JP2001060355A - 磁気ディスク装置及び同装置の保証方法 - Google Patents

磁気ディスク装置及び同装置の保証方法

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JP2001060355A
JP2001060355A JP11233362A JP23336299A JP2001060355A JP 2001060355 A JP2001060355 A JP 2001060355A JP 11233362 A JP11233362 A JP 11233362A JP 23336299 A JP23336299 A JP 23336299A JP 2001060355 A JP2001060355 A JP 2001060355A
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magnetic head
magnetic
ramp
head
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Yasumasa Nakano
保政 中野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気ディスク装置の高密度実装を損なうこと
なく、磁気ヘッドのアンロード時に磁気ヘッドと磁気デ
ィスクの衝突、吸着等によるこれらの破壊を防止して、
装置の信頼性の向上を図るとともに、消費電力節約おも
可能となる磁気ディスク装置と同装置の保証方法を提供
することにある。 【解決手段】 本発明の磁気ディスク装置および同装置
の保証方法は、ランプ近傍に配置され、磁気ヘッドがラ
ンプの所定の位置にアンロードしたことを検出するセン
サ手段をもち、少なくともセンサ手段、駆動手段への電
源供給を制御して、センサ手段により磁気ヘッドのアン
ロードを検出した際に、センサ或いは駆動手段への電源
供給を遮断する制御手段とを具備するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁気ディスク装
置、特に、ランプロード機構を備えた磁気ディスク装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ等の電子
機器においては、大容量のメモリ装置として磁気ディス
ク装置が広く用いられている。一般に磁気ディスク装置
は、ケース内に配設された磁気ディスクと、磁気ディス
クを支持及び回転駆動するスピンドルモータと、磁気ヘ
ッドを支持したヘッドアクチュエータと、ヘッドアクチ
ュエータを駆動するボイスコイルモータと、基板ユニッ
ト等とを備えて構成されている。
【0003】ヘッドアクチュエータは、ケースに取付け
られた軸受部と、軸受部から延出したアームと、アーム
から延出したサスペンションと、を備え、磁気ヘッドは
サスペンションの延出端に取付けられている。
【0004】このような磁気ディスク装置では、装置の
非動作時に磁気ヘッドを所定位置に保持する方式とし
て、磁気ディスクの内周縁部上に磁気ヘッドを保持する
いわゆるCSS(コンタクト・スタートス・ストップ)
方式と、磁気ディスク外周側に設けられたランプにより
磁気ヘッドを磁気ディスク表面から離間した状態に保持
するランプロード方式とが知られている。
【0005】また、近年、携帯可能な小型のパーソナル
コンピュータが普及しつつあり、この種のパーソナルコ
ンピュータに搭載される磁気ディスク装置は、携帯時に
おける衝撃等に対する信頼性の向上が求められている。
そのため、このような磁気ディスク装置では、より確実
に磁気ヘッドを保持可能なランプロード方式の適用が進
められている。
【0006】一般に、このランプロード機構は、サスペ
ンションの先端から延出したタブ等を備え、磁気ディス
ク装置の非動作時、キャリッジアセンブリは磁気ディス
クの外周に回動され、サスペンションのタブや中間部が
ランプに乗り上げる。それにより、磁気ヘッドは、磁気
ディスク表面から離間された位置に保持され、衝撃を受
けた際に磁気ディスクとの衝突が防止される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般に、磁気ディスク
装置の非動作時、キャリッジアセンブリは磁気ディスク
の外周に回動され、サスペンションのタブや中間部がラ
ンプに乗り上げる動作を行うが、実際に磁気ヘッドがラ
ンプに確実に乗り上げたかどうかを検出してはいなかっ
