JP2001072638A - αーブロモアルキルフェノン類の製造法 - Google Patents

αーブロモアルキルフェノン類の製造法

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JP2001072638A JP24721399A JP24721399A JP2001072638A JP 2001072638 A JP2001072638 A JP 2001072638A JP 24721399 A JP24721399 A JP 24721399A JP 24721399 A JP24721399 A JP 24721399A JP 2001072638 A JP2001072638 A JP 2001072638A
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hydrogen atom
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Hiroshi Yoshikawa
博 好川
Takao Izawa
孝夫 伊沢
Yukio Tsukui
幸雄 筑井
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/004Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reaction with organometalhalides

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Abstract

(57)【要約】 【課題】有害性の少ない溶媒を用い連続した操作で、副
反応を抑え高収率および高品質のαーブロモアセトフェ
ノン類を得る。 【解決手段】ベンズアルデヒド類を原料としてグリニャ
ール反応および相間移動触媒を用いた酸化反応により誘
導されるアルキルフェノン類の反応液に低級アルコール
存在下臭素を反応させることを特徴とするαーブロモア
セトフェノン類の製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬、農薬等の中
間体等として有用な、αーブロモアルキルフェノン類の
製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アルキルフェノン類を臭素化しαーブロ
モアルキルフェノン類を製造する際の溶媒として、酢酸
あるいはクロロホルム等の有機塩素系溶媒が一般的に使
用されている(J.Amer.Chem.Soc.75
5884(1953)、J.Med.Chem.39
253(1996)、ibid.15 989(19
72)、ibid.15 918(1972),USP
3,763,148(1973))。また、1−(4
−トリフルオロメチルフェニル)−1−プロパノールに
MXOn(式中、Mはアルカリ金属あるいはアルカリ土
類金属を、Xはハロゲン原子を、nは1〜3の整数を示
す。)で表される酸化剤を作用させて1−(4−トリフ
ルオロメチルフェニル)−1−プロパノンを製造する方
法が知られている(特開平1−19033)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】アルキルフェノン類を
臭素化しαーブロモアルキルフェノン類を製造する際の
問題点として、反応終期において臭素原子が2個付加し
たα、αージブロモアルキルフェノン類が不純物として
副生する。従って、従来の技術では、この副生物の増大
によって得量のみならず品質の低下をきたし、また、収
率を最大にするためには原料をかなり残存させた段階で
反応を終結させる必要があった。更に、従来使用されて
いる溶媒は環境に対する有害性を有するものが多く、廃
棄物の処理に大きな問題がある。そこで、収率および公
害等の問題点を解決できる上記αーブロモアルキルフェ
ノン類の製造法が期待される。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは種
々検討した結果、臭素化反応において溶媒として低級ア
ルコールを用いることにより従来の技術では認められた
副生物の生成が著しく抑制されること、酸化反応におい
て酸化剤と共に相間移動触媒を添加することにより収率
