JP2001071061A - タレットパンチプレスのワーク下面エアブロー装置 - Google Patents
タレットパンチプレスのワーク下面エアブロー装置Info
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- JP2001071061A JP2001071061A JP25432499A JP25432499A JP2001071061A JP 2001071061 A JP2001071061 A JP 2001071061A JP 25432499 A JP25432499 A JP 25432499A JP 25432499 A JP25432499 A JP 25432499A JP 2001071061 A JP2001071061 A JP 2001071061A
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- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のタレットパンチプレスにおいては、ワ
ーク下面からの潤滑及び冷却用のオイルミストＭのエア
ブローを、下タレット（ディスク）３の抜きかす排出穴
１０内のリング状装置２０により行っていたため、抜き
かす落下時に、これと干渉して目詰まりを生ずる怖れが
ある問題点を解消する。 【解決手段】 このため、下タレット３の一側面に、オ
イルミスト管路１２を有するショットピン８を特設し、
このショットピン８の設定信号により電磁弁１７を作動
させて、エア源１３とルーブリケータ１６等からのオイ
ルミストを導管１８を通じて導入し、前記管路１２に連
通する下タレット３及びダイホルダ９内の管路１２を介
して、ダイホルダ９の前記抜きかす排出穴１０内に開口
する噴出穴１２ａよりオイルミストを噴射するよう構成
した。
ーク下面からの潤滑及び冷却用のオイルミストＭのエア
ブローを、下タレット（ディスク）３の抜きかす排出穴
１０内のリング状装置２０により行っていたため、抜き
かす落下時に、これと干渉して目詰まりを生ずる怖れが
ある問題点を解消する。 【解決手段】 このため、下タレット３の一側面に、オ
イルミスト管路１２を有するショットピン８を特設し、
このショットピン８の設定信号により電磁弁１７を作動
させて、エア源１３とルーブリケータ１６等からのオイ
ルミストを導管１８を通じて導入し、前記管路１２に連
通する下タレット３及びダイホルダ９内の管路１２を介
して、ダイホルダ９の前記抜きかす排出穴１０内に開口
する噴出穴１２ａよりオイルミストを噴射するよう構成
した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、タレットパンチ
プレスのワーク下面のエアブロー装置に関する。
プレスのワーク下面のエアブロー装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のタレットパンチプレスにおいて
は、各上／下タレット（ディスク）上の各金型パンチ／
ダイの潤滑及び冷却用に、従来からパンチ／ダイ間のワ
ークに、それぞれ、ワーク上面からのエア吹付け（ブロ
ー）、及びワーク下面からのピンポイントルブラーのオ
イルミスト吹付け、の各エアブロー方法が行われてい
る。
は、各上／下タレット（ディスク）上の各金型パンチ／
ダイの潤滑及び冷却用に、従来からパンチ／ダイ間のワ
ークに、それぞれ、ワーク上面からのエア吹付け（ブロ
ー）、及びワーク下面からのピンポイントルブラーのオ
イルミスト吹付け、の各エアブロー方法が行われてい
る。
【０００３】図２に、後者のワークＷ下面のダイＤ下部
からのエアブロー装置のピンポイントルブラーの概略図
を示す。３は、その上部の不図示のダイホルダ内に下金
型ダイが取り付けられた下タレット（ディスク）の一部
を示し、１０は不図示のダイの開口部に連通する抜きか
す（スクラップ）排出穴を示す。
からのエアブロー装置のピンポイントルブラーの概略図
を示す。３は、その上部の不図示のダイホルダ内に下金
型ダイが取り付けられた下タレット（ディスク）の一部
を示し、１０は不図示のダイの開口部に連通する抜きか
す（スクラップ）排出穴を示す。
【０００４】前記ピンポイントルブラーのエアブロー装
置としてのリング状装置２０は、中空管の環状体で、そ
の内径上には複数のオイルミスト噴出穴２１を有して、
抜きかす排出穴１０に接してその外周で固定され、リン
グ内には不図示のエア源、レギュレータ、ルーブリケー
タ、導管を通じてオイルミストが供給され、リング装置
の各噴出穴２１から矢印方向上方パンチ加工部へオイル
ミストＭが噴射供給されて、目的の潤滑や冷却を行うよ
うに構成されている。
置としてのリング状装置２０は、中空管の環状体で、そ
