手段
の判断結果に基づいて該欠陥の詳細検査を行なう詳細検
査手段とを備えた構成をなしている。
【0019】また、本発明による試料の検査装置は、複
数の検査装置を用い、第1の検査装置から得られた欠陥
に関する情報に基づいて第2,第3の検査装置で再度該
欠陥の検査を行なうものであって、該第1の検査装置
は、該試料の欠陥位置を検出する検出手段と、該検出手
段により検出された欠陥の位置情報を出力する出力手段
とを備え、該第2の検査装置は、該第1の検査装置の該
出力手段から出力された該位置情報を取得する情報取得
手段と、該位置情報に基づいて該試料の検査位置を制御
する制御手段と、該検査位置での欠陥の検査を行なう検
査手段と、該検査手段の検査結果に基づいて属性情報を
形成し、検査した該欠陥に該属性情報を付加する属性付
加手段と、該属性情報を出力する出力手段とを備え、第
3の検査装置は、該第2の検査装置の該出力手段から出
力された該属性情報を取得する情報取得手段と、取得し
た該属性情報に基づいて検査方法を判断する判断手段
と、該判断手段の判断結果に基づいて該属性情報が付加
された該欠陥の詳細検査を行なう検査手段とを備えた構
成をなしている。
【0020】また、本発明による試料の検査装置は、複
数の検査装置を用い、第4の検査装置から得られた欠陥
に関する情報に基づいて第5の検査装置で該欠陥の詳細
検査を行なうものであって、第4の検査装置は、該試料
の欠陥の位置を検出する検出手段と、該検出手段によっ
て検出された該欠陥の位置情報を記憶する記憶手段と、
該位置情報に基づいて該試料での検査位置を制御する制
御手段と、該欠陥の属性検査を行なう検査手段と、該属
性検査の結果に基づいて該欠陥に属性情報を付加する属
性付加手段と、該属性情報を出力する出力手段を備え、
該第5の検査装置は、該第4の手段の該出力手段から出
力された該属性情報を取得する情報取得手段と、取得し
た該属性情報に基づいて検査方法を判断する判断手段
と、該判断手段の判断結果に基づいて該属性情報が付加
された該欠陥の詳細検査を行なう検査手段とを備えた構
成をなしている。
【0021】また、本発明による試料の検査装置は、複
数の検査装置を用い、第6の検査装置から得られた欠陥
に関する情報に基づいて第7の検査装置で該欠陥の詳細
検査を行なうものであって、該第6の検査装置は、該試
料の欠陥の位置を検出する検出手段と、該検出手段によ
り検出された該欠陥の位置情報を出力する出力手段とを
備え、該第7の検査装置は、該第6の検査装置の該出力
手段から出力された該位置情報を取得する情報取得手段
と、取得した該位置情報に基づいて該試料の検査位置を
制御する制御手段と、該制御手段で制御された検査位置
での該欠陥の属性検査を行なう属性検査手段と、該属性
検査手段によって得られた該欠陥の属性情報を付加する
属性付加手段と、該属性情報を記憶する記憶手段と、該
属性情報に基づいて検査方法を判断する判断手段と、該
判断手段の判断結果に基づいて該欠陥の詳細検査を行な
う詳細検査手段とを備えた構成をなしている。
【0022】また、本発明による試料の検査装置は、試
料の欠陥の位置を検出する検出手段と、該検出手段によ
り検出された欠陥の位置情報を記憶する第1の記憶手段
と、該記憶手段に記憶された位置情報に基づいて該試料
の検査位置を制御する制御手段と、該制御手段によって
制御された該試料の検査位置を検査し、該検査位置での
欠陥の属性検査を行なう属性検査手段と、該属性検査手
段の検査結果に基づいて該欠陥に属性情報を付加する属
性付加手段と、該属性情報を記憶する第2の記憶手段
と、該第2の記憶手段に記憶された該属性情報に基づい
て詳細検査での検査方法を判断する判断手段と、該判断
手段の判断結果に基づいて該欠陥の詳細検査を行なう詳
細検査手段とを備えた構成をなしている。
【0023】また、本発明による試料の検査装置は、試
料としての半導体ウェハの欠陥を検出する欠陥検出手段
と、該欠陥検出手段で検出される欠陥が該半導体ウェハ
の表面に存在するか、下地に存在するかを判定する判定
手段と該欠陥検出手段で検出された欠陥の座標に関する
情報と該判定手段の判定結果とを記憶する記憶手段と、
該記憶手段に記憶された該欠陥の座標に関する情報と該
判定結果とを出力する出力手段と、を備えた構成をなし
ている。
【0024】また、本発明による試料の検査装置は、前
記詳細検査手段が走査型電子顕微鏡とX線分析装置との
少なくともいずれか一方を有する構成をなしている。
【0025】また、本発明による試料の検査装置は、前
記属性検査手段が光学式顕微鏡を有する構成をなしてい
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図1は本発明による試料の検査装置及
びその装置に用いる各検査装置を示す図であって、1は
欠陥検査装置、2は属性検査装置、3は詳細検査装置、
4は欠陥/属性検査装置、5は属性/詳細検査装置、6
は欠陥/属性/詳細検査装置、7はデータサーバであ
る。
【0027】同図において、欠陥検査装置1は、半導体
ウェハ上の異物や欠陥(以下、特別の場合を除き、これ
らをまとめて、欠陥という)の位置を検査するものであ
って、例えば、日立製作所製WI−890 のような検査装置
である。属性検査装置2は、検査情報取得手段と欠陥の
属性に関する検査手段と属性を付加する属性付加手段と
を備えた検査装置である。詳細検査装置3は、上記の属
性に基づいて検査方法を判断する判断手段と欠陥の詳細
検査用の検査手段とを備えた検査装置である。欠陥/属
性検査装置4は、欠陥の検出手段とその属性を付加する
属性付加手段とを備えた検査装置である。属性/詳細検
査装置5は、検査情報取得手段と欠陥の属性に関する検
査手段と属性を付加する属性付加手段とを備え、かつこ
の属性に基づいて詳細検査を行なう検査手段を備えた検
査装置である。欠陥/属性/詳細検査装置6は、欠陥の
位置を検査する検査手段やその位置情報に基づいて欠陥
の属性を検査する検査手段,この欠陥の属性を付加する
属性付加手段を備え、かつこの属性に基づいて詳細検査
を行なう検査手段を備えた検査装置である。データサー
バ7は、これら検査装置1〜6で得られた検査データを
管理するデータサーバである。
【0028】これら検査装置1〜6はサーバ7とはネッ
トワークにより接続され、夫々の検査装置で得られた欠
陥に関するデータがネットワークを介してデータサーバ
7に送られ、管理されるのであるが、これら検査装置1
〜6が全て用いられるのではなく、これら検査装置の1
つあるいは2つ以上を組み合わせて半導体ウェハの検査
を行なうものである。以下、かかる組み合わせからなる
本発明による試料の検査方法とその装置の各実施形態に
ついて説明する。
【0029】〔第1の実施形態〕この第1の実施形態
は、図1の検査装置1〜3を組み合わせたものであっ
て、欠陥検査装置1で検出された欠陥をその半導体ウェ
ハ上での位置を表わすデータ(以下、欠陥位置データと
いう)を用いて光学式顕微鏡と撮像装置を備えた属性検
査装置2で検査し、これによって得られる画像を解析す
ることにより、これら欠陥の属性を求めるものであっ
て、この属性を基に選択された欠陥のみを詳細検査装置
3での詳細な検査の対象とするものである。
