JP2007334412A - 検索プログラムおよび検索装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
操作履歴間にかかる情報をファイルの検索条件に指定することで、簡単な操作で的確なファイル検索を行えるようにした検索プログラムおよび検索装置を提供する。
【解決手段】
データ操作処理部103によって行われたファイル操作の履歴情報を操作履歴として操作履歴管理部104を介してデータベース108で管理し、検索条件入力部101によって入力された検索条件のうち、操作順番や他の操作が行われて記録した操作履歴との時間間隔という検索条件に基づき、操作履歴管理部104が操作日時と現在日時とを比較することによって、データベース108に記録された操作履歴を検索し、その操作履歴に対するファイルをHDD109から取得する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ファイル操作に対する操作履歴に基づき当該ファイルの検索を行う検索プログラムおよび検索装置に関し、特に、前記操作履歴間の情報を用いた検索を簡単にできるようにした検索プログラムおよび検索装置に関する。
従来のファイル管理システムで管理された電子文書や画像データなどのファイルを参照する際には、所定の検索条件を入力し、その検索条件に該当するファイルを一覧表示させることで所望するファイルを検索する方法がある。検索条件には、通常、管理されたファイルに付与された属性情報を指定することができる。
またさらに、管理されたファイルを検索する他の方法として、過去のファイルに対する操作内容を示す操作履歴情報を用いた方法がある。この操作履歴情報は、ファイルの新規登録や管理されたファイルの更新処理など、どのような処理を行ったかを示した情報であって、この操作履歴情報を用いて以下のような検索を行うことができる。
1.過去に行われた操作履歴が示す操作内容の有無(実行したか否か)によってファイルを検索
2.ある一定の操作履歴情報をまとめて管理し、そのまとまりと類似性を有するか判断することによってファイルを検索
これらの方法を用いて操作履歴情報によるファイル検索を行った場合、その検索条件に細かな条件を指定することができず、例えば、操作内容として「更新」が行われたファイルや、システムで想定した操作を行ったファイルというレベルでしかできない。
この操作履歴情報を管理し、管理した操作履歴情報から一覧表示対象となるデータの状態を判別し、その判定した状態を示すアイコンを用いてこれらを一覧表示するようにした従来技術として特許文献1に開示されたものがある。
この特許文献1では、アイコンの形状でデータの状態を表現することによってユーザに従来と異なった使用感を与えることなしにデータの状態を一目で識別できるようにしている。
また、ユーザの指示によるタイミングで履歴情報を格納し、操作履歴とデータ履歴とを同期したデータとして格納することにより、履歴情報のトレース、管理を効率的に実行可能とした従来技術として特許文献2に開示されたものがある。
この特許文献2では、操作履歴情報と、文書情報としてのデータ履歴情報とを独自に格納して、管理するとともに、履歴検索部による各履歴データの相互検索を可能することで履歴情報のトレースを正確かつ容易に実行することを可能にしている。
さらに、ファイル管理システムとして管理されたファイルは、システム管理者などによって操作ログを解析することによって検索する方法もあるが、操作履歴全てを抽出して対象ファイルごとにまとめ、検索するファイルに当てはまるかをファイルごとに判定する処理が必要となり、作業内容が多く膨大な工数を消費するばかりではなく、作業ミスも発生しやすい状態となる。
特開2000−76109 特開2001−265760
特許文献1に示された従来技術においては、管理した操作履歴情報から表示するデータの状態を判別するように構成しており、その操作履歴情報として、更新や新規登録などの一般的な操作履歴に加え、オープン中の状態やロック中の状態といったその時点での状態をはじめ、過去に印刷されたことがある、所定の期間内にアクセスされたことがある、更新後にアクセスされたことがないといった情報によっても検索できるようにしているが、全ての検索条件が更新の有無によって指定される操作履歴情報であるため、より詳細な操作履歴を検索条件にしてファイルを検索することができないという問題がある。
