JP2001084247A - リンク情報管理システム - Google Patents

リンク情報管理システム

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JP2001084247A
JP2001084247A JP25955299A JP25955299A JP2001084247A JP 2001084247 A JP2001084247 A JP 2001084247A JP 25955299 A JP25955299 A JP 25955299A JP 25955299 A JP25955299 A JP 25955299A JP 2001084247 A JP2001084247 A JP 2001084247A
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JP25955299A
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Kenji Shimada
顕司 島田
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複合文書を作成する場合のファイル間のリン
ク情報を管理し、リンク関係にあるファイルが変更され
たり削除される場合にも複合文書表示における不都合発
生を防止することができるリンク情報管理システムを提
供する。 【解決手段】 一の電子データ12を他の電子データ9
に組込表示すべき旨を登録する電子データ貼付処理(s
2,s3)を検出するとともに、一の電子データ及び他
の電子データの関係を示すリンク情報を保存するリンク
情報保存手段2と、リンク情報保存手段により保存され
るリンク情報を格納する記憶部3と、記憶部に格納され
たリンク情報に基づいて、一の電子データ又は他の電子
データが削除、名称変更あるいは移動させられる場合
に、これを検出し(t2,t3,u2,u3)、リンク
関係に不整合が生じ得る旨の警告を出力する警告出力手
段2,3とを備えたリンク情報管理システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はリンク情報管理シ
ステム、更に詳しくは電子データ間のリンク情報を管理
する部分に特徴のあるリンク情報管理システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ(パソコン)や
ワークステーション等の小型計算機の普及に伴い、文書
やグラフは、ワードプロセッサソフトウェア(ワープロ
ソフト)や表計算ソフトにより、電子データとして作成
されるようになっている。
【0003】また、この複数の電子データについては、
例えばワープロソフト上から必要なグラフをリンクさせ
る等が可能であり、これらの結合電子データを一つのド
キュメント、つまり複合文書として作成できるようにな
っている。例えばワープロソフト上でグラフや表をリン
クさせた場合、これらは基本的には別ファイルである。
しかし、そのリング情報がワープロ文書側に保持されて
おり、当該ワープロ文書を表示させたときに、リンク情
報を辿って必要なグラフ等がワープロ文書に組み込まれ
る。
【0004】一方、種々の電子データが増加する中、そ
の管理システムのニーズも広がり、同システムの開発も
進んでいる。しかし、一般のデータ管理システムでは、
データの管理はできるが、その中身まで確認した管理は
難しい状況にある。したがって、上記複合文書データを
データ管理システムで別のパソコン等に払い出した際
に、リンク先のデータが見えなくなり、正確な表示がで
きなくなる場合がある。
【0005】また、データ管理システムを使う場合でな
くても、一つのグラフのファイルを削除したために、あ
る複合文書におけるグラフ表示が不能となることもあり
得る。
【0006】したがって、このようなドキュメントを確
実に表示できるように管理するためには、できるだけ1
つのファイルとして管理する方が容易である。このため
に、リンクを無くした状態、すなわち貼り付けたデータ
を全て取り込み、1ファイルにして結合させた状態で保
存する技術も用いられている。このように、1ファイル
に文書やグラフ等のすべての情報が取り込まれていれ
ば、どのパソコン上でそのデータを見ても情報欠落等を
生じることなく正常に表示される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、文書や
グラフ等のすべての情報をリンクを外した状態で1ファ