【0030】図2は図1における属性検査装置2の一具
体例を示す構成図であって、8は情報入出力装置、9は
コンピュータ、10は制御装置、11はモニタ、12は
撮像装置、13はXYZステージ、WFは検査試料とし
ての半導体ウェハである。
【0031】同図において、検査試料としての半導体ウ
ェハWFがXYZステージ13に固定されている。この
XYZステージ13は、制御装置10により、コンピュ
ータ9からの制御信号に応じてX,Y,Z方向に移動が
可能である。
【0032】撮像装置12は光学顕微鏡を備えており、
この光学顕微鏡を介して半導体ウェハWFを拡大撮像す
るものであって、XYZステージ13を制御することに
より、半導体ウェハWF上の任意の位置を拡大して観察
することができる。この半導体ウェハWFは欠陥検査装
置1(図1)によって欠陥の検査が行なわれており、こ
の検査によって得られた欠陥位置データがデータサーバ
7(図1)に格納されている。この半導体ウェハWFを
この属性検査装置2で検査する場合には、図2におい
て、コンピュータ9がこの半導体ウェハWFから得られ
た欠陥位置データをこのサーバ7から情報入出力装置8
から取り込み、この欠陥位置データに基づいて制御信号
を制御回路10に送り、半導体ウェハWF上の欠陥また
は異物の位置が撮像装置12で観測できる位置になるよ
うに、XYZステージ13を位置決め制御する。なお、
情報入出力装置8は、コンピュータ9に含まれていても
よい。
【0033】コンピュータ9は、撮像装置12で得られ
る画像を取り込み、モニタ11で表示させるとともに、
この画像を解析してこの欠陥の属性の情報(以下、属性
情報という)を欠陥位置データに付加し、情報入出力装
置8を介してデータサーバ7に格納する。
【0034】この属性は、欠陥が次の詳細検査装置3
(図1)の検査対象とすべきか否かを決めるための基準
であって、コンピュータ10での画像解析の結果、発生
工程や発生原因が明らかな属性を持つ欠陥、詳細検査装
置3では観測できない属性を持つ欠陥は詳細検査装置3
の検査対象としないようにする。
【0035】この属性としては、欠陥の色合い(例え
ば、白黒といった色の違い)や大きさ,形状などであっ
て、これによって欠陥の発生原因を特定できるものとで
きないものとを区別することができる。例えば、画像解
析で白く見える欠陥は発生原因を特定でき、黒く見える
欠陥はその発生原因を特定できない場合があるし、ま
た、小さい欠陥は倍率が低く、低解像度の光学式顕微鏡
では充分解析することができず、高解像度のSEMなど
の詳細検査装置3による再検査が必要になる。このよう
に、属性情報は、欠陥を詳細検査装置3でさらに再検査
することが必要か否かを判定するのに使用するためのも
のである。
【0036】なお、欠陥に付与する属性としては、上記
のように、画像解析して得られたものばかりでなく、そ
の他の方法によって得られたものであってもよい。例え
ば、欠陥が多数密集している場合には、その発生原因が
不明な場合があり、詳細検査装置3でさらに検査する必
要がある場合がある。従って、欠陥が多数密集している
か否かもそれら欠陥の属性とすることができる。また、
ひっかき傷のように、多数の欠陥が1つの曲線上に並ん
でいる場合もあるが、このようなことも属性とすること
ができる。さらに、検査対象の半導体ウェハの欠陥検査
装置1による現在の検査工程の検査結果とそれ以前の欠
陥検査装置による検査工程での検査結果と比較し、現在
の検査工程で検出された欠陥が新規に発生したものであ
るか、それ以前の製造工程で既に発生していたものかも
属性とすることができる。それ以前の製造工程で既に発
生していた欠陥は、詳細検査装置3で検査する必要がな
いことになる。さらには、属性情報としては、属性検査
装置2の検査結果に基づいて、「詳細検査装置3による
検査要」,「詳細検査装置3による検査不要」といった
情報としてもよい。
【0037】図3は図2における属性検査装置2による
検査動作を示すフローチャートである。
【0038】図2及び図3において、コンピュータ9
は、まず、XYZステージ13に搭載した検査対象の半
導体ウェハWFに関するデータをデータサーバ7に問い
合わせることにより、この半導体ウェハWFの欠陥位置
データを取得する(ステップ100)。そして、この取
得した欠陥位置データを用いて、この異物または欠陥が
撮像装置12が備えた光学顕微鏡の視野内に入るよう
に、制御装置10によってXYZステージ13を移動制
御し、この光学顕微鏡で拡大された異物または欠陥の部
分を撮像装置12で撮像する(ステップ101)。
【0039】次に、撮像した異物の欠陥の拡大画像をモ
ニタ11に表示するとともに、この拡大画像から異物ま
たは欠陥を解析する。この解析は、予め人手によって学
習させた学習データを基にニューラルネットワークやフ
ァジィ推論などの分類エンジンにより分類するものであ
って、分類結果を属性として欠陥に付与する(ステップ
102)。この付与された属性は、属性情報として、情
報入出力装置8を介してデータサーバ7(図1)に出力
され、該当する欠陥位置データとともに管理される(ス
テップ103)。かかる検査が欠陥検査装置1(図1)
で検出された全ての欠陥について行なわれる(ステップ
104)。
【0040】図4は図1における詳細検査装置3の一具
体例を示す構成図であって、14は情報入出力装置、1
5はコンピュータ、16は制御装置、17はモニタ、1
8はSEM(走査型電子顕微鏡)を用いた撮像装置、1
9は電子ビーム源、20は電子光学系、21はXYステ
ージ、22は2次電子検出器、EBは電子ビーム,E
B’は2次電子である。また、WFは図2に示した属性
検査装置2で検査された半導体ウェハである。
【0041】この詳細検査装置3は、図2で示した属性
検査装置2で検査された欠陥のうち、その属性を基に必
要とされる欠陥のみ詳細に検査するものであり、ここで
は、SEMを用いているため、高い倍率で詳細に欠陥の
検査をすることができる。
【0042】同図において、コンピュータ15は、図2
に示した属性検査装置2で得られた属性を基に、各欠陥
の詳細検査の要不要や設定する検査条件を判断する判断
手段をなすものであって、撮像装置18は、この判断手
段の判断に基づいて、検査対象とする欠陥を詳細に検査
し、この拡大画像を出力する検査手段をなすものであ
る。
【0043】被検査対象となる半導体ウェハWFが、撮
像装置18内のXYステージ21に固定されている。ま
た、コンピュータ15は、XYステージ21に固定され
ている半導体ウェハWFで欠陥検出装置1(図1)によ
り検出された欠陥についての欠陥位置データと属性情報
とをデータサーバ7(図1)から情報入出力装置14を
介して取り込み、これらの欠陥位置データを有する欠陥
毎に、属性情報に基づいて、この欠陥や異物が検査対象
となるか否かを判定し、検査対象となる欠陥に対して
は、その欠陥位置データに基づいて制御信号を制御装置
16に送り、この制御装置16により、撮像装置18で
この検査対象となる欠陥が撮像装置18で検査できるよ
うに、XYステージ21を位置決めし、これとともに、
この検査対象となる欠陥の属性に基づいて欠陥の撮像条
件などの検査条件を判断し、この検査条件を設定するた
