JP2001081038A - 活性酸素消去剤、それを含有する化粧料及び食品 - Google Patents

活性酸素消去剤、それを含有する化粧料及び食品

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JP2001081038A JP25994599A JP25994599A JP2001081038A JP 2001081038 A JP2001081038 A JP 2001081038A JP 25994599 A JP25994599 A JP 25994599A JP 25994599 A JP25994599 A JP 25994599A JP 2001081038 A JP2001081038 A JP 2001081038A
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active oxygen
yucca
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extraction
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Nobuyuki Doi
信幸 土井
Keiichiro Kondo
慶一郎 近藤
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Nippon Zettoc Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 活性酸素消去作用に優れた活性酸素消去剤を
提供する。優れた活性酸素消去作用を発揮する化粧料及
び食品を提供する。 【解決手段】 ユッカ抽出物を含有する活性酸素消去
剤;オウゴン抽出物及びセイヨウハッカ抽出物からなる
群から選ばれる少なくとも1種とユッカ抽出物とを含有
する活性酸素消去剤;上記活性酸素消去剤を含有する化
粧料;上記活性酸素消去剤を含有する食品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、活性酸素消去剤に
関し、さらに該活性酸素消去剤を含有する化粧料及び食
品に関する。
【0002】
【従来の技術】過剰の活性酸素は生体内にて種々の組織
障害をもたらす。活性酸素が生体に及ぼす影響として、
心筋梗塞、脳卒中、白内障、シミ、ソバカス、シワ、糖
尿病、動脈硬化、肩こりなどの疾病の原因となることが
挙げられる。特に皮膚は、紫外線などの環境因子の刺激
を直接受けるため、活性酸素が生成しやすい器官であ
り、活性酸素の濃度上昇と、過酸化脂質の生成が生じ易
い。紫外線照射により皮膚内に生じる活性酸素は、皮膚
疾患、炎症、老化あるいは色素沈着を促すことが知られ
ており、その要因は生体中の脂質、タンパク質、酵素、
DNAなどに活性酸素が作用して生じる細胞や組織の損
傷にあるとされている。皮膚や頭髪に紫外線があたる
と、それらの表面にある皮脂等の脂質が活性酸素により
酸化されて有害な過酸化脂質が生成する。このような過
酸化脂質は表皮細胞の中にも発生し、細胞の働きや皮膚
本来の機能を低下させる。紫外線による光老化現象であ
るシワやタルミの発生は、これらの有害物質が真皮中の
コラーゲンやエラスチンを変性させることに起因してお
り、更に活性酸素は皮膚細胞のDNAにも損傷を与え
る。一方、頭髪においては紫外線や活性酸素を介した毛
小皮の損傷が起こり、これによって枝毛や切れ毛の発生
が促され、ハリやコシも減少する。
【0003】活性酸素による損傷に対する生体の防御機
構は、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)に代表
される活性酸素消去酵素に負うところが大きく、SOD
等の酵素は活性酸素を水と酸素に分解する作用を有す
る。また、血液中のトコフェロール(ビタミンE)も活
性酸素による損傷を抑制する効果があり、これはトコフ
ェロールの抗酸化作用(還元作用)による。こういった
背景から、活性酸素消去作用を有する成分としては、S
OD様作用や抗酸化作用を示すものが使用されている。
現状では活性酸素消去作用を示す数多くの化合物や天然
物が知られており、中でも安全性や環境への配慮から植
物抽出物の利用が増えてきている。しかしながら、これ
らの植物抽出物の活性酸素消去作用は比較的弱く、肌荒
れの改善やシワ形成等の老化防止、あるいは頭髪、頭皮
の損傷防止を目的とした場合には未だ充分な効果が得ら
れていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、活性
酸素消去作用に優れた活性酸素消去剤を提供することで
ある。本発明の目的はさらに、上記活性酸素消去剤を配
合した、肌荒れの改善やシワ形成等の老化防止、あるい
