JP2001060553A - シリコン薄膜の製造方法 - Google Patents

シリコン薄膜の製造方法

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silicon thin
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カカード ラメシュ
Kazuo Yudasaka
一夫 湯田坂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DCスパッタリングを適用可能で、製造効率
の高いシリコン薄膜の製造方法を提供する。 【解決手段】 スパッタリングによってシリコン薄膜を
製造する方法であって、製造されるべきシリコン薄膜よ
り結晶性が良いシリコンをターゲット物質とする。特
に、単結晶シリコンまたは大粒子ポリシリコンをターゲ
ット物質とする。更に、ターゲット物質の抵抗率を10
0[Ohm−cm]未満、特に、60[Ohm−cm]
未満とすることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、シリコン薄膜の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】 多結晶シリコン薄膜の製造方法は各種
考えられる。薄漠はCVD法により多結晶シリコンとし
て堆積されてもよく、最初にアモルファスシリコンとし
て堆積したものをアニーリングにより多結晶シリコンに
変化させてもよい。通常多結晶シリコン膜や微結晶シリ
コン膜、アモルファスシリコン膜の堆積にはCVD法
(LPCVD,PECVD等)が使われている。それ以
外にシリコンターゲットからスパッタリングによりシリ
コン膜を堆積することもできる。スパッタリング法には
RFスパッタリングおよびDCスパッタリングの2法が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 ターゲットの抵抗率
が約100[Ohm−cm]より大である場合は電荷の
問題が起こりDCスパッタリングの使用が不可能とな
る。
【0004】したがってDCスパッタリングを使うかR
Fスパッタリングを使うかを決定するには、ターゲット
物質の抵抗率を考慮しなければならない。製造されるシ
リコン膜が必要とする抵抗率は、その膜が活用される素
子によって決められる。したがってターゲット抵抗率お
よび製造される膜の抵抗率の関係を最初に検討しなけれ
ばならない。従来、高抵抗のポリシリコン薄膜を製造す
るには、常にRFスパッタリングが用いられてきた。
【0005】しかしながら、RFスパッタリングはDC
スパッタリングに比べてスパッタリングレートが低く、
成膜に時間がかかる。また、RFスパッタリング装置
は、一般に装置が複雑である。
【0006】そこで本発明は、製造効率の高いシリコン
薄膜の製造方法を提供することを目的とし、特に、DC
スパッタリングを適用可能なシリコン薄膜の製造方法を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、スパッタリングによってシリコン薄
膜を製造する方法であって、製造されるべきシリコン薄
膜より結晶性が良いシリコンをターゲット物質とするこ
とを特徴とするものである。
【0008】ここで、単結晶シリコンまたは大粒子ポリ
シリコンをターゲット物質とすることが望ましい。
【0009】また、スパッタリングによってシリコン薄
膜を製造する方法であって、製造されるべきシリコン薄
膜の抵抗率は、スパッタリングのターゲット物質である
シリコンの抵抗率より高いことが望ましい。
【0010】更に、前記ターゲット物質の抵抗率が10
0[Ohm−cm]未満であることが望ましい。
【0011】また、本発明は、単結晶シリコンターゲッ
トまたは大粒子ポリシリコンターゲットをスパッタリン
グすることによって抵抗率が真性シリコンの抵抗率に近
い(10ないし10[Ohm−cm])シリコン薄
膜を製造する方法において、ターゲット物質の抵抗率が
100[Ohm−cm]未満であるようにしたものであ
る。
【0012】また、前記ターゲット物質の抵抗率の範囲
が0.05ないし60[Ohm−cm]であるようにし