が著しく向上すること、有害性の少ない溶媒を用い単離
することなく進めることができる工業的に好ましい方法
であること、さらにはそれらの方法を組み合わせること
により、高品質の該αーブロモアルキルフェノン類を穏
和な条件で高収率且つ大量生産可能な方法となりうるこ
とを見い出し、本発明の完成に至った。
【0005】即ち、本発明は次の1〜20に関する。 1.アルキルフェノン類を低級アルコ−ル中で臭素と反
応させ、得られた反応液を酸で処理することを特徴とす
るα−ブロモアルキルフェノン類の製造法。 2.アルキルフェノン類が式(4)
【0006】
【化10】
【0007】(式中Rは、水素原子、低級アルキル
基、低級アルコキシ基、ニトロ基、ハロゲノ基またはハ
ロゲン置換低級アルキル基を示し、nは1〜5の整数で
あり、nが2以上の場合R は同一置換基でも異なる
置換基でもよく、またはR同士が結合してアルキレン
基を構成してもよい。Rは、水素原子又は低級アルキ
ル基を示す。)で表されるアルキルフェノン類を低級ア
ルコール中で臭素と反応させ、反応液を酸で処理するこ
とを特徴とする式(5)
【0008】
【化11】
【0009】(式中R、n およびRは前記と同一で
ある。)で表されるαーブロモアルキルフェノン類の製
造法。 3.Rが炭素数の1〜3の低級アルキル基、炭素数1
〜3の低級アルコキシ基または炭素数1〜3のハロゲン
置換低級アルキル基である2記載の製造法。 4.R がトリフルオロメチル基である2記載の製造
法。 5.nが1又は2である2ないし4のいずれか1項に記
載の製造法。 6.nが1であり、R の位置がp位である2ないし4
のいずれか1項に記載の製造法。 7.Rが水素原子又は炭素数1〜2の低級アルキル基
のである2ないし6のいずれか1項に記載の製造法。 8.Rがp位のトリフルオロメチル基であり、nが1
であり、Rが水素原子である2記載の製造法。 9.低級アルコールが炭素数1〜3のアルコールである
2ないし8のいずれか1項に記載の製造法。 10.低級アルコールがメタノールである9記載の製造
法。 11.酸が臭化水素酸またはpートルエンスルホン酸で
ある2ないし10のいずれか1項に記載の製造法。 12.式(1)
【0010】
【化12】
【0011】(式中Rは、水素原子、低級アルキル
基、低級アルコキシ基、ニトロ基、ハロゲノ基またはハ
ロゲン置換低級アルキル基を示し、nは1〜5の整数で
あり、nが2以上の場合Rは同一置換基でも異なる置
換基でもよく、またはR同士が結合してアルキレン基
を構成してもよい。)で表されるベンズアルデヒド類と
式(2) R CH MgX (2) (式中Rは、水素原子又は低級アルキル基、Xはハロ
ゲン原子を示す。)で表されるグリニヤール試薬を反応
させて式(3)
【0012】
【化13】
【0013】(式中R、n およびR は前記と同一
である。)で表される1ー(フェニル)ー1ーアルカノ
ール類を得、反応物を単離することなく、相間移動触媒
を添加し酸化剤を用いて酸化することを特徴とする式
(4)
【0014】
【化14】
【0015】(式中R、n およびRは前記と同一で
ある。)で表されるアルキルフェノン類の製造法。 13.Rが炭素数1〜3の低級アルキル基、炭素数1
〜3の低級アルコキシ基または炭素数1〜3のハロゲン
置換低級アルキル基である12記載の製造法。 14.Rがトリフルオロメチル基である13記載の製
造法。 15.nが1又は2である12記載の製造法。 16.nが1であり、Rの位置がp位である15記載
の製造法。 17.Rが水素原子又は炭素数1〜2の低級アルキル
基である12記載の製造法。 18.Rがp位のトリフルオロメチル基であり、nが
1であり、Rが水素原子である12記載の製造法。 19.相間移動触媒が四級アンモニウム塩である12な
いし18のいずれか1項に記載の製造法。 20.式(1)
【0016】
【化15】
【0017】(式中Rは、水素原子、低級アルキル
基、低級アルコキシ基、ニトロ基、ハロゲノ基またはハ
ロゲン置換低級アルキル基を示し、nは1〜5の整数で
あり、nが2以上の場合Rは同一置換基でも異なる置
換基でもよく、またはR同士が結合してアルキレン基
を構成してもよい。)で表されるベンズアルデヒド類と
式(2) R CH MgX (2) (式中Rは、水素原子又は低級アルキル基、Xはハロ
ゲン原子を示す。)で表されるグリニヤール試薬を反応
させて式(3)