めの設定制御信号を撮像装置18に送る。
【0044】そこで、撮像装置18では、SEMでの電
子ビーム発生源19や電子光学系20を制御して電子ビ
ームEBを集束,偏向させ、半導体ウェハWF上の検査
対象となった欠陥の領域を電子ビームEBで走査する。
この場合、検査条件に応じて走査領域を異ならせてもよ
い。例えば、検査対象となる欠陥が1つの欠陥または異
物であれば、それが存在する領域を、また、検査対象が
多数密集した欠陥である場合には、これら欠陥を含む領
域を夫々電子ビームEBで走査する。
【0045】この電子ビームEBの照射により、半導体
ウェハWFの欠陥の部分から2次電子EB’が発生す
る。これを2次電子検出器22で検出することにより、
半導体ウェハWFの異物または欠陥部分の拡大画像(こ
れをSEM画像という)が得られる。このSEM画像は
コンピュータ15に取り込まれ、モニタ17に表示され
るとともに、情報入出力装置14を介してデータサーバ
7(図1)に送られて保管される。作業者は、このモニ
タ画面から欠陥の詳細を観察することができ、これによ
ってこれら欠陥の発生原因などを知ることができる。勿
論、これらのことをコンピュータ15がSEM画像から
解析し、新たな属性情報として情報入出力装置14を介
してデータサーバ7(図1)に送り、そこに保管するよ
うにしてもよい。
【0046】なお、撮像装置18に、さらに、X線分析
装置も装備するようにし、属性に応じて欠陥を構成する
材料の分析などを行なうようにすることもできる。この
ような分析結果の拡大画像のコンピュータ15に取り込
まれ、モニタ17に表示されたり、データサーバ7に保
管されたりし、さらに、その解析結果を新たな属性とし
てデータサーバ7に保管するようにしてもよい。
【0047】また、データサーバ7に保管された欠陥位
置データや上記の各属性情報は、別途設けられたモニタ
やプリンタなどの出力装置に出力するようにすることも
できる。
【0048】図5は図4に示した詳細検査装置3の検査
動作を示すフローチャートである。
【0049】同図において、コンピュータ15は、ま
ず、検査対象の半導体ウェハWFについてデータサーバ
7に問い合わせることにより、この半導体ウェハWFの
欠陥検査装置1(図1)で得られた欠陥に関する欠陥位
置データと属性検査装置2(図1)で付与された属性情
報を取得する(ステップ200)。そして、このときの
異物または欠陥が、この属性情報により、この詳細検査
装置3での検査対象でないことが判明したときには(ス
テップ201)、データサーバ7に問い合わせて次の欠
陥位置データとこれに付与された属性情報とを取得して
(ステップ200)検査対象の異物または欠陥か否かを
判定するが(ステップ201)、検査対象とする異物ま
たは欠陥であるときには(ステップ201)、上記のよ
うに撮像装置18を動作させてSEM画像を取得する
(ステップ203)。以上の動作をXYステージ21に
載置された半導体ウェハWF上の検出された欠陥の全て
について行なう(ステップ204)。
【0050】以上のようにして、欠陥検査装置1,属性
検査装置2及び詳細検査装置3を用いた第1の実施形態
では、属性検査装置2で取得した属性情報に基づいて、
詳細検査装置3で検査対象とする欠陥を選別することが
できる。
【0051】ここで、属性検査装置2は光学顕微鏡を用
いて検査するものであるが、欠陥の検査を迅速に短時間
で行なうことができるという利点がある反面、倍率が小
さくて解像度が低く、精密な検査ができず、特に、非常
に細かい欠陥の検査が難しいという問題もある。これに
対し、SEMやX線分析装置は、1つ1つの欠陥の検査
に時間が掛り、検査に長時間を要するという欠点がある
が、倍率が高く、解像度の高い画像が得られて精度の良
い解析,分析が可能という利点がある。また、SEMや
X線分析装置では、層の中にあるなど、欠陥によって
は、検査できないものもある。
【0052】この第1の実施形態は、光学顕微鏡を備え
た属性検査装置2とSEMやX線分析装置を備えた詳細
検査装置3との特徴を活かし、光学顕微鏡を用いた検査
で発生原因が明らかとなる欠陥、また、詳細検査装置3
で検査できないような欠陥に対しては、属性検査装置2
による検査のみとし、詳細検査装置3で検査が可能で、
かつさらに詳細に検査が必要な欠陥は詳細検査装置3で
検査するようにするものであって、詳細検査装置3で検
査する必要があるかどうかを属性検査装置2での解析結
果で得られる属性で決めるようにするものである。
【0053】このように、この第1の実施形態では、詳
細な検査を必要とする欠陥を詳細検査装置3で検査で
き、それ以外の欠陥は検査時間が短かい属性検査装置2
の検査で済ますようにするものであるから、無駄な詳細
検査を省いて検査時間を大幅に短縮することができる
し、充分な検査結果が得られることになる。従って、検
査効率と検査効果の向上が実現する。
【0054】〔第2の実施形態〕この第2の実施形態
は、図1における欠陥/属性検査装置4と詳細検査装置
3とを組み合わせたものである。この欠陥/属性検査装
置4は、図1における欠陥検査装置1と属性検査装置2
とを備えた構成をなすものであって、詳細検査装置3
は、この欠陥/属性検査装置4で得られる属性を基に、
上記のように、詳細検査の対象となる欠陥を選別して詳
細検査するものである。
【0055】図6はこの欠陥/属性検査装置4の一具体
例を示す構成図であって、23は欠陥検査系、24は属
性検査系、25はXYZステージ、26は制御装置であ
り、図2に対応する部分には同一符号を付けて重複する
説明を省略する。
【0056】同図において、この欠陥/属性検査装置4
は、図1における欠陥検査装置1のように、欠陥の位置
を検査する欠陥検査系23と、図1における属性検査装
置2のように、欠陥検査系23で得られた位置データを
もとに、各欠陥の属性を検査する属性検査系24とから
構成されている。
【0057】検査対象となる半導体ウェハWFは、ま
ず、欠陥検査系23において、XYZステージ25に載
置され、コンピュータ9の制御のもとにこの半導体ウエ
ハWFでの欠陥の検査が行なわれる。この欠陥検査系2
3はコンピュータ9で制御されるのであるが、この場
合、制御装置26はコンピュータ9からの検査位置の指
示に応じてXYZステージ25をXY方向に移動制御
し、この半導体ウェハWFの検査領域全体での検査がで
きるようにする。このとき、コンピュータ9は半導体ウ
ェハWFでの順次の検査位置を把握しており、欠陥検査
系23での検査で欠陥が検出されると、そのときの検査
位置を欠陥位置データとして記憶する。このようにし
て、半導体ウェハWFでの欠陥位置データがコンピュー
タ9に得られることになる。なお、このようして得られ
た欠陥位置データは、情報入出力装置8を介してデータ
サーバ7(図1)に格納するようにしてもよい。
【0058】欠陥検査系23でのこの半導体ウェハWF
の欠陥検査が終了すると、次に、この半導体ウェハWF
は属性検査系24に移送されてXYZステージ13に載
置される。この属性検査系24は、得られた欠陥位置デ
ータをもとにしたコンピュータ9の制御のもとに、図2
で説明した属性検査装置2と同様に動作して、この欠陥
