JP2001063927A - ダブルデッキエレベータ - Google Patents

ダブルデッキエレベータ

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JP2001063927A
JP2001063927A JP23814399A JP23814399A JP2001063927A JP 2001063927 A JP2001063927 A JP 2001063927A JP 23814399 A JP23814399 A JP 23814399A JP 23814399 A JP23814399 A JP 23814399A JP 2001063927 A JP2001063927 A JP 2001063927A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 将来発生し得るであろう乗場呼びに対して予
めかごを配車しておくことにより新規に発生する乗場呼
びに対して迅速に対応できるダブルデッキエレベータを
得ること。 【解決手段】 上かごおよび下かごを有するダブルデッ
キエレベータにおいて、乗場呼びが発生している階(乗
場呼び発生階)の直上階と直下階の混雑度とから直上階
と直下階から混雑階を決定する混雑階決定手段14と、
混雑階として決定された階床と乗場呼び発生階とに上か
ごおよび下かごを割当てる上かご/下かご割当手段13
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、1本のシャフト
内の上下に複数のかごが設けられ、これら複数のかごが
互いに連結されたエレベータ装置(いわゆるダブルデッ
キエレベータ)およびその運行方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ダブルデッキエレベータの運行効
率向上のため、予め下かごは奇数階、上かごは偶数階と
いったように停止可能な階床を上下かご毎に分けるとい
う技術がある。またある特定の階床のみ上下かご両方と
も停止可能にするという技術もある。
【0003】例えば、特開平7−228435号では、
乗場に「偶数階行き」「奇数階行き」等の行先別釦を設
け、利用者が偶数階へ行きたければ「偶数階行き」乗場
釦を押す。それにより上かごが偶数階をサービスするこ
とになっていれば上かごが到着する。特開平7−133
082号では基本的には上下かごの一方が偶数階、もう
一方が奇数階に停止することになっているが、昼食堂階
などの特定階に対しては上下かごの双方とも停止可能と
している。特開平4−189271号では同一号機の先
頭かご(号機の方向が上方向であれば上かご、下方向で
あれば下かご)がある乗場で積み残しをした場合、次の
かごを停止させることとしている。
【0004】また、連続する階床の乗場における乗場呼
びに関しては、特開平7−109076号で連続した階
床の同方向で発生した乗場呼びを一括して同一号機に割
当てることとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記技術では、ビル内
の交通流に関わらず、偶数階停止・奇数階停止を区別し
たり、予め設定した階床のみ上かご・下かご両方を停止
させている。そのため、必ずしもビルの交通に促した運
行がなされているとは言い切れない。また、2つの連続
した階床にて同方向の乗場呼びが発生していると同一か
ごを停止させる技術においては、連続した2つの乗場呼
びが発生した時に初めて対応している。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、現在のみならず将来発生し得るで
あろう乗場呼びに対して予めかごを配車しておくことに
より新規発生する乗場呼びに対しても迅速に対応するこ
とができ、待ち時間の減少を目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
【0008】この発明におけるダブルデッキエレベータ
は、昇降路内に上かごおよび下かごを上下に連結したダ
ブルデッキエレベータにおいて、乗場呼びを登録する乗
場呼び登録手段と、前記乗場呼び登録手段によって登録
された乗場呼び発生階に前記上かごを停止させたときに
前記下かごが停止する第1の階床と、前記乗場呼び発生
階に前記下かごを停止させたときに前記上かごが停止す
る第2の階床との混雑度に応じ、前記第1の階床および
前記第2の階床から混雑階を決定する混雑階決定手段
と、前記混雑階及び前記乗場呼び発生階に前記上かご及
び前記下かごを割当てるかご割当手段とを有するもので
ある。
【0009】また、前記第1の階床および前記第2の階
床がともに混雑階ではないと前記混雑階決定手段が判断
