JP2001078475A - モータ制御装置及び制御方法 - Google Patents

モータ制御装置及び制御方法

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JP2001078475A
JP2001078475A JP25180499A JP25180499A JP2001078475A JP 2001078475 A JP2001078475 A JP 2001078475A JP 25180499 A JP25180499 A JP 25180499A JP 25180499 A JP25180499 A JP 25180499A JP 2001078475 A JP2001078475 A JP 2001078475A
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Yoshiyuki Kimoto
元 喜 之 木
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J19/00Character- or line-spacing mechanisms
    • B41J19/18Character-spacing or back-spacing mechanisms; Carriage return or release devices therefor
    • B41J19/20Positive-feed character-spacing mechanisms
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    • B41J19/205Position or speed detectors therefor
    • B41J19/207Encoding along a bar

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  • Control Of Direct Current Motors (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズの混入等によるモータの暴走を防止す
ることが可能な構成のモータ制御装置及び制御方法を提
供する。 【解決手段】 本発明に係るモータ制御装置は、制御対
象であるモータに付加されたエンコーダの出力信号の周
期Tと所定の既定値とを比較し、周期Tが所定の既定値
以下であるか否かを示す比較結果信号を出力する周期比
較手段と、比較結果信号に基づき、周期Tが所定の既定
値以下である場合にカウントアップし、カウント値が所
定の既定回数に達すると、モータの駆動動作を停止させ
るモータ停止制御信号を出力するカウンタとを備えたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ制御装置及
び制御方法に係り、特に、シリアルプリンタのキャリッ
ジを駆動するキャリッジモータの暴走対策に用いられる
ものである。
【0002】
【従来の技術】最初に、DCモータ制御装置が用いられ
るインクジェットプリンタの概略構成及び制御方法につ
いて説明する。
【0003】図3は、インクジェットプリンタの概略構
成を示したブロック図である。
【0004】図3に示したインクジェットプリンタは、
紙送りを行う紙送りモータ(以下、PFモータともい
う。)1と、紙送りモータ1を駆動する紙送りモータド
ライバ2と、印刷紙50にインクを吐出するヘッド9が
固定され、印刷紙50に対し平行方向かつ紙送り方向に
対し垂直方向に駆動されるキャリッジ3と、キャリッジ
3を駆動するキャリッジモータ(以下、CRモータとも
いう。)4と、キャリッジモータ4を駆動するCRモー
タドライバ5と、CRモータドライバ5を制御する直流
電流を出力するDCユニット6と、ヘッド9の目詰まり
防止のためのインクの吸い出しを制御するポンプモータ
7と、ポンプモータ7を駆動するポンプモータドライバ
8と、ヘッド9を駆動制御するヘッドドライバ10と、
キャリッジ3に固定されたリニア式エンコーダ11と、
所定の間隔にスリットが形成されたリニア式エンコーダ
11用符号板12と、PFモータ1用のロータリ式エン
コーダ13と、印刷処理されている紙の終端位置を検出
する紙検出センサ15と、プリンタ全体の制御を行うC
PU16と、CPU16に対して周期的に割込み信号を
発生するタイマIC17と、ホストコンピュータ18と
の間でデータの送受信を行うインタフェース部(以下、
IFともいう。)19と、ホストコンピュータ18から
IF19を介して送られてくる印字情報に基づいて印字
解像度やヘッド9の駆動波形等を制御するASIC20
と、ASIC20及びCPU16の作業領域やプログラ
ム格納領域として用いられるPROM21,RAM22
及びEEPROM23と、印刷紙50を支持するプラテ
ン25と、PFモータ1によって駆動されて印刷紙50
を搬送する搬送ローラ27と、CRモータ4の回転軸に
