JP2001069120A - 複数のデジタル信号を送信するための方法および装置および受信された信号を処理するための方法および装置 - Google Patents
複数のデジタル信号を送信するための方法および装置および受信された信号を処理するための方法および装置Info
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- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L25/00—Baseband systems
- H04L25/38—Synchronous or start-stop systems, e.g. for Baudot code
- H04L25/40—Transmitting circuits; Receiving circuits
- H04L25/49—Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems
- H04L25/4904—Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems using self-synchronising codes, e.g. split-phase codes
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- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 単一の物理媒体により複数のデジタル信号の
伝送を可能にする信号符号化を提供すること。 【解決手段】 ２つ以上のデジタル信号が、２つ以上の
それぞれのラインコードを使用して符号化される。ライ
ンコードは、符号化された信号が周波数ドメインにおい
て互いに実質的に直交するするように、デジタル信号の
データレートとの組合わせで選択される。そして、２つ
以上の符号化された信号が、結合されて、干渉がほとん
どなしに、または全くなしに、単一の物理媒体を介して
送信され得る。デジタル信号を符号化しかつ送信するた
めの送信機は、デジタル信号を符号化するためのコーダ
および単一の物理媒体を介する送信のために符号化され
た信号を結合させるためのコンバイナを含む。結合され
た符号化された信号を受信し、かつ復号化するための受
信機は、個々の符号化された信号を抽出するためのフィ
ルタと、元のデジタルデータ信号を生成するために、個
々の符号化された信号を復号化するためのラインデコー
ダとを含む。
伝送を可能にする信号符号化を提供すること。 【解決手段】 ２つ以上のデジタル信号が、２つ以上の
それぞれのラインコードを使用して符号化される。ライ
ンコードは、符号化された信号が周波数ドメインにおい
て互いに実質的に直交するするように、デジタル信号の
データレートとの組合わせで選択される。そして、２つ
以上の符号化された信号が、結合されて、干渉がほとん
どなしに、または全くなしに、単一の物理媒体を介して
送信され得る。デジタル信号を符号化しかつ送信するた
めの送信機は、デジタル信号を符号化するためのコーダ
および単一の物理媒体を介する送信のために符号化され
た信号を結合させるためのコンバイナを含む。結合され
た符号化された信号を受信し、かつ復号化するための受
信機は、個々の符号化された信号を抽出するためのフィ
ルタと、元のデジタルデータ信号を生成するために、個
々の符号化された信号を復号化するためのラインデコー
ダとを含む。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ伝送に係
り、特に、単一の物理媒体により複数のデジタル信号の
伝送を可能にする信号符号化に関する。
り、特に、単一の物理媒体により複数のデジタル信号の
伝送を可能にする信号符号化に関する。
【０００２】
【従来の技術】２つのデバイス間を伝送され得る情報量
は、一般に、２つのデバイスを相互接続する物理媒体の
帯域幅により制限される。例えば、２つの集積回路（Ｉ
Ｃ）間を伝送され得るデジタルデータの量は、ＩＣを接
続する物理ワイヤの帯域幅により制限される。
は、一般に、２つのデバイスを相互接続する物理媒体の
帯域幅により制限される。例えば、２つの集積回路（Ｉ
Ｃ）間を伝送され得るデジタルデータの量は、ＩＣを接
続する物理ワイヤの帯域幅により制限される。
【０００３】デバイス間を接続する単一の物理媒体によ
り２つのデバイス間で２つ以上の同時のデータストリー
ムを送信することがしばしば望ましい。例えば、第１の
データストリームは、高レート一次信号であり、第２の
データストリームは低レート二次信号であり得る。二次
信号は、例えば、デバイス間で制御信号を送信するため
に使用され得る。しかし、上述したように、デバイス間
の物理的接続帯域幅が、送信され得るデータの量を制限
する。
り２つのデバイス間で２つ以上の同時のデータストリー
ムを送信することがしばしば望ましい。例えば、第１の
データストリームは、高レート一次信号であり、第２の
データストリームは低レート二次信号であり得る。二次
信号は、例えば、デバイス間で制御信号を送信するため
に使用され得る。しかし、上述したように、デバイス間
の物理的接続帯域幅が、送信され得るデータの量を制限
する。
【０００４】単一の物理媒体を介して一次デジタル信号
および二次デジタル信号の両方の伝送を可能にするデー
タ符号化技術が存在する。例えば、米国特許第４，７１
６，５６３号“Demodulation of Auxiliary Low Freque
ncy Channels in Digital Transmission Systems”およ
び米国特許第４，９７２，４０８号“Method and Appar
atus for Combining and For Separating a Low Data D
igital Channel withor from the High Data Rate Digi
tal Channel of a Transmission Link”は、両方とも、
物理的伝送媒体上を高データレート一次デジタル信号と
共に低データレート補助デジタル信号を送信するための
技法を開示する。両方の技法は、一次信号と干渉なしに
単一の伝送媒体上を送信され得るように、低データレー
ト信号を変調する。
および二次デジタル信号の両方の伝送を可能にするデー
タ符号化技術が存在する。例えば、米国特許第４，７１
６，５６３号“Demodulation of Auxiliary Low Freque
ncy Channels in Digital Transmission Systems”およ
び米国特許第４，９７２，４０８号“Method and Appar
atus for Combining and For Separating a Low Data D
igital Channel withor from the High Data Rate Digi