は頭髪・頭皮の損傷防止に有用な化粧料を提供し、ま
た、上記活性酸素消去剤を配合した食品を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するため鋭意検討した結果、ユッカ抽出物に優れ
た活性酸素消去作用を見出し、さらに、ユッカ抽出物
と、オウゴン抽出物及びセイヨウハッカ抽出物からなる
群から選ばれる少なくとも1種を併用することにより、
優れた活性酸素消去作用が発揮されることを見出し、本
発明を完成するに至った。従って本発明は、ユッカ抽出
物を含有する活性酸素消去剤に関し、また、オウゴン抽
出物及びセイヨウハッカ抽出物からなる群から選ばれる
少なくとも1種とユッカ抽出物とを含有する活性酸素消
去剤に関する。本発明はさらに、上記活性酸素消去剤を
含有する化粧料、及び食品に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。 〈ユッカ抽出物〉原料のユッカ (Yucca)としては、Yu
cca arizonica,Yucca brevifolia,Yucca schidiger
a,Yucca elata,Yucca intermdia,Yucca recurvifoli
a Salisb,Yucca smalliana Fernald,Yucca aloifolia
Linn,Yucca gloriosa Linn,Yucca mohavensis,Yucc
a peninsularis,Yucca schottii,Yucca whipplei等が
あり、これらの1種を用いてもよいし、2種以上を用い
てもよい。ユッカは地下部、地上部(種子を含む)とも
抽出原料として使用することができる。原料は適宜適当
な大きさに粉砕してから、水、親水性有機溶媒又はこれ
らの混合物で抽出処理する。抽出用の親水性有機溶媒と
しては、メタノール、エタノール等の低級アルコール、
グリセリン、1,3-ブチレングリコール、プロピレングリ
コール等の多価アルコール、アセトン等が好ましい。抽
出溶媒の使用量は重量で、抽出原料の3〜10倍量程度
が適当である。抽出方法は特に制限が無く、一般には常
温ないし沸点付近の温度に維持した溶媒中に原料を浸漬
しておけばよい。溶剤抽出によらず、ステロイドサポニ
ン含有エキスを得る方法として、新鮮な植物体を原料に
して搾汁する方法もある。また、所定の抽出溶媒にて抽
出して得た抽出液をそのまま用いる以外に、この抽出液
を濃縮してもよいし、乾燥させて固形物(粉末状又は顆
粒状)にしてもよい。更に、イオン交換樹脂を充填した
カラムにより、水、親水性有機溶媒あるいはこれらの混
液を用いて分画を行い、サポニン、フラボノイド、レス
ベラトロールの1種又は2種以上を主成分とする抽出物
を用いてもよい。本抽出物としては通常食品等に使用さ
れているものが使用でき、それらは市場で一般に入手す
ることができる。本発明においては、そのような市販品
を使用することができる。
【0007】オウゴン抽出物及びセイヨウハッカ抽出物
は、原料となる植物の花、枝、茎、根あるいは全草等ど
の部分を用いてもよく、各原料は適宜適当な大きさに粉
砕してから、水、親水性有機溶媒又はこれらの混合物で
抽出処理する。抽出用の親水性有機溶媒としては、メタ
ノール、エタノール等の低級アルコール、グリセリン、
1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール等の多
価アルコール等が好ましい。抽出溶媒の使用量は重量
で、抽出原料の3〜10倍量程度が適当である。抽出方
法は特に制限が無く、一般には常温ないし沸点付近の温
度に維持した溶媒中に原料を浸漬しておけばよい。更
に、所定の抽出溶媒にて抽出して得た抽出液をそのまま
用いる以外に、この抽出液を濃縮してもよいし、乾燥さ
せて固形物(粉末状又は顆粒状)にしてもよい。以下に
各抽出物の好ましい例を示す。 オウゴン抽出物:コガネバナ(Scutellaria baicalensi
s Georgi,Labiatae)の周皮を除いた根の水及び/又は
エタノール及び/又は1,3-ブチレングリコール抽出物。 セイヨウハッカ抽出物:セイヨウハッカ(Mentha piper
ita Linne,Labiatae)の葉の水及び/又はエタノール
及び/又はプロピレングリコール及び/又は1,3-ブチレ
ングリコール抽出物。 上記抽出物としては通常化粧料に使用されているものが
使用でき、それらは市場で一般に入手することができ
る。本発明においては、そのような市販品を使用するこ
とができる。
【0008】本発明の活性酸素消去剤は、ユッカ抽出物
を含有し、あるいはオウゴン抽出物及びセイヨウハッカ
抽出物からなる群から選ばれる少なくとも1種とユッカ
抽出物とを含有するものであり、個々の抽出物は1種又
は2種以上を配合することができる。本発明の活性酸素
