JP2001064122A5 - - Google Patents

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JP2001064122A5
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【0007】
本発明の皮膚外用組成物に於いては、上記必須成分である育毛成分以外に、通常皮膚外用剤で使用される任意成分を含有することができる。この様な任意成分としては、例えば、スクワラン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類、ホホバ油、カルナウバワックスオレイン酸オクチルドデシル等のエステル類、オリーブ油、牛脂、椰子油等のトリグリセライド類、ステアリン酸、オレイン酸、リチノレイン酸等の脂肪酸、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、オクチルドデカノール等の高級アルコール、スルホコハク酸エステルやポリオキシエチレンアルキル硫酸ナトリウム等のアニオン界面活性剤類、アルキルベタイン塩等の両性界面活性剤類、ジアルキルアンモニウム塩等のカチオン界面活性剤類、ソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセライド等のH.L.B.の低い非イオン界面活性剤類、ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3−ブタンジオール等の多価アルコール類、増粘・ゲル化剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、色剤、防腐剤、粉体等が例示できる。これらの内、特に好ましいものは皮膚外用組成物に皮脂を除去する作用を付加する成分であって、刺激の少ない成分である。この様な成分は、脱
毛などの一因であるとも言われている皮脂を頭皮より除去し育毛成分働きを助ける作用を有するからである。即ち、本発明の皮膚外用剤は皮脂のふき取り効果を有することが好ましい。この様な皮脂除去成分としては、H.L.B.が10〜18の非イオン界面活性が好ましく例示でき、この様な非イオン界面活性剤としてはポリオキシエチレン椰子油由来脂肪酸グリセリルが特に好ましく例示できる。この様なポリオキシエチレン椰子油由来脂肪酸グリセリルとしては、ポリオキシエチレン(7)椰子油脂肪酸グリセリル(交洋ファインケミカル株式会社製、ハイバーオイルHE)とポリオキシエチレン(10)カプリル酸/カプリン酸グリセリル(ヘンケルジャパン株式会社製、セチオールHE810)が好ましい市販品として例示できる。これらの皮脂除去成分の好ましい含有量は、皮膚外用組成物全量に対して0.05〜5重量%である。これ以外に可溶化剤或いは乳化剤としてポリオキシエチレン硬化ひまし油を0.05〜1重量%加えることも好適である。更に清涼感を付与する成分として、l−メントール等のテルペン類やトウガラシチンキ等の刺激剤を0.01〜0.1重量%含有することも使用実感を認識できる点で有利である。安全性を確保しながら清涼感を提供するのに、エタノールを皮膚外用組成物全量に対して10〜40重量%含有することが好ましい。本発明の皮膚外用組成物は、可溶化剤形であっても、乳化剤形であっても不都合はない。これらの皮膚外用組成物は常法に従い製造することができる。
【0009】
(3) 本発明の皮膚外用剤
本発明の皮膚外用剤は、上記皮膚外用組成物を上記支持体に含浸させていることを特徴とする。ここで、本発明で言う皮膚外用剤とは、皮膚に外用に流動性組成物を適用るものを言い、化粧料、洗浄料、皮膚外用医薬の総称を意味するものである。本発明の皮膚外用剤に於いて、皮膚外用組成物の支持体への含浸量は、支持体の重量に対して1〜5倍程度が好ましい。かくして得られた皮膚外用剤は、頭皮の部分の、皮膚外用組成物の適用が必要な部位にのみパッティングにより投与されうるので、育毛成分が不要な箇所に投与されて好ましくない効果を発揮する可能性も極めて少ないし、加えて、皮脂除去成分を含有する場合には、頭皮上に存在することが好ましくない皮脂などをふき取り、除去することができる。これにより、育毛成分の作用を助けることができる。本発明の皮膚外用剤の好ましい適用症としては、通常の薄毛、禿、脱毛症に加えて、円形脱毛症等にも局所的に、且つ、集中的に皮膚外用組成物を投与できるので好ましい。又、使用方法としては本発明の皮膚外用剤を適用部位に数分間のせてパックのような使用法を行うこともでき、これも本発明の技術的範囲に属する。更に、個別包装形態をとれば持ち運びに便利であり、旅行用の皮膚外用剤として適している。