した場合に、前記かご割当手段は、予め定められた規則
に基づいて前記乗場呼び発生階に前記上かご又は前記下
かごを停止させるものである。
【0010】この発明におけるダブルデッキエレベータ
は、昇降路内に上かごおよび下かごを上下に連結したダ
ブルデッキエレベータにおいて、乗場呼びを登録する乗
場呼び登録手段と、前記乗場呼び登録手段によって登録
された乗場呼び発生階に前記上かごを停止させたときに
前記下かごが停止する第1の階床の混雑度と、前記乗場
呼び発生階に前記下かごを停止させたときに前記上部か
ごが停止する第2の階床との混雑度とを互いに比較し
て、前記第1の階床および前記第2の階床から混雑度の
大きい階床を混雑階として決定する混雑度比較手段と、
前記混雑階及び前記乗場呼び発生階に前記上かご及び前
記下かごを割当てるかご割当手段とを有するものであ
る。
【0011】また、前記乗場呼び発生階、前記第1の階
床、前記第2の階床のいずれかに停止する旨のかご内呼
びが前記上かご又は前記下かごに登録されていない場合
に、前記かご割当手段は前記上かご及び前記下かごの割
当てを行なうものである。
【0012】さらに、複数の階床に対する混雑度は上り
方向と下り方向それぞれに対して設定され、これら複数
の階床に設定された混雑度の内、前記乗場呼びの方向と
同じ方向の混雑度を前記第1の階床及び前記第2の階床
の混雑度とするものである。
【0013】さらにまた、複数の階床に対する混雑度を
入力する混雑度入力手段を有するものである。
【0014】また、複数の階床に対する過去の乗車人数
を基に混雑度を算出するものである。
【0015】さらに、前記混雑度を複数の時間帯に対し
て算出するものである。
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この実施
の形態におけるエレベータ装置の構成図であり、特にエ
レベータ装置の制御部分を中心に記載している。11は
乗客が乗場呼びを登録する乗場呼び登録手段である。具
体的には上り釦、下り釦を各階に設置したり、行先釦を
各階に設置し、これら釦を乗客が押したことを認識して
乗場呼びを登録する。12は乗場呼び登録手段によって
登録された乗場呼びに対応させるエレベータの号機を決
定する号機割当手段、13は号機割当手段12によって
割当てられた号機の上かごか下かごのどちらに割当てる
かを決定する上かご/下かご割当手段、14は各階床の
内の混雑階を決定する混雑階決定手段である。
【0016】次に本発明におけるエレベータ装置の制御
手順を説明する。図2は本発明を、例を用いて図式的に
説明したものである。図3は、この実施の形態における
エレベータ装置の制御の流れ図である。これは、ある階
床で乗場呼びが発生し、この乗場呼びに対して上かご又
は下かごを停止させるまでのプロセスを示したものであ
る。以下では、本実施の形態のエレベータ装置の制御手
順を図2および図3を用いて説明する。
【0017】まず、ある階床のエレベータ乗場で乗場呼
び釦が押されるなどして乗場呼びが発生すると、乗場呼
び登録手段11により乗場呼びが登録される(ステップ
S31)。図2では、23に示すように6階において上
方向の呼びが登録されている。乗場呼び登録手段11に
より登録した乗場呼びの情報は、号機割当手段12へと
通知される。複数台併設されているエレベータシステム
であれば号機割当手段12により乗場呼びに応答する号
機が選択され、1台のみ設置されているエレベータシス
テムであればその号機を乗場呼びに応答させる。これに
より、乗場呼びに割当てる号機が決定される(ステップ
S32)
【0018】次に、上かご/下かご割当手段13は、ス
テップS32で割当られた号機がステップS31で登録
された乗場呼びの発生した階もしくはその直上の階又は
直下の階(以下、直上階/直下階と記す)にかご内の行
先呼びを持っているか否かを判断する。ステップS32
で割当てられた号機が乗場呼びの発生した階もしくはそ
の直上階/直下階にかご内の行先呼びを持っていなけれ
ば、ステップS34へ進み、持っていればステップS3
12へ進む。ここでいうかご内の行先呼びとは、乗客が
かご内の行先釦を押して登録した行先呼びを言い、以降
では乗場で乗客が押す乗場呼びとは区別してかご内呼び
と記載する。
【0019】ステップS312でかご内呼びを優先させ
るのは、次の理由からである。例えば乗場呼びの発生し
た階へのかご内呼びが既に下かごにおいて登録されてい
る場合に、直下階が混雑階であるから下かごを直下階に
停止させ、上かごを乗場呼び発生階に停止すると、かご
内呼びを完了するために下かごを再度乗場呼び発生階に
停止することになる。したがって、その分乗車時間が増
すことになり逆に利用客へのサービスや号機の運転効率
も低下する場合が多くなるからである。
