JP2001084354A - 画像処理装置及びその画像管理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置及びその画像管理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2001084354A
JP2001084354A JP25624299A JP25624299A JP2001084354A JP 2001084354 A JP2001084354 A JP 2001084354A JP 25624299 A JP25624299 A JP 25624299A JP 25624299 A JP25624299 A JP 25624299A JP 2001084354 A JP2001084354 A JP 2001084354A
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Kiyoshi Iwabuchi
清 岩渕
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 元画像の削除により、その元画像から派生し
た派生画像を表示できなくなることを防止可能な画像処
理装置及びその画像管理方法及びコンピュータ読み取り
可能な記憶媒体の提供。 【解決手段】 削除対象の画像(以下、削除画像)から
派生した派生画像が有るときには警告を表示する(S300-
S310)。当該派生画像のデータを残して削除画像のみを
削除する場合には、その削除画像の親画像があるかどう
かを判断し、親画像が存在するときにはその親画像及び
派生画像のデータを更新し、親画像が存在しないと判断
したときには、当該削除画像に対する派生画像の画像デ
ータを作成し、その作成した画像を新たな元画像として
保存する(S330-S360)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置及び
その画像管理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶
媒体に関し、例えば画像データの保存、その画像データ
の更新或いは削除等を行う画像処理装置及びその画像処
理装置における画像管理方法及びコンピュータ読み取り
可能な記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種の画像処理装置において
は、メモリにデジタル化された画像の画像データを保存
することが可能であり、例えば特許第2714926号
においては、元の画像データ(以下、元画像)に所定の
画像処理を施すことによって派生した画像データ(以
下、派生画像)として、その派生画像の元画像への対応
付け情報(関連付け情報)と、施した画像処理の内容を
示す情報とを記憶する方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来例においては、画像処理装置に記憶している元画像の
画像データによっては派生画像の画像データが存在する
か否かを確認することができないため、例えば元画像の
画像データを削除した後でオペレータが派生画像を表示
させようとしたときに、当該画像処理装置には、派生画
像を表示するに際して参照すべき所定のメモリアドレス
に既に元画像の画像データが存在せず、その派生画像を
表示することができなくなるという問題がある。
【0004】そこで、本発明は、元画像の削除により、
その元画像から派生した派生画像を表示できなくなるこ
とを防止可能な画像処理装置及びその画像管理方法及び
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体の提供を目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る画像処理装置は、以下の構成を特徴と
する。
【0006】即ち、関連付け情報と画像情報とからなる
元画像、並びにその元画像に所定の画像処理を施すこと
によって派生した派生画像を表わす派生画像として、そ
の派生画像の元画像への関連付け情報と、施した該画像
処理の内容を示す画像処理識別情報とを記憶する記憶手
段と、その記憶手段に記憶されている元画像及び/また
は派生画像を削除する削除手段とを備える画像処理装置
であって、元画像の削除が指定されたときに、その元画
像の派生画像が前記記憶手段に記憶されているときには
警告を行う警告手段と、前記元画像だけを削除する旨が
指定されたときに、前記元画像が派生画像でないときに
は、その元画像の画像情報及びその派生画像の画像処理
識別情報に基づいて前記派生画像の画像情報を新たな元
画像として生成し、その生成した画像情報を前記記憶手
段に記憶すると共に、前記元画像自体が派生画像である
ときには、その派生画像の関連付け情報と画像処理識別