【0011】
<実施例1>
下記に示す処方に従って、本発明の皮膚外用組成物を作製した。即ち、処方成分を室温で攪拌して可溶化し、本発明の皮膚外用組成物1を得た。このものを4つ折りにした15cm×15cmの不織布(約1g)に3mL含浸させ、ラミネートに3方シールでシールして、本発明の皮膚外用剤1を得た。薄毛に悩むパネラー1群10人計20人を用いて、この皮膚外用剤1と皮膚外用組成物1を単に瓶に充填しただけの比較例を用いて、3ヶ月
の使用テストを行った。皮膚外用剤による薄毛改善作用を++:著しい改善、+:明かな改善、±:微弱な改善で評価した。結果は本発明の皮膚外用剤1が++2名、+7名、±1名であったのに対し、比較例では、+4名、±6名であった。これより、本発明の皮膚外用剤形態をとることにより、育毛成分の効果をより効果的に発現できることがわかる。
(皮膚外用組成物1)
チョレイエキス 0.01重量部
サンザシエキス 0.01重量部
サンシャエキス 0.01重量部
ポリポルステロンA 0.01重量部
エチニルエストラジオール 0.01重量部
l−メントール 0.05重量部
1,3−ブタンジオール 5 重量部
メチルパラベン 0.1 重量部
ポリオキシエチレン(60)硬化ひまし油 0.1 重量部
エタノール 30 重量部
水 64.7 重量部
【0014】
<実施例4>
下記に示す処方に従って、本発明の皮膚外用組成物を作製した。即ち、処方成分を室温で攪拌して可溶化し、本発明の皮膚外用組成物を得た。このものを4つ折りにした15cm×15cmの不織布(約1g)に3mL含浸させ、ラミネートに3方シールでシールして、本発明の皮膚外用剤を得た。薄毛に悩むパネラー1群10人計20人を用いて、この皮膚外用剤と皮膚外用組成物を単に瓶に充填しただけの比較例を用いて、3ヶ月の使用テストを行った。皮膚外用剤による薄毛改善作用を++:著しい改善、+:明かな改善、±:微弱な改善で評価した。結果は本発明の皮膚外用剤が++2名、+7名、±1名であったのに対し、比較例では、+4名、±6名であった。これより、本発明の皮膚外用剤形態をとることにより、育毛成分の効果をより効果的に発現できることがわかる。
(皮膚外用組成物
エチニルエストラジオール 0.01重量部
ステグマスタノールマルトシド 0.04重量部
l−メントール 0.05重量部
1,3−ブタンジオール 5 重量部
メチルパラベン 0.1 重量部
ポリオキシエチレン(60)硬化ひまし油 0.1 重量部
エタノール 30 重量部
ハイバーオイルHE 0.2 重量部
水 64.5 重量部

Claims (5)

  1. 支持体に、育毛成分を含有する皮膚外用成物を含浸させてなることを特徴とする育毛用のシート状皮膚外用剤。
  2. 育毛成分がチョレイ、サンザシ、サンシシ及びアロエのエッセンス、エストロゲン類、奇数脂肪酸とその誘導体、ジヒドロキシ脂肪酸とその誘導体、フィトステロイド及びその配糖体、エクジステロイド類及びその配糖体、多硫酸化多糖類並びにミノキシジルから選ばれる1種乃至は2種以上であることを特徴とする、請求項1に記載のシート状皮膚外用剤。
  3. 支持体が不織布であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のシート状皮膚外用剤。
  4. 更に、皮膚外用成物中に皮脂除去成分を含有することを特徴とする、請求項1〜3何れか1項に記載のシート状皮膚外用剤。
  5. 皮脂除去成分がポリオキシエチレン椰子油由来脂肪酸グリセリルであることを特徴とする、請求項4に記載のシート状皮膚外用剤。
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