tal Channel of a Transmission Link”は、両方とも、
物理的伝送媒体上を高データレート一次デジタル信号と
共に低データレート補助デジタル信号を送信するための
技法を開示する。両方の技法は、一次信号と干渉なしに
単一の伝送媒体上を送信され得るように、低データレー
ト信号を変調する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】そのような技法の１つ
の欠点は、送信機において低データレート信号の変調お
よび受信機における低データレート信号の復調を必要と
し、システム全体のコストを増大させることである。
の欠点は、送信機において低データレート信号の変調お
よび受信機における低データレート信号の復調を必要と
し、システム全体のコストを増大させることである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、２つ以
上のデジタル信号が、符号化された信号の電力スペクト
ル密度が、周波数ドメインにおいて自主的に直交するよ
うに、２つ以上のそれぞれのラインコードを使用して符
号化される。符号化された信号の電力スペクトル密度
は、実質的に直交しているので符号化された信号は、結
合され、干渉がほとんどなしにまたは全くなしに、単一
の物理媒体により送信され得る。適切なラインコード
は、所望の直交性を達成するために、２つ以上のデジタ
ル信号の所望の直交性を達成するために、２つ以上のデ
ジタル信号のデータレートを考慮して選ばれる。
上のデジタル信号が、符号化された信号の電力スペクト
ル密度が、周波数ドメインにおいて自主的に直交するよ
うに、２つ以上のそれぞれのラインコードを使用して符
号化される。符号化された信号の電力スペクトル密度
は、実質的に直交しているので符号化された信号は、結
合され、干渉がほとんどなしにまたは全くなしに、単一
の物理媒体により送信され得る。適切なラインコード
は、所望の直交性を達成するために、２つ以上のデジタ
ル信号の所望の直交性を達成するために、２つ以上のデ
ジタル信号のデータレートを考慮して選ばれる。
【０００７】本発明の一実施形態によれば、低データレ
ートデジタル信号および高データレートデジタル信号
が、単一の物理媒体により送信される。低データレート
デジタル信号は、polar non-return-to zeroを使用して
符号化され、高データレートデジタル信号は、マンチェ
スタ（Manchester）ラインコードを使用して符号化され
る。これらのラインコードの特性のために、符号化され
たローデータレート信号デジタル信号は、低周波数範囲
において高い電力スペクトル密度を有し、符号化された
高データレートデジタル信号は、高い周波数範囲におい
て高い電力スペクトル密度を有することになる。
ートデジタル信号および高データレートデジタル信号
が、単一の物理媒体により送信される。低データレート
デジタル信号は、polar non-return-to zeroを使用して
符号化され、高データレートデジタル信号は、マンチェ
スタ（Manchester）ラインコードを使用して符号化され
る。これらのラインコードの特性のために、符号化され
たローデータレート信号デジタル信号は、低周波数範囲
において高い電力スペクトル密度を有し、符号化された
高データレートデジタル信号は、高い周波数範囲におい
て高い電力スペクトル密度を有することになる。
【０００８】また、符号化された低データレートデジタ
ル信号は、高い周波数範囲において低い電力スペクトル
密度を有し、符号化された高データレートデジタル信号
は、低い周波数範囲において低い電力スペクトル密度を
有することになる。このように、符号化された信号の電
力スペクトル密度は、実質的に直交しており、符号化さ
れた信号は、結合されて干渉がほとんどなしまたは全く
なしに、単一の物理媒体により送信される。
ル信号は、高い周波数範囲において低い電力スペクトル
密度を有し、符号化された高データレートデジタル信号
は、低い周波数範囲において低い電力スペクトル密度を
有することになる。このように、符号化された信号の電
力スペクトル密度は、実質的に直交しており、符号化さ
れた信号は、結合されて干渉がほとんどなしまたは全く
なしに、単一の物理媒体により送信される。
【０００９】本発明の別の実施形態によれば、第１の高
データレートデジタル信号、第２の低データレートデジ
タル信号および第３の低データレートデジタル信号が、
本発明に従ってライン符号化され、単一の物理媒体によ
り送信される。この実施形態において、第１の高データ
レートデジタル信号は、マンチェスタラインコーディン
グを使用して符号化され、第２の低データレートデジタ
ル信号は、ポーラノンリターンツーゼロ（polar non-re
turn-to-sero）ラインコーディングを使用して符号化さ
れ、第３の低データレートデジタル信号は、アルタネー
トマークインバージョン（alternate mark inversion）
ラインコーディングを使用して符号化される。符号化の
結果として、符号化された信号の電力スペクトル密度
は、実質的に直交しており、符号化された信号は、結合
されて干渉がほとんどなしに、または全くなしに、単一
の物理媒体により送信される。
データレートデジタル信号、第２の低データレートデジ
タル信号および第３の低データレートデジタル信号が、
本発明に従ってライン符号化され、単一の物理媒体によ
り送信される。この実施形態において、第１の高データ
レートデジタル信号は、マンチェスタラインコーディン
グを使用して符号化され、第２の低データレートデジタ
ル信号は、ポーラノンリターンツーゼロ（polar non-re
turn-to-sero）ラインコーディングを使用して符号化さ
れ、第３の低データレートデジタル信号は、アルタネー
トマークインバージョン（alternate mark inversion）
ラインコーディングを使用して符号化される。符号化の
結果として、符号化された信号の電力スペクトル密度
は、実質的に直交しており、符号化された信号は、結合
されて干渉がほとんどなしに、または全くなしに、単一
の物理媒体により送信される。
【００１０】本発明の一実施形態によれば、デジタル信
号を符号化するための送信機は、受信されたデジタル信
号をライン符号化するためのラインコーダ、および符号
化された信号を結合しかつ符号化された信号を単一の物
理媒体により送信するためのコンバイナを含む。結合さ
れた信号を受信するための受信器は、個々の符号化され
た信号を受信し、かつ直交デジタルデータ信号を生成す
るためにそれらを復号化するためのラインデコーダを含
む。ライン符号化された信号は、異なる周波数範囲にお
いて高い電力スペクトル密度を有するので、適切なフィ
ルタが、適切に符号化された信号を適切なラインデコー
ダに送るように、選択され得る。
号を符号化するための送信機は、受信されたデジタル信