取付けられたプーリ30と、プーリ30によって駆動さ
れるタイミングベルト31とから構成されている。
【0005】DCユニット6は、CPU16から送られ
てくる制御指令、エンコーダ11,13の出力に基づい
て紙送りモータドライバ2及びCRモータドライバ5を
駆動制御する。また、紙送りモータ1及びCRモータ4
はいずれもDCモータで構成されている。
【0006】図4は、インクジェットプリンタのキャリ
ッジ3周辺の構成を示した斜視図である。
【0007】図4に示すように、キャリッジ3は、タイ
ミングベルト31によりプーリ30を介してキャリッジ
モータ4に接続され、ガイド部材32に案内されてプラ
テン25に平行に移動するように駆動される。キャリッ
ジ3の印刷紙に対向する面には、ブラックインクを吐出
するノズル列及びカラーインクを吐出するノズル列を有
する記録ヘッド9が設けられ、各ノズルはインクカート
リッジ34からインクの供給を受けて印刷紙にインク滴
を吐出して文字や画像を印刷する。
【0008】また、キャリッジ3の非印字領域には、非
印字時に記録ヘッド9のノズル開口を封止するためのキ
ャッピング装置35と、図3に示したポンプモータ7を
有するポンプユニット36とが設けられている。キャリ
ッジ3が印字領域から非印字領域に移動すると、図示し
ないレバーにキャリッジ3が当接して、キャッピング装
置35が上方に移動し、ヘッド9を封止する。
【0009】ヘッド9のノズル開口列に目詰まりが生じ
た場合や、カートリッジ34の交換等を行ってヘッド9
から強制的にインクを吐出する場合は、ヘッド9を封止
した状態でポンプユニット36を作動させ、ポンプユニ
ット36からの負圧により、ノズル開口列からインクを
吸い出す。これにより、ノズル開口列の近傍に付着して
いる塵埃や紙粉が洗浄され、さらにはヘッド9内の気泡
がインクとともにキャップ37に排出される。
【0010】図5は、キャリッジ3に取付けられたリニ
ア式エンコーダ11の構成を模式的に示した説明図であ
る。
【0011】図5に示したエンコーダ11は、発光ダイ
オード11aと、コリメータレンズ11bと、検出処理
部11cとを備えている。検出処理部11cは、複数
(4個)のフォトダイオード11dと、信号処理回路1
1eと、2個のコンパレータ11fA,11fBとを有し
ている。
【0012】発光ダイオード11aの両端に抵抗を介し
て電圧VCCが印加されると、発光ダイオード11aから
光が発せられる。この光はコリメータレンズ11bによ
り平行光に集光されて符号板12を通過する。符号板1
2には、所定の間隔(例えば1/180インチ)毎にス
リットが設けられている。
【0013】符号板12を通過した平行光は、図示しな
い固定スリットを通って各フォトダイオード11dに入
射し、電気信号に変換される。4個のフォトダイオード
11dから出力される電気信号は信号処理回路11eに
おいて信号処理され、信号処理回路11eから出力され
る信号はコンパレータ11fA,11fBにおいて比較さ
れ、比較結果がパルスとして出力される。コンパレータ
11fA,11fBから出力されるパルスENC−A,E
NC−Bがエンコーダ11の出力となる。
【0014】図6は、CRモータ正転時及び逆転時にお
けるエンコーダ11の2つの出力信号の波形を示したタ
イミングチャートである。
【0015】図6(a),(b)に示すように、CRモ
ータ正転時及び逆転時のいずれの場合も、パルスENC
−AとパルスENC−Bとは位相が90度だけ異なって
いる。CRモータ4が正転しているとき、即ち、キャリ
ッジ3が主走査方向に移動しているときは、図6(a)
に示すように、パルスENC−AはパルスENC−Bよ
りも90度だけ位相が進み、CRモータ4が逆転してい
るときは、図6(b)に示すように、パルスENC−A
はパルスENC−Bよりも90度だけ位相が遅れるよう
にエンコーダ4は構成されている。そして、上記パルス
の1周期Tは符号板12のスリット間隔(例えば1/1
80インチ)に対応し、キャリッジ3が上記スリット間
隔を移動する時間に等しい。
【0016】一方、PFモータ1用のロータリ式エンコ
ーダ13は符号板がPFモータ1の回転に応じて回転す
る回転円板である以外は、リニア式エンコーダ11と同
様の構成となっており、2つの出力パルスENC−A,
ENC−Bを出力する。インクジェットプリンタにおい
ては、PFモータ1用のエンコーダ13の符号板に設け
られている複数のスリットのスリット間隔は1/180
インチであり、PFモータ1が上記1スリット間隔だけ
回転すると、1/1440インチだけ紙送りされるよう
な構成となっている。
【0017】図7は、給紙及び紙検出に関連する部分を
示した透視図である。図7を参照して、図3に示した紙
検出センサ15の位置について説明する。図7におい
て、プリンタ60の給紙挿入口61に挿入された印刷紙
50は、給紙モータ63により駆動される給紙ローラ6
4によってプリンタ60内に送り込まれる。プリンタ6
0内に送り込まれた印刷紙50の先端が例えば光学式の
紙検出センサ15により検出される。紙検出センサ15
