JP2001062081A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001062081A JP23899599A JP23899599A JP2001062081A JP 2001062081 A JP2001062081 A JP 2001062081A JP 23899599 A JP23899599 A JP 23899599A JP 23899599 A JP23899599 A JP 23899599A JP 2001062081 A JP2001062081 A JP 2001062081A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複合型の遊技機において、複数の当たりが同
時に発生することを防止でき、かつ当たりの連続を予告
できる遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技領域4の左側装置4aの当たり判定
時に、右側装置4bの右特別図柄表示装置9に当たり図
柄が表示されているか、又は、右大入賞口17の開閉が
行われる当たり動作が行われているときには、内部フラ
グをONし、左側装置4aも当たりの場合には、変動前
ディレーフラグをONして、左特別図柄表示装置8の図
柄の変動開始を遅延させ、右側装置4bの当たり動作の
終了後に左側装置4aの左特別図柄表示装置8に当たり
図柄を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパチンコ機等の遊技
機に関するものであり、詳細には、図柄を変動表示可能
な図柄表示装置を複数有する遊技機の図柄変動開始時間
の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、実公平6−15611号公報に記
載されているように、同一の遊技領域内に図柄を変動表
示可能な複数の図柄表示装置を設け、その各々の図柄表
示装置に対応した大入賞口をそれぞれ備えて、複数の遊
技機の遊技内容を一つの遊技機に複合した遊技機(以
下、「複合機」という。)が知られている。この複合機
では、一つの遊技機で、二種類の遊技機の遊技を楽しめ
るという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の複合機では、個々の図柄表示装置内部の制御機構は
それぞれ独立し関連性を持たない構成となっているた
め、一方の図柄表示装置の遊技内容が当たりとなってい
るときに、もう一方の図柄表示装置の遊技内容において
も当たりが発生した場合には、遊技者はどちらかを優先
して遊技を進行しなければならず、せっかく二つの遊技
内容にて当たったにも係わらず、得られる対価は一つで
あり、複合機としての遊技性を損なうこととなってい
た。
【0004】本発明は、かかる事態を鑑み考え出された
ものであり、複合機において、複数の当たりが同時に発
生することを防止し、かつ当たりの連続を予告できるよ
うにして複合型の遊技機の遊技性を高めることを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1に記載の発明の遊技機は、図柄を変動表示可
能な複数の図柄表示装置と、当該複数の図柄表示装置の
各々に対応して設けられ、前記複数の図柄表示装置に確
定表示された図柄が所定図柄の場合には、遊技者に有利
な特定遊技状態に変換可能な個別の変動入賞口を有する
遊技機において、所定の条件の充足により特定遊技状態
を生起するか否かを決定する当たり判定手段と、前記当
たり判定手段にて、特定遊技状態を生起するか否かを決
定した後に、図柄の変動を開始し、所定時間経過後、図
柄を前記図柄表示装置に確定表示する図柄表示制御手段
と、前記当たり判定手段が特定遊技状態を生起すると決
定したときに、前記図柄表示装置に表示する当たり図柄
を決定する当たり図柄決定手段と、少なくとも一つの図
柄表示装置に確定表示される図柄が当たり図柄であると
決定されているか、又は、少なくとも一つの変動入賞口
が遊技者に有利な特定遊技状態に変換されている場合
に、その他の図柄表示装置に表示される図柄が当たり図
柄であると当たり判定手段にて判定された場合、その図
柄表示装置の図柄変動開始を前記特定遊技状態に変換さ
れている変動入賞口の特定遊技状態が終了するまで遅延
する遅延制御手段とを備えている。
【0006】この構成の遊技機では、少なくとも一つの
図柄表示装置に確定表示される図柄が当たり図柄である
と決定されているか、又は、少なくとも一つの変動入賞
口が遊技者に有利な特定遊技状態に変換されている場合
に、その他の図柄表示装置に表示される図柄が当たり図
柄であると当たり判定手段にて判定された場合、遅延制
御手段は、その図柄表示装置の図柄変動開始を前記特定
遊技状態に変換されている変動入賞口の特定遊技状態が
終了するまで遅延する。従って、複合機において、当た
りが同時に発生することを防止することができ、かつ、
複合機の一方の遊技装置の特定遊技状態が終了した場合
に、続いて、他方の遊技装置も特定遊技状態になること
ができ、複合機の遊技性を高めることができる。また、
一つの変動入賞口が遊技者に有利な特定遊技状態に変換
されている場合に、その他の図柄表示装置の図柄の変動
開始が遅延した場合には、当たりが連続することになる
ので、遊技者に当たりの連続を予告することができるこ
とになる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0008】まず、本発明の実施例であるパチンコ機1
についての機械的構成について、図面を参照して説明す
る。図1はパチンコ機1の正面図である。図1に示すよ
うに、パチンコ機1の正面の上半分の部分には、略正方
形の遊技盤2が設けられ、遊技盤2には、ガイドレール
3で囲まれた略円形の遊技領域4が設けられている。パ
チンコ機1の遊技盤2の下方部には、図示外の発射機に
遊技球を供給し、賞品球を受ける上皿5が設けられ、上
皿5の直下には、賞品球を受ける下皿6が設けられ、下
皿6の右横には、発射ハンドル7が設けられている。
【0009】次に、パチンコ機1の遊技盤2の機械的構
造について、図1を参照して説明する。遊技盤2のガイ
ドレール3で囲まれた略円形の遊技領域4内の左側に
は、3桁の7セグメントのLED(発光ダイオード)表
示装置を備えた左特別図柄表示装置8が設けられ、その
左特別図柄表示装置8の右隣にも、3桁の7セグメント
のLED表示装置を備えた右特別図柄表示装置9が設け
られている。また、左特別図柄表示装置8の左上方には
電飾風車10が設けられ、右特別図柄表示装置9の右上
方にも電飾風車11が設けられている。さらに、左特別
図柄表示装置8の直下には左特別図柄始動ゲート12が
設けられ、右特別図柄表示装置9の直下にも右特別図柄
始動ゲート13が設けられている。
【0010】また、左特別図柄始動ゲート12の直下に
は、普通入賞口14が設けられており、右特別図柄始動
ゲート13の直下にも、普通入賞口15が設けられてい
る。さらに、右特別図柄始動ゲート13の右横には、後
述する右大入賞口17を開閉するための始動口を備えた
回転体16が設けられ、回転体16の直下には、開閉部
材を備えた右大入賞口17が設けられている。また、普
通入賞口14の直下には開閉蓋を備えた左大入賞口18
が設けられ、普通入賞口15の直下には、前記右大入賞
口17を開閉させるための権利を取得するための遊技球
