JP2001059928A - 光学機器の光学素子角度調整装置 - Google Patents

光学機器の光学素子角度調整装置

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JP2001059928A
JP2001059928A JP23530999A JP23530999A JP2001059928A JP 2001059928 A JP2001059928 A JP 2001059928A JP 23530999 A JP23530999 A JP 23530999A JP 23530999 A JP23530999 A JP 23530999A JP 2001059928 A JP2001059928 A JP 2001059928A
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Shinya Nakajima
審也 中島
Koichi Mori
浩一 森
Kazuya Kikuchi
一也 菊地
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Ishikawajima System Tech Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 皿ばね3点支持方式において、煽りプレート
の位置安定性及び角度再現性を高め、光学素子の角度調
整を正確に行うことができるようにする。 【解決手段】 光学素子を取り付けた煽りプレート15
をベースプレート16に対峙させる。光学素子を取り囲
む三角形の各頂点位置に、第1支点部O1 、第2支点部
2 、第3支点部O3 を定める。第1支点部O1 に、皿
ばね28と球面軸受24とリングナット26と締め付け
ボルト25などからなる定圧支持機構19を組み付け
る。第2支点部O2 と第3支点部O3 に、皿ばね41と
球面軸受31とブッシュ32と雌ねじブロック33と止
めナット39とこれらに挿通させて締め付ける調整ねじ
36とを有する煽り調整機構20,21を組み付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーザ発振器等の光
学機器に具備されている光学素子の角度位置を調整する
ために用いる角度調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光学機器の一つであるレーザ発振器は、
図5にその一例の概略を示す如く、レーザ媒質ガスを封
入した容器1内に一対の放電電極2を配置し、該放電電
極2の放電によりレーザ媒質ガスを励起させて発生させ
たレーザ光3を、容器の長手方向に対峙させて配置した
共振器ミラーとしての半反射ミラー4、全反射ミラー
5,6,7の間でZ字状に繰り返し反射させて共振さ
せ、該レーザ光3の一部をレーザ発振器の前面側にある
レーザ光取出口部の半反射ミラー4から誘導放出させる
ようにしてある。
【0003】上記レーザ発振器において、レーザ光3の
位置精度(ポインテイング)を安定させることは重要で
あり、そのため、従来より、ミラーの角度を角度調整装
置により調整できるようにしてある。
【0004】従来の角度調整装置としては、レーザ発振
器の後方へ向いている上記全反射ミラー6の部分につい
て図6(イ)(ロ)に一例を示す如く、ベースプレート
8の後面側に、表面に全反射ミラー6を取り付けた煽り
プレート9を、後方へ向けて引張りばね10を介しほぼ
平行に配置して、該引張りばね10により煽りプレート
9を常時ベースプレート8側へ引き付けているような力
が付与されているようにし、且つ上記ベースプレート8
と煽りプレート9との重合部において、上記全反射ミラ
ー6を取り囲む三角形の各頂点位置に、第1支点部O1
と第2支点部O 2 と第3支点部O3 とを定め、第1支点
部O1 には、先端を球面状に形成した支点軸11をベー
スプレート8の後面部に突設して、該支点軸11の先端
を、煽りプレート9の前面に取り付けた受け部12aに
当接させ、更に、第2支点部O2と第3支点部O3
は、先端を球面状に形成した調整ねじ13を、ベースプ
レート8の前面側より後面側へ突出するようにそれぞれ
貫通螺合させて、該各調整ねじ13の先端を、煽りプレ
ート9の前面に取り付けた受け部12bに当接させ、第
2支点部O2 と第3支点部O3 のいずれか一方又は両方
の調整ねじ13の煽りプレート側への突出量を変化させ