によって先端が検出された紙50は、PFモータ1によ
り駆動される紙送りローラ65及びフリーローラ66に
よって紙送りが行われる。
【0018】続いてキャリッジガイド部材32に沿って
移動するキャリッジ3に固定された記録ヘッド(図示せ
ず)からインクが滴下されることにより印字が行われ
る。所定の位置まで紙送りが行われると、現在、印字さ
れている印刷紙50の終端が紙検出センサ15によって
検出される。印字が終了した印刷紙50は、PFモータ
1により駆動される歯車67A,67Bを介して歯車6
7Cにより駆動される排紙ローラ68及びフリーローラ
69によって排紙口62から外部に排出される。
【0019】次に、上述したインクジェットプリンタの
CRモータ4を制御する従来のDCモータ制御装置であ
るDCユニット6の構成、及び、DCユニット6による
制御方法について説明する。
【0020】図8は、従来のDCモータ制御装置である
DCユニット6の構成を示したブロック図であり、図9
は、DCユニット6により制御されるCRモータ4のモ
ータ電流及びモータ速度を示したグラフである。
【0021】図8に示したDCユニット6は、位置演算
部6aと、減算器6bと、目標速度演算部6cと、速度
演算部6dと、減算器6eと、比例要素6fと、積分要
素6gと、微分要素6hと、加算器6iと、D/Aコン
バータ6jと、タイマ6kと、加速制御部6mとから構
成されている。
【0022】位置演算部6aは、エンコーダ11の出力
パルスENC−A,ENC−Bの各々の立ち上がりエッ
ジ、立ち下がりエッジを検出し、検出されたエッジの個
数を計数し、この計数値に基づいて、キャリッジ3の位
置を演算する。この計数はCRモータ4が正転している
ときは1個のエッジが検出されると「+1」を加算し、
逆転しているときは、1個のエッジが検出されると「−
1」を加算する。パルスENC−A及びENC−Bの各
々の周期は符号板12のスリット間隔に等しく、かつ、
パルスENC−AとパルスENC−Bとは位相が90度
だけ異なっている。このため、上記計数のカウント値
「1」は符号板12のスリット間隔の1/4に対応す
る。これにより上記計数値にスリット間隔の1/4を乗
算すれば、計数値が「0」に対応するキャリッジ3の位
置からの移動量を求めることができる。このときエンコ
ーダ11の解像度は符号板12のスリットの間隔の1/
4となる。上記スリットの間隔を1/180インチとす
れば解像度は1/720インチとなる。
【0023】減算器6bは、CPU16から送られてく
る目標位置と、位置演算部6aによって求められたキャ
リッジ3の実際の位置との位置偏差を演算する。
【0024】目標速度演算部6cは、減算器6bの出力
である位置偏差に基づいてキャリッジ3の目標速度を演
算する。この演算は位置偏差にゲインKPを乗算するこ
とにより行われる。このゲインKPは位置偏差に応じて
決定され、ゲインKP の値は図示しないテーブルに格納
されている。このテーブルは例えば図3に示すPROM
21又はEEPROM23に備えられており、ゲインK
PはCPU16を介して送られてくる。
【0025】速度演算部6dは、エンコーダ11の出力
パルスENC−A,ENC−Bに基づいてキャリッジ3
の速度を演算する。この速度は次のようにして求められ
る。まず、エンコーダ11の出力パルスENC−A,E
NC−Bの各々の立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジ
を検出し、符号板12のスリット間隔の1/4に対応す
るエッジ間の時間間隔を、例えばタイマカウンタによっ
てカウントする。このカウント値をTとし、符号板12
のスリット間隔をλとすればキャリッジの速度はλ/
(4T)として求められる。尚、ここでは、速度の演算
は、出力パルスENC−Aの1周期、例えば立ち上がり
エッジから次の立ち上がりエッジまでをタイマカウンタ
によって計測することにより求めている。
【0026】減算器6eは、目標速度と、速度演算部6
dによって演算されたキャリッジ3の実際の速度との速
度偏差を演算する。
【0027】比例要素6fは、上記速度偏差に定数Gp
を乗算し、乗算結果を出力する。積分要素6gは、速度
偏差に定数Giを乗じたものを積算する。微分要素6h
は、現在の速度偏差と、1つ前の速度偏差との差に定数
Gdを乗算し、乗算結果を出力する。比例要素6f、積
分要素6g及び微分要素6hの演算は、エンコーダ11
の出力パルスENC−Aの1周期ごとに、例えば出力パ
ルスENC−Aの立ち上がりエッジに同期して行う。
【0028】比例要素6f、積分要素6g及び微分要素
6hの出力は、加算器6iにおいて加算される。そして
加算結果、即ちCRモータ4の駆動電流が、D/Aコン
バータ6jに送られてアナログ電流に変換される。この
アナログ電圧に基づいて、ドライバ5によりCRモータ
4が駆動される。
【0029】また、タイマ6k及び加速制御部6mは、
加速制御に用いられ、比例要素6f、積分要素6g及び
微分要素6hを使用するPID制御は、加速途中の定速
及び減速制御に用いられる。
