JP2001062970A - 化粧シート - Google Patents

化粧シート

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JP2001062970A
JP2001062970A JP24275899A JP24275899A JP2001062970A JP 2001062970 A JP2001062970 A JP 2001062970A JP 24275899 A JP24275899 A JP 24275899A JP 24275899 A JP24275899 A JP 24275899A JP 2001062970 A JP2001062970 A JP 2001062970A
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resin layer
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resin
decorative sheet
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Yoshiko Fujita
淑子 藤田
Toshikazu Nishio
俊和 西尾
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境対応とすべく絵柄インキ層に水性インキ
を用いても、密着良く、且つ絵柄インキ層形成時の加熱
乾燥で基材シートが伸縮し過ぎない様にする。 【解決手段】 化粧シートSは、耐熱温度が100℃未
満のポリオレフィン系樹脂層1の裏面に、耐熱温度が1
00℃以上の樹脂からなる耐熱樹脂層2を積層し、表面
に水性インキ易接着性樹脂層3を積層してなる基材シー
ト4の水性インキ易接着性樹脂層の表面に、水性インキ
の乾燥固化物からなる絵柄インキ層5を積層した構成と
する。基材シート4は、好ましくは、耐熱樹脂層となる
樹脂シート上に、ポリオレフィン系樹脂層と水性インキ
易接着性樹脂層とを共押出しにより積層する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、木質系、
無機質系、金属系等のボード類等の表面に、適宜接着剤
を用いて貼り合わせて化粧板等として用いる為の化粧シ
ートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の化粧シートでは、その基材シート
に塩化ビニル樹脂シートを用いたものが最も一般的であ
った。例えば、着色塩化ビニル樹脂シートに、有機溶剤
系のインキで絵柄インキ層等を印刷形成した化粧シー
ト、或いは更に、所謂ダブリングエンボス法によって、
表面層としての透明塩化ビニル樹脂シートをその積層と
同時に、凹凸模様を表面に賦形した化粧シート(特開昭
54−62255号公報等参照)等である。
【0003】しかし、塩化ビニル樹脂は、廃棄焼却時の
塩化水素ガスの発生や、酸性雨、ダイオキシン発生の要
因となるとも言われており、近年、環境問題の観点か
ら、塩化ビニル樹脂シートを使用しない化粧シートが要
求されつつある。そこで、塩化ビニル樹脂に替わる樹脂
として、ポリオレフィン系樹脂など、塩素非含有のその
他の熱可塑性樹脂の使用が試みられている(特開昭54
−62255号公報等参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、更なる環境対
応の要求により、製造工程における、環境配慮の必要が
生じてきている。それは、絵柄インキ層の印刷形成等に
使用されるインキや塗液の乾燥固化時に揮発する有機溶
剤を減らす要求である。そのため、印刷インキ、コーテ
ィング剤等の水性化が必要となっている。しかしなが
ら、現在、化粧シートの基材シートに用いる樹脂の主流
である塩化ビニル樹脂やポリオレフィン系樹脂において
は、水性インキ(或いは水性塗料)との密着性が弱い
か、或いは密着しないという欠点がある。更に、水性イ
ンキ(或いは塗料)乾燥させるための乾燥条件(100
℃以上)では、ポリオレフィン系樹脂の基材シートは軟
化し、変形、伸縮を生じてしまう等、水性インキ(或い
は塗料)を使用して製造する時の耐熱性の点で実用上問
題があった。
【0005】そこで、本発明の課題は、環境対応とすべ
く、絵柄インキ層に水性インキ(或いは塗料)を用いて
も密着良く、且つ絵柄インキ層形成時の加熱乾燥で基材
シートが伸縮し過ぎない様な化粧シートを提供する事で
