JP2001073765A - ハイブリッド車の冷却装置 - Google Patents

ハイブリッド車の冷却装置

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JP2001073765A JP24646799A JP24646799A JP2001073765A JP 2001073765 A JP2001073765 A JP 2001073765A JP 24646799 A JP24646799 A JP 24646799A JP 24646799 A JP24646799 A JP 24646799A JP 2001073765 A JP2001073765 A JP 2001073765A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、エンジン及びモータの各
冷却系を簡素化し得て、スペース・重量・コスト的に有
利とすることにある。 【構成】 このため、この発明は、動力源としてエンジ
ンとこのエンジンに直結された駆動機能及び発電機能を
有するモータとを搭載したハイブリッド車を設け、前記
エンジンに冷却水を循環させるエンジン冷却系を設け、
前記モータに冷却水を循環させるモータ冷却系を設け、
前記エンジン冷却系とモータ冷却系とを連通して設け、
前記エンジン冷却系に冷却水を圧送するウォータポンプ
を設けるとともに冷却水の熱を放出する熱交換器を設
け、この熱交換器に前記モータ冷却系を連通させて設け
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はハイブリッド車の
冷却装置に係り、特に、エンジン及びモータの各冷却系
を簡素化し得て、スペース・重量・コスト的に有利とな
し得るハイブリッド車の冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両には、推進装置の動力源としてエン
ジンとモータとを搭載している、いわゆるハイブリッド
車がある。ハイブリッド車は、エンジン及びモータの運
転状態を夫々検出し、検出したエンジン及びモータの運
転状態を関連して制御することにより、要求される性能
(燃費や排気有害成分値、動力性能等)を高次元で達成
している。
【0003】ハイブリッド車は、動力源として搭載した
エンジン及びモータを冷却する冷却装置を設けている。
ハイブリッド車の冷却装置としては、図6に示すものが
ある。図4において、102は図示しないハイブリッド
車に搭載したエンジン、104はクラッチ、106はト
ランスミッションである。エンジン102には、クラン
ク軸に駆動機能及び発電機能を有するモータ108を直
結して設けている。
【0004】前記ハイブリッド車には、エンジン102
及びモータ108を冷却する冷却装置110を設けてい
る。冷却装置は110は、エンジン102に冷却水を循
環させるエンジン冷却系112を設け、モータ108に
冷却水を循環させるモータ冷却系114を設けている。
【0005】エンジン冷却系112は、エンジン102
にエンジン側ウォータジャケット116を設け、熱交換
器であるラジエータ118を設け、ラジエータ118か
らエンジン側ウォータジャケット116に冷却水を導入
するエンジン用冷却水導入通路120を設け、エンジン
側ウォータジャケット116からラジエータ118に冷
却水を導出するエンジン用冷却水導出通路122を設
け、エンジン用冷却水導入通路120にウォータポンプ
124を設け、エンジン用冷却水導出通路122にサー
モスタットバルブ126を設けている。
【0006】モータ冷却系114は、モータ108にモ
ータ側ウォータジャケット128を設け、熱交換器であ
るサブラジエータ130を設け、サブラジエータ130
からモータ側ウォータジャケット128に冷却水を導入
するモータ用冷却水導入通路132を設け、モータ側ウ
ォータジャケット128からサブラジエータ130に冷
却水を導出するモータ用冷却水導出通路134を設け、
モータ用冷却水導出通路134にウォータポンプ136
を設けている。
【0007】このハイブリッド車の冷却装置110は、
エンジン冷却系112によりエンジン102に冷却水を
循環させて冷却し、モータ冷却水系114によりモータ
108に冷却水を循環させて冷却している。
【0008】このようなハイブリッド車の冷却装置とし
ては、特開平7−253020号、特開平10−259
721号公報、特開平10−266855号公報に開示
されるものがある。
【0009】特開平7−253020号に開示されるも
のは、駆動用電動モータとこの駆動用電動モータに電力
を供給するバッテリーとバッテリーに電力を供給すべく
発電機を駆動するエンジンとを設け、電動モータを冷却
する第1冷却水循環通路を設け、エンジンを冷却する第
2冷却水循環通路を設け、第1冷却水循環通路と第2冷
却水循環通路とを連結する第3冷却水循環通路を設けた
ものである。