た。そのため、予期せぬ外部衝撃などの何らかの原因で
磁気ヘッドがランプに乗り上げていない場合でも、磁気
ディスクの回転を停止させ、磁気ヘッドが磁気ディスク
に衝突或いは吸着してしまうおそれがあった。
【0008】磁気ヘッドが磁気ディスクに吸着をした場
合、 次回のモータ起動時に磁気ヘッドと磁気ディス
クの吸着による摩擦力が大きいため、通常のモータ起動
電流でモータが起動できず、モータが回転しないという
現象がおきる。 磁気ヘッドや磁気ディスクに吸着痕
が残り、これが磁気記録再生の能力低下を引き起こした
り、最悪磁気記録再生ができなくなる可能性がある。
また、磁気ヘッドと磁気ディスクが吸着した状態で無
理矢理モータを回転させると、磁気ヘッドおよびこれら
を支持するサスペンションなどが壊れる可能性がある。
【0009】このため、磁気ディスク装置の非動作時、
実際に磁気ヘッドがランプに乗り上がり、アンロード動
作を完了したかどうかを検出する手段が必要であり、も
し、磁気ヘッドがランプに乗り上がりきれず、アンロー
ドが完了していない場合でも、すぐにモータを停止せ
ず、アンロード動作を再度実行して、磁気ヘッドと磁気
ディスクの衝突、吸着を防ぐような、磁気ディスク装置
の信頼性を保証する機構が要望されている。
【0010】この発明は以上の点を鑑みなされたもの
で、その目的は、高密度実装を損なうことなく、磁気デ
ィスク装置の非動作時に、特に磁気ヘッドのアンロード
時に磁気ヘッドと磁気ディスクの衝突、吸着を防ぎ、磁
気ディスクや磁気ヘッドの破壊を防止して、信頼性の向
上した磁気ディスク装置及び同装置の保証方法を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にかかる磁気ディスク装置は、情報を書込
み可能な磁気ディスクと、上記磁気ディスクを支持およ
び回転駆動する駆動手段と、上記磁気ディスクに対して
情報の記録再生を行う磁気ヘッドと、回転自在に支持さ
れるとともに上記磁気ヘッドを支持したサスペンション
と、を有し、上記磁気ヘッドを上記磁気ディスクに対し
て移動自在に支持したアクチュエータと、上記磁気ヘッ
ドが上記磁気ディスクの外周部に移動した際、上記磁気
ヘッドを磁気ディスクから離間した位置に保持するラン
プロード機構と、を備え、上記ランプロード機構は、上
記磁気ディスクの外周部に設けられたいるとともに、上
記磁気ヘッドが磁気ディスクの軸方向に離間するように
ガイドするガイド部を有したランプと、上記サスペンシ
ョンに設けられ、上記磁気ヘッドが磁気ディスクの外周
部に移動した際、上記ランプのガイド部と係合し上記磁
気ヘッドを引き上げる係合部と、を備え、上記ランプ近
傍に配置され、上記磁気ヘッドが上記ランプの所定の位
置にアンロードしたことを検出するセンサ手段と、少な
くとも上記センサ手段、上記駆動手段への電源供給を制
御し、上記センサ手段により上記磁気ヘッドのアンロー
ドを検出した際に、上記センサ或いは上記駆動手段への
電源供給を遮断する制御手段と、を備えている。
【0012】上記のように構成された磁気ディスク装置
によれば、高密度実装を損なうことなく、磁気ディスク
装置の非動作時に、特に磁気ヘッドのアンロード時に磁
気ヘッドと磁気ディスクの衝突、吸着を防ぎ、磁気ディ
スクや磁気ヘッドの破壊を防止して、磁気ディスク装置
の信頼性の向上を図ることができ、更に、消費電力節約
が可能となる。
【0013】また、この発明にかかる磁気ディスク装置
は、制御手段は、前記センサ手段の検出結果において前
記磁気ヘッドが所定の位置にアンロードされていないこ
とを検出した場合、前記ヘッドアクチュエータに対し前
記磁気ヘッドの再アンロード動作を実行するよう制御す
ることを特徴としている。
【0014】上記構成の磁気ディスク装置によれば、再
アンロード動作を実行することにより、磁気ディスク装
置の非動作時に、磁気ヘッドの確実にアンロードするこ
とになり、磁気ディスクの衝突、吸着を防ぎ、磁気ディ
スクや磁気ヘッドの破壊を防止して、磁気ディスク装置
の信頼性の向上を図ることができる。
【0015】また、この発明にかかる磁気ディスク装置
の保証方法は、情報を書込み可能な磁気ディスクと、上
記磁気ディスクを支持および回転駆動する駆動手段と、
上記磁気ディスクに対して情報の記録再生を行う磁気ヘ
ッドと、回転自在に支持されるとともに上記磁気ヘッド
を支持したサスペンションとを有し、上記磁気ヘッドを
上記磁気ディスクに対して移動自在に支持したアクチュ
エータと、上記磁気ヘッドが上記磁気ディスクの外周部
に移動した際、上記磁気ヘッドを磁気ディスクから離間