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の化粧シートでは、耐熱温度が100℃未満
のポリオレフィン系樹脂層の裏面に、耐熱温度が100
℃以上の樹脂からなる耐熱樹脂層が積層され、且つ前記
ポリオレフィン系樹脂層の表面に水性インキ易接着性樹
脂層が積層されてなる基材シートの該水性インキ易接着
性層の表面に、水性インキの乾燥固化物からなる絵柄イ
ンキ層が積層されてなる構成とした。
【0007】この様に、基材シートに耐熱温度100℃
未満のポリオレフィン系樹脂層を用いても、その印刷面
には水性インキとの密着性の良い水性インキ易接着性樹
脂層を配し、且つ印刷面の反対側面には水性インキの水
性溶剤を乾燥させるための高温乾燥にも耐え得る様に耐
熱樹脂層を配した構成の基材シートとした上で、絵柄イ
ンキ層を水性インキで形成したので、環境対応で、且つ
製造時の耐熱性及び絵柄インキ層の密着も良い化粧シー
トとなる。
【0008】また、本発明の化粧シートは、上記構成に
対して、基材シートが、耐熱樹脂層となる樹脂シート上
に、ポリオレフィン系樹脂層と水性インキ易接着性樹脂
層とを積層してなる積層体である構成とした。この結
果、耐熱性及び密着性の良い基材シートを用意に得ら
れ、化粧シートはは用意に得られるものとなる。
【0009】また、本発明の化粧シートは、上記いずれ
かの構成に対して、ポリオレフィン系樹脂層と水性イン
キ易接着性樹脂層とが、共押出しにより形成されてなる
構成とした。この結果、耐熱性及び密着性の良い基材シ
ートを用意に得られ、化粧シートは用意に得られるもの
となる。
【0010】また、本発明の化粧シートは、上記いずれ
かの構成に対して、ポリオレフィン系樹脂層、耐熱樹脂
層、水性インキ易接着性樹脂層のうちの少なくとも1層
に、着色顔料及び/又は充填剤が添加されいる構成とし
た。この結果、基材シートは隠蔽性のシート等として使
用できる。
【0011】また、本発明の化粧シートは、上記いずれ
かの構成に対して、絵柄インキ層の上に更に透明樹脂層
が積層されてなる構成した。この結果、絵柄インキ層が
透明樹脂層によって保護されて、表面物性等に優れた化
粧シートとなる。また、透明樹脂層を使って凹凸模様を
付与することもできる化粧シートになる。
【0012】また、本発明の化粧シートは、上記構成に
対して透明樹脂層が複層である構成した。この結果、各
層で機能を分担する等して、表面機能を付与し易くな
る。
【0013】また、本発明の化粧シートは、上記いずれ
かの透明樹脂層を有する構成に対して、透明樹脂層の表
側面に凹凸模様が形成されてなる構成とした。この結
果、凹凸模様によってより高意匠となる。
【0014】また、本発明の化粧シートは、上記構成に
対して、凹凸模様の凹部に着色インキによる着色部が形
成されてなる構成とした。この結果、着色部によって更
に高意匠となる。
【0015】また、本発明の化粧シートは、上記凹凸模
様を有するいずれかの構成に対して、透明樹脂層側の表
面に上塗り層が形成されてなる構成とした。この結果、
凹凸模様や着色部が上塗り層によって保護されて、表面
物性等に優れた化粧シートとなる。
【0016】また、本発明の化粧シートは、上記の着色
部や上塗り層を有する構成に対して、着色部、上塗り層
が水性インキで形成されてなる構成とした。この結果、
これら着色部や上塗り層の形成に於いても環境対応の化
粧シートとなる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の化粧シートについて、実施の形態を説明する。な
お、図1〜図5は本発明の化粧シートの各種形態例を例
示する断面図である。
【0018】基材シート:基材シート4は、図1に例示
の化粧シートSの如く、耐熱温度が100℃未満のポリ
オレフィン系樹脂層1の裏面に、耐熱温度が100℃以
上の樹脂からなる耐熱樹脂層2が積層され、表面には水
性インキ易接着性樹脂層3が積層された構成の積層体で
ある。
【0019】〔ポリオレフィン系樹脂層〕ポリオレフィ
ン系樹脂層は、ポリオレフィン系樹脂からなる耐熱温度
が100℃未満の層であれば、特に制限は無い。なお、
本発明で耐熱温度とは、JISK 7207で規定す
る、曲応力18.5kgf/cm2 による熱変形温度で
ある。なお、このポリオレフィン系樹脂層を耐熱温度が
100℃以上の層とすれば、基材シートの耐熱性が向上
して、絵柄インキ層や上塗り層等を水性インキや水性塗
