JP2001083840A - ベルト蛇行抑止装置 - Google Patents

ベルト蛇行抑止装置

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JP2001083840A
JP2001083840A JP26040599A JP26040599A JP2001083840A JP 2001083840 A JP2001083840 A JP 2001083840A JP 26040599 A JP26040599 A JP 26040599A JP 26040599 A JP26040599 A JP 26040599A JP 2001083840 A JP2001083840 A JP 2001083840A
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swing
support shaft
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displacement
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JP26040599A
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Naoto Nishi
直人 西
Itaru Sato
格 佐藤
Mitsuaki Kuroda
光昭 黒田
Yukitomo Shigemori
幸友 重森
Seiichi Takayama
誠一 高山
Kazuo Takano
一男 高野
Norio Hokari
則雄 保苅
Takashi Hoshino
高志 星野
Susumu Yamashina
晋 山科
Kozo Tagawa
浩三 田川
Satoshi Nishikawa
聰 西川
Yoshihiko Mitamura
欣彦 三田村
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルトの蛇行等によるベルト幅方向への変位
をより広い範囲で検知することができ、これによりベル
トの蛇行をより広範囲で抑止することができるベルト蛇
行抑止装置を提供する。 【解決手段】 蛇行抑止装置におけるベルト位置検知手
段70として、ベルト21の側端部に当接しそのベルト
の幅方向への移動に追従してベルトの周回方向と平行す
る支軸71を中心に搖動する当接アーム部72と、その
当接アーム部72の搖動に連動して支軸71を中心に搖
動し当該搖動により同一位置を通過する際の変位量が異
なる複数種の被検知曲面73a,73b.73cが形成
された被検知部74とを有する搖動当接部材75と、こ
の搖動当接部材75の被検知部74における異なる各被
検知曲面の変位を計測するセンサ76とで構成したもの
を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベルトの周回方向
と直交する幅方向に発生する蛇行を抑止するためのベル
ト蛇行抑止装置に係り、特に、複写機、プリンタ、ファ
クシミリ、複合機等に代表される画像形成装置において
画像形成に関与して使用されるベルト部材の蛇行を抑止
するに好適なベルト蛇行抑止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式等を利用した複写機、プリ
ンタ等の画像形成装置においては、複数のロールに張架
されて周回する感光ベルト、中間転写ベルト、シート搬
送ベルト等のベルト部材が使用される場合があり、ま
た、この種のベルトを使用する場合には、一般にそのベ
ルトの周回方向と直交する幅方向に発生する蛇行を抑止
するためのベルト蛇行抑止装置が採用されている。これ
は、例えば複数のトナー像を重ねあせてカラー画像など
を形成する際に、ベルトの蛇行が発生してその幅方向に
移動すると、そのトナー像がずれて重なられて色ずれや
色むら、画像ずれ等の画質不良が発生してしまうため、
これを回避するために採用されている。
【0003】そして、その主なベルト蛇行抑止装置とし
ては、例えば、そのベルトの幅方向の位置を検知するベ
ルト位置検知手段と、このベルト位置検知手段により検
知された位置情報に基づいて当該ベルトをその幅方向に
変位させて規定位置に戻すベルト変位手段とを備えたも
のが知られている。
【0004】具体的には、そのベルト位置検知手段とし
て、図14aに例示するように、ベルトaの側端部に当
接しそのベルトaの幅方向への移動に追従して支軸bを
中心に搖動する搖動当接部材cと、この搖動当接部材c
におけるベルトaとの当接部dとは支軸bを挟んで反対
側に位置する被検知部eの搖動に伴なう変位を計測する
センサfとで構成されたものが使用されている。図中の
gは付勢用スプリングを示す。また、このベルト位置検
知手段としては、図14bに示すように、ベルトaの側
端部を挟むような状態で上下に分けて配置され、そのベ
ルトaの幅方向に並ぶ複数の光をベルト側にむけて発光
するLED等からなる発光部hと、その発光部から発せ
られる光のうちベルトで遮られない光を受光するCCD
等からなる受光部iとで構成されたものが使用されてい
る。一方、そのベルト変位手段としては、上記ベルト位
置検知手段で得られた位置情報に基づいて規定位置との
ずれ量(蛇行量)を算出し、そのずれ量を解消するため
にベルトを張架する1つのロールを所定量だけ傾かせる
ことによりベルトの位置を正規の位置に戻す機構のもの
が使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のベルト蛇行抑止装置にあっては、そのベルト位置
検知手段(主にセンサ)の検知範囲Mが比較的狭く、こ
の検知範囲が例えば±Xmmであるとすると、その±X
mmの範囲内でしかベルト変位手段によるベルト位置の
補正を行うことができず、そのベルト位置を補正し得る
量が比較的に少ない。このため、ベルト装着時や交換時
等において、ベルトがその検知範囲を少しでも超えて移
動した場合には、すぐにベルト異常として検知されて装
置が停止してしまい、使い勝手の悪い面があった。
【0006】ちなみに、特開平9−48533号公報や
特開平9−169449号公報において、蛇行によりロ
ールの端に片寄ったベルトをすばやくロール中央部側の