【0010】特開平10−259721号公報に開示さ
れるものは、内燃機関側を冷却する第1の冷却水循環通
路と、電動機側を冷却する完全密閉型の第2の冷却水循
環通路と、第1・第2の冷却水循環通路の各ラジエータ
部分を一体化したラジエータと、ラジエータ上流側タン
ク及びラジエータ下流側タンクに設けた仕切りと、を有
するものである。
【0011】特開平10−266855号公報に開示さ
れるものは、内燃機関を冷却する第1冷却水循環通路
と、電動機を冷却する第2冷却水循環通路と、コア部及
び第1・第2冷却水循環通路を連通する第1のタンクと
第1・第2冷却水循環通路を分ける第2のタンクを有す
るラジエータと、備えたものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のハイ
ブリッド車の冷却装置、例えば、図6に示す冷却装置1
10は、エンジン102に冷却水を循環させるエンジン
冷却系112と、モータ108に冷却水を循環させるモ
ータ冷却系114とを、それぞれ独立して設けている。
このため、この冷却装置110は、エンジン冷却系11
2と別途に、モータ冷却系114を構成するサブラジエ
ータ130やウォータポンプ136等の補機を必要とす
ることにより、スペースや重量・コストの点で不利とな
る不都合がある。
【0013】これに対して、前述の特開平10−259
721号公報、特開平10−266855号公報に開示
される冷却装置は、エンジン冷却系とモータ冷却系とを
独立して設けたものであり、エンジン冷却系とモータ冷
却系との各ラジエータを一体化して共用化したものであ
るため、スペースや重量・コストの点で不利となる不都
合がある。
【0014】また、特開平7−253020号に開示さ
れる冷却装置は、エンジン冷却系とモータ冷却系とを直
列に連通したものであり、エンジンを冷却して昇温した
冷却水をモータに導入しているため、モータを充分に冷
却することができない不都合がある。
【0015】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、動力源としてエンジンとこ
のエンジンに直結された駆動機能及び発電機能を有する
モータとを搭載したハイブリッド車を設け、前記エンジ
ンに冷却水を循環させるエンジン冷却系を設け、前記モ
ータに冷却水を循環させるモータ冷却系を設け、前記エ
ンジン冷却系とモータ冷却系とを連通して設け、前記エ
ンジン冷却系に冷却水を圧送するウォータポンプを設け
るとともに冷却水の熱を放出する熱交換器を設け、この
熱交換器に前記モータ冷却系を連通させて設けたことを
特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明のハイブリッド車の冷却
装置は、ハイブリッド車に搭載したエンジンに冷却水を
循環させるエンジン冷却系と前記エンジンに直結された
駆動機能及び発電機能を有するモータに冷却水を循環さ
せるモータ冷却系とを連通して単一の冷却系を構成し、
エンジン冷却系にウォータポンプと熱交換器とを設け、
この熱交換器にモータ冷却系を連通させて設けたことに
より、1つのウォータポンプでエンジン冷却系とモータ
冷却系とに冷却水を圧送することができ、走行中の大部
分において大きな負荷が加わって発熱量の多いモータを
冷却するモータ冷却系の冷却水をエンジン冷却系の熱交
換器によって放熱することができ、エンジン冷却系の補
機であるウォータポンプと熱交換器とをモータ冷却系に
共用することができる。
【0017】
【実施例】以下図面に基づいて、この発明の実施例を説
明する。図1は、この発明の第1実施例を示すものであ
る。図1において、2は図示しないハイブリッド車に搭
載したエンジン、4はクラッチ、6はトランスミッショ
ンである。このエンジン2には、駆動機能及び発電機能
を有するモータ8を直結して設けている。このモータ8
は、エンジン2のクランク軸(図示せず)に直結して設
けている。
【0018】ハイブリッド車は、モータ8の駆動力によ
ってエンジン2の駆動力を補助するとともにモータ8の
発電力によってモータ用バッテリ(図示せず)を充電す
る。
【0019】このハイブリッド車には、エンジン2及び
モータ8を冷却する冷却装置10を設けている。冷却装
置10は、エンジン2に冷却水を循環させるエンジン冷
却系12を設け、モータ8に冷却水を循環させるモータ
冷却系14を設け、エンジン冷却系12とモータ冷却系
14とを連通して設けている。
【0020】前記エンジン冷却系12は、エンジン2に
エンジン側ウォータジャケット16を設け、熱交換器で
あるラジエータ18を設け、ラジエータ18からエンジ
ン側ウォータジャケット16に冷却水を導入するエンジ
ン用冷却水導入通路20を設け、エンジン側ウォータジ
ャケット16からラジエータ18に冷却水を導出するエ
ンジン用冷却水導出通路22を設け、エンジン用冷却水
導入通路20にウォータポンプ24を設け、エンジン用
冷却水導出通路22にサーモスタットバルブ26を設け