位置データで表わされる位置の欠陥毎に上記のような属
性が検出される。このようにして検出された属性情報は
欠陥位置データに付加され、情報入出力装置8を介して
データサーバ7(図1)に格納される。勿論、このよう
にして得られた欠陥位置データや属性情報をモニタ11
で表示するようにしてもよいし、また、図示しないプリ
ンタで出力するようにしてもよい。
【0059】次に、データサーバ7からこれら欠陥位置
データと属性情報とが詳細検査装置3(図4)に取り込
まれ、上記のように、この属性情報を用いて詳細検査の
対象となる欠陥が選別され、この選別された欠陥に対し
て詳細検査が行なわれる。
【0060】このようにして、この第2の実施形態にお
いても、上記第1の実施形態と同様の効果が得られる
が、さらに、欠陥検査系23と属性検査系24とが一体
に設けられているので、欠陥検査と属性検査とを一連の
流れとして行なうことができ、同じ検査対象に対して検
査に要する時間を短縮することができる。
【0061】なお、上記では、欠陥検査系23から属性
検査系24に半導体ウェハWFを搬送するようにした
が、欠陥検査系23と属性検査系24とで半導体ウェハ
WFが載置されるXYZステージを共通とし、欠陥検査
系23で検査が終了すると、この半導体ウェハWFが載
置されているXYZステージを属性検査系24に移動さ
せるようにしてもよい。勿論、この場合には、検査系2
3,24毎に制御装置26,10を設ける必要がなく、
共通の制御装置を用いて検査系23,24毎にそれに応
じた制御を行なわせるようにすることもでき、装置の簡
略化が図れることになる。
【0062】〔第3の実施形態〕この第3の実施形態
は、図1における属性/詳細検査装置5と欠陥検査装置
1とを組み合わせたものである。この属性/詳細検査装
置5は、図1における属性検査装置2と詳細検査装置3
とを備えた構成をなすものである。
【0063】図7はこの属性/詳細検査装置5の一具体
例を示す構成図であって、27は詳細検査系、28は情
報入出力装置、29はコンピュータ、30はモニタであ
り、図4及び図6に対応する部分には同一符号を付けて
重複する説明を省略する。
【0064】同図において、この欠陥/属性検査装置4
は、図6で説明した属性検査系24と、図4に示した詳
細検査装置3のように、属性検査系24で得られた属性
情報をもとに選択された欠陥の詳細検査を行なう詳細検
査系27とから構成されている。ここで、情報入出力装
置28やコンピュータ29,モニタ30は属性検査系2
4と詳細検査系27とで共通に使用されるものであり、
属性検査系24に対しては、これら情報入出力装置28
やコンピュータ29,モニタ30が夫々図2における情
報入出力装置8やコンピュータ9,モニタ11に対応
し、詳細検査系27に対しては、これら情報入出力装置
28やコンピュータ29,モニタ30が夫々図4での情
報入出力装置14やコンピュータ15,モニタ17に対
応する。
【0065】検査対象となる半導体ウェハWFは、ま
ず、図1での欠陥検査装置1で欠陥検査が行なわれ、そ
の検査結果である欠陥位置データがデータサーバ7に格
納される。
【0066】欠陥検査装置1で欠陥検査が終了した半導
体ウェハWFは属性検査系24のXYZステージ13に
載置される。これとともに、コンピュータ29はデータ
サーバ7(図1)から、情報入出力装置28を介して、
この半導体ウェハWFに対する欠陥位置データを取り込
み、この欠陥位置データをもとに、図2で説明したよう
にして、欠陥検査装置1で検出された欠陥を検査し、そ
れらの属性情報を求める。かかる属性情報は、欠陥位置
データとともに、コンピュータ29に保持されるが、情
報入出力装置28を介してデータサーバ(図1)に格納
するようにしてもよい。
【0067】属性検査系24での属性検査が終了する
と、次に、この半導体ウェハWFは属性検査系24から
詳細検査系27に搬送され、XYZステージ21に載置
される。この詳細検査系27では、図4で説明した詳細
検査装置3と同様に、コンピュータ29の制御のもと
に、属性検査系24で得られた属性情報によって選択さ
れた欠陥の詳細検査が行なわれ、あるいはまた、この属
性情報に応じて各欠陥の撮像条件が変更され、これによ
って夫々の欠陥の拡大画像を得たり、これを解析して詳
細検査が行なわれる。また、詳細検査系27にX線分析
手段も装備するようにすることにより、上記のように、
欠陥のX線分析を行なうようにすることもできる。勿
論、このようにして得られた拡大画像や解析・分析結果
をモニタ30で表示するようにしてもよいし、また、図
示しないプリンタで出力するようにしてもよい。
【0068】このようにして得られた拡大画像や解析・
分析情報は、上記の欠陥位置データや属性情報ととも
に、情報入出力装置28を介してデータサーバ(図1)
に格納される。
【0069】以上のようにして、この第3の実施形態に
おいても、上記第1の実施形態と同様の効果が得られる
が、さらに、属性検査系24と詳細検査系27とが一体
に設けられているので、属性検査と詳細検査とを一連の
流れとして行なうことができ、同じ検査対象に対して検
査に要する時間を短縮することができる。
【0070】なお、上記では、属性検査系24から詳細
検査系27に半導体ウェハWFを搬送するようにした
が、これら属性検査系24と詳細検査系27とで半導体
ウェハWFが載置されるXYZステージを共通とし、属
性検査系24で検査が終了すると、この半導体ウェハW
Fが載置されているXYZステージを詳細検査系27に
移動させるようにしてもよい。勿論、この場合には、検
査系24,27毎に制御装置10,16を設ける必要が
なく、共通の制御装置を用いて検査系24,27毎にそ
れに応じた制御を行なわせるようにすることもでき、装
置の簡略化が図れることになる。
【0071】〔第4の実施形態〕この第4の実施形態
は、図1における欠陥/属性/詳細検査装置6のみから
なるものである。この欠陥/属性/詳細検査装置6は、
図1における欠陥検査装置1と属性検査装置2と詳細検
査装置3とを備えた構成をなすものである。
【0072】図8はこの欠陥/属性/詳細検査装置6の
一具体例を示す構成図であって、31は情報入出力装
置、32はコンピュータ、33はモニタであり、前出図
面に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を
省略する。
【0073】同図において、この欠陥/属性検査装置4
は、図6に説明した欠陥/属性検査装置4に図7に示し
た詳細検査系27を追加した構成をなすものであり、情
報入出力装置31やコンピュータ32,モニタ33はこ
れら欠陥検査系23,属性検査系24及び詳細検査系2
7に共通に使用されるものである。
【0074】検査対象となる半導体ウェハWFは、ま
ず、欠陥検査系23のXYZステージ25に載置され、
先に図6で説明したように、この半導体ウェハWFでの
欠陥検出が行なわれ、この検査結果得られる欠陥位置デ
ータがコンピュータ32に保持される。なお、この欠陥
位置データは、情報入出力装置31を介してデータサー
バ7(図1)に格納することもできる。
【0075】この欠陥検査系23での検査が終了する
と、半導体ウェハWFは属性検査系24に搬送され、そ