【0030】タイマ6kは、CPU16から送られてく
るクロック信号に基づいて所定時間ごとにタイマ割込み
信号を発生する。
【0031】加速制御部6mは、上記タイマ割込信号を
受ける度ごとに所定の電流値(例えば20mA)を目標
電流値に積算し、積算結果、即ち加速時におけるDCモ
ータ4の目標電流値が、D/Aコンバータ6jに送られ
る。PID制御の場合と同様に、上記目標電流値はD/
Aコンバータ6jによってアナログ電流に変換され、こ
のアナログ電流に基づいて、ドライバ5によりCRモー
タ4が駆動される。
【0032】ドライバ5は、例えば4個のトランジスタ
を備えており、D/Aコンバータ6jの出力に基づいて
上記トランジスタを各々ON又はOFFさせることによ
り(a)CRモータ4を正転又は逆転させる運転モー
ド、(b)回生ブレーキ運転モード(ショートブレーキ
運転モード、即ち、CRモータの停止を維持するモー
ド)、(c)CRモータを停止させようとするモード、
を行わせることが可能な構成となっている。また、正転
又は逆転させる運転モードのときには上記トランジスタ
のゲートに印加される信号の強さを変えることによりC
Rモータ4に所望の電流を供給可能な構成となってい
る。
【0033】次に、図9(a),(b)を参照してDC
ユニット6の動作、即ち、従来のDCモータ制御方法に
ついて説明する。
【0034】CRモータ4が停止しているときに、CP
U16からDCユニット6へ、CRモータ4を起動させ
る起動指令信号が送られると、加速制御部6mから起動
初期電流値I0がD/Aコンバータ6jに送られる。こ
の起動初期電流値I0は、起動指令信号とともにCPU
16から加速制御部6mに送られてくる。そしてこの電
流値I0は、D/Aコンバータ6jによってアナログ電
圧に変換されてドライバ5に送られ、ドライバ5によっ
てCRモータ4が起動開始する(図9(a),(b)参
照)。起動指令信号を受信した後、所定の時間ごとにタ
イマ6kからタイマ割込信号が発生される。加速制御部
6mは、タイマ割込信号を受信する度ごとに、起動初期
電流値I0に所定の電流値(例えば20mA)を積算
し、積算した電流値をD/Aコンバータ6jに送る。す
ると、この積算した電流値は、D/Aコンバータ6jに
よってアナログ電流に変換されてドライバ5に送られ
る。そして、CRモータ4に供給される電流の値が上記
積算した電流値となるように、ドライバ5によってCR
モータが駆動されCRモータ4の速度は上昇する(図9
(b)参照)。このためCRモータ4に供給される電流
値は、図9(a)に示すように階段状になる。尚、この
ときPID制御系も動作しているが、D/Aコンバータ
6jは加速制御部6mの出力を選択して取込む。
【0035】加速制御部6mの電流値の積算処理は、積
算した電流値が一定の電流値ISとなるまで行われる。
時刻t1において積算した電流値が所定値IS となる
と、加速制御部6mは積算処理を停止し、D/Aコンバ
ータ6jに一定の電流値ISを供給する。これによりC
Rモータ4に供給される電流の値が電流値ISとなるよ
うにドライバ5によって駆動される(図9(a)参
照)。
【0036】そして、CRモータ4の速度がオーバーシ
ュートするのを防止するために、CRモータ4が所定の
速度V1になると(時刻t2参照)、CRモータ4に供給
される電流を減小させるように加速制御部6mが制御す
る。このときCRモータ4の速度は更に上昇するが、C
Rモータ4の速度が所定の速度Vcに達すると(図9
(b)の時刻t3参照)、D/Aコンバータ6jが、P
ID制御系の出力、即ち加算器6iの出力を選択し、P
ID制御が行われる。
【0037】即ち、目標位置と、エンコーダ11の出力
から得られる実際の位置との位置偏差に基づいて目標速
度が演算され、この目標速度と、エンコーダ11の出力
から得られる実際の速度との速度偏差に基づいて、比例
要素6f、積分要素6g及び微分要素6hが動作し、各
々比例、積分、及び微分演算が行われ、これらの演算結
果の和に基づいて、CRモータ4の制御が行われる。
尚、上記比例、積分及び微分演算は、例えばエンコーダ
11の出力パルスENC−Aの立ち上がりエッジに同期
して行われる。これによりDCモータ4の速度は所望の
速度Veとなるように制御される。尚、所定の速度Vc
は、所望の速度Veの70〜80%の値であることが好
ましい。
【0038】時刻t4からDCモータ4は、所望の速度
となるからキャリッジ3も所望の一定の速度Veとな
り、印字処理を行うことが可能となる。
【0039】印字処理が終了し、キャリッジ3が目標位
置に近づくと(図9(b)の時刻t5参照)、位置偏差
が小さくなるから目標速度も小さくなり、このため速度
偏差、即ち減算器6eの出力が負になり、DCモータ4
の減速が行われ、時刻t6に停止する。
【0040】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
DCモータ制御装置のエンコーダ割込み制御期間におい
ては、図5に示したエンコーダ11から、図6に示した