の内径上には複数のオイルミスト噴出穴２１を有して、
抜きかす排出穴１０に接してその外周で固定され、リン
グ内には不図示のエア源、レギュレータ、ルーブリケー
タ、導管を通じてオイルミストが供給され、リング装置
の各噴出穴２１から矢印方向上方パンチ加工部へオイル
ミストＭが噴射供給されて、目的の潤滑や冷却を行うよ
うに構成されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来構成にあっては、リング状装置２０が下タレ
ット３の抜きかす排出穴１０内に配設されているため、
抜きかす（スクラップ）が落下時、リングに引掛かって
目詰まりを生じ、作業性を害う可能性があった。
ような従来構成にあっては、リング状装置２０が下タレ
ット３の抜きかす排出穴１０内に配設されているため、
抜きかす（スクラップ）が落下時、リングに引掛かって
目詰まりを生じ、作業性を害う可能性があった。
【０００６】本発明は、以上のような局面に鑑みてなさ
れたもので、上記問題点を解消するための省スペース的
で、効果的なワーク下面のエアブローシステムの提供を
目的としている。
れたもので、上記問題点を解消するための省スペース的
で、効果的なワーク下面のエアブローシステムの提供を
目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、下記のタレットパンチプレスのワーク下面エアブ
ロー装置の提供により、前記目的を達成しようとするも
のである。
ては、下記のタレットパンチプレスのワーク下面エアブ
ロー装置の提供により、前記目的を達成しようとするも
のである。
【０００８】タレットパンチプレスにおいて、下タレッ
ト上の一側面に特設されたショットピンの管路を介し
て、前記タレット及びダイホルダにそれぞれ穿設された
管路に連通し、前記ダイホルダの抜きかす排出穴内面に
開口するオイルミスト噴出口より、所定のオイルミスト
源より電磁弁を介して噴射するよう構成したことを特徴
とするタレットパンチプレスのワーク下面エアブロー装
置。
ト上の一側面に特設されたショットピンの管路を介し
て、前記タレット及びダイホルダにそれぞれ穿設された
管路に連通し、前記ダイホルダの抜きかす排出穴内面に
開口するオイルミスト噴出口より、所定のオイルミスト
源より電磁弁を介して噴射するよう構成したことを特徴
とするタレットパンチプレスのワーク下面エアブロー装
置。
【０００９】
【作用】以上のような本発明構成により、パンチ／ダイ
の潤滑性や冷却性が向上して溶着等を防止することがで
き、パンチ／ダイの寿命が向上し、またスクラップ排出
穴の流通を妨げることがないため、作業効率の低下の怖
れもなくなる。
の潤滑性や冷却性が向上して溶着等を防止することがで
き、パンチ／ダイの寿命が向上し、またスクラップ排出
穴の流通を妨げることがないため、作業効率の低下の怖
れもなくなる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を一
実施例に基づき、図面を参照して詳細に説明する。
実施例に基づき、図面を参照して詳細に説明する。
【００１１】
【実施例】図１は、本発明に係る一実施例の構成説明図
で、（ａ）は全体構成配置概略図、（ｂ）はその要部構
成拡大断面図を示す。
で、（ａ）は全体構成配置概略図、（ｂ）はその要部構
成拡大断面図を示す。
【００１２】（構成）（ａ）図において、１はタレット
パンチプレスのマシンフレーム、２／３はそれぞれ上／
下タレット（ディスク）であり、４はパンチ加工ラム、
５は加工テーブル、６は、ワーククランプを有するワー
クキャリジを示す。
パンチプレスのマシンフレーム、２／３はそれぞれ上／
下タレット（ディスク）であり、４はパンチ加工ラム、
５は加工テーブル、６は、ワーククランプを有するワー
クキャリジを示す。
【００１３】７は、それぞれ上／下タレット２／３位置
割出し後の各位置保持用の従来通りの各ショットピン、
８は、本発明に基づき、下タレット３の一側面に特設さ
れたショットピンである。
割出し後の各位置保持用の従来通りの各ショットピン、
８は、本発明に基づき、下タレット３の一側面に特設さ
れたショットピンである。
【００１４】（ｂ）図において、特設ショットピン８
は、下タレット３の一側面に設けられたショットピン係
合穴３ａにオイルシール１１を介して設定可能に取り付
けられ、ショットピン８，下タレット３及びダイホルダ
９にはそれぞれ連通する管路１２が穿設され、ダイホル
ダ９の抜きかす排出穴１０内に端末部のオイルミスト噴
出穴１２ａが開口している。
は、下タレット３の一側面に設けられたショットピン係
合穴３ａにオイルシール１１を介して設定可能に取り付
けられ、ショットピン８，下タレット３及びダイホルダ
９にはそれぞれ連通する管路１２が穿設され、ダイホル
ダ９の抜きかす排出穴１０内に端末部のオイルミスト噴