のXYZステージ13に載置される。そして、この属性
検査系24では、図6で説明したように、コンピュータ
32に保持されている欠陥位置データをもとに、欠陥検
査系23で検出された欠陥を検査し、それらの属性情報
を求める。かかる属性情報は、欠陥位置データととも
に、コンピュータ29に保持されるが、情報入出力装置
31を介してデータサーバ(図1)に格納するようにし
てもよい。また、かかる属性情報は、欠陥位置データと
ともにモニタ33で表示するようにしてもよい。
【0076】属性検査系24での属性検査が終了する
と、次に、この半導体ウェハWFは属性検査系24から
詳細検査系27に搬送され、XYZステージ21に載置
される。この詳細検査系27では、図7で説明したよう
に、属性検査系24で得られた属性情報によって選択さ
れた欠陥の詳細検査が行なわれ、あるいはまた、この属
性情報に応じて各欠陥の撮像条件が変更され、これによ
って夫々の欠陥の拡大画像を得たり、これを解析して詳
細検査が行なわれる。また、詳細検査系27にX線分析
手段も装備するようにすることにより、上記のように、
欠陥のX線分析を行なうようにすることもできる。勿
論、このようにして得られた拡大画像や解析・分析結果
をモニタ33で表示するようにしてもよいし、また、図
示しないプリンタで出力するようにしてもよい。
【0077】このようにして得られた拡大画像や解析・
分析情報は、上記の欠陥位置データや属性情報ととも
に、情報入出力装置31を介してデータサーバ7(図
1)に格納される。
【0078】以上のようにして、この第4の実施形態に
おいても、上記第1の実施形態と同様の効果が得られる
が、さらに、欠陥検査系23と属性検査系24と詳細検
査系27とが一体に設けられているので、欠陥検査から
詳細検査までを一連の流れとして行なうことができ、同
じ検査対象に対して検査に要する時間をさらに短縮する
ことができる。
【0079】なお、上記では、欠陥検査系23から属性
検査系24へ、さらに、属性検査系24から詳細検査系
27へ半導体ウェハWFを搬送するようにしたが、これ
ら欠陥検査系23と属性検査系24と詳細検査系27と
で半導体ウェハWFが載置されるXYZステージを共通
とし、これら検査系間でXYZステージを移動させるよ
うにしてもよい。勿論、この場合には、検査系23,2
4,27毎に制御装置26,10,16を設ける必要が
なく、共通の制御装置を用いて検査系23,24,27
毎にそれに応じた制御を行なわせるようにすることもで
き、装置の簡略化が図れることになる。
【0080】ここで、半導体ウェハWFの処理工程で生
ずる異物を例にとり、その属性の具体例についてさらに
説明する。
【0081】図9は製造中の半導体ウェハWFの1処理
工程での縦断面を示す図であって、Fmは異物、Sbは
基板となるシリコンウェハ、Hw1,Hw2は配線などの
階層である。
【0082】図9(a),(b)は基板Sb上に階層Hw
1,Hw2が形成された処理工程までを示すものであっ
て、同図(a)は透明な酸化膜の階層Hw2 の上に、即
ち、ウェハ表面に欠陥Fmが存在する場合を、また、同
図(b)は階層Hw1,Hw2間、即ち、下地に異物Fm
が存在する場合を夫々示している。図9(a)に示すよ
うな欠陥Fmの場合には、光学顕微鏡は勿論のこと、S
EMやX線分析装置でも観測できるが、図9(b)に示
すように、異物が下地に存在する場合には、光学顕微鏡
で観測できるものの、SEMやX線分析装置では観測す
ることができない。そこで、このような異物Fmの属性
としては、異物Fmがウェハ表面に存在するか、下地に
存在するかで与えることができる。かかる属性により、
下地に存在する異物FmをSEMやX線分析装置などの
詳細検査の対象からはずすことができ、詳細検査の効率
化を図ることができる。
【0083】なお、かかる異物Fmの検査から、属性
を、異物Fmがウェハ表面に存在するか、下地に存在す
るかを表わす情報とするのではなく、詳細検査を行なう
か否か、即ち、詳細検査要か否かを表わす情報としても
よい。
【0084】また、下地に存在するものは傾斜観察を行
なうこととすれば、異物によるパターンの盛り上がり具
合が観察し易い画像を、異物が下地に存在する場合だけ
選択的に撮ることができる。
【0085】欠陥がウェハ表面に存在するか、下地に存
在するかの判定は、光学顕微鏡の画像を解析することに
よって行なう。例えば、欠陥の輪郭は、欠陥がウェハ表
面に存在するときに比べ、下地に存在するときの方がぼ
やけてしまう。このぼけ具合を解析することにより判定
する。また、欠陥の色は、欠陥がウェハ表面に存在する
ときに比べて、下地に存在するときの方がある傾向をも
って変化する。そこで、欠陥領域の色を解析することに
より判定する。
【0086】また、属性検査装置2での撮像装置12
(図2)には、光学式顕微鏡だけでなく、属性を判定す
るための専用の検出系を用いてもよい。例えば、属性と
して、上記のように、欠陥がウェハの表面にあるか、下
地にあるのかを与えるとするものの専用の検出系とし
て、図10に示す構成のものがある。但し、Lmは光
源、Ls1はコリメータ、Ls2は集光レンズ、Hmはハ
ーフミラー、Pfは偏光板であり、図9に対応する部分
には同一符号をつけている。
【0087】同図において、この検出系は、光源Lm
と、光源Lmから出射される照明光を平行光にするコリ
メータLs1と、この平行光を反射するハーフミラーH
mと、このハーフミラーHmで反射された平行光を対象
物に集光する集光レンズLs2とから構成されて対象物
を明視野照明し、さらに、かかる光路中、例えば、ハー
フミラーHmと集光レンズLs2との間にS偏光のみを
通過させる偏光板またはこれと同等の光減衰を生じさせ
るNDフィルタ(Neutral Density Filter:濃度フィル
タ)を入替え可能としているものであり、対象物からの
反射光を、集光レンズLs2,偏光板PfまたはNDフ
ィルタ及びハーフミラーHmを介して図示しない光検出
器で検出するものである。照明光が集光した位置に異物
Fmが存在すると、その表面での乱反射によって検出器
での受光量が変化し、これによって異物Fmが存在する
ことが検出できるが、光路中に偏光板Pfを挿入した場
合の受光量とNDフィルタを挿入した場合の受光量との
差の有無により、異物Fmがウェハ表面に存在するか、
下地に存在するかを検出することができる。
【0088】即ち、光路中に偏光板Pfを挿入してS偏
光で半導体ウェハWFを照明したときと、光路中にND
フィルタを挿入して光源Lmからの照明光を減衰して半
導体ウェハWFを照明したときとで、光検出器から画像
を得、これらの画像の明るさを比較するのであるが、図
10(a)はウェハ表面に異物Fmがある場合を示すも
のであって、このような場合には、異物Fmの表面での
光の反射は、偏光板Pfを挿入した場合とNDフィルタ
を挿入した場合とで同等である。従って、夫々毎に得ら
れる画像の明るさも同等である。このことから、検出さ
れる異物Fmはウェハの表面に存在することが分かる。
【0089】図10(b)は下地に異物Fmが存在する場
合であって、この場合には、照明光は階層Hw2 内を通
り、異物Fmで反射されるのであるが、光路中に偏光板