料で形成する時に、基材シートが軟化して、変形、伸縮
を生じ難くできるが、本発明では、後述の耐熱温度10
0℃以上の耐熱樹脂層を基材シートに持たせるので、こ
のポリオレフィン系樹脂層は耐熱温度100℃未満とし
ても、耐熱性の問題を回避できる事になる。したがっ
て、本発明ではポリオレフィン系樹脂層に、耐熱温度が
100℃未満となるポリオレフィン系樹脂を使用できる
利点が得られる。
【0020】このポリオレフィン系樹脂樹脂層の耐熱温
度と、後述の耐熱樹脂層の耐熱温度とを100℃で区分
するのは、絵柄インキ層等形成に使用する水性インキ
(或いは水性塗液)中の揮発成分である水の沸点が10
0℃であり、その加熱乾燥温度として100℃以上の温
度条件で乾燥するのが乾燥速度の点で好ましいからであ
る。
【0021】この様なポリオレフィン系樹脂層を構成す
るポリオレフィン系樹脂としては、シート全体の成形
性、加工性、コスト等を適宜配慮した樹脂を使用すれば
良い。例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレ
ン−プロピレン共重合体等がある。また、これらポリオ
レフィン系樹脂は、溶融押出し法による共押出しにて、
水性インキ易接着性樹脂と同時に(耐熱樹脂層とする樹
脂シート上に)成膜して形成する場合にも適している。
【0022】〔耐熱樹脂層〕耐熱樹脂層2は、耐熱温度
が100℃以上の樹脂からなる層で、ポリオレフィン系
樹脂層と密着良く積層できるものであれば特に制限は無
い。なお、耐熱温度とは、上記ポリオレフィン系樹脂層
1で説明した耐熱温度の事である。耐熱樹脂層の耐熱温
度を100℃以上とすることによって、絵柄インキ層等
を水性インキや水性塗料で形成する時に、100℃の以
上の乾燥温度で軟化することの無い耐熱樹脂層にでき
る。その結果、この様な耐熱樹脂層が積層された基材シ
ートの耐熱性を向上させて、絵柄インキ層等を形成時
に、基材シートが軟化し、変形、伸縮を生じてしまう事
を防げる。
【0023】この様な耐熱樹脂層に用いる樹脂として
は、例えば、ポリエチレンテレフタレートに代表される
ポリエステル系樹脂、ナイロンに代表されるポリアミド
樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエチレンナフタレート(ポ
リエステル系樹脂)、ポリカーボネート等がある。これ
ら樹脂は、予め樹脂シートとしたものを耐熱樹脂層とし
て使用しても良い。また、樹脂シートの場合、そのポリ
オレフィン系樹脂層と接する側の面には、必要に応じ、
コロナ放電処理、プライマー処理等の公知の易接着処理
を施しても良い。なお、本発明の化粧シートは環境対応
を基調とするので、耐熱樹脂層の樹脂にも、例えば上記
の様な塩素非含有の樹脂が好ましい。
【0024】〔水性インキ易接着性樹脂層〕水性インキ
易接着性樹脂層3としては、水性インキで形成される絵
柄インキ層との密着が良く且つポリオレフィン系樹脂層
とも密着が良い樹脂であれば、特に制限は無い。また、
この層も環境対応とする為には、塩素非含有の樹脂を用
いることが好ましい。上記の様な水性インキ易接着性樹
脂層に用いる樹脂としては、例えば、低密度ポリエチレ
ン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状
(線状)低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン
−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸共
重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、或いは、エ
チレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマ
ー、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン
系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン酸、
フマール酸、その他の不飽和カルボン酸で変性した変性
ポリオレフィン系樹脂、等の1種又は2種以上を混合使
用することができる。また、ポリビニルアルコ−ル等の
水酸基を付加或いは有する樹脂をブレンド、共重合体し
た樹脂を使用することもできる。
【0025】〔基材シートの成膜方法〕積層体である基
材シート4は、ポリオレフィン系樹脂層とする樹脂シー