消去剤における、ユッカ抽出物と、オウゴン抽出物及び
セイヨウハッカ抽出物からなる群から選ばれる少なくと
も1種の配合比率は重量で、 ユッカ抽出物:オウゴン抽出物及びセイヨウハッカ抽出
物からなる群から選ばれる少なくとも1種=1:9〜
9:1が適当であり、更に好ましくは3:7〜8:2で
ある。ユッカ抽出物の割合が1:9より小さい場合は十
分な活性酸素消去活性がみられなくなり、9:1より大
きい場合は併用による相乗効果が乏しくなる。
【0009】本発明で言う活性酸素消去剤は、特に限定
されるものではないが、その形状は液状、固形状、半固
形状である。また、本発明の活性酸素消去剤を配合した
製剤の用途は任意であり、医薬品、医薬部外品、化粧
料、食品等に広く用いられる。本発明の活性酸素消去剤
を含有する化粧料には、皮膚外用剤として化粧水、クリ
ーム・乳液、パック、化粧油、軟膏、ジェル、防臭消臭
剤、養毛トニック、ヘアミスト、ヘアジェル等の形態が
あり、皮膚洗浄剤としてヘアシャンプー、ヘアリンス、
洗顔料、ボディソープ等がある活性酸素消去剤の化粧料
への配合量は、その有効成分であるユッカ抽出物と、オ
ウゴン抽出物及びセイヨウハッカ抽出物からなる群から
選ばれる少なくとも1種の合計量として、化粧料全重量
の0.01重量%(以下、%とする)〜30%が好まし
く,更に好ましくは0.1〜10%である.0.01%未満
では活性酸素消去活性に乏しくなる場合があり、また3
0%を越えると効果が頭打ちになり経済的に不利になる
場合がある。
【0010】本発明の活性酸素消去剤並びにこれを配合
した化粧料には、目的に応じて一般に化粧品等に用いら
れる基剤成分並びに薬効成分を配合することができる。
具体的には、鉱物油、動植物油、ワックス、脂肪酸、脂
肪アルコール、エステル油、界面活性剤(乳化剤、可溶
化剤、分散剤)、湿潤剤、高分子化合物、動植物抽出
物、アミノ酸類、溶剤、消炎剤、防腐剤、紫外線吸収
剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤、pH調整剤、色素
・顔料、香料などが挙げられ、本発明の効果を損なわな
い範囲で配合することができる。本発明の化粧料はその
種類に応じて、常法に従って製造することができる。以
下に基剤成分や薬効成分の具体例を挙げる。
【0011】〈鉱物油〉流動パラフィン、流動イソパラ
フィン等 〈動植物油〉スクワラン、オリブ油、ツバキ油、コムギ
胚芽油、ホホバ油、アボカド油、カロット油、シア脂、
パーム油、硬化油、馬油、ラノリン類、卵黄油、チョウ
ジ油、ローズヒップ油、ラベンダー油、ハッカ油、スペ
アミント油、ローズマリー油等 〈ワックス〉マイクロクリスタリンワックス、固形パラ
フィン、ミツロウ等
【0012】〈脂肪酸〉ラウリン酸、ミリスチン酸、パ
ルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリ
ン酸等 〈脂肪アルコール〉ラウリルアルコール、ミリスチルア
ルコール、セタノール、セトステアリルアルコール、ス
テアリルアルコール、イソステアリルアルコール、オレ
イルアルコール、ヘキシルデカノール、ベヘニルアルコ
ール、オクチルドデカノール、ラノリンアルコール等 〈エステル油〉トリカプリル酸グリセリル、2−エチル
ヘキサン酸セチル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリ
ル、オクタン酸イソセチル、イソノナン酸イソノニル、
ジオクタン酸エチレングリコール、トリ(カプリル・カ
プリン酸)グリセリン、ミリスチン酸イソプロピル、パ
ルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソセチル、パ
ルミチン酸セチル、炭酸ジアルキル等
【0013】〈界面活性剤〉ラウリル硫酸塩、アルキル
硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、テトラデ
センスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルスルホ
コハク酸塩、ラウロイルサルコシン塩、アルキルメチル
−β−アラニン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ルリン酸塩、脂肪酸石けん、N−アシルグルタミン酸
塩、ラウリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエ
タノールアミド、アルキルジメチルアミンオキシド、ア
ルキルメチルタウリン塩、アルキルアミノプロピオン酸
塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸
塩、アルキルリン酸塩、アルキルグルコシド,ポリエー
テル変性シリコン等 塩化アルキルトリメチルアンモニウム、臭化アルキルト