たものである。
【0013】更に、単結晶シリコンターゲットまたは大
粒子ボリシリコンターゲットをスパッタリングすること
によって抵抗率が真性シリコンの抵抗率より小であるシ
リコン薄膜を製造する方法において、ターゲット物質の
抵抗率が10[Ohm−cm]未満であるようにしたも
のである。
【0014】そして、前記ターゲット物質の抵抗率の範
囲が0.001ないし5[Ohm−cm]であるように
したものである。
【0015】また、前記シリコンターゲット物質がN型
ドーパントまたはP型ドーパントあるいは両方のドーパ
ントでドーピングされるようにしたものである。
【0016】更に、DCスパッタリング装置またはDC
マグネトロンスパッタリング装置によって前記スパッタ
リングを行なうようにしたものである。そして、スパッ
タリング工程時の操作圧力が0.5ないし5[mtor
r]にしたものである。
【0017】また、前記スパッタリングがRFスパッタ
リング装置またはRFマグネトロンスパッタリング装置
で行なわれるようにしたものである。更に、スパッタリ
ング工程時の操作圧力が2ないし20[mtorr]に
したものである。
【0018】そして、スッパタリングガスがAr,H
e,Ne,Kr,Xeのいずれかまたはそれらの複数の
組み合わせであるようにしたものである。
【0019】更に、スパッタリング中の基板温度純囲が
室温ないし430℃であるようにしたものである。
【0020】そして、スパッタ堆積膜が微結晶シリコン
または多結晶シリコンであるようにしたものである。
【0021】また、前記スパッタ堆積膜が初期にはアモ
ルフアスシリコン、微結晶シリコン、多結晶シリコンの
いずれかであり、それがアニーリングにより結晶体に変
化するかその結晶性を向上するようにしたものである。
更に、前記アニーリングがファーネスアニーリングか、
ランプアニーリング、レーザーアニーリングのいずれ
か、またはそれら複数の組み合わせであるようにしたも
のである。
【0022】そして、上記シリコン薄膜の製造方法をM
OS型電界効果トランジスタまたは薄膜トランジスタの
製造方法に活用するようにしたものである。
【0023】また、上記シリコン薄膜の製造方法を太陽
電池の製造方法に活用するようにしたものである。更
に、上記シリコン薄膜の製造方法によりに製造されるT
FTを液晶表示装置の製造方法に活用するようにしたも
のである。
【0024】
【発明の実施の形態】多結晶シリコン膜は多くの結晶粒
からなる。結晶粒界にはキャリア捕獲準位があり、キャ
リアの捕獲がおきるために、結晶粒界の特性が多結晶シ
リコン膜全体のキャリア伝導特性を決めることになる。
したがってまず多結晶膜における粒界のキャリアー運搬
現象に対する影響を調べることにする。
【0025】粒界におけるキャリアー捕獲と多結晶シリ
コン膜の粒界におけるキャリアーに許容されるエネルギ
ーレベルは、a‐Si物質に見られるギャップ状態の検
知と同様な方法で検知できる。このようなギャップ状態
ではキャリアーの捕獲は簡単である。粒界で捕獲される
電荷は粒界を取り囲む反対電荷の空乏層により補充され
る。ポアソンの公式に基づき、空乏層の電荷がエネルギ
ー帯に曲率を生じ、それが電位バリアー(図1a)とな
って、残存する自由キャリアーの大部分の結晶粒間の移
動を妨げる。ポアソンの公式によりバリアー高さV
次のように求められる。
【0026】 d/dX=qN/e......(l) 但しNはドーパント濃度(cm−3)、qは1電子の電
荷量、eはSiの誘電率をそれぞれ表す。
【0027】数式(1)から、 V=qN(X/2e.....(2)となる。
但しXは空乏層の幅を表す。
【0028】数式(2)はバリアー高さVがドーパン
ト濃度に比例して増大することを示している。ドーパン
ト濃度が低い場合は単位面積あたりの総キャリアー数が
捕獲キャリアー数より小となり、ドーパント原子が寄与
するほとんどすべての自由キャリアーは捕獲されること
になり、導電を促す自由キャリアーがほとんど皆無にな
る。したがってドーパント濃度が低い場合は結晶粒を囲
む空乏層領域が結晶粒全体に拡がり、結晶粒内には中性
領域が存在しないことになる。すなわちXが両側にL
/2の長さで拡張されることになる。ここでLは結晶粒