また、特許文献2に示された従来技術では、ファイルの新規作成、更新などの履歴情報に加え、新規文書であるとか、更新文書であるとか、あるいは改訂版である等のヒストリーや、承認待ち、作成中、却下等の文書の状態(またはプロセス)等の文書情報を記録したデータ履歴を格納するとともに、操作履歴およびデータ履歴を同期をとって関連付けた情報として保持管理することにより、文書の状態把握や、問題が発生した場合の操作トレース処理等を効率的に実行可能にしているが、管理したデータ履歴や操作履歴によって検索する方法が示されているわけではない。
そこで、本発明は、操作履歴間にかかる情報をファイルの検索条件に指定することで、簡単な操作で的確なファイル検索を行えるようにした検索プログラムおよび検索装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、操作対象である電子データを該電子データに対する操作の操作内容および操作対象種別および操作対象を操作日時に関連付けて管理する第1のステップと、前記第1のステップで管理する前記電子データに対する前記操作の操作内容、該操作の有無、その操作順番を少なくとも検索条件として前記電子データを検索する第2のステップとを含むことを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記検索条件は、前記操作対象種別および前記操作対象を更に含むことを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、前記検索条件は、前の該当操作との間隔を更に含むことを特徴とする。
また、請求項4の発明は、操作対象である電子データを該電子データに対する操作の操作内容および操作対象種別および操作対象を操作日時に関連付けて管理する管理手段と、前記管理手段で管理する前記電子データに対する前記操作の操作内容、該操作の有無、その操作順番を少なくとも検索条件として前記電子データを検索する検索手段とを具備する。
本発明によれば、管理されたファイルから所望するファイルを検索するための検索条件に当該ファイルに対する操作履歴を指定し、特に、操作履歴では個々の操作履歴間における情報、例えば、連続する操作内容の履歴が指定期間内に形成された情報などを検索条件に指定できるように構成したので、より簡単に的確なファイルを検索することが可能になるという効果を奏する。
以下、本発明に係わる検索プログラムおよび検索装置の一実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係わる検索プログラムおよび検索装置を適用して構成したファイル管理システムのシステム構成図である。
図1において、このファイル管理システムは、所定のアプリケーションを用いて作成された電子文書ファイル(以下、「ファイル」)を管理するシステムであって、管理されたファイルに対して行ったユーザ操作の操作情報を履歴(「操作履歴」)として管理し、管理した操作履歴を条件にしてファイル検索を行う。特に、操作履歴が記録された順番(「操作順番」ともいう)と、記録された操作履歴間の時間的間隔とを検索条件に指定してファイル検索を行う。
ファイルに対するユーザ操作として、ファイルを新規に登録する登録処理や、登録されているファイルの内容(以下、「コンテント」)や属性情報を更新する更新処理や、ファイルの管理先を変更する変更処理や移動処理、管理したファイルの一覧を作成する一覧作成処理などがあり、これらのユーザ操作をユーザ(操作者)や操作日時などの操作情報とともに操作履歴として管理する。
例えば、ファイルの登録処理が行われた後にファイルに付与された属性情報の更新処理が行われた場合、操作履歴としてファイルの登録、属性情報の更新がこの順番で記録される。すなわち、操作順番は登録処理が「1」で更新処理が「2」となる。
ファイルの検索条件に操作順番を指定した場合には、その操作順番で操作が行われたファイルが検索されることとなる。
本願発明では、ユーザ操作が行われた際に操作履歴を記録する「記録処理」と、記録処理により記録された操作履歴を検索条件に指定してファイルを検索する「ファイル検索処理」とが行われる。
なお、ユーザ操作を行う操作元、検索条件を指定する指定元として、例えば、クライアントコンピュータ(図示せず)があり、この場合、ファイル管理システムにクライアントコンピュータが通信回線を介して接続されており、相互通信が可能な状態にある。
図1に示したファイル管理システムは、検索条件入力部101、検索処理部102、データ操作処理部103、操作履歴管理部104、データ管理部105、コンテント管理部106、属性管理部107、データベース108、HDD109、表示部110から構成され、ファイルを操作することによる操作履歴の「記録処理」と操作履歴を検索条件にした「ファイル検索処理」が行われる。