の停留部を内部に備えた電動役物19が設けられてい
る。
【0011】また、左大入賞口18の左上方には、普通
入賞口20が設けられ、遊技領域4の最下部には、いず
れの入賞口にも入賞しなかった遊技球を回収するアウト
口21が設けられている。このパチンコ機1は、上記の
説明でも分かるように遊技領域4の左半分が第1種の遊
技機(以下、「左側装置4a」という。)となってお
り、また、遊技領域4の右半分が第3種の遊技機(以
下、「右側装置4b」という。)となっている所謂複合
機である。
【0012】また、左特別図柄表示装置8の左右の枠部
分には各々2個ずつのLEDから成る特別図柄始動保留
部(図示外)が設けられており、左特別図柄始動ゲート
12を通過した所謂保留球の数を表示することができる
ようになっている。また、右特別図柄表示装置9の左右
の枠部分にも各々2個ずつのLEDから成る特別図柄始
動保留部(図示外)が設けられており、右特別図柄始動
ゲート13を通過した所謂保留球の数を表示することが
できるようになっている。なお、遊技盤2には、上記以
外に、種々の電飾ランプ、風車及び多数の障害釘等が設
けられている。
【0013】次に、左特別図柄表示装置8及び右特別図
柄表示装置9の構造を説明する。左特別図柄表示装置8
は、3桁の7セグメントLEDからなる表示部で、3桁
の7セグメントLEDの左から、第1停止図柄表示部、
第3停止図柄表示部、第2停止図柄表示部となってお
り、この左特別図柄表示装置8の3桁の7セグメントL
EDに変動表示される数字は、左、右、中の順で停止す
るようになっている。また、右特別図柄表示装置9も、
3桁の7セグメントLEDからなる表示部で、3桁の7
セグメントLEDの左から、第1停止図柄表示部、第3
停止図柄表示部、第2停止図柄表示部となっており、こ
の右特別図柄表示装置9の3桁の7セグメントLEDに
変動表示される数字も、左、右、中の順で停止するよう
になっている。なお、上記左特別図柄表示装置8及び右
特別図柄表示装置9は、7セグメントLEDに限られ
ず、液晶表示装置、CRT、ドットマトリクスLED等
の各種の画像表示装置が使用可能であることは言うまで
もない。
【0014】上記左特別図柄表示装置8及び右特別図柄
表示装置9の第1停止図柄表示部、第2停止図柄表示
部、第3停止図柄表示部に各々表示される図柄の一例と
しては、数字の「0,1,2,3,4,5,6,7,
8,9」の10種類があり、左特別図柄始動ゲート12
を遊技球が通過して、左特別図柄表示装置8の第1停止
図柄表示部、第2停止図柄表示部、第3停止図柄表示部
の3つの図柄が特定の同じ数字で揃った場合(例えば、
「7」が3つ揃った場合)には、左側装置4aが当たり
となり、また、右特別図柄始動ゲート13を遊技球が通
過して、右特別図柄表示装置9の第1停止図柄表示部、
第2停止図柄表示部、第3停止図柄表示部の3つの図柄
が特定の同じ数字で揃った場合には、右側装置4bが当
たりとなる。
【0015】また、前記10図柄の内、「1,3,5,
7,9 」を確率変動図柄(特定当たり図柄)とし、こ
れらの内の何れかの図柄が第1停止図柄表示部、第2停
止図柄表示部、第3停止図柄表示部に同じ図柄で揃った
場合には、確率変動突入とし、次の当たりを引く確率を
高くするように変更する。当たりの確率は、一例として
は、通常状態では、359分の1であり、確率変動状態
では、89.75分の1であるが、必ずしもこの値に限
られるものではない。なお、「0,2,4,6,8」を
非確率変動図柄(非特定当たり図柄又は通常図柄)とす
る。
【0016】次に、本実施例のパチンコ機1の電気的構
成について図2に示すブロック図を参照して説明する。
パチンコ機1の制御部40は、パチンコ機1の裏側に設
けられ、主基板41と、電飾基板42と、中継基板43
とから構成されている。主基板41には、プログラムに
従って各種の処理を行うCPUユニット44が設けられ
ている。このCPUユニット44には、各種の演算処理
を行うCPU44aと、後述するフラグやカウンタ値等
を記憶するRAM45と、制御プログラム及び各種の初
期値のデータやテーブルデータ等を記憶したROM46
とが設けられており、これらは一つのLSIとして一体
にモールディングされている。また、主基板41には、
電飾基板42、中継基板43等とデータ信号の送受信を
行うI/Oインターフェース47が設けられている。こ
のI/Oインターフェース47には、左特別図柄表示装
置8、右特別図柄表示装置9、スピーカー48に接続さ
れた音源装置48a、賞品球払出装置49、及び、図示
外の遊技場管理用コンピュータにパチンコ機1の情報を
出力する出力ポート58が接続されている。
【0017】また、電飾基板42には、図示外の制御回
路が設けられ、さらに特別図柄始動保留部を構成する特
別図柄記憶数表示LED60、その他のLED62及び
電飾ランプ63が接続されている。さらに、中継基板4
3には、左大入賞口開放ソレノイド50、右大入賞口開
放ソレノイド51、左特別図柄始動ゲート12を通過し
た遊技球を検出する左始動口スイッチ52、右特別図柄
始動ゲート13を通過した遊技球を検出する右始動口ス
イッチ53、左大入賞口17内のVゾーンに入賞した遊
技球を検出する左Vスイッチ54、電動役物19の停留
部に停留した遊技球を検出する右Vスイッチ55、左大
入賞口18に入賞した遊技球数を計数するための左カウ
ントスイッチ56、右大入賞口17に入賞した遊技球数
を計数するための右カウントスイッチ65、普通入賞口
14,15,20に入賞して遊技盤2の裏面に設けられ
た図示外の案内通路により入賞球集合部(図示外)に集
められた入賞球を検出する入賞口スイッチ66、回転体
16の始動口への遊技球の入賞を検出する回転体入賞ス
イッチ61,電動役物19を開閉する電動役物開放ソレ
ノイド64とが接続されている。
【0018】次に、図3を参照して、RAM45の記憶
エリアについて説明する。RAM45には、ループカウ
ンタ記憶エリア45a、左特別図柄乱数記憶エリア45
b、右特別図柄乱数記憶エリア45c、左特別図柄始動
入賞数記憶エリア45d、右特別図柄始動入賞数記憶エ
リア45e、初期設定記憶エリア45f、左当たりフラ
グ記憶エリア45g、右当たりフラグ記憶エリア45
h、左確率変動フラグ記憶エリア45i、右確率変動フ
ラグ記憶エリア45j、左変動開始フラグ記憶エリア4
5k、右変動開始フラグ記憶エリア45l、左変動許可
フラグ記憶エリア45m、右変動許可フラグ記憶エリア
45n、左図柄変動中フラグ記憶エリア45o、右図柄
変動中フラグ記憶エリア45p、左変動前ディレーフラ
グ記憶エリア45q、右変動前ディレーフラグ記憶エリ
ア45r、左内部フラグ記憶エリア45s、右内部フラ
グ記憶エリア45tとが設けられている。
【0019】また、パチンコ機1のRAM45のループ
カウンタ記憶エリア45aには、当たり判定用ループカ
ウンタLC1、特別図柄作成カウンタLC2,LC3,
LC4、リーチ判定カウンタLC5、リーチパターン決
定カウンタLC6等が各々記憶されている。これらのカ
ウンタは設定された範囲の数値内を循環するように、図
2に示すリセット回路57からのリセット信号に従っ
て、一定間隔の時間(例えば、0.002秒、以下「2
ms」と略す。)毎に所定量ずつインクリメントされ、
各々設定されている最大値になると、次は、「0」に戻
るように構成されている。
【0020】次に、各カウンタについて以下に詳述す
る。まず、当たり判定用ループカウンタLC1のカウン