ている。
【0021】前記エンジン用冷却水導入通路20は、上
流端をラジエータ18のラジエータコア28の出口30
に連通して設け、下流端をエンジン側ウォータジャケッ
ト16の入口32に連通して設けている。前記エンジン
用冷却水導出通路22は、上流端をエンジン側ウォータ
ジャケット16の出口34に連通して設け、下流端をラ
ジエータコア28の入口36に連通して設けている。ラ
ジエータ18には、モータ冷却系14の後述するモータ
用冷却水導出通路42を連通して設けている。
【0022】前記モータ冷却系14は、モータ8にモー
タ側ウォータジャケット38を設け、モータ側ウォータ
ジャケット38に冷却水を導入するモータ用冷却水導入
通路40を設け、モータ側ウォータジャケット38から
冷却水を導出するモータ用冷却水導出通路42を設けて
いる。
【0023】前記モータ用冷却水導入通路40は、上流
端をエンジン用冷却水導出通路22のサーモスタットバ
ルブ26を設けた部位よりも上流側に連通して設け、下
流端をモータ側ウォータジャケット38の入口44に連
通して設けている。前記モータ用冷却水導出通路42
は、上流端をモータ側ウォータジャケット38の出口4
6に連通して設け、下流端をエンジン用冷却水導出通路
22のサーモスタットバルブ26を設けた部位よりも下
流側に連通して設けている。
【0024】これにより、モータ冷却系14は、エンジ
ン用冷却水導出通路22とモータ用冷却水導出通路42
とをラジエータ18の上流側で合流して連通して設け、
エンジン用冷却水導出通路22のサーモスタットバルブ
26を設けた部位よりも上流側からモータ用冷却水導入
通路40を分岐して連通して設けている。
【0025】次に第1実施例の作用を説明する。
【0026】このハイブリッド車の冷却装置10は、エ
ンジン2に冷却水を循環させるエンジン冷却系12を設
け、モータ8に冷却水を循環させるモータ冷却系14を
設け、エンジン冷却系12とモータ冷却系14とを連通
して設けている。
【0027】エンジン冷却系12は、ウォータポンプ2
4により冷却水をエンジン用冷却水導入通路20に圧送
し、このエンジン用冷却水導入通路20により冷却水を
エンジン側ウォータジャケット16に導入し、エンジン
側ウォータジャケット16の冷却水をエンジン用冷却水
導出通路22によりラジエータ18に導出し、ラジエー
タ18で冷却水の熱を放出した後、再びウォータポンプ
2で圧送することにより、エンジン2に冷却水を循環さ
せて冷却する。
【0028】モータ冷却系14は、エンジン用冷却水導
出通路22のサーモスタットバルブ26を設けた部位よ
りも下流側に連通したモータ用冷却水導入通路40によ
り冷却水をモータ側ウォータジャケット38に導入し、
モータ側ウォータジャケット38の冷却水をモータ用冷
却水導出通路42によりラジエータ18に導出すること
により、モータ8に冷却水を循環させて冷却する。
【0029】サーモスタットバルブ26の閉弁時には、
エンジン2のエンジン側ウォータジャケット16とモー
タ8のモータ側ウォータジャケット38とラジエータ1
8のラジエータコア28とを直列に連通する。サーモス
タットバルブ26の開弁時には、エンジン2のエンジン
側ウォータジャケット16からラジエータ18のラジエ
ータコア28へ直接連通する。
【0030】これにより、冷却装置10は、エンジン冷
却系12によりエンジン2に冷却水を循環させて冷却
し、エンジン冷却系12の冷却水をモータ冷却系14に
よりモータ8に循環させて冷却する。
【0031】このように、このハイブリッド車の冷却装
置10は、ハイブリッド車に搭載したエンジン2のエン
ジン冷却系12とこのエンジン2直結されたモータ8の
モータ冷却系14とを連通して単一の冷却系を構成し、
エンジン冷却系12にウォータポンプ24とラジエータ
18とを設け、このラジエータ18にモータ冷却系14
のモータ用冷却水導出通路42を連通させて設けてい
る。
【0032】これにより、この冷却装置10は、1つの
ウォータポンプ24でエンジン冷却系12とモータ冷却
系14とに冷却水を圧送することができ、走行中の大部
分において大きな負荷が加わって発熱量の多いモータ8
を冷却するモータ冷却系14の冷却水をエンジン冷却系
12のラジエータ18によって放熱することができ、エ
ンジン冷却系12の補機であるウォータポンプ24とラ
ジエータ18とをモータ冷却系14に共用することがで
きる。
【0033】このため、このハイブリッド車の冷却装置
10は、モータ冷却系14の冷却水をラジエータ18に
よって冷却し得ることによりモータ8の冷却を確実に行
うことができ、補機の共用によってエンジン2及びモー
タ8の各冷却系12・14を簡素化することができ、ス
ペース・重量・コスト的に有利に実施することができ
る。
【0034】また、この冷却装置10は、エンジン側ウ
ォータジャケット16とラジエータ18とを連通するエ
ンジン用冷却水導出通路22にサーモスタットバルブ2