情報とに基づいて、前記記憶手段に記憶されている該派
生画像の元画像と、該派生画像の派生画像とを関連付け
する画像管理手段とを備えることを特徴とする。
【0007】更に、前記削除手段によって削除された元
画像及び/または派生画像に関連付けされている元画像
を、新たな削除対象として前記警告手段及び前記画像管
理手段に設定する再帰手段を備えると良い。
【0008】上記の目的を達成するため、本発明に係る
画像処理装置の画像管理方法は、以下の構成を特徴とす
る。
【0009】即ち、関連付け情報と画像情報とからなる
元画像、並びにその元画像に所定の画像処理を施すこと
によって派生した派生画像を表わす派生画像として、そ
の派生画像の元画像への関連付け情報と、施した該画像
処理の内容を示す画像処理識別情報とを記憶する記憶手
段と、その記憶手段に記憶されている元画像及び/また
は派生画像を削除する削除手段とを備える画像処理装置
の画像管理方法であって、元画像の削除が指定されたと
きに、その元画像の派生画像が前記記憶手段に記憶され
ているときには警告を行う警告工程と、前記元画像だけ
を削除する旨が指定されたときに、前記元画像が派生画
像でないときには、その元画像の画像情報及びその派生
画像の画像処理識別情報に基づいて前記派生画像の画像
情報を新たな元画像として生成し、その生成した画像情
報を前記記憶手段に記憶すると共に、前記元画像自体が
派生画像であるときには、その派生画像の関連付け情報
と画像処理識別情報とに基づいて、前記記憶手段に記憶
されている該派生画像の元画像と、該派生画像の派生画
像とを関連付けする画像管理工程とを有することを特徴
とする。
【0010】更に、上記の画像処理装置及びその画像管
理方法を、コンピュータによって実現するプログラムコ
ードが格納されている、コンピュータ読み取り可能な記
憶媒体を特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像処理装置
及びその画像管理方法の実施形態を、図面を参照して詳
細に説明する。
【0012】[第1の実施形態]はじめに、図1から図
4を参照して第1の実施形態を説明する。
【0013】図1は、本発明の第1の実施形態における
画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【0014】図1において、100はCPU(中央演算
処理装置)であり、本実施形態における画像処理装置の
動作はこのCPU100により制御される。表示駆動部
120は、CPU100から受け取る表示信号に従っ
て、CRT等の表示部121に画像の表示を行う。入力
タブレット110は、オペレータの入力操作をCPU1
00に設定する入力装置である。
【0015】CPU100とその周辺デバイスとの通信
を行う信号線であるCPUバス101には、制御プログ
ラムを記憶しているROM(リードオンリーメモリ)1
30、所定の画像処理(例えば、階調補正処理や電子透
かし処理等)を行う画像処理プロセッサ140、RAM
(ランダムアクセスメモリ)150、デジタル化された
画像を画像データとして記憶している画像メモリ160
が接続されている。
【0016】RAM150には、画像メモリ160から
読み出した画像データや画像プロセッサ140により所
定の画像処理が施された結果としての画像データ等の複
数種類の画像データが一時記憶される画像バッファ15
1、画像処理プロセッサ140で行われた画像処理の手
順を記録する処理手順バッファ152、そしてCPU1
00がその他の各種処理で一時記憶用に使用するワーク
用RAM153が含まれる。
【0017】図2は、本発明の第1の実施形態における
画像処理装置の画像データの保存形態を示す図である。
【0018】本実施形態において、1枚分の画像のデー
タは、同図(a)に示すように、ヘッダーフィールドと
データフィールドとからなる。
【0019】ヘッダーフィールドには、その画像(即
ち、同図(a)に示す画像データ)に関連付けされた上
位の画像(以下、親画像)へのポインタフィールド(図
2(a)に示す親ポインタ)と、その画像から所定の画
像処理によって派生した派生画像へのポインタフィール
ド(図2(a)に示す派生ポインタ1,2,...)と
が画像間の関連付け情報として定義される。
【0020】親画像へのポインタフィールドには、その
画像(即ち、同図(a)に示す画像データ)が派生画像
の場合には親画像が格納されている画像メモリ160の
実アドレスが設定され、その画像が最上位であるオリジ
ナルの元画像の場合には0が設定される。
【0021】また、派生ポインタフィールドには、その
画像から派生した他の画像が存在する場合に当該他の画
像に関するデータが格納されている画像メモリ160の
実アドレスが設定される。
【0022】そして、ヘッダーフィールドの最後のフィ
ールドには、ターミネータとして0が設定される。