号をライン符号化するためのラインコーダ、および符号
化された信号を結合しかつ符号化された信号を単一の物
理媒体により送信するためのコンバイナを含む。結合さ
れた信号を受信するための受信器は、個々の符号化され
た信号を受信し、かつ直交デジタルデータ信号を生成す
るためにそれらを復号化するためのラインデコーダを含
む。ライン符号化された信号は、異なる周波数範囲にお
いて高い電力スペクトル密度を有するので、適切なフィ
ルタが、適切に符号化された信号を適切なラインデコー
ダに送るように、選択され得る。
【００１１】本発明のこれらおよび他の利点は、当業者
にとって、以下の詳細な説明および添付図面を参照して
明らかとなるであろう。
にとって、以下の詳細な説明および添付図面を参照して
明らかとなるであろう。
【００１２】
【発明の実施の形態】デジタルデータを物理媒体（例え
ば、ワイヤ）を介して送信するための周知の方法は、ラ
インコードの使用である。ラインコードは、デジタルデ
ータが最小の誤りで受信機において受信された信号から
復元され得るように、デジタルレベル１および０を電圧
波形にマップする。多くの異なるラインコードが知られ
ており、各ラインコードは、それ自体の別個の特性を有
する。ラインコードの１つのそのような特性は、様々な
周波数成分により寄与される相対的電力を記述する電力
スペクトル密度（ＰＳＤ）である。
ば、ワイヤ）を介して送信するための周知の方法は、ラ
インコードの使用である。ラインコードは、デジタルデ
ータが最小の誤りで受信機において受信された信号から
復元され得るように、デジタルレベル１および０を電圧
波形にマップする。多くの異なるラインコードが知られ
ており、各ラインコードは、それ自体の別個の特性を有
する。ラインコードの１つのそのような特性は、様々な
周波数成分により寄与される相対的電力を記述する電力
スペクトル密度（ＰＳＤ）である。
【００１３】本発明の一実施形態において、第１の高デ
ータレートデジタルデータ信号は、マンチェンスタライ
ンコードを使用して符号化され、第２のローデータレー
トデジタルデータ信号は、ポーラノンリターンツーゼロ
（ＮＲＺ）ラインコードを使用して符号化される。ライ
ンコードは、この技術分野においてよく知られており、
本発明の特定の実施形態による様々なラインコードが簡
潔に説明される。ラインコードのさらなる情報について
は、Modern Digital and Analog Communication System
s, Second, B. P. Lathi, Oxford University Press, 1
995, Chapter 3. を参照のこと。
ータレートデジタルデータ信号は、マンチェンスタライ
ンコードを使用して符号化され、第２のローデータレー
トデジタルデータ信号は、ポーラノンリターンツーゼロ
（ＮＲＺ）ラインコードを使用して符号化される。ライ
ンコードは、この技術分野においてよく知られており、
本発明の特定の実施形態による様々なラインコードが簡
潔に説明される。ラインコードのさらなる情報について
は、Modern Digital and Analog Communication System
s, Second, B. P. Lathi, Oxford University Press, 1
995, Chapter 3. を参照のこと。
【００１４】ポーラＮＲＺラインコードにおいて、デジ
タル１は＋Ｖボルトとして符号化され、デジタル０は−
Ｖボルトとして符号化される。ポーラＮＲＺは、波形が
シンボル間でゼロに戻らないように、ノンリターンツー
ゼロコードである。ポーラＮＲＺを使用して符号化され
たデジタル信号１００１１に対する波形の例が図１に示
されている。図２は、ポーラＮＲＺラインコードを使用
して符号化された信号に対する正規化されたＰＳＤであ
る。図２から分かるように、ＰＳＤは、かなり大きなＤ
Ｃ（即ち、０周波数）成分を有する。また、Ｒｂｐｓの
シグナリングレートに対して、Ｒ Ｈｚ において帯域幅
ヌルが生じる。
タル１は＋Ｖボルトとして符号化され、デジタル０は−
Ｖボルトとして符号化される。ポーラＮＲＺは、波形が
シンボル間でゼロに戻らないように、ノンリターンツー
ゼロコードである。ポーラＮＲＺを使用して符号化され
たデジタル信号１００１１に対する波形の例が図１に示
されている。図２は、ポーラＮＲＺラインコードを使用
して符号化された信号に対する正規化されたＰＳＤであ
る。図２から分かるように、ＰＳＤは、かなり大きなＤ
Ｃ（即ち、０周波数）成分を有する。また、Ｒｂｐｓの
シグナリングレートに対して、Ｒ Ｈｚ において帯域幅
ヌルが生じる。
【００１５】マンチェスタラインコードは、遷移ライン
コードであり、波形は、デジタル信号を符号化する＋Ｖ
と−Ｖとの間で遷移する。マンチェスタラインコードに
おいて、デジタル１は、＋Ｖ→−Ｖ遷移として符号化さ
れ、デジタル０は、−Ｖ→＋Ｖ遷移として符号化され
る。マンチェスタラインコードを使用して符号化された
デジタル信号１００１１に対する波形の例が図３に示さ
れている。図４は、マンチェスタラインコードを使用し
て符号化された信号に対する正規化されたＰＳＤを示
す。図４から分かるように、ＰＳＤはゼロＤＣ成分を有
する。また、Ｒｂｐｓのシグナリングレートに対して、
２Ｒ Ｈｚ において帯域幅ヌルが生じる。
コードであり、波形は、デジタル信号を符号化する＋Ｖ
と−Ｖとの間で遷移する。マンチェスタラインコードに
おいて、デジタル１は、＋Ｖ→−Ｖ遷移として符号化さ
れ、デジタル０は、−Ｖ→＋Ｖ遷移として符号化され
る。マンチェスタラインコードを使用して符号化された
デジタル信号１００１１に対する波形の例が図３に示さ
れている。図４は、マンチェスタラインコードを使用し
て符号化された信号に対する正規化されたＰＳＤを示
す。図４から分かるように、ＰＳＤはゼロＤＣ成分を有
する。また、Ｒｂｐｓのシグナリングレートに対して、
２Ｒ Ｈｚ において帯域幅ヌルが生じる。
【００１６】本発明の一実施形態によれば、第１の低デ
ータレートデジタル信号は、ポーラＮＲＺラインコード
を使用して符号化され、第２の高データレートデジタル
信号は、マンチェスタラインコードを使用して符号化さ
れ、２つの符号化された信号は結合され、単一の物理伝
送媒体上を送信される。ラインコードの特性のために、
選ばれたデータレートにおいて符号化された信号のＰＳ
Ｄは、実質的に直交しており、したがって２つの符号化
された信号は、結合され、干渉なしに、単一の物理媒体
を介して送信され得る。
ータレートデジタル信号は、ポーラＮＲＺラインコード
を使用して符号化され、第２の高データレートデジタル
信号は、マンチェスタラインコードを使用して符号化さ
れ、２つの符号化された信号は結合され、単一の物理伝
送媒体上を送信される。ラインコードの特性のために、
選ばれたデータレートにおいて符号化された信号のＰＳ
Ｄは、実質的に直交しており、したがって２つの符号化
された信号は、結合され、干渉なしに、単一の物理媒体