出穴１２ａが開口している。
【００１５】特設ショットピン８の管路１２には、所定
の離れた位置からオイルミストＭのエア源１３，フィル
タ１４，所定圧力、例えば５kg／cm2 に設定されたレギ
ュレータ１５，潤滑用オイルルブリケータ１６及び電磁
弁１７等がシリーズに接続されて導管１８を介してオイ
ル／エア媒体が供給されるよう構成されている。
の離れた位置からオイルミストＭのエア源１３，フィル
タ１４，所定圧力、例えば５kg／cm2 に設定されたレギ
ュレータ１５，潤滑用オイルルブリケータ１６及び電磁
弁１７等がシリーズに接続されて導管１８を介してオイ
ル／エア媒体が供給されるよう構成されている。
【００１６】（作用）オイルミストＭの噴出は、このシ
ョットピン８が設定される信号を電磁弁１７が検知して
オンされ、ショットピン８，下タレット３，ダイホルダ
９を経由して、ダイホルダ９の噴出穴１２ａよりオイル
ミストＭがワークＷに向って噴出する。
ョットピン８が設定される信号を電磁弁１７が検知して
オンされ、ショットピン８，下タレット３，ダイホルダ
９を経由して、ダイホルダ９の噴出穴１２ａよりオイル
ミストＭがワークＷに向って噴出する。
【００１７】これにより、ワークＷまたはダイＤの穴内
周に潤滑オイルが付着し、打ち抜き後にはパンチＰにオ
イルが付着してパンチＰとダイＤとの潤滑性が向上し、
溶着を防止することができる。また、両金型の寿命も向
上し、さらにまた、従来例のように打ち抜いたスクラッ
プと干渉する怖れもない。
周に潤滑オイルが付着し、打ち抜き後にはパンチＰにオ
イルが付着してパンチＰとダイＤとの潤滑性が向上し、
溶着を防止することができる。また、両金型の寿命も向
上し、さらにまた、従来例のように打ち抜いたスクラッ
プと干渉する怖れもない。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
特設したショットピンを介してパンチング加工工程時
に、装置が抜きかすと干渉することなく、ショットピ
ン，下タレット，ダイホルダを経てワーク下部にオイル
ミストが噴射されるため、上、下金型の潤滑性が向上し
て溶着等を防止し、金型の寿命延長に資することができ
る。
特設したショットピンを介してパンチング加工工程時
に、装置が抜きかすと干渉することなく、ショットピ
ン，下タレット，ダイホルダを経てワーク下部にオイル
ミストが噴射されるため、上、下金型の潤滑性が向上し
て溶着等を防止し、金型の寿命延長に資することができ
る。
【図１】 実施例の構成説明図、（ａ）全体構成配置概
略図、（ｂ）要部構成拡大断面図
略図、（ｂ）要部構成拡大断面図
【図２】 従来のワーク下面のエアブロー装置のピンポ
イントルブラーの概略図
イントルブラーの概略図
１ マシンフレーム ２ 上タレット（ディスク） ３ 下タレット（ディスク） ３ａ ショットピン係合穴 ４ 加工ラム ５ 加工テーブル ６ ワーククランプ（ワークキャリジ） ７ 上／下ショットピン ８ 特設ショットピン ９ ダイホルダ １０ 抜きかす（スクラップ）の排出穴 １１ オイルシール １２ 管路 １２ａ 噴出穴 １３ エア源 １４ フィルタ １５ レギュレータ １６ ルブリケータ １７ 電磁弁 １８ 導管 Ｄ ダイ Ｐ パンチ Ｍ オイルミスト Ｗ ワーク
Claims (1)
- 【請求項１】 タレットパンチプレスにおいて、 下タレット上の一側面に特設されたショットピンの管路
を介して、前記タレット及びダイホルダにそれぞれ穿設
された管路に連通し、前記ダイホルダの抜きかす排出穴
内面に開口するオイルミスト噴出口より、所定のオイル
ミスト源より電磁弁を介して噴射するよう構成したこと
を特徴とするタレットパンチプレスのワーク下面エアブ
ロー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25432499A JP4382916B2 (ja) | 1999-09-08 | 1999-09-08 | タレットパンチプレスのワーク下面エアブロー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25432499A JP4382916B2 (ja) | 1999-09-08 | 1999-09-08 | タレットパンチプレスのワーク下面エアブロー装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001071061A true JP2001071061A (ja) | 2001-03-21 |
| JP4382916B2 JP4382916B2 (ja) | 2009-12-16 |
Family
ID=17263428