ト値は、当たりを判定するために使用され、電源投入時
は「0」からスタートし、1割込毎(2ms)に1加算
され、359以上で0クリアされるので、カウント値
は、「0」から「358」までの何れかの値になる。
【0021】次に、特別図柄作成カウンタLC2のカウ
ント値は、左側装置4a及び右側装置4bのそれぞれに
おいて、当たりの場合の当たり図柄を決定するために使
用され、電源投入時は「0」からスタートし、1割込毎
(2ms)に1加算され、10以上で0クリアされるの
で、カウント値は、「0」から「9」までの何れかの値
になる。
【0022】また、特別図柄作成カウンタLC2のカウ
ント値は、はずれリーチの場合に、第1停止図柄、第2
停止図柄を決定するために使用され、電源投入時は
「0」からスタートし、1割込毎(2ms)に1加算さ
れ、10以上で0クリアされるので、カウント値は、
「0」から「9」までの何れかの値になる。さらに、は
ずれの場合は、第1停止図柄を決定するために使用され
る。また、特別図柄作成カウンタLC3のカウント値
は、はずれの場合は、第2停止図柄を決定するために使
用され、特別図柄作成カウンタLC2が「9」から
「0」にクリアする時に1加算され、10以上で0クリ
アされるので、カウント値は、「0」から「9」までの
何れかの値になる。さらに、特別図柄作成カウンタLC
4のカウント値は、はずれの場合は、第3停止図柄を決
定するために使用され、特別図柄作成カウンタLC3が
「9」から「0」にクリアする時に1加算され、10以
上で0クリアされるので、カウント値は、「0」から
「9」までの何れかの値になる。なお、上記の場合の停
止図柄は、特別図柄作成カウンタLC2,LC3,LC
4のカウント値「0,1,2,3,4,5,6,7,
8,9」に対応して、各々「0,1,2,3,4,5,
6,7,8,9」の図柄が表示される。
【0023】次に、リーチ判定カウンタLC5のカウン
ト値は、はずれリーチを判定するために使用される。ま
た、リーチパターン決定カウンタLC6のカウント値
は、当たり又ははずれリーチと判定された場合のリーチ
パターンを決定するために使用され、また、はずれリー
チ時の第3停止図柄を決定するためにも使用される。
【0024】次に、図4を参照して、ROM46の記憶
エリアについて説明する。図4は、ROM46の記憶エ
リアを示す模式図である。図4に示すように、ROM4
6には、各種の制御プログラムを記憶した制御プログラ
ム記憶エリア46aが設けられている。
【0025】次に、本実施例のパチンコ機1の作動内容
の詳細について、図5のフローチャートにしたがって説
明する。フローチャートのステップについては、以下
「S」と略す。図5は、パチンコ機1のメインルーチン
のフローチャートである。図5に示すフローチャートの
メインルーチンは、一定間隔の時間(例えば、2ms)
で、図2に示すリセット回路57が発生するリセット信
号に従って、主基板41のCPU44aがスタートから
順に処理を行い、スタートから終了までの処理を、2m
s以内で行うようになっている。従って、2ms間隔で
リセット信号が入力されるごとに、スタートから処理が
繰り返し行われる。なお、図5に示すフローチャートの
処理を行うプログラムはROM46の制御プログラム記
憶エリア46aに記憶されている。
【0026】図5に示すフローチャートでは、まず、最
初のリセット信号が入ると、スタックポインタの指定ア
ドレスをセットするためのスタックポインタセット処理
を行う(S1)。次いで、RAM45の記憶内容をチェ
ックするRAMチェックが行われる(S2)。このRA
Mチェック(S2)は、電源投入時の初期設定処理が行
われているか否かを判断するものである。このとき、R
AM45の初期設定記憶エリア45fにS3に示す電源
投入時初期設定処理で書き込まれる所定の数値が書き込
まれているか否かが判断される。初期設定記憶エリア4
5fに所定の数値が書き込まれていない場合は(S2:
NO)、電源投入後の初期処理が行われていない状態で
あるので、電源投入時初期設定処理が行われる(S
3)。この処理では、RAM45の各記憶エリアの記憶
値をリセットし、さらに、ループカウンタ記憶エリア4
5aに記憶されている各ループカウンタの値を各々初期
値(例えば、「0」)にセットし、初期設定記憶エリア
45fに所定の数値を記憶させる。
【0027】次のリセット信号で、また、スタートから
処理が行われる。まず、RAMチェック(S2)では、
初期設定記憶エリア45fに所定の数値が書き込まれて
いるので、RAM45は正常と判断され(S2:YE
S)、次の液晶画面コマンド出力処理(S4)に移行す
る。この液晶画面コマンド出力処理(S4)では、I/
Oインターフェース47を介して、左特別図柄表示装置
8に液晶画面の表示を制御する信号が送られる。次い
で、音コマンド出力処理(S5)に移行する。この音コ
マンド出力処理(S5)では、I/Oインターフェース
47を介して、音源装置48aにスピーカー48を駆動
するための信号が送られる。次いで、ランプコマンド出
力処理を行う(S6)。このランプコマンド出力処理
(S6)では、パチンコ機1に設けられている各種のラ
ンプの点滅の制御を行う信号を電飾基板42へ出力す
る。次いで、ポート出力処理を行う(S7)。このポー
ト出力処理(S7)では、図示外の遊技場管理用コンピ
ュータにパチンコ機1の当たり情報、始動情報、確率変
動情報、時間短縮情報等の各種の情報を出力ポート58
を介して出力する。
【0028】次いで、スイッチ読込処理が行われる(S
8)。このスイッチ読込処理(S8)では、左特別図柄
始動ゲート12、右特別図柄始動ゲート13、回転体1
6、右大入賞口17、左大入賞口18、電動役物19、
普通入賞口14、普通入賞口15、普通入賞口20等へ
の遊技球の入賞を検出するものである。
【0029】左特別図柄始動ゲート12を遊技球が通過
した場合は、4個まで、入賞数がRAM45の左特別図
柄始動入賞数記憶エリア45dに記憶され、所謂、保留
状態になる。また、右特別図柄始動ゲート13を遊技球
が通過した場合は、4個まで、入賞数がRAM45の右
特別図柄始動入賞数記憶エリア45eに記憶され、保留
状態になる。
【0030】また、左特別図柄始動ゲート12を遊技球
が通過した場合は、当該左特別図柄始動ゲート12に設
けられている左始動口スイッチ52が遊技球の通過を検
出し、ループカウンタ記憶エリア45aに記憶されてい
る当たり判定用ループカウンタLC1、特別図柄作成カ
ウンタLC2,LC3,LC4、リーチ判定カウンタL
C5、リーチパターン決定カウンタLC6の値をRAM
45の左特別図柄乱数記憶エリア45bに記憶する。ま
た、右特別図柄始動ゲート13を遊技球が通過した場合
は、当該右特別図柄始動ゲート13に設けられている右
始動口スイッチ53が遊技球の通過を検出し、ループカ
ウンタ記憶エリア45aに記憶されている当たり判定用
ループカウンタLC1、特別図柄作成カウンタLC2,
LC3,LC4、リーチ判定カウンタLC5、リーチパ
ターン決定カウンタLC6の値をRAM45の右特別図
柄乱数記憶エリア45cに記憶する。
【0031】ここで、図6及び図7を参照して、左特別
図柄乱数記憶エリア45b及び右特別図柄乱数記憶エリ
ア45cについて説明する。図6は、左特別図柄乱数記
憶エリア45bの模式図であり、図7は、右特別図柄乱
数記憶エリア45cの模式図である。左特別図柄乱数記