ることで、煽りプレート9の煽り角度を支点軸11の先
端を支点として変化させることにより、全反射ミラー6
の角度を調整できるようにした、所謂キネマティックマ
ウント方式としたものがある(特開平5−82867号
公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記キネマ
ティックマウント方式を採用した角度調整装置の場合、
その構造上、実装できる引張りばね10が小さいため、
支点軸11と受け部12aあるいは調整ねじ13と受け
部12bの接点が少しでも浮いてしまうと、見かけの接
触状態は同じでも(調整ねじ13を回していなくて
も)、微小な角度精度の差が発生するため、レーザ発振
器の機能、性能に支障を来す問題がある。特に、煽りプ
レート9に冷却水流路を通し、該冷却水流路に配管を接
続するようにしてある冷却構造付きのものでは、煽りプ
レート9を動かすときに配管も動かすことになって外力
が加わるので、煽りプレート8の角度精度に影響を与え
る場合がある。
【0006】又、従来、上記3つの支点部に皿ばねを配
置し、各皿ばねにねじを挿入することにより、ベースプ
レートに対して煽りプレートを引張り勝手又は離し勝手
にねじを保持させるようにした皿ばね3点支持方式もあ
るが、この方式の場合、荷重については大きなものが掛
かっていることから、よほど大きな外力が加わらない限
り動くことはないが、構造上、煽りプレートには、各支
点部に煽り角度分以上の逃げ孔を大きく設けることにな
って、プレート面方向に若干のがたを許容できるように
しなければならないので、微小な角度調節をする際に、
調整ターゲット位置近傍で、煽り角度の往復動作を行う
と、同じ調整ねじ位相に対して、煽りプレートの角度の
再現精度が得にくいという問題がある。
【0007】そこで、本発明は、ベースプレートに対し
煽りプレートを押し付けるような拘束力を作用させた状
態で通常の外力が加わっても煽りプレートの位置安定性
を高く保つことができるような皿ばね3点支持方式にお
いて、調整ねじの操作により煽りプレートの角度を調整
ターゲット位置付近で往復動作による微調整を行って
も、煽りプレートの角度再現性を得ることができるよう
にしようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、片面側に光学素子を取り付けた煽りプレ
ートの反対側の面をベースプレートに向け対峙させて配
置し、該両プレートの重なり部における上記光学素子を
取り囲む三角形の各頂点位置に、第1支点部と第2支点
部と第3支点部とを設定し、上記第1支点部には、煽り
プレートとベースプレートに貫通孔を設けて、該ベース
プレートの貫通孔を、該煽りプレートの貫通孔よりも大
径とし、且つ該ベースプレートの貫通孔内に、後端部を
煽りプレートに当接させるようにしたセンター孔付きの
球面軸受と、該球面軸受に当接させる球面軸受支持用の
リングナットとを配置して、該リングナットをベースプ
レートに固定し、更に、皿ばねを煽りプレートの上記片
面側に配してその外側から締め付けボルトを、該皿ば
ね、煽りプレートの貫通孔、上記球面軸受のセンター孔
に挿通させてからリングナットに螺合させて煽りプレー
トをベースプレート側に押し付ける方向に締め付けて固
定するようにしてなる定圧支持機構を組み付け、又、上
記第2支点部及び第3支点部には、煽りプレートとベー
スプレートに貫通孔を設けて、該ベースプレートの貫通
孔を該煽りプレートの貫通孔よりも大径とし、且つ該ベ
ースプレートの貫通孔内に、後端部を煽りプレートに当
接させるようにしたセンター孔付き球面軸受と、該球面
軸受の前端側に後端側を当接させるようにしたブッシュ
と、該ブッシュの前端側に当接させる雌ねじブロックと
を順に配置して、該雌ねじブロックをベースプレートに
対して回転を規制して軸方向にのみ動けるようにすると
共に、且つ上記煽りプレートの片面側に皿ばねとその外
側に止めナットを配置して、該止めナットをベースプレ
ート側に固定し、更に、煽りプレートをベースプレート
側に押し付けるように先端部側と基端部側に差動ねじ部
を有する調整ねじを、上記ブッシュ及び球面軸受のセン
ター孔、皿ばねに通して、一方の差動ねじ部を上記雌ね
じブロックに、又、他方の差動ねじ部を止めナットにそ
れぞれ螺合させ、該調整ねじを回転させて雌ねじブロッ
クを軸方向に変位させることにより上記第1支点部の球
面軸受部を支点に煽りプレートの煽り角度を調整できる