まず、操作履歴の「記録処理」について説明する。
操作者がクライアントコンピュータなどを用いてファイルの新規登録操作や更新操作などの操作指示を行うと、データ操作処理部103によってその操作指示に基づくファイルの操作処理が行われ、その操作指示に基づいて操作履歴管理部104、データ管理部105でそれぞれ処理を行う。
このデータ操作処理部103で行われる処理は、操作指示が行われたファイルを識別するためのオブジェクトIDを生成する処理(オブジェクトIDを採番する処理)であって、生成した(採番した)オブジェクトIDとともに操作履歴管理部104、データ管理部105に操作指示を行う。
データ操作処理部103から指示を受けた操作履歴管理部104では、データ操作処理部103からの操作指示に含まれる操作情報を解析し、ファイルを操作した操作者、操作内容、操作日時、操作種別、操作対象の各情報を抽出してデータベース108上に操作履歴(108−A)として、操作識別情報(「操作ID」)と生成(採番)したオブジェクトIDを付与して記録する。この操作履歴(108−A)の一例を図3、図4に示す。
操作履歴として記録される操作種別とは、操作したファイルのどの部分について操作を行ったかを示す情報であり、ファイルの文書や画像などのコンテントを操作した場合には操作種別に「コンテント」と示され、また、ファイルに付与された属性情報を操作した場合には操作種別に「属性」と示される。
同様に、操作履歴として記録する操作対象とは、操作種別が示す操作部分のより具体的な操作箇所を示しており、「属性」のファイル名を操作した場合には操作対象に「名前」と示され、また、「コンテント」のメイン部分について操作した場合には操作対象に「メイン」と示される。
このような情報が操作履歴(108−A)としてデータベース108に記録されるととともに並行して若しくは先立ち、データ操作処理部103から指示を受けたデータ管理部105がデータ操作処理部103からの操作指示に含まれるオブジェクトIDとともに処理の指示を属性管理部106、コンテント管理部107にそれぞれ行う。
「「「「「
属性管理部107では、コンテントの新規登録時に、そのコンテントに対するファイルに付与された属性情報を抽出し、抽出した属性情報にその属性情報が付与されていたファイルのオブジェクトIDを関連付けて、データベース108上の属性データ(108−B)として管理する。
属性情報の更新を行う場合には、指定されたオブジェクトIDを元にデータベース108上の属性データ(108−B)から該当する属性情報を取得して更新処理を行う。
また、コンテント管理部107では、ファイルの新規登録の操作指示によって、そのファイルを管理領域であるHDD109にコンテントとして登録し、ファイル更新の操作指示によって、HDD109に登録したコンテントを取得してその操作指示に基づく更新処理を行う。HDD109に登録されるコンテントは、ファイルそのものを示す実体データである。
データベース108では、操作履歴(108−A)、属性データ(108−B)のほかにコンテント情報(図示せず)を管理しており、このコンテント情報は、属性データ(108−B)として管理する属性情報に付与されたオブジェクトIDに、その属性情報のコンテントを格納位置したHDD109上のアドレス情報を対応付けた情報である。
すなわち、データベース108上で属性データ(108−B)として管理した属性情報とHDD109で管理したコンテントとがコンテント情報によって対応付けられた状態にある。
このような処理により、ファイルの新規登録や更新などの操作によって操作履歴をデータベース上に記録でき、また、その操作履歴の操作対象となったファイルの属性情報、コンテントをデータベース108やHDD109で管理することができる。
」」」」」
このとき、操作履歴管理部104によって行われる操作履歴を記録する記録処理の流れを示すフローチャートを図2に示す。
次に、上記する記録処理により記録された操作履歴を検索条件に指定して、その条件に当てはまるファイルを検索する「ファイル検索処理」を説明する。
ファイルを検索するための検索条件として、データベース108上で操作履歴として管理した情報、例えば、ファイルの操作を行った操作者、操作内容、操作日時、操作順番、他の操作が行われて記録した操作履歴との時間間隔などの検索条件を検索条件入力部101から入力し、その検索条件を検索処理部102に送信する。