6を設け、エンジン用冷却水導出通路22とモータ用冷
却水導出通路42とをラジエータ18の上流側に連通し
て設けていることにより、走行中に発熱量の多いモータ
8に対して、やはり発熱量の多いエンジン2のエンジン
側ウォータジャケット16を貫流して昇温した冷却水を
直接ラジエータ18に導くことができ、冷却水温度の上
昇を抑制することができ、この結果、モータ8の冷却性
能を向上することができる。
【0035】さらに、この冷却装置10は、エンジン用
冷却水導出通路22のサーモスタットバルブ26を設け
た部位よりも上流側においてモータ用冷却水導入通路4
0に分岐して連通して設けていることにより、サーモス
タットバルブ26の開弁によってエンジン2を冷却後の
すべての冷却水をモータ冷却系14に循環させることな
く、モータ冷却系14をバイパスさせてエンジン冷却系
12に循環させることによって、エンジン2を冷却後の
冷却水のすべてをモータ冷却系14に循環させることに
よるラジエータ18の放熱性能の向上要求を回避し得
て、エンジン2を冷却後の冷却水の一部をモータ冷却系
14に循環させることにより冷却水温度の上昇を抑制し
得て、ラジエータ18の放熱性能の高める必要がなく、
コストの上昇を抑えることができる。
【0036】図2は、第2実施例を示すものである。第
2実施例の冷却装置10は、エンジン冷却系12とし
て、エンジン側ウォータジャケット16とラジエータ1
8とエンジン用冷却水導入通路20とエンジン用冷却水
導出通路22とを設けている。
【0037】エンジン用冷却水導入通路20には、ウォ
ータポンプ24を設け、上・下流端をそれぞれラジエー
タコア28の出口30とエンジン側ウォータジャケット
16の入口32とに連通して設けている。エンジン用冷
却水導出通路22には、サーモスタットバルブ26を設
け、上・下流端をそれぞれエンジン側ウォータジャケッ
ト16の出口34とラジエータコア28の入口36とに
連通して設けている。
【0038】第2実施例の冷却装置10のモータ冷却系
14は、モータ側ウォータジャケット38とモータ用冷
却水導入通路40とモータ用冷却水導出通路42とを設
けている。
【0039】モータ用冷却水導入通路40は、上流端を
エンジン用冷却水導入通路22のウォータポンプ24を
設けた部位よりも下流側に連通して設け、下流端をモー
タ側ウォータジャケット38の入口44に連通して設け
ている。モータ用冷却水導出通路42は、上流端をモー
タ側ウォータジャケット38の出口46に連通して設
け、下流端をエンジン用冷却水導出通路22のサーモス
タットバルブ26を設けた部位よりも下流側に連通して
設けている。
【0040】第2実施例の冷却装置10のエンジン冷却
系12は、前述第1実施例と同様に、ウォータポンプ2
4の圧送する冷却水をエンジン用冷却水導入通路20と
エンジン用冷却水導出通路22とによりエンジン側ウォ
ータジャケット16とラジエータ18との間に循環さ
せ、エンジン2を冷却する。
【0041】モータ冷却系14は、エンジン用冷却水導
入通路24のウォータポンプ24を設けた部位よりも下
流側に連通したモータ用冷却水導入通路40により冷却
水をモータ側ウォータジャケット38に導入し、モータ
側ウォータジャケット38の冷却水をモータ用冷却水導
出通路42によりラジエータ18に導出することによ
り、モータ8に冷却水を循環させて冷却する。
【0042】サーモスタットバルブ26の閉弁時には、
エンジン2のエンジン側ウォータジャケット16に冷却
水を還流し、モータ8のモータ側ウォータジャケット3
8をラジエータ18のラジエータコア28に連通する。
サーモスタットバルブ26の開弁時には、エンジン2の
エンジン側ウォータジャケット16とモータ8のモータ
側ウォータジャケット38とをラジエータ18のラジエ
ータコア28に並列に連通する。
【0043】これにより、第2実施例の冷却装置10
は、前述第1実施例と同様に、モータ冷却系14の冷却
水をラジエータ18によって冷却し得ることによりモー
タ8の冷却を確実に行うことができ、エンジン冷却系1
2のウォータポンプ24とラジエータ18とをモータ冷
却系14に共用し得ることによってエンジン2及びモー
タ8の各冷却系12・14を簡素化し得て、スペース・
重量・コスト的に有利に実施することができ、また、エ
ンジン2のエンジン側ウォータジャケット16を貫流し
て昇温した冷却水を直接ラジエータ18に導いて冷却水
温度の上昇を抑制することができ、この結果、モータ8
の冷却性能を向上することができる。
【0044】また、第2実施例の冷却装置10は、エン
ジン冷却系12とモータ冷却系14とを並列的に設け、
ラジエータ18によって冷却されて冷却水の流れるエン
ジン用冷却水導入通路20から、モータ用冷却水導入通
路40によってエンジン側ウォータジャケット16をバ
イパスさせて冷却水をモータ側ウォータジャケット38
に直接導入していることにより、モータ8に循環する冷
却水の温度上昇を抑制することができ、モータ8をさら