Pfを挿入して照明光をS偏光とした場合には、このS
偏光は階層Hw2の表面、即ち、ウェハ表面で反射され
てしまうため、異物Fmからの反射光量が少ない。これ
に対し、NDフィルタを挿入した場合には、照明光に含
まれるS偏光はウェハ表面で反射されるものの、かなり
の光量の照明光が階層Hw2内を通って異物Fmで反射
されることになり、反射光量が多い。このため、NDフ
ィルタを挿入した場合に得られる画像に比べ、偏光板P
fを挿入した場合に得られる画像の方が暗くなり、これ
ら画像の明るさの違いから、異物Fmが下地に存在する
ことが分かる。以上のことは、欠陥についても同様であ
る。
【0090】このようにして、図10に示した専用の検
出系を用いることにより、得られる画像の明るさを比較
して欠陥がウェハ表面にあるか、下地にあるのかを判定
することができる。
【0091】図11は暗視野照明系を用いた専用の検出
系を示す図である。この検出系は、P偏光とS偏光の2
種類の照明を行ない、夫々の表明に対して画像を取得す
るものである。
【0092】図11(a)に示すように、異物Fmが表
面に存在する場合には、相対的に、表面での反射率の低
いP偏光の照明による画像が暗く、表面での反射率の高
いS偏光の照明による画像が明るくなる。一方、図11
(b)に示すように、異物Fmが下地に存在する場合に
は、相対的に、表面での反射率の低いP偏光の照明によ
る画像が明るく、表面での反射率の高いS偏光の照明に
よる画像が暗くなる。従って、これら両者の画像の明る
さを比較することにより、異物Fmがウェハ表面に存在
するか、下地に存在するかを判定することができる。こ
のことは、欠陥についても同様である。
【0093】なお、図10及び図11に示す具体例にお
いて、半導体ウェハWFでの照明位置は、勿論、欠陥検
査装置1(図1)で得られた欠陥位置データを用いて決
められるものである。
【0094】以上の方法以外に、共焦点系の光学系を用
いて合焦点位置を厳密に測定することにより、欠陥がウ
ェハ表面に存在するか、下地に存在するかを判定するこ
ともできるし、現在検査中の工程よりも以前の工程にお
ける検査データを参照し、同一位置にある欠陥は下地に
存在すると判定するようにしてもよい。
【0095】また、欠陥の属性をその発生原因としても
よく、このような場合には、同一属性を持つ欠陥につい
ては、それらの全てについて画像を取得するようにする
ものではなく、属性毎に予め決められた個数の欠陥の画
像を取得し、それ以上の欠陥については画像を取得しな
いようにしてもよい。このような場合には、欠陥の発生
原因となる画像は取得しつつも、残りの欠陥に対して詳
細検査を省くことができるので、欠陥の詳細検査時間を
さらに短縮することができる。
【0096】また、属性毎に、検出された欠陥の個数に
応じて設定した個数の欠陥の詳細検査を行なうようにし
てもよい。これによると、上記と同様、詳細検査時間を
短縮できるとともに、属性毎の欠陥の発生比率を認識す
ることができる。
【0097】また、詳細検査装置3や詳細検査系27に
おいて、属性毎に、SEMでの欠陥の観察が最もし易い
ように、あるいは画像処理がし易いように、SEMでの
加速電圧やプローブ電流、検出器の種類、ワークディス
タンス、画像の加算回数、観察角度などの条件を予め設
定しておき、詳細検査時に欠陥の属性毎に予め設定した
条件を用いて画像を取得するようにすることができる。
これによると、欠陥の属性に応じた最適な撮像条件で画
像を取得することができ、観察し易い画像を取得するこ
とができる。また、画像処理に適した設定を行なうこと
により、安定した画像処理結果を得ることができる。
【0098】また、欠陥の属性をその大きさとし、この
大きさに応じてSEMでの撮像倍率を変更するようにす
ることもできる。これによると、最適な倍率で欠陥の画
像を取得することができる。
【0099】また、欠陥の外観検査装置から大きさなど
の属性を取得し、ある大きさより小さいもののみを詳細
検査装置3あるいは詳細検査部27で詳細検査して画像
を取得するようにしてもよく、必ずしもかかる検査装置
による出力結果を用いて再度属性を付加するための検査
を行なうというようにしなくてもよい。
【0100】また、上記各実施形態では、属性検査装置
2や属性検査系24で欠陥の属性を取得するものである
が、使用する属性によっては、欠陥検査装置1あるいは
欠陥検査系23において、欠陥の位置検出のために使用
する画像を利用して属性の検出も行なうようにしてもよ
い。例えば、かかる画像を利用することにより、欠陥の
面積(大きさ)や周囲長,色,明るさ,テクスチャ,背
景パータンとの相対関係などの特徴を検出することがで
きるものであり、これらやこれらの複合を属性として、
欠陥の検査と並行して取得するようにしてもよい。
【0101】また、詳細検査装置3や詳細検査系27で
どのような属性を持つ欠陥を検査するか否かを判定する
場合、そのための判定条件を設定する手法が必要であ
る。その一例をSEMによる詳細検査を例として図12
に示す。
【0102】同図において、ここでは、設定を行なう属
性の例として、サイズ,密集部サンプリング,前工程欠
陥削除,膜,配線,パターン欠陥,異物を挙げている。
「サイズ」は、欠陥部分の寸法である。「密集部サンプ
リング」は、欠陥が多数密集している部分を認識し、密
集部分に属すると判定した欠陥から詳細検査を行なう欠
陥をランダムサンプリングする割合を指定するものであ
る。「前工程欠陥削除」は、前の工程での欠陥位置デー
タと現在の工程での欠陥位置データとを比較し、前工程
と重複して存在する欠陥位置データを削除して、現在の
工程で新たに出現した欠陥位置データを用いることを指
定するものである。「膜」,「配線」,「パターン欠
陥」及び「異物」は、これら夫々の属性を持つ欠陥を詳
細検査するか否かを指定するものである。
【0103】なお、設定する属性としては、以上のもの
のみに限定されるものではなく、詳細検査装置や詳細検
査系で検査できる欠陥の特徴を表わすものであればよ
い。
【0104】また、上記の判定条件を設定する手法は、
属性と検査する/しないとの関係を関連付ける機能を有
しておればよく、テキストデータなどをエディタで編集
するなど、GUI(Graphic User Interface)を有して
いなくとも構わない。この機能は、各欠陥検査装置毎に
実現されていてもよく、データサーバ上に実現されてい
てもよい。
【0105】また、かかる設定手法により設定された条
件により、図1の欠陥検査装置1で検出された欠陥位置
データに対して、半導体ウェハWF上のどの位置の欠陥
が検査対象として選ばれたかをモニタに表示するように
してもよい。図13はその表示画面の一具体例を示すも
のである。
【0106】この具体例は、図12に示した設定条件に
基づいて、検出された欠陥が詳細検査の対象として選ば
れたか否かを示すものであり、〇印は検査対象となる欠
陥を、×印は検査対象とならない欠陥を夫々表わしてい
る。これら欠陥の表示位置は、欠陥検査装置で得られた
欠陥位置データによるものである。
【0107】かかる表示は、詳細検査装置3や詳細検査
系27で行なうようにしてもよいが、データサーバ7に