この検索条件入力部101では、クライアントコンピュータ(図示せず)などによる検索条件の入力操作が可能である。この検索条件入力部101で入力された検索条件の一例を図5に示す。検索条件入力部101では、ファイルに付与された属性情報を検索条件として入力することも可能である。
検索条件入力部101で入力した検索条件を受け付けた検索処理部102では、検索条件の整合性チェックを行い、検索条件に矛盾がないかを検査し、検索条件に矛盾が生じるなどして検索することができない場合には検索処理を行わず処理を中断する。これにより、検索処理がシステム上で永久的に行われることを防止し、より安定した検索を行うことができるようになる。
もちろん、検索処理が中断した場合にはその旨を表示するなどして検索者(ユーザ)に対して報知するように構成しても良い。
検索処理部102によって整合性チェックが行われると、操作履歴管理部104に対して検索条件に基づく検索指示が行われ、操作履歴管理部104では、検索条件に当てはまる操作履歴に対して関連付けられたファイルの識別情報(「オブジェクトID」)をデータベース108の操作履歴(108−A)から取得する。さらに操作履歴管理部104では取得したオブジェクトIDを検索処理部102に対して転送する。
それに対して、検索条件に当てはまるオブジェクトIDが存在しないなどの理由により取得できない場合にはその旨を表示部110に表示させて処理を終了する。
このときの検索条件に、操作順番、他の操作が行われて記録した操作履歴との時間間隔が指定されている場合、データベース108の操作履歴(108−A)で管理する操作日時の情報に基づき、その検索条件に当てはまるファイルのオブジェクトIDを検索する。
操作順番の検索条件は、他の検索条件よりも新しいものであるか古いものであるかを操作日時から判断する検索条件であって、また、他の操作が行われて記録した操作履歴との時間間隔の検索条件は、他の操作の操作日時と現在日時と比較することによって経過時間を算出し、その経過時間が指定された時間間隔内であるかを検索する条件である。
他の操作とは、通常、直前に行われた1つ前の操作を示すが、もちろん、行われた操作内容を指定してその操作を示すことも可能であり、この場合、指定された操作が行われてから経過した時間を指定された時間間隔と比較する。
さらに、検索条件に当てはまるファイルが存在することによってオブジェクトIDが取得できた場合、検索処理部102が操作履歴管理部104から転送されてきたオブジェクトIDを元に、データ管理部105に対してそのオブジェクトIDに対する属性情報の取得要求を行う。属性情報の取得要求を受けたデータ管理部105では、そのオブジェクトIDに対する属性情報の取得要求を属性管理部107に転送して属性管理部107がデータベース108の属性データ(108−B)として管理した属性情報からそのオブジェクトIDに対する属性情報を取得する。
なお、検索条件入力部101でファイルに付与された属性情報を検索条件とした場合には、検索処理部102で取得したオブジェクトIDによって示される属性情報との論理積演算を行うことで検索条件に当てはまるオブジェクトIDの属性情報を取得する。
取得した属性情報を検索処理部102が表示部110に表示させ、表示したファイルの属性情報からユーザが操作するファイルを指定すると、指定した属性情報に対するオブジェクトIDが示すファイルの取得要求を検索処理部102からデータ管理部105に行う。データ管理部105では、コンテント管理部107に対してオブジェクトIDが示すファイルの取得要求を行う。
「「「
コンテント管理部107では、データベース108で管理したコンテント情報(図示せず)を参照して、データ管理部105で指定されたオブジェクトIDに対するコンテントのアドレス情報を元に、HDD109からコンテントを取得してデータ管理部105に転送する。これによってデータ操作処理部103から操作を受け付ける。
」」」
このデータ操作処理部103では、記録された操作履歴の削除処理の指示を行うことができ、この場合、操作履歴管理部104が指定された操作履歴を削除する。このときの削除単位として、オブジェクトIDごと、格納された領域ごとに削除することができるほか、日時を指定することによっても削除することができる。
また、オブジェクトIDに対するファイルが存在しない場合にはその旨を表示部110に表示させて処理を終了する。
これにより、操作順番および他の操作が行われて記録した操作履歴との時間間隔の情報を検索条件にしたファイル検索が可能になる。
このときの検索処理部102と操作履歴管理部104で行われる検索処理の流れを示すフローチャートを図6に示す。