に良好に冷却することができる。
【0045】図3は、第3実施例を示すものである。第
3実施例のハイブリッド車は、ヒータ装置48を設けて
いる。ヒータ装置48は、熱交換機であるヒータ50を
設け、ヒータ50にヒータコア52を設けている。
【0046】第3実施例の冷却装置10は、エンジン冷
却系12として、エンジン側ウォータジャケット16と
ラジエータ18とエンジン用冷却水導入通路20とエン
ジン用冷却水導出通路22とを設けている。
【0047】エンジン用冷却水導入通路20には、ウォ
ータポンプ24を設け、上・下流端をそれぞれラジエー
タコア28の出口30とエンジン側ウォータジャケット
16の入口32とに連通して設けている。エンジン用冷
却水導出通路22には、サーモスタットバルブ26を設
け、上・下流端をそれぞれエンジン側ウォータジャケッ
ト16の出口34とラジエータコア28の入口36とに
連通して設けている。
【0048】この第3実施例の冷却装置10のモータ冷
却系14は、モータ側ウォータジャケット38とモータ
用冷却水導入通路40とモータ用冷却水導出通路42と
を設けている。
【0049】モータ用冷却水導入通路40は、ヒータ装
置48のヒータ50に冷却水を循環させるヒータ用冷却
水導入通路及びヒータ用冷却水導出通路を構成するモー
タ用冷却水第1導入通路40−1及びモータ用冷却水第
2導入通路40−2を設けている。前記モータ用冷却水
第1導入通路40−1は、上流端をエンジン側ウォータ
ジャケット16の出口52に連通して設けるとともに下
流端を熱交換機であるヒータ50のヒータコア54の入
口56に連通して設けている。前記モータ用冷却水第2
導入通路40−2は、上流端をヒータ50のヒータコア
54の出口に連通して設けるとともに下流端をモータ側
ウォータジャケット38の入口44に連通して設けてい
る。モータ用冷却水導出通路42は、上流端をモータ側
ウォータジャケット38の出口46に連通して設け、下
流端をエンジン用冷却水導入通路20のウォータポンプ
24に連通して設けている。
【0050】これにより、モータ冷却系14は、エンジ
ン2からヒータ50を介してモータ8に冷却水を導入す
るモータ用冷却水導入通路40とモータ8からエンジン
2に冷却水を導出するモータ用冷却水導出通路42とを
設け、このモータ用冷却水導出通路42をエンジン用冷
却水導入通路20に連通して設けている。
【0051】第3実施例の冷却装置10のエンジン冷却
系12は、前述第1実施例と同様に、ウォータポンプ2
4の圧送する冷却水をエンジン用冷却水導入通路20と
エンジン用冷却水導出通路22とによりエンジン側ウォ
ータジャケット16とラジエータ18との間に循環さ
せ、エンジン2を冷却する。
【0052】モータ冷却系14は、エンジン側ウォータ
ジャケット16に連通したモータ用冷却水導入通路40
により冷却水をヒータ50を介してモータ側ウォータジ
ャケット38に導入し、モータ側ウォータジャケット3
8の冷却水をモータ用冷却水導出通路42によりエンジ
ン用冷却水導入通路20のウォータポンプ24の上流側
に導出することにより、モータ8に冷却水を循環させて
冷却する。
【0053】サーモスタットバルブ26の閉弁時には、
エンジン2のエンジン側ウォータジャケット16とヒー
タ50のヒータコア54とモータ8のモータ側ウォータ
ジャケット38とを直列に連通する。サーモスタットバ
ルブ26の開弁時には、エンジン2のエンジン側ウォー
タジャケット16をラジエータ18のラジエータコア2
8に連通し、モータ冷却系14とラジエータ18とを並
列に連通する。
【0054】これにより、第3実施例の冷却装置10
は、前述第1実施例と同様に、モータ冷却系14の冷却
水を熱交換機であるヒータ50によって冷却し得ること
によりモータ8の冷却を確実に行うことができ、エンジ
ン冷却系12のウォータポンプ24とラジエータ18と
をモータ冷却系14に共用し得ることによってエンジン
2及びモータ8の各冷却系12・14を簡素化し得て、
スペース・重量・コスト的に有利に実施することがで
き、また、エンジン2のエンジン側ウォータジャケット
16を貫流して昇温した冷却水を直接ラジエータ18に
導いて冷却水温度の上昇を抑制することができ、この結
果、モータ8の冷却性能を向上することができる。
【0055】また、第3実施例の冷却装置10は、エン
ジン2からヒータ50を介してモータ8に冷却水を導入
するモータ用冷却水導入通路40とモータ8からエンジ
ン2に冷却水を導出するモータ用冷却水導出通路42と
を設け、このモータ用冷却水導出通路42をエンジン用
冷却水導入通路20に連通して設けていることにより、
サーモスタットバルブ26の開弁時にエンジン2から導
出される冷却水をラジエータ18とモータ8とに二分す
ることができ、一方の冷却水をラジエータ18によって
放熱してエンジン2に循環させることができ、他方の冷
却水をヒータ50を放熱した後にモータ8に循環させる
ことができ、ヒータ50の放熱容量を極力抑えることが