規定位置に戻すため、ベルトの蛇行量の大小によってベ
ルト位置を補正するための制御量や制御テーブルを切り
替えて対応するベルト蛇行抑止装置が提案されている。
しかし、かかる装置の場合は、ベルト位置の検知範囲自
体が広くなっているわけではないため、ベルトの大幅な
移動があった場合には対応しきれないおそれがあり、し
たがって前述した問題点を解消するための適切な解決手
段にはなり得なかった。
【0007】本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたものであり、その目的は、ベルトの蛇行等によるベ
ルト幅方向への変位をより広い範囲で検知することがで
き、これによりベルトの蛇行をより広範囲で抑止するこ
とができるベルト蛇行抑止装置を提供することにある。
また、規定位置に近い範囲内でのベルトの変位に対して
はより高精度でベルト位置を検知することができる一方
で、その規定位置から遠い範囲内でのベルトの変位に対
してはベルト位置の検知精度は低くてもより広範囲の変
位を検知することができるというきわめて効率のよいベ
ルト位置の検知と蛇行抑止が可能なベルト蛇行抑止装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明(第1発明)のベルト蛇行抑止装置は、複数の
ロールに張架されて周回するベルトの周回方向と直交す
る幅方向の位置を検知するベルト位置検知手段と、この
ベルト位置検知手段により検知された位置情報に基づい
て前記ベルトをその幅方向に変位させて規定位置に戻す
ベルト変位手段とを備えたベルト蛇行抑止装置におい
て、前記ベルト位置検知手段が、前記ベルトの側端部に
当接しそのベルトの幅方向への移動に追従して支軸を中
心に搖動する当接アーム部と、その当接アーム部の搖動
に連動して当該支軸を中心に搖動する被検知アーム部と
を有する搖動当接部材と、この搖動当接部材の被検知ア
ーム部における前記支軸からの離間距離が異なる複数の
位置の変位を個別に計測する複数のセンサとで構成され
ていることを特徴とするものである。
【0009】この第1発明のベルト蛇行抑止装置によれ
ば、搖動当接部材における被検知アーム部の搖動による
変位がその支軸からの離間距離の大小に応じて異なる
が、この被検知アーム部における支軸からの離間距離が
異なる各位置の変位を複数のセンサで分担して計測する
ことにより、検知範囲が広くなる。また、その被検知ア
ーム部の支軸からの離間距離が大きい位置ほどその搖動
半径が大きくなってベルトの小さな変位に対してより敏
感に反応して大きく変位し、反対にその支軸からの離間
距離が小さい位置ほど搖動半径が小さくなってベルトの
大きな変位に対して反応はにぶくなるものの小さく変位
する。このため、その各被検知アーム部の各位置の変位
をそれぞれ測定する複数のセンサを適宜切り替えて使用
することにより、ベルトの変位量に応じた検知精度でも
ってベルトの位置検知を行うことが可能となる。ここ
で、搖動当接部材の支軸は、通常ベルトの周回方向と平
行するように配置されるが、搖動当接部材(の当接アー
ム部)がベルトの幅方向の移動に確実に追従して搖動す
ることが可能であればその配置については特に限定され
ない。このことは後述する第1支軸等の場合も同様であ
る。
【0010】また、上記目的を達成するための本発明
(第2発明)のベルト蛇行抑止装置は、第1発明のベル
ト蛇行抑止装置における前記ベルト位置検知手段に代え
て、前記ベルトの側端部に当接しそのベルトの幅方向へ
の移動に追従して支軸を中心に搖動する当接アーム部
と、その当接アーム部の搖動に連動して当該支軸を中心
に搖動し当該搖動により同一位置を通過する際の変位量
が異なる複数種の被検知曲面が形成された被検知部とを
有する搖動当接部材と、この搖動当接部材の被検知部に
おける異なる各被検知曲面の変位を計測するセンサとで
構成されているベルト位置検知手段を使用することを特
徴とするものである。
【0011】この第2発明のベルト蛇行抑止装置によれ
ば、搖動当接部材の搖動角度に対する被検知部の各被検
知曲面の変位量が異なるため、特にベルト移動量が多く
搖動当接部材の搖動角度が大きくなる場合における被検
知曲面の変位量が小さくなるように構成することによ
り、1つのセンサによる計測であるにもかかわらず、そ
の検知範囲が広くなる。また、上記被検知曲面の構成に
加えて、そのベルト移動量がわずかで搖動当接部材の搖
動角度が小さい場合における被検知曲面の変位量が多く
なるように構成すれば、その搖動角度に対する変位量の
多い被検知曲面がベルトの小さな変位に対してより敏感
に反応して大きく変位し、反対にその搖動角度に対する
変位量の少ない被検知曲面がベルトの大きな変位に対し
て反応はにぶくなるものの小さく変位する。このため、
その搖動角度に対する変位量の異なる各被検知曲面をベ
ルトの移動量に対応させて適宜選択し多段階的に連続形
成することにより、ベルトの変位量に応じた検知精度で
もってベルトの位置検知を行うことが可能となる。
【0012】さらに、上記目的を達成するための本発明
(第3発明)のベルト蛇行抑止装置は、第1発明のベル
ト蛇行抑止装置における前記ベルト位置検知手段に代え
て、前記ベルトの側端部に当接しそのベルトの幅方向へ
の移動に追従して第1支軸を中心に搖動する当接アーム
部と、その当接アーム部の搖動に連動して当該第1支軸
を中心に搖動する被検知アーム部とを有する搖動当接部
材と、この搖動当接部材の第1支軸が固定されていると
ともに、その第1支軸で搖動する当接部材の搖動範囲を
規制するように当該当接部材の搖動をその規制位置でそ
れぞれ停止させる左右一対の停止部材が設けられ、か
つ、前記搖動当接部材を支持した状態で前記第1支軸と
異なる位置でその第1支軸と平行する第2支軸を中心に
搖動する搖動支持部材と、この搖動支持部材上に支持さ
れた前記搖動当接部材の被検知アーム部の変位を計測す
るセンサとで構成されているベルト位置検知手段を使用
することを特徴とするものである。
【0013】この第3発明のベルト蛇行抑止装置によれ
ば、搖動当接部材が第1支軸で搖動し、その搖動当接部
材が停止部材で停止した状態になった後、その第1支軸
を固定する搖動支持部材が第2支軸で搖動するため、結
局のところ搖動当接部材が2つの支軸を中心に搖動する
こととなって搖動当接部材の変位量も2段階で増える。