リメチルアンモニウム、アミドアミン、塩化ジアルキル
ジメチルアンモニウム アルキルジメチル酢酸ベタイン、アルキルアミドプロピ
ルベタイン、アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチ
ルイミダゾリニウムベタイン
【0014】レシチン(大豆又は卵黄)誘導体、プロピ
レングリコール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、
ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、
ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレン硬化ヒマシ油、ポリエチレングリコール脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエー
テル、ポリオキシエチレンアルキルノニルフェニルエー
テル、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸・リ
ン酸塩
【0015】〈湿潤剤〉プロピレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、グリセリ
ン、ジグリセリン、イソプレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、ソルビット、マルチトール、トレハロー
ス、キシリット等 〈高分子化合物〉メチルセルロース、エチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシ
ビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルピ
ロリドン、カチオン化セルロース、カチオン化グァガ
ム、ヒアルロン酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウ
ム、キサンタンガム、カラギーナン等
【0016】〈動植物抽出物〉プラセンタエキス、加水
分解コラーゲン、加水分解ケラチン、加水分解シルク、
加水分解エラスチン、酵母エキス、アロエエキス、コン
フリーエキス、シャクヤクエキス、シソエキス、センブ
リエキス、ハマメリス水、ヒキオコシエキス、ホップエ
キス、セージエキス、マロニエエキス、モモ葉エキス、
ユキノシタエキス、メリッサエキス、ヨモギエキス、ロ
ーズマリーエキス、コメヌカ発酵エキス等 〈アミノ酸類〉L−アラニン、L−アルギニン、L−ア
スパラギン酸、L−グルタミン、L−システイン、L−
セリン、L−チロシン、L−プロリン、ピロリドンカル
ボン酸塩、グリシン等 〈溶剤〉精製水、常水、エタノール、イソプロパノー
ル、ベンジルアルコール等
【0017】〈ビタミン類〉ビタミンA、酢酸レチノー
ル、塩酸ピリドキシン、ジカプリル酸ピリドキシン、ビ
オチン、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベ
ンジル、リボフラビン、パントテン酸カルシウム、D−
パントテニルアルコール、アスコルビン酸、パルミチン
酸アスコルビル、リン酸L−アスコルビルマグネシウ
ム、エルゴカルシフェロール、ビタミンE、酢酸トコフ
ェロール、天然ビタミンE等 〈消炎剤〉グリチルリチン酸、グリチルリチン酸ジカリ
ウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム、グリチルレ
チン酸、グリチルレチン酸ステアリル、グアイアズレ
ン、グアイアズレンスルホン酸ナトリウム、アラントイ
ン、ε−アミノカプロン酸等 〈防腐剤〉メチルパラベン、エチルパラベン、プロピル
パラベン、ブチルパラベン、イソブチルパラベン、フェ
ノキシエタノール、ビサボロール、ヒノキチオール、安
息香酸、安息香酸ナトリウム、サリチル酸、サリチル酸
ナトリウム、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、ウンデ
シレン酸、ピオニン、lーメントール、d−カンフル等
【0018】〈紫外線吸収剤〉パラアミノ安息香酸、パ
ラアミノ安息香酸エチル、パラアミノ安息香酸グリセリ
ル、パラジメチルアミノ安息香酸2−エチルヘキシル、
オキシベンゾン、ジヒドロキシベンゾフェノン、ジヒド
ロキシジメトキシベンゾフェノン、ジヒドロキシジメト
キシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム、ヒドロキシ
メトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム、サリチ
ル酸オクチル等 〈金属イオン封鎖剤〉エデト酸、エデト酸塩、エチレン