した位置に保持するランプロード機構とを備え、上記ラ
ンプロード機構は、上記磁気ディスクの外周部に設けら
れたいるとともに、上記磁気ヘッドが磁気ディスクの軸
方向に離間するようにガイドするガイド部を有したラン
プと、上記サスペンションに設けられ、上記磁気ヘッド
が磁気ディスクの外周部に移動した際、上記ランプのガ
イド部と係合し上記磁気ヘッドを引き上げる係合部とを
備え、上記ランプ近傍に配置され、上記磁気ヘッドが上
記ランプの所定の位置にアンロードしたことを検出する
センサと、少なくとも上記センサ、上記駆動手段と、こ
れらへの電源供給を制御する制御手段とを有する磁気デ
ィスク装置の保証方法であって、上記制御手段は、上記
磁気ヘッドのアンロード命令を受信し、上記センサ手段
への電源供給を実行した後に上記磁気ヘッド手段のアン
ロードを実行し、上記センサ手段により上記磁気ヘッド
のアンロード状態を検出した場合、上記回転駆動手段へ
の電源供給を遮断して、上記磁気ディスクの回転を停止
することを特徴としている。
【0016】上記のような磁気ディスク装置の保証方法
によれば、高密度実装を損なうことなく、磁気ディスク
装置の非動作時に、特に磁気ヘッドのアンロード時に磁
気ヘッドと磁気ディスクの衝突、吸着を防ぎ、磁気ディ
スクや磁気ヘッドの破壊を防止して、磁気ディスク装置
の信頼性の向上を図ることができ、更に、消費電力節約
が可能となる。
【0017】また、この発明にかかる磁気ディスク装置
の保証方法は、制御手段が、更に上記磁気ディスクの回
転を停止が確認された後に、上記センサ手段への電源供
給を停止することを特徴としている。上記のような磁気
ディスク装置の保証方法によれば、更なる、消費電力の
節約が可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明を情報記録再生装置としてのハードディスクドライ
ブ(以下HDDと称する)に適用した実施の形態につい
て詳細に説明する。
【0019】図1に示すように、HDDは、上面を開口
した矩形状のケースと、複数のねじによりケースにねじ
止めされたケース上端開口を閉塞する図示しないトップ
カバーと、を有している。
【0020】ケース内には、磁気記録媒体としての磁気
ディスク1と、この磁気ディスク1を支持および回転駆
動手段としてのスピンドルモータ2、磁気ディスクに対
して情報の書き込み、読み出しを行う磁気ヘッド11
と、磁気ヘッド11を磁気ディスク1に対して移動自在
に支持するキャリッジ12と、キャリッジ12をキャリ
ッジシャフト13を中心に回動および位置決めするボイ
スコイルモータ(以下VCMと称する)のコイル14と
マグネット15とを有している。
【0021】まず、磁気ディスク装置の一般的な動作を
説明する。磁気ディスク装置は、データの記録再生時に
以下のような動作によって、磁気ディスク1に磁気ヘッ
ド11からのデータを記録再生する。磁気ディスク1
は、スピンドルモータ2によって回転する。磁気ヘッド
11は、キャリッジ12に取付けられている。キャリッ
ジ12は、コイル(voic coil)14とマグネ
ット15で構成されているボイスコイルモータ(以下V
CMと称す)によって駆動力が与えられ、キャリッジシ
フト13を中心に半弧状に可動することができる。
【0022】磁気ヘッド11は、磁気ディスク1の回転
によって生じる風圧によって磁気ディスク1上に浮上
し、キャリッジ12が、キャリッジシャフト13を中心
に半弧状に可動することで、磁気ヘッド11は、回転す
るディスク1上を半径方向に移動し、磁気ディスク1の
任意の位置に磁気ヘッド11を位置決めし、データの記
録再生を実行できる。
【0023】また、本実施例の磁気ディスク装置におい
ては、ランプロード方式を採用しており、磁気ディスク
装置内には、磁気ヘッド11をアンロードする際に、磁
気ディスク1の外周にキャリッジ12の一部を支持して
退避するためのランプ部材16が設けられている。この
ランプロード方式の磁気ディスク装置における磁気ヘッ
ド11のアンロード方法について以下に説明する。
【0024】磁気ディスク1の回転中にVCMに電流を
流し、磁気ヘッド11を磁気ディスク1上からランプ部
材16の方向に回転移動する。この時、VCMには、磁
気ヘッド11がランプ部材16を乗り上げるのに十分な
外力を与えられるだけのVCM駆動電流を供給して、磁
気ヘッド11をランプ部材16に乗り上げさせる。
【0025】本発明の磁気ディスク装置は、磁気ヘッド
11がランプ部材16に完全に乗り上がっているかどう