この結果、1つのセンサによる計測であるにもかかわら
ず、その検知範囲が広くなる。また、第1支軸での搖動
当接部材の搖動時におけるその検知アーム部はベルトの
小さな変位に対してより敏感に反応して大きく変位し、
一方、第2支軸での搖動支持部材の搖動時における搖動
支持部材の検知アーム部はベルトの大きな変位に対して
反応はにぶくなるものの小さく変位する。このため、搖
動当接部材が第1支軸で搖動する場合と搖動支持部材が
第2支軸で搖動する場合とをベルトの変位量に応じて適
宜切り替えるように設定することにより、ベルトの変位
量に応じた検知精度でもってベルトの位置検知を行うこ
とが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、本発明
(第1発明)を適用したカラー画像形成装置を示す概略
図であり、(a)はベルト部材1としての中間転写ベル
ト21を駆動する中間転写ベルト機構におけるベルト蛇
行抑止装置として適用した例、(b)はベルト部材1と
してのシート搬送ベルト41を駆動するシート搬送ベル
ト機構におけるベルト蛇行抑止装置として適用した例を
示す。また、図2は、そのベルト蛇行抑止装置を適用し
た中間転写ベルト機構又はシート搬送ベルト機構の全体
を示す概略斜視図である。
【0015】図1aに示す画像形成装置にあっては、中
間転写ベルト機構20における中間転写ベルト21が、
駆動ロール22、従動ロール23、テンションロール2
4およびバックアップロール25に張架されてその駆動
ロール22の回転動力によって矢印B方向に周回するよ
うになっている。そして、この中間転写ベルト機構20
の下方位置には、電子写真プロセスによりイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(k)の4色のトナー像をそれぞれ形成する4つの作像
ユニット10Y、10M、10C、10Kが配置されて
おり、この各作像ユニット10で形成される4つのトナ
ー像が中間転写ベルト21上に重ね合わせられるように
多重転写されるようになっている。
【0016】すなわち、そのいずれの作像ユニット10
においても、矢印方向Aに回転する感光ドラム11がロ
ール方式の帯電器12によって一様に帯電処理された
後、その帯電表面に潜像形成装置13から色分解された
画像データに応じたレーザビーム(点線矢印)が走査露
光されることによって静電潜像が書きこまれ、しかる
後、その潜像が現像装置14から供給される現像剤によ
り現像されてトナー像となり、最後に、その各感光ドラ
ム11にそれぞれ形成された4つのトナー像が感光ドラ
ム11とロール方式の転写器15の間において中間転写
ベルト21の表面に順次一次転写される。また、転写後
の感光ドラム11の表面は、ドラム用クリーナ16のブ
レードによって清掃される。そして、中間転写ベルト2
1上に多重転写されたトナー像は、バックアップロール
25と対向して配置された二次転写ロール26が配置さ
れた二次転写位置に、レジストロール30等により所定
のタイミングで搬送される記録シートPに二次転写され
る。そして、トナー像が転写された記録シートPは、ロ
ールニップ式の定着装置35における加熱ロール36と
加圧ロール37のニップ部を通過するように送られてト
ナー像の熱定着処理がなされる。以上のプロセスを経る
ことにより記録シートPにカラー画像が形成される。
【0017】一方、図1bに示す画像形成装置にあって
は、シート搬送ベルト機構40におけるシート搬送ベル
ト41が、駆動ロール42、従動ロール43、テンショ
ンロール44およびバックアップロール45に張架され
てその駆動ロール42の回転動力によって矢印C方向に
周回するようになっている。そして、このシート搬送ベ
ルト機構40の上方位置には、前記画像形成装置の場合
と同様に4色のトナー像をそれぞれ形成する4つの作像
ユニット10Y、10M、10C、10Kが配置されて
おり、この各作像ユニット10で形成される4つのトナ
ー像がシート搬送ベルト41に吸着されて搬送される記
録シートP上に重ね合わせられるように多重転写される
ようになっている。
【0018】すなわち、前記画像形成装置の場合と同様
に、各作像ユニット10においてその各感光ドラム11
上に4つのトナー像がそれぞれ形成された後、その各ト
ナー像が、シート吸着装置46によってシート搬送ベル
ト41に静電的に吸着されて搬送される記録シートP上
に重ね合わせられるように多重転写される。そして、ト
ナー像が転写された記録シートPは、バックアップロー
ル45の付近でシート搬送ベルト41から剥離された後
にロールニップ式の定着装置35に送られてトナー像の
熱定着処理がなされる。以上のプロセスを経ることによ
り記録シートPにカラー画像が形成される。図1a,b
中の一点鎖線はいずれも記録シートPの搬送経路を示
す。
【0019】このような中間転写ベルト機構20(又は
シート搬送ベルト機構40)には、図2や図3に示すよ
うなベルト蛇行抑止装置50が装備されている。
【0020】この実施形態1におけるベルト蛇行抑止装
置50は、図2に示すように、中間転写ベルト21(又
はシート搬送ベルト41)の周回方向B(又はC)と直
交する幅方向Eの位置を検知するベルト位置検知手段5
1と、このベルト位置検知手段51により検知された位
置情報に基づいてベルト21(41)をその幅方向に変
位させて規定位置に戻すベルト変位手段52とを備えた
ものである。
【0021】このうちベルト位置検知手段51は、ベル
ト21(41)の側端部21a(41a)に当接しその
ベルトの幅方向Eへの移動に追従して搖動するベルト2
1の周回方向B(又はC)と平行する支軸60を中心に
搖動する当接アーム部61と、その当接アーム部61の
搖動に連動して当該支軸60を中心に搖動する被検知ア
ーム部62とを有する細長い板状の搖動当接部材63
と、この搖動当接部材63の被検知アーム部62におけ
る支軸60からの離間距離Lが異なる2つの位置G1,
G2の変位をそれぞれ計測する2つの第1センサ64お
よび第2センサ65とで構成されている。図3中の符号
66は、搖動当接部材63の被検知アーム部62を比較
的弱い張力で引っ張り、これによりその当接アーム部6
1がベルトの移動時においても常にそのベルト側端部2
1a(41a)に弾力的に当接し続けるように付勢して
いる付勢用スプリングである。