ジアミンヒドロキシエチル三酢酸三ナトリウム、ジエチ
レントリアミン五酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸五
ナトリウム、エチレンジアミンテトラキス(2−ヒドロ
キシイソプロピル)ジオレイン酸塩、ヒドロキシエタン
ジスルホン酸、ヒドロキシエタンジスルホン酸四ナトリ
ウム、フィチン酸等 〈酸化防止剤〉ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒ
ドロキシアニソール、エリソルビン酸、没食子酸プロピ
ル、没食子酸オクチル、d−δ−トコフェロール等
【0019】本発明の活性酸素消去剤を食品に配合する
場合、特に制限されるわけではなく、キャンディーやガ
ム、グミ、ゼリーといった菓子類やジュース、炭酸飲料
のようなドリンク類、パンなどの主食が例示できる。本
発明の活性酸素消去剤を含有する食品には、通常、各種
食品に使用する成分を含ませることができ、例えば酸味
料、甘味料、乳化剤、増粘剤、ゲル化剤、果汁、果実加
工品、塩味料、苦味剤、香辛料などが例示できる。
【0020】例えば、ブドウ糖、果糖、蔗糖、マルトー
ス、ソルビトール、ステビオサイド、コーンシロップ、
乳糖、デンプン、マンニトール、クエン酸、酒石酸、リ
ンゴ酸、コハク酸、乳酸、L−アスコルビン酸、dl-α-
トコフェロール、エリソルビン酸ナトリウム、グリセリ
ン、プロピレングリコール、グリセリン脂肪酸エステ
ル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エス
テル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコー
ル脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エスエル、ソルビタン
脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステ
ル、アラビアガム、コーンスターチ、結晶セルロース、
カラギーナン、カゼイン、ゼラチン、ペクチン、寒天、
ビタミンB類、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシ
ウム、ステアリン酸マグネシウム、アミノ酸類、カルシ
ウム塩類、色素、香料、保存剤など、通常の食品原料と
して使用されているものを適宜配合して製造することが
できる。これらの食品は常法に従って製造することがで
きる。食品における活性酸素消去剤の配合量は、食品の
種類によって異なるが、食品の味を損なわず、活性酸素
消去作用が期待できるようにするのが望ましい。食品の
全重量に基づいて、その有効成分であるユッカ抽出物
と、オウゴン抽出物及びセイヨウハッカ抽出物からなる
群から選ばれる少なくとも1種の合計量として、0.01
〜10重量%が適当であり、好ましくは0.1〜5重量%
である。
【0021】次に試験例、実施例により本発明を更に詳
細に説明する。なお、本発明はこれらによって限定され
るものではない。 −活性酸素消去効果− 本試験で用いた化学発光法による活性酸素の測定は、酸
化反応によって発光する物質(ウミホタルルシフェリン
誘導体等の発光試薬)を利用したもので、その発光量か
ら活性酸素量を求めることができる。発光試薬は種々の
活性酸素種と定量的に反応するため、活性酸素に対する
消去作用を検討するのに適している。 スーパーオキシドラジカルの消去作用:SOD様作用 96穴マイクロプレートにカルシウムイオン含有 Hanks
溶液(和光純薬工業(株)より購入)116.4μlを分
注し、任意に調製した試験液20μl を加え、さらに
20μM ウミホタルルシフェリン誘導体(東京化成販売
(株)より購入)5μl及び1mMヒポキサンチン(和
光純薬工業(株)より購入)8.6μl を加えた。37
℃で2分間置いた後、1mU/mlキサンチンオキシダーゼ
(和光純薬工業(株)より購入)50μlを加え、1分
間に生じる総発光量を化学発光検出器を用いて測定し
た。
【0022】はじめに、表1に示す各試料毎に、その濃
度と活性酸素抑制率(%)の関係を調べた。各試料を任
意の濃度に希釈した試験液の調製には、適宜、個々の試
料に合わせた希釈溶媒(超純水、エタノール、1,3-ブチ
レングリコール又はこれらの混液)を用いた。表1には
各試料と、試験液の調製に用いた希釈溶媒を纏める。こ
の場合の抑制率(%)は、下式の通り試験液を加えない
場合の総発光量(A)及び各試験液を加えた場合の総発
光量(B)から算出した。 抑制率(%)=[1−(B)/(A)]×100 得られた結果においては、各試料とも濃度依存的な抑制
率の上昇がみられ、いずれの試料においても、抑制率が
75%に至るまでは試料濃度と抑制率の間に比例関係
(r> 0.95)が認められた。