トに対して、耐熱樹脂層及び水性インキ易接着性樹脂層
の各々を塗工や溶融押出し法等の公知の積層法で積層し
ても良いが、耐熱樹脂層とする樹脂シートに、ポリオレ
フィン系樹脂層と水性インキ易接着性樹脂層とを積層し
て基材シートを成膜する方法が、ポリオレフィン系樹脂
層が耐熱温度100℃未満である点で、積層体としての
基材シートを成膜し易い点で好ましい。更に、ポリオレ
フィン系樹脂層と水性インキ易接着性樹脂層とを形成す
る方法としては、溶融押出し法に於ける共押出しで形成
する方法が生産効率的に好ましく、しかも、耐熱樹脂層
とする樹脂シート上に、ポリオレフィン系樹脂層と水性
インキ易接着性樹脂層とを溶融押出し法の共押出しで、
ポリオレフィン系樹脂層と水性インキ易接着性樹脂層と
を同時に積層して形成する方法が、耐熱樹脂層、ポリオ
レフィン系樹脂層、及び水性インキ易接着性樹脂層を密
着良く且つ生産効率良く積層できる点で好ましい。
【0026】〔基材シートへの添加剤〕なお、基材シー
トには、必要に応じ適宜、各種添加剤を添加することが
できる。添加剤としては、例えば、炭酸カルシウム、ク
レー等の無機粉末等の充填剤、水酸化マグネシウム等の
難燃剤、着色剤、酸化防止剤、発泡剤、滑剤、紫外線吸
収剤、光安定剤等の公知の添加剤を使用すればよい。特
に、被着体の色や外観を隠蔽する為に、基材シートを隠
蔽性とする為には、着色剤(着色顔料)や上記の如き無
機粉末等の充填剤を添加する。なお、隠蔽性が不要なら
ば、基材シートは無着色透明や着色透明でも良い。これ
ら添加剤の添加対象は、基本的には、基材シートを構成
する、耐熱樹脂層、ポリオレフィン系樹脂層、及び水性
インキ易接着性樹脂層のいずれの層に添加しても良い。
添加対象は、材料(添加剤、添加剤添加済の樹脂やシー
ト等)の入手の容易性、コスト、添加効果等を勘案して
適宜決めれば良い。
【0027】なお、上記着色剤(着色顔料)着色剤とし
ては、例えば、チタン白、亜鉛華、弁柄、朱、群青、コ
バルトブルー、チタン黄、黄鉛、カーボンブラック等の
無機顔料、イソインドリノン、ハンザイエローA、キナ
クリドン、パーマネントレッド4R、フタロシアニンブ
ルー、インダスレンブルーRS、アニリンブラック等の
有機顔料(或いは染料も含む)、アルミニウム、真鍮、
等の金属顔料、二酸化チタン被覆雲母、塩基性炭酸鉛等
の箔粉からなる真珠光沢(パール)顔料等を用いる。
【0028】〔その他〕なお、基材シートの厚みは、用
途等によるが、通常30〜500μm程度である。ま
た、耐熱樹脂層、ポリオレフィン系樹脂層、及び水性イ
ンキ易接着性樹脂層の各層の相対的厚みは特に制限は無
く、使用する材料によって適宜厚みとすれば良い。
【0029】絵柄インキ層:絵柄インキ層5は、図1の
化粧シートSで例示の如く、基材シート4の水性インキ
易接着性樹脂層3の側の面に、水性インキを用いて印刷
形成する。この結果、絵柄インキ層は水性インキの乾燥
固化物として形成される。
【0030】上記水性インキとしては、例えば、水性イ
ンキ用樹脂をビヒクルのバインダー樹脂成分とし、これ
に、例えば前記基材シートで列記した如き着色剤(着色
顔料の他に公知の染料も使用できる)を加え、更に、ワ
ックス類、分散剤、消泡剤、レベリング剤、安定剤、充
填剤、潤滑剤、滑剤、その他等の添加剤を任意に添加
し、水、あるいは、水とアルコール等からなる溶剤を使
用し、ミキサー等で十分に混合してなる水性インキ組成
物を使用することができる。
【0031】水性インキ用樹脂は、溶解、エマルション
化、マイクロカプセル化、或いは、その他の方法で、水
性化する。
【0032】具体的には、水性インキ用樹脂としては、
例えば、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、
ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシエチルメタ
クリレート等の(メタ)アクリル系モノマー、アクリロ
ニトリル、メタクリルニトリル等のニトリル系モノマ
ー、アクリルアミド、メタクリルアミド等のアミド系モ
ノマー、該アミド系モノマーのN−アルコキシ置換体、
同N−メチロール置換体、スチレン、ビニルトルエン、
α−メチルスチレン、ジビニルベンゼン等のスチレン系
モノマー、ジアリルフタレート、アリルグリジジルエー
テル、トリアリルイソシアヌレート等のアリル系モノマ
ー、酢酸ビニル、N−ビニルピロリドン等の重合性二重
結合を有するモノマー等の一種ないしそれ以上と、カル
