JPH04341983A - ディスク装置 - Google Patents
ディスク装置Info
- Publication number
- JPH04341983A JPH04341983A JP14262691A JP14262691A JPH04341983A JP H04341983 A JPH04341983 A JP H04341983A JP 14262691 A JP14262691 A JP 14262691A JP 14262691 A JP14262691 A JP 14262691A JP H04341983 A JPH04341983 A JP H04341983A
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- JP
- Japan
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- css
- zone
- magnetic head
- head slider
- slider
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- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000005339 levitation Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000009987 spinning Methods 0.000 description 1
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータの外部記
憶装置として使用されるハードディスクに適用するのに
最適なディスク装置に関するものである。
憶装置として使用されるハードディスクに適用するのに
最適なディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンピュータの外部記憶装置
として使用されるハードディスク装置のウインチェスタ
ー技術の特徴の1つとして、CSS(コンタクト・スタ
ート・ストップ)方式がある。このCSS方式は、ハー
ドディスクの回転開始に伴い発生するハードディスク表
面の空気流によって、磁気ヘッドスライダをハードディ
スクのCSSゾーン(ランディングゾーンのこと)にて
ミクロンオーダに自然に浮上させるコンタクトスタート
と、ハードディスクの回転停止によって磁気ヘッドスラ
イダを上記CSSゾーンに自然にランディングさせるコ
ンタクトストップとを行うようにしたものである。
として使用されるハードディスク装置のウインチェスタ
ー技術の特徴の1つとして、CSS(コンタクト・スタ
ート・ストップ)方式がある。このCSS方式は、ハー
ドディスクの回転開始に伴い発生するハードディスク表
面の空気流によって、磁気ヘッドスライダをハードディ
スクのCSSゾーン(ランディングゾーンのこと)にて
ミクロンオーダに自然に浮上させるコンタクトスタート
と、ハードディスクの回転停止によって磁気ヘッドスラ
イダを上記CSSゾーンに自然にランディングさせるコ
ンタクトストップとを行うようにしたものである。
【0003】しかし、コンタクトストップ状態では、磁
気ヘッドスライダがハードディスクと接触しているため
に、或る条件下において、ハードディスクに対する磁気
ヘッドスライダの貼り付き現象(スティクション)が発
生することがあり、その要因は未だに解明されていない
。
気ヘッドスライダがハードディスクと接触しているため
に、或る条件下において、ハードディスクに対する磁気
ヘッドスライダの貼り付き現象(スティクション)が発
生することがあり、その要因は未だに解明されていない
。
【0004】そこで近年、CSSフリー(コンタクト・
スタート・ストップ・フリー)機構が発表されている。 このCSSフリー機構は、ストップ時には、コンピュー
タからのストップ信号により、磁気ヘッドスライダをC
SSフリーゾーン(リフトアップゾーンのこと)に復動
させた後、磁気ヘッドスライダをハードディスクから十
分に離間させた高さまでリフトアップし、スタート時に
は、ハードディスクの回転が立ち上ってから磁気ヘッド
スライダをハードディスクに対してミクロンオーダに浮
上する高さまでリフトダウンさせるようにしたものであ
る。
スタート・ストップ・フリー)機構が発表されている。 このCSSフリー機構は、ストップ時には、コンピュー
タからのストップ信号により、磁気ヘッドスライダをC
SSフリーゾーン(リフトアップゾーンのこと)に復動
させた後、磁気ヘッドスライダをハードディスクから十
分に離間させた高さまでリフトアップし、スタート時に
は、ハードディスクの回転が立ち上ってから磁気ヘッド