イルに保存すると、例えばグラフの内容が修正されたよ
うな場合でも、その元のデータの修正が貼り付けられた
ドキュメント側に反映されない。したがって、リンクさ
れるべきデータを常に最新の状態に保つためには、再度
のデータ取り込みや結合等の作業が発生する。また、す
べてのデータを1ファイルに取り込むため、同一のグラ
フを複数の文書で用いるような場合には非効率的であ
り、ディスク容量等の資源を食いつぶす結果となる。
【0008】また、複数の電子データを別ファイルとし
て保存し、両者をリンクして表示させる場合でも、それ
ぞれのファイルはワープロや表計算等の別途のアプリケ
ーションソフトウエアにより保存される。したがって、
複合文書のリンク関係を確実に保持するのは困難であ
り、使用者のファイル削除操作によりリンクに必要なフ
ァイルが失われたり、ファイル名称変更等により必要な
リンク関係が失われる場合等がある。
【0009】本発明は、このような実情を考慮してなさ
れたもので、複合文書を作成する場合のファイル間のリ
ンク情報を管理し、リンク関係にあるファイルが変更さ
れたり削除される場合にも複合文書表示における不都合
発生を防止することができるリンク情報管理システムを
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた第1の発明は、一の電子データを他の電子デ
ータに組込表示すべき旨を登録する電子データ貼付処理
を検出するとともに、一の電子データ及び他の電子デー
タの関係を示すリンク情報を保存するリンク情報保存手
段と、リンク情報保存手段により保存されるリンク情報
を格納する記憶部と、記憶部に格納されたリンク情報に
基づいて、一の電子データ又は他の電子データが削除、
名称変更あるいは移動させられる場合に、これを検出
し、リンク関係に不整合が生じ得る旨の警告を出力する
警告出力手段とを備えたリンク情報管理システムであ
る。
【0011】本発明はこのような手段を設けたので、複
合文書を作成する場合のファイル間のリンク情報を管理
し、リンク関係にあるファイルが変更されたり削除され
る場合にも複合文書表示における不都合発生を防止する
ことができる。
【0012】次に、課題解決のための第2の発明は、上
記第1の発明において、リンク情報保存手段及び警告出
力手段は、電子データ貼付処理を実行するアプリケーシ
ョンソフトウエアの動作を監視することにより検出処理
を行うリンク情報管理システムである。
【0013】次に、課題解決のための第3の発明は、上
記第1の発明において、警告出力手段は、記憶部に対す
るファイル操作を監視することにより検出処理を行うリ
ンク情報管理システムである。
【0014】次に、課題解決のための第4の発明は、上
記第1の発明において、電子データを登録するデータ管
理システムと、一の電子データ又は他の電子データが前
記データ管理システムに登録される場合に、記憶部を検
索して対応する電子データを特定し、この特定された電
子データをデータ管理システムに登録すべき旨の警告を
出力する登録催促手段とを備えたリンク情報管理システ
ムである。
【0015】本発明はこのような手段を設けたので、デ
ータ管理システムにデータ登録するときに必要なリンク
情報を容易に抽出することができ、その抽出されたリン
ク情報に基づいて対応する電子データをデータ管理シス
テムに登録させることができる。さらに、このようなデ
ータ登録を予め行わせているので、データ管理システム
からデータ払い出しを行っても組込電子データ作成時と
同様にリンク表示を保持することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0017】(発明の第1の実施の形態)図1は本発明
の第1の実施形態に係るリンク情報管理システムを適用
した計算機の一構成例を示すブロック図である。このリ
ンク情報管理システムは、計算機1上に常駐プログラム
として設けられるリンク監視部2及びファイル状態監視
部3と、リンク情報データベース4とから構成されてい
る。また、計算機1には、オペレーティングシステム5
(OS5),ワープロソフト6,ワープロソフト用の複
合データファイル7,表計算ソフト8及び表計算ファイ
ル9が設けられている。
【0018】また、本実施形態では、リンク情報管理シ
ステムの各部2,3及び4やワープロソフト等が図1に
示す単一の計算機上に配置されているが、これらはLA
N等の分散システムにおいて各計算機に分散されて設け
られていてもよい。なお、その場合でも常駐プログラム
であるリンク監視部2とファイル状態監視部3とはネッ