ようにしてなる煽り調整機構を組み付けた構成とする。
【0009】光学素子の角度調整を行う場合には、第2
支点部と第3支点部の少なくとも一方の煽り調整機構の
差動ねじ部付き調整ねじを操作して煽りプレートの煽り
角度を調整するようにする。この際、ベースプレートと
煽りプレートは球面軸受部で強く押し付けられた状態と
なっているため、位置保持能力が高く、調整時の繰り返
し動作再現性を高いものとすることができ、しかも調整
ねじが差動ねじであることから、微調整を容易に行うこ
とができる。
【0010】又、第2支点部のベースプレートの貫通孔
を、第1支点部方向へ延びる長孔とし、第3支点部のベ
ースプレートの貫通孔を、ブッシュ部分が360°の方
向に動ける大きさに設定した構成とすることにより、第
1支点部の球面軸受部分に対し、第2支点部の球面軸受
部分は一方向の自由度を持ち、第3支点部の球面軸受部
分は360°方向の自由度を持つため、調整ねじの移動
量に追従して煽りプレートの角度が決められる。
【0011】一方、第1支点部に定圧支持機構を組み付
けることに代えて、第1支点部に、煽りプレートをベー
スプレート側に押し付けるように先端部側と基端部側に
差動ねじ部を有する調整ねじを用いた煽り調整機構を組
み付けて、各支点部を、センター孔付きの球面軸受にブ
ッシュを当接させる構成とすると、煽りプレートをベー
スプレートに対して並進移動させることが可能となる。
【0012】更に、第1支点部に定圧支持機構を組み付
け、第2支点部と第3支点部に煽り調整機構を組み付け
ることに代えて、いずれか1つの支点部のみに、煽りプ
レートをベースプレート側に押し付けるように先端部側
と基端部側に差動ねじ部を有する調整ねじを用いた煽り
調整機構を組み付け、且つ残りの支点部に定圧支持機構
を組み付けた構成とした場合は、煽りプレートを一方向
にのみ角度調整することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0014】図1乃至図3は本発明の実施の一形態を示
すもので、図5に示したレーザ発振器の前面側にあるレ
ーザ光取出口部に位置する半反射ミラー4の角度を調整
する角度調整装置について示す。
【0015】すなわち、半反射ミラー4を保持するミラ
ープレート14を後面側となる片面側に取り付けた煽り
プレート15の反対面側をベースプレート16の後面側
に所要間隔を隔てて平行に対峙させて配置して、該両プ
レート15,16の光路孔17と18が一致するように
すると共に、両プレート15,16の重なり部における
上記半反射ミラー4を取り囲む三角形の各頂点位置に、
第1支点部O1 と第2支点部O2 と第3支点部O3 とを
定め、第1支点部O1 に定圧支持機構19を組み付け、
又、第2支点部O2 と第3支点部O3 に煽り調整機構2
0と21を組み付ける。
【0016】上記第1支点部O1 の定圧支持機構19
は、煽りプレート15に貫通孔22を設けると共に、該
貫通孔22よりも大径の貫通孔23をベースプレート1
6に設け、該ベースプレート16の貫通孔23内に、煽
りプレート15の貫通孔22よりも大径としたセンター
孔付きの球面軸受24を、後端側中心部が煽りプレート
15の貫通孔22に圧入されるように配置すると共に、
該球面軸受24と対応する円錐状凹部を後端に有する所
要長さの軸受支持用リングナット26を挿入してベース
プレート16にフランジ部26aを固定し、一方、上記
煽りプレート15の貫通孔22の後面側には皿ばね28
を配置して、該皿ばね28の外側に座金27を配置し、
煽りプレート15の後面側より締め付けボルト25を座
金17、皿ばね28、球面軸受24のセンター孔に挿通
させてからその先端部をリングナット26に螺合させ、
該締め付けボルト25で締め付けることにより、該締め
付けボルト25の頭部25aで押される座金27を介し
て圧縮される皿ばね28により煽りプレート15がベー
スプレート16側に押し付けられるようにして固定され
るような構成としてある。
【0017】一方、上記第2支点部O2 の煽り調整機構
20は、次の如き構成としてある。すなわち、煽りプレ
ート15に貫通孔29を設けると共に、該貫通孔29よ
りも大径として第1支点部O1 方向へ向けて延びる長孔
状の貫通孔30をベースプレート16に設け、該ベース
プレート16の貫通孔30内に、上記貫通孔29よりも
大径として後端側中心部を貫通孔29に圧入させるよう
にしたセンター孔付きの球面軸受31と、該球面軸受3