ような波形の信号が出力され、このエンコーダ11の出
力信号に基づいて、図3及び図8に示したDCユニット
がDCモータであるCRモータの制御を行っていた。
【0041】しかし、上述のような従来のDCモータ制
御装置においては、以下のような問題点があった。
【0042】図10は、エンコーダ11の出力信号の一
方の波形を示したタイミングチャートである。
【0043】図10に示すように、エンコーダ11の出
力信号にノイズが混入した場合、出力信号の周期が、本
来の周期Tよりも大幅に短い周期T’として認識される
ことにより、モータが急激に加速して暴走し、キャリッ
ジがプリンタフレームに衝突して破損する等の問題が発
生することがあった。
【0044】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、ノイズの混入等によるモータの暴走
を防止することが可能な構成のモータ制御装置及び制御
方法を提供することである。
【0045】
【課題を解決するための手段】本発明に係るモータ制御
装置によれば、制御対象であるモータに付加されたエン
コーダの出力信号の周期Tと所定の既定値とを比較し、
周期Tが所定の既定値以下であるか否かを示す比較結果
信号を出力する周期比較手段と、比較結果信号に基づ
き、周期Tが所定の既定値以下である場合にカウントア
ップし、カウント値が所定の既定回数に達すると、モー
タの駆動動作を停止させるモータ停止制御信号を出力す
るカウンタとを備えたことを特徴とする。
【0046】本発明に係るモータ制御方法によれば、制
御対象であるモータに付加されたエンコーダの出力信号
の周期Tと所定の既定値とを比較し、周期Tが所定の既
定値以下であるか否かを判断する第1の過程と、周期T
が所定の既定値以下であった場合の回数をカウントする
第2の過程と、カウントされた回数が所定の既定回数に
達したか否かを判断する第3の過程と、カウントされた
回数が所定の既定回数に達した場合に、モータの駆動動
作を停止させる第4の過程とを備えたことを特徴とす
る。
【0047】これらの構成により、モータの暴走を停止
又は防止し、キャリッジがプリンタフレームに衝突して
破損する等の問題を回避することができる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るモータ制御装
置及び制御方法の実施の形態について、図面を参照しな
がら説明する。
【0049】図1は、本発明に係るモータ制御装置の実
施の一形態における構成を示したブロック図である。
【0050】図1に示した本発明に係るモータ制御装置
は、DCユニット6と、DCユニット6に付加されたキ
ャリッジ暴走防止制御ユニット100とから構成されて
いる。DCユニット6の構成は、図8に示した従来のD
Cモータ制御装置におけるDCユニット6の構成と同様
であり、位置演算部6aと、減算部6bと、目標速度演
算部6cと、速度演算部6dと、減算器6eと、比例要
素6fと、積分要素6gと、微分要素6hと、加算器6
iと、D/Aコンバータ6jと、タイマ6kと、加速制
御部6mとから構成されている。また、DCモータ4,
ドライバ5,エンコーダ11も従来のインクジェットプ
リンタにおけるものと同様のものであり、DCモータ4
はCR(キャリッジ)モータである。
【0051】キャリッジ暴走防止制御ユニット100
は、エンコーダ11の出力信号の周期Tと所定の既定値
とを比較し、周期Tが所定の既定値以下であるか否かを
示す比較結果信号を出力する周期比較部101と、比較
結果信号に基づき、エンコーダ11の出力信号の周期T
が所定の既定値以下であった場合にカウントアップし、
カウント値が所定の既定回数に達すると、制御対象であ
るモータの駆動動作を停止させるモータ停止制御信号を
出力するカウンタ102とから構成されている。
【0052】周期比較部101には、プリンタのCPU
16(図3参照)からのクロック信号と、エンコーダ1
1の出力信号とが入力される。周期Tの比較対象となる
所定の既定値は、モータが急激に加速して暴走する可能
性を考慮して、予め適当な値をクロック数により設定し
ておく。クロック信号は、分周又は逓倍して用いること
ができる。
【0053】周期比較部101は、クロック信号のクロ
ック数によりエンコーダ11の出力信号の周期Tを計測
して既定値と比較し、周期Tが既定値以下であった場合
にはH(High)レベルの比較結果信号を出力し、周期T
が既定値を超えていた場合にはL(Low)レベルの比較
結果信号を出力する。周期Tの既定値との比較は、エン
コーダ11の2つの出力信号ENC−A,ENC−Bの
一方又は双方について行う。
【0054】但し、周期比較部100は、上記構成に限
らず、エンコーダ11の出力信号の周期Tが既定値以下
であるか否かを識別することができるものであれば、ど
のような構成のものでもよい。
【0055】ところで、エンコーダ11の出力信号にノ
イズが混入して、出力信号の周期が、本来の周期Tより
も大幅に短い周期T’として認識されたとしても、ノイ
ズの混入が一時的なものであり、数パルス程度のノイズ