【0018】
【化16】
【0019】(式中R、n およびRは前記と同一で
ある。)で表される1ー(フェニル)ー1ーアルカノー
ル類を得、反応物を単離することなく、相間移動触媒を
添加し酸化剤を用いて酸化して式(4)
【0020】
【化17】
【0021】(式中R、n およびR は前記と同一
である。)で表されるアルキルフェノン類を得、反応物
を単離することなく、低級アルコール中で臭素と反応さ
せ、その反応液を酸で処理することを特徴とする式
(5)
【0022】
【化18】
【0023】(式中R、n およびR は前記と同一
である。)で表されるαーブロモアルキルフェノン類の
製造法。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明のαーブロモアルキルフェ
ノン類の製造法は、アルキルフェノン類を低級アルコー
ル中で臭素と反応させ、得られた反応液を酸で処理する
ことを特徴とする。本発明方法で製造されるαーブロモ
アルキルフェノン類としては、例えば下記式(5)
【0025】
【化19】
【0026】(式中R、n およびRは前記と同一で
ある。)で表される化合物が挙げられる。具体的には、
例えば4ートリフルオロメチルーαーブロモアセトフェ
ノン、3ートリフルオロメチルーαーブロモアセトフェ
ノン、2ートリフルオロメチルーαーブロモアセトフェ
ノン、4ーメチルーαーブロモアセトフェノン、3ーメ
チルーαーブロモアセトフェノン、2ーメチルーαーブ
ロモアセトフェノン、4ーニトローαーブロモアセトフ
ェノン、3ーニトローαーブロモアセトフェノン、2ー
ニトローαーブロモアセトフェノン、4ーメトキシーα
ーブロモアセトフェノン、3ーメトキシーαーブロモア
セトフェノン、2ーメトキシーαーブロモアセトフェノ
ン、4ークロローαーブロモアセトフェノン、3ークロ
ローαーブロモアセトフェノン、2ークロローαーブロ
モアセトフェノン、4−トリフロオロメチル−α−ブロ
モプロピオフェノン、3−トリフロオロメチル−α−ブ
ロモプロピオフェノン、2−トリフロオロメチル−α−
ブロモプロピオフェノン等が挙げられる。本発明で使用
されるアルキルフェノン類としては、例えば下記式
(4)
【0027】
【化20】
【0028】(式中R、n およびR は前記と同一
である。)で表される化合物が挙げられる。アルキルフ
ェノン類の具体例としては、例えば4ートリフルオロメ
チルアセトフェノン、3ートリフルオロメチルアセトフ
ェノン、2ートリフルオロメチルアセトフェノン、4ー
メチルアセトフェノン、3ーメチルアセトフェノン、2
ーメチルアセトフェノン、4ーニトロアセトフェノン、
3ーニトロアセトフェノン、2ーニトロアセトフェノ
ン、4ーメトキシアセトフェノン、3ーメトキシアセト
フェノン、2ーメトキシアセトフェノン、4ークロロア
セトフェノン、3ークロロアセトフェノン、2ークロロ
アセトフェノン、4ートリフルオロメチルプロピオフェ
ノン、3ートリフルオロメチルプロピオフェノン、2ー
トリフルオロメチルプロピオフェノン等が挙げられる。
上記式(1)、(3)、(4)、(5)においてR
は、水素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、
ニトロ基、ハロゲノ基またはハロゲン置換低級アルキル
基を示し、低級アルキル基、低級アルコキシ基またはハ
ロゲン置換低級アルキル基としては、メチル、エチル、
n−プロピル、イソプロピル等の炭素数1〜3のアルキ
ル基、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロ
ポキシ等の炭素数1〜3のアルコキシ基またはハロゲノ
メチル、ハロゲノエチル、ハロゲノ−n−プロピル、ハ
ロゲノイソプロピル等の炭素数1〜3のハロゲン置換低
級アルキル基が挙げられる。ハロゲン置換低級アルキル
基としては特に好ましくはトリフルオロメチル基であ
る。ハロゲノ基としては塩素原子、臭素原子、フッ素原
子が挙げられ、特に好ましくは塩素原子またはフッ素原
子である。R は水素原子又は低級アルキル基を示
し、好ましくは水素原子又は炭素数1〜2の低級アルキ
ル基を示し、より好ましくは水素原子を示す。
【0029】本発明の目的物である式(5)の化合物は
上記のように第1工程)グリニヤール反応、第2工程)
酸化反応、および第3工程)ブロム化反応の3工程から