1と対応する円錐状凹部を後端面に有するセンター孔付
きの軸受支持用ブッシュ32と、該ブッシュ32の前端
面に当接させるようにした雌ねじブロック33とを順に
挿入して配置し、該雌ねじブロック33をベースプレー
ト16に対して前後方向(軸方向)へのみ移動できるよ
うにして、回転は規制されるようにする。なお、雌ねじ
ブロック33の回転の規制の仕方は、たとえば、該雌ね
じブロック33の前端面部に形成したフランジ部33a
の一部に切り欠き34を設け、該切り欠き34に係合さ
せるピン35をベースプレート16の前面部に固定し
て、フランジ部33aがピン35の軸方向には摺動でき
るが回転方向にはピン35で制限されて雌ねじブロック
33の回転を拘束させるようにしてある。更に、煽りプ
レート15の貫通孔29の後面側に、皿ばね41と座金
40と止めナット39を順に配置して、該止めナット3
9に形成したフランジ部39aを、ベースプレート16
の後面に突設したリング状のスペーサケーシング38に
ボルト46で固定し、先端部側と基端部側に互いにピッ
チを異ならせた差動ねじ部36aと36bを有し且つ基
端につまみ37を有する差動ねじ部付き調整ねじ36
を、上記ベースプレート16の前面側から雌ねじブロッ
ク33に基端部側の差動ねじ部36bを螺合させてか
ら、ブッシュ32、球面軸受31の各センター孔、皿ば
ね41、座金40に通して先端部側の差動ねじ部36a
を止めナット39に螺合させて、煽りプレート15をベ
ースプレート16側へ押し付けるようにして球面軸受3
1とブッシュ32を当接させるようにした構成とし、か
かる状態で差動ねじ部36a,36bを有する調整ねじ
36を回転させることにより雌ねじブロック33を前後
方向に移動させ、該雌ねじブロック33の移動で煽りプ
レート15を第1支点部O1 の球面軸受24部を支点に
煽って、煽り角度を調整できるようにしてある。なお、
上記スペーサケーシング38の壁部所要位置には切り欠
き38aが設けてあって、煽りプレート15とは干渉し
ないようにしてある。又、スペーサケーシング38に止
めナット39を固定するためのボルト46及びそのボル
ト穴には、調整ねじ36の差動ねじ部36aよりもピッ
チの小さいねじが切ってある。
【0018】又、上記第3支点部O3 の煽り調整機構2
1は、図1に破線で示す如く、ベースプレート16に設
けた貫通孔42の直径を、ブッシュ32及び雌ねじブロ
ック33の部分が360°の方向に動ける大きさに設定
している点を除いて、上記第2支点部O2 の煽り調整機
構20と同様な構成としてあり、詳細説明は省略してあ
る。
【0019】なお、上記調整ねじ36のつまみ37や締
め付けボルト25の頭部25aには、六角レンチを挿入
するための六角穴が形成されている。図中、43はベー
スプレート16の固定台、44はミラープレート14内
に形成した冷却水流路を示す。
【0020】煽りプレート15は、皿ばねの圧力によっ
てベースプレート16側に押し付けられるが、その初期
設定は、第2、第3支点部O2 ,O3 における調整ねじ
36のつまみ37に六角レンチを差し込んで調整ねじ3
6の回転を規制しつつ、差動ねじ部36aに螺合させて
ある止めナット39をスパナで回転させることにより、
規定荷重及び支点突出状態(=並進および煽り状態)を
決めるようにするが、更にこの際、調整ねじ36の差動
ねじ部36aよりもピッチの小さいボルト46の締め込
み調整を段階的に行うようにすると、初期設定を細かく
行うことができる。
【0021】半反射ミラー4の角度を調整する場合に
は、第2支点部O2 の煽り調整機構20と第3支点部O
3 の煽り調整機構21の一方もしくは双方の調整ねじ3
6を回して雌ねじブロック33を軸方向に移動させるこ
とにより煽りプレート15の煽り角度を調整するように
する。
【0022】この場合、たとえば、第2支点部O2 の煽
り調整機構20の調整ねじ36を回転させると、回転が
規制されている雌ねじブロック33が、異なるピッチの
差動ねじ部36a,36bによる差動ねじの原理により
軸方向へ移動させられるため、この移動力で、当接した
状態のブッシュ32、球面軸受31を介して煽りプレー
ト15が変位させられ、煽りプレート15は、第1支点
部O1 の球面軸受24部と第3支点部O3 の球面軸受3
1部を支点として傾動させられることになる。又、同様
に、第3支点部O3 の煽り調整機構21を操作すると、
煽りプレート15は、第1支点部O1 の球面軸受24部