【0023】一方、データフィールドには、その画像が
元画像の場合には画像そのものを表わす画像データ(例
えばビットマップ等の画像データ)が格納され、その画
像が派生画像の場合には画像データそのものではなく、
図2(b)に示す構成の画像処理識別データが格納され
る。
【0024】図2(b)は、その画像(即ち、同図
(a)に示す画像データ)が派生画像の場合におけるデ
ータフィールドの構成を示しており、その派生画像に施
された画像処理の処理種別及びその引数を複数指定する
ことができる。以下、本実施形態では、元画像の場合に
おけるデータフィールドの「画像データ」に対して、派
生画像の場合におけるデータフィールドのこれらのデー
タを、「画像処理識別データ」と総称する。
【0025】図2(c)から図2(f)に示すデータ構
成は、元画像から派生画像を作成した場合の遷移を例示
しており、一例として図2(c)が元画像のデータ構
成、図2(d)及び(e)は、図2(c)の元画像から
派生した派生画像のデータ構成、そして図2(f)は、
図2(d)を元画像として派生した派生画像のデータ構
成を示す。
【0026】次に、上述したフィールド構成の画像デー
タを扱う画像処理装置の動作について説明する。
【0027】図3は、本発明の第1の実施形態の画像処
理装置における画像処理時の処理の流れを示すフローチ
ャートであり、CPU100が実行するソフトウエアの
処理手順を表わす。
【0028】同図において、ステップS100:処理対
象の画像(対象画像)を画像メモリ160から画像バッ
ファ151に読み出すと共に、表示駆動部120によっ
て表示部121に画像を表示する。
【0029】このとき、CPU100は、画像バッファ
151に読み出した画像のヘッダーフィールドを参照す
ることにより、その読み出した画像が派生画像であるか
元画像であるかを判断する。その判断の結果、派生画像
のときには、そのポインタフィールドに設定されている
ポインターを辿ることによってその派生画像の元画像の
データフィールドを検出し、その検出したデータフィー
ルドに格納されている当該元画像の画像データを、次ス
テップにおける処理対象として画像バッファ151に読
み出す。一方、当該判断の結果、元画像のときには、そ
の元画像のデータフィールドに格納されている画像デー
タを、次ステップにおける処理対象として設定する。
【0030】ステップS110:ステップS100にて
画像バッファ151に読み出した画像データに対して画
像処理プロセッサ140にて所定の画像処理を施し、そ
の画像処理後の画像データを画像バッファ151に書き
込むと共に、その画像処理の内容を処理手順バッファ1
52に書き込む。このとき、CPU100は、表示部1
21に表示する表示画面を、当該画像処理後の画像デー
タに従って更新すると良い。
【0031】ステップS120:ステップS100にて
画像バッファ151に読み出した画像データに対するス
テップS110における画像処理が全て終了したか否か
を判断し、NOの(処理を継続するとき)ときにはステ
ップS110に戻り、YESのとき(処理完了のとき)
にはステップS130に進む。
【0032】ステップS130:ステップS110にて
画像処理が施された後で画像バッファ151に書き込ま
れた画像データを、ステップS100で読み出した画像
の格納先である画像メモリ160に上書き保存するの
か、或いは新規の画像として登録するのかを確認し、上
書きが選択された場合にはステップS160に進み、新
規登録が選択された場合にはステップS140に進む。
【0033】ステップS140:ステップS130にて
新規登録が選択された場合には、画像メモリ160内の
画像処理前の画像(即ち、ステップS100で読み込ん
だ画像)のヘッダーに、ステップS110にて今回作成
した画像を新規の派生画像として格納するところの、画
像メモリ160のアドレスを特定するポインタを追加設
定する。
【0034】ステップS150:当該新規登録の派生画
像を特定する画像処理データとして、画像処理前の親画
像へのポインタ(即ち、ステップS100で読み込んだ
画像の格納先)と、ステップS110にて処理手順バッ
ファ152に書き込んだ画像処理内容を表わすデータと
を、ステップS140にて追加設定したポインタが表わ
す画像メモリ160のアドレス領域に、当該新規登録の
派生画像を構成するヘッダーフィールド及びデータフィ
ールドに格納する。
【0035】ステップS160:ステップS130にて
上書きが選択された場合には、ステップS100にて読
み出した画像処理前の画像に、更に上位の親画像が存在
するか否かを、その画像のヘッダー(親ポインタ)をス
テップS100と同様に参照することによって判断し、
その判断により更に上位の親画像が存在するときにステ
ップS170に進み、これ以上上位の親画像が存在しな
いときにはステップS180に進む。