しか現れなければ、モータが急激に加速して暴走するこ
とはない。また、一時的なノイズはしばしば混入するも
のであり、エンコーダ11の出力信号の周期Tが既定値
以下であることが計測されたとしても、直ちに暴走防止
制御を行わず、周期Tが既定値以下であることがある程
度の回数繰り返し計測されたときに初めて暴走防止制御
を行う方が、モータの円滑な制御の観点からも望まし
い。
【0056】そこで、カウンタ102は、比較結果信号
に基づき、計測された周期Tが既定値以下であった回数
をカウントする。即ち、周期比較部101からHレベル
の比較結果信号が出力される度ごとに、カウント値をカ
ウントアップする。そして、カウント値が、予め設定さ
れた既定回数に達したときに、モータが暴走していると
判断して、暴走防止制御を行うためにモータ停止制御信
号をドライバ5に対して出力する。ドライバ5は、モー
タ停止制御信号が入力された場合には、D/Aコンバー
タから入力される電流値に拘わらず、DCモータ(CR
モータ)4を停止させる。モータ停止制御信号を出力す
るために予め設定する既定回数は、モータが急激に加速
して暴走する可能性を考慮して、予め適当な回数を設定
しておく。
【0057】但し、カウンタ102のカウント値が既定
回数に達したとしても、長時間にわたって、あるいは、
いくつかの駆動動作にわたって低い頻度で徐々にカウン
トアップされた場合には、モータが急激に加速して暴走
することはない。そこで、カウンタ102のカウント値
は、一定時間ごとに、又は、一定条件の下にリセットさ
れるようにしておく。例えば、図1に示すように、CP
U16からのクロック信号と、エンコーダ11の出力信
号とが、カウンタ102に入力されるようにしておく。
そして、クロック信号を用いて時間を計測し、適当な時
間間隔ごとにカウンタ102のカウント値を自動的にリ
セットする。あるいは、エンコーダ11の出力信号を用
いて、エンコーダ11の逆転が検出されたとき(即ち、
エンコーダ11の2つの出力信号ENC−A,ENC−
Bの位相が逆転したとき)、又は、エンコーダ割込みが
一定時間(例えば5ms)発生しないとき(即ち、エン
コーダ11の出力信号ENC−A,ENC−Bが一定時
間不変であるとき)に、カウンタ102のカウント値を
リセットする。また、カウンタ102のカウント値が既
定回数に達してモータ停止制御信号が出力された場合に
も、カウント値をリセットする。
【0058】図2は、本発明に係るモータ制御装置の実
施の一形態における動作、即ち、本発明に係るモータ制
御方法の実施の一形態における手順を示したフローチャ
ートである。図1及び図2を参照して、本発明に係るモ
ータ制御装置の実施の一形態における動作、即ち、本発
明に係るモータ制御方法の実施の一形態における手順に
ついて説明する。
【0059】モータ制御装置のエンコーダ割込み制御期
間が開始されると、周期比較部101は、エンコーダ1
1の出力信号の周期Tと所定の既定値との比較を開始
し、周期Tが所定の既定値以下であるか否かを判断する
(ステップS1)。周期Tと所定の既定値との比較は、
エンコーダの2つの出力信号ENC−A,ENC−Bの
一方又は双方について行う。
【0060】エンコーダ11の出力信号の周期Tと既定
値との比較の結果、周期Tが既定値を超えていた場合
は、正常な動作状態であるので、カウンタ102のカウ
ント値はカウントアップせずにそのまま保持する(ステ
ップS2)。そして、通常通り、エンコーダ割込み処理
を続行しながら(ステップS3)、ステップ1に戻って
周期Tと既定値との比較も続行し、常に周期Tが既定値
を超えていた場合は、エンコーダ割込み処理を正常に終
了する。
【0061】エンコーダ11の出力信号の周期Tと既定
値との比較の結果、周期Tが既定値以下である場合に
は、カウンタ102のカウント値を1だけカウントアッ
プする(ステップS4)。ここでカウントしたカウント
値は、上述の理由から、一定時間ごとに、又は、一定条
件の下にリセットするとよい。一定条件とは、例えば、
エンコーダ11の逆転が検出されたとき、又は、エンコ
ーダ割込みが一定時間発生しないとき等である。
【0062】そして、カウントアップ後のカウント値が
既定回数以上であるかどうかを判断し(ステップS
5)、カウント値が既定回数未満であるときは、通常通
り、エンコーダ割込み処理を続行しながら(ステップS
3)、ステップ1に戻って周期Tと既定値との比較も続
行し、その後もカウント値が既定回数に達しない場合
は、エンコーダ割込み処理を正常に終了する。一方、カ
ウントアップ後のカウント値が既定回数以上であるとき
は、モータが暴走しているものと判断して、カウンタ1
02からドライバ5にモータ停止制御信号を出力し、ド
ライバ5によるDCモータ4の駆動動作を停止させ(ス
テップS6)、ロックエラー停止であるものとして、暴
走防止制御の一巡を終了する(ステップS7)。その
後、モータの駆動動作を再開するときは、カウント値を
リセットして、本発明に係るモータ制御装置の実施の一
形態における動作、即ち、本発明に係るモータ制御方法
