JP2001057657A - 信号入出力制御装置 - Google Patents

信号入出力制御装置

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JP2001057657A
JP2001057657A JP11231071A JP23107199A JP2001057657A JP 2001057657 A JP2001057657 A JP 2001057657A JP 11231071 A JP11231071 A JP 11231071A JP 23107199 A JP23107199 A JP 23107199A JP 2001057657 A JP2001057657 A JP 2001057657A
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signal
input
output
plug
control
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JP11231071A
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Masahiro Mori
昌洋 毛利
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コードに取り付けたプラグをAV機器等のジ
ャックに抜き差しする簡単な操作により、このAV機器
をオン・オフ動作させて、簡便に映像・音響を聴視する
ことができる信号入出力制御装置を提供する。 【解決手段】 プラグ6,7をジャック3,4に差込む
と、プラグ6,7の信号側端子6b,7bと接地側端子
6a,7aとがジャック3,4の信号側入出力端子3
b,4bおよび接地側入出力端子3a,4aに相互に接
続され、前記信号側入出力端子3b,4bを介し外部装
置と制御対象機器1との間で信号の入出力を可能とする
信号入出力制御装置であって、前記信号側入出力端子3
b,4bに、前記プラグ6,7を前記ジャック3,4に
抜き差しすることによってオン・オフするスイッチ手段
を設け、このスイッチ手段よりオンまたはオフ信号が送
出されてきたとき、前記プラグ6,7側の信号側端子6
b,7bから前記ジャック3,4の信号側入出力端子3
b,4bに導入される信号の種別に応じて前記制御対象
機器1の動作制御を行う制御手段16を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープレコ
ーダ(VTR)にテレビジョン受像機(TV)からの映
像・音響信号を導入したり、これらAV機器の出力をイ
ヤホンやヘッドホン側に送出させる信号入出力制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】AV機器からの信号を切り換えて導入す
る入力端子を備えた装置の一例として、TVのテレビ信
号とビデオ信号あるいは複数のビデオ信号を選択して取
り入れる信号自動切換装置が知られている(特開昭62
−84663号公報参照)。この信号自動切換装置は、
主要部として複数の入力端子、信号切換手段、検出手段
および特別制御手段等を備えている。そして、ビデオ入
力端子に加わるビデオ信号の有無を検出する信号検出手
段の検出出力を入力し、その検出出力が「無」状態から
「有」状態になったことを判別してその変化を生じたビ
デオ入力端子を選択するように信号切換手段を制御する
ようになっている。
【0003】また、信号切換手段以後の回路の電源を投
入すべく、電源制御手段を制御する特別制御手段を設け
ている。これにより、外部ビデオ機器等が再生状態にな
ると、それを検出して自動的にその信号を取り入れるよ
うに切換信号処理回路の電源を投入し、その信号の映像
が見られるように自動的にスイッチを切り換えることが
できる。よって、利用者が電源を入れたり、スイッチを
切り換える手間が省け、また、誤操作も少なくすること
ができるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
信号自動切換装置は、外部ビデオ機器が再生状態にされ
た後、TV側に再生信号が入力したとき自動的な聴視を
可能とするものであり、この逆にTV側から外部ビデオ
機器に信号を送出して記録するときは自動化できないと
いう問題が残されていた。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みて創案されたも
ので、コードに取り付けたプラグをAV機器等のジャッ
クに抜き差しする簡単な操作により、このAV機器をオ
ン・オフ動作させて、簡便に映像・音響を聴視すること
ができる信号入出力制御装置を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうち請求項1に記載の発明は、プラグをジ
ャックに差込むと、プラグの信号側端子と接地側端子と
がジャックの信号側入出力端子および接地側入出力端子
に相互に接続され、前記信号側入出力端子を介し外部装
置と制御対象機器との間で信号の入出力を可能とする信
号入出力制御装置であって、前記信号側入出力端子に、