ボキシル基を有するアクリル酸、メタクリル酸、マレイ
ン酸、無水マレイン酸、フマール酸、イタコン酸、その
他等の不飽和カルボン酸の一種ないしそれ以上との共重
合体からなるアルカリ溶液可溶性(メタ)アクリル系共
重合体を使用することができる。
【0033】更にまた、水性インキ用樹脂としては、例
えば、ポリアルリルアミド系樹脂、ポリ(メタ)アクリ
ル酸系樹脂、ポリエチレンオキシド系樹脂、ポリN−ビ
ニルピロリドン系樹脂、水溶性ポリウレタン系樹脂(2
液硬化型ポリウレタン系樹脂)、水溶性ポリエステル系
樹脂、水溶性ポリアミド系樹脂、水溶性アミノ系樹脂、
水溶性フェノール系樹脂、その他等の水溶性合成樹脂、
ポリヌクレオチド、ポリペプチド、多糖類、等の水溶性
天然高分子、その他等も使用することができる。また、
水性インキ用樹脂としては、例えば、天然ゴム、合成ゴ
ム、ポリ酢酸ビニル系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、
ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリウレ
タン−ポリアクリル系樹脂変性ないし混合樹脂、その他
の樹脂を使用することができる。上記のような樹脂は一
種ないしそれ以上を使用する。
【0034】なお、上記にて水としては、通常の工業用
水を使用することができ、また、水とアルコール等から
なる溶剤としては、水のほかにエタノール、イソプロピ
ルアルコール、N−プロピルアルコール等の低級アルコ
ール、グリコール類およびそのエステル類等を使用して
調整することができる。なお、該低級アルコール、グリ
コール類およびそのエステル類等は、5〜20重量%位
の割合で含有していることが望ましい。なお、これら低
級アルコール、グリコール類およびそのエステル類等の
溶剤は、インキの流動性改良、被印刷体である基材シー
トへの濡れの向上、乾燥性の調整等の目的で使用される
ものであり、その目的に応じてその種類、使用量等が決
定されるものである。また、上記の如く、有機溶剤を使
用しない水性インキとは、水の他に(広義には有機溶剤
の一種ではあるが)アルコールを含んでも良い。
【0035】なお、水性インキの印刷としては、例え
ば、グラビア印刷、フレキソ印刷等の印刷方式で行えば
良い。印刷形成面は、基材シートの水性インキ易接着性
樹脂層の側の面である。なお、絵柄インキ層は、通常
は、化粧シートとなったときに基材シートの表側となる
方の面であるが、化粧シートとなったときに基材シート
の裏側となる方の面に形成しても(所謂裏刷り仕様)、
本発明による効果は享受できる。この場合は、もちろ
ん、基材シートの裏側となる方の面を水性インキ易接着
性樹脂層の側の面として絵柄インキ層を形成する。ま
た、裏刷り仕様の場合には、基材シートは透明(着色又
は無着色)に限定される。
【0036】絵柄インキ層の絵柄模様としては、特に制
限は無く、用途に応じた模様とすれば良い。絵柄模様
は、例えば、木目模様、石目模様、布目模様、皮絞模
様、幾何学図形、文字、記号、或いは全面ベタ等であ
る。なお、全面ベタでは、ロールコート等の公知の塗工
法で形成しても良い。なお、塗工の場合は塗液を用いる
が、この場合でも本発明では絵柄インキ層と呼ぶことに
する。
【0037】透明樹脂層:透明樹脂層6は、絵柄インキ
層を擦り傷等から保護して化粧シートの表面強度を向上
させたり、塗装感等を付与する必要が有る場合に、図2
に例示する化粧シートSの如く、必要に応じ適宜間に水
性接着剤層7を介して、絵柄インキ層5上に積層すると
良い。透明樹脂層6としては、透明な樹脂からなる層
で、適宜用いる水性接着剤層等によって、絵柄インキ層
と密着良く積層できるものであれば、特に制限は無い。
但し、この透明樹脂層も、本発明の環境対応の趣旨から
して、塩素非含有の樹脂を用いるがの好ましい。この様
な樹脂としては、例えば、前述したポリオレフィン系樹
脂層で述べた如き樹脂を使用できる。透明樹脂層は、既
に成膜済の樹脂シートを積層したり、或いは絵柄インキ
層形成済の基材シートの該絵柄インキ層上に、溶融押出
し法によって、成膜と当時に形成し積層したり、公知の
成膜法で形成すれば良い。
【0038】なお、透明樹脂層は、下の絵柄インキ層が
透視可能な程度に透明であれば、着色透明でも良い。ま
た、透明樹脂層には、着色剤、充填剤、紫外線吸収剤、
光安定剤等の公知の添加剤を添加しても良い。もちろ
ん、添加は、必要な透明性が損なわれない範囲で添加す
る。また、透明樹脂層は2層等と複層構成にしても良