の幅を表す。
【0029】ドーパント濃度が増加するにつれさらに多
くのキャリアーが粒界域で捕獲される。粒径がLの結晶
粒における単位面積あたりのキャリアー数(N×L)が
捕獲されるキャリアー数Nより小であるかぎり、ほと
んどすべてのキャリアーが捕獲されることになり、中性
領域が形成されることはない。したがって空乏層領域の
長さは変わらず、数式(2)が示すようにドーパント濃
度の増加はバリアー高さを増加させることになる(図1
b)。
【0030】さらにドーパント濃度が増加すると捕獲キ
ャリアー数が限界となる臨界点に達する。この臨界ドー
パント濃度は、N*=N/Lによって求められる。さら
にドーパント濃度が増加すると導電に寄与する捕獲され
ないキャリアー数が増加し、次第に中性領域が形成され
空乏層領域の幅が縮小しはじめる(図1c)。電荷中性
に基づき、空乏層領域の幅は次の数式で求められる。
【0031】 N=N/2X..........(3) すなわち、 X=N/2N..........(4) 数式(5)を数式(2)に代入するとバリアーの高さ
が、 V=q(N/8Ne.....(5) となる。
【0032】数式(5)は、ドーパント濃度が増加して
臨界値を超えるとバリアー高さが減少しはじめることを
示している。これは図1dに表される。
【0033】図2は多結晶シリコン膜の抵抗率を単結晶
シリコン膜の抵抗率と比較し、ドーピング濃度の関数と
して表している。ドーピング濃度が低い場合は粒界の存
在により多結晶シリコンの抵抗率がはるかに大きくなっ
ている。しかし、ドーピング濃度が高くなると、多結晶
シリコン膜の抵抗率が単結晶シリコン膜の抵抗率に急速
に近づく。それは粒界の捕獲キャリア数が限界(臨界ド
ーパント濃度)に達すると、さらなるドーパント濃度の
増加バリアー高さを低下させると同時に自由キャリアー
数を増加させるからである。
【0034】またこの事実は、図2にある多結晶シリコ
ン膜曲線が、大きな結晶粒が存在し粒界域が少ない状態
あるいは粒界のキャリアー運搬に対する影響が削減され
る状態では左に(単結晶シリコン曲線の方ヘ)移動する
ことを意味している。逆に、結晶粒が小さければ小さい
ほど多結晶シリコン曲線は右に移動することになる。
【0035】また図2から、臨界ドーパント濃度に達す
るまではポリシリコンの抵抗率が変化せず、真性シリコ
ンの抵抗率に近い値にとどまることが解かる。
【0036】典型的な粒界域の密度は1012cm−2
のオーダーであるので、粒径100nmの典型的なポリ
シリコン結晶粒の捕獲濃度は約1017cm−3とな
る。したがって本件の場合はドーパント濃度が1017
cm−3まで上昇しても、ポリシリコンの抵抗率は10
ないし10[Ohm−cm]のオーダーである真性
シリコンの抵抗率に近い値に留まることになる。同様に
ドーピングされた単結晶シリコンの抵抗率は10
−1[Ohm‐cm]のオーダーである。
【0037】上記の事実は、スパッタリング法により真
性シリコンの抵抗率(10ないし10[Ohm‐c
m]近辺)に近い抵抗率のポリシリコン薄膜の製造に
は、抵抗率が10−1まで小である単結晶シリコン(ま
たは極度に大粒子のポリシリコン)からなるスパッタタ
ーゲットの使用が可能であることを裏付けている。つま
り、高抵抗率多結晶シリコン薄膜または微結晶シリコン
薄膜の製造に、高抵抗のターゲットは必要でないという
ことである。低抵抗シリコンターゲットの使用が可能で
あることはDCスパッタリング法の使用を可能にする。
さらに、より抵抗率の小さなポリシリコン膜の製造には
(例えばMOSFETのしきい値制御やMOSゲート電
極形成等)、ターゲット物質の抵抗率をさらに低下させ
ることができ(シリコンターゲット物質のドーパント濃
度を増加させることにより)、DCスパッタリング法の
使用が再び可能になる。すなわち、高抵抗率あるいは低
抵抗率の多結晶シリコン膜の製造には単結晶ターゲット
や大粒子ポリシリコンターゲットの使用およびDCスパ
ッタリング法の適用が可能になる。
【0038】DCスパッタリング法はRFスパッタリン
グ法に比べ装置が簡単なので高抵抗率(例えば10
[Ohm−cm]以上)の微結晶シリコン膜または多
結晶シリコン膜の製造には明らかに有利である。しか