スライダをハードディスクに対してミクロンオーダに浮
上する高さまでリフトダウンさせるようにしたものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、CSSフリー
機構は、停電等にて突然に電源がOFFされた時等のよ
うな緊急ストップ時には、ハードディスクの回転が停止
するまでの間に、磁気ヘッドスライダのCSSフリーゾ
ーンへの復動からリフトアップまでの複雑な動作を行わ
なければならず、信頼性に欠けると言う問題があった。
機構は、停電等にて突然に電源がOFFされた時等のよ
うな緊急ストップ時には、ハードディスクの回転が停止
するまでの間に、磁気ヘッドスライダのCSSフリーゾ
ーンへの復動からリフトアップまでの複雑な動作を行わ
なければならず、信頼性に欠けると言う問題があった。
【0006】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、CSSフリー機構が有している緊
急ストップ時の弱点を補うことができるようにしたディ
スク装置を提供することを目的とするものである。
されたものであって、CSSフリー機構が有している緊
急ストップ時の弱点を補うことができるようにしたディ
スク装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のディスク装置は、磁気ヘッドスライダのC
SSフリー機構を備えたディスク装置において、上記磁
気ヘッドスライダを磁気ディスクの最内周側へ移動付勢
する手段と、上記磁気ディスクの最内周に形成された上
記磁気ヘッドスライダのCSS方式のためのCSSゾー
ンとを備えたものである。
めの本発明のディスク装置は、磁気ヘッドスライダのC
SSフリー機構を備えたディスク装置において、上記磁
気ヘッドスライダを磁気ディスクの最内周側へ移動付勢
する手段と、上記磁気ディスクの最内周に形成された上
記磁気ヘッドスライダのCSS方式のためのCSSゾー
ンとを備えたものである。
【0008】
【作用】上記のように構成されたディスク装置は、通常
のスタート・ストップ時には、コンピュータ等からの正
規のスタート・ストップの指令に基づき、CSSフリー
機構を動作させれば良く、緊急ストップ時には、磁気ヘ
ッドスライダを磁気ディスクの最内周のCSSゾーンに
無理なく安全にランディングさせることができる。
のスタート・ストップ時には、コンピュータ等からの正
規のスタート・ストップの指令に基づき、CSSフリー
機構を動作させれば良く、緊急ストップ時には、磁気ヘ
ッドスライダを磁気ディスクの最内周のCSSゾーンに
無理なく安全にランディングさせることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を適用したハードディスク装置
の一実施例を図を参照して説明する。
の一実施例を図を参照して説明する。
【0010】まず、密封ケース兼用のシャーシ1上にス
ピンドルモータ2が取り付けられ、そのモータハブ3に
よって磁気ディスクであるハードディスク4が矢印a方
向に高速で回転駆動されるように構成されている。また
、シャーシ1上にアーム軸5を介して取り付けられたピ
ックアップアーム6がボイスコイルモータ7によって矢
印b、c方向に揺動駆動されるように構成されている。 そして、ピックアップアーム6の先端には板ばねからな
る上下複数のロードビーム8を介して上下複数の磁気ヘ
ッドスライダ9が取り付けられていて、これらの磁気ヘ
ッドスライダ9によってハードディスク4のRECゾー
ン(記録ゾーンのこと)10の記録及び/又は再生が行
われるように構成されている。
ピンドルモータ2が取り付けられ、そのモータハブ3に
よって磁気ディスクであるハードディスク4が矢印a方
向に高速で回転駆動されるように構成されている。また
、シャーシ1上にアーム軸5を介して取り付けられたピ
ックアップアーム6がボイスコイルモータ7によって矢
印b、c方向に揺動駆動されるように構成されている。 そして、ピックアップアーム6の先端には板ばねからな
る上下複数のロードビーム8を介して上下複数の磁気ヘ
ッドスライダ9が取り付けられていて、これらの磁気ヘ
ッドスライダ9によってハードディスク4のRECゾー
ン(記録ゾーンのこと)10の記録及び/又は再生が行
われるように構成されている。
【0011】次に、ハードディスク4の最外周にCSS
フリーゾーン(リフトアップゾーンのこと)11が形成
されていて、このCSSフリーゾーン11にて磁気ヘッ
ドスライダ9をリフトアップ・リフトダウンするCSS
フリー機構12がハードディスク4の外側に設けられて
いる。このCSSフリー機構12は、先端の上下に一対
のテーパ面13を有する上下一対のほぼコ字状のリフト