い。複層構成の透明樹脂層は例えば共押出し法で形成す
れば良い。例えば、2層構成にすることで、表側の層は
フッ化ビニリデン等のフッ素系樹脂を主成分樹脂とし
て、裏側の層は熱可塑性アクリル樹脂等として、より優
れた耐汚染性等の表面機能を付与することができる。こ
の場合、表側の層には表面機能を発現するための樹脂を
用い、裏側の層には密着性等を保持するための樹脂を用
いれば良い。この様な例は、他にも例えば、表側の層に
は耐候剤添加のポリプロピレン系樹脂を、裏側の層には
エラストマー含有のポリプロピレン系樹脂を用いる事
で、耐候性と密着性強化を実現できる。
【0039】なお、水性接着剤7は、透明樹脂層を既に
成膜済の樹脂シートを用いて積層する時に使用する。或
いはまた、溶融押出法等で成膜と同時に積層する場合に
は、プライマー層等としても使用できる。水性接着剤層
としては、前述絵柄インキ層に用いる水性インキで述べ
た如き水性インキ用樹脂を水性接着剤用樹脂として用
い、更に、分散剤、消泡剤、レベリング剤、安定剤、充
填剤、潤滑剤、滑剤、その他等の添加剤を任意に添加
し、水、あるいは、水とアルコール等からなる溶剤を使
用し、ミキサー等で十分に混合してなる水性樹脂組成物
からなる水性接着剤を使用することができる。水性接着
剤樹脂は、溶解、エマルション化、マイクロカプセル
化、或いは、その他の方法で、水性化する。上記水性樹
脂組成物からなる水性接着剤は、グラビアコート法、リ
バースロールコート法、ナイフコート法、キスコート
法、その他塗工法等の公知の塗工法で塗工形成すること
ができる。或いは、グラビア印刷、シルクスクリーン印
刷等の公知の印刷法で形成することもできる。
【0040】凹凸模様:透明樹脂層の表側面には、図3
及び図4に例示する化粧シートSの如く、凹凸模様8を
形成しても良い。凹凸模様8としては、特に制限は無
い。化粧シートの用途に応じた凹凸模様で良い。凹凸模
様は、例えば、砂目、梨地、ヘアライン、万線状溝、花
崗岩の劈開面等の石材表面凹凸、木目導管溝、木目年輪
凹凸、浮造年輪凹凸、木肌凹凸、布目の表面テクスチュ
ア、皮絞、文字、幾何学模様等である。凹凸模様は、ヘ
アライン加工、サンドブラスト加工、エンボス加工等に
より賦形する。例えば、エンボス加工は、熱プレス方式
の枚葉又は輪転式エンボス機を用いて、加熱軟化させた
透明樹脂層の表面にエンボス版を押圧して形成する。エ
ンボス加工は、絵柄インキ層が形成された基材シートに
積層する前の透明樹脂層とする樹脂シートに対して行っ
たり、或いは、透明樹脂層とする樹脂シートを絵柄イン
キ層が形成された基材シートに積層すると同時(所謂ダ
ブリングエンボス法)に行ったりすれば良い。また、T
ダイ溶融押出法で透明樹脂層を、絵柄インキ層が形成さ
れた基材シートに積層する場合には、賦形ローラを兼用
させた冷却ローラを使用して、透明樹脂層の成膜・積層
と同時に凹凸模様を形成しても良い。
【0041】着色部:また、凹凸模様8の凹部内には、
図4に例示の化粧シートSの如く、着色部9を形成して
も良い。着色部9を凹凸模様8の凹部内に形成するに
は、公知のワイピング法(特公昭58−14312号公
報等参照)によって、着色インキを凹部に充填して着色
部とすれば良い。着色インキには水性インキを用いるこ
とが、環境対応の点で好ましい。水性インキとしては、
前述絵柄インキ層で述べた如き水性インキが使用でき
る。
【0042】上塗り層:また、凹凸模様8や着色部9が
形成された透明樹脂層6の表面側には、図5に例示の化
粧シートSの如く、透明(着色透明も含む)な上塗り層
(トップコート層)10を積層しても良い。上塗り層を
透明樹脂層6の表側面の全面に形成することで、凹凸模
様や着色部等を有する化粧シート表面を保護できる。上
塗り層は、溶剤系の塗液で形成しても良いが、環境対応
の点で、好ましくは水性塗液で形成するのが望ましい。
【0043】上塗り層を水性塗料で形成するには、前述
絵柄インキ層に用いる水性インキとして述べた如き水性
インキ用樹脂を水性上塗り層用樹脂として用い、更に、
着色剤、分散剤、消泡剤、レベリング剤、安定剤、充填
剤、潤滑剤、滑剤、その他等の添加剤を任意に添加し、
水、あるいは、水とアルコール等からなる溶剤を使用
し、ミキサー等で十分に混合してなる水性樹脂組成物か
らなる水性上塗り剤(水性トップコート剤)を使用する
ことができる。水性上塗り層用樹脂は、溶解、エマルシ
ョン化、マイクロカプセル化、或いは、その他の方法
で、水性化する。上記水性樹脂組成物からなる水性上塗