【0023】次に、試料濃度と抑制率が比例関係にある
範囲内で、各試料単独の場合とこれらを併用した場合の
抑制率を求めた。併用した場合の組み合わせを表2に示
す。具体的には、得られた比例式から抑制率が約25%
となる試料濃度(IC25)を求め、このIC25における
各試料毎の総発光量を測定し、試料単独の場合の抑制率
を算出した。表3に各試料毎の抑制率を示す。一方、試
料を併用する場合は、個々の試料濃度を先のIC25に合
わせて混合し、この混液を試験液として同様に抑制率を
算出した。本試験においては、IC25における各試料の
抑制率を合計した理論上の抑制率(理論値)と比較し、
併用した場合の抑制率(表4中の実測値)がこれを10
%以上、上回る場合に、優れたSOD様作用を有すると
判断した。
【0024】
【表1】 試験に供した試料とその希釈溶媒
【0025】
【表2】 併用した場合の組み合わせ
【0026】<試験結果>
【表3】 比例式から求めた各試料の IC25 及び IC25
における抑制率
【0027】
【表4】 併用した場合の抑制率(理論値及び実測値) 上記の表から明らかなように、実施例に示した活性酸素
消去剤は、SOD様作用が強く、優れた活性酸素消去効
果を有していた。
【0028】−使用試験− (1)肌質・小ジワ改善効果(モニターテスト) 健常な成人女性(25〜35歳)10名を被験者とし、
以下に示す実施例1の組み合わせを基本とした化粧水及
び個々の抽出物を配合した化粧水を調製し、これを顔面
の皮膚に連日(朝夕使用)1ヶ月間使用した後、a)肌
にハリを与える効果、b)くすみ,しみの改善効果、
c)小ジワの改善効果を調査した。これらの効果は全て
皮膚の状態を目視にて観察し、以下の評価基準に準じて
評価した。 <評価基準> A:非常に効果があった。 B:効果があった。
C:変化がなかった。D:少し悪くなった。 E:悪
くなった。
【0029】
【表5】 モニターテスト用化粧水(単位:重量%) 上記1)〜6)を均一に混合溶解し化粧水とした。
【0030】
【表6】 モニターテストの結果(表中の数値は人数
を表す。) 上記の表から明らかなように、実施例5の化粧水を使用
すると、肌のハリが良くなり、くすみ・しみ及び小ジワ
が改善されることがわかる。なお、モニターテスト中に
皮膚に異常が生じた被験者は1名もなかった。
【0031】(2)頭髪の改善効果(モニターテスト) 健常な成人女性(25〜35歳)10名を被験者とし、
以下に示す実施例4の組み合わせを基本としたヘアミス
ト及び個々の抽出物を配合したヘアミストを調製し、こ
れを頭髪に連日(朝夕使用)1ヶ月間使用した後、a)
枝毛・切れ毛の減少効果、b)コシの改善効果、c)ツ
ヤの改善効果を調査した。これらの効果は全て以下の評
価基準に準じて評価した。 <評価基準> A:非常に効果があった。 B:効果があった。
C:変化がなかった。D:少し悪くなった。 E:悪
くなった。
【0032】
【表7】 モニターテスト用ヘアミスト(単位:重量
%) 上記1)〜6)を均一に混合溶解しヘアミストとした。
【0033】
【表8】 モニターテストの結果(表中の数値は人数を
表す。) 上記の表から明らかなように、実施例6のヘアミストを
使用すると、枝毛・切れ毛が減少し、頭髪のコシやツヤ
が改善されることがわかる。なお、モニターテスト中に
頭髪・頭皮に異常が生じた被験者は1名もなかった。
【0034】以下、化粧料及び食品の調製を示す。各処
方の単位は重量%で全量100とする。
【実施例7】化粧水の調製 1.ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.8 2.グリセリン 3.0 3.ジプロピレングリコール 2.0 4.エタノール 5.0 5.活性酸素消去剤 10.0 (ユッカ抽出物/セイヨウハッカ抽出物=1/9) 6.メチルパラベン 0.2 7.精製水 残 部 製法:成分1〜7を均一に混合溶解して化粧水とする。
【0035】
【実施例8】 クリームの調製 1.ポリオキシエチレン(10)アルキルエーテルリン酸ナトリウム 4.5 2.ポリオキシエチレン(3)アルキルエーテル 2.0 3.親油型モノステアリン酸グリセリン 2.0 4.セタノール 2.0 5.スクワラン 5.0 6.流動パラフィン 10.0 7.1,3-ブチレングリコール 5.0 8.加水分解大豆タンパク 0.5 9.加水分解コラーゲン 0.2 10.メチルパラベン 0.2 11.プロピルパラベン 0.1 12.活性酸素消去剤 3.0 (ユッカ抽出物/オウゴン抽出物=8/2) 13.精製水 残 部 製法:成分1〜7及び10、11を80℃にて加熱混合
し、これに同温度に加熱した13を徐々に加えて乳化す
る。40℃まで冷却し、成分8、9及び12を加えて攪拌
し、さらに室温付近まで冷却してクリームとする。
【0036】