を介して送信され得る。
【００１７】図５は、この実施形態により符号化された
信号に対する正規化されたＰＳＤを示す。ここで、４Ｒ
のデータレートにおける高データレートデジタル信号
は、マンチェスタ符号化を使用して符号化され、Ｒ／４
のデータレートにおける低データレートデジタル信号
が、ポーラＮＲＺを使用して符号化される。ポーラＮＲ
Ｚで符号化された信号に対するＰＳＤが曲線５０２とし
て示されており、マンチェスタ符号化された信号に対す
るＰＳＤが曲線５０４として示されている。
信号に対する正規化されたＰＳＤを示す。ここで、４Ｒ
のデータレートにおける高データレートデジタル信号
は、マンチェスタ符号化を使用して符号化され、Ｒ／４
のデータレートにおける低データレートデジタル信号
が、ポーラＮＲＺを使用して符号化される。ポーラＮＲ
Ｚで符号化された信号に対するＰＳＤが曲線５０２とし
て示されており、マンチェスタ符号化された信号に対す
るＰＳＤが曲線５０４として示されている。
【００１８】図５から分かるように、高データレートの
マンチェスタ符号化された信号は、低周波数範囲におい
て低いＰＳＤを有し、低データレートのポーラＮＲＺの
符号化された信号は、同じ低周波数範囲において高いＰ
ＳＤを有する。また、高データレートのマンチェスタ符
号化された信号は、高い周波数範囲において高いＰＳＤ
を有し、低データレートのポーラＮＲＺ符号化された信
号は、同じ高周波数範囲において低いＰＳＤを有する。
２つの符号化された信号のＰＳＤの実質的な直交性のた
めに、信号は、結合されて、干渉がほとんどなしにまた
は全くなしに、同じ物理媒体上を同時に送信され得る。
マンチェスタ符号化された信号は、低周波数範囲におい
て低いＰＳＤを有し、低データレートのポーラＮＲＺの
符号化された信号は、同じ低周波数範囲において高いＰ
ＳＤを有する。また、高データレートのマンチェスタ符
号化された信号は、高い周波数範囲において高いＰＳＤ
を有し、低データレートのポーラＮＲＺ符号化された信
号は、同じ高周波数範囲において低いＰＳＤを有する。
２つの符号化された信号のＰＳＤの実質的な直交性のた
めに、信号は、結合されて、干渉がほとんどなしにまた
は全くなしに、同じ物理媒体上を同時に送信され得る。
【００１９】図５に示された本発明を実施するためのシ
ステムの一実施形態が、図６に示されている。送信機６
０２は、低データレートデジタル信号および高データレ
ートデジタル信号を受信する。低データレートデジタル
信号は、ポーラＮＲＺラインコーダ６０４により符号化
され、高データレートデジタル信号は、マンチェスタラ
インコーダ６０６により符号化される。２つの符号化さ
れた信号は、コンバイナ６０８により結合されて、ワイ
ヤ６１０を介して受信機６２０に送信される。受信機６
２０において、信号は分離され、ローパスフィルタ６２
２およびハイパスフィルタ６２６に提供される。
ステムの一実施形態が、図６に示されている。送信機６
０２は、低データレートデジタル信号および高データレ
ートデジタル信号を受信する。低データレートデジタル
信号は、ポーラＮＲＺラインコーダ６０４により符号化
され、高データレートデジタル信号は、マンチェスタラ
インコーダ６０６により符号化される。２つの符号化さ
れた信号は、コンバイナ６０８により結合されて、ワイ
ヤ６１０を介して受信機６２０に送信される。受信機６
２０において、信号は分離され、ローパスフィルタ６２
２およびハイパスフィルタ６２６に提供される。
【００２０】ローパスフィルタ６２２は、低周波数範囲
の信号を通過させる。図５について上述したように、高
データレート符号化された信号は、低周波数範囲におい
て低いＰＳＤを有し、低データレート符号化された信号
は、同じ低い周波数範囲において高いＰＳＤを有する。
そして、ローパスフィルタ６２２の出力は、復号化のた
めに、ポーラＮＲＺラインデコーダ６２４に提供され
る。ポーラＮＲＺラインデコーダ６２４は、低データレ
ートデジタル信号を出力することになる。
の信号を通過させる。図５について上述したように、高
データレート符号化された信号は、低周波数範囲におい
て低いＰＳＤを有し、低データレート符号化された信号
は、同じ低い周波数範囲において高いＰＳＤを有する。
そして、ローパスフィルタ６２２の出力は、復号化のた
めに、ポーラＮＲＺラインデコーダ６２４に提供され
る。ポーラＮＲＺラインデコーダ６２４は、低データレ
ートデジタル信号を出力することになる。
【００２１】同様にハイパスフィルタ６２６は、高周波
数範囲の信号を通過させる。図５について前述したよう
に、高データレート符号化された信号は、高周波数範囲
において高いＰＳＤを有し、低データレート符号化され
た信号は、同じ高い周波数範囲において低いＰＳＤを有
する。そして、ハイパスフィルタ６２６の出力は、復号
化のために、マンチェスタラインデコーダ６３０に提供
される。マンチェスタラインデコーダ６３０は、高デー
タレートデジタル信号を出力する。
数範囲の信号を通過させる。図５について前述したよう
に、高データレート符号化された信号は、高周波数範囲
において高いＰＳＤを有し、低データレート符号化され
た信号は、同じ高い周波数範囲において低いＰＳＤを有
する。そして、ハイパスフィルタ６２６の出力は、復号
化のために、マンチェスタラインデコーダ６３０に提供
される。マンチェスタラインデコーダ６３０は、高デー
タレートデジタル信号を出力する。
【００２２】適切なデータレートおよびラインデコーダ
が選ばれる場合、本発明により単一の物理媒体を介して
２つよりも多い信号を送信することが可能である。３個
の信号が単一の媒体上を送信される実施形態を説明す
る。この実施形態によれば、第１の高データレートデジ
タル信号は、マンチェスタラインコードを使用して符号
化され、第２の低データレートデジタル信号は、ポーラ
ノンリターンツーゼロ（ＮＲＺ）ラインコードを使用し
て符号化され、第３の低データレートデジタル信号は、
アルタネ−トマークインバーション（ＡＭＩ）ラインコ
ードを使用して符号化される。
が選ばれる場合、本発明により単一の物理媒体を介して
２つよりも多い信号を送信することが可能である。３個
の信号が単一の媒体上を送信される実施形態を説明す
る。この実施形態によれば、第１の高データレートデジ
タル信号は、マンチェスタラインコードを使用して符号
化され、第２の低データレートデジタル信号は、ポーラ
ノンリターンツーゼロ（ＮＲＺ）ラインコードを使用し
て符号化され、第３の低データレートデジタル信号は、
アルタネ−トマークインバーション（ＡＭＩ）ラインコ
ードを使用して符号化される。
【００２３】ＡＭＩラインコードにおいて、デジタル１
は、＋Ｖおよび−Ｖとして交番的に符号化され、デジタ
ル０は、０Ｖとして符号化される。ＡＭＩラインコード
を使用して符号化されたデジタル信号１００１１に対す
る波形の例が、図７に示されている。図８は、ＡＭＩラ
インコードを使用して符号化された信号に対する正規化
されたＰＳＤを示す。図８から分かるように、ＰＳＤは