し、必要な場合は、抵抗率の小さな単結晶ターゲットま
たは大粒子ポリシリコンターゲットを使ってRFスパッ
タリング法で高抵抗率や低抵抗率の微結晶シリコン膜ま
たは多結晶シリコン膜を製造することができる。
【0039】上記の理論ではターゲット物質と出来上が
る膜が両方とも同じドーパント濃度であると仮定してい
る。しかし、ターゲット物質と出来上がる膜のドーパン
ト濃度の違い(もし存在する場合)は必ず考慮にいれな
ければならない。例えば、生成されるシリコン膜のドー
パント濃度がシリコンターゲット物質のドーパント濃度
より低くなる場合には、ターゲット物質のドーパント濃
度を予め多めにしておく必要がある。
【0040】
【発明の効果】スパッタリングによって堆積される膜は
スパッタリング法のパラメータによってアモルファスシ
リコンか結晶性シリコン(微結晶シリコンあるいは多結
晶シリコン)となる。アモルファスシリコンにはそれを
微結晶シリコンまたは多結晶シリコンに変えるためアニ
ーリング(例えばファーネスアニーリングやランプアニ
ーリング、レーザーアニーリング)をおこなわねばなら
ない。堆積された膜が微結晶シリコンか多結晶シリコン
である場合は、その結晶性を向上させるためアニーリン
グを行なってもよいし、アニーリングをおこなわずに堆
積されたままの状態で使用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 多結晶シリコンに対するドーピング濃度の関
数で表した粒界バリアー高さのグラフであり、(a)
は、対低ドーピング濃度、(b)は、対高ドーピング濃
度、(c)は、対捕獲密度以上のドーピング濃度、
(d)は、ドーピング濃度に対するバリアー高さのグラ
フである。
【図2】 多結晶シリコンおよび単結晶シリコンの抵抗
率の比較をドーピング濃度の関数として表したグラフで
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C23C 14/38 C23C 14/38 Fターム(参考) 4K029 BA35 BB08 BD01 CA05 DC02 DC34 DC39 GA01 5F103 AA08 BB22 DD16 GG02 GG03 JJ01 JJ03 NN04 PP03

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スパッタリングによってシリコン薄膜
    を製造する方法であって、製造されるべきシリコン薄膜
    より結晶性が良いシリコンをターゲット物質とすること
    を特徴とするシリコン薄膜の製造方法。
  2. 【請求項2】 スパッタリングによってポリシリコン
    薄膜を製造する方法であって、単結晶シリコンまたは大
    粒子ポリシリコンをターゲット物質とすることを特徴と
    するシリコン薄膜の製造方法。
  3. 【請求項3】 スパッタリングによってシリコン薄膜
    を製造する方法であって、製造されるべきシリコン薄膜
    の抵抗率は、スパッタリングのターゲット物質であるシ
    リコンの抵抗率より高いことを特徴とするシリコン薄膜
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記ターゲット物質の抵抗率が100
    [Ohm−cm]未満であることを特徴とする請求項1
    乃至請求項3のいずれか一項に記載のシリコン薄膜の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 単結晶シリコンターゲットまたは大粒
    子ポリシリコンターゲットをスパッタリングすることに
    よって抵抗率が真性シリコンの抵抗率に近い(10
    いし10[Ohm−cm])シリコン薄膜を製造する
    方法において、ターゲット物質の抵抗率が100[Oh
    m−cm]未満であることを特徴とするシリコン薄膜の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 前記ターゲット物質の抵抗率の範囲が
    0.05ないし60[Ohm−cm]であることを特徴
    とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のシ