憶エリア45bには、左特別図柄始動ゲート12への遊
技球の通過時に、当たり判定用ループカウンタLC1、
特別図柄作成カウンタLC2,LC3,LC4、リーチ
判定カウンタLC5、リーチパターン決定カウンタLC
6の各々のカウント値を乱数として取得して記憶できる
記憶エリア1乃至記憶エリア4の4つの記憶エリアと、
当たりの判定処理を行うために記憶エリア1に記憶され
た前記各乱数をシフトして記憶する判定エリアが1つ設
けられており、併せて5つの記憶エリアが設けられてい
る。
【0032】同様に、右特別図柄乱数記憶エリア45c
にも、右特別図柄始動ゲート13への遊技球の通過時
に、当たり判定用ループカウンタLC1、特別図柄作成
カウンタLC2,LC3,LC4、リーチ判定カウンタ
LC5、リーチパターン決定カウンタLC6の各々のカ
ウント値を乱数として取得して記憶できる記憶エリア1
乃至記憶エリア4の4つの記憶エリアと、当たりの判定
処理を行うために記憶エリア1に記憶された前記各乱数
をシフトして記憶する判定エリアが1つ設けられてお
り、併せて5つの記憶エリアが設けられている。
【0033】なお、前記スイッチ読込処理(S8)で
は、左特別図柄始動ゲート12への遊技球の通過数を4
個まで、左特別図柄始動入賞数記憶エリア45dに記憶
でき、また、右特別図柄始動ゲート13への遊技球の通
過数を4個まで、右特別図柄始動入賞数記憶エリア45
eに記憶できる。ここで、左特別図柄始動ゲート12を
遊技球が通過すると、入賞球数が4未満であれば、当た
り判定用ループカウンタLC1、特別図柄作成カウンタ
LC2,LC3,LC4、リーチ判定カウンタLC5、
リーチパターン決定カウンタLC6の各乱数を左特別図
柄乱数記憶エリア45bの記憶エリア1乃至記憶エリア
4に順次記憶させ、それに対応した特別図柄始動保留部
のLEDが点灯する。従って、最大の保留数は4回であ
る。また、右特別図柄始動ゲート13を遊技球が通過す
ると、入賞球数が4未満であれば、当たり判定用ループ
カウンタLC1、特別図柄作成カウンタLC2,LC
3,LC4、リーチ判定カウンタLC5、リーチパター
ン決定カウンタLC6の各乱数を右特別図柄乱数記憶エ
リア45cの記憶エリア1乃至記憶エリア4に順次記憶
させ、それに対応した特別図柄始動保留部のLEDが点
灯する。従って、この場合も最大の保留数は4回であ
る。
【0034】スイッチ読込処理(S8)が終了すると、
次いで、ループカウンタ更新処理(S9)を行う。この
ループカウンタ更新処理(S9)では、ループカウンタ
記憶エリア45aに各々記憶されている当たり判定用ル
ープカウンタLC1、特別図柄作成カウンタLC2,L
C3,LC4、リーチ判定カウンタLC5、リーチパタ
ーン決定カウンタLC6の値を所定量だけ増加する(イ
ンクリメントする)。なお、各ループカウンタに設定さ
れている最大値を越える場合には、各ループカウンタの
値は0クリアされ、「0」に戻るようにプログラムされ
ている。従って、当たり判定用ループカウンタLC1の
カウント値は、「0」〜「358」の何れかとなる。
【0035】次に、パチンコ機1にエラーが発生してい
るか否かが判断され(S10)、パチンコ機1にエラー
が発生してる場合には(S10:YES)、条件装置処
理(S11)、特別図柄処理(S12)を飛ばして処理
を行い、左特別図柄表示装置8にエラー表示等をさせ
る。エラーが発生していないときには(S10:N
O)、条件装置処理(S11)に進む。
【0036】次いで、この条件装置処理(S11)で
は、右大入賞口17、左大入賞口18の開放、閉鎖、左
特別図柄表示装置8、右特別図柄表示装置9のLEDへ
の当たりデモ表示処理等が行われる。一巡目の処理で
は、後述する特別図柄処理(S12)での当たり判定処
理がまだ行われていないので、条件装置処理(S11)
では、何も行われず次の処理に進む。次いで、特別図柄
処理(S12)が行われる。この特別図柄処理(S1
2)では、後述する図柄変動許可判定処理、当たり判定
処理、遊技状態判定処理、図柄変動開始処理が行われ
る。
【0037】なお、特別図柄処理(S12)が終了する
と、次に、賞品球の払い出しを行う払出制御(S13)
が行われ、枠ランプ制御(S14)を経てメインルーチ
ンの処理が終了する。なお、このメインルーチンの処理
は各サブルーチンの処理を含めて、2ms以内に終了す
る。そして、リセット回路57からのリセット信号によ
り、CPU44aは、図5に示すメインルーチンの処理
を、スタートから繰り返し行う。従って、図5に示すメ
インルーチンの処理が、2ms単位で繰り返されている
ことになる。先の一巡目のメインルーチンの処理の特別
図柄処理(S12)で当たり状態と判定されれば、RA
M45の左当たりフラグ記憶エリア45g又は右当たり
フラグ記憶エリア45hに「1」が記憶され、当たりフ
ラグがONし、次の二巡目の条件装置処理(S11)で
は、右大入賞口17、左大入賞口18の開放、閉鎖の動
作が所定回数(例えば、16回等)行われる。
【0038】なお、上記のパチンコ機1は、遊技盤2の
下側に設けられた発射ハンドル7を操作することによっ
て、遊技球を遊技領域4に打ち込めるようになってお
り、その遊技球が右大入賞口17、左大入賞口18に入
賞した場合には、例えば、15個の賞品球を、その他の
入賞口に入賞した場合には、例えば、5個の賞品球を、
賞品球払出装置49により払い出すようになっている。
なお、右側装置4bは、第3種の遊技機であるため、右
特別図柄表示装置9に同じ数字が揃って当たり状態にな
ったときには、まず、電動役物19が略5秒間開放され
るので、電動役物19の中央部に設けられている停留部
に遊技球を1個停留する。すると、右Vスイッチ55
が、遊技球を検出して、権利が発生する。次いで、回転
体16の上部に遊技球を1個乗せると回転体16の回転
に伴って、遊技球が回転体16の入賞口に入賞して、回
転体入賞スイッチ61により検出される、右大入賞口開
放ソレノイド51が起動して、右大入賞口17が略20
秒間開放される。なお、右カウントスイッチ65が右大
入賞口17への遊技球の入賞を10個カウントした場合
には、右大入賞口17は閉鎖される。
【0039】ここで、遊技者が、遊技盤2の下側に設け
られた発射ハンドル7を操作することによって、遊技球
を遊技領域4の左側装置4aに打ち込み、遊技球が左特
別図柄始動ゲート12を通過すると、図5に示すメイン
ルーチンのスイッチ読込処理(S8)において、遊技球
の左特別図柄始動ゲート12の通過が検出される。具体
的には、左特別図柄始動ゲート12に設けられている左
始動口スイッチ52が遊技球の通過を検出したときに、
ループカウンタ記憶エリア45aに記憶されている当た
り判定用ループカウンタLC1、特別図柄作成カウンタ
LC2,LC3,LC4、リーチ判定カウンタLC5、
リーチパターン決定カウンタLC6の値を乱数として左
特別図柄乱数記憶エリア45bの記憶エリア1乃至記憶
エリア4の何れかに記憶する。
【0040】左始動口スイッチ52が1個目の遊技球の
通過を検出したときは、上記各カウンタの値を左特別図
柄乱数記憶エリア45bの記憶エリア1に記憶し、2個
目の遊技球の通過を検出したときは上記各カウンタの値
を左特別図柄乱数記憶エリア45bの記憶エリア2に記
憶し、3個目の遊技球を検出したときは左特別図柄乱数
記憶エリア45bの記憶エリア3に記憶し、4個目の遊
技球を検出したときは左特別図柄乱数記憶エリア45b
の記憶エリア4に記憶する。
【0041】また、遊技球を遊技領域4の右側装置4b