【0020】そこで、乗場呼び発生階もしくはその直上
階/直下階に対するかご内呼びの登録がされている場合
には、かご内呼びを優先した応答かごの選択を行なうこ
ととする。先の例で言えば、乗場呼び登録が発生した階
の直下階が混雑階であっても、割当られた号機の下かご
に乗場呼び登録が発生した階へのかご内呼び登録がなさ
れていれば、かご内呼びを完了するために下かごを乗場
呼びの発生した階へ停止させることになる。
【0021】乗場呼びが発生した階及びその直上階/直
下階にかご内呼びが登録されていなければステップS3
4へ進む。 図2においては、かご内呼びを持っていな
い場合であり、ステップS34以降の処理が行われる。
ステップS34では、乗場呼びが発生した階の直上階/
直下階において、割当てられた号機の進行方向と同じ方
向(直上階・直下階は逆)の混雑度を検出する。割当て
られた号機の進行方向は、言い換えれば乗場呼びの方向
と一致する。乗場呼びを上釦、下釦で入力する場合に上
釦が押されていれば乗場呼びの方向は上方向、下釦が押
されていれば下方向となる。また、行先階釦で入力する
場合には乗場呼び発生階から行先への方向によって決ま
る。
【0022】ステップS34の混雑度の検出は、上かご
/下かご割当手段13からの要求により、混雑階決定手
段14が実行する。ここでは単に階床別の混雑度が既に
設定されていて、その内の乗場呼びが発生した階に対す
る直上階/直下階の混雑度を読み出すものとする。図2
の場合においては、乗場呼びが6階で発生しているの
で、5階と7階の混雑度を読み出す。乗場呼びの方向は
上方向であるので、5階と7階の上方向の混雑度を読み
出す。尚、各階別の混雑度はエレベータ設置時点で既に
設定されている場合や、図示していない混雑度設定手段
によってエレベータ設置後に設定される場合があるが、
混雑度設定手段による設定については、後の実施の形態
で具体的に説明する。
【0023】さらに混雑階決定手段14は、ステップS
34で検出した混雑度を基に乗場呼びが発生した階の直
上階/直下階が混雑階であるか否かを判断する(ステッ
プS35)。これは、混雑度をもしも数値で表現してい
る場合には、予めしきい値を設定し、その値以上であれ
ば混雑階、未満であれば非混雑階と決定すれば良い。ま
た、各階の混雑状況が混雑、非混雑のいずれかで設定さ
れている場合には、この内容によって混雑階を決定す
る。
【0024】ステップS35にて判断した結果が上かご
/下かご割当手段13に送信され、直上階が混雑階であ
ればステップS37へ進み、直上階が非混雑階であれば
ステップS38へと進む。ステップS37では、ステッ
プS35にて判断した結果直下階が混雑階であればステ
ップS39へ進み、直下階が非混雑階であればS310
へと進むことを決定する。また、ステップS38でも同
様にステップS35の結果より直下階が混雑階であれば
ステップS311へ進み、直下階が非混雑階であればス
テップS39へと進むことを決定する。この決定は、上
かご/下かご割当手段13にて実行される。
【0025】ステップS39では、直上階/直下階共に
混雑階であるか、もしくは直上階/直下階共に非混雑階
である場合においての動作であり、この場合、どちらか
一方の階床に対してかごを優先的に停止させるメリット
がないので通常の方法により停止かごを決定する。例え
ば、奇数階には下かごを偶数階には上かごを停止させる
ルールが予め設定されている場合には、このルールに従
って奇数階に下かごを偶数階に上かごをそれぞれ停止さ
せるようにする。具体的には、乗場呼びの発生している
階が6階であれば、その直上階/直下階である7階/5
階が共に混雑階もしくは非混雑階でありどちらを優先さ
せることが出来ないので、上かごを6階に下かごを5階
に停止させることになる。
【0026】ステップS310では、直上階が混雑階で
あり直下階が非混雑階であるので、乗場呼びの発生して
いる階には下かごを直上階には上かごを停止させるよう
決定する。例えば、図2(c)のように乗場呼びの発生
している階が6階であり、直上階が混雑階であると判定
した場合には、上かごを7階に下かごを6階にそれぞれ
停止されることになる。
【0027】ステップS311では、直下階が混雑階で
あり直上階が非混雑階であるので、乗場呼びの発生して
いる階には上かごを直下階には下かごを停止させるよう
決定する。例えば、図2(b)のように乗場呼びの発生
している階が6階であり、直下階が混雑階であると判定
した場合には、上かごを6階に下かごを5階にそれぞれ
停止させることになる。
【0028】図2の場合には、以上のステップS39、
310、311のいずれかの処理を経て、下かごが5階
であり上かごが6階に停止する場合、下かごが6階に上