合成される。本発明の骨子は第1工程で使用した溶媒か
ら反応物をそれぞれ分離してもよいが、さらに工業的に
好ましくは、反応溶媒を分離することなく連続して第
2、3工程を実施すること、および第3工程で低級アル
コールを用いることを特徴としている。
【0030】本発明で用いられるグリニヤール試薬R
CH MgX(式中R は水素原子又は低級アルキ
ル基、Xはハロゲン原子を示す。)はハロゲン原子とし
て臭素原子または沃素原子が用いられるが、経済性から
臭素原子が好ましい。
【0031】グリニヤール反応の溶媒として例えば、ジ
エチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジイソプロピル
エーテルおよびジグライム等のエ−テル系溶媒が用いら
れるが特にテトラヒドロフランが優れている。本発明で
は上記のように連続して後の工程を同一溶媒でおこなう
ことを目的としているために、テトラヒドロフランはグ
リニヤール試薬調製のための最小限度の使用で良く、第
2溶媒と混合されて用いられる。第2溶媒としては、基
質および反応物に対し溶解性があり、且つグリニヤール
反応に不活性な水不溶性の溶媒であれば良く、芳香族系
溶媒が好適に用いられる。芳香族系溶媒としてはベンゼ
ンまたは置換基として炭素数1〜4のアルキル基及び/
又はニトロ基を1〜3個有するベンゼンが挙げられ、例
えばベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、
プロピルベンゼン、ブチルベンゼン類、トリメチルベン
ゼン類、ニトロベンゼン、およびニトロトルエン類が挙
げられる。得に好ましくは、トルエン、キシレン、エチ
ルベンゼンからなる群から選ばれる溶媒である。
【0032】テトラヒドロフランの使用量は特に規定は
されないが、式(1)で示される化合物に対して2〜2
0当量(mol/mol)の範囲が好ましく、特に好ま
しくは2〜5当量である。芳香族系溶媒の使用量は式
(1)で示される化合物に対して2〜10容量部(v/
w)の範囲が好ましく、特に好ましくは3〜5容量部で
ある。
【0033】グリニヤ−ル反応の反応温度は、通常−5
0〜80℃であり、好ましくは15〜55℃である。
【0034】グリニヤール反応後、反応液は酸処理、水
洗される。この操作で反応液中のテトラヒドロフランは
実質的に水相に移行する。
【0035】式(3)で示される化合物は上記のように
実質的に芳香族系溶媒の溶液になっているが、ジエチル
エ−テル、テトラヒドロフラン、ジイソプロピルエ−テ
ル、ジグライム等のエ−テル系溶媒と芳香族系溶媒の混
合溶媒となっていてもよい。該化合物は単離されてもよ
いが、単離されることなく、酸化反応を行うことにより
式(4)で示される化合物が芳香族系溶媒の溶液又は上
記のエ−テル系溶媒と芳香族系溶媒の混合溶液として得
られる。しかしながら、このような場合の酸化反応にお
いては、反応系は有機相〜水相の2相を形成するため、
公知の方法、例えば特開平1ー19033記載の方法に
て実施した場合式(4)で示される化合物は低収率でし
か得られない。一方、本発明者らの検討によれば、その
ような2相を形成する場合の酸化方法として、反応系に
相間移動触媒を添加することによって反応を円滑に進行
させ、高収率で式(4)で示される化合物を得ることが
出来る。
【0036】使用する相間移動触媒としては、第四級ア
ンモニウム塩、例えばベンジルトリエチルアンモニウム
クロリド、テトラブチルアンモニウムクロリド、テトラ
ブチルアンモニウムハイドロジェンサルフェート、トリ
オクチルメチルアンモニウムクロリド、トリオクチルメ
チルアンモニウムハイドロジェンサルフェート等が挙げ
られるが、より好ましくはテトラブチルアンモニウムハ
イドロジェンサルフェート、トリオクチルメチルアンモ
ニウムハイドロジェンサルフェートである。
【0037】使用する酸化剤としては、例えば次亜塩素
酸ナトリウム、次亜塩素酸カルシウム等の次亜ハロゲン
酸塩類、亜塩素酸ナトリウム、亜臭素酸ナトリウム等の
亜ハロゲン酸塩類、塩素酸ナトリウム、臭素酸ナトリウ
ム等のハロゲン酸塩類が挙げられ、次亜塩素酸ナトリウ
ム、次亜塩素酸カルシウム、亜塩素酸ナトリウム、亜臭
素酸ナトリウムが好ましく、次亜塩素酸ナトリウムが特
に好ましい。
【0038】酸化反応の反応温度は、通常−50℃〜8