【0036】ステップS170:ステップS160にて
更に上位の親画像が存在すると判断したときには、ステ
ップS100にて画像バッファ151に読み出したデー
タフィールドに、ステップS110にて処理手順バッフ
ァ152に書き込んだ画像処理内容を表わすデータを画
像処理データとして上書き保存する。
【0037】ステップS180:ステップS160にて
これ以上上位の親画像が存在しないと判断したきには、
ステップS110にて画像バッファ151に書き込んだ
画像処理後の画像データを、ステップS100で読み出
した画像のデータフィールドに上書き保存する。
【0038】次に、上述の如く画像メモリ160に格納
された画像が削除される場合の処理について説明する。
【0039】図4は、本発明の第1の実施形態における
画像処理装置のデータ削除処理の処理の流れを示すフロ
ーチャートであり、例えば、表示部121に表示されて
いる画像に対して、オペレータにより所定の削除操作が
行われたことによりCPU100が行う処理手順を表わ
す。
【0040】同図において、ステップS300:削除対
象の画像から派生した派生画像のデータがあるか否か
を、その削除指定された画像のヘッダーを参照すること
によって判断し、その判断で派生画像のデータが無いと
判断したときにはステップS380に進み、有ると判断
したときにはステップS310に進む。
【0041】ステップS310,ステップS320:削
除指定された画像から派生した画像に関するデータが画
像メモリ160に存在する旨を表示部121にて警告す
ると共に、削除処理を継続するかどうかの確認メッセー
ジを表示部121に表示し(ステップS310)、ステ
ップS320では、そのメッセージに対してオペレータ
が「キャンセル」を選択したならば処理を中止し、「継
続」を選択したならばステップS330に進む。
【0042】ステップS330,ステップS340:ス
テップS320にて削除処理の継続が選択されたときに
は、削除指定された画像のヘッダーに設定された派生ポ
インタによって関連付けされる派生画像のデータも一括
して削除するかどうかの確認メッセージを表示部121
に表示し(ステップS330)、そのメッセージに対し
てオペレータが派生画像のデータは削除しないと選択し
たときにはステップS350に進み、オペレータによっ
て一括削除が選択されたときにはステップS340にて
派生ポインタによって特定される派生画像のデータを画
像メモリ160から削除し、ステップS380に進む。
【0043】ステップS350:ステップS330の判
断でNOの場合(派生画像のデータを残して、削除指定
された対象画像のみを削除する場合)には、その削除指
定された画像のヘッダーを親ポインタフィールドを参照
することによってその画像の親画像があるかどうかを判
断し、その結果、親画像が存在するときにはステップS
360に進み、無いときにはステップS370に進む。
【0044】ステップS360:ステップS350にて
親画像が存在すると判断したときには、削除指定された
画像は派生画像であり、その派生画像のデータフィール
ドには画像処理識別データが格納されているだけであ
る。従って、このまま当該削除指定された画像を削除し
た場合には、その後、当該削除指定された画像のヘッダ
ーに派生ポインタによって関連付けされている下位の派
生画像を表示することができなくなるため、当該親画像
と、当該削除指定された画像に関連付けされている下位
の派生画像とを直接関連付けする必要が有る。
【0045】そこで、本ステップでは、当該削除指定さ
れた画像のヘッダー内の派生ポインタによって特定され
る画像メモリ160の派生画像のアドレスを辿り、その
派生画像のヘッダー内に記憶されている親ポインタを、
当該削除指定された画像の親画像の格納先に変更する。
そして、当該削除指定された画像の派生画像のデータフ
ィールドには、当該削除指定された画像のデータフィー
ルドに記憶されている画像処理識別データをコピーする
と共に、当該親画像のヘッダフィールドには、派生ポイ
ンタとして、当該削除指定された画像のヘッダー内の派
生ポインタに設定されているデータをコピーする。
【0046】ステップS370:ステップS350にて
親画像が存在しないと判断したときには、削除指定され
た画像のデータフィールドには画像データが格納されて
おり、その削除指定された画像に関連付けされた派生画
像のデータフィールドには画像処理データが格納されて
いるだけであり、このまま当該削除指定された画像を削
除した場合には、その後、当該派生画像を表示すること
ができなくなる。
【0047】そこで、本ステップでは、当該削除指定さ
れた画像の削除に先立って、当該派生画像の画像データ
を元画像の画像データとして生成し、その生成した画像
データを画像メモリ160に上書き保存する。このと
き、当該派生画像の画像データは、当該削除指定された
画像のデータフィールドに格納されている画像データ