かごが7階に停止する場合のいずれかになる。ステップ
S39〜311の動作は、いずれも上かご/下かご割当
手段13にて実行する。
【0029】この実施の形態においては、予め階床毎に
混雑階/非混雑階の設定をしておくことにより、現時点
では乗場呼びが発生していないが混雑し易い直上階又は
直下階にかごを停止させることができる。
【0030】実施の形態2.実施の形態1においては、
階床別の混雑度が既に設定されているものとして説明し
たが、ビル管理オペレータ等のユーザが情報入力装置を
用いて各階の混雑度を入力するようにしてもよい。図4
はこの実施の形態におけるエレベータ装置の構成を示す
ものであり、この実施の形態ではビル管理オペレータ等
のユーザが各階の混雑度を入力するための混雑度入力手
段15を有している点で、先の実施の形態1の構成と異
なっている。この混雑度入力手段15は、実施の形態で
述べた混雑度設定手段の一例である。図1と同一符号は
相当部分であるので、説明は省略する。
【0031】図5は、各階床における方向別の混雑階/
非混雑階の設定情報の一例を表した図である。この情報
は、混雑度入力手段15により情報入力装置を用いて人
為的に設定される。設定者はビル内の人の流れを考え、
ある階床にて上り方向へのエレベータ利用者が多く見受
けられれる場合は該当階床の上り方向に混雑階の設定を
し、逆に下り方向へのエレベータ利用者が多く見受けら
れる場合であれば該当階床の下り方向に混雑階の設定を
行なう。混雑階の設定がなされなければ、その階床(方
向別)は非混雑階と設定される。以上の設定を各設置階
について行なう。
【0032】また、ここでの例では混雑階/非混雑階の
2段階による設定を示しているが、これを数値で表現し
た混雑度として設定しても良い。この混雑度入力手段1
5からの入力によって混雑値が設定され、この混雑値が
混雑階決定手段14で活用される。この点については、
先の実施の形態に述べた通りである。
【0033】この実施の形態においては、ユーザが予め
混雑度もしくは混雑階を入力するため、ユーザーの意思
で特定の階床に対して優先的にかご停止を行なわせるこ
とができる。
【0034】実施の形態3.実施の形態1においては、
階床別の混雑度が既に設定されているものとして説明し
たが、エレベータの利用状況を示すデータを一定時間蓄
積して各階床の混雑度を決定するようにしてもよい。図
6はこの実施の形態におけるエレベータ装置の構成を示
すものであり、各階床における方向別の5分間乗車負荷
及びその統計を求め、各階床別混雑度を決定する構成を
示している。即ち、混雑度検出手段16、混雑度統計手
段17、乗車負荷検出手段18を有している点で実施の
形態1と異なっている。この混雑度検出手段16、混雑
度統計手段17、乗車負荷検出手段18は、実施の形態
で述べた混雑度設定手段の一例である。図1と同一符号
は相当部分であり、説明は省略する。
【0035】乗車負荷検出手段18は、各階床別の上り
/下り方向別の5分間乗車負荷を検出するものである。
乗車負荷検出手段18は、図7(a)で示すようなある
日の5分間に発生した乗車負荷を検出する。混雑度統計
手段17は、この5分間乗車負荷を一週間分蓄えて、そ
の平均値を図7(b)のように算出する。
【0036】図7(b)で得られたデータを基に混雑度
検出手段16が階床別・上り/下り方向別の各混雑度を
決定した結果が図7(c)である。ここでの例では、図
7(b)にて統計された乗車負荷の平均値の最も高い階
床の値を100として、他の階床は100とした階床の
相対値により各値を決定している。これは上り/下り方
向全ての階床をまとめて相対値を算出する。ここで得ら
れた値に対し予め定めた特定の基準値(ここでの例では
20)以上であれば、該当する階床を混雑階とし(数値
に下線のある階床)、該当しない階床は非混雑階と定め
る。ここでは上り方向では1階・4階が、下り方向では
4階・10階・11階がそれぞれ混雑階として設定され
ている。図7(c)では、混雑階の混雑度に下線を示し
ている。上記の手順によって、階床別・上り/下り方向
別の各混雑度を決定する。
【0037】上記はあくまでも一例であり、統計を取る
期間を一ヶ月にしたり、一度に検出する乗車負荷の期間
を10分間にしたりしても良い。また、統計を取る期間
が短ければ、図7(b)にある値を平均値ではなく積算
値とする方法も考えられる。更に、混雑度として図7
(b)で求められた値をそのまま利用しても良い。その
場合、混雑階の基準となる値(しきい値)をエレベータ
の設置台数によって変化させる方法も考えられる。これ
によりビルの環境に応じて適切に混雑階/非混雑階を判
断することが可能となる。
【0038】以上のように設定された混雑値が混雑階決
定手段14にて活用される。この処理については、実施