0℃であり、好ましくは0〜50℃である。
【0039】式(4)で示される化合物は単離されても
良いが、単離されることなく、上記で得られたこの化合
物を含む溶液に低級アルコールおよび臭素を添加するこ
とにより臭素化反応をおこなうことが出来る。単離され
た場合は、溶媒として低級アルコールを用い、同様に低
級アルコールに溶解した臭素を添加することにより臭素
化反応を好適に行うことが出来る。特に臭素を添加する
際は、臭素の取り扱いが容易になること、また、種々の
副生物の生成が抑制されることから低級アルコールとの
混合物として加えるのが好ましい。
【0040】低級アルコールは炭素数1〜3のアルコー
ルが好ましく、例えばメタノール、エタノールまたはプ
ロパノール等が挙げられる。特に好ましいのはメタノー
ルである。
【0041】低級アルコールの使用量は式(4)の化合
物に対して0.5〜50容量部(v/w)が好ましく、
特に1〜10容量部が好ましい。
【0042】臭素化反応時の臭素の使用量は式(1)の
化合物に対して、通常0.8〜2.0当量、好ましくは
0.9〜1.5当量程度である。この臭素化反応は発熱
反応であり、外部からの冷却により制御された反応温度
で実施される。反応温度は、通常0〜80℃であり、好
ましくは10〜50℃である。また、反応時間は、通常
30分〜20時間であり、好ましくは30分〜10時間
で反応は終了する。
【0043】ここで、本発明者等は臭素化反応液中の組
成の主成分が式(5)の化合物と用いた低級アルコール
との反応で生成したケタール化合物であることを見い出
した。即ち、この反応系中では、平衡組成は式(5)の
化合物よりもケタール化合物(8)側に大きく偏ってお
り(平衡式(6))、
【0044】
【化21】
【0045】(式中Alkylは低級アルキル基を示
す。) 一方、原料である式(4)の化合物では、反対に、ケタ
ール化合物(9)側よりも式(4)の化合物側に偏って
いる(平衡式(7))ことが判明した。
【0046】
【化22】
【0047】(式中Alkylは低級アルキル基を示
す。) したがって、本発明の特徴の一つである臭素化反応にお
ける顕著な副生物の抑制効果は、式(4)の化合物は容
易に臭素化を受けるが、一旦生成した式(5)の化合物
はケタール化合物として存在するので臭素化を受けない
ためであると推定される。その結果として、α、αージ
ブロモアセトフェノン類の生成が著しく少ないことが説
明される。
【0048】上記のように、臭素化反応液組成は主とし
て式(5)の化合物のジアルキルケタールからなる。こ
の反応液を酸を触媒として用いて脱ケタールすることに
より目的物の式(5)の化合物が得られる。用いる酸と
しては、反応を阻害するものでない限り一般的な鉱酸お
よび有機酸で良く、特に好ましくは、鉱酸としては臭化
水素酸、有機酸としてはp−トルエンスルホン酸であ
る。
【0049】用いる酸の使用量は、式(4)で示される
化合物に対して0.05〜5.0当量(mol/mo
l)の範囲が好ましく、特に好ましくは0.1〜1.0
当量である。
【0050】脱ケタール反応は、臭素化反応液にそのま
ま酸を添加して行うことが出来るが、水溶性溶媒を加え
混合溶媒として行うことによって穏和な条件で進行す
る。場合によっては、反応溶媒をすべて水溶性溶媒に置
換して行うことも可能である。その際の水溶性溶媒とし
てはアルコール類以外の溶媒が好ましく、例えばアセト
ン、アセトニトリル等が挙げられる。
【0051】反応温度は、溶媒の種類によってそれぞれ
異なるが、通常10〜120℃であり、好ましくは20
〜80℃である。また、反応時間は、通常30分〜20
時間であり、好ましくは30分〜10時間で反応は終了
する。
【0052】反応液からのαーブロモアルキルフェノン
類の単離は、抽出、濃縮、再結晶などの常法により簡単
に行える。再結晶の溶媒としては、アセトン等のケトン
類、酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル類、ジエチル
エーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル類、メタノ
ール、エタノール等のアルコール類、ベンゼン、トルエ
ン等の芳香族炭化水素類、ヘキサン、ヘプタン等の脂肪
族炭化水素類およびそれらの混合溶媒が挙げられ、水溶