と、その削除指定された画像のヘッダ内の派生ポインタ
によって特定される画像メモリ160内のアドレスに記
憶されているところの、当該派生画像のデータフィール
ドに記憶された画像処理識別データとに基づいて、一般
的な手法により、画像処理プロセッサ140にて作成す
れば良い。
【0048】ステップS380:当該削除指定された画
像のヘッダーフィールド及びデータフィールドを、画像
メモリ160から削除する。
【0049】ステップS390,ステップS400:ス
テップS350の判断結果を参照し(ステップS39
0)、ステップS380にて削除した画像に親画像があ
る場合には、その親画像のヘッダ内の派生ポインタのう
ち、ステップS380にて削除した画像との関連づけを
表わす派生ポインタを削除する(ステップS400)。
【0050】このように、本実施形態によれば、画像を
削除するに際して、その画像に派生画像に関するデータ
が存在する場合には警告が報知されるため、その後、派
生画像を表示できなくなる状況を防止することができ
る。
【0051】また、削除対象の画像だけを削除し、その
画像に関連付けされている派生画像は残す場合に、その
削除対象の画像が元画像のときには、当該派生画像を元
画像として更新すると共に、その削除対象の画像自体が
派生画像のときには、その削除対象の画像の親画像と下
位の派生画像とを関連付けすることにより、当該削除対
象の画像だけを削除しても、その削除対象の画像に関連
付けされていた派生画像を表示することができる。
【0052】[第2の実施形態]次に、上述した第1の
実施形態に係る画像処理装置を基本とする第2の実施形
態を説明する。以下の説明においては、第1の実施形態
と同様な構成については重複する説明を省略し、本実施
形態における特徴的な部分を中心に説明する。
【0053】図5は、本発明の第2の実施形態における
画像処理装置のデータ削除処理の処理の流れを示すフロ
ーチャートであり、第1の実施形態における図4のフロ
ーチャートと異なるのは、ステップS400の後にステ
ップS500が追加されている点が異なる。
【0054】即ち、ステップS500では、ステップS
380にて削除した画像の親画像も削除するかどうかの
確認メッセージを表示部121に表示し、そのメッセー
ジに対してオペレータが親画像も削除する旨の指示を入
力したとき(ステップS500の判断がYESのとき)
には、ステップS300へと戻り、当該削除対象の画像
に関連付けされていた親画像を新たな削除対象として再
帰的に削除処理を行い、削除指定が入力されないとき
(ステップS500の判断がNOのとき)には第1の実
施形態と同様に処理を終了する。
【0055】本実施形態によれば、第1の実施形態と同
様の効果に加え、更に、当初削除対象とした画像の親画
像まで削除対象とすることができるため、利便性が向上
するという利点がある。
【0056】[第3の実施形態]次に、上述した第1の
実施形態に係る画像処理装置を基本とする第3の実施形
態を説明する。以下の説明においては、第1の実施形態
と同様な構成については重複する説明を省略し、本実施
形態における特徴的な部分を中心に説明する。
【0057】図6は、本発明の第3の実施形態における
画像処理装置のデータ削除処理の処理の流れを示すフロ
ーチャートであり、例えば、表示部121に表示されて
いる画像に対して、オペレータにより所定の削除操作が
行われたことによりCPU100が行う処理手順を表わ
す。
【0058】同図において、ステップS600:削除対
象の画像から派生した派生画像のデータがあるか否か
を、その削除指定された画像のヘッダーを参照すること
によって判断し、その判断で派生画像のデータが無いと
判断したときにはステップS610に進み、有ると判断
したときにはステップS620に進む。
【0059】ステップS610:ステップS600にて
派生画像のデータが存在しないと判断したときには、当
該削除指定された画像の画像メモリ160からの削除処
理を行う。
【0060】ステップS620,ステップS630:削
除指定された画像に関連付けされている派生画像が画像
メモリ160に存在する旨を表示部121に警告を表示
し(ステップS620)、その削除指定された画像及び
その派生画像を一覧表示する(ステップS630)。
【0061】ステップS640,ステップS650:ス
テップS630にて一覧表示された画像からの画像選択
処理を、タブレット110によるオペレータの選択操作
が終了するまで繰り返す。
【0062】ステップS660:ステップS650にて
削除対象の画像の選択が終了したら、ステップS640
にて選択された画像の画像メモリ160からの削除処理
を行う。但し、ステップS630にて一覧表示した派生
画像のうち、ステップS640にて選択されなかった派
生画像が存在する場合には、それら選択されなかった派