の形態1において説明したとおりである。
【0039】この実施の形態においては、エレベータの
利用状況を示すデータを一定時間蓄積して各階床の混雑
度を決定するため、乗場呼びが発生していないが混雑が
予想される直上階/直下階にかごを停止することがで
き、待ち時間を短縮させることができる。
【0040】実施の形態4.この実施の形態は、実施の
形態3の混雑度の検出をさらに発展させたものであり、
各時間帯での混雑状況を検出および設定するものであ
る。この実施の形態においても図6で示したように混雑
度検出手段16、混雑度統計手段17、乗車負荷検出手
段18によって実行する。混雑度検出手段16、混雑度
統計手段17、乗車負荷検出手段18は、実施の形態1
で述べた混雑度設定手段の一例である。
【0041】図8は、各階床別・方向別混雑度をそれぞ
れ時間帯に区切って別々に検出、設定する手順を示した
図である。乗車負荷検出手段18は、現在時刻を検出し
(ステップS81)、この現在時刻に対応する混雑度の
検出を開始する。具体的には、乗車負荷検出手段18に
よる乗車負荷を検出、混雑度統計手段17による乗車負
荷の統計処理、混雑度検出手段16による混雑度の決定
処理を実行する。この具体的な処理内容については、実
施の形態3で述べたのと同様の処理である。
【0042】図8では、時間帯を8つの範囲に別け、そ
れぞれの時間帯についての混雑度を設定している(ステ
ップS810〜S817)。これら8つの時間帯におけ
る混雑度はそれぞれ記憶される。そして、混雑階決定手
段14に混雑度の検出要求があった場合には、その時刻
に応じた混雑度を読み出して以降の処理を実行する。こ
の点については、実施の形態1で述べたとおりである。
【0043】この実施の形態においては、各時間帯に対
して混雑度の設定を行なっているため、時間帯によって
ビル内の交通流の変化にあわせてかごを停止させること
ができる。
【0044】実施の形態5.実施の形態3、4において
は、各階床での混雑度を決定する場合に過去の乗車負荷
の平均値によって求めることとしていたが、直前の混雑
状況に応じて混雑度を設定することにしてもよい。この
実施の形態においても実施の形態3と同様の構成によっ
て処理を実行する。
【0045】次に、直前の混雑状況に応じて混雑度を設
定する手順を以下に説明する。図9はその一例で、過去
5分間の階床別乗車負荷を検出し、得られた値をもとに
各階床別/方向別混雑度を算出する過程を示した流れ図
である。
【0046】まず乗車負荷検出手段18は、ステップS
91で過去5分間の階床別乗車負荷を検出する。次にス
テップS92へ進み、混雑度検出手段16はステップS
91で得られた乗車負荷に基づいて各階床の混雑度を算
出する。この混雑度の算出方法については、実施の形態
3で説明した通りである。ステップS92の後、再びス
テップS91へ戻る処理を行なっているが、これは常に
最新の情報(階床別乗車負荷)を基に混雑度を算出して
いることであり、混雑度の算出周期は1分毎、5分毎な
どのように短い時間に設定して実行させる。
【0047】図10はまた別の例であり、各階床に乗場
での混雑状況を検出する乗場混雑度モニタを設置した場
合における処理の流れを示した図である。ステップS1
01で混雑度検出手段16は、各階の乗場に設置された
モニタにより各階床の混雑状況を把握する。例えば、各
乗場の乗客数や密度等の値により混雑状況を把握する。
【0048】しかし、この時点では上り/下りの方向が
わからないので、ステップS102へ進み各階床での乗
場呼びの登録状態を検出する。そして、この検出結果を
使い以下のように混雑度を決定する(ステップS10
3)。上り方向の乗場呼びのみ登録されている場合は、
ステップS101で検出した値をすべて上り方向の混雑
値として登録する。上りおよび下り方向の乗場呼びの両
方が登録されている場合には、ステップS101で検出
した値を二等分し、二等分した値を上り/下り方向の混
雑度としてそれぞれ登録する。下り方向の乗場呼びのみ
登録されている場合は、ステップS101で検出した値
をすべて下り方向の混雑値として登録する。
【0049】以上のステップS101〜S103の処理
は、混雑度検出手段16により行われる。混雑度検出手
段16は、算出した混雑度が予め定めたしきい値を超え
た場合にその階床を混雑階、それ以外の階床を非混雑階
とした登録するようにしてもよい。
【0050】ステップS103の後、再びステップS1
01へ戻る処理を行なっているが、これは常に最新の情
報(階床別乗車負荷)を基に混雑度を算出していること
であり、混雑度の算出周期は1分毎、5分毎などのよう
に短い時間に設定して実行させる。このように設定され
た混雑度は実施の形態1で説明したように混雑階決定手