性溶媒を用いる場合には水と混合して用いても良い。
【0053】
【実施例】次に本発明を実施例により更に具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。 実施例1 4ートリフルオロメチルーαーブロモアセトフェノン
((式)5において(R)n =4ーCF 、R
=H )の合成
【0054】(1)1ー(4ートリフルオロメチルフェ
ニル)ー1ーエタノール((式)3において(R
n =4ーCF、R =H )の合成
【0055】1L四つ口フラスコに窒素雰囲気下、マグ
ネシウム8.8gおよび乾燥トルエン210mlを仕込
む。反応器に臭化メチル31.4gとテトラヒドロフラ
ン58.5mlの混合溶液を徐々に添加した。添加後、
さらに30分間撹拌した後、4ートリフルオロメチルー
ベンズアルデヒド((式)1において(R )n =4
ーCF )52.2gを徐々に添加した。添加後、さ
らに30分間撹拌した後、反応液を、1Lビーカーの8
%塩酸水溶液317.6g中に徐々に添加した。添加
後、さらに5分間撹拌した後、有機相と水相を分離し、
有機相をさらに水洗した。有機相を高速液体クロマトグ
ラフィーで分析したところ1ー(4ートリフルオロメチ
ルフェニル)ー1ーエタノールが97.8%(面積比)
含まれていた。
【0056】(2)4ートリフルオロメチルーアセトフ
ェノン((式)4において(R )n =4ーCF
=H )の合成
【0057】上記の反応液にテトラブチルアンモニウム
ハイドロジェンサルフェート3.1gをリン酸2水素ナ
トリウム緩衝液30mlに溶解した溶液を添加した。次
に、12%次亜塩素酸ナトリウム溶液280gを徐々に
加えた。添加後、さらに1時間撹拌し、過剰の次亜塩素
酸ナトリウムを亜硫酸ナトリウムで処理した後、重曹
水、および水で洗浄した。有機相を高速液体クロマトグ
ラフィーで分析したところ4ートリフルオロメチルーア
セトフェノンが95.2%(面積比)含まれていた。
【0058】(3)4ートリフルオロメチルーαーブロ
モアセトフェノン((式)5において(R )n =4
ーCF、R =H )の合成
【0059】上記反応液に臭素50.4gをメタノール
89mlに溶解した溶液を徐々に添加した。反応液の内
温は25℃以下に制御した。添加後、さらに30分撹拌
し、反応液とほぼ同量の水で3回洗浄した。有機相を高
速液体クロマトグラフィーで分析したところ4ートリフ
ルオロメチルーαーブロモアセトフェノン17.1%お
よび4ートリフルオロメチルーαーブロモアセトフェノ
ンジメチルケタール75.2%(各面積比)含有してい
た。また、原料の4ートリフルオロメチルーアセトフェ
ノンは1.3%および副生成物の4ートリフルオロメチ
ルーα、αージブロモアセトフェノンは0.6%であっ
た。
【0060】有機相にアセトニトリル53mlおよび4
7%臭化水素酸10gを添加し、30〜50℃で2時間
処理した。残存する4ートリフルオロメチルーαーブロ
モアセトフェノンジメチルケタールは1.35%であっ
た。有機相を水相が中性となるまで水洗した後、減圧濃
縮した。濃縮物をエタノール168mlに溶解し、水7
2mlを徐々に添加し4ートリフルオロメチルーαーブ
ロモアセトフェノン63.4g(出発原料からの収率:
79.4%、純度99.4%)の結晶を得た。
【0061】実施例2(メタノ−ルを用いた臭素化反
応) 4ートリフルオロメチルーアセトフェノン2.82gを
メタノール5.64mlに溶解した溶液に、臭素2.4
gをメタノール1.41mlに溶解した溶液を徐々に添
加した。反応液を高速液体クロマトグラフィーで分析し
たところ4ートリフルオロメチルーαーブロモアセトフ
ェノン15.4%および4ートリフルオロメチルーαー
ブロモアセトフェノンジメチルケタール82.5%(各
面積比)含有していた。また原料の4ートリフルオロメ
チルーアセトフェノンは1.1%および副生成物の4ー
トリフルオロメチルーα、αージブロモアセトフェノン
は0.5%であった。反応液に水14.1mlを添加、
撹拌した後、上相をピペットで吸い出した。下相に47
%臭化水素酸2.0gを添加し室温で1時間撹拌した。
反応物に水20ml添加し、析出した結晶を濾過し、4
ートリフルオロメチルーαーブロモアセトフェノンの粗
結晶3.90gを得た。粗結晶をn−へプタンで再結晶
し、精結晶3.34g(収率:83.4%,純度99.