トワークの各計算機に設けられる必要がある。
【0019】リンク監視部2は、ワープロソフト6や表
計算ソフト8等のアプリケーションソフトウェア(以
下、アプリケーションという)における複合データ処理
動作を監視し、対応するリンク情報(複合文書名及び貼
り付けられたデータ名)をリンク情報データベース4に
格納する。具体的には、あるアプリケーションがデータ
貼付等を行うときに、貼付先と貼付元のファイル名を取
得し、リンク情報データベース4に格納する。また、ア
プリケーションの監視及びリンク情報データベース4の
チェックを常に行っており、アプリケーションがリンク
関係にあるファイル名を変更し、また削除するときには
表示装置10に警告を発して使用者に注意を促す。
【0020】このリンク監視部2は、OS5に対するア
プリケーションの処理依頼を監視することにより、アプ
リケーションの動きを把握し上記処理を行っている。一
般にアプリケーションはファイル操作に関する処理をO
S5に依頼するためである。
【0021】ファイル状態監視部3は、アプリケーショ
ンを介することなく、計算機使用者が入力装置(図示せ
ず)からOS5によって直接にファイル操作を行う場合
に、そのファイル名変更やファイル削除を監視するもの
である。すなわちOS5に対するファイル操作を監視
し、かつリンク情報データベース4をチェックしてお
り、他のファイルとリンク関係が存在するファイルが操
作される場合には、表示装置10への表示により使用者
に警告を発するようになっている。
【0022】リンク情報データベース4は、リンク監視
部2が取得したファイル間のリンク情報を格納する。こ
のリンク情報は、複合文書におけるものであり、ファイ
ル名が変更されたりファイル削除されることで、変更削
除される。なお、変更削除については、リンク監視部2
又はファイル状態監視部3の監視結果によってなされ
る。また、リンク情報データベースとしては、本実施形
態用に専用化されたデータベースを構築してもよいし、
一般的に用いられるデータベースをそのまま利用しても
よい。
【0023】オペレーティングシステム5は、計算機1
を操作する基本ソフトウエアであり、ワープロソフト6
や表計算ソフト8等の依頼により、ファイルや表示等の
操作を行う。
【0024】ワープロソフト6は、文書作成ソフトウェ
アであるが、本実施形態においては、複合文書を作成す
るためのデータ貼付部11を備えている。このデータ貼
付部11により他のアプリケーションで作成されたファ
イルをワープロ文書ファイルに組み込むことができるよ
うになっている。この組込処理を行うために、ワープロ
ソフト6は、そのワープロデータ12と貼付データとの
リンク情報13を複合データファイル7に格納させる。
【0025】複合データファイル7は、ワープロソフト
6がOS5を介して管理するファイル群であり、ワープ
ロデータ12と必要な場合にリンク情報13を保存す
る。ここでいうリンク情報13は、リンク情報データベ
ース4に格納されるリンク情報とは別のものであり、ワ
ープロソフト6が複合文書を作成するために用いる情報
である。
【0026】すなわち、本実施形態では、ワープロソフ
ト6や表計算ソフト8の機能を変更することなく、OS
5の監視及び情報取得によって、別途にリンク情報を取
得し、複合文書におけるファイル間の整合を確認し、不
整合が生じる場合に警告を出力するものである。したが
って、複合文書を作成するための機能や情報(データ貼
付部11やリンク情報13等)に変更が加えられること
はなく、これらはリンク情報管理システムとは別途に存
在する。
【0027】表計算ソフト8は、表計算を行うアプリケ
ーションである。表計算ファイル9は、表計算ソフト8
で作成された表やグラフを格納する。本実施形態では複
合文書に対する貼付データとなっている。
【0028】なお、請求項におけるリンク情報保存手段
には、例えばリンク監視部2が対応し、警告出力手段に
は、例えばリンク監視部2又はファイル状態監視部3が
対応する。また、記憶部には、例えばリンク情報データ
ベース4が対応する。
【0029】次に、以上のように構成された本実施形態
におけるリンク情報管理システムの動作について説明す
る。
【0030】(リンク情報の取得)まずリンク情報の取
得について説明する。図2はリンク監視部によるリンク
情報取得を説明する図である。
【0031】同図に示すように、複合データにおけるワ
ープロデータ12が開かれ(s1)、当該ドキュメント
に対して表計算ファイル内の表が張り付けられる(s
2)。この貼付処理(貼付イベント)は、ワープロソフ