と第2支点部O2 の球面軸受31部を支点として傾動さ
せられることになる。
【0023】上記において、第2支点部O2 の煽り調整
機構20にけるベースプレート16の貫通孔30は第1
支点部O1 の方向へ向け延びる長孔としてあるため、煽
りプレート15の煽り角度の調整時には、一方向の自由
度をもち、又、第3支点部O 3 の煽り調整機構21にお
けるベースプレート16の貫通孔42は、ブッシュ32
の部分が360°動けるようにしてあるため、煽りプレ
ート15の煽り角度の調整時には、プレート面方向の自
由度をもつため、煽りプレート15は、各調整ねじ36
の移動に追従することができる。
【0024】又、各煽り支点は球面軸受によって構成さ
れていて、第1支点部O1 、第2支点部O2 、第3支点
部O3 の順で位置エネルギーが安定する系となっている
こと、更に、煽りプレート15には、皿ばね28や41
によりベースプレート16側へ向けて大きな押付荷重を
掛けることができることから、ベースプレート16に対
する煽りプレート15の位置関係を一意に決めることが
できて、高い位置安定性を得ることができると共に、調
整ねじ36の操作により煽りプレート15の角度を調整
ターゲット位置近傍で往復動作させても位置再現性の高
い系を実現することができる。
【0025】次に、図4は本発明の実施の他の形態を示
すもので、図1乃至図3に示したものと同様な構成にお
いて、第1支点部O1 に定圧支持機構を組み付けること
に代えて、第1支点部O1 に、第2支点部O2 や第3支
点部O3 と同様な構成の煽り調整機構45を組み付けた
ものである。なお、図2と同一部分には同一符号が付し
てある。
【0026】図4に示すような構成とすると、煽りプレ
ート15の煽り角度調整は勿論のこと、煽りプレート1
5をベースプレート16に対して並進移動調整すること
もできるようになり、半反射ミラー4の位置調整範囲を
拡大することができる。
【0027】又、いずれか一つの支点部O1 、O2 又は
3 のみに、煽り調整機構45、20又は21を組み付
けた構成としても、煽りプレート15の一方向のみの煽
り角度調整を、高い位置安定性と再現性をもって実現す
ることができる。
【0028】なお、上記実施の形態では、煽りプレート
15の煽り角度を調整する際にベースプレート16の前
側でつまみ37を回すようにした場合を示したが、図2
や図4において、調整ねじ36を左右勝手反対に配置構
成して、煽りプレート15の後側でつまみ37を回すよ
うにしてもよいこと、又、実施の形態では、煽りプレー
ト15に、ミラープレート14を介して半反射ミラー4
を取り付けた場合を示したが、煽りプレート15にミラ
ーを直接取り付けるようにしてもよいこと、更に、実施
の形態では、図5のレーザ発振器の半反射ミラー4の部
分への適用例について示したが、他の全反射ミラーの部
分についても同様に適用できること、更に又、レーザ発
振器以外の光学機器による光ビームの指向角度を調整す
る部分についても同様に適用できること、すなわち、ミ
ラーに限らず、レンズやプリズム等の光学素子を用いた
部分であれば適宜採用できること、その他本発明の要旨
を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは
勿論である。
【0029】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の光学機器の光
学素子角度調整装置によれば、片面側に光学素子を取り
付けた煽りプレートの反対側の面をベースプレートに向
け対峙させて配置し、該両プレートの重なり部における
上記光学素子を取り囲む三角形の各頂点位置に、第1支
点部と第2支点部と第3支点部とを設定し、上記第1支
点部には、煽りプレートとベースプレートに貫通孔を設
けて、該ベースプレートの貫通孔を、該煽りプレートの
貫通孔よりも大径とし、且つ該ベースプレートの貫通孔
内に、後端部を煽りプレートに当接させるようにしたセ
ンター孔付きの球面軸受と、該球面軸受に当接させる球
面軸受支持用のリングナットとを配置して、該リングナ
ットをベースプレートに固定し、更に、皿ばねを煽りプ
レートの上記片面側に配してその外側から締め付けボル
トを、該皿ばね、煽りプレートの貫通孔、上記球面軸受
のセンター孔に挿通させてからリングナットに螺合させ
て煽りプレートをベースプレート側に押し付ける方向に
締め付けて固定するようにしてなる定圧支持機構を組み