できる。
【0056】さらに、第3実施例の冷却装置10は、モ
ータ冷却系14の冷却水をエンジン側ウォータジャケッ
ト16からモータ側ウォータジャケット38、ヒータコ
ア54、エンジン側ウォータジャケット16に循環さ
せ、ラジエータ18を経由していないことにより、ラジ
エータ18を経由しない冷却水の水量はヒータコア54
を循環する冷却水の水量と同じであり、モータ冷却系1
4のモータ側ウォータジャケット38等による冷却水の
水路抵抗の増加が少なく、ヒータ装置48のヒータコア
54等に対して手を加える必要がなく、ヒータ装置48
に対するモータ冷却系14の付設による水量の増加も最
小限に抑えることができる。
【0057】さらにまた、第3実施例の冷却装置10
は、低温時にモータ8の発生する熱によってエンジン2
の暖機を促進することができ、特に、モータ8を発電機
として機能させてエンジン2に負荷を加えることにより
暖機をさらに促進し得て、触媒(図示せず)を早期に活
性温度にまで上昇させて排気有害成分の低減を果たすこ
とができる。なお、冷却能力が不足した場合には、ラジ
エータ18の容量を増大させることによって対処するこ
とができ、モータ冷却系12にサブラジエータを負荷す
る必要がない。
【0058】図4は、第4実施例を示すものである。第
4実施例の冷却装置10は、エンジン冷却系12とし
て、エンジン側ウォータジャケット16とラジエータ1
8とエンジン用冷却水導入通路20とエンジン用冷却水
導出通路22とを設けている。
【0059】エンジン用冷却水導入通路20には、ウォ
ータポンプ24を設け、上・下流端をそれぞれラジエー
タコア28の出口30とエンジン側ウォータジャケット
16の入口32とに連通して設けている。エンジン用冷
却水導出通路22には、サーモスタットバルブ26を設
け、上・下流端をそれぞれエンジン側ウォータジャケッ
ト16の出口34とラジエータコア28の入口36とに
連通して設けている。
【0060】第4実施例の冷却装置10のモータ冷却系
14は、モータ側ウォータジャケット38とモータ用冷
却水導入通路40とモータ用冷却水導出通路42とを設
けている。
【0061】モータ用冷却水導入通路40は、エンジン
側ウォータジャケット16の出口60とモータ側ウォー
タジャケット38の入口44とを直接連通することによ
り形成して設けている。モータ用冷却水導出通路42
は、上流端をモータ側ウォータジャケット38の出口4
6に連通して設け、下流端をエンジン用冷却水導出通路
22のサーモスタットバルブ26を設けた部位よりも下
流側に連通して設けている。
【0062】第4実施例の冷却装置10のエンジン冷却
系12は、前述第1実施例と同様に、ウォータポンプ2
4の圧送する冷却水をエンジン用冷却水導入通路20と
エンジン用冷却水導出通路22とによりエンジン側ウォ
ータジャケット16とラジエータ18との間に循環さ
せ、エンジン2を冷却する。
【0063】モータ冷却系14は、エンジン側ウォータ
ジャケット16の出口60に直接連通する入口44によ
り冷却水をモータ側ウォータジャケット38に導入し、
モータ側ウォータジャケット38の冷却水をモータ用冷
却水導出通路42によりラジエータ18に導出すること
により、モータ8に冷却水を循環させて冷却する。
【0064】サーモスタットバルブ26の閉弁時には、
エンジン2のエンジン側ウォータジャケット16とモー
タ8のモータ側ウォータジャケット38とラジエータ1
8のラジエータコア28とを直列に連通する。サーモス
タットバルブ26の開弁時には、エンジン2のエンジン
側ウォータジャケット16をラジエータ18のラジエー
タコア28に連通するとともにモータ8のモータ側ウォ
ータジャケット38をラジエータ18のラジエータコア
28に連通する。
【0065】これにより、第4実施例の冷却装置10
は、前述第1実施例と同様に、モータ冷却系14の冷却
水をラジエータ18によって冷却し得ることによりモー
タ8の冷却を確実に行うことができ、エンジン冷却系1
2のウォータポンプ24とラジエータ18とをモータ冷
却系14に共用し得ることによってエンジン2及びモー
タ8の各冷却系12・14を簡素化し得て、スペース・
重量・コスト的に有利に実施することができ、また、エ
ンジン2のエンジン側ウォータジャケット16を貫流し
て昇温した冷却水を直接ラジエータ18に導いて冷却水
温度の上昇を抑制することができ、この結果、モータ8
の冷却性能を向上することができる。
【0066】また、第4実施例の冷却装置10は、エン
ジン側ウォータジャケット16の出口60とモータ側ウ
ォータジャケット38の入口44とを直接連通してモー
タ用冷却水導入通路40を形成していることにより、モ
ータ冷却系14の配管を少なくし得て、配管スペースを
小さくすることができ、エンジン2のコンパクト化を果
たすことができる。
【0067】さらに、第4実施例の冷却装置10は、モ
ータ用冷却水導入通路40によってエンジン側ウォータ