ト6のデータ貼付部11がOS5から貼付データ(表)
のファイル名を取得することにより実行される。
【0032】この貼付イベントの有無は、リンク監視部
2により常に監視されており(s3)、貼り付けるイベ
ントが発行された時点でドキュメント名(ワープロデー
タ名)及び相対パスによるデータ名(貼付データ名)が
リンク情報データベース4に登録される。貼り付けの削
除あるいはUNDOが実行された場合も同様にそのイベ
ントが感知され、リンク監視部2によってリング情報デ
ータベース4が書き換えられる。
【0033】(リンクの変更削除/警告出力)ファイル
リンクの変更削除の検知は、リンク監視部2がアプリケ
ーションを監視することにより、又は、ファイル状態監
視部3がOS5に対する直接ファイル操作を監視するこ
とにより実現される。
【0034】図3はリンクの変更削除が行われるときの
動作を示す図である。
【0035】まず、ファイル削除に伴う変更について説
明する。図3に示すように、アプリケーションにより、
若しくはOS5への直接命令により、例えば複合文書で
使用されている貼付データが削除されると(t1)、こ
の削除イベントがリンク監視部2又はファイル状態監視
部3により検出される(t2)。
【0036】この時点では、リンク関係にあるファイル
が削除されたことがわからないので、リンク監視部2又
はファイル状態監視部3からリンク情報データベース4
に対する問合せが行われる。そして、貼り付けられたデ
ータ名と照合されることで貼付データが削除されたこと
が確認される(t3)。なお、ここで、削除ファイルが
貼付先や貼付元のデータでない場合には、この時点で処
理が終了する。
【0037】ステップt3にてリンク関係ファイルが削
除されたことが確認されると、リンク監視部2又はファ
イル状態監視部3から表示装置10を介して警告(ワー
ニング)が出力される(t4)。リンク監視部2又はフ
ァイル状態監視部3は、直接アプリケーションやそのフ
ァイルに対して処理や操作を行うものでないため、計算
機使用者に対する警報という形でリンク関係の不整合が
防止されるようになっている。なお、警告に応じて、複
合データファイル側のリンク情報13が修正された場合
には、その修正結果がリンク監視部2又はファイル状態
監視部3によりリンク情報データベース4に反映され
る。
【0038】次に、ファイル名を変更したり、ファイル
を移動させた場合の処理について説明する。
【0039】ここでは、ファイル移動を例にとって説明
する。すなわちまず、アプリケーションにより、若しく
はOS5への直接命令により、複合文書で使用されてい
る貼付データがファイル移動されると(u1)、この移
動・名称変更イベントがリンク監視部2又はファイル状
態監視部3により検出される(u2)。
【0040】ここで、削除イベントの場合と同様に、リ
ンク監視部2又はファイル状態監視部3からリンク情報
データベース4に対する問合せが行われ、貼り付けられ
たデータ名と照合されることで貼付データがファイル移
動されたことが確認される(u3)。
【0041】ステップu3にてリンク関係ファイルが移
動されたことが確認されると、リンク監視部2又はファ
イル状態監視部3から表示装置10を介して警告(ワー
ニング)が出力される(u4)。この警告によりリンク
関係の不整合を使用者に修復させようとするものであ
る。なお、警告に応じて、複合データファイル側のリン
ク情報13が修正された場合には、その修正結果がリン
ク監視部2又はファイル状態監視部3によりリンク情報
データベース4に反映される(u5)。
【0042】上述したように、本発明の実施の形態に係
るリンク情報管理システムは、複合文書にて用いられる
ファイル情報をリンク情報としてリンク情報データベー
ス4に格納し、リンク関係にあるファイルが削除、移動
又は名称変更される場合にこれを検出して警告するよう
にしたので、リンク関係にあるファイルが変更されたり
削除される場合にも複合文書表示における不都合発生を
防止することができる。これにより、複合文書の正確な
再生を実現することができる。
【0043】このように不都合な操作をした場合には警
告が発せられることから、計算機使用者は、データの貼
り付けやファイルの移動、削除する際にリンク情報を意
識する必要がなくなり、効率的な複合文書の作成を行う
ことができる。
【0044】(発明の第2の実施の形態)第1の実施形
態では、リンク監視部及びファイル状態監視部を常駐プ
ログラムとして動作させてリンク情報を収集管理する場
合について説明した。これに対し、本実施形態では、デ
ータ管理システムを用いる場合を説明する。