に打ち込み、遊技球が右特別図柄始動ゲート13を通過
すると、図5に示すメインルーチンのスイッチ読込処理
(S8)において、遊技球の右特別図柄始動ゲート13
の通過が検出される。具体的には、右特別図柄始動ゲー
ト13に設けられている右始動口スイッチ53が遊技球
の通過を検出したときに、ループカウンタ記憶エリア4
5aに記憶されている当たり判定用ループカウンタLC
1、特別図柄作成カウンタLC2,LC3,LC4、リ
ーチ判定カウンタLC5、リーチパターン決定カウンタ
LC6の値を乱数として右特別図柄乱数記憶エリア45
cの記憶エリア1乃至記憶エリア4の何れかに記憶す
る。
【0042】右始動口スイッチ53が1個目の遊技球の
通過を検出したときは、上記各カウンタの値を右特別図
柄乱数記憶エリア45cの記憶エリア1に記憶し、2個
目の遊技球の通過を検出したときは上記各カウンタの値
を右特別図柄乱数記憶エリア45cの記憶エリア2に記
憶し、3個目の遊技球を検出したときは右特別図柄乱数
記憶エリア45cの記憶エリア3に記憶し、4個目の遊
技球を検出したときは右特別図柄乱数記憶エリア45c
の記憶エリア4に記憶する。
【0043】以上の処理が終了すると、ループカウンタ
更新処理(S9)を経てS10に進む。通常時はパチン
コ機1にエラーが発生していないので(S10:N
O)、条件装置処理(S11)に進むが、まだ、当たり
の判定がなされていないので、条件装置処理(S11)
では何もされず、特別図柄処理(S12)を行う。
【0044】この特別図柄処理(S12)では、左側装
置4a、右側装置4bのそれぞれについて後述する各判
定処理が各々行われる。まず、左側装置4aを例にとっ
て説明する。はじめに、図8に示す図柄変動許可判定処
理を行う。この図柄変動許可判定処理は、左特別図柄表
示装置8の図柄の変動を許可するか否かを示す変動許可
フラグをONするために行うものである。まず、RAM
45の左変動開始フラグ記憶エリア45kに記憶されて
いる変動開始フラグがONか否かを判断する(S2
1)。変動開始フラグがONとなっている場合には(S
21:YES)、既に、変動許可フラグがONされて、
後述する当たり判定処理及び図柄変動開始処理が行われ
ているので、メインルーチンにリターンする。変動開始
フラグがONとなっていない場合には(S21:N
O)、RAM45の左変動前ディレーフラグ記憶エリア
45qに記憶されている変動前ディレーフラグがONか
否かを判断する(S22)。変動前ディレーフラグがO
Nとなっている場合には(S22:YES)、既に、左
特別図柄表示装置8に表示される第1停止図柄表示部、
第2停止図柄表示部、第3停止図柄表示部の図柄の変動
を遅らせる遅延状態になっているので、メインルーチン
にリターンする。
【0045】次いで、変動前ディレーフラグがOFFの
場合には(S22:NO)、左特別図柄表示装置8の第
1停止図柄表示部、第2停止図柄表示部、第3停止図柄
表示部の図柄が、現在、変動中か否かを判断する(S2
3)。図柄が既に変動中の場合には(S23:YE
S)、図柄の変動開始を遅らせることはできないので、
メインルーチンにリターンする。
【0046】図柄が変動中でない場合には(S23:N
O)、図柄作動保留があるか否かを判断する(S2
4)。即ち、所謂、保留球が有るか否かを判断する。こ
の図柄作動保留があるか否かは、左特別図柄始動入賞数
記憶エリア45dに左特別図柄始動ゲート12へ入賞し
た遊技球の数の記憶が有るか否かで判断される。即ち、
左特別図柄始動入賞数記憶エリア45dに1乃至4の何
れかの保留球数が記憶されていれば、図柄作動保留があ
ると判断される(S24:YES)。図柄作動保留が無
い場合には(S24:NO)、当たり判定の必要が無
く、左特別図柄表示装置8の第1停止図柄表示部、第2
停止図柄表示部、第3停止図柄表示部へ表示される図柄
も変動しないので、メインルーチンにリターンする。
【0047】図柄作動保留があると判断された場合には
(S24:YES)、RAM45の左特別図柄乱数記憶
エリア45bの記憶値をシフトする(S25)。即ち、
左特別図柄乱数記憶エリア45bの記憶エリア1に記憶
されている入賞球数「1」に対応する乱数の値を左特別
図柄乱数記憶エリア45bの判定エリアへシフトさせ左
特別図柄乱数記憶エリア45b中の残りの各記憶エリア
2〜4の値を各記憶エリア1〜3へ各々シフトする(S
25)。すなわち、左特別図柄乱数記憶エリア45bで
入賞球数「N」(N=2,3,4)に各々対応して記憶
している各乱数の値を、入賞球数「N−1」に対応する
乱数記憶エリアにシフトさせて記憶させる。なお、この
S25の処理では、左特別図柄始動入賞数記憶エリア4
5dの記憶数も「1」減算する。次いで、RAM45の
左変動許可フラグ記憶エリア45mに「1」を記憶して
変動許可フラグをONし(S26)、メインルーチンに
リターンする。
【0048】次いで、図9に示す当たり判定処理を行
う。この当たり判定処理では、まず、左変動前ディレー
フラグ記憶エリア45qに記憶されている変動前ディレ
ーフラグがONか否かを判断する(S31)。変動前デ
ィレーフラグがONの場合には、既に、図柄の変動開始
を遅らせるための遅延動作に入っているので(S31:
YES)、メインルーチンにリターンする。変動前ディ
レーフラグがOFFの場合には(S31:NO)、左特
別図柄表示装置8の第1停止図柄表示部、第2停止図柄
表示部、第3停止図柄表示部の図柄が、現在、変動中か
否かを左図柄変動中フラグ記憶エリア45oに記憶され
ている図柄変動中フラグがONか否かで判断する(S3
2)。図柄が既に変動中の場合(図柄変動中フラグがO
Nの場合)には(S32:YES)、図柄の変動開始を
遅らせることはできないので、メインルーチンにリター
ンする。図柄が変動中でない場合(図柄変動中フラグが
OFFの場合)には(S32:NO)、左変動許可フラ
グ記憶エリア45mに記憶されている変動許可フラグが
ONか否かを判断する(S33)。この判断は具体的に
は、左変動許可フラグ記憶エリア45mの記憶値が
「1」で有ればONと判断され(S33:YES)、S
34の遊技状態判定処理を行う。また、左変動許可フラ
グ記憶エリア45mの記憶値が「0」であればOFFと
判断され(S33:NO)、メインルーチンにリターン
する。
【0049】次いで、S34の処理では、図10に示す
遊技状態判定処理を行う。この遊技状態判定処理は、現
在判定処理を行っている左側装置4aから見て他の装置
である右側装置4bが当たり図柄となっているか(当た
りが決定しているか)又は右側装置4bが当たり動作中
であるか否かを判定して、内部フラグのONを行うもの
である。
【0050】この遊技状態判定処理では、まず、変動許
可フラグをクリアする(S41)。この処理は、具体的
には、左変動許可フラグ記憶エリア45mの記憶値を
「0」として、変動許可フラグをクリア(OFF)する
(S41)。次いで、他の図柄が当たりか、即ち、右側
装置4bの右特別図柄表示装置9に表示されている図柄
が当たりか否かを判断する(S42)。具体的には、右
当たりフラグ記憶エリア45hの当たりフラグがONか
否かで判断する。S42の処理で、右側装置4bの図柄
が当たりであると判断された場合には(S42:YE
S)、右側装置4bが既に当たりになっているので、左
側装置4aの図柄の変動を遅らせるために、左内部フラ
グ記憶エリア45sに記憶されている内部フラグをON