モニタを設けてこれで表示するようにしてもよい。ま
た、この表示は、欠陥検査で得られた欠陥位置データに
対し、どの欠陥が詳細検査の対象と判定されたかが分か
る機能を有していればよい。また、このように欠陥の位
置を表示した後、検査する属性を変更できるようにして
もよい。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
試料で検出した欠陥毎に、それに付加された属性に基づ
いて詳細検査を行なう必要があるか否かを判別できるか
ら、確実に詳細検査を必要とする欠陥のみ詳細検査をす
ることができて、無駄な詳細検査を省くことができ、詳
細検査の効率化・時間短縮化を図ることができる。
【0109】また、本発明によれば、異物や欠陥毎に付
加される属性に応じた詳細検査での撮像条件を予め設定
しておき、検出した異物や欠陥の撮像条件をその属性を
もとに変更することにより、異物や欠陥の種類に応じて
観察し易い画像を取得することができるし、画像処理に
適した条件設定を行なうことにより、安定した画像処理
結果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による試料の検査方法及びその装置に用
いる各種の検査装置を示す図である。
【図2】本発明による試料の検査方法及び装置の第1の
実施例に用いる図1での属性検査装置の一具体例を示す
構成図である。
【図3】図2に示した属性検査装置による検査過程を示
すフローチャートである。
【図4】本発明による試料の検査方法及び装置の第1の
実施例に用いる図1での詳細検査装置の一具体例を示す
構成図である。
【図5】図4に示した詳細検査装置による検査過程を示
すフローチャートである。
【図6】本発明による試料の検査方法及び装置の第2の
実施例に用いる図1での欠陥/属性検査装置の一具体例
を示す構成図である。
【図7】本発明による試料の検査方法及び装置の第3の
実施例に用いる図1での属性/詳細検査装置の一具体例
を示す構成図である。
【図8】本発明による試料の検査方法及び装置の第4の
実施例に用いる図1での欠陥/属性/詳細検査装置の一
具体例を示す構成図である。
【図9】試料に生ずる異物の状態の例を示す断面図であ
る。
【図10】図9に示した異物の属性を検査する検査装置
の検出光学系の一具体例を示す図である。
【図11】図9に示した異物の属性を検査する検査装置
の検出光学系の他の具体例を示す図である。
【図12】詳細検査の検査対象となる異物や欠陥の判定
条件の一具体例を示す図である。
【図13】図12に示した判定条件の結果を表わす表示
画面を示す図である。
【符号の説明】
1 欠陥検査装置 2 属性検査装置 3 詳細検査装置 4 欠陥/属性検査装置 5 属性/詳細検査装置 6 欠陥/属性/詳細検査装置 7 データサーバ 8 情報入出力装置 9 コンピュータ 10 制御装置 11 モニタ 12 撮像装置 WF 半導体ウェハ 13 ステージ 14 情報入出力装置 15 コンピュータ 16 制御装置 17 モニタ 18 走査型電子顕微鏡を用いた撮像装置 19 電子源 EB 電子ビーム 20 電子光学系 21 ステージ 22 二次電子検出器 23 欠陥検出系 24 属性検出系 25 ステージ 26 制御装置 27 詳細検出系 28 情報入出力装置 29 コンピュータ 30 モニタ 31 情報入出力装置 32 コンピュータ 33 モニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本田 敏文 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 中垣 亮 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 黒▲崎▼ 利栄 茨城県ひたちなか市市毛882番地 株式会 社日立製作所計測器グループ内 (72)発明者 小沢 康彦 茨城県ひたちなか市市毛882番地 株式会 社日立製作所計測器グループ内 Fターム(参考) 2G001 AA03 AA07 BA07 CA01 CA03 CA07 GA01 GA06 GA13 HA01 HA13 JA02 JA12 JA16 KA03 LA11 MA05 PA11 PA14 2G051 AA51 AB01 AB07 AC02 BA11 CA04 CB01 CC12 DA07 EA16 4M106 AA01 CA38 CA41 CA50 DB05 DB18 DJ20 DJ21 DJ27 DJ28 5C033 UU03 UU05 UU06

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 欠陥検査処理で検出された欠陥の情報に
    基づいて検出された該欠陥の詳細検査処理の制御を行な
    う試料の欠陥を検査する方法であって、 該欠陥検査処理で試料の欠陥位置情報を得、 該欠陥位置情報に検出された欠陥の性質を示す属性情報
    を付加し 詳細検査処理で、該位置情報に基づいて検査位置を特定
    し、該属性に基づいて詳細検査を行なうことを特徴とす
    る試料の検査方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記属性情報は、前記欠陥検査処理で得られた前記欠陥
    位置情報の相対的位置関係より得られる欠陥の性質であ
    ることを特徴とする試料の検査方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記属性情報は、前記欠陥検査処理で得られた前記欠陥
    位置情報に基づいて、光学的検出手段による前記欠陥の
    検査によって得られる前記欠陥の属性に関する情報であ
    ることを特徴とする試料の検査方法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記属性情報は、前記欠陥検査処理で得られた該欠陥位
    置情報と別工程の欠陥検査処理により得られた欠陥位置
    情報との比較によって得られる前記欠陥の属性に関する
    情報であることを特徴とする試料の検査方法。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 前記属性情報は、前記欠陥が前記試料の表面に存在する
    か否かを含むことを特徴とする試料の検査方法。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 前記属性情報は、前記欠陥の前記詳細検査を行なうか否
    かを示す情報を含むことを特徴とする請求項1記載の試
    料の検査方法。
  7. 【請求項7】 請求項1において、 前記欠陥の属性毎に予め設定した個数のみ前記詳細検査
    処理を行なうことを特徴とする試料の検査方法。
  8. 【請求項8】 請求項1において、 前記欠陥の属性毎に、これに属する欠陥の個数に応じて
    設定した個数のみ前記詳細検査処理を行なうことを特徴
    とする試料の検査方法。
  9. 【請求項9】 請求項1または3において、 前記属性情報に基づいて前記詳細検査処理を行なわない