段による混雑階の決定処理に活用される。ここでは説明
は省略する。
【0051】この実施の形態においては、直前の混雑状
況に応じて混雑度を設定し逐次混雑度を書き換えていく
ため、突発的に多くの乗客が発生するような特異性を持
った混雑階に対してすばやく対応することができる。特
に図10の手順による混雑度の検出によれば、実際の乗
場待ち状況に応じてかご停止を行なうため、平均待ち時
間をより短縮させることができる。
【0052】実施の形態6.この実施の形態のおけるエ
レベータ装置は、混雑度が数値として設定されている場
合の他の処理手順を示すものであり、実施の形態1の手
順とは一部手順が異なる。この実施の形態1では混雑値
がしきい値を超えた場合に混雑階であると決定したが、
この実施の形態では直上階と直下階の混雑度を比較して
いずれか高い方の階床に片方のかごが停止するように制
御するものである。
【0053】図11は、この実施の形態におけるエレベ
ータ制御装置の構成を示すものである。図において同一
符号は相当部分を示すので説明は省略する。この実施の
形態においては特に混雑度比較手段19を有している点
で相違している。混雑度検出手段16、混雑度統計手段
17、乗車負荷検出手段18は、先の実施の形態3〜5
に示すものと同様であり、これらによって各階床の上り
/下り別の混雑度が設定される。
【0054】図12は、この実施の形態の制御手順を示
すものである。まず、ある階床のエレベータ乗場で乗場
呼び釦が押されて乗場呼びが発生すると、乗場呼び登録
手段11により乗場呼びが登録される(ステップS12
1)。乗場呼び登録手段11により登録した乗場呼びの
情報は号機割当手段12へと伝送される。複数台併設さ
れているエレベータシステムであれば号機割当手段12
により乗場呼びに応答する号機が選択され、1台のみ設
置されているエレベータシステムであればその号機を乗
場呼びに応答させる。これにより、乗場呼びに割当てる
号機が決定される(ステップS122)。
【0055】次に、上かご/下かご割当手段13は、ス
テップS122で割当てられた号機がステップS121
で登録された乗場呼びの発生した階もしくはその直上階
/直下階にかご内の行先呼びを持っているが否かを判断
する(ステップS123)。ステップS122で割当て
られた号機が乗場呼びの発生した階もしくはその直上階
/直下階にかご内呼びをもっていなければ、ステップS
124へ進み、持っていればステップS1210へ進
む。ステップS1210へ進んだ場合には、かご内呼び
に応じてかごが停止する。
【0056】乗場呼びが発生した階およびその直上階/
直下階にかご内呼びが登録されていなければ、ステップ
S124へ進む。ステップS124では乗場呼びが発生
した階の直上階/直下階について、割当てられた号機の
進行方向と同じ方向(最上階・最下階は逆)の混雑度を
それぞれ検出する。割当てられた号機の進行方向とは、
言い換えれば乗場呼びの方向と一致するものである。混
雑度の検出は、上かご/下かご割当手段13からの要求
により混雑階比較手段19によって実行される。図12
では直上階の混雑度をKU、直下階の混雑度をKLと記載
している。ここでの混雑度は前述した実施の形態3〜5
により求められるものとする。
【0057】混雑階比較手段19は、直上階/直下階の
各混雑度を検出した後、ステップS125において検出
した直上階の混雑度KUと直下階の各混雑度KLを比較す
る。混雑階比較手段19は比較結果を上かご/下かご割
当手段13に通知し、上かご/下かご割当手段13は直
上階の混雑度KUが直下階の混雑度KLを上回っていれば
ステップS126へ、それ以外はステップS127を行
なう。
【0058】ステップS126へ進むと、直上階の混雑
度KUが直下階の混雑度KLを上回っているので、上かご
/下かご割当手段13は号機の下かごを乗場呼び登録階
に、上かごを直上階にそれぞれ停止させるように該当号
機を制御する。
【0059】ステップS127により直上階と直下階の
混雑度が相等しければ、上かご/下かご割当手段13は
ステップS128、それ以外であればステップS129
を実行する。ステップS128では、直上階と直下階の
混雑度が共に同値であるため、上かご/下かご割当手段
13はどちらが混雑度が高いかを判断できない。この場
合には、通常の制御、この例では奇数階に下かごを偶数
階に上かごをそれぞれ停止させるように制御する。
【0060】ステップS129では、直下階の混雑度が
直上階の混雑度を上回っているので、上かご/下かご割
当手段13は号機の上かごを乗場呼び登録階に、下かご
を直下階にそれぞれ停止させるように該当号機を制御す
る。
【0061】この実施の形態においては、直上階と直下
階の混雑度を比較してより混雑度の高い方にかごを停止