アーム14をプランジャーソレノイド等の駆動手段15
によって矢印e、f方向に駆動するように構成されてい
る。
フリーゾーン(リフトアップゾーンのこと)11が形成
されていて、このCSSフリーゾーン11にて磁気ヘッ
ドスライダ9をリフトアップ・リフトダウンするCSS
フリー機構12がハードディスク4の外側に設けられて
いる。このCSSフリー機構12は、先端の上下に一対
のテーパ面13を有する上下一対のほぼコ字状のリフト
アーム14をプランジャーソレノイド等の駆動手段15
によって矢印e、f方向に駆動するように構成されてい
る。
【0012】次に、このCSSフリー機構12を有する
ハードディスク装置には、CSS方式が併用されていて
、ハードディスク4の最内周にはCSSゾーン(ランデ
ィングゾーンのこと)16が形成されている。なお、図
5の(A)(B)に示すように、、CSSゾーン16の
表面はテクスチャー(粗面)加工17によってRECゾ
ーン10の面粗度より大きく形成されている。そして、
ハードディスク4の矢印a方向への高速回転に伴い、そ
のハードディスク4の表面に発生する矢印a方向の空気
流に対する磁気ヘッドスライダ9のヨー角θをハードデ
ィスク4の最外周で最小または0°に設定し、最内周で
最大ヨー角θに設定することにより、磁気ヘッドスライ
ダ9を最内周側である矢印b方向に移動付勢する手段、
即ち、インサイドフォースを発生させるように構成され
ている。なお、CSSフリーゾーン11およびCSSゾ
ーン16にはこれらのゾーンを識別させるためのバース
ト信号が記録されている。
ハードディスク装置には、CSS方式が併用されていて
、ハードディスク4の最内周にはCSSゾーン(ランデ
ィングゾーンのこと)16が形成されている。なお、図
5の(A)(B)に示すように、、CSSゾーン16の
表面はテクスチャー(粗面)加工17によってRECゾ
ーン10の面粗度より大きく形成されている。そして、
ハードディスク4の矢印a方向への高速回転に伴い、そ
のハードディスク4の表面に発生する矢印a方向の空気
流に対する磁気ヘッドスライダ9のヨー角θをハードデ
ィスク4の最外周で最小または0°に設定し、最内周で
最大ヨー角θに設定することにより、磁気ヘッドスライ
ダ9を最内周側である矢印b方向に移動付勢する手段、
即ち、インサイドフォースを発生させるように構成され
ている。なお、CSSフリーゾーン11およびCSSゾ
ーン16にはこれらのゾーンを識別させるためのバース
ト信号が記録されている。
【0013】次に、以上のように構成されたハードディ
スク装置の動作を説明する。まず、通常の動作時は、ホ
ストであるコンピュータからのスタート・ストップの指
令に基づき、CSSフリー機構12によるコンタクト・
スタート・ストップ・フリー動作が行われる。
スク装置の動作を説明する。まず、通常の動作時は、ホ
ストであるコンピュータからのスタート・ストップの指
令に基づき、CSSフリー機構12によるコンタクト・
スタート・ストップ・フリー動作が行われる。
【0014】最初に、電源がOFFされている時には、
図2に実線で示すように、磁気ヘッドスライダ9がCS
Sフリーゾーン11まで矢印c方向に復動され、図3の
(A)に示すように、上下一対のリフトアーム14によ
って上下一対の磁気ヘッドスライダ9がCSSフリーゾ
ーン11にてハードディスク4の上下に十分に離間され
た高さH1まで矢印g方向にリフトアップされている。
図2に実線で示すように、磁気ヘッドスライダ9がCS
Sフリーゾーン11まで矢印c方向に復動され、図3の
(A)に示すように、上下一対のリフトアーム14によ
って上下一対の磁気ヘッドスライダ9がCSSフリーゾ
ーン11にてハードディスク4の上下に十分に離間され
た高さH1まで矢印g方向にリフトアップされている。
【0015】そして、通常のスタート時には、コンピュ
ータからの正規のスタート信号を受けて、電源がONさ
れ、スピンドルモータ2が回転駆動されて、ハードディ
スク4が図2の矢印a方向に高速で回転駆動される。そ
して、ハードディスク4の回転が立ち上ったところで、
磁気ヘッドスライダ9がCSSフリーゾーン11のバー
スト信号を読み取ろうとする。しかし、磁気ヘッドスラ
イダ9がリフトアップされていることから、一定時間経
過しても上記バースト信号を読み取ることができず、磁
気ヘッドスライダ9のリフトアップ状態が確認(識別)
される。
ータからの正規のスタート信号を受けて、電源がONさ
れ、スピンドルモータ2が回転駆動されて、ハードディ
スク4が図2の矢印a方向に高速で回転駆動される。そ
して、ハードディスク4の回転が立ち上ったところで、
磁気ヘッドスライダ9がCSSフリーゾーン11のバー
スト信号を読み取ろうとする。しかし、磁気ヘッドスラ