【実施例9】 乳液の調製 1.ポリオキシエチレン(20)ベヘニルエーテル 1.2 2.テトラオレイン酸ポリオキシエチレン(60)ソルビット 1.2 3.親油型モノステアリン酸グリセリン 1.0 4.セトステアリルアルコール 0.5 5.1,3-ブチレングリコール 6.0 6.流動パラフィン 8.0 7.植物性スクワラン 3.0 8.ミリスチン酸イソセチル 2.0 9.フェノキシエタノール 0.5 10.メチルパラベン 0.3 11.プロピルパラベン 0.1 12.カルボキシビニルポリマー 0.1 13.キサンタンガム(1%水溶液) 10.0 14.水酸化カリウム(10%水溶液) 0.47 15.活性酸素消去剤 0.1 (ユッカ抽出物/セイヨウハッカ抽出物=5/5) 16.精製水 残 部 製法:成分1〜11を80℃にて均一に加熱混合し、同温
度の成分16を徐々に加えて乳化する。これに成分12
を加え混合した後、成分14を加えて均一にする。次い
で50℃まで冷却し、成分13及び15を加え、室温付近
まで冷却して乳液とする。
【0037】
【実施例10】 洗顔フォームの調製 1.ミリスチン酸 20.0 2.パルミチン酸 5.0 3.ラウリン酸ジエタノールアミド 3.5 4.ジステアリン酸ポリエチレングリコール(140) 1.0 5.ポリエチレングリコール400 5.0 6.N-ラウロイルメチルタウリンナトリウム液 8.0 7.グリセリン 20.0 8.ソルビット液 3.0 9.エデト酸ニナトリウム 0.05 10.ジブチルヒドロキシトルエン 0.05 11.水酸化カリウム 5.3 12.イソプロピルメチルフェノール 0.2 13.香料 0.2 14.活性酸素消去剤 0.3 (ユッカ抽出物/オウゴン抽出物=9/1) 15.精製水 残 部 製法:成分1〜10及び12を80℃にて均一に加熱混合
し、これに成分11を成分15に溶解した液を徐々に加
える。十分攪拌した後、45℃まで冷却し、成分13及
び14を加え、さらに室温付近まで冷却して洗顔フォー
ムとする。
【0038】
【実施例11】 ヘアシャンプーの調製 1.ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 20.0 2.ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液 10.0 3.ラウリン酸ジエタノールアミド 3.5 4.ジステアリン酸エチレングリコール 1.0 5.ラウロイルサルコシンナトリウム液 8.0 6.ホホバ油 0.2 7.グリセリン 1.0 8.メチルパラベン 0.2 9.エデト酸ニナトリウム 0.1 10.酢酸トコフェロール 0.05 11.クエン酸 適 量 12.カチオン化グァガム(1%水溶液) 20.0 13.香料 0.2 14.活性酸素消去剤 0.01 (ユッカ抽出物/オウゴン抽出物=9/1) 15.精製水 残 部 製法:成分1〜10を75℃にて均一に混合し、これに
同温度に加熱した成分15を徐々に加える。次いで成分
11及び12を加え均一に混合した後、50℃まで冷却し
成分13及び14を加え、さらに室温付近まで冷却して
シャンプーとする。
【0039】
【実施例12】 スキャルプローションの調製 1.ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.3 2.プロピレングリコール 3.0 3.グリチルレチン酸 0.2 4.パントテニルアルコール 0.5 5.ニンジン抽出液 2.0 6.ショウキョウチンキ 0.5 7.酢酸トコフェロール 0.1 8.エタノール 60.0 9.活性酸素消去剤 30.0 (ユッカ抽出物/セイヨウハッカ抽出物=1/9) 10.メチルパラベン 0.2 11.精製水 残 部 製法:成分1〜11を均一に混合溶解して育毛剤とす
る。実施例7〜12の化粧料は、いずれも通常の使用条
件下で、肌荒れの改善やシワ形成等の老化防止、あるい
は頭髪・頭皮の損傷防止効果に優れていた。
【0040】
【実施例13】ガムの調製 1.ガムベース 0.3 2.炭酸カルシウム 3.0 3.ステビオサイド 0.2 4.活性酸素消去剤 1.0 (ユッカ抽出物/セイヨウハッカ抽出物=1/9) 5.乳糖 75.9 6.香料 1.0
【0041】
【実施例14】練りあんの調製 1.赤生あん 41.7 2.グラニュー糖 26.7 3.水飴 7.8 4.活性酸素消去剤 1.0 (ユッカ抽出物/セイヨウハッカ抽出物=2/8) 5.水 22.8
【0042】
【実施例15】カステラの調製 1.薄力粉 17.4 2.全卵 39.7 3.上白糖 32.1 4.水飴 6.0 5.活性酸素消去剤 0.5 (ユッカ抽出物/オウゴン抽出物=3/7) 6.水 4.3
【0043】
【実施例16】ババロアの調製 1.牛乳 48.5 2.生クリーム 16.2 3.卵黄 6.5 4.ゼラチン 2.9 5.上白糖 12.9 6.活性酸素消去剤 0.1 (ユッカ抽出物/オウゴン抽出物=5/5) 7.水 13.0