し(S44)、図9に示す前記当たり判定処理にリター
ンする。
【0051】また、S42の処理で、右側装置4bの図
柄が当たりであると判断されない場合には(S42:N
O)、現在判定処理を行っている左側装置4aから見て
他の装置である右側装置4bが当たり動作中か否かを判
断する(S43)。右側装置4bが当たり動作中の場合
(例えば、右大入賞口17の開閉が行われている場合)
には(S43:YES)、左側装置4aの図柄の変動を
遅らせるために、左内部フラグ記憶エリア45sに記憶
されている内部フラグをONし(S44)、図9に示す
前記当たり判定処理にリターンする。他の装置である右
側装置4bが当たり動作中でない場合には(S43:N
O)、図9に示す前記当たり判定処理にリターンする。
【0052】次いで、図9に示す前記当たり判定処理の
S35の判断を行う。このS35の処理では、前記図柄
変動許可判定処理のS25の処理で、左特別図柄乱数記
憶エリア45bの判定エリアに読み出した特別図柄乱数
(当たり判定値)が当たりと決められている数値か否か
判断する(S35)。本実施例では、「7」が当たりと
決められているので、前記左特別図柄乱数記憶エリア4
5bの判定エリアに読み出した特別図柄乱数が「7」の
場合には、当たり数値と判断され(S35:YES)、
左当たりフラグ記憶エリア45gに「1」を記憶して、
当たりフラグをONする(S36)。その後メインルー
チンにリターンする。
【0053】次いで、左内部フラグ記憶エリア45sに
記憶されている内部フラグがONか否か判断する(S3
7)、内部フラグがONの場合には(S37:YE
S)、右側装置4bも既に、当たりが図柄が決定してい
る(当たりが決定している)か又は当たり動作中である
ので、左側装置4aの左特別図柄表示装置8に直ちに当
たり図柄を表示して当たり動作をさせることはできない
ので、左変動前ディレーフラグ記憶エリア45qに
「1」を記憶して変動前ディレーフラグをONすると共
に前記内部フラグをクリア(OFF)して(S38)、
その後メインルーチンにリターンする。また、内部フラ
グがOFFの場合には(S37:NO)、右側装置4b
は、当たりが図柄が決定している訳でもなく、又、当た
り動作中でもないので、左側装置4aの左特別図柄表示
装置8に直ちに当たり図柄を表示しても問題ないので、
左変動開始フラグ記憶エリア45kに「1」を記憶して
変動開始フラグをONし(S39)、その後、メインル
ーチンにリターンする。
【0054】次に、図11に示す図柄変動開始処理を行
う。この図柄変動開始処理では、まず、左変動前ディレ
ーフラグ記憶エリア45qに記憶されている変動前ディ
レーフラグがONか否かを判断する(S51)。変動前
ディレーフラグがONの場合には、左側装置4aの左特
別図柄表示装置8は図柄の変動開始を遅らせるための遅
延動作中なので(S51:YES)、メインルーチンに
リターンする。
【0055】次いで、左変動前ディレーフラグ記憶エリ
ア45qに記憶されている変動前ディレーフラグがOF
Fの場合には(S51:NO)、変動開始フラグがON
になっているか否かを判断する(S52)。この判断は
具体的には、左変動開始フラグ記憶エリア45kに
「1」が記憶されているか否かで判断する。もし、左変
動開始フラグ記憶エリア45k「1」が記憶されていな
ければ、変動開始フラグはOFFなので(S52:N
O)、メインルーチンにリターンする。変動開始フラグ
がONになっている場合には(S52:YES)、図柄
の変動開始が既に決定されているので、左図柄変動中フ
ラグ記憶エリア45oに「1」を記憶して、図柄変動中
フラグをONする(S53)。そして、図柄変動開始コ
マンドをCPU44aからI/Oインターフェース47
を経由して左特別図柄表示装置8の制御回路(図示外)
に送信する(S54)。この図柄変動開始コマンドによ
り左特別図柄表示装置8の第1停止図柄表示部、第2停
止図柄表示部、第3停止図柄表示部に表示されている図
柄は変動を開始し、RAM45の左変動開始フラグ記憶
エリア45kの記憶値を「0」にして、変動開始フラグ
をクリアする(S55)。そして、メインルーチンにリ
ターンする。
【0056】なお、上記の図柄変動中フラグは、図柄の
変動の停止時にクリアされ、また、左変動前ディレーフ
ラグ記憶エリア45qの変動前ディレーフラグは、右側
装置4bの当たり動作の終了時にクリアされる。
【0057】次に、右側装置4bを例にとって説明す
る。右側装置4bの判定処理を行う場合にも、まず、図
8に示す図柄変動許可判定処理を行う。この図柄変動許
可判定処理は、右特別図柄表示装置9の図柄の変動を許
可するか否かを示す変動許可フラグをONするために行
うものである。まず、RAM45の右変動開始フラグ記
憶エリア45lに記憶されている変動開始フラグがON
か否かを判断する(S21)。変動開始フラグがONと
なっている場合には(S21:YES)、既に、変動許
可フラグがONされて、後述する当たり判定処理及び図
柄変動開始処理が行われているので、メインルーチンに
リターンする。変動開始フラグがONとなっていない場
合には(S21:NO)、RAM45の右変動前ディレ
ーフラグ記憶エリア45rに記憶されている変動前ディ
レーフラグがONか否かを判断する(S22)。変動前
ディレーフラグがONとなっている場合には(S22:
YES)、既に、右特別図柄表示装置9に表示される第
1停止図柄表示部、第2停止図柄表示部、第3停止図柄
表示部の図柄の変動を遅らせる遅延状態になっているの
で、メインルーチンにリターンする。
【0058】次いで、変動前ディレーフラグがOFFの
場合には(S22:NO)、右特別図柄表示装置9の第
1停止図柄表示部、第2停止図柄表示部、第3停止図柄
表示部の図柄が、現在、変動中か否かを判断する(S2
3)。図柄が既に変動中の場合には(S23:YE
S)、図柄の変動開始を遅らせることはできないので、
メインルーチンにリターンする。
【0059】図柄が変動中でない場合には(S23:N
O)、図柄作動保留があるか否かを判断する(S2
4)。即ち、所謂、保留球が有るか否かを判断する。こ
の図柄作動保留があるか否かは、右特別図柄始動入賞数
記憶エリア45eに右特別図柄始動ゲート13へ入賞し
た遊技球の数の記憶が有るか否かで判断される。即ち、
右特別図柄始動入賞数記憶エリア45eに1乃至4の何
れかの保留球数が記憶されていれば、図柄作動保留があ
ると判断される(S24:YES)。図柄作動保留が無
い場合には(S24:NO)、当たり判定の必要が無
く、右特別図柄表示装置9の第1停止図柄表示部、第2
停止図柄表示部、第3停止図柄表示部へ表示される図柄
も変動しないので、メインルーチンにリターンする。
【0060】図柄作動保留があると判断された場合には
(S24:YES)、右特別図柄乱数記憶エリア45c
の記憶値をシフトする。即ち、右特別図柄乱数記憶エリ
ア45cの記憶エリア1に記憶されている入賞球数
「1」に対応する乱数の値を右特別図柄乱数記憶エリア
45cの判定エリアへシフトさせ右特別図柄乱数記憶エ
リア45c中の残りの各記憶エリア2〜4の値を各記憶
エリア1〜3へ各々シフトする(S25)。すなわち、
右特別図柄乱数記憶エリア45cで入賞球数「N」(N
=2,3,4)に各々対応して記憶している各乱数の値
を、入賞球数「N−1」に対応する乱数記憶エリアにシ
フトさせて記憶させる。なお、このS25の処理では、
右特別図柄始動入賞数記憶エリア45eの記憶数も