前記プラグを前記ジャックに抜き差しすることによって
オン・オフするスイッチ手段を設け、このスイッチ手段
よりオンまたはオフ信号が送出されてきたとき、前記プ
ラグ側の信号側端子から前記ジャックの信号側入出力端
子に導入される信号の種別に応じて前記制御対象機器の
動作制御を行う制御手段を備えたことを特徴としてい
る。また、請求項2に記載の発明は、前記制御手段が、
前記スイッチ手段よりオン信号が送出されてきたとき、
前記制御対象機器の電源がオフとなっている場合は、こ
の制御対象機器の電源をオンにさせる制御を行うことを
特徴としている。また、請求項3に記載の発明は、前記
制御手段が、前記スイッチ手段よりオン信号が送出され
てきたとき、前記制御対象機器の電源がオフのときは、
この制御対象機器の電源をオンにしてから外部入力モー
ドに切り換え、電源がオンであれば、直ぐに外部入力モ
ードに切り換える制御を行うことを特徴としている。ま
た、請求項4に記載の発明は、前記制御対象機器が、映
像・音響機器であることを特徴としている。また、請求
項5に記載の発明は、前記外部装置が、情報再生装置で
あることを特徴としている。また、請求項6に記載の発
明は、前記プラグが、イヤホンおよびヘッドホン等に接
続されてなることを特徴としている。また、請求項7に
記載の発明は、前記信号側入出力端子および接地側入出
力端子が、各1対の信号入力端子と信号出力端子とに分
かれていることを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図示例を参照しながら説明する。図1は、本発明の
実施の形態に係る信号入出力制御装置の電気回路図であ
る。この信号入出力制御装置は、普及型のテレビジョン
受像機(TV)1に適用され、図示省略したビデオテー
プレコーダ(VTR)に接続されるコードのプラグ6,
7やイヤホンのプラグ8をTV1のジャック3,4,5
に抜き差しすることにより、このTV1をオン・オフさ
せて再生画像や放送番組を聴視可能な構成になってい
る。TV1は、キャビネット本体内に電源部9、チュー
ナ10、受信回路部のY/C/A分離回路11、映像信
号処理部12、音声信号処理部13、図示省略の切換ス
イッチ、送受信部および制御部16等を内蔵しており、
キャビネット本体の前後面パネルに複数対のジャック
3,4,5を配設している。これらジャック3,4は、
ビデオおよびオーディオのプラグ6,7が差し込まれる
外部入力用として、3個が1セットになっており、通
常、後面パネル側に1セットと前面パネル側に1セット
を設けるが、オーディオ用のジャック7については、2
本1組のステレオ用が同一構成であるので、図示例の如
く1個の構成のみ説明する。なお、イヤホンプラグ8が
差込接続されるイヤホン用ジャック5は、前面パネル側
に設けるものとする。
【0008】ビデオおよびオーディオ用の各ジャック
3,4は、接地側入出力端子3a,4aと信号側入出力
端子3b,4bとからなり、キャビネット本体の側壁2
に開設した差込孔2a,2bにそれぞれ設けられてい
る。また、このジャック3,4は、スイッチ手段を構成
する可動接点3c,4cおよび各1対の固定接点3d,
3e,4d,4eを備えている。接地側入出力端子3
a,4aは、筒状の導電体であり、差込孔2a,2b内
に嵌着されている。また、信号側入出力端子3b,4b
は、先端を略へ字状に屈曲した板バネ状の導電体からな
り、接地側入出力端子3a,4aとは絶縁されて、差込
孔2a,2bの内奥に基端を固設している。さらに、各
スイッチ手段の可動接点3c,4cは、板状の導電体か
らなり、絶縁性のシャフトを介して信号側入出力端子3
b,4bの基端側に連結されている。また、固定接点3
d,3e,4d,4eは、可動接点3c,4cに対向す
る位置に、所要の間隔をあけて設けられている。
【0009】プラグ6,7は、筒状で導電体からなる接
地側端子6a,7a内に、ピン状で導電性を有した信号
側端子6b,7bを絶縁材を介して一体化している。接
地側端子6a,7aは、絶縁性のカバーにより後端側が
被覆され、前端側を露出させている。このプラグ6,7
は、コードの両端に取り付けられ、一端のプラグをTV
1側のジャック3,4に差し込み、他端のプラグを図示
しないVTR側のジャック差し込んで相互を接続する。
このように、プラグ6,7がジャック3,4の差込孔2
a,2b内に挿入されたとき、プラグ6,7の接地側端
子6a,7aがジャック3,4の接地側入出力端子3
a,4aに接触するとともに、信号側端子6b,7bが
信号側入出力端子3b,4bに接触する。このとき、信
号側入出力端子3b,4bが押圧力により弾性変形して
下動すると、可動接点3c,4cが固定接点3d,3e
と4d,4eとにそれぞれ接触してスイッチオンの状態
になる。一方、プラグ6,7がジャック3,4の差込孔
2a,2bから抜き出されたとき、信号側端子6b,7
bが信号側入出力端子3b,4bより離反するので、こ
の信号側入出力端子3b,4bが原形に復し、各可動接
点c3c,4cと固定接点3d,3e,4d,4eとが
非接触になってスイッチオフの状態になる。
【0010】イヤホン用のジャック5は、接地側出力端
子5aと信号側出力端子5bとからなり、スイッチ手段
を構成する可動接点5cおよび1対の固定接点5d,5