9%)を得た。
【0062】比較例1(クロロホルムを用いた臭素化反
応) 4ートリフルオロメチルアセトフェノン0.94gをク
ロロホルム3.75mlに溶解し、臭素0.8gをクロ
ロホルム1.5mlに溶解した溶液を徐々に添加した。
添加後、30分間撹拌した後、反応液を水10mlで3
回洗浄した。有機相を高速液体クロマトグラフィーで分
析したところ4ートリフルオロメチルーαーブロモアセ
トフェノン80.6%(面積比)含有していた。また原
料の4ートリフルオロメチルーアセトフェノンは6.0
%および副生成物の4ートリフルオロメチルーα、αー
ジブロモアセトフェノンは13.3%であった。
【0063】比較例2(酢酸を用いた臭素化反応) 4ートリフルオロメチルアセトフェノン0.94gを酢
酸10mlに溶解し、臭素0.8gを酢酸1mlに溶解
した溶液を徐々に添加した。添加後、30分間撹拌した
後、反応液を水50mlに注ぎ込んだ。クロロホルム5
0mlで抽出し、有機相を水50mlで3回洗浄した。
有機相を高速液体クロマトグラフィーで分析したところ
4ートリフルオロメチルーαーブロモアセトフェノン8
1.6%(面積比)含有していた。また原料の4ートリ
フルオロメチルーアセトフェノンは3.8%および副生
成物の4ートリフルオロメチルーα、αージブロモアセ
トフェノンは10.8%であった。
【0064】
【発明の効果】本発明により、αーブロモアセトフェノ
ン類を高収率および高品質で得られる、穏和で且つ大量
生産可能な製法を提供することが出来た。更には、従来
使われている塩素系有機溶媒等の環境破壊物質を使用し
ない方法を見いだし、それらに起因する公害問題や作業
性等の諸問題を解決することが出来た。
【0065】

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルキルフェノン類を低級アルコール中で
    臭素と反応させ、得られた反応液を酸で処理することを
    特徴とするαーブロモアルキルフェノン類の製造法。
  2. 【請求項2】アルキルフェノン類が式(4) 【化1】 (式中Rは、水素原子、低級アルキル基、低級アルコ
    キシ基、ニトロ基、ハロゲノ基またはハロゲン置換低級
    アルキル基を示し、nは1〜5の整数であり、nが2以
    上の場合Rは同一置換基でも異なる置換基でもよく、
    またはR同士が結合してアルキレン基を構成してもよ
    い。Rは、水素原子又は低級アルキル基を示す。)で
    表されるアルキルフェノン類を低級アルコール中で臭素
    と反応させ、得られた反応液を酸で処理することを特徴
    とする式(5) 【化2】 (式中R、n およびRは前記と同一である。)で表
    されるαーブロモアルキルフェノン類の製造法。
  3. 【請求項3】Rが炭素数1〜3の低級アルキル基、炭
    素数1〜3の低級アルコキシ基または炭素数1〜3のハ
    ロゲン置換低級アルキル基である請求項2記載の製造
    法。
  4. 【請求項4】Rがトリフルオロメチル基である請求項
    2記載の製造法。
  5. 【請求項5】nが1または2である請求項2ないし4の
    いずれか1項に記載の製造法。
  6. 【請求項6】nが1であり、Rの位置がp位である請
    求項2ないし4のいずれか1項に記載の製造法。
  7. 【請求項7】Rが水素原子または炭素数1〜2の低級
    アルキル基である請求項2ないし6のいずれか1項に記
    載の製造法。
  8. 【請求項8】Rがp位のトリフルオロメチル基であ
    り、nが1であり、Rが水素原子である請求項2記載
    の製造法。
  9. 【請求項9】低級アルコールが炭素数1〜3のアルコー