【0044】
【実施例17】クッキーの調製 1.薄力粉 31.9 2.全卵 16.0 3.マーガリン 19.0 4.上白糖 20.0 5.ベーキングパウダー 0.2 6.活性酸素消去剤 0.5 (ユッカ抽出物/オウゴン抽出物=4/6) 7.水 12.4
【0045】
【実施例18】ジャムの調製 1.イチゴ 54.0 2.グラニュー糖 42.0 3.クエン酸 0.5 4.ペクチン 2.4 5.香料 0.1 6.活性酸素消去剤 1.0 (ユッカ抽出物/セイヨウハッカ抽出物=1/9)
【0046】
【実施例19】炭酸飲料の調製 1.グラニュー糖 8.0 2.濃縮レモン果汁 1.0 3.L−アスコルビン酸 0.1 4.クエン酸 0.1 5.クエン酸ナトリウム 0.05 6.着色料 0.05 7.香料 0.2 8.炭酸水 89.5 9.活性酸素消去剤 1.0 (ユッカ抽出物/オウゴン抽出物=2/8)
【0047】
【実施例20】コーヒーゼリーの調製 1.グラニュー糖 15.0 2.ゼラチン 1.0 3.コーヒーエキス 5.0 4.水 78.5 5.活性酸素消去剤 0.5 (ユッカ抽出物/オウゴン抽出物=1/9)
【0048】
【実施例21】キャラメルの調製 1.グラニュー糖 32.0 2.水飴 20.0 3.粉乳 40.0 4.硬化油 4.0 5.食塩 0.6 6.香料 0.02 8.水 3.3 9.活性酸素消去剤 0.08 (ユッカ抽出物/セイヨウハッカ抽出物=5/5)
【0049】
【実施例22】アイスクリームの調製 1.生クリーム 33.0 2.脱脂粉乳 10.0 3.グラニュー糖 15.8 4.加糖卵黄 0.5 5.バニラエッセンス 0.4 6.水 39.6 7.活性酸素消去剤 1.0 (ユッカ抽出物/セイヨウハッカ抽出物=3/7)
【0050】
【実施例23】キャンディーの調製 1.砂糖 47.0 2.水飴 50.0 3.香料 1.0 4.水 1.5 5.活性酸素消去剤 0.5 (ユッカ抽出物/オウゴン抽出物=6/4)
【0051】
【実施例24】チョコレートの調製 1.カカオマス 18.0 2.カカオバター 20.0 3.粉乳 15.0 4.砂糖 46.0 5.レシチン 0.5 6.活性酸素消去剤 0.5 (ユッカ抽出物/セイヨウハッカ抽出物=7/3)
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、ユッカ抽出物を含有す
る活性酸素消去剤、あるいはユッカ抽出物と、オウゴン
抽出物及びセイヨウハッカ抽出物からなる群から選ばれ
る少なくとも1種を含有する活性酸素消去剤は、優れた
SOD様作用を有する。更にこの活性酸素消去剤を含有
する化粧料は、皮膚の活性が乱れて生ずる肌荒れ、色素
沈着やシワ形成、あるいは頭髪・頭皮の損傷に対し、極
めて有効である。また、本発明の活性酸素消去剤は食品
の成分としても有用である。
フロントページの続き Fターム(参考) 4B018 LB01 LB07 LB08 MD27 MD29 MD42 MD61 MD66 ME06 ME14 MF01 4C083 AA111 AA112 AA122 AB032 AC022 AC072 AC102 AC122 AC132 AC172 AC182 AC242 AC352 AC422 AC432 AC442 AC472 AC482 AC532 AC542 AC642 AC662 AC692 AC712 AC782 AC902 AD042 AD092 AD352 AD412 AD432 AD532 AD662 CC04 CC05 CC23 CC38 DD22 DD23 DD27 DD31 EE12 EE16 EE17 EE22 4C088 AB38 AB71 AC01 AC02 AC03 AC04 AC05 AC06 AC10 AC11 BA08 BA09 BA10 MA07 MA52 MA63 NA05 NA14 ZA89 ZC21 ZC75

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユッカ抽出物を含有する活性酸素消去
    剤。
  2. 【請求項2】 オウゴン抽出物及びセイヨウハッカ抽出
    物からなる群から選ばれる少なくとも1種とユッカ抽出
    物とを含有する活性酸素消去剤。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の活性酸素消去剤を含有す
    る化粧料。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の活性酸素消去剤を含有す
    る食品。
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