させるようにしているため、絶対的に見ると混雑階とし
ては認識できないが少しでも混雑している階床にかごを
優先的に停止することができ、混雑度の低い階床に対し
てもサービスの向上を図ることが出来る。また、直上階
および直下階の両方が混雑階として認識出来る場合で
も、より混雑度の高い方にかごを停止させることにより
平均待ち時間の短縮を図ることができる。
【0062】この実施の形態のような直上階と直下階の
混雑度の比較を、図3のステップS39の処理の変わり
に適用することも可能である。図3のステップ39に進
む場合のように直上階と直下階がいずれも混雑の場合、
直上階と直下階がいずれも非混雑の場合に、ステップS
124〜S129の処理を実行する(直上階と直下階の
混雑度を比較する)ことによりかごを割当ててもよい。
この場合には、実施の形態1の構成に混雑度比較手段1
9を設ける必要がある。
【0063】以上の実施の形態では、直上階と直下階の
混雑度を調べるようにしているが、これは上述の実施の
形態の上かごと下かごが互いに隣接する階床に停止する
ものだからである。上述の実施の形態のかごは、隣接す
る階床に上かご下かごが停止するものとしているが、上
かごと下かごとが1階床以上の間隔をおいて互いに連結
するようにしても良い。この場合でも要は、ダブルデッ
キエレベータの上かごが乗場呼び発生階に停止した場合
に下かごが停止する階床と、下かごが乗場呼び発生階に
停止した場合に上かごが停止する階床について混雑度を
調べるようにすれば良いのである。
【0064】
【発明の効果】この発明におけるダブルデッキエレベー
タは、昇降路内に上かごおよび下かごを上下に連結した
ダブルデッキエレベータにおいて、乗場呼びを登録する
乗場呼び登録手段と、前記乗場呼び登録手段によって登
録された乗場呼び発生階に前記上かごを停止させたとき
に前記下かごが停止する第1の階床と、前記乗場呼び発
生階に前記下かごを停止させたときに前記上かごが停止
する第2の階床との混雑度に応じ、前記第1の階床およ
び前記第2の階床から混雑階を決定する混雑階決定手段
と、前記混雑階及び前記乗場呼び発生階に前記上かご及
び前記下かごを割当てるかご割当手段とを有するもので
あるため、混雑度の高い階床に対し、将来発生するであ
ろう乗場呼びに対して待ち時間を短縮することができ
る。
【0065】また、前記第1の階床および前記第2の階
床がともに混雑階ではないと前記混雑階決定手段が判断
した場合に、前記かご割当手段は、予め定められた規則
に基づいて前記乗場呼び発生階に前記上かご又は前記下
かごを停止させるものであるため、予め定められた規則
を優先した運転が可能となる。
【0066】この発明におけるダブルデッキエレベータ
は、昇降路内に上かごおよび下かごを上下に連結したダ
ブルデッキエレベータにおいて、乗場呼びを登録する乗
場呼び登録手段と、前記乗場呼び登録手段によって登録
された乗場呼び発生階に前記上かごを停止させたときに
前記下かごが停止する第1の階床の混雑度と、前記乗場
呼び発生階に前記下かごを停止させたときに前記上部か
ごが停止する第2の階床との混雑度とを互いに比較し
て、前記第1の階床および前記第2の階床から混雑度の
大きい階床を混雑階として決定する混雑度比較手段と、
前記混雑階及び前記乗場呼び発生階に前記上かご及び前
記下かごを割当てるかご割当手段とを有するものである
ため、混雑度の高い階床に対し、将来発生するであろう
乗場呼びに対して待ち時間を短縮することができる。
【0067】また、前記乗場呼び発生階、前記第1の階
床、前記第2の階床のいずれかに停止する旨のかご内呼
びが前記上かご又は前記下かごに登録されていない場合
に、前記かご割当手段は前記上かご及び前記下かごの割
当てを行なうものであるため、かご内呼びを優先させる
ことにより運転効率を高めることができる。
【0068】さらに、複数の階床に対する混雑度は上り
方向と下り方向それぞれに対して設定され、これら複数
の階床に設定された混雑度の内、前記乗場呼びの方向と
同じ方向の混雑度を前記第1の階床及び前記第2の階床
の混雑度とするものであるため、より運転効率を高め、
かつ待ち時間を短縮することができる。
【0069】さらにまた、複数の階床に対する混雑度を
入力する混雑度入力手段を有するものであるため、ユー
ザが任意に混雑度を設定することができるようになる。
【0070】また、複数の階床に対する過去の乗車人数
を基に混雑度を算出するものであるため、過去の実際の
運転状況に応じて混雑度が設定されてより現状に促した
かご割当を行なうことができる。
【0071】さらに、前記混雑度を複数の時間帯に対し
て算出するものであるため、時間帯によって混雑状況が
変化する場合にも対応させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1におけるエレベータ装置の構成