    前記欠陥を決めることを特徴とする試料の検査方法。
  10. 【請求項10】 請求項1または3において、 前記属性情報に基づいて傾斜観察による前記欠陥の詳細
    検査処理を行なうことを特徴とする試料の検査方法。
  11. 【請求項11】 請求項1において、 前記詳細検査処理を走査型電子顕微鏡を用いて行なうこ
    とを特徴とする試料の検査方法。
  12. 【請求項12】 請求項1において、 前記詳細検査処理を走査型電子顕微鏡及びX線分析装置
    を用いて行なうことを特徴とする試料の検査方法。
  13. 【請求項13】 請求項11または12において、 前記属性情報に基づいて、前記走査型電子顕微鏡の加速
    電圧,プローブ電流,検出器の種類,ワークディスタン
    ス,画像の加算回数,観察角度,倍率のうちの少なくと
    も1つ以上を変更することを特徴とする試料の検査方
    法。
  14. 【請求項14】 請求項12において、 前記属性情報に基づいて、前記X線分析装置による詳細
    検査処理を行なうか否か判定して検査することを特徴と
    する試料の検査方法。
  15. 【請求項15】 試料の欠陥を検査する装置であって、 該試料の欠陥を検出する欠陥検出手段と、 該欠陥にその属性情報を付加する属性付加手段と、 該属性情報を記憶する記憶手段と、 該属性情報に基づいて該欠陥の詳細検査を行なう詳細検
    査手段とを備えたことを特徴とする試料の検査装置。
  16. 【請求項16】 試料の欠陥を検査する装置であって、 該試料の属性情報を取得する情報取得手段と、 該属性情報に基づいて検査方法を判断する判断手段と、 該判断手段の判断結果に基づいて該欠陥の詳細検査を行
    なう詳細検査手段とを備えたことを特徴とする試料の検
    査装置。
  17. 【請求項17】 複数の検査装置を用い、第1の検査装
    置から得られた欠陥に関する情報に基づいて第2,第3
    の検査装置で再度該欠陥の検査を行なうようにした試料
    の検査装置において、 該第1の検査装置は、該試料の欠陥位置を検出する検出
    手段と、該検出手段により検出された欠陥の位置情報を
    出力する出力手段とを備え、 該第2の検査装置は、該第1の検査装置の該出力手段か
    ら出力された該位置情報を取得する情報取得手段と、該
    位置情報に基づいて該試料の検査位置を制御する制御手
    段と、該検査位置での欠陥の検査を行なう検査手段と、
    該検査手段の検査結果に基づいて属性情報を形成し、検
    査した該欠陥に該属性情報を付加する属性付加手段と、
    該属性情報を出力する出力手段とを備え、 第3の検査装置は、該第2の検査装置の該出力手段から
    出力された該属性情報を取得する情報取得手段と、取得
    した該属性情報に基づいて検査方法を判断する判断手段
    と、該判断手段の判断結果に基づいて該属性情報が付加
    された該欠陥の詳細検査を行なう検査手段とを備えたこ
    とを特徴とする試料の検査装置。
  18. 【請求項18】 複数の検査装置を用い、第4の検査装
    置から得られた欠陥に関する情報に基づいて第5の検査
    装置で該欠陥の詳細検査を行なう試料の検査装置におい
    て、 第4の検査装置は、該試料の欠陥の位置を検出する検出
    手段と、該検出手段によって検出された該欠陥の位置情
    報を記憶する記憶手段と、該位置情報に基づいて該試料
    での検査位置を制御する制御手段と、該欠陥の属性検査
    を行なう検査手段と、該属性検査の結果に基づいて該欠
    陥に属性情報を付加する属性付加手段と、該属性情報を
    出力する出力手段を備え、 該第5の検査装置は、該第4の手段の該出力手段から出
    力された該属性情報を取得する情報取得手段と、取得し
    た該属性情報に基づいて検査方法を判断する判断手段
    と、該判断手段の判断結果に基づいて該属性情報が付加
    された該欠陥の詳細検査を行なう検査手段とを備えたこ
    とを特徴とする試料の検査装置。
  19. 【請求項19】 複数の検査装置を用い、第6の検査装
    置から得られた欠陥に関する情報に基づいて第7の検査
    装置で該欠陥の詳細検査を行なう試料の検査装置におい
    て、 該第6の検査装置は、 該試料の欠陥の位置を検出する検出手段と、 該検出手段により検出された該欠陥の位置情報を出力す
    る出力手段とを備え、 該第7の検査装置は、 該第6の検査装置の該出力手段から出力された該位置情
    報を取得する情報取得手段と、 取得した該位置情報に基づいて該試料の検査位置を制御
    する制御手段と、 該制御手段で制御された検査位置での該欠陥の属性検査
    を行なう属性検査手段と、 該属性検査手段によって得られた該欠陥の属性情報を付
    加する属性付加手段と、 該属性情報を記憶する記憶手段と、 該属性情報に基づいて検査方法を判断する判断手段と、 該判断手段の判断結果に基づいて該欠陥の詳細検査を行
    なう詳細検査手段とを備えたことを特徴とする試料の検
    査装置。
  20. 【請求項20】 試料の欠陥の位置を検出する検出手段
    と、 該検出手段により検出された欠陥の位置情報を記憶する
    第1の記憶手段と、 該記憶手段に記憶された位置情報に基づいて該試料の検
    査位置を制御する制御手段と、 該制御手段によって制御された該試料の検査位置を検査
    し、該検査位置での欠陥の属性検査を行なう属性検査手
    段と、 該属性検査手段の検査結果に基づいて該欠陥に属性情報
    を付加する属性付加手段と、 該属性情報を記憶する第2の記憶手段と、 該第2の記憶手段に記憶された該属性情報に基づいて詳
    細検査での検査方法を判断する判断手段と、 該判断手段の判断結果に基づいて該欠陥の詳細検査を行
    なう詳細検査手段とを備えたことを特徴とする試料の検
    査装置。
  21. 【請求項21】 試料としての半導体ウェハの欠陥を検
    出する欠陥検出手段と、 該欠陥検出手段で検出される欠陥が該半導体ウェハの表
    面に存在するか、下地に存在するかを判定する判定手段
    と該欠陥検出手段で検出された欠陥の座標に関する情報
    と該判定手段の判定結果とを記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶された該欠陥の座標に関する情報と該
    判定結果とを出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする試料の検査装置。
  22. 【請求項22】 請求項15〜20のいずれか1つにお
    いて、 前記詳細検査手段が走査型電子顕微鏡とX線分析装置と
    の少なくともいずれか一方を有することを特徴とする試
    料の検査装置。
  23. 【請求項23】 請求項15〜20のいずれか1つにお
    いて、 前記属性検査手段が光学式顕微鏡を有することを特徴と
    する試料の検査装置。
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