このような構成により、他の操作が行われて記録した操作履歴との時間間隔および操作順番を検索条件に指定したファイル検索が可能になり、所望するファイルを簡単に検索することができる。
図2は、本願発明のデータ操作における操作履歴を記録する流れを示す操作履歴記録フローチャートである。
図2において、ユーザが行った操作を操作履歴として記録するデータ操作リクエスト(操作履歴の記録指示)を受信すると処理が開始され、そのデータ操作リクエストの操作情報から操作履歴として記録する記録情報を抽出する処理が行われる(201)。例えば、記録情報として、データ操作を行ったデータ操作リクエストの発行元である操作者、そのデータ操作リクエストの種類であるデータの操作内容、データ操作が行われた操作日時などを抽出する。
データ操作リクエストから操作履歴として記録する記録情報を抽出後、操作したファイルがデータベース上で記録(管理)されているか検索する(202)。検索した結果、記録されているか判断し(203)、ファイルが記録されていない場合(203でNO)、例えば、記録中の場合には、記録処理が完了するまで待機し、一定時間経過後、再度記録されているか判断する処理を行う。また、記録時に障害が発生するなどしてファイルが記録されていない場合には、データ操作リクエストによる操作履歴の記録処理を中断するように構成してもよい。
また、記録情報を抽出したファイルが記録されている場合(203でYES)には、操作したファイルのどの部分について操作を行ったかを示す操作種別と、その操作種別が示す操作部分のより具体的な操作箇所を示す操作対象とを抽出し、操作対象情報として設定する(204)。
以上の処理により、抽出した記録情報と操作対象情報を操作履歴情報としてデータベースへ記録する(205)。
これにより、ファイルの操作情報を操作履歴として記録でき、操作履歴間の情報を用いたファイルの検索が可能になる。
図3は、本願発明の操作履歴を管理したメインテーブルを示す構成図である。
図3の操作履歴テーブルは、図2に示す記録情報を抽出する処理によって抽出された操作情報を管理するメインテーブルであって、その抽出処理によって抽出される操作者、操作内容、操作日時がそれぞれ操作履歴テーブルの[操作者]カラム303、[操作内容]カラム305、[操作日時]カラム304に対応して管理される。
これらの記録情報を記録する際には、操作履歴を識別するための情報である操作IDと、操作履歴に対するファイルを識別するオブジェクトIDとが付与され、[操作ID]カラム301、[オブジェクトID]カラム302でそれぞれ管理される。
例えば、[操作者]カラム303が「userA」で、[操作日時]カラム304が「2005/01/01 01:01:01」で、[操作内容]カラム305が「登録」である操作情報には操作ID「331」が付与されており、その操作対象となったデータのオブジェクトIDは「0011」であることが示されている。
この操作情報は、「userA」が「2005年01月01日の01:01:01」にオブジェクトID「0011」のファイルを新規に「登録」するという操作の履歴を示した操作情報である。
さらに、[操作ID]カラム301が示すレコードには、オブジェクトID「0011」、操作者「userA」、操作日時「2005/01/02 01:03:01」、操作内容「更新」が示されており、この操作情報は、「userA」が「2005年01月02日の01:03:01」にオブジェクトID「0011」のファイルを「更新」したという操作の履歴を示す情報である。
すなわち、操作ID「331」と「332」のレコードは、同一ユーザ「userA」がオブジェクトID「0011」の同一ファイルに対して操作した履歴情報であることが示されている。
そして、この操作IDに対するオブジェクトIDが示すファイルのどのような情報(操作種別、操作対象)に対して操作を行ったかを図4のテーブルに示す。
図4は、図2に示す操作対象情報として抽出された情報を管理するテーブルであって、[操作ID]カラム401、[操作種別]カラム402、[操作対象]403によって構成されており、[操作ID]カラム401は、図3に示す[操作ID]カラム301と紐付けされている。
[操作種別]カラム402が示す操作種別は、ファイルのどの部分に対して操作を行ったかを示す種別であって、例えば、ファイルそのもの(実体データ)に対して操作した場合には操作種別として「コンテント」が示され、また、そのファイルに付与された属性情報に対して操作した場合には操作種別として「属性」が示される。