【0022】この搖動当接部材63は、ベルト21(4
1)が蛇行せず正規の規定位置Nにあるときは垂直状態
になるように設定されており、ベルト21(41)がそ
の幅方向E1に移動した場合には、支軸60を中心にし
て矢印J方向に傾くように搖動し、反対にベルト21
(41)がその幅方向E2に移動した場合には支軸60
を中心にして矢印K方向に傾くように搖動するようにな
っている。また、第1センサ64および第2センサ65
はいずれも、搖動当接部材63の被検知アーム部62に
むけて光(矢付点線)を照射し、その光が被検知アーム
部62で反射した反射光を受光することにより、その被
検知アーム部62の変位を計測したうえで、ベルト21
(41)の幅方向Eに対する位置を検知することができ
る光学式のセンサである。
【0023】そして、この第1センサ64は、例えば支
軸60の中心点(O)からベルト側端部が当接する当接
アーム部61の当接位置までの離間距離L1と同じ距離
だけ支軸60の中心点(O)から離れた被検知アーム部
62の位置G1の変位を計測するように設置され、一方
の第2センサ65は、例えばその離間距離L1の半分の
離間距離L2(=L1/2)だけ支軸60の中心点
(O)から離れた被検知アーム部62の位置G2の変位
を計測するように設置されている。また、この第1セン
サ64は、例えば支軸60の中心点(O)からベルト側
端部が当接する当接アーム部61の当接位置までの離間
距離L1と同じ距離だけ支軸60の中心点(O)から離
れた被検知アーム部62の位置G1の変位を計測するよ
うに設置され、一方の第2センサ65は、例えばその離
間距離L1の半分の離間距離L2(=L1/2)だけ支
軸60の中心点(O)から離れた被検知アーム部62の
位置G2の変位を計測するように設置されている。
【0024】一方、ベルト変位手段52は、ベルト21
(41)を支持する複数のロールのうちテンションロー
ル24を、その一端部において例えば垂直方向Q,Rに
変位させることにより、ベルト21(41)をその幅方
向Eに変位させるものである。このテンションロール2
4を垂直方向Q,Rに変位させるための変位(ステアリ
ング)機構53は、そのテンションロール24の一端部
をモータ54により所定方向に所定量だけ回転する偏心
カム54上に支持し、この偏心カム54を回転させるこ
とによりテンションロール24の片側をその垂直方向
Q,Rに所定量だけ変位させることができるようになっ
ている。
【0025】そして、このステアリング機構53を採用
したベルト変位手段52は、ベルト位置検知手段51に
より得られるベルト位置情報が制御装置56に送られて
所定の処理がされた後、必要な制御信号が前記ステアリ
ング機構53におけるモータを駆動する駆動回路57に
送られ、これにより作動するようになっている。すなわ
ち、ベルト位置の検知情報が入力されると、制御装置5
6の位置演算部56aにおいてベルトの現在位置が演算
された後、その演算結果に基づき制御処理部56bにお
いてベルトの現在位置と規定位置Nとが比較されてその
位置ずれ量に相応するベルト変位量が求められ、そのベ
ルト変位量に応じた制御信号が駆動回路57に送られ
る。なお、駆動ロール22(42)は、そのいずれも例
えば駆動モータ38の回転駆動力がギア駆動伝達機構3
9を介して伝えられることにより回転駆動するようにな
っている。
【0026】次に、このベルト蛇行抑止装置50の動作
について説明する。
【0027】まず、ベルト21(41)が規定位置Nに
あるときは、図3等に示すようにベルト位置検出手段5
1(60)の搖動当接部材63が垂直状態にあるため、
このときの第1センサ64(例えば出力が0〜5Vのセ
ンサを使用した場合)の出力は図5に示すように「2.
5V」を示すようになっている。この状態は、その制御
装置53においてベルトが正常な規定位置Nにあると認
識されるようになっており、この結果、ベルト変位手段
52も動作しないようになっている。
【0028】そして、ベルト21(41)が蛇行発生に
よりその幅方向E1又はE2に移動したときは、図3〜
図5に示すように、そのベルトの移動に追従して搖動当
接部材63の当接アーム部61が支軸60を中心に矢印
J方向又は矢印K方向に搖動し、この搖動に連動して被
検知アーム部62も同様にして支軸60を中心に矢印J
方向又は矢印K方向に搖動して変位する。そして、この
ときの被検知アーム部62の変位が第1センサ64又は
第2センサ65によって計測される。
【0029】なお、この実施形態1では、ベルト21
(41)の幅方向の移動が規定位置Nに近い範囲内にあ
る場合(搖動当接部材63の搖動角度が0〜±θの範囲
にある場合)には、その被検知アーム部62の変位は第
1センサ64によって計測し、ベルト21(41)の幅
方向の移動がそれ以上大きい場合(搖動当接部材63の
搖動角度が+θ〜+2θ又は−θ〜−2θの範囲にある
場合)には、その被検知アーム部62の変位は第2セン
サ65に切り替えて計測するように設定されている。
【0030】図4は、このときの搖動当接部材63の搖
動角度(θ)と被検知アーム部62の各位置G1,G2
の変位量(W,S)との関係、および、その各変位量と
その各変位量を計測する第1センサ64および第2セン
サ65の関係を示すものである。また、図5は、各ベル
ト蛇行量に対する搖動当接部材63の搖動状態およびセ
ンサ出力値との関係を示すものである。
【0031】この図4および図5から、被検知アーム部
62の各位置G1,G2の変位量を2つのセンサ64、
65によって分担して計測することにより、その変位量
を例えば第1センサ64の1つによってのみ計測してい
る場合に比べて、そのベルト位置の検知範囲が広くな
る。すなわち、第1センサ64のみでは、例えば搖動当
接部材63が±θだけ搖動した分に相当する被検知アー
ム部62の位置G1の全変位量(2W)分を測定できる
に限られるが、第2センサ65によって被検知アーム部
62の位置G2の変位を計測することにより、例えば搖
動当接部材63が±2θだけ搖動した分に相当する被検
知アーム部62の位置G1の変位量を、その被検知アー
ム部62における位置G2の変位量(2S)分を測定す
ることによって計測することが可能となる。
【0032】また、ベルト21(41)の幅方向の移動
が規定位置Nに近い範囲内にある場合には、搖動当接部