０ＤＣ成分を有する。また、Ｒｂｐｓのシグナリングレ
ートに対してＲ Ｈｚ において帯域幅ヌルが生じる。Ａ
ＭＩラインコードは、よく知られており、Modern Digit
al and AnalogCommunication Systems, Second Editio
n, B. P. Lathi, Oxford University Press, 1995, p.1
71にさらに説明されている。
は、＋Ｖおよび−Ｖとして交番的に符号化され、デジタ
ル０は、０Ｖとして符号化される。ＡＭＩラインコード
を使用して符号化されたデジタル信号１００１１に対す
る波形の例が、図７に示されている。図８は、ＡＭＩラ
インコードを使用して符号化された信号に対する正規化
されたＰＳＤを示す。図８から分かるように、ＰＳＤは
０ＤＣ成分を有する。また、Ｒｂｐｓのシグナリングレ
ートに対してＲ Ｈｚ において帯域幅ヌルが生じる。Ａ
ＭＩラインコードは、よく知られており、Modern Digit
al and AnalogCommunication Systems, Second Editio
n, B. P. Lathi, Oxford University Press, 1995, p.1
71にさらに説明されている。
【００２４】本発明の一実施形態によれば、第１の低デ
ータレートデジタル信号は、ポーラＮＲＺラインコード
を使用して符号化され、第２の低データレートデジタル
は、ＡＭＩラインコードを使用して符号化され、第３の
高データレートデジタル信号は、マンチェスタラインコ
ードを使用して符号化され、第３の符号化された信号
は、結合されて、単一の伝送媒体上を送信される。選ば
れたデータレートとの組合せでラインコードの特性のた
めに、符号化された信号のＰＳＤは、実質的に直交して
おり、３個の符号化された信号は、干渉なしに、単一の
媒体を介して送信され得る。
ータレートデジタル信号は、ポーラＮＲＺラインコード
を使用して符号化され、第２の低データレートデジタル
は、ＡＭＩラインコードを使用して符号化され、第３の
高データレートデジタル信号は、マンチェスタラインコ
ードを使用して符号化され、第３の符号化された信号
は、結合されて、単一の伝送媒体上を送信される。選ば
れたデータレートとの組合せでラインコードの特性のた
めに、符号化された信号のＰＳＤは、実質的に直交して
おり、３個の符号化された信号は、干渉なしに、単一の
媒体を介して送信され得る。
【００２５】図９は、本発明の一実施形態による符号化
された信号に対する正規化されたＰＳＤを示し、ここ
で、Ｒ／４のデータレートの第１の低データレートデジ
タル信号が、ポーラＮＲＺ符号化を使用して符号化さ
れ、Ｒのデータレートにおける第２の低データレートデ
ジタル信号が、ＡＭＩ符号化を使用して符号化され、４
Ｒのデータレートにおける第３の高データレートデジタ
ル信号が、マンチェスタ符号化を使用して符号化され
る。
された信号に対する正規化されたＰＳＤを示し、ここ
で、Ｒ／４のデータレートの第１の低データレートデジ
タル信号が、ポーラＮＲＺ符号化を使用して符号化さ
れ、Ｒのデータレートにおける第２の低データレートデ
ジタル信号が、ＡＭＩ符号化を使用して符号化され、４
Ｒのデータレートにおける第３の高データレートデジタ
ル信号が、マンチェスタ符号化を使用して符号化され
る。
【００２６】ポーラＮＲＺ符号化された信号に対するＰ
ＳＤは、曲線９０２として示されており、ＡＭＩ符号化
された信号に対するＰＳＤは、曲線９０４として示され
ており、マンチェスタ符号化された信号に対するＰＳＤ
は、曲線９０６として示されている。図９から分かるよ
うに、３個の符号化された信号のＰＳＤは、周波数ドメ
インにおいて実質的に直交している。全ての３個の信号
は、異なる周波数範囲において高いＰＳＤを有する。ま
た、信号のうちの１つが高いＰＳＤを有する周波数範囲
において、他の信号は低いＰＳＤを有する。結果として
３個の信号は、干渉がほとんどなしに、または全くなし
に、同じ物理媒体上を送信され得る。
ＳＤは、曲線９０２として示されており、ＡＭＩ符号化
された信号に対するＰＳＤは、曲線９０４として示され
ており、マンチェスタ符号化された信号に対するＰＳＤ
は、曲線９０６として示されている。図９から分かるよ
うに、３個の符号化された信号のＰＳＤは、周波数ドメ
インにおいて実質的に直交している。全ての３個の信号
は、異なる周波数範囲において高いＰＳＤを有する。ま
た、信号のうちの１つが高いＰＳＤを有する周波数範囲
において、他の信号は低いＰＳＤを有する。結果として
３個の信号は、干渉がほとんどなしに、または全くなし
に、同じ物理媒体上を送信され得る。
【００２７】図９との関連で説明された本発明を実施す
るためのシステムの一実施形態が、図１０に示されてい
る。送信機１００２は、第１の低データレート（Ｒ／
４）デジタル信号、第２の低データレート（Ｒ）デジタ
ル信号、および第３の高データレート（４Ｒ）デジタル
信号を受信する。第１の低データレートデジタル信号
は、ポーラＮＲＺラインコーダ１００４により符号化さ
れ、第２の低データレートデジタル信号は、ＡＭＩライ
ンコーダ１００６により符号化され、第３の高データレ
ートデジタル信号は、マンチェスタラインコーダ１００
８により符号化される。
るためのシステムの一実施形態が、図１０に示されてい
る。送信機１００２は、第１の低データレート（Ｒ／
４）デジタル信号、第２の低データレート（Ｒ）デジタ
ル信号、および第３の高データレート（４Ｒ）デジタル
信号を受信する。第１の低データレートデジタル信号
は、ポーラＮＲＺラインコーダ１００４により符号化さ
れ、第２の低データレートデジタル信号は、ＡＭＩライ
ンコーダ１００６により符号化され、第３の高データレ
ートデジタル信号は、マンチェスタラインコーダ１００
８により符号化される。
【００２８】３個の符号化された信号は、コンバイナ１
００９により結合され、ワイヤ１０１０を介して受信機
１０１２に送信される。受信機１０１２において、信号
は分割されて、ローパスフィルタ１０１４、バンドパス
フィルタ１０１８、およびハイパスフィルタ１０２２に
提供される。ローパスフィルタ１０１４、バンドパスフ
ィルタ１０１８およびハイパスフィルタ１０２２は、そ
れぞれポーラＮＲＺ符号化された信号、ＡＭＩ符号化さ
れた信号およびマンチェスタ符号化された信号を通過さ
せるように構成されている。
００９により結合され、ワイヤ１０１０を介して受信機
１０１２に送信される。受信機１０１２において、信号
は分割されて、ローパスフィルタ１０１４、バンドパス
フィルタ１０１８、およびハイパスフィルタ１０２２に
提供される。ローパスフィルタ１０１４、バンドパスフ
ィルタ１０１８およびハイパスフィルタ１０２２は、そ
れぞれポーラＮＲＺ符号化された信号、ＡＭＩ符号化さ
れた信号およびマンチェスタ符号化された信号を通過さ
せるように構成されている。
【００２９】そして、ホーパスフィルタ１０１４の出力