そして、[操作対象]カラム403が示す操作対象は、[操作種別]カラム402が示した操作種別のより具体的な(詳細な)操作箇所を示している。
図4に示す[操作ID]カラム401が「331」の[操作種別]カラム402には「属性」と「コンテント」の二種類の属性種別が指定されている。[操作種別]カラム402の「属性」が示す属性情報は、属性IDやユーザ属性A、ユーザ属性Bなどの操作対象によって構成され、これらが[操作対象]カラム403に示される。
また、[操作種別]カラム402の「コンテント」が示す属性情報は、コンテントの種類としてメインコンテント(メインと表記)、サブコンテント(サブ1、サブ2と表記)などの操作対象によって構成され、これらが[操作対象]カラム403に示される。
図3、図4に示された操作履歴は、図2の操作履歴記録フローチャートを実行することによって記録された情報の一例である。
次に、図5と図6を用いて、記録された操作履歴から条件に当てはまるファイルを検索する処理を説明する。
図5は、検索条件の指定例を示す図である。
図5は、(条件1)から(条件4)の4つを検索条件とした例である。
各条件((条件1)〜(条件4))は、[操作順番]501、[操作実施の有無]502、[操作内容]503、[操作者]504、[操作種別]505、[操作対象]506、[他の条件の操作との時間間隔]507を検索条件の項目として指定することができる。
(条件1)は、[操作順番]501が「1」、[操作実施の有無]502が「有」、[操作内容]503が「登録」、[操作者]504〜[他の条件の操作との時間間隔]507が「(空白)」と検索条件に指定されており、これは、「1」番目の操作(以下、「(第1操作)」)で「登録」という操作を行ったファイルを検索するという条件である。このときの[操作者]504〜[他の条件の操作との時間間隔]507が(空白)であることは、これらの項目は検索条件に含まないことを示している。
(条件2)は、[操作順番]501が「2」、[操作実施の有無]502が「有」、[操作内容]503が「更新」、[操作者]504が「(空白)」、[操作種別]505が「属性」、[操作対象]506が「名前」と「ユーザ属性A」が検索条件に指定されており、これは、「2」番目の操作(以下、「(第2操作)」)で「属性」という操作種別の「名前」と「ユーザ属性A」という操作対象に対して「更新」という操作を行ったファイルを検索するという条件である。
(条件3)は、[操作順番]501が「3」、[操作実施の有無]502が「有」、[操作内容]503が「更新」、[操作者]504が「(空白)」、[操作種別]505が「属性」、[操作対象]506が「状態」、[他の条件の操作との時間間隔]507が「30日以内」と、検索条件に指定されており、これは、「3」番目の操作(以下、「(第3−1操作)」)で「属性」という操作種別の「属性ID」という操作対象に対して「更新」という操作を、(第2操作)を行ってから「30日以内」に行ったファイルを検索するという条件である。
(条件4)は、[操作順番]501が「3」、[操作実施の有無]502が「無」、[操作者]504が「(空白)」、[操作種別]505が「コンテント」、[操作対象]506が「メイン」、[他の条件の操作との時間間隔]507が「30日以内」と、検索条件に指定されており、これは、「3」番目の操作(以下、「(第3−2操作)」)で「コンテント」という操作種別の「メイン」という操作対象に対して「30日以内」に操作を行っていないファイルを検索するという条件である。
上記(条件3)、(条件4)で示された検索条件の[他の条件の操作との時間間隔]507は、直前の操作である(第2操作)が行われてから経過した時間間隔を示しており、図3に示した操作履歴テーブルの操作日時を現在日時と比較することによって、その時間間隔が条件に当てはまるかを判断する。
このような条件が指定された場合に行われる検索処理の流れを図6に示している。
図6は、本願発明におけるファイル検索を行う処理の流れを示すフローチャートである。
まず、図5の(条件3)で示された(第3−1操作)の検索条件に基づいて、合致する操作IDを抽出する(601)。操作IDを抽出できない場合(602でNO)には、処理を終了する。
この(条件3)では、(第3−1操作)で「属性」という操作種別の「属性ID」という操作対象に対して「更新」という操作を、(第2操作)を行ってから「30日以内」に行ったファイルを検索する。このときの[操作順番]501や[他の条件の操作との時間間隔]507は、次の条件が示す操作との関係であるため、次の条件で検索が行われる際に適用する。