【0045】図4は本発明の第2の実施形態に係るリン
ク情報管理システムをデータ管理システムと組み合わせ
る様子を示すブロック構成図であり、図1と同一部分に
は同一符号を付して説明を省略し、ここでは異なる部分
についてのみ述べる。
【0046】同図に示すシステムにおいては、ワープロ
ソフト6や表計算ソフト8等のアプリケーションがデー
タ管理システム21にデータを登録するようになってい
る。また、データ管理システム21は、そのデータ格納
領域22を備えている。
【0047】このシステムは、単一の計算機に設けられ
てもよいが、一般には、ネットワークシステムの各クラ
イアント端末とサーバに分散されて構成されている。例
えば端末にてアプリケーション処理を実行し、その結果
がサーバ内のデータ管理システム21に登録されるよう
になっている。
【0048】つまり、データ管理システム21は、アプ
リケーションが作成し登録する情報を管理するものであ
り、一般的な図面管理システムやPDMシステム(プロ
ダクトデータマネジメント、製品データ管理)が用いら
れる。また、データ管理システム21は、アプリケーシ
ョンデータの登録や払い出しがあった場合には、リンク
情報管理システム23をcall文等で呼び出し、リンク情
報を確認させるようになっている。
【0049】リンク情報管理システム23は、リンク情
報管理についてのインターフェース(API)となって
おり、データ管理システム21の呼び出しにより動作す
る。このリンク情報管理システム23は、リンク監視部
2′とファイル状態監視部3′と備えている。各監視部
2′,3′は、第1の実施形態のリンク監視部2及びフ
ァイル状態監視部3と同様に構成されている。
【0050】また、リンク情報データベース4′は、第
1の実施形態と同様に構成される他、複合文書に対する
相対的なパス名から貼付データのファイルを検出可能に
構成されている。
【0051】なお、請求項における登録催促手段には、
例えばリング情報管理システム23が対応する。
【0052】次に、以上のように構成された本実施形態
におけるリンク情報管理システムの動作について説明す
る。
【0053】本実施形態においては、データ管理システ
ム21によって複合文書データを格納する場合に、リン
ク情報管理システムAPIを利用して、格納するデータ
に貼り付けられたデータを抽出する。また、抽出された
データも登録するように計算機使用者に促し、データ管
理システム21へ登録する。
【0054】複合文書データをデータ管理システム21
から払い出す場合、貼り付けられたデータも払い出し、
作成時と同様に登録催促の画面を表示する。
【0055】これらの処理を図4を用いてより具体的に
説明する。まず、複合文書データがデータ管理システム
21へ登録されると(v1)、当該データ管理システム
21によって複合文書の実データが格納領域22へ移動
される(v2)。
【0056】次に、データ管理システム23からリンク
情報管理システム23に対する呼び出しが行われ(v
3)、リンク情報管理システムによって、リンク情報デ
ータベース4から貼り付けデータが検索される(v
4)。これにより、リンク情報データベース4′の情報
すなわち複合文書に対する貼り付けられたデータ名が取
得される。
【0057】貼り付けデータは複合文書データに対する
相対パス名でリンク情報データベース4′によって抽出
され(v5)、APIであるリンク情報管理システム2
3を介してデータ管理システム21に引き渡される(v
6)。
【0058】データ管理システム21からは抽出された
貼付データを登録するように指示される(v7)。すな
わち登録催促の画面が表示される。これに対応して、当
該貼付データがデータ管理システム21への登録され、
その貼り付けデータの実データが格納領域へ移動され
る。
【0059】上述したように、本発明の実施の形態に係
るリンク情報管理システムは、データ管理システム21
からリンク情報管理システムAPIを介してリンク情報
データベース4′にアクセスするようにしたので、デー
タの格納時に必要なリンクデータを容易に抽出すること
ができる。また、例えば他の閲覧者がデータ払い出しを
行っても作成時と同等の表示を行うことができる。
【0060】したがって、データ管理システムがデータ
を格納する際にリンクされたデータ名を受け渡し、複合
文書をどの端末に払い出しても、作成時と同じ表示とす
ることができる。
【0061】(変形例)本発明は、複合文書に対しての
みならず、インターネット/イントラネットのホームペ
ージ作成時にも利用することができ、ハイパーリンクに