かを検出するためのセンサ21、22が設けられてい
る。センサ21、22は後述するLED31とフォトト
ランジスタ33から構成され、磁気ヘッド11がランプ
部材16上の所定の停止位置にいるかどうかを検出す
る。
【0026】もし、磁気ヘッド11のアンロード時に磁
気ヘッド11がランプ部材16上の所定の停止位置にい
なければ、上記アンロード動作の再実行処理を行い、磁
気ヘッド11がランプ部材16上の所定の停止位置にい
ることが、センサ21、22により確認されていれば、
その後、スピンドルモータ2の停止を停止する動作を実
行する。
【0027】ここで、磁気ヘッド11がランプ部材16
上の所定の位置にいることを検出するセンサ21、22
への電源供給について説明する。センサ21、22への
電源供給は、磁気ディスク装置が動作している時に常に
供給している必要はなく、磁気ヘッド11がランプ部材
16上の所定の位置にいることが確認された後等、磁気
ヘッド11の検出確認が必要ない時には電源供給を停止
するようになっている。
【0028】これにより磁気ディスク装置の消費電力を
低減することが可能となる。次に、本実施例におけるセ
ンサ21、22の具体例を図2を用いて説明する。本実
施例においてはセンサ21、22を光センサで構成した
場合の例である。
【0029】センサ21,22の一方はLED31によ
り構成され、他方はフォトトランジスタ33により構成
される。LED31から発行された光をフォトトランジ
スタ33で受光することでセンサの役目を果たしてい
る。LED31とフォトトランジスタ33は磁気ヘッド
11或いはキャリッジ12をその間に挟むような位置に
配置され、磁気ヘッド11がランプ部材16上の所定の
位置に位置した時にLED31が発行する光をフォトト
ランジスタ33が受講できないように光を遮るような位
置に配置される。
【0030】LED31とフォトトランジスタ33との
間を磁気ヘッド11やキャリッジ12が遮ると、フォト
トランジスタ33がLED31の光を受光できなくなる
ために磁気ヘッド11がランプ部材16上に乗り上げて
いると判断される。
【0031】フォトトランジスタ33は、オペアンプ等
のフォトトランジスタ駆動回路34に接続されており、
フォトトランジスタ33の信号はフォトトランジスタ駆
動回路34でデジタル化され、検出信号35として、図
示しないCPU等の磁気ディスク制御機能へ伝えられ
る。
【0032】また、LED31とフォトトランジスタ3
3にはそれぞれ第1、第2の電源供給遮断機構32、3
6が接続されている。LED31に接続される第1の電
源供給遮断機構32は、LED31への電源供給をオン
/オフするためのスイッチであり、図示しないCPU等
の磁気ディスク制御機能により、磁気ヘッド11がラン
プ部材16上の所定の位置に確実に乗り上げたことを確
認できた後に、電源供給をオフするように制御される。
【0033】また、フォトトランジスタ33に接続され
る第2の電源供給遮断機構36は、フォトトランジスタ
33への電源供給をオン/オフするためのスイッチであ
り、これも図示しないCPU等の磁気ディスク制御機構
により、磁気ヘッド11がランプ部材16上の所定の位
置に確実に乗り上げたことを確認できた後に、電源供給
をオフするように制御される。
【0034】このようにして、図示しないCPU等の磁
気ディスク制御機能は、第1、第2の電源供給遮断機構
32、36よって、磁気ヘッド11がランプ部材16上
の所定の位置に乗り上げたことを確認した時以外はLE
D31およびフォトトランジスタ33への電源供給を停
止して、磁気ディスク装置の電力消費を低減するように
している。
【0035】次に、本実施例における磁気ディスク装置
の保証方法について図3に示すフローチャートをもとに
その動作を説明する。まず、図示しないホストより磁気
ヘッド11のアンロード命令が指示されたかどうかを判
断する(ステップ1)。もし、ホストからの命令が磁気
ヘッド11のアンロード命令でない場合、HDDの通常
の動作である、磁気ヘッド11のシーク動作、位置決め
動作、リード/ライト動作等を実行する(ステップ
7)。
【0036】もし、ホストからの命令が磁気ヘッド11
のアンロード命令である場合、CPU等の磁気ディスク
制御機構は、LED31、フォトトランジスタ33、フ
ォトトランジスタ駆動回路34等センサ21、22への
電源供給を実行する(ステップ2)。
【0037】その後、CPU等の磁気ディスク制御機構
の制御のもと、VCMを駆動して磁気ヘッド11をラン