は、復号化のためにポーラＮＲＺラインデコーダ１０１
６に提供され、ポーラＮＲＺラインデコーダ１０１６
は、第１のローデータレートデジタル信号を出力する。
バンドパスフィルタ１０１８の出力は、復号化のために
ＡＭＩラインデコーダ１０２０に提供されて、ＡＭＩラ
インデコーダ１０２０は、第２の低データレートデジタ
ル信号を出力する。ハイパスフィルタ１０２２の出力
は、復号化のためにマンチェスタラインデコーダ１０２
４に提供されて、マンチェスタラインデコーダ１０２４
は、第３の高データレートデジタル信号を出力する。
は、復号化のためにポーラＮＲＺラインデコーダ１０１
６に提供され、ポーラＮＲＺラインデコーダ１０１６
は、第１のローデータレートデジタル信号を出力する。
バンドパスフィルタ１０１８の出力は、復号化のために
ＡＭＩラインデコーダ１０２０に提供されて、ＡＭＩラ
インデコーダ１０２０は、第２の低データレートデジタ
ル信号を出力する。ハイパスフィルタ１０２２の出力
は、復号化のためにマンチェスタラインデコーダ１０２
４に提供されて、マンチェスタラインデコーダ１０２４
は、第３の高データレートデジタル信号を出力する。
【００３０】図６および１０は、本発明の様々な実施形
態による装置の機能ブロック図である。図面および説明
により当業者は、本発明を容易に実施することができ
る。例えば、図６および１０に示されたラインコーダお
よびラインデコーダは、符号化および復号化機能を実行
するための適切なソフトウェアとの組合せでプログラム
可能なプロセッサを使用することにより具現化され得
る。代替的に、ラインコーダおよびデコーダは、ハード
ウェアまたは何らかのハードウェアおよびソフトウェア
の組合せを使用して具現化され得る。
態による装置の機能ブロック図である。図面および説明
により当業者は、本発明を容易に実施することができ
る。例えば、図６および１０に示されたラインコーダお
よびラインデコーダは、符号化および復号化機能を実行
するための適切なソフトウェアとの組合せでプログラム
可能なプロセッサを使用することにより具現化され得
る。代替的に、ラインコーダおよびデコーダは、ハード
ウェアまたは何らかのハードウェアおよびソフトウェア
の組合せを使用して具現化され得る。
【００３１】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、送
信機において低データレート信号の変調および受信機に
おける低データレート信号の復調を必要としない単一の
物理媒体により複数のデジタル信号の伝送を可能にする
信号符号化を提供できる。
信機において低データレート信号の変調および受信機に
おける低データレート信号の復調を必要としない単一の
物理媒体により複数のデジタル信号の伝送を可能にする
信号符号化を提供できる。
【図１】ポーラＮＲＺラインコードを使用して符号化さ
れたデジタル信号の波形の一例を示す図。
れたデジタル信号の波形の一例を示す図。
【図２】ポーラＮＲＺラインコードを使用して符号化さ
れた信号の正規化されたＰＳＤを示す図。
れた信号の正規化されたＰＳＤを示す図。
【図３】マンチェスタラインコードを使用して符号化さ
れたデジタル信号の波形の一例を示す図。
れたデジタル信号の波形の一例を示す図。
【図４】マンチェスタラインコードを使用して符号化さ
れた信号の正規化されたＰＳＤを示す図。
れた信号の正規化されたＰＳＤを示す図。
【図５】本発明の一実施形態により符号化された高デー
タレートデジタル信号および低データレートデジタル信
号に対する正規化されたＰＳＤを示す図。
タレートデジタル信号および低データレートデジタル信
号に対する正規化されたＰＳＤを示す図。
【図６】本発明の一実施形態によりデジタル信号を送信
および受信するためのシステムを示す図。
および受信するためのシステムを示す図。
【図７】アルタネートマークインバージョンラインコー
ドを使用して符号化されたデジタル信号の波形の一例を
示す図。
ドを使用して符号化されたデジタル信号の波形の一例を
示す図。
【図８】アルタネートマークインバージョンラインコー
ドを使用して符号化された信号の正規化されたＰＳＤを
示す図。
ドを使用して符号化された信号の正規化されたＰＳＤを
示す図。
【図９】本発明の一実施形態により符号化された第１の
高データレートデジタル信号、第２の低データレートデ
ジタル信号、および第３の低データレートデジタル信号
に対する正規化されたＰＳＤを示す図。
高データレートデジタル信号、第２の低データレートデ
ジタル信号、および第３の低データレートデジタル信号
に対する正規化されたＰＳＤを示す図。
【図１０】本発明の一実施形態によるデジタル信号を送
信および受信するためのシステムを示す図。
信および受信するためのシステムを示す図。
６０４ ポーラＮＲＺラインコーダ ６０６ マンチェスタラインコーダ ６２２ ローパスフィルタ ６２４ ポーラＮＲＺラインデコーダ ６２６ ハイパスフィルタ ６３０ マンチェスタラインデコーダ １００４ ポーラＮＲＺラインコーダ １００６ ＡＭＩラインコーダ １００８ マンチェスタラインコーダ １０１４ ローパスフィルタ １０１６ ポーラＮＲＺラインデコーダ １０１８ バンドパスフィルタ １０２０ ＡＭＩラインデコーダ １０２２ ハイパスフィルタ １０２４ マンチェスタラインデコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Ｍｏｕｎｔａｉｎ Ａｖｅｎｕｅ, Ｍｕｒｒａｙ Ｈｉｌｌ， Ｎｅｗ Ｊｅ ｒｓｅｙ 07974−0636Ｕ．Ｓ．Ａ. (72)発明者 サジュアス ジョン ガバラ アメリカ合衆国、07974 ニュージャージ ー、ムレイ ヒル、バーリングトン ロー ド 62 (72)発明者 シィード アオン ムジュタバ アメリカ合衆国、07922 ニュージャージ ー、バークレイ ハイツ、ホリー グレン サウス 65
Claims (20)
- 【請求項１】 複数のデジタル信号を送信するための方
法において、 符号化された信号の電力スペクトル密度が周波数ドメイ
ンにおいて互いに実質的に直交するように、複数のライ
ンコードを使用して前記複数のデジタル信号を符号化す
るステップと、 前記複数の符号化された信号を結合するステップと、 前記結合された信号を送信するステップとを有すること
を特徴とする方法。 - 【請求項２】 前記結合された信号は、単一の物理媒体
を介して送信されることを特徴とする請求項１記載の方
法。 - 【請求項３】 前記複数のデジタル信号は、高データレ
ートデジタル信号および低データレートデジタル信号を
含むことを特徴とする請求項１記載の方法。 - 【請求項４】 前記高データレートデジタル信号は、マ
ンチェスタラインコードを使用して符号化され、前記低
データレートデジタル信号は、ポーラＮＲＺラインコー
ドを使用して符号化されることを特徴とする請求項３記
載の方法。 - 【請求項５】 前記複数のデジタル信号は、第１の高デ