材63における被検知アーム部62の支軸60から遠い
位置G1の変位がその移動に対して機敏で大きくなるた
め、その微妙な変位を第1センサ64で計測することに
より、ベルト21(41)の位置(わずかな変動)を精
度よく検知することができる。これにより、その精度の
高いベルト位置の検知情報に基づきベルト変位手段52
を動作させることができるため、変位規定位置N付近で
発生するベルトの蛇行をより的確に抑止することができ
る。
【0033】一方、ベルト21(41)の幅方向の移動
が規定位置N付近から大幅に離れて大きい場合には、そ
の大幅な移動のわりには搖動当接部材63における被検
知アーム部62の支軸60に近い位置G2の変位が小さ
いため、その大きめの変位を第2センサ65で計測する
ことにより、大幅に変動したベルト21(41)の位置
であっても確実に検知することができる。これにより、
その大幅なベルト位置の変動があっても、その変動が検
知されるため、ベルト変位手段52の動作によりそのベ
ルトを規定位置Nまで確実に戻すことができる。
【0034】したがって、このベルト蛇行抑止装置50
によれば、規定位置Nに近い範囲内でのベルトの変位に
対してはより高精度でベルト位置を検知することができ
る一方で、その規定位置Nから遠い範囲内でのベルトの
変位に対してはベルト位置の検知精度は低くてもより広
範囲の変位を検知することができることから、きわめて
効率のよいベルト位置の検知と蛇行抑止が可能である。
この結果、ベルトの蛇行がより確実にかつ精度良く抑止
されるため、中間転写ベルト21やシート搬送ベルト4
1の蛇行に起因した色ずれや色むら、画像ずれ等の画質
不良が発生することがない。
【0035】[実施の形態2]図6は、本発明(第2発
明)を適用した他の実施形態に係るベルト位置検知手段
を示すものであり、この実施形態2は、前記実施形態1
におけるベルト蛇行装置50におけるベルト位置検知手
段60に代えて、図6に示すベルト位置検知手段70を
使用した以外は実施形態1と同じである。
【0036】この実施形態2におけるベルト蛇行装置5
0のベルト位置検知手段70は、図6に示すように、ベ
ルト21(41)の側端部21a(41a)に当接しそ
のベルトの幅方向Eへの移動に追従して搖動するベルト
21の周回方向B(又はC)と平行する支軸71を中心
に搖動する当接アーム部72と、その当接アーム部72
の搖動に連動して支軸71を中心に搖動し当該搖動によ
り同一位置を通過する際の変位量が異なる複数種の被検
知曲面73a,73b,73cが形成された変形扇型の
被検知部74とを有する搖動当接部材75と、この搖動
当接部材75の被検知部74における異なる各被検知曲
面73a,73b,73cの変位を計測する1つのセン
サ76とで構成されている。図6中の符号77は、搖動
当接部材75の当接アーム部72を比較的弱い張力で引
っ張り、これによりその当接アーム部72がベルトの移
動時においても常にそのベルト側端部21a(41a)
に弾力的に当接し続けるように付勢している付勢用スプ
リングである。
【0037】この搖動当接部材75は、実施形態1にお
ける搖動当接部材63(図3)と同様に、ベルト21
(41)が蛇行せず正規の規定位置Nにあるときは垂直
状態になるように設定されており、ベルト21(41)
がその幅方向E1に移動した場合には、支軸60を中心
にして矢印J方向に傾くように搖動し、反対にベルト2
1(41)がその幅方向E2に移動した場合には支軸6
0を中心にして矢印K方向に傾くように搖動するように
なっている。また、そのセンサ76も、実施形態1にお
ける第1センサ64や第2センサ65と同様の光学式の
センサである。
【0038】そして、この搖動当接部材75における被
検知アーム部74の各被検知曲面73a,73b,73
cは、搖動当接部材75の搖動により同一位置通過する
際(図6に矢付点線で示すようにセンサ76から発光さ
れる光76aを横切る際)の変位量(W,S)が異なる
(W>S)ように支軸71の中心点(O)からの搖動半
径の変化割合を搖動角度(θ)に応じて変えた傾斜した
曲面形状としたものである。すなわち、その第1被検知
曲面73aは搖動当接部材75の搖動により大幅に変位
(±W)する特性をもつ曲面に、第2被検知曲面73b
は搖動当接部材75の矢印K方向への搖動によりわずか
に変位(−S)する特性をもつ曲面に、第3被検知曲面
73cは搖動当接部材75の矢印J方向への搖動により
わずかに変位(−S)する特性をもつ曲面にそれぞれ形
成されている。
【0039】次に、このベルト位置検知手段70を使用
したベルト蛇行抑止装置50の動作について説明する。
【0040】まず、ベルト21(41)が規定位置Nに
あるときは、実施形態1の場合とほぼ同様に、図6等に
示すようにベルト位置検出手段70の搖動当接部材75
の当接アーム部72が垂直状態にあるため、このときの
センサ76(出力0〜5Vのセンサ使用時)の出力は図
8に示すように「2.5V」を示すようになっている。
この状態は、その制御装置53においてベルトが正常な
規定位置Nにあると認識されるようになっており、この
結果、ベルト変位手段52も動作しないようになってい
る。
【0041】そして、ベルト21(41)が蛇行発生に
よりその幅方向E1又はE2に移動したときは、図6〜
図7に示すように、そのベルトの移動に追従して搖動当
接部材75の当接アーム部72が支軸71を中心に矢印
J方向又は矢印K方向に搖動し、この搖動に連動して被
検知部74も同様に支軸71を中心に矢印J方向又は矢
印K方向に搖動して変位する。そして、このときの被検
知部74における各被検知曲面73a,73b,73c
の変位がセンサ76によって計測される。
【0042】図7は、このときの搖動当接部材75の搖
動角度(θ)と被検知部74における各被検知曲面73
a,73b,73cの変位量(W,S)との関係、およ
び、その各変位量とその各変位量を計測するセンサ76
との関係を示すものである。また、図8は、各ベルト蛇
行量に対する搖動当接部材75の搖動状態およびセンサ
出力値との関係を示すものである。
【0043】この図7および図8から、被検知部62を
上述したような変位量が異なる複数の被検知曲面にて形
成したことにより、その搖動角度に対する変位量が、実
施形態1のような単なる直線的な被検知アーム部62の
場合の変位量に比べて多くなり、そのベルト位置の検知