「1」減算する。次いで、RAM45の右変動許可フラ
グ記憶エリア45nに「1」を記憶して変動許可フラグ
をONし(S26)、メインルーチンにリターンする。
【0061】次いで、図9に示す当たり判定処理を行
う。この当たり判定処理では、まず、右変動前ディレー
フラグ記憶エリア45rに記憶されている変動前ディレ
ーフラグがONか否かを判断する(S31)。変動前デ
ィレーフラグがONの場合には、既に、図柄の変動開始
を遅らせるための遅延動作に入っているので(S31:
YES)、メインルーチンにリターンする。変動前ディ
レーフラグがOFFの場合には(S31:NO)、右特
別図柄表示装置9の第1停止図柄表示部、第2停止図柄
表示部、第3停止図柄表示部の図柄が、現在、変動中か
否かを判断する(S32)。図柄が既に変動中の場合に
は(S32:YES)、図柄の変動開始を遅らせること
はできないので、メインルーチンにリターンする。図柄
が変動中でない場合には(S32:NO)、右変動許可
フラグ記憶エリア45nに記憶されている変動許可フラ
グがONか否かを判断する(S33)。この判断は具体
的には、右変動許可フラグ記憶エリア45nの記憶値が
「1」で有ればONと判断され(S33:YES)、S
34の遊技状態判定処理を行う。また、右変動許可フラ
グ記憶エリア45nの記憶値が「0」であればOFFと
判断され(S33:NO)、メインルーチンにリターン
する。
【0062】次いで、S34の処理では、図10に示す
遊技状態判定処理を行う。この遊技状態判定処理は、現
在判定処理を行っている右側装置4bから見て他の装置
である左側装置4aが当たり図柄となっているか(当た
りが決まっているか)又は左側装置4aが当たり動作中
であるか否かを判定して、内部フラグのONを行うもの
である。
【0063】この遊技状態判定処理では、まず、変動許
可フラグをクリアする(S41)。この処理は、具体的
には、右変動許可フラグ記憶エリア45nの記憶値を
「0」として、フラグをクリア(OFF)する(S4
1)。次いで、他の図柄が当たりか、即ち、左側装置4
aの左特別図柄表示装置8に表示されている図柄が当た
りか否かを判断する(S42)。具体的には、左当たり
フラグ記憶エリア45gの当たりフラグがONか否かで
判断する。S42の処理で、左側装置4aの図柄が当た
りであると判断された場合には(S42:YES)、左
側装置4aが既に当たりになっているので、右側装置4
bの図柄の変動を遅らせるために、右内部フラグ記憶エ
リア45tに記憶されている内部フラグをONし(S4
4)、図9に示す前記当たり判定処理にリターンする。
【0064】また、S42の処理で、左側装置4aの図
柄が当たりであると判断されない場合には(S42:N
O)、現在判定処理を行っている右側装置4bから見て
他の装置である左側装置4aが当たり動作中か否かを判
断する(S43)。左側装置4aが当たり動作中の場合
(例えば、左大入賞口18の開閉が行われている場合)
には(S43:YES)、右側装置4bの図柄の変動を
遅らせるために、右内部フラグ記憶エリア45tに記憶
されている内部フラグをONし(S44)、図9に示す
前記当たり判定処理にリターンする。他の装置である左
側装置4aが当たり動作中でない場合には(S43:N
O)、図9に示す前記当たり判定処理にリターンする。
【0065】次いで、図9に示す前記当たり判定処理に
リターンし、S35の判断を行う。このS35の処理で
は、前記図柄変動許可判定処理のS25の処理で、右特
別図柄乱数記憶エリア45cの判定エリアに読み出した
特別図柄乱数(当たり判定値)が当たりと決められてい
る数値か否か判断する(S35)。本実施例では、
「7」が当たりと決められているので、前記右特別図柄
乱数記憶エリア45cの判定エリアに読み出した特別図
柄乱数が「7」の場合には、当たり数値と判断され(S
35:YES)、右当たりフラグ記憶エリア45hに
「1」を記憶して、当たりフラグをONする(S3
6)。
【0066】次いで、右内部フラグ記憶エリア45tに
記憶されている内部フラグがONか否か判断する(S3
7)、内部フラグがONの場合には(S37:YE
S)、左側装置4aも既に、当たりが図柄が決定してい
る(当たりが決定している)か又は当たり動作中である
ので、右側装置4bの右特別図柄表示装置9に直ちに当
たり図柄を表示して当たり動作をさせることはできない
ので、右変動前ディレーフラグ記憶エリア45rに
「1」を記憶して変動前ディレーフラグをONすると共
に前記内部フラグをクリア(OFF)して(S38)、
その後メインルーチンにリターンする。また、内部フラ
グがOFFの場合には(S37:NO)、左側装置4a
は、当たりが図柄が決定している訳でもなく、又、当た
り動作中でもないので、右側装置4bの右特別図柄表示
装置9に直ちに当たり図柄を表示しても問題ないので、
左変動開始フラグ記憶エリア45kに「1」を記憶して
変動開始フラグをONし(S39)、その後、メインル
ーチンにリターンする。
【0067】次に、図11に示す図柄変動開始処理を行
う。この図柄変動開始処理では、まず、右変動前ディレ
ーフラグ記憶エリア45rに記憶されている変動前ディ
レーフラグがONか否かを判断する(S51)。変動前
ディレーフラグがONの場合には、右側装置4bの右特
別図柄表示装置9は図柄の変動開始を遅らせるための遅
延動作中なので(S51:YES)、メインルーチンに
リターンする。
【0068】次いで、右変動前ディレーフラグ記憶エリ
ア45rに記憶されている変動前ディレーフラグがOF
Fの場合には(S51:NO)、変動開始フラグがON
になっているか否かを判断する(S52)。この判断は
具体的には、右変動開始フラグ記憶エリア45lに
「1」が記憶されているか否かで判断する。もし、右変
動開始フラグ記憶エリア45l「1」が記憶されていな
ければ、変動開始フラグはOFFなので(S52:N
O)、メインルーチンにリターンする。変動開始フラグ
がONになっている場合には(S52:YES)、図柄
の変動開始が既に決定されているので、右図柄変動中フ
ラグ記憶エリア45pに「1」を記憶して、図柄変動中
フラグをONする(S53)。そして、図柄変動開始コ
マンドをCPU44aからI/Oインターフェース47
を経由して右特別図柄表示装置9の制御回路(図示外)
に送信する(S54)。この図柄変動開始コマンドによ
り右特別図柄表示装置9の第1停止図柄表示部、第2停
止図柄表示部、第3停止図柄表示部に表示されている図
柄は変動を開始し、右変動開始フラグ記憶エリア45l
の記憶値を「0」にして、変動開始フラグをクリアする
(S55)。そして、メインルーチンにリターンする。
【0069】なお、上記の図柄変動中フラグは、図柄の
変動の停止時にクリアされ、また、右変動前ディレーフ
ラグ記憶エリア45rの変動前ディレーフラグは、左側
装置4aの当たり動作の終了時にクリアされる。
【0070】以上説明したように、本実施例では、右側
装置4b又は左側装置4aの何れか一方の装置の当たり
判定処理を行うときに、遊技領域4に設けられている他
の装置(左側装置4aの判定を行っているときは右側装
置4b、右側装置4bの判定を行っているときは左側装
置4a)が当たりの図柄を表示しているか(当たりにな
ったか)又は、当たり動作をしているかを判断して、も
し他の装置が当該状態になっているならば、現在当たり
判定を行っている装置側の当たり判定処理や図柄の変動
開始を遅らせるようにしているので、複合機において、