    ルである請求項2ないし8のいずれか1項に記載の製造
    法。
  10. 【請求項10】低級アルコールがメタノールである請求
    項9記載の製造法。
  11. 【請求項11】酸が臭化水素酸またはpートルエンスル
    ホン酸である請求項2ないし10のいずれか1項に記載
    の製造法。
  12. 【請求項12】式(1) 【化3】 (式中Rは、水素原子、低級アルキル基、低級アルコ
    キシ基、ニトロ基、ハロゲノ基またはハロゲン置換低級
    アルキル基を示し、nは1〜5の整数であり、nが2以
    上の場合Rは同一置換基でも異なる置換基でもよく、
    またはR同士が結合してアルキレン基を構成してもよ
    い。)で表されるベンズアルデヒド類と式(2) R CH MgX (2) (式中Rは、水素原子又は低級アルキル基、Xはハロ
    ゲン原子を示す。)で表されるグリニヤール試薬を反応
    させて式(3) 【化4】 (式中R、n およびR は前記と同一である。)で
    表される1ー(フェニル)ー1ーアルカノール類を得、
    反応物を単離することなく、相間移動触媒を添加し酸化
    剤を用いて酸化することを特徴とする式(4) 【化5】 (式中R、n およびRは前記と同一である。)で表
    されるアルキルフェノン類の製造法。
  13. 【請求項13】Rが炭素数1〜3の低級アルキル基、
    炭素数1〜3の低級アルコキシ基または炭素数1〜3の
    ハロゲン置換低級アルキル基である請求項12記載の製
    造法。
  14. 【請求項14】Rがトリフルオロメチル基である請求
    項13記載の製造法。
  15. 【請求項15】nが1又は2である請求項12記載の製
    造法。
  16. 【請求項16】nが1であり、Rの位置がp位である
    請求項15記載の製造法。
  17. 【請求項17】Rが水素原子又は炭素数1〜2の低級
    アルキル基である請求項12記載の製造法。
  18. 【請求項18】Rがp位のトリフルオロメチル基であ
    り、nが1であり、Rが水素原子である請求項12記
    載の製造法。
  19. 【請求項19】相間移動触媒が四級アンモニウム塩であ
    る請求項12ないし18のいずれか1項に記載の製造
    法。
  20. 【請求項20】式(1) 【化6】 (式中Rは、水素原子、低級アルキル基、低級アルコ
    キシ基、ニトロ基、ハロゲノ基またはハロゲン置換低級
    アルキル基を示し、nは1〜5の整数であり、nが2以
    上の場合Rは同一置換基でも異なる置換基でもよく、
    またはR同士が結合してアルキレン基を構成してもよ
    い。)で表されるベンズアルデヒド類と式(2) R CH MgX (2) (式中R は、水素原子又は低級アルキル基、Xはハ
    ロゲン原子を示す。)で表されるグリニヤール試薬を反
    応させて式(3) 【化7】 (式中R、n およびR は前記と同一である。)で
    表される1ー(フェニル)ー1ーアルカノール類を得、
    反応物を単離することなく、相間移動触媒を添加し酸化
    剤を用いて酸化して式(4) 【化8】 (式中R、n およびR は前記と同一である。)で
    表されるアルキルフェノン類を得、反応物を単離するこ
    となく、低級アルコール中で臭素と反応させ、その反応
    液を酸で処理することを特徴とする式(5) 【化9】 (式中R、n およびRは前記と同一である。)で表
    されるαーブロモアルキルフェノン類の製造法。
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