プ部材16上の所定の停止位置に移動するアンロード動
作を実行する(ステップ3)。
【0038】次に、LED31の光をフォトトランジス
タ33が受講しているかどうかを判定する(ステップ
4)。つまり、磁気ヘッド11或いはキャリッジ12を
挟むように配置されたLED31とフォトトランジスタ
33によって、磁気ヘッド11がランプ部材16上の所
定の停止位置に確実にアンロードされたかどうかを判定
する。
【0039】もし、LED31の光をフォトトランジス
タ33が受光していると判定された場合、磁気ヘッド1
1が確実にアンロードされていないものと判定し、上記
ステップ3の磁気ヘッド11のアンロード動作を再実行
する。
【0040】もし、LED31の光をフォトトランジス
タ33が受光していないと判定された場合、磁気ヘッド
11がランプ部材16上の停止位置に確実に停止してい
るものと判定し、図示しないCPU等の磁気ディスク制
御機構がスピンドルモータ2への電源供給を停止し、ス
ピンドルモータ2を停止する(ステップ5)。
【0041】その後、CPU等の磁気ディスク制御機構
は、LED31、フォトトランジスタ33、フォトトラ
ンジスタ駆動回路34等センサ21、22への電源供給
を停止して(ステップ6)、不要なセンサへの電源供給
を抑止して、磁気ディスク装置の消費電力の低減を行
う。
【0042】以上のように、本発明にかかる磁気ディス
ク装置によれば、高密度実装を損なうことなく、磁気デ
ィスク装置の非動作時に、特に磁気ヘッドのアンロード
時に磁気ヘッドと磁気ディスクの衝突、吸着を防ぎ、磁
気ディスクや磁気ヘッドの破壊を防止して、磁気ディス
ク装置の信頼性の向上を図ることができ、更に、消費電
力節約が可能となる。
【0043】また、この発明にかかる磁気ディスク装置
の保証方法によれば、制御手段が、記磁気ディスクの回
転を停止が確認された後に、上記センサ手段への電源供
給を停止するため、更なる、消費電力の節約が可能とな
る。
【0044】なお、本実施例においてセンサ21、22
は光センサを用いたが、マイクロスイッチのようなメカ
ニカルセンサを用いてもよいし、ホールセンサなどの磁
気センサを用いても、上記同様の作用効果を得ることが
できることは言うまでもない。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、磁気ディスク装置の高密度実装を損なうことなく、
磁気ディスク装置の非動作時、つまり、磁気ヘッドのア
ンロード時に磁気ヘッドと磁気ディスクの衝突、吸着を
防ぎ、磁気ディスクや磁気ヘッドの破壊を防止して、磁
気ディスク装置の信頼性の向上を図ることができ、更
に、消費電力節約が可能となる磁気ディスク装置と同装
置の保証方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態に係る磁気ディスク装置
の構造を示す構造図。
【図2】 この発明の実施形態に係る磁気ヘッドのアン
ロード状態を検知するためのセンサを説明する説明図。
【図3】 この発明の実施形態に係る磁気ディスク装置
の保証方法を説明するフローチャート。
【符号の説明】
1………磁気ディスク 2………スピンドルモータ(SPM) 11……磁気ヘッド 12……キャリッジ 13……キャリッジシフト 14……コイル 15……マグネット 16……ランプ部材 21……センサ 22……センサ 31……LED 32……第1 の電源供給遮断機構(スイッチ) 33……フォトトランジスタ 34……フォトトランジスタ駆動回路 35……検出信号線 36……第2 の電源供給遮断機構(スイッチ)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を書込み可能な磁気ディスクと、 上記磁気ディスクを支持および回転駆動する駆動手段
    と、 上記磁気ディスクに対して情報の記録再生を行う磁気ヘ
    ッドと、 回転自在に支持されるとともに上記磁気ヘッドを支持し
    たサスペンションと、を有し、上記磁気ヘッドを上記磁
    気ディスクに対して移動自在に支持したアクチュエータ
    と、 上記磁気ヘッドが上記磁気ディスクの外周部に移動した
    際、上記磁気ヘッドを磁気ディスクから離間した位置に
    保持するランプロード機構と、を備え、 上記ランプロード機構は、上記磁気ディスクの外周部に
    設けられたいるとともに、上記磁気ヘッドが磁気ディス
    クの軸方向に離間するようにガイドするガイド部を有し