当たりが同時に発生することを防止することができる。
【0071】また、本実施例では、本実施例では、右側
装置4b又は左側装置4aの何れか一方の装置の当たり
判定処理を行うときに、遊技領域4に設けられている他
の装置が当たりの図柄を表示しているか(当たりになっ
たか)又は、当たり動作をしているかを判断して、もし
他の装置が当該状態になっているならば、内部フラグを
ONして、当たり判定処理に戻り、当たり判定を行い、
一方の装置(他の装置でない装置)も当たりの場合の
み、変動前ディレーフラグをONするようにしているの
で、一方の装置も当たりの場合には、他の装置の当たり
動作が終了した直後に一方の装置の図柄の変動を開始し
て、当たり図柄を直ちに表示できる。従って、遊技者
は、他の装置の当たり動作が終了した直後に、一方の装
置も続けて当たったように感じるので、複合機の遊技性
を高めることができる。
【0072】また、本実施例のパチンコ機1では、遊技
領域4に設けられている他の装置が当たり図柄を表示し
ているか(当たりとなったか)又は当たり動作中は、内
部フラグをONするだけであり、一方の装置(他の装置
でない装置)が当たりと判断されるまでは、一方の装置
の特別図柄表示装置の図柄の変動を続け、一方の装置も
当たりと判断された場合に、内部フラグがONの場合に
は、変動前ディレーフラグをONして、一方の装置の特
別図柄表示装置の図柄の変動開始を他の装置の当たり動
作が終了するまで遅らせるので、他の装置の当たり動作
中に一方の装置の特別図柄表示装置の図柄が変動開始が
遅れた場合には、その一方の装置も当たりとなったこと
を遊技者に知らせることができる。従って、当たりの連
続を予告することができ、複合機の遊技性を高めること
ができる。
【0073】上記の実施例は、遊技機の一例としてパチ
ンコ機を用いて説明したが、本発明は、パチンコ機に限
らず、パチコン機、パチスロ機等に転用可能であること
はいうまでもない。また、上記の実施例では、第1種の
遊技機と第3種の遊技機を組み合わせているが、第1種
の遊技機と第2種の遊技機を組み合わせても良い。ま
た、第2種と第3種とを組み合わせても良い。さらに、
同一の種類の遊技機を組み合わせても良い。また、遊技
機の組み合わせは、2つに限られず、3つ、4つ等の複
数の遊技機を組み合わせることもできる。また、上記の
実施例では、左側装置4aと右側装置4bとで、当たり
判定用ループカウンタLC1、特別図柄作成カウンタL
C2,LC3,LC4、リーチ判定カウンタLC5、リ
ーチパターン決定カウンタLC6を共用していたが、右
側装置4bと左側装置4aとで個別に各ループカウンタ
を設けても良い。また、当たりの確率は、右側装置4b
と左側装置4aとで異なるようにしても良い。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係る発明
の遊技機では、複数の遊技機の遊技内容を一つの遊技機
に複合した遊技機において、少なくとも一つの図柄表示
装置に確定表示される図柄が当たり図柄であると判定さ
れているか、又は、少なくとも一つの変動入賞口が遊技
者に有利な特定遊技状態に変換されている場合に、その
他の図柄表示装置に表示される図柄が当たり図柄である
と当たり判定手段にて判定された場合、遅延制御手段
は、その図柄表示装置の図柄変動開始を前記特定遊技状
態に変換されている変動入賞口の特定遊技状態が終了す
るまで遅延することができる。従って、複数の遊技内容
を複合した遊技機において、当たりが同時に発生するこ
とを防止することができ、かつ、複数の遊技内容を複合
した遊技機の一方の遊技内容の特定遊技状態が終了した
場合に、続いて直ちに、他方の遊技内容も特定遊技状態
になることができる。従って、同時に当たりが発生し
て、何れかを選択して当たり遊技をする必要が無くな
り、かつ、当たりが連続して発生する場合もあり、複合
型の遊技機本来の遊技性を損なうことがない。また、一
つの変動入賞口が遊技者に有利な特定遊技状態に変換さ
れている場合に、その他の図柄表示装置の図柄の変動開
始が遅延した場合には、当たりが連続することになるの
で、遊技者に当たりの連続を予告することができ、複合
機の遊技性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるパチンコ機の正面図であ
る。
【図2】実施例のパチンコ機の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】実施例のパチンコ機のRAMの記憶エリアを示
す模式図である。
【図4】実施例のパチンコ機のROMの記憶エリアを示
す模式図である。
【図5】実施例のパチンコ機のメインルーチンのフロー
チャートである。
【図6】実施例のパチンコ機の左特別図柄乱数記憶エリ
ア45bの模式図である。
【図7】実施例のパチンコ機の右特別図柄乱数記憶エリ
ア45cの模式図である。
【図8】実施例のパチンコ機の図柄変動許可判定処理の
フローチャートである。
【図9】実施例のパチンコ機の当たり判定処理のフロー
チャートである。
【図10】実施例のパチンコ機の遊技状態判定処理のフ
ローチャートである。
【図11】実施例のパチンコ機の図柄変動開始処理のフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 パチンコ機 2 遊技盤 4 遊技領域 4a 左側装置 4b 右側装置 8 左特別図柄表示装置 9 右特別図柄表示装置 12 左特別図柄始動ゲート 13 右特別図柄始動ゲート 16 回転体 17 右大入賞口 18 左大入賞口 19 電動役物 40 制御部 44a CPU 45 RAM 45q 左変動前ディレーフラグ記憶エリア 45r 右変動前ディレーフラグ記憶エリア 45s 左内部フラグ記憶エリア 45t 右内部フラグ記憶エリア 46 ROM

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図柄を変動表示可能な複数の図柄表示装
    置と、当該複数の図柄表示装置の各々に対応して設けら
    れ、前記複数の図柄表示装置に確定表示された図柄が所
    定図柄の場合には、遊技者に有利な特定遊技状態に変換
    可能な個別の変動入賞口を有する遊技機において、 所定の条件の充足により特定遊技状態を生起するか否か
    を決定する当たり判定手段と、 前記当たり判定手段にて、特定遊技状態を生起するか否
    かを決定した後に、図柄の変動を開始し、所定時間経過
    後、図柄を前記図柄表示装置に確定表示する図柄表示制
    御手段と、 前記当たり判定手段が特定遊技状態を生起すると決定し
    たときに、前記図柄表示装置に表示する当たり図柄を決
    定する当たり図柄決定手段と、 少なくとも一つの図柄表示装置に確定表示される図柄が
    当たり図柄であると決定されているか、又は、少なくと
    も一つの変動入賞口が遊技者に有利な特定遊技状態に変
    換されている場合に、その他の図柄表示装置に表示され
    る図柄が当たり図柄であると当たり判定手段にて判定さ
    れた場合、その図柄表示装置の図柄変動開始を前記特定
    遊技状態に変換されている変動入賞口の特定遊技状態が
    終了するまで遅延する遅延制御手段とを備えたことを特
    徴とする遊技機。
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