り剤は、グラビアコート法、リバースロールコート法、
ナイフコート法、キスコート法、その他塗工法等の公知
の塗工法で塗工形成することができる。或いは、グラビ
ア印刷、シルクスクリーン印刷等の公知の印刷法で形成
することもできる。
【0044】また、優れた耐擦傷性や接着性を発現させ
る為には、水性上塗り剤は反応型の水性樹脂組成物とす
る事も有効である。特に、エマルション型の樹脂等を用
いる場合では、樹脂組成物中に於いては硬化剤等の反応
開始剤を保護し、塗膜化の後、反応を開始させる事も可
能である為、樹脂組成物は使い易いものを使用できる。
例えば、感熱型反応樹脂として、ポリオール系樹脂主剤
とイソシアネート系(反応開始剤)硬化剤をエマルショ
ン化し、特に、イソシアネート基が溶媒の水やアルコー
ル系化合物と反応しない様に、ブロック剤で保護した樹
脂が挙げられる。
【0045】なお、上塗り層は、耐擦傷性等の表面物性
の向上以外に、シリカ等の公知の艶消し剤を添加して艶
調整、或いは塗装感等の意匠性付与の為に用いる事もで
きる。
【0046】
【実施例】以下、本発明の化粧シートを実施例により更
に説明する。
【0047】〔実施例〕図5の如き化粧シートSを次の
様にして作成した。基材シート4としては、耐熱樹脂層
2とする厚み25μmの完全非結晶ポリエチレンテレフ
タレートフィルム上に、厚み5μmの水性インキ易接着
性樹脂層3とするN−ビニルピロリドンとエチレンの共
重合樹脂と、厚み30μmのポリオレフィン系樹脂層1
とするポリエチレンとを共押出法により積層して厚み6
0μmの積層体としたシート用意した。
【0048】一方、絵柄インキ層形成用の水性インキと
しては、水溶性アクリル樹脂と水溶性ポリウレタン樹脂
とからなるウレタンアクリルエマルション15重量%、
顔料(酸化チタン)15重量%、水50重量%、エタノ
ール10重量%、N−プロピルアルコール10重量%、
消泡剤、pH調整剤等の添加剤若干量を、ミキサーで十
分混合して調整した水性インキ組成物を用意した。
【0049】そして、前記基材シート4の水性インキ易
接着性樹脂層3の面に、上記水性インキ組成物を、グラ
ビア印刷方式で印刷して、揮発成分は加熱乾燥してイン
キを固化させて、木目柄の絵柄を有する絵柄インキ層5
を形成した。
【0050】更に絵柄インキ層5が形成された側の基材
シート4の面の全面に、2液硬化型ウレタン樹脂系水性
接着剤を使用し、これをグラビアコート方式で塗布し
て、3g/m2 (乾燥状態)の水性接着剤層7を形成し
た。更に水性接着剤層7の上に、透明樹脂層6として、
ランダム重合ポリプロピレンに、フェノール系酸化防止
剤0.2重量%、ヒンダードアミン系光安定剤0.3重
量%、ブロッキング防止剤0.2重量%をそれぞれ添加
した樹脂を、180℃にてTダイより溶融状態で押出し
て樹脂シートとしたもの、ドライラミネーション法によ
って積層して、複合シートとした。
【0051】その後、上記で得た複合シートを再加熱し
て透明樹脂層の表側面に、エンボス加工法によって木目
導管溝模様の凹凸模様8を形成し、更に、アクリルポリ
オールとイソシアネート系硬化剤の樹脂エマルションか
らなる硬化型水性上塗り剤をグラビア塗工で塗布した
後、熱乾燥と共に硬化させて、耐擦傷性に優れた上塗り
層10を形成して、本発明の化粧シートSを得た。得ら
れた化粧シートは、環境対応のものとなり、且つ絵柄イ
ンキ層等は基材シートに密着良く積層でき、しかも、絵
柄インキ層等を形成時の基材シートの伸縮も無かった。
【0052】
【発明の効果】本発明の化粧シートによれば、環境対
応となり、しかも耐熱性(絵柄インキ層印刷時の基材シ
ートの変形や伸縮が無い)、及び絵柄インキ層の密着も
良い化粧シートとなる。 また、基材シートとして、耐熱樹脂層となる樹脂シー
ト上にポリオレフィン系樹脂層と水性インキ易接着性樹
脂層とを積層した積層体を使用すれば、絵柄インキ層等
を基材シートに形成時の耐熱性、絵柄インキ層の密着性
が良い基材シートとなり、化粧シートは用意に得られる
ものとなる。 また、基材シートとして、そのポリオレフィン系樹脂
層と水性インキ易接着性樹脂層とが、共押出しにより形
成された構成のものを用いれば、耐熱性及び密着性の良
い基材シートを用意に得られ、化粧シートは用意に得ら
れるものとなる。 また、基材シートとして、ポリオレフィン系樹脂層、
耐熱樹脂層、水性インキ易接着性樹脂層のうちの少なく
とも1層に、着色顔料及び/又は充填剤が添加されいる
構成のものを用いれば、基材シートは隠蔽性のシート等