    たランプと、 上記サスペンションに設けられ、上記磁気ヘッドが磁気
    ディスクの外周部に移動した際、上記ランプのガイド部
    と係合し上記磁気ヘッドを引き上げる係合部と、を備
    え、 上記ランプ近傍に配置され、上記磁気ヘッドが上記ラン
    プの所定の位置にアンロードしたことを検出するセンサ
    手段と、 少なくとも上記センサ手段、上記駆動手段への電源供給
    を制御し、上記センサ手段により上記磁気ヘッドのアン
    ロードを検出した際に、上記センサ或いは上記駆動手段
    への電源供給を遮断する制御手段とを有することを特徴
    とした磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の磁気ディスク装置において、 前記制御手段は、前記センサ手段の検出結果において前
    記磁気ヘッドが所定の位置にアンロードされていないこ
    とを検出した場合、前記ヘッドアクチュエータに対し前
    記磁気ヘッドの再アンロード動作を実行するよう制御す
    ることを特徴とする磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 情報を書込み可能な磁気ディスクと、上
    記磁気ディスクを支持および回転駆動する駆動手段と、
    上記磁気ディスクに対して情報の記録再生を行う磁気ヘ
    ッドと、回転自在に支持されるとともに上記磁気ヘッド
    を支持したサスペンションとを有し、上記磁気ヘッドを
    上記磁気ディスクに対して移動自在に支持したアクチュ
    エータと、上記磁気ヘッドが上記磁気ディスクの外周部
    に移動した際、上記磁気ヘッドを磁気ディスクから離間
    した位置に保持するランプロード機構とを備え、上記ラ
    ンプロード機構は、上記磁気ディスクの外周部に設けら
    れたいるとともに、上記磁気ヘッドが磁気ディスクの軸
    方向に離間するようにガイドするガイド部を有したラン
    プと、上記サスペンションに設けられ、上記磁気ヘッド
    が磁気ディスクの外周部に移動した際、上記ランプのガ
    イド部と係合し上記磁気ヘッドを引き上げる係合部とを
    備え、上記ランプ近傍に配置され、上記磁気ヘッドが上
    記ランプの所定の位置にアンロードしたことを検出する
    センサと、少なくとも上記センサ、上記駆動手段と、こ
    れらへの電源供給を制御する制御手段とを有する磁気デ
    ィスク装置の保証方法であって、 上記制御手段は、上記磁気ヘッドのアンロード命令を受
    信し、上記センサ手段への電源供給を実行した後に上記
    磁気ヘッド手段のアンロードを実行し、上記センサ手段
    により上記磁気ヘッドのアンロード状態を検出した場
    合、上記回転駆動手段への電源供給を遮断して、上記磁
    気ディスクの回転を停止することを特徴とした磁気ディ
    スク装置の保証方法。
  4. 【請求項4】 請求項3の磁気ディスク装置の保証方法
    において、 上記制御手段は、更に上記磁気ディスクの回転を停止が
    確認された後に、上記センサ手段への電源供給を停止す
    ることを特徴とした磁気ディスク装置の保証方法。
  5. 【請求項5】 請求項3の磁気ディスク装置の保証方法
    において、 上記制御手段は、上記センサ手段の検出結果において上
    記磁気ヘッドが所定の位置にアンロードされていないこ
    とを検出した場合、上記ヘッドアクチュエータに対し上
    記磁気ヘッドの再アンロード動作を実行するよう制御す
    ることを特徴とする磁気ディスク装置の保証方法。
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JP11233362A Pending JP2001060355A (ja) 1999-08-20 1999-08-20 磁気ディスク装置及び同装置の保証方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7570449B2 (en) 2005-12-07 2009-08-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Retract control method of HDD and HDD using the same

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