図である。
【図2】 実施の形態1での具体的な制御例を示す図で
ある。
【図3】 実施の形態1におけるエレベータ装置の制御
手順を示すフローチャートである。
【図4】 実施の形態2におけるエレベータ装置の構成
図である。
【図5】 混雑度入力手段15によって入力される設定
情報の一例を示す図である。
【図6】 実施の形態3におけるエレベータ装置の構成
図である。
【図7】 乗車負荷検出手段18、混雑度統計手段1
7、混雑度検出手段16によるデータ処理を示す図であ
る。
【図8】 実施の形態4における混雑度検出の手順を示
すフローチャートである。
【図9】 実施の形態5における混雑度検出の手順を示
すフローチャートである。
【図10】 実施の形態5における混雑度検出の他の手
順を示すフローチャートである。
【図11】 実施の形態6におけるエレベータ装置の構
成図である。
【図12】 実施の形態6における動作手順を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
11 乗場呼び登録手段、12 号機割当手段、13
上かご/下かご割当手段、14 混雑階決定手段、15
混雑度入力手段、16 混雑度検出手段、17 混雑
度統計手段、18 乗車負荷検出手段、19 混雑度比
較手段。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路内に上かごおよび下かごを上下に
    連結したダブルデッキエレベータにおいて、 乗場呼びを登録する乗場呼び登録手段と、 前記乗場呼び登録手段によって登録された乗場呼び発生
    階に前記上かごを停止させたときに前記下かごが停止す
    る第1の階床と、前記乗場呼び発生階に前記下かごを停
    止させたときに前記上かごが停止する第2の階床との混
    雑度に応じ、前記第1の階床および前記第2の階床から
    混雑階を決定する混雑階決定手段と、 前記混雑階及び前記乗場呼び発生階に前記上かご及び前
    記下かごを割当てるかご割当手段とを有することを特徴
    とするダブルデッキエレベータ。
  2. 【請求項2】 前記第1の階床および前記第2の階床が
    ともに混雑階ではないと前記混雑階決定手段が判断した
    場合に、前記かご割当手段は、予め定められた規則に基
    づいて前記乗場呼び発生階に前記上かご又は前記下かご
    を停止させることを特徴とする請求項1記載のダブルデ
    ッキエレベータ。
  3. 【請求項3】 昇降路内に上かごおよび下かごを上下に
    連結したダブルデッキエレベータにおいて、 乗場呼びを登録する乗場呼び登録手段と、 前記乗場呼び登録手段によって登録された乗場呼び発生
    階に前記上かごを停止させたときに前記下かごが停止す
    る第1の階床の混雑度と、前記乗場呼び発生階に前記下
    かごを停止させたときに前記上部かごが停止する第2の
    階床との混雑度とを互いに比較して、前記第1の階床お
    よび前記第2の階床から混雑度の大きい階床を混雑階と
    して決定する混雑度比較手段と、 前記混雑階及び前記乗場呼び発生階に前記上かご及び前
    記下かごを割当てるかご割当手段とを有することを特徴
    とするダブルデッキエレベータ。
  4. 【請求項4】 前記乗場呼び発生階、前記第1の階床、
    前記第2の階床のいずれかに停止する旨のかご内呼びが
    前記上かご又は前記下かごに登録されていない場合に、
    前記かご割当手段は前記上かご及び前記下かごの割当て
    を行なうことを特徴とする請求項1又は3記載のダブル
    デッキエレベータ。
  5. 【請求項5】 複数の階床に対する混雑度は上り方向と
    下り方向それぞれに対して設定され、これら複数の階床
    に設定された混雑度の内、前記乗場呼びの方向と同じ方
    向の混雑度を前記第1の階床及び前記第2の階床の混雑
    度とすることを特徴とする請求項1又は3記載のダブル
    デッキエレベータ。
  6. 【請求項6】 複数の階床に対する混雑度を入力する混
    雑度入力手段を有することを特徴とする請求項1又は3
    記載のダブルデッキエレベータ。
  7. 【請求項7】 複数の階床に対する過去の乗車人数を基
    に混雑度を算出することを特徴とする請求項1又は3記
    載のダブルデッキエレベータ。
  8. 【請求項8】 前記混雑度を複数の時間帯に対して算出
    することを特徴とする請求項7記載のダブルデッキエレ
    ベータ。
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