範囲が広くなる。すなわち、特に搖動当接部材75が大
きく搖動した場合、その被検知部74の変位量が少ない
第2および第3の被検知曲面73b,73cがあること
により、ベルトが大幅に変動して搖動当接部材75が大
きく搖動したときであっても、その2つの被検知曲面7
3b,73cにより、そのときの変位量を計測すること
が可能となる。
【0044】また、ベルト21(41)の幅方向の移動
が規定位置Nに近い範囲内にある場合(搖動当接部材7
5の搖動角度が0〜±θの範囲にある場合)には、搖動
角度に対する変位量の多い第1被検知曲面73aの変位
量がセンサ76によって計測されるため、そのベルト2
1(41)の位置(わずかな変動)を精度よく検知する
ことができる。これにより、その精度の高いベルト位置
の検知情報に基づきベルト変位手段52を動作させるこ
とができるため、変位規定位置N付近で発生するベルト
の蛇行をより的確に抑止することができる。
【0045】一方、ベルト21(41)の幅方向の移動
が規定位置N付近から大幅に離れて大きい場合(搖動当
接部材75の搖動角度が+θ〜+2θ又は−θ〜−2θ
の範囲にある場合)には、その大幅な移動のわりには変
位量が少ない第2又は第3の被検知曲面73b,73c
の変位量がセンサ76によって計測されるため、大幅に
変動したベルト21(41)の位置であっても確実に検
知することができる。これにより、その大幅なベルト位
置の変動があっても、その変動が検知されるため、ベル
ト変位手段52の動作によりそのベルトを規定位置Nま
で確実に戻すことができる。
【0046】したがって、このベルト位置検知手段70
を使用したベルト蛇行抑止装置50であっても、前述し
たような実施形態1の場合と同様の効果が得られる。
【0047】[実施の形態3]図9は、本発明(第3発
明)を適用した他の実施形態に係るベルト位置検知手段
を示すものであり、この実施形態3は、前記実施形態1
におけるベルト蛇行装置50におけるベルト位置検知手
段60に代えて、図9に示すベルト位置検知手段80を
使用した以外は実施形態1と同じである。
【0048】この実施形態3におけるベルト蛇行装置5
0のベルト位置検知手段80は、図9に示すように、ベ
ルト21(41)の側端部21a(41a)に当接しそ
のベルトの幅方向Eへの移動に追従して搖動するベルト
21の周回方向B(又はC)と平行する第1支軸81を
中心に搖動する当接アーム部82と、その当接アーム部
82の搖動に連動して第1支軸81を中心に搖動する被
検知アーム部83とを有する細長い平板状の搖動当接部
材84と、この搖動当接部材84の第1支軸81が固定
されているとともに、その第1支軸81で搖動する搖動
当接部材84の搖動範囲を規制するように当該当接部材
84の搖動をその規制位置でそれぞれ停止させる左右一
対の停止部材(ストッパー)85a,85bが設けら
れ、かつ、搖動当接部材84を支持した状態で第1支軸
81と異なる位置でその第1支軸81と平行する第2支
軸86を中心に搖動する板状の搖動支持部材87と、こ
の搖動支持部材87上に支持された搖動当接部材84の
被検知アーム部83の変位を計測するセンサ88とで構
成されている。
【0049】図9中の符号89は、上記第2支軸86を
固定する支持部材である。また、符号90は搖動当接部
材84の当接アーム部82を比較的弱い張力で引っ張
り、これによりその当接アーム部82がベルトの移動時
においても常にそのベルト側端部21a(41a)に弾
力的に当接し続けるように付勢している付勢用スプリン
グである。さらに、符号91、92は搖動支持部材87
の第2支軸86の下方位置の側部を比較的弱い張力で引
っ張り、これによりその搖動支持部材87が中立状態に
あるとともに第2支軸86を中心に搖動するようにバラ
ンスをとっているバランス保持用スプリングである。そ
して、この付勢用スプリング90のバネ定数K1とバラ
ンス保持用スプリング91、92のバネ定数K2,K3
との大小関係は、「K1<K2+K3(ただしK2=K
3)」の条件に設定されている。
【0050】この搖動当接部材84は、実施形態1にお
ける搖動当接部材63(図3)と同様に、ベルト21
(41)が蛇行せず正規の規定位置Nにあるときは垂直
状態になるように設定されており、ベルト21(41)
がその幅方向E1に移動した場合には、第1支軸81を
中心にして矢印J方向に傾くように搖動し(図10
a)、反対にベルト21(41)がその幅方向E2に移
動した場合には、第1支軸81を中心にして矢印K方向
に傾くように搖動するようになっている(図11a)。
また、搖動支持部材87は、ベルト21(41)がその
幅方向E1に大幅に移動して搖動当接部材84が停止部
材85aに突き当たって停止した場合には、第2支軸8
6を中心にしてさらに矢印J方向に傾くように搖動し
(図10b)、反対にベルト21(41)がその幅方向
E2に大幅に移動して搖動当接部材84が停止部材85
bに突き当たって停止した場合には、第2支軸86を中
心にしてさらに矢印K方向に傾くように搖動するように
なっている(図11b)。更に、そのセンサ88も、実
施形態1における第1センサ64や第2センサ65と同
様の光学式のセンサである。
【0051】次に、このベルト位置検知手段80を使用
したベルト蛇行抑止装置50の動作について説明する。
【0052】まず、ベルト21(41)が規定位置Nに
あるときは、実施形態1の場合とほぼ同様に、図9等に
示すようにベルト位置検出手段80の搖動当接部材84
の当接アーム部82が垂直状態にあるため、このときの
センサ98(出力0〜5Vのセンサ使用時)の出力は図
13に示すように「2.5V」を示すようになってい
る。この状態は、その制御装置53においてベルトが正
常な規定位置Nにあると認識されるようになっており、
この結果、ベルト変位手段52も動作しないようになっ
ている。
【0053】そして、ベルト21(41)が蛇行発生に
よりその幅方向E1又はE2にわずかに移動したとき
(ただし搖動支持部材87が搖動せず垂直の中立状態に
ある場合)は、図10〜図11に示すように、そのベル
トの移動に追従して搖動当接部材84の当接アーム部8
2が第1支軸81を中心に矢印J方向又は矢印K方向に
搖動し、この搖動に連動して被検知アーム部83も同様
に第1支軸81を中心に矢印J方向又は矢印K方向に搖