として使用できる。
【0053】また、絵柄インキ層の上に更に透明樹脂
層を積層すれば、絵柄インキ層が透明樹脂層によって保
護されて、表面物性等が向上する。また、透明樹脂層を
使って凹凸模様を付与することもできる化粧シートにな
る。また、透明樹脂層を複層構成とすれば、表面物性等
を付与し易くなる。 また、透明樹脂層の表側面に凹凸模様を形成すれば、
より高意匠となる。 また、凹凸模様の凹部に着色インキによる着色部を形
成すれば、着色部によって更に高意匠となる。 また、透明樹脂層側の表面に上塗り層を形成すれば、
凹凸模様や着色部が上塗り層によって保護されて、表面
物性等が向上する。 また、着色部や上塗り層を水性インキで形成すれば、
これらの形成に於いても環境対応となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化粧シートの一形態を例示する断面
図。
【図2】本発明の化粧シートの別の一形態を例示する断
面図。
【図3】本発明の化粧シートの別の一形態を例示する断
面図。
【図4】本発明の化粧シートの別の一形態を例示する断
面図。
【図5】本発明の化粧シートの別の一形態を例示する断
面図。
【符号の説明】
1 ポリオレフィン系樹脂層 2 耐熱樹脂層 3 水性インキ易接着性樹脂層 4 基材シート 5 絵柄インキ層 6 透明樹脂層 7 水性接着剤層 8 凹凸模様 9 着色部 10 上塗り層 S 化粧シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AA21D AK01B AK01C AK01E AK03A AK04A AK04C AK04J AK07E AK25D AK42B AK51D AK51G AK56C AK56J AL01C BA04 BA05 BA07 BA10B BA10D BA10E CA06E CA13A CA13B CA13C CA23A CA23B CA23C CB00 CC00D CC00E DD01E DD09E EH20 GB90 HB00E HB01D HB31D JA11B JB09D JB12G JJ03A JJ03B JL10E JL11C JL16 JN01E YY00A YY00B

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐熱温度が100℃未満のポリオレフィ
    ン系樹脂層の裏面に、耐熱温度が100℃以上の樹脂か
    らなる耐熱樹脂層が積層され、且つ前記ポリオレフィン
    系樹脂層の表面に水性インキ易接着性樹脂層が積層され
    てなる基材シートの該水性インキ易接着性層の表面に、
    水性インキの乾燥固化物からなる絵柄インキ層が積層さ
    れてなる化粧シート。
  2. 【請求項2】 基材シートが、耐熱樹脂層となる樹脂シ
    ート上に、ポリオレフィン系樹脂層と水性インキ易接着
    性樹脂層とを積層してなる積層体である、請求項1記載
    の化粧シート。
  3. 【請求項3】 ポリオレフィン系樹脂層と水性インキ易
    接着性樹脂層とが、共押出しにより形成されてなる、請
    求項1又は2に記載の化粧シート。
  4. 【請求項4】 ポリオレフィン系樹脂層、耐熱樹脂層、
    水性インキ易接着性樹脂層のうちの少なくとも1層に、
    着色顔料及び/又は充填剤が添加されいる、請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の化粧シート。
  5. 【請求項5】 絵柄インキ層の上に更に透明樹脂層が積
    層されてなる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化
    粧シート。
  6. 【請求項6】 透明樹脂層が複層である、請求項5記載
    の化粧シート。
  7. 【請求項7】 透明樹脂層の表側面に凹凸模様が形成さ
    れてなる請求項5又は6に記載の化粧シート。
  8. 【請求項8】 凹凸模様の凹部に着色インキによる着色
    部が形成されてなる請求項7記載の化粧シート。
  9. 【請求項9】 透明樹脂層側の表面に上塗り層が形成さ
    れてなる請求項7又は8記載の化粧シート。
  10. 【請求項10】 着色部、上塗り層が水性インキで形成
    されてなる、請求項8又は9記載の化粧シート。
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