よるデータ一元化システムを構築することができる。
【0062】なお、本発明は、上記各実施の形態に限定
されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に
変形することが可能である。また、各実施形態は可能な
限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合
わされた効果が得られる。
【0063】また、実施形態に記載した手法は、計算機
(コンピュータ)に実行させることができるプログラム
(ソフトウエア手段)として、例えば磁気ディスク(フ
ロッピーディスク、ハードディスク等)、光ディスク
(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の記憶媒
体に格納し、また通信媒体により伝送して頒布すること
もできる。なお、媒体側に格納されるプログラムには、
計算機に実行させるソフトウエア手段(実行プログラム
のみならずテーブルやデータ構造も含む)を計算機内に
構成させる設定プログラムをも含むものである。本装置
を実現する計算機は、記憶媒体に記録されたプログラム
を読み込み、また場合により設定プログラムによりソフ
トウエア手段を構築し、このソフトウエア手段によって
動作が制御されることにより上述した処理を実行する。
【0064】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、複
合文書を作成する場合のファイル間のリンク情報を管理
し、リンク関係にあるファイルが変更されたり削除され
る場合にも複合文書表示における不都合発生を防止する
ことができるリンク情報管理システムを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るリンク情報管理
システムを適用した計算機の一構成例を示すブロック
図。
【図2】リンク監視部によるリンク情報取得を説明する
図。
【図3】リンクの変更削除が行われるときの動作を示す
図。
【図4】本発明の第2の実施形態に係るリンク情報管理
システムをデータ管理システムと組み合わせる様子を示
すブロック構成図。
【符号の説明】
1…計算機 2…リンク監視部 3…ファイル状態監視部 4…リンク情報データベース 5…オペレーティングシステム 6…ワープロソフト 7…複合データファイル 8…表計算ソフト 9…表計算ファイル 21…データ管理システム 22…データ格納領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一の電子データを他の電子データに組込
    表示すべき旨を登録する電子データ貼付処理を検出する
    とともに、前記一の電子データ及び前記他の電子データ
    の関係を示すリンク情報を保存するリンク情報保存手段
    と、 前記リンク情報保存手段により保存されるリンク情報を
    格納する記憶部と、 前記記憶部に格納されたリンク情報に基づいて、前記一
    の電子データ又は前記他の電子データが削除、名称変更
    あるいは移動させられる場合に、これを検出し、リンク
    関係に不整合が生じ得る旨の警告を出力する警告出力手
    段とを備えたことを特徴とするリンク情報管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記リンク情報保存手段及び前記警告出
    力手段は、前記電子データ貼付処理を実行するアプリケ
    ーションソフトウエアの動作を監視することにより検出
    処理を行うことを特徴とする請求項1記載のリンク情報
    管理システム。
  3. 【請求項3】 前記警告出力手段は、前記記憶部に対す
    るファイル操作を監視することにより検出処理を行うこ
    とを特徴とする請求項1記載のリンク情報管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 電子データを登録するデータ管理システ
    ムと、 前記一の電子データ又は前記他の電子データが前記デー
    タ管理システムに登録される場合に、前記記憶部を検索
    して対応する電子データを特定し、この特定された電子
    データを前記データ管理システムに登録すべき旨の警告
    を出力する登録催促手段とを備えたことを特徴とする請
    求項1記載のリンク情報管理システム。
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