付け、又、上記第2支点部及び第3支点部には、煽りプ
レートとベースプレートに貫通孔を設けて、該ベースプ
レートの貫通孔を該煽りプレートの貫通孔よりも大径と
し、且つ該ベースプレートの貫通孔内に、後端部を煽り
プレートに当接させるようにしたセンター孔付き球面軸
受と、該球面軸受の前端側に後端側を当接させるように
したブッシュと、該ブッシュの前端側に当接させる雌ね
じブロックとを順に配置して、該雌ねじブロックをベー
スプレートに対して回転を規制して軸方向にのみ動ける
ようにすると共に、且つ上記煽りプレートの片面側に皿
ばねとその外側に止めナットを配置して、該止めナット
をベースプレート側に固定し、更に、煽りプレートをベ
ースプレート側に押し付けるように先端部側と基端部側
に差動ねじ部を有する調整ねじを、上記ブッシュ及び球
面軸受のセンター孔、皿ばねに通して、一方の差動ねじ
部を上記雌ねじブロックに、又、他方の差動ねじ部を止
めナットにそれぞれ螺合させ、該調整ねじを回転させて
雌ねじブロックを軸方向に変位させることにより上記第
1支点部の球面軸受部を支点に煽りプレートの煽り角度
を調整できるようにしてなる煽り調整機構を組み付けた
構成としてあるので、煽りプレートの角度調整時の支点
を皿ばねによる大きな押し付け荷重で保持することがで
きて、高い位置安定性と位置再現性及び高剛性を得るこ
とができると共に、球面軸受と差動ねじ部を有する調整
ねじの組み合わせにより、微調整を簡単に行うことがで
き、したがって、産業用大出力レーザ発振器等の精度の
要求される光学機器の光学素子の位置、角度を正確に調
整することができ、たとえば、振動や冷却水ホース(配
管)の引き回しにより外力の加わる可能性が高い系にお
いても、安定した位置保持力、位置再現性を実現するこ
とができる。又、第2支点部のベースプレートの貫通孔
を、第1支点部方向へ延びる長孔とし、第3支点部のベ
ースプレートの貫通孔を、ブッシュ部分が360°の方
向に動ける大きさに設定した構成とすることにより、調
整ねじに煽りプレートを正確に追従させることができ
る。更に、第1支点部に定圧支持機構を組み付けること
に代えて、第1支点部に、煽りプレートをベースプレー
ト側に押し付けるように先端部側と基端部側に差動ねじ
部を有する調整ねじを用いた煽り調整機構を組み付け
て、各支点部を、センター孔付きの球面軸受にブッシュ
を当接させる構成とすることにより、煽りプレートをベ
ースプレートに対し並進移動調整することができて、位
置調整範囲を拡大することができ、更に又、第1支点部
に定圧支持機構を組み付け、第2支点部と第3支点部に
煽り調整機構を組み付けることに代えて、いずれか1つ
の支点部のみに、煽りプレートをベースプレート側に押
し付けるように先端部側と基端部側に差動ねじ部を有す
る調整ねじを用いた煽り調整機構を組み付け、且つ残り
の支点部に定圧支持機構を組み付けた構成とすることに
よって、煽りプレートの一方向のみの煽り角度調整を安
定して行うことができる、等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学機器の光学素子角度調整装置の実
施の一形態を示す正面図である。
【図2】図1のA−A方向矢視図である。
【図3】図1の背面図である。
【図4】本発明の実施の他の形態を示す断面図である。
【図5】レーザ発振器の一例を示す概略図である。
【図6】従来の角度調整装置の一例を示すもので、
(イ)は正面図、(ロ)は(イ)の切断側面図である。
【符号の説明】
4 半反射ミラー(光学素子) 15 煽りプレート 16 ベースプレート 19 定圧支持機構 20,21 煽り調整機構 22,23 貫通孔 24 球面軸受 25 締め付けボルト 26 リングナット 28 皿ばね 29,30 貫通孔 31 球面軸受 32 ブッシュ 33 雌ねじブロック 36 調整ねじ 36a,36b 差動ねじ部 39 止めナット 41 皿ばね 42 貫通孔 45 煽り調整機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 俊孝 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東京エンジニアリング センター内 (72)発明者 中島 審也 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東京エンジニアリング センター内 (72)発明者 森 浩一 東京都江東区東陽7−2−14 石川島シス テムテクノロジー株式会社内 (72)発明者 菊地 一也 東京都江東区東陽7−2−14 石川島シス テムテクノロジー株式会社内 Fターム(参考) 2H043 AB02 AB09 AB23 AB30 BC04 5F072 AA00 KK02 KK06 MM11 MM16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面側に光学素子を取り付けた煽りプレ