の実施の一形態における手順を最初から行う。
【0063】以上のような、本発明に係るモータ制御装
置の動作、即ち、本発明に係るモータ制御方法により、
モータの暴走を停止又は防止し、キャリッジがプリンタ
フレームに衝突して破損する等の問題を回避することが
できる。
【0064】尚、本実施の形態においては、制御対象が
DCモータであるCRモータの場合について説明した
が、制御対象が紙送りモータ(PFモータ(ペーパーフ
ィード))やオートシートフィードモータ(ASFモー
タ)である場合にも、本発明に係るモータ制御装置及び
制御方法の構成を適用することができる。また、制御対
象がDCモータである場合のみならず、ステッピングモ
ータである場合にも、本発明に係るモータ制御装置及び
制御方法の構成を適用することができる。
【0065】
【発明の効果】本発明に係るモータ制御装置によれば、
エンコーダの出力信号の周期Tと所定の既定値とを比較
し、周期Tが所定の既定値以下であるか否かを示す比較
結果信号を出力する周期比較手段と、比較結果信号に基
づき、周期Tが所定の既定値以下である場合にカウント
アップし、カウント値が所定の既定回数に達すると、制
御対象であるモータの駆動動作を停止させるモータ停止
制御信号を出力するカウンタとを備えたので、モータの
暴走を停止又は防止し、キャリッジがプリンタフレーム
に衝突して破損する等の問題を回避することができる。
【0066】本発明に係るモータ制御方法によれば、エ
ンコーダの出力信号の周期Tと所定の既定値とを比較
し、周期Tが所定の既定値以下であるか否かを判断する
第1の過程と、周期Tが所定の既定値以下であった場合
の回数をカウントする第2の過程と、カウントされた回
数が所定の既定回数に達したか否かを判断する第3の過
程と、カウントされた回数が所定の既定回数に達した場
合に、制御対象であるモータの駆動動作を停止させる第
4の過程とを備えたので、上記同様の効果を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモータ制御装置の実施の一形態に
おける構成を示したブロック図。
【図2】本発明に係るモータ制御方法の実施の一形態に
おける手順を示したフローチャート。
【図3】インクジェットプリンタの概略構成を示したブ
ロック図。
【図4】インクジェットプリンタのキャリッジ3周辺の
構成を示した斜視図。
【図5】キャリッジ3に取付けられたリニア式エンコー
ダ11の構成を模式的に示した説明図。
【図6】CRモータ正転時及び逆転時におけるエンコー
ダ11の2つの出力信号の波形を示したタイミングチャ
ート。
【図7】給紙及び紙検出に関連する部分を示した透視
図。
【図8】従来のDCモータ制御装置であるDCユニット
6の構成を示したブロック図。
【図9】DCユニット6により制御されるCRモータ4
のモータ電流及びモータ速度を示したグラフ。
【図10】エンコーダ11の出力信号の一方の波形を示
したタイミングチャート。
【符号の説明】
1 紙送りモータ(PFモータ) 2 紙送りドライバ 3 キャリッジ 4 キャリッジモータ(CRモータ) 5 キャリッジモータドライバ(CRモータドライバ) 6 DCユニット 6a 位置演算部 6b 減算器 6c 目標速度演算手段 6d 速度演算部 6e 減算器 6f 比例要素 6g 積分要素 6h 微分要素 6j D/Aコンバータ 7 ポンプモータ 8 ポンプモータドライバ 9 記録ヘッド 10 ヘッドドライバ 11 リニア式エンコーダ 12 符号板 13 エンコーダ(ロータリ式エンコーダ) 15 紙検出センサ 16 CPU 17 タイマIC 18 ホストコンピュータ 19 インタフェース部 20 ASIC 21 PROM 22 RAM 23 EEPROM 25 プラテン 30 プーリ 31 タイミングベルト 32 キャリッジモータのガイド部材 34 インクカートリッジ 35 キャッピング装置 36 ポンプユニット 37 キャップ 50 記録紙 100 キャリッジ暴走防止制御ユニット 101 周期比較部 102 カウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H550 AA15 BB08 DD06 DD07 EE01 EE08 FF05 FF10 JJ02 JJ03 JJ12 JJ16 JJ18 JJ22 JJ23 LL08 LL51 MM05 5H571 AA20 BB07 EE02 EE06 FF06 FF09 JJ02 JJ03 JJ13 JJ16 JJ18 JJ22 JJ23 LL08 LL43 MM05

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御対象であるモータに付加されたエンコ
    ーダの出力信号の周期Tと所定の既定値とを比較し、前
    記周期Tが前記所定の既定値以下であるか否かを示す比
    較結果信号を出力する周期比較手段と、 前記比較結果信号に基づき、前記周期Tが前記所定の既
    定値以下である場合にカウントアップし、カウント値が