続いて、(条件2)で示された(第2操作)の検索条件に基づいて、合致する操作IDを抽出する(603)。この場合も操作IDを抽出できない場合(604でNO)には、処理を終了する。
この(条件2)では、(第2操作)で「属性」という操作種別の「名前」と「ユーザ属性A」という操作対象に対して「更新」という操作を行ったファイルの検索を行う。さらに、(条件3)で検索条件に指定された[操作順番]501、[他の条件の操作との時間間隔]507を考慮し、(条件3)の(第3−1操作)が行われる以前に操作を行ったという条件と、(第3−1操作)との時間間隔が30日以内という条件を加味して行う。
続いて、(条件1)で示された(第1操作)の検索条件に基づいて、合致する操作IDを抽出する(605)。この場合も操作IDを抽出できない場合(606でNO)には、処理を終了する。
この(条件1)では、(第1操作)で「登録」という操作を行ったファイルを検索する。
続いて、(条件4)で示された(第3−2操作)の検索条件に基づいて、合致する操作IDを抽出する(607)。この場合も操作IDを抽出できない場合(608でNO)には、処理を終了する。
この(条件4)では、(第3−2操作)で「コンテント」という操作種別の「メイン」という操作対象に対して(条件2)の(第2操作)を行ってから「30日以内」に操作を行っていない操作IDを抽出する。
そして、これら(条件1)〜(条件4)に当てはまる操作IDが抽出できた場合(608でYES)には、その操作IDに対するオブジェクトIDのファイルを一覧表示する。例えば、ファイルの属性情報を表示したり、コンテントを表示したり、さらにはコンテントとともに属性情報を表示したりする。
これにより、所望するファイルが検索され、ファイル操作が可能となる。
以上のような構成、フローチャートによって、本発明のファイル管理システムにおけるファイルの検索処理では、操作履歴間の情報を検索条件に指定したファイル検索が可能となる。
これによって、所望のファイルをより簡単にかつ的確に検索することが可能となる。
本発明は、上記し、且つ図面に示す実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
本発明は、管理したファイルから所定のファイルを操作履歴に基づいて検索する検索プログラムおよび検索装置に適用可能であり、特に、操作履歴間の情報に基づいてより簡単にかつ的確にファイル検索を行うのに有用である。
本発明に係わる検索プログラムおよび検索装置を適用して構成したファイル管理システムのシステム構成図。 本願発明のデータ操作における操作履歴を記録する流れを示す操作履歴記録フローチャート。 本願発明の操作履歴を管理したメインテーブルを示す構成図。 図2に示す操作対象情報として抽出された情報を管理するテーブル。 検索条件の指定例を示す図。 本願発明におけるデータの検索を行う処理の流れを示すフローチャート。
符号の説明
101 検索条件入力部
102 検索処理部
103 データ操作処理部
104 操作履歴管理部
105 データ管理部
106 属性管理部
107 コンテント管理部
108 データベース
108−A 操作履歴情報
108−B 属性データ
109 HDD
110 表示部

Claims (4)

  1. 操作対象である電子データを該電子データに対する操作の操作内容および操作対象種別および操作対象を操作日時に関連付けて管理する第1のステップと、
    前記第1のステップで管理する前記電子データに対する前記操作の操作内容、該操作の有無、その操作順番を少なくとも検索条件として前記電子データを検索する第2のステップと
    を含む検索処理をコンピュータにより実行させる検索プログラム。
  2. 前記検索条件は、
    前記操作対象種別および前記操作対象
    を更に含む
    請求項1記載の検索プログラム。
  3. 前記検索条件は、
    前の該当操作との間隔
    を更に含む請求項1または2記載の検索プログラム。
  4. 操作対象である電子データを該電子データに対する操作の操作内容および操作対象種別および操作対象を操作日時に関連付けて管理する管理手段と、
    前記管理手段で管理する前記電子データに対する前記操作の操作内容、該操作の有無、その操作順番を少なくとも検索条件として前記電子データを検索する検索手段と
    を具備する検索装置。
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