動して変位する(図12中の点線83aで示す状態)。
そして、このときの被検知アーム部83の変位がセンサ
88によって計測される。
【0054】また、ベルト21(41)が蛇行発生によ
りその幅方向E1又はE2に大幅に移動したときは、ま
ず搖動当接部材84が停止部材85a,85bのいずれ
か一方に突き当たってその搖動が停止し(図10a,図
11a)、次に搖動当接部材84がその状態で保持され
たままで搖動支持部材87が第2支軸86を中止に矢印
J方向又は矢印K方向に搖動し、この搖動支持部材87
の搖動に伴なって被検知アーム部83の位置もほぼ矢印
J方向又は矢印K方向にさらに変位する(図12中の点
線83bで示す状態)。そして、このときの被検知アー
ム部83の最終的な変位がセンサ88によって計測され
る。
【0055】図12は、このときの搖動当接部材84お
よび搖動支持部材87の搖動角度(θ)と被検知部83
の変位量(W,S)との関係、および、その各変位量と
その各変位量を計測するセンサ88との関係を示すもの
である。また、図13は、各ベルト蛇行量に対する搖動
当接部材84および搖動支持部材87の搖動状態および
センサ出力値との関係を示すものである。
【0056】この図12および図13から、第1支軸8
1で搖動する搖動当接部材84をその第1支軸81を固
定して第2支軸86で搖動する搖動支持部材87に支持
させることによって、その搖動当接部材84が第1支軸
81と第2支軸86の異なる支軸を中心に2段階で搖動
するような状態になるよに構成したことにより、その搖
動当接部材84の搖動角度に対する変位量が、実施形態
1のような1つの支軸60で搖動する場合の変位量に比
べて1段階(変位量Sの分だけ)多くなり、そのベルト
位置の検知範囲が広くなる。すなわち、搖動当接部材8
4が第1支軸81で搖動して変位量(±W)だけ変位し
た後、その搖動当接部材84を支持する搖動支持部材8
7が第2支軸86でさらに変位量(±S)だけ余分に変
位することになる。これにより、ベルトが大幅に変動し
て搖動当接部材84が大きく搖動したときであっても、
その2つの支軸81、86で2段階にわけて搖動するこ
とにより、そのときの変位量を計測することが可能とな
る。
【0057】また、ベルト21(41)の幅方向の移動
が規定位置Nに近い範囲内にある場合(搖動当接部材7
5の搖動角度が0〜±θの範囲にある場合)には、搖動
角度に対する変位量の多い第1支軸81での搖動当接部
材84の搖動にともなう被検知アーム部83の変位量が
センサ88によって計測されるため、そのベルト21
(41)の位置(わずかな変動)を精度よく検知するこ
とができる。これにより、その精度の高いベルト位置の
検知情報に基づきベルト変位手段52を動作させること
ができるため、変位規定位置N付近で発生するベルトの
蛇行をより的確に抑止することができる。
【0058】一方、ベルト21(41)の幅方向の移動
が規定位置N付近から大幅に離れて大きい場合(搖動当
接部材75の搖動角度が+θ〜+2θ又は−θ〜−2θ
の範囲にある場合)には、その大幅な移動のわりには変
位量が少ない第2支軸86ででの搖動支持部材87の搖
動にともなう被検知アーム部83の変位量がセンサ88
によって計測されるため、大幅に変動したベルト21
(41)の位置であっても確実に検知することができ
る。これにより、その大幅なベルト位置の変動があって
も、その変動が検知されるため、ベルト変位手段52の
動作によりそのベルトを規定位置Nまで確実に戻すこと
ができる。
【0059】したがって、このベルト位置検知手段80
を使用したベルト蛇行抑止装置50であっても、前述し
たような実施形態1の場合と同様の効果が得られる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のベルト蛇
行抑止装置によれば、ベルトの蛇行等によるベルト幅方
向への変位をより広い範囲で検知することができ、これ
によりベルトの蛇行をより広範囲で抑止することができ
る。また、規定位置に近い範囲内でのベルトの変位に対
してはより高精度でベルト位置を検知することができる
一方で、その規定位置から遠い範囲内でのベルトの変位
に対してはベルト位置の検知精度は低くてもより広範囲
の変位を検知することができ、これにより、きわめて効
率のよいベルト位置の検知と蛇行抑止を行うことが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用することができる画像形成装置
の例を示すもので、(a)は中間転写ベルト機構を使用
する画像形成装置例の概略構成図、(b)はシート搬送
ベルト機構を使用する画像形成装置例の概略構成図。
【図2】 実施形態1におけるベルト機構およびベルト
蛇行抑止装置の構成を示す概略斜視図。
【図3】 実施形態1におけるベルト位置検知手段を示
す概要図。
【図4】 図3のベルト位置検知手段における搖動当接
部材の搖動角度と被検知アーム部の各位置の変位量との
関係、並びにその各変位量とその各変位量を計測する第
1センサおよび第2センサの関係を示す説明図。
【図5】 図3のベルト位置検知手段における、各ベル
ト蛇行量に対する搖動当接部材の搖動状態およびセンサ
出力値との関係を示す相関図。
【図6】 実施形態2におけるベルト位置検知手段を示
す概要図。
【図7】 図6のベルト位置検知手段における搖動当接
部材の搖動角度と被検知部における各被検知曲面の変位
量との関係、並びにその各変位量とその各変位量を計測
するセンサの関係を示す説明図。
【図8】 図6のベルト位置検知手段における、各ベル
ト蛇行量に対する搖動当接部材の搖動状態およびセンサ
出力値との関係を示す相関図。
【図9】 実施形態3におけるベルト位置検知手段を示
す概要図。
【図10】 図9のベルト位置検知手段における搖動当
接部材および搖動支持部材の動作状態(ベルトが一方の
方向に移動した場合)を示す説明図。
【図11】 図9のベルト位置検知手段における搖動当
接部材および搖動支持部材の動作状態(ベルトがその他
方の方向に移動した場合)を示す説明図。
【図12】 図9のベルト位置検知手段における搖動当
接部材および搖動支持部材の搖動角度と被検知アーム部
の変位量との関係、並びにその各変位量とその各変位量
を計測するセンサの関係を示す説明図。
【図13】 図9のベルト位置検知手段における、各ベ