イダ9がリフトアップされていることから、一定時間経
過しても上記バースト信号を読み取ることができず、磁
気ヘッドスライダ9のリフトアップ状態が確認(識別)
される。
【0016】すると、CSSフリー機構12が動作され
る。即ち、駆動手段15によって上下一対のリフトアー
ム14が図2の実線の位置から1点鎖線の位置まで矢印
e方向に駆動され、図3の(A)から図3の(B)に示
すように、上下一対のリフトアーム14が上下一対のロ
ードビーム8間から矢印e方向に逃げる。すると、図3
の(B)に示すように、上下一対のロードビーム8の弾
性復帰力によって、上下一対の磁気ヘッドスライダ9が
矢印h方向にリフトダウンされる。そして、図2で矢印
a方向に高速で回転駆動されているハードディスク4の
表面に発生する矢印a方向の空気流による浮力とロード
ビーム8とのバランスによって、磁気ヘッドスライダ9
がハードディスク4の表面からミクロンオーダで浮上さ
れた高さH2に安定される。そして、磁気ヘッドスライ
ダ9によってCSSフリーゾーン11のバースト信号が
読み取られた後、図2に1点鎖線でに示すように、ピッ
クアップアーム6がボイスコイルモータ7によって矢印
b方向に揺動駆動されて、磁気ヘッドスライダ9がハー
ドディスク4のRECゾーン10へ移動され、通常の記
録及び/又は再生動作が行われる。
る。即ち、駆動手段15によって上下一対のリフトアー
ム14が図2の実線の位置から1点鎖線の位置まで矢印
e方向に駆動され、図3の(A)から図3の(B)に示
すように、上下一対のリフトアーム14が上下一対のロ
ードビーム8間から矢印e方向に逃げる。すると、図3
の(B)に示すように、上下一対のロードビーム8の弾
性復帰力によって、上下一対の磁気ヘッドスライダ9が
矢印h方向にリフトダウンされる。そして、図2で矢印
a方向に高速で回転駆動されているハードディスク4の
表面に発生する矢印a方向の空気流による浮力とロード
ビーム8とのバランスによって、磁気ヘッドスライダ9
がハードディスク4の表面からミクロンオーダで浮上さ
れた高さH2に安定される。そして、磁気ヘッドスライ
ダ9によってCSSフリーゾーン11のバースト信号が
読み取られた後、図2に1点鎖線でに示すように、ピッ
クアップアーム6がボイスコイルモータ7によって矢印
b方向に揺動駆動されて、磁気ヘッドスライダ9がハー
ドディスク4のRECゾーン10へ移動され、通常の記
録及び/又は再生動作が行われる。
【0017】次に、記録及び/又は再生時における通常
のストップ時には、図2に実線で示すように、コンピュ
ータからの正規のストップ信号を受けて、ピックアップ
アーム6がボイスコイルモータ7によって矢印c方向に
揺動駆動されて、磁気ヘッドスライダ9がCSSフリー
ゾーン11へ復動される。そして、磁気ヘッドスライダ
9がCSSフリーゾーン11のバースト信号を読み取る
と、CSSフリー機構12が動作される。
のストップ時には、図2に実線で示すように、コンピュ
ータからの正規のストップ信号を受けて、ピックアップ
アーム6がボイスコイルモータ7によって矢印c方向に
揺動駆動されて、磁気ヘッドスライダ9がCSSフリー
ゾーン11へ復動される。そして、磁気ヘッドスライダ
9がCSSフリーゾーン11のバースト信号を読み取る
と、CSSフリー機構12が動作される。
【0018】即ち、駆動手段15によって上下一対のリ
フトアーム14が図2の1点鎖線の位置から実線の位置
まで矢印f方向に駆動され、図3の(B)から図3の(
A)に示すように、上下一対のリフトアーム14が上下
両テーパ面13によって上下一対のロードビーム8を上
下に掬うようにしてこれら上下一対のロードビーム8間
に矢印f方向に挿入される。すると、図3の(A)に示
すように、上下一対のロードビーム8が弾性に抗して上
下に押し広げられて、上下一対の磁気ヘッドスライダ9
が高さH1まで矢印g方向にリフトアップされる。そし
て、この後に、電源がOFFされる。
フトアーム14が図2の1点鎖線の位置から実線の位置
まで矢印f方向に駆動され、図3の(B)から図3の(
A)に示すように、上下一対のリフトアーム14が上下
両テーパ面13によって上下一対のロードビーム8を上
下に掬うようにしてこれら上下一対のロードビーム8間
に矢印f方向に挿入される。すると、図3の(A)に示
すように、上下一対のロードビーム8が弾性に抗して上
下に押し広げられて、上下一対の磁気ヘッドスライダ9
が高さH1まで矢印g方向にリフトアップされる。そし
て、この後に、電源がOFFされる。
【0019】次に、記録及び/又は再生中において、停
電等にて突然に電源がOFFされた時等のような緊急ス
トップ時には、CSS方式の動作が行われる。
電等にて突然に電源がOFFされた時等のような緊急ス