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25432499A Expired - Lifetime JP4382916B2 (ja) | 1999-09-08 | 1999-09-08 | タレットパンチプレスのワーク下面エアブロー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4382916B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101062850B1 (ko) * | 2009-07-16 | 2011-09-07 | 주식회사 신흥정밀 | 오일공급기능을 구성한 프레스금형 |
| US20120017734A1 (en) * | 2002-06-07 | 2012-01-26 | Amada Company, Limited. | Slug float-up preventing mechanism |
| CN103801618A (zh) * | 2014-02-21 | 2014-05-21 | 集瑞联合重工有限公司 | 一种钢板连续冲孔设备 |
| CN104741462A (zh) * | 2013-12-25 | 2015-07-01 | 格力电器（武汉）有限公司 | 自动喷油装置 |
| JP2019008984A (ja) * | 2017-06-23 | 2019-01-17 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池用セパレータの製造方法 |
| CN115351159A (zh) * | 2022-08-05 | 2022-11-18 | 深圳市建宏达照明电路有限公司 | 一种金属基板冲压用的工作台 |
| CN117680545A (zh) * | 2024-02-03 | 2024-03-12 | 徐州达一锻压设备有限公司 | 一种可调式的锻压冲孔装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108515116A (zh) * | 2018-05-04 | 2018-09-11 | 芜湖盛科环保技术有限公司 | 一种新能源汽车零部件生产用冲压装置 |
-
1999
- 1999-09-08 JP JP25432499A patent/JP4382916B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20120017734A1 (en) * | 2002-06-07 | 2012-01-26 | Amada Company, Limited. | Slug float-up preventing mechanism |
| US8387500B2 (en) * | 2002-06-07 | 2013-03-05 | Amada Company, Limited | Slug float-up preventing mechanism |
| KR101062850B1 (ko) * | 2009-07-16 | 2011-09-07 | 주식회사 신흥정밀 | 오일공급기능을 구성한 프레스금형 |
| CN104741462A (zh) * | 2013-12-25 | 2015-07-01 | 格力电器（武汉）有限公司 | 自动喷油装置 |
| CN103801618A (zh) * | 2014-02-21 | 2014-05-21 | 集瑞联合重工有限公司 | 一种钢板连续冲孔设备 |
| JP2019008984A (ja) * | 2017-06-23 | 2019-01-17 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池用セパレータの製造方法 |
| CN115351159A (zh) * | 2022-08-05 | 2022-11-18 | 深圳市建宏达照明电路有限公司 | 一种金属基板冲压用的工作台 |
| CN115351159B (zh) * | 2022-08-05 | 2023-05-05 | 深圳市建宏达照明电路有限公司 | 一种金属基板冲压用的工作台 |
| CN117680545A (zh) * | 2024-02-03 | 2024-03-12 | 徐州达一锻压设备有限公司 | 一种可调式的锻压冲孔装置 |
| CN117680545B (zh) * | 2024-02-03 | 2024-04-19 | 徐州达一锻压设备有限公司 | 一种可调式的锻压冲孔装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4382916B2 (ja) | 2009-12-16 |
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