    ートの反対側の面をベースプレートに向け対峙させて配
    置し、該両プレートの重なり部における上記光学素子を
    取り囲む三角形の各頂点位置に、第1支点部と第2支点
    部と第3支点部とを設定し、上記第1支点部には、煽り
    プレートとベースプレートに貫通孔を設けて、該ベース
    プレートの貫通孔を、該煽りプレートの貫通孔よりも大
    径とし、且つ該ベースプレートの貫通孔内に、後端部を
    煽りプレートに当接させるようにしたセンター孔付きの
    球面軸受と、該球面軸受に当接させる球面軸受支持用の
    リングナットとを配置して、該リングナットをベースプ
    レートに固定し、更に、皿ばねを煽りプレートの上記片
    面側に配してその外側から締め付けボルトを、該皿ば
    ね、煽りプレートの貫通孔、上記球面軸受のセンター孔
    に挿通させてからリングナットに螺合させて煽りプレー
    トをベースプレート側に押し付ける方向に締め付けて固
    定するようにしてなる定圧支持機構を組み付け、又、上
    記第2支点部及び第3支点部には、煽りプレートとベー
    スプレートに貫通孔を設けて、該ベースプレートの貫通
    孔を該煽りプレートの貫通孔よりも大径とし、且つ該ベ
    ースプレートの貫通孔内に、後端部を煽りプレートに当
    接させるようにしたセンター孔付き球面軸受と、該球面
    軸受の前端側に後端側を当接させるようにしたブッシュ
    と、該ブッシュの前端側に当接させる雌ねじブロックと
    を順に配置して、該雌ねじブロックをベースプレートに
    対して回転を規制して軸方向にのみ動けるようにすると
    共に、且つ上記煽りプレートの片面側に皿ばねとその外
    側に止めナットを配置して、該止めナットをベースプレ
    ート側に固定し、更に、煽りプレートをベースプレート
    側に押し付けるように先端部側と基端部側に差動ねじ部
    を有する調整ねじを、上記ブッシュ及び球面軸受のセン
    ター孔、皿ばねに通して、一方の差動ねじ部を上記雌ね
    じブロックに、又、他方の差動ねじ部を止めナットにそ
    れぞれ螺合させ、該調整ねじを回転させて雌ねじブロッ
    クを軸方向に変位させることにより上記第1支点部の球
    面軸受部を支点に煽りプレートの煽り角度を調整できる
    ようにしてなる煽り調整機構を組み付けた構成を有する
    ことを特徴とする光学機器の光学素子角度調整装置。
  2. 【請求項2】 第2支点部のベースプレートの貫通孔
    を、第1支点部方向へ延びる長孔とし、第3支点部のベ
    ースプレートの貫通孔を、ブッシュ部分が360°の方
    向に動ける大きさに設定した請求項1記載の光学機器の
    光学素子角度調整装置。
  3. 【請求項3】 第1支点部に定圧支持機構を組み付ける
    ことに代えて、第1支点部に、煽りプレートをベースプ
    レート側に押し付けるように先端部側と基端部側に差動
    ねじ部を有する調整ねじを用いた煽り調整機構を組み付
    けて、各支点部を、センター孔付きの球面軸受にブッシ
    ュを当接させる構成とする請求項1記載の光学機器の光
    学素子角度調整装置。
  4. 【請求項4】 第1支点部に定圧支持機構を組み付け、
    第2支点部と第3支点部に煽り調整機構を組み付けるこ
    とに代えて、いずれか1つの支点部のみに、煽りプレー
    トをベースプレート側に押し付けるように先端部側と基
    端部側に差動ねじ部を有する調整ねじを用いた煽り調整
    機構を組み付け、且つ残りの支点部に定圧支持機構を組
    み付けた請求項1記載の光学機器の光学素子角度調整装
    置。
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