    リコン薄膜の製造方法。
  7. 【請求項7】 単結晶シリコンターゲットまたは大粒
    子ポリシリコンターゲットをスパッタリングすることに
    よって抵抗率が真性シリコンの抵抗率より小であるシリ
    コン薄膜を製造する方法において、ターゲット物質の抵
    抗率が10[Ohm−cm]未満であることを特徴とす
    るシリコン薄膜の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記ターゲット物質の抵抗率の範囲が
    0.001ないし5[Ohm−cm]であることを特徴
    とする請求項7に記載のシリコン薄膜の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記シリコンターゲット物質がN型ド
    ーパントまたはP型ドーパントあるいは両方のドーパン
    トでドーピングされることを特徴とする請求項1乃至請
    求項8のいずれか一項に記載のシリコン薄膜の製造方
    法。
  10. 【請求項10】 DCスパッタリング装置またはDCマ
    グネトロンスパッタリング装置によって前記スパッタリ
    ングを行なうことを特徴とする請求項1乃至請求項9の
    いずれか一項に記載のシリコン薄膜の製造方法。
  11. 【請求項11】 スパッタリング工程時の操作圧力が
    0.5ないし5[mtorr]であることを特徴とする
    請求項10に記載のシリコン薄膜の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記スパッタリングがRFスパッタリ
    ング装置またはRFマグネトロンスパッタリング装置で
    行なわれることを特徴とする請求項l乃至請求項9のい
    ずれか一項に記載のシリコン薄膜の製造方法。
  13. 【請求項13】 スパッタリング工程時の操作圧力が2
    ないし20[mtorr]であることを特徴とする請求
    項12に記載のシリコン薄膜の製造方法。
  14. 【請求項14】 スパッタリングガスがAr,He,N
    e,Kr,Xeのいずれかまたはそれらの複数の組み合
    わせであることを特徴とする請求項1乃至請求項13の
    いずれか一項に記載のシリコン薄膜の製造方法。
  15. 【請求項15】 スパッタリング中の基板温度範囲が室
    温ないし430℃であることを特徴とする請求項1乃至
    請求項14のいずれか一項に記載のシリコン薄膜の製造
    方法。
  16. 【請求項16】 スパッタ堆積膜が微結晶シリコンまた
    は多結晶シリコンであることを特徴とする請求項1乃至
    請求項15のいずれか一項に記載のシリコン薄膜の製造
    方法。
  17. 【請求項17】 前記スパッタ堆積膜が初期にはアモル
    ファスシリコン、微結晶シリコン、多結晶シリコンのい
    ずれかであり、それがアニーリングにより結晶体に変化
    するかその結晶性を向上することを特徴とする請求項1
    乃至請求項16のいずれか一項に記載のシリコン薄膜の
    製造方法。
  18. 【請求項18】 前記アニーリングがファーネスアニー
    リングか、ランプアニーリング、レーザーアニーリング
    のいずれかまたはそれら複数の組み合わせであることを
    特徴とする請求項17に記載のシリコン薄膜の製造方
    法。
  19. 【請求項19】 請求項1乃至請求項18のいずれか一
    項に記載のシリコン薄膜の製造方法を活用することを特
    徴とするMOS型電界効果トランジスタまたは薄膜トラ
    ンジスタの製造方法。
  20. 【請求項20】 請求項1乃至請求項18のいずれか一
    項に記載のシリコン薄膜の製造方法を活用することを特
    徴とする太陽電池の製造方法。
  21. 【請求項21】 請求項19に記載の製造方法により製
    造されるTFTを活用することを特徴とする液晶表示装
    置の製造方法。
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