ジャケット16とモータ側ウォータジャケット38とを
直列に連通していることにより、エンジン2とモータ8
との発熱量の少ない方から多い方に向かって冷却水を流
すように、流れ方向を変更することもできる。
【0068】例えば、エンジン2の発熱量が少ない場合
には、図4の実線矢印に示す如く、エンジン側ウォータ
ジャケット16からモータ側ウォータジャケット38に
向かって冷却水を流し、一方、モータ8の発熱量が少な
い場合には、図4の一点鎖線矢印に示す如く、モータ側
ウォータジャケット38からエンジン側ウォータジャケ
ット16に向かって冷却水を流すように、流れ方向を変
更する。
【0069】これにより、第4実施例の冷却装置10
は、エンジン側ウォータジャケット16とモータ側ウォ
ータジャケット38との間で、冷却水の温度の低い方か
ら高い方に向かって冷却水を流すことにより、エンジン
2とモータ8と効率良く冷却することができる。
【0070】図5は、第5実施例を示すものである。第
5実施例の冷却装置10は、エンジン冷却系12とし
て、エンジン側ウォータジャケット16とラジエータ1
8とエンジン用冷却水導入通路20とエンジン用冷却水
導出通路22とを設けている。
【0071】エンジン用冷却水導入通路20には、ウォ
ータポンプ24を設け、上・下流端をそれぞれラジエー
タコア28の出口30とエンジン側ウォータジャケット
16の入口32とに連通して設けている。エンジン用冷
却水導出通路22には、3ポート式のサーモスタットバ
ルブ62を設け、上・下流端をそれぞれエンジン側ウォ
ータジャケット16の出口34とラジエータコア28の
入口36とに連通して設けている。
【0072】第5実施例の冷却装置10のモータ冷却系
14は、モータ側ウォータジャケット38とモータ用冷
却水導入通路40とモータ用冷却水導出通路42とを設
けている。
【0073】モータ用冷却水導入通路40は、上流端を
エンジン用冷却水導入通路22のウォータポンプ24を
設けた部位よりも下流側に連通して設け、下流端をモー
タ側ウォータジャケット38の入口44に連通して設け
ている。モータ用冷却水導出通路42は、上流端をモー
タ側ウォータジャケット38の出口46に連通して設
け、下流端をエンジン用冷却水導出通路22の3ポート
式のサーモスタットバルブ62に連通して設けている。
【0074】第5実施例の冷却装置10のエンジン冷却
系12は、前述第1実施例と同様に、ウォータポンプ2
4の圧送する冷却水をエンジン用冷却水導入通路20と
エンジン用冷却水導出通路22とによりエンジン側ウォ
ータジャケット16とラジエータ18との間に循環さ
せ、エンジン2を冷却する。
【0075】モータ冷却系14は、エンジン用冷却水導
入通路22のウォータポンプ24を設けた部位よりも下
流側に連通したモータ用冷却水導入通路40により冷却
水をモータ側ウォータジャケット38に導入し、モータ
側ウォータジャケット38の冷却水をモータ用冷却水導
出通路42によりラジエータ18に導出することによ
り、モータ8に冷却水を循環させて冷却する。
【0076】3ポート式のサーモスタットバルブ62
は、低温時に、エンジン2のエンジン側ウォータジャケ
ット16に冷却水を循環させず、モータ8のモータ側ウ
ォータジャケット38をラジエータ18のラジエータコ
ア28に連通する。また、3ポート式のサーモスタット
バルブ62は、高温時に、エンジン側ウォータジャケッ
ト16から導出される冷却水温度とモータ側ウォータジ
ャケット38から導出される冷却水温度に応じてエンジ
ン用冷却水導出通路22とモータ用冷却水導出通路42
とを相対的に開閉し、ラジエータ18のラジエータコア
28に対して相対的に連通する。
【0077】これにより、第5実施例の冷却装置10
は、前述第1実施例と同様に、モータ冷却系14の冷却
水をラジエータ18によって冷却し得ることによりモー
タ8の冷却を確実に行うことができ、エンジン冷却系1
2のウォータポンプ24とラジエータ18とをモータ冷
却系14に共用し得ることによってエンジン2及びモー
タ8の各冷却系12・14を簡素化し得て、スペース・
重量・コスト的に有利に実施することができ、また、エ
ンジン2のエンジン側ウォータジャケット16を貫流し
て昇温した冷却水を直接ラジエータ18に導いて冷却水
温度の上昇を抑制することができ、この結果、モータ8
の冷却性能を向上することができる。
【0078】また、第5実施例の冷却装置10は、エン
ジン用冷却水導出通路22に3ポート式のサーモスタッ
トバルブ62を設け、この3ポート式のサーモスタット
バルブ62にモータ用冷却水導出通路42を連通して設
けていることにより、冷却水温度によってエンジン冷却
系12とモータ冷却系14とに流れる冷却水の流量を適
切に調整することができ、冷却性能を向上することがで
きる。
【0079】
【発明の効果】このように、この発明のハイブリッド車
の冷却置は、エンジン冷却系とモータ冷却系とを連通し
て単一の冷却系を構成し、エンジン冷却系にウォータポ