ータレートデジタル信号、第２の低データレートデジタ
ル信号、および第３の低データレートデジタル信号を含
むことを特徴とする請求項１記載の方法。 - 【請求項６】 前記第１の高データレートデジタル信号
は、マンチェスタラインコードを使用して符号化され、
前記第２の低データレートデジタル信号は、ポーラＮＲ
Ｚラインコードを使用して符号化され、前記第３の低デ
ータレートデジタル信号は、アルタネートマークインバ
ージョンラインコードを使用して符号化されることを特
徴とする請求項５記載の方法。 - 【請求項７】 複数のデジタル信号を送信するための装
置において、 符号化された信号の電力スペクトル密度が、周波数ドメ
インにおいて互いに実質的に直交するように、前記複数
のデジタル信号を符号化するための複数のラインコーダ
と、 前記複数の符号化された信号を結合するためのコンバイ
ナとを有することを特徴とする装置。 - 【請求項８】 前記複数のラインコーダは、 ポーラＮＲＺラインコーダと、 マンチェスタラインコーダとを有することを特徴とする
請求項７記載の装置。 - 【請求項９】 前記複数のラインコーダは、 アルタネートマークインバージョンラインコーダをさら
に含むことを特徴とする請求項８記載の装置。 - 【請求項１０】 受信された信号を処理するための方法
において、 複数のライン符号化されたデジタル信号を含む結合信号
を受信するステップと、 前記複数のライン符号化された信号の各々を前記結合信
号から抽出するステップと、 複数のデジタル信号を生成するために、前記複数のライ
ン符号化された信号の各々を復号化するステップとを有
することを特徴とする方法。 - 【請求項１１】 前記抽出するステップは、 前記結合信号をフィルタするステップを含むことを特徴
とする請求項１０記載の方法。 - 【請求項１２】 前記複数のライン符号化された信号
は、ポーラＮＲＺライン符号化を使用して符号化された
第１の低データレートデジタル信号とマンチェスタライ
ン符号化を使用して符号化された第２の高データレート
デジタル信号とを含むことを特徴とする請求項１０記載
の方法。 - 【請求項１３】 前記複数のライン符号化された信号
は、ポーラＮＲＺライン符号化を使用して符号化された
第１の低データレートデジタル信号、マンチェスタライ
ン符号化を使用して符号化された第２の高データレート
デジタル信号、およびアルタネートマークインバーショ
ンライン符号化を使用して符号化された第３の低データ
レートデジタル信号を含むことを特徴とする請求項１０
記載の方法。 - 【請求項１４】 前記フィルタするステップは、ローパ
スフィルタおよびハイパスフィルタを使用して前記結合
信号をフィルタするステップを含み、前記方法は、 前記ローパスフィルタされた信号を第１のラインデコー
ダに提供するステップと、 前記ハイパスフィルタされた信号を第２のラインデコー
ダに提供するステップとをさらに含むことを特徴とする
請求項１１記載の方法。 - 【請求項１５】 前記第１のラインデコーダは、ポーラ
ＮＲＺラインデコーダであり、 前記第２のラインデコーダは、マンチェスタラインデコ
ーダであることを特徴とする請求項１４記載の方法。 - 【請求項１６】 前記フィルタするステップは、ローパ
スフィルタ、ハイパスフィルタおよびバンドパスフィル
タを使用して、前記結合信号をフィルタするステップを
含み、前記方法は、 前記ローパスフィルタされた信号を第１のラインデコー
ダに提供するステップと、 前記ハイパスフィルタされた信号を第２のラインデコー
ダに提供するステップと、 前記バンドパスフィルタされた信号を第３のラインデコ
ーダに提供するステップとをさらに含むことを特徴とす
る請求項１１記載の方法。 - 【請求項１７】 前記第１のラインデコーダは、ポーラ
ＮＲＺラインデコーダであり、 前記第２のラインデコーダは、マンチェスタラインデコ
ーダであり、 前記第３のラインデコーダは、アルタネートマークイン
バージョンラインデコーダであることを特徴とする請求
項１６記載の方法。 - 【請求項１８】 受信された信号を処理するための装置
において、 複数のライン符号化された信号を前記受信された信号か
ら抽出するための複数のフィルタと、 複数のデジタル信号を生成するために、前記複数のライ
ン符号化された信号の各々を復号化するための複数のラ
インデコーダとを有することを特徴とする装置。 - 【請求項１９】 前記複数のフィルタは、 第１の符号化された信号を抽出するためのローパスフィ
ルタと、 第２の符号化された信号を抽出するためのハイパスフィ
ルタとを含み、 前記複数のラインデコーダは、前記第１の符号化された
信号を復号化するためのポーラＮＲＺラインデコーダ
と、 前記第２の符号化された信号を復号化するためのマンチ
ェスタラインデコーダとを含むことを特徴とする請求項
１８記載の装置。 - 【請求項２０】 前記複数のフィルタは、 第３の符号化された信号を抽出するためのバンドパスフ
ィルタをさらに含み、 前記複数のラインデコーダは、 前記第３の符号化された信号を復号化するためのアルタ
ネートマークインバージョンラインデコーダをさらに含
むことを特徴とする請求項１９記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US09/363524 | 1999-07-29 | ||
| US09/363,524 US6456666B1 (en) | 1999-07-29 | 1999-07-29 | Signal encoding for transmission of multiple digital signals over single physical medium |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001069120A true JP2001069120A (ja) | 2001-03-16 |
Family
ID=23430585
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000226696A Pending JP2001069120A (ja) | 1999-07-29 | 2000-07-27 | 複数のデジタル信号を送信するための方法および装置および受信された信号を処理するための方法および装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US6456666B1 (ja) |
| EP (1) | EP1073231A3 (ja) |
| JP (1) | JP2001069120A (ja) |
| CA (1) | CA2314400C (ja) |
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| US8873592B1 (en) * | 2007-10-19 | 2014-10-28 | National Semiconductor Corporation | System and method for adding a low data rate data channel to a 100Base-T ethernet link |