トップ時には、CSS方式の動作が行われる。
【0020】即ち、図4に1点鎖線で示すように、磁気
ヘッドスライダ9がRECゾーン10内を記録及び/又
は再生中は、磁気ヘッドスライダ9の矢印a方向に対す
るヨー角θの存在によって、磁気ヘッドスライダ9には
矢印b方向へのインサイドフォースが常に作用している
。
ヘッドスライダ9がRECゾーン10内を記録及び/又
は再生中は、磁気ヘッドスライダ9の矢印a方向に対す
るヨー角θの存在によって、磁気ヘッドスライダ9には
矢印b方向へのインサイドフォースが常に作用している
。
【0021】そして、記録及び/又は再生中に、電源が
突然OFFされると、図4に実線で示すように、上記イ
ンサイドフォースによって、磁気ヘッドスライダ9がR
ECゾーン10からCSSゾーン16へ自動的に移動さ
れた後、ハードディスク4の回転停止に伴い、図5の(
A)に示すように、上下一対の磁気ヘッドスライダ9が
CSSゾーン16上に矢印h方向にランディングされる
。
突然OFFされると、図4に実線で示すように、上記イ
ンサイドフォースによって、磁気ヘッドスライダ9がR
ECゾーン10からCSSゾーン16へ自動的に移動さ
れた後、ハードディスク4の回転停止に伴い、図5の(
A)に示すように、上下一対の磁気ヘッドスライダ9が
CSSゾーン16上に矢印h方向にランディングされる
。
【0022】そして、この後に電源が再びONされると
、ハードディスク4の図4で矢印a方向の回転の立ち上
りに伴い発生する矢印a方向の空気流による浮上力によ
って、図5の(B)に示すように、上下一対の磁気ヘッ
ドスライダ9がCSSゾーン16から高さH2まで矢印
g方向に自然に浮上される。そして、この時、磁気ヘッ
ドスライダ9がCSSゾーン16のバースト信号を読み
取ることによって、磁気ヘッドスライダ9がCSSゾー
ン16に位置していることが確認(識別)される。そこ
で、ピックアップアーム6をボイスコイルモータ7によ
って図4で矢印c方向に揺動駆動する前に、CSSフリ
ー機構12のリフトアーム14を駆動手段15によって
図4で実線の位置から1点鎖線の位置まで矢印e方向に
逃がしてから、通常の記録及び/又は再生動作に入る。
、ハードディスク4の図4で矢印a方向の回転の立ち上
りに伴い発生する矢印a方向の空気流による浮上力によ
って、図5の(B)に示すように、上下一対の磁気ヘッ
ドスライダ9がCSSゾーン16から高さH2まで矢印
g方向に自然に浮上される。そして、この時、磁気ヘッ
ドスライダ9がCSSゾーン16のバースト信号を読み
取ることによって、磁気ヘッドスライダ9がCSSゾー
ン16に位置していることが確認(識別)される。そこ
で、ピックアップアーム6をボイスコイルモータ7によ
って図4で矢印c方向に揺動駆動する前に、CSSフリ
ー機構12のリフトアーム14を駆動手段15によって
図4で実線の位置から1点鎖線の位置まで矢印e方向に
逃がしてから、通常の記録及び/又は再生動作に入る。
【0023】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明は上記の実施例に限定されることなく、各種の変
更が可能である。例えば、上記の実施例では、磁気ヘッ
ドスライダ9をハードディスク4の最内周側へ移動付勢
する手段として、磁気ヘッドスライダ9の矢印a方向の
空気流に対するヨー角θによるインサイドフォースを示
したが、スピンドルモータ2の電源OFF後の逆起電流
によってボイスコイルモータ7を動作して、磁気ヘッド
スライダ9をハードディスク4の最内周側へ移動付勢す
る手段であっても良く、その他の手段を適用することが
できる。
本発明は上記の実施例に限定されることなく、各種の変
更が可能である。例えば、上記の実施例では、磁気ヘッ
ドスライダ9をハードディスク4の最内周側へ移動付勢
する手段として、磁気ヘッドスライダ9の矢印a方向の
空気流に対するヨー角θによるインサイドフォースを示
したが、スピンドルモータ2の電源OFF後の逆起電流
によってボイスコイルモータ7を動作して、磁気ヘッド
スライダ9をハードディスク4の最内周側へ移動付勢す
る手段であっても良く、その他の手段を適用することが
できる。
【0024】
【発明の効果】本発明のディスク装置は、以上のように
構成されているので、次のような効果を奏する。
構成されているので、次のような効果を奏する。
【0025】CSSフリー機構を備えたディスク装置の
磁気ディスクに、CSS方式のためのCSSゾーンを具
備させたので、通常のスタート・ストップ時には、コン
ピュータ等からの正規のスタート・ストップの指令に基
づき、CSSフリー機構を動作させれば良いので、磁気
ディスクに対する磁気ヘッドスライダの貼り付き現象を
未然に防止することができる。