生画像が当該削除指定された画像が削除されることによ
って表示できなくなることを防止すべく、第1の実施形
態における図4のステップS350からステップS40
0までの処理を行う。
【0063】本実施形態では、第1の実施形態と同様の
効果に加え、更に、削除指定された画像とその派生画像
とを一覧表示で選択し、オペレータが所望する画像のみ
を削除することができるという利点がある。
【0064】尚、上述した本実施形態では、ステップS
630にて削除指定された画像及びその派生画像を一覧
表示したが、これに限られるものではなく、派生画像を
オペレータが選択操作に応じて順次1つずつ表示しても
良い。
【0065】
【他の実施形態】尚、本発明は、複数の機器(例えばホ
ストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリ
ンタ等)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
等)に適用してもよい。
【0066】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によ
って前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれ
る。
【0067】更に、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わ
るCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
元画像の削除により、その元画像から派生した派生画像
を表示できなくなることを防止可能な画像処理装置及び
その画像管理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶
媒体の提供が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における画像処理装置
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における画像処理装置
の画像データの保存形態を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態の画像処理装置におけ
る画像処理時の処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明の第1の実施形態における画像処理装置
のデータ削除処理の処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【図5】本発明の第2の実施形態における画像処理装置
のデータ削除処理の処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【図6】本発明の第3の実施形態における画像処理装置
のデータ削除処理の処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
100:CPU, 101:CPUバス, 110:入力タブレット, 120:表示駆動部, 121:表示部, 130:ROM, 140:画像処理プロセッサ, 150:RAM, 160:画像メモリ,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/38 G06F 15/40 370B 5E501 15/401 330Z Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 HH01 HJ06 HV01 HV32 2C087 AA03 AA09 BA03 BC04 DA11 5B050 BA10 FA02 FA12 GA08 5B075 ND06 PQ02 PQ46 5C076 AA40 5E501 AC15 AC34 AC35 BA02 CB06 EB17 FA14 FA23 FA50 FB21

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 関連付け情報と画像情報とからなる元画
    像、並びにその元画像に所定の画像処理を施すことによ
    って派生した派生画像を表わす派生画像として、その派
    生画像の元画像への関連付け情報と、施した該画像処理
    の内容を示す画像処理識別情報とを記憶する記憶手段
    と、その記憶手段に記憶されている元画像及び/または
    派生画像を削除する削除手段とを備える画像処理装置で
    あって、 元画像の削除が指定されたときに、その元画像の派生画
    像が前記記憶手段に記憶されているときには警告を行う
    警告手段と、 前記元画像だけを削除する旨が指定されたときに、前記
    元画像が派生画像でないときには、その元画像の画像情
    報及びその派生画像の画像処理識別情報に基づいて前記