ンプと熱交換器とを設け、この熱交換器にモータ冷却系
を連通させて設けたことにより、1つのウォータポンプ
でエンジン冷却系とモータ冷却系とに冷却水を圧送する
ことができ、走行中の大府分において大きな負荷が加わ
って発熱量の多いモータを冷却するモータ冷却系の冷却
水を熱交換器によって放熱することができ、エンジン冷
却系の補機であるウォータポンプと熱交換器とをモータ
冷却系に共用することができる。
【0080】このため、このハイブリッド車の冷却装置
は、モータ冷却系の冷却水をラジエータにって冷却し得
ることによりモータの冷却を確実に行うことができ、補
機の共用によってエンジン及びモータの各冷却系を簡素
化し得て、スペース・重量・コスト的に有利となし得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示すハイブリッド車の
冷却装置の冷却系統図である。
【図2】第2実施例を示すハイブリッド車の冷却装置の
冷却系統図である。
【図3】第3実施例を示すハイブリッド車の冷却装置の
冷却系統図である。
【図4】第4実施例を示すハイブリッド車の冷却装置の
冷却系統図である。
【図5】第5実施例を示すハイブリッド車の冷却装置の
冷却系統図である。
【図6】従来例を示すハイブリッド車の冷却装置の冷却
系統図である。
【符号の説明】
2 エンジン 4 クラッチ 6 トランスミッション 8 モータ 10 冷却装置 12 エンジン冷却系 14 モータ冷却系 16 エンジン側ウォータジャケット 18 ラジエータ 20 エンジン用冷却水導入通路 22 エンジン用冷却水導出通路 24 ウォータポンプ 26 サーモスタットバルブ 38 モータ側ウォータジャケット 40 モータ用冷却水導入通路 42 モータ用冷却水導出通路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力源としてエンジンとこのエンジンに
    直結された駆動機能及び発電機能を有するモータとを搭
    載したハイブリッド車を設け、前記エンジンに冷却水を
    循環させるエンジン冷却系を設け、前記モータに冷却水
    を循環させるモータ冷却系を設け、前記エンジン冷却系
    とモータ冷却系とを連通して設け、前記エンジン冷却系
    に冷却水を圧送するウォータポンプを設けるとともに冷
    却水の熱を放出する熱交換器を設け、この熱交換器に前
    記モータ冷却系を連通させて設けたことを特徴とするハ
    イブリッド車の冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記エンジン冷却系は、前記熱交換器で
    あるラジエータから前記エンジンに冷却水を導入するエ
    ンジン用冷却水導入通路と前記エンジンから前記熱交換
    器であるラジエータに冷却水を導出するエンジン用冷却
    水導出通路とを設け、このエンジン用冷却水導出通路に
    サーモスタットバルブを設けたことを特徴とする請求項
    1に記載のハイブリッド車の冷却装置。
  3. 【請求項3】 前記モータ冷却系は、前記モータに冷却
    水を導入するモータ用冷却水導入通路と前記モータを冷
    却した冷却水を導出するモータ用冷却水導出通路とを設
    け、このモータ用冷却水導出通路を前記エンジン用冷却
    水導出通路のサーモスタットバルブを設けた部位よりも
    下流側に連通して設けたことを特徴とする請求項2に記
    載のハイブリッド車の冷却装置。
  4. 【請求項4】 前記モータ冷却系は、前記エンジン用冷
    却水導出通路のサーモスタットバルブを設けた部位より
    も上流側に前記モータ用冷却水導入通路の上流端を連通
    して設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいず
    れかに記載のハイブリッド車の冷却装置。
  5. 【請求項5】 前記モータ冷却系は、前記モータ用冷却
    水導入通路の上流端を前記エンジン用冷却水導入通路に
    連通して設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3の
    いずれかに記載のハイブリッド車の冷却装置。
  6. 【請求項6】 前記モータ冷却系は、前記エンジンから
    ヒータを介して前記モータに冷却水を導入するモータ用
    冷却水導入通路と前記モータから前記エンジンに冷却水
    を導出するモータ用冷却水導出通路とを設け、このモー
    タ用冷却水導出通路の下流端を前記エンジン用冷却水導
    入通路に連通して設けたことを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載のハイブリッド車の冷却装置。
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