磁気ディスクに、CSS方式のためのCSSゾーンを具
備させたので、通常のスタート・ストップ時には、コン
ピュータ等からの正規のスタート・ストップの指令に基
づき、CSSフリー機構を動作させれば良いので、磁気
ディスクに対する磁気ヘッドスライダの貼り付き現象を
未然に防止することができる。
【0026】記録及び/又は再生中に突然に電源がOF
Fされた時等のような緊急ストップ時には、磁気ヘッド
スライダを磁気ディスクのCSSゾーンに無理なく安全
にランディングさせることができるので、突然の電源の
OFFにより磁気ディスクの回転が停止するまでの間に
、磁気ヘッドスライダをCSSフリーゾーンまで復動さ
せた後に、磁気ヘッドスライダを磁気ディスクから十分
に離間させた高さまでリフトアップさせるような複雑な
動作を行う必要がなくなり、CSSフリー機構の動作及
び制御回路の簡素化と信頼性の向上とを図ることができ
る。
Fされた時等のような緊急ストップ時には、磁気ヘッド
スライダを磁気ディスクのCSSゾーンに無理なく安全
にランディングさせることができるので、突然の電源の
OFFにより磁気ディスクの回転が停止するまでの間に
、磁気ヘッドスライダをCSSフリーゾーンまで復動さ
せた後に、磁気ヘッドスライダを磁気ディスクから十分
に離間させた高さまでリフトアップさせるような複雑な
動作を行う必要がなくなり、CSSフリー機構の動作及
び制御回路の簡素化と信頼性の向上とを図ることができ
る。
【図1】本発明の一実施例によるハードディスク装置の
平面図である。
平面図である。
【図2】CSSフリー機構の動作を説明する平面図であ
る。
る。
【図3】CSSフリー機構の動作を説明する図2のA−
A矢視での拡大側面図である。
A矢視での拡大側面図である。
【図4】CSS方式の動作を説明する平面図である。
【図5】CSS方式の動作を説明する図4のB−B矢視
での拡大側面図である。
での拡大側面図である。
2 スピンドルモータ
4 ハードディスク(磁気ディスク)6
ピックアップアーム 9 磁気ヘッドスライダ 10 RECゾーン 11 CSSフリーゾーン 12 CSSフリー機構 16 CSSゾーン
ピックアップアーム 9 磁気ヘッドスライダ 10 RECゾーン 11 CSSフリーゾーン 12 CSSフリー機構 16 CSSゾーン
Claims (1)
- 【請求項1】磁気ヘッドスライダのCSSフリー機構を
備えたディスク装置において、上記磁気ヘッドスライダ
を磁気ディスクの最内周側へ移動付勢する手段と、上記
磁気ディスクの最内周に形成された上記磁気ヘッドスラ
イダのCSS方式のためのCSSゾーンとを備えたこと
を特徴とするディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14262691A JPH04341983A (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14262691A JPH04341983A (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04341983A true JPH04341983A (ja) | 1992-11-27 |
Family
ID=15319719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14262691A Pending JPH04341983A (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04341983A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05334794A (ja) * | 1992-06-04 | 1993-12-17 | Nec Ibaraki Ltd | 磁気ディスク装置 |
EP0739000A1 (en) * | 1995-04-12 | 1996-10-23 | Fujitsu Limited | Magnetic disk drive |
US5926347A (en) * | 1995-04-17 | 1999-07-20 | Fujitsu Limited | Magnetic disk drive provided with means for pressing head against disk |
-
1991
- 1991-05-20 JP JP14262691A patent/JPH04341983A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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