ルト蛇行量に対する搖動当接部材および搖動支持部材の
搖動状態とセンサ出力値との関係を示す相関図。
【図14】 従来技術におけるベルト位置検知手段の代
表例を示す概略構成図。
【符号の説明】
21…中間転写ベルト(ベルト)、22〜25…複数の
ロール、41…シート搬送ベルト(ベルト)、42〜4
5…複数のロール、50…ベルト蛇行抑止装置、51,
70,80…ベルト位置検知手段、52…ベルト変位手
段、60,71…支軸、61,72,82…当接アーム
部、62,83…被検知アーム部、63,75,84…
搖動当接部材、64,65…複数のセンサ、73a,7
3b,73c…被検知曲面、74…被検知部、76,8
8…センサ、81…第1支軸、85a,85b…停止部
材、86…第2支軸、87…搖動支持部材、B,C…ベ
ルトの周回方向、E1,E2…ベルトの幅方向、G1,
G2…支軸からの離間距離の異なる位置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/16 G03G 15/16 3F048 // B65G 15/64 B65G 15/64 3F049 (72)発明者 黒田 光昭 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 重森 幸友 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 高山 誠一 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 高野 一男 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 保苅 則雄 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 星野 高志 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 山科 晋 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 田川 浩三 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 西川 聰 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 三田村 欣彦 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社内 Fターム(参考) 2F069 AA02 AA06 AA17 AA99 BB29 BB34 DD20 GG01 GG04 GG07 GG21 GG62 GG63 HH04 HH09 HH30 JJ13 MM00 2H027 DA22 DE02 DE07 ED01 2H032 BA09 BA18 CA02 2H035 CB06 CF02 CG01 3F023 AA05 BA02 BB01 BB09 BC01 CA02 GA07 3F048 AA02 AA04 AA05 AB01 BA08 BA20 BB01 BD07 CA10 DA06 DB01 EB24 3F049 BB11 DA04 LA02 LA05 LA07 LB01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のロールに張架されて周回するベル
    トの周回方向と直交する幅方向の位置を検知するベルト
    位置検知手段と、このベルト位置検知手段により検知さ
    れた位置情報に基づいて前記ベルトをその幅方向に変位
    させて規定位置に戻すベルト変位手段とを備えたベルト
    蛇行抑止装置において、 前記ベルト位置検知手段が、 前記ベルトの側端部に当接しそのベルトの幅方向への移
    動に追従して支軸を中心に搖動する当接アーム部と、そ
    の当接アーム部の搖動に連動して当該支軸を中心に搖動
    する被検知アーム部とを有する搖動当接部材と、 この搖動当接部材の被検知アーム部における前記支軸か
    らの離間距離が異なる複数の位置の変位を個別に計測す
    る複数のセンサとで構成されていることを特徴とするベ
    ルト蛇行抑止装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のベルト位置検知手段に
    代えて、 前記ベルトの側端部に当接しそのベルトの幅方向への移
    動に追従して支軸を中心に搖動する当接アーム部と、そ
    の当接アーム部の搖動に連動して当該支軸を中心に搖動
    し当該搖動により同一位置を通過する際の変位量が異な
    る複数種の被検知曲面が形成された被検知部とを有する
    搖動当接部材と、 この搖動当接部材の被検知部における異なる各被検知曲
    面の変位を計測するセンサとで構成されているベルト位
    置検知手段を使用することを特徴とするベルト蛇行防止
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のベルト位置検知手段に
    代えて、 前記ベルトの側端部に当接しそのベルトの幅方向への移
    動に追従して第1支軸を中心に搖動する当接アーム部
    と、その当接アーム部の搖動に連動して当該第1支軸を
    中心に搖動する被検知アーム部とを有する搖動当接部材
    と、 この搖動当接部材の第1支軸が固定されているととも
    に、その第1支軸で搖動する当接部材の搖動範囲を規制
    するように当該当接部材の搖動をその規制位置でそれぞ
    れ停止させる左右一対の停止部材が設けられ、かつ、前
    記搖動当接部材を支持した状態で前記第1支軸と異なる
    位置でその第1支軸と平行する第2支軸を中心に搖動す
    る搖動支持部材と、 この搖動支持部材上に支持された前記搖動当接部材の被
    検知アーム部の変位を計測するセンサとで構成されてい
    るベルト位置検知手段を使用することを特徴とするベル
    ト蛇行防止装置。
JP26040599A 1999-09-14 1999-09-14 ベルト蛇行抑止装置 Pending JP2001083840A (ja)

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