    所定の既定回数に達すると、前記モータの駆動動作を停
    止させるモータ停止制御信号を出力するカウンタと、を
    備えたことを特徴とするモータ制御装置。
  2. 【請求項2】前記所定の既定値は、所定のクロック信号
    のクロック数により予め設定されたものであり、前記周
    期比較手段は、前記所定のクロック信号のクロック数に
    より前記周期Tを計測して、前記周期Tと前記所定の既
    定値とを比較するものであることを特徴とする請求項1
    に記載のモータ制御装置。
  3. 【請求項3】前記周期比較手段は、前記エンコーダの2
    つの出力信号の一方又は双方について、前記周期Tと前
    記所定の既定値とを比較するものであることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のモータ制御装置。
  4. 【請求項4】前記カウンタは、前記モータ停止制御信号
    を出力したときにカウント値がリセットされるものであ
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
    モータ制御装置。
  5. 【請求項5】前記カウンタは、所定の時間間隔ごとにカ
    ウント値がリセットされるものであることを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれかに記載のモータ制御装置。
  6. 【請求項6】前記カウンタは、前記エンコーダの逆転が
    検出されたときにカウント値がリセットされるものであ
    ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の
    モータ制御装置。
  7. 【請求項7】前記カウンタは、前記エンコーダの出力信
    号が所定の時間不変であったときにカウント値がリセッ
    トされるものであることを特徴とする請求項1乃至6の
    いずれかに記載のモータ制御装置。
  8. 【請求項8】前記モータは、DCモータ又はステッピン
    グモータであることを特徴とする請求項1乃至7のいず
    れかに記載のモータ制御装置。
  9. 【請求項9】前記モータは、プリンタのキャリッジモー
    タ、紙送りモータ又はオートシートフィードモータのい
    ずれかであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれ
    かに記載のモータ制御装置。
  10. 【請求項10】制御対象であるモータに付加されたエン
    コーダの出力信号の周期Tと所定の既定値とを比較し、
    前記周期Tが前記所定の既定値以下であるか否かを判断
    する第1の過程と、 前記周期Tが前記所定の既定値以下であった場合の回数
    をカウントする第2の過程と、 カウントされた前記回数のカウント値が所定の既定回数
    に達したか否かを判断する第3の過程と、 前記カウント値が前記所定の既定回数に達しない場合
    は、前記カウント値をリセットせずに前記第1の過程に
    戻り、前記カウント値が所定の既定回数に達した場合
    は、前記モータの駆動動作を停止させる第4の過程と、
    を備えたことを特徴とするモータ制御方法。
  11. 【請求項11】前記周期Tと前記所定の既定値との比較
    は、前記エンコーダの2つの出力信号の一方又は双方に
    ついて行うことを特徴とする請求項10に記載のモータ
    制御方法。
  12. 【請求項12】前記第4の過程において前記モータの駆
    動動作を停止させた後、前記モータの駆動動作を再開す
    る場合には、前記カウント値をリセットして、前記第1
    の過程に戻ることを特徴とする請求項10又は11に記
    載のモータ制御方法。
  13. 【請求項13】前記カウント値を、所定の時間間隔ごと
    にリセットすることを特徴とする請求項10乃至12の
    いずれかに記載のモータ制御方法。
  14. 【請求項14】前記カウント値を、前記エンコーダの逆
    転が検出されたときにリセットすることを特徴とする請
    求項10乃至13のいずれかに記載のモータ制御方法。
  15. 【請求項15】前記カウント値を、前記エンコーダの出
    力信号が所定の時間不変であったときにリセットするこ
    とを特徴とする請求項10乃至14のいずれかに記載の
    モータ制御方法。
  16. 【請求項16】前記モータは、DCモータ又はステッピ
    ングモータであることを特徴とする請求項10乃至15
    のいずれかに記載のモータ制御方法。
  17. 【請求項17】前記モータは、プリンタのキャリッジモ
    ータ、紙送りモータ又はオートシートフィードモータの
    いずれかであることを特徴とする請求項10乃至16の
    いずれかに記載のモータ制御方法。
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