    派生画像の画像情報を新たな元画像として生成し、その
    生成した画像情報を前記記憶手段に記憶すると共に、前
    記元画像自体が派生画像であるときには、その派生画像
    の関連付け情報と画像処理識別情報とに基づいて、前記
    記憶手段に記憶されている該派生画像の元画像と、該派
    生画像の派生画像とを関連付けする画像管理手段と、を
    備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 更に、前記削除手段によって削除された
    元画像及び/または派生画像に関連付けされている元画
    像を、新たな削除対象として前記警告手段及び前記画像
    管理手段に設定する再帰手段を備えることを特徴とする
    請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記削除手段は、前記警告手段による警
    告後に、削除指定された元画像と、その派生画像とを一
    括して削除する一括削除手段を含むことを特徴とする請
    求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記一括削除手段は、元画像及びその派
    生画像を一覧表示または順次表示し、その表示した画像
    の中から選択された画像のみを一括して削除することを
    特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 関連付け情報と画像情報とからなる元画
    像、並びにその元画像に所定の画像処理を施すことによ
    って派生した派生画像を表わす派生画像として、その派
    生画像の元画像への関連付け情報と、施した該画像処理
    の内容を示す画像処理識別情報とを記憶する記憶手段
    と、その記憶手段に記憶されている元画像及び/または
    派生画像を削除する削除手段とを備える画像処理装置の
    画像管理方法であって、 元画像の削除が指定されたときに、その元画像の派生画
    像が前記記憶手段に記憶されているときには警告を行う
    警告工程と、 前記元画像だけを削除する旨が指定されたときに、前記
    元画像が派生画像でないときには、その元画像の画像情
    報及びその派生画像の画像処理識別情報に基づいて前記
    派生画像の画像情報を新たな元画像として生成し、その
    生成した画像情報を前記記憶手段に記憶すると共に、前
    記元画像自体が派生画像であるときには、その派生画像
    の関連付け情報と画像処理識別情報とに基づいて、前記
    記憶手段に記憶されている該派生画像の元画像と、該派
    生画像の派生画像とを関連付けする画像管理工程と、を
    有することを特徴とする画像管理方法。
  6. 【請求項6】 更に、削除された元画像及び/または派
    生画像に関連付けされている元画像を新たな削除対象と
    して、前記警告工程及び前記画像管理工程に設定する再
    帰工程を有することを特徴とする請求項5記載の画像管
    理方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項4の何れかに記載の
    画像処理装置としてコンピュータを動作させるプログラ
    ムコードが格納されていることを特徴とするコンピュー
    タ読み取り可能な記憶媒体。
  8. 【請求項8】 請求項5または請求項6記載の画像管理
    方法をコンピュータによって実現可能なプログラムコー
    ドが格納されていることを特徴とするコンピュータ読み
    取り可能な記憶媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006033646A (ja) * 2004-07-20 2006-02-02 Sony Corp 情報処理システム及び情報処理方法、並びにコンピュータプログラム
US7620649B2 (en) 2002-09-26 2009-11-17 Fujifilm Corporation Method, apparatus, and program for data management
US7924472B2 (en) 2002-05-07 2011-04-12 Seiko Epson Corporation Update control of image processing control data
JP2017064957A (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 ブラザー工業株式会社 データ作成装置、及び、データ作成プログラム

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