| DE102010031317A1 (de) * | 2009-09-08 | 2011-04-28 | Electronics And Telecommunications Research Institute | Präambelerzeugungsvorrichtung und -verfahren für digitales Direktübertragungssystem |
| KR101603674B1 (ko) * | 2009-12-14 | 2016-03-16 | 삼성전자주식회사 | 긴급 데이터 전송 방법 및 장치 |
| US9100047B2 (en) * | 2013-09-20 | 2015-08-04 | Intel Corporation | Method and apparatus for mitigating resonant effects within a power delivery network of a printed circuit board |
| US10135460B2 (en) | 2013-10-01 | 2018-11-20 | Texas Instruments Incorporated | Apparatus and method for multilevel coding (MLC) with binary alphabet polar codes |
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|---|---|---|---|---|
| US3601544A (en) * | 1969-04-16 | 1971-08-24 | Sperry Rand Corp | Baseband frequency multiplexing scheme |
| US4425666A (en) * | 1982-01-29 | 1984-01-10 | Motorola Inc. | Data encoding and decoding communication system for three frequency FSK modulation and method therefor |
| US4524462A (en) | 1982-06-24 | 1985-06-18 | Italtel Societa Italiana Telecomunicazioni S.P.A. | System for jointly transmitting high-frequency and low-frequency digital signals over a fiber-optical carrier |
| DE3232599A1 (de) * | 1982-09-02 | 1984-03-08 | ANT Nachrichtentechnik GmbH, 7150 Backnang | System zur uebertragung digitaler signale |
| CH666150A5 (de) | 1984-09-28 | 1988-06-30 | Bbc Brown Boveri & Cie | Verfahren zur zusaetzlichen uebertragung von informationen ueber einen digitalen hilfskanal sowie anwendung des verfahrens. |
| GB2175480B (en) | 1985-05-21 | 1988-12-29 | Stc Plc | Demodulation of auxiliary low frequency channels in digital transmission systems |
| FR2630871B1 (fr) | 1988-04-29 | 1994-03-18 | Alcatel Cit | Procede et dispositif d'adjonction et de separation d'un canal numerique a bas debit au canal numerique a haut debit d'une liaison de transmission |
| JPH0746224A (ja) | 1992-10-09 | 1995-02-14 | Philips Electron Nv | 送信システム及び受信機 |
| US5633892A (en) | 1994-07-22 | 1997-05-27 | Alcatel Network Systems, Inc. | Hybrid line coding method and apparatus using 4B/3T encoding for payload bits and 1B/1T encoding for framing information |
| WO1996007260A1 (en) * | 1994-08-31 | 1996-03-07 | Sony Corporation | Signal transmitter, signal receiver, and signal transmitting-receiving method |
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| JPH11331305A (ja) * | 1998-05-08 | 1999-11-30 | Sony Corp | 送信装置および送信方法、受信装置および受信方法、並びに提供媒体 |
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-
1999
- 1999-07-29 US US09/363,524 patent/US6456666B1/en not_active Expired - Lifetime
-
2000
- 2000-07-17 EP EP00306082A patent/EP1073231A3/en not_active Withdrawn
- 2000-07-21 CA CA002314400A patent/CA2314400C/en not_active Expired - Fee Related
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-
2002
- 2002-08-06 US US10/213,225 patent/US6721376B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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