eに加え、信号切換用の切換接点5fと保持接点5gと
を備えていて、側壁2に開設した差込孔2cに設けられ
ている。接地側出力端子5aも、筒状の導電体であり、
差込孔2c内に嵌着されている。また、信号側出力端子
5bも、先端を略へ字状に屈曲した板バネ状の導電体か
らなり、接地側出力端子5aとは絶縁されて、差込孔2
cの内奥に基端を固設している。
【0011】さらに、スイッチ手段の可動接点5cも、
板状の導電体からなり、絶縁性のシャフトを介して信号
側出力端子5bの基端側に連結されている。また、固定
接点5d,5eは、可動接点5cに対向する位置に、所
要の間隔をあけて設けられている。信号切換用の切換接
点5fは、先端を略へ字状に屈曲した板バネ状の導電体
からなり、前記信号側出力端子5bに平行するよう差込
孔2cの内奥に基端を固設している。また、保持接点5
gは、切換接点5fに対向した位置に、常態でこの切換
接点5fと接触を保つよう設けられている。なお、この
保持接点5gは、スピーカ15に接続されている。
【0012】プラグ8は、筒状で導電体からなる接地側
端子8a内に、ピン状で導電性を有した信号側端子8b
を絶縁材を介して一体化している。接地側端子8aは、
絶縁性のカバーにより後端側が被覆され、前端側を露出
させている。このプラグ8は、図示しないイヤホンを設
けたコードの一端に取り付けられており、このプラグ8
をTV1側のジャック5に差し込んで接続する。このよ
うに、プラグ8がジャック5の差込孔2c内に挿入され
たとき、プラグ8の接地側端子8aがジャック5の接地
側出力端子5aに接触するとともに、信号側端子8bが
信号側出力端子5bと切換接点5fとに接触する。この
とき、信号側出力端子5bが押圧力により弾性変形して
下動すると、可動接点5cが固定接点5d,5eに接触
してスイッチオンの状態になる。また、切換接点5fが
押圧力により弾性変形して上動すると、切換接点5fが
保持接点5gより離反して非接触の状態になる。
【0013】一方、プラグ8がジャック5の差込孔2c
から抜き出されたとき、信号側端子8bが信号側出力端
子5bより離反するので、この信号側出力端子5bが原
形に復し、可動接点5cと固定接点5d,5eとが非接
触になってスイッチオフの状態になる。また、プラグ8
がジャック5の差込孔2cから抜き出されると、切換接
点5fが原形に復して下動するので、切換接点5fが保
持接点5gに再び接触状態になる。
【0014】電源部9は、入力回路部9aと出力回路部
9bとからなり、入力回路部9aにヒューズを介して商
用電源が導入されるようになっている。入力回路部9a
は、整流回路、平滑回路、スイッチング回路および複数
の出力端子等を備えており、低圧側の出力端子に前記各
ジャック3,4,5の固定接点3d,4d,5dや制御
部16の電源入力側が接続されている。また、高圧側の
出力端子にスイッチ9cを介して出力回路部9bが接続
されている。この電源部9に商用電源が導入されると、
入力回路部9aより各固定接点3d,4d,5dに低圧
の信号電圧が供給されるとともに、制御部16にも信号
電圧が送出される。また、この制御部16が、スイッチ
9cをオンにすると、出力回路部9bの各端子に接続さ
れた内蔵の電気回路に高電圧を供給してTV1を動作さ
せるようになっている。
【0015】前記チューナ10は、Y/C/A分離回路
11と制御部16とに接続されており、この制御部16
からの選局信号に基づいて特定の放送局を選局し、その
チャンネルの信号をY/C/A分離回路11に送出す
る。このY/C/A分離回路11は、映像信号処理部1
2、音声信号処理部13および送受信部に接続されてお
り、入力信号を分離して映像信号を映像信号処理部12
に、音声信号を音声信号処理部13それぞれ送出する。
また、前記制御部16からの指令信号を受けて音響・映
像信号を送受信部に供給するようになっている。映像信
号処理部12は、クロマICからなり、送受信部と図示
省略した画像処理回路を介してブラウン管(CRT)1
4に接続されている。また、音声信号処理部13は、ス
テレオICであって、スピーカ駆動回路と送受信部とに
接続されている。
【0016】この送受信部は、制御部16と切換スイッ
チとに接続されており、Y/C/A分離回路11から音
響・映像信号が送出されてきたとき、切換スイッチ側に
伝送する。また、この切換スイッチ側から音響・映像信
号が送出されてきたとき、映像信号を映像信号処理部1
2に、音響信号を音声信号処理部13にそれぞれ送出す
るようになっている。これにより、アンテナで受信され
た放送電波の受信信号をTV1の映像信号処理部12と
音声信号処理部13とに送出して、CRT14の画面に
映像を表示させるとともにスピーカ15から音声を放音
させる。また、映像信号処理部12および音声信号処理
部13に入力する受信信号を前記ジャック3,4側に送
出して外部のVTR側へ伝送可能になる。一方、このV
TRからジャック3,4側に送出されてくる再生信号を
映像信号処理部12および音声信号処理部13に導入
し、CRT14の画面に再生画像を表示させるとともに
スピーカ15から音声を放音させることも可能になる。
【0017】前記制御部16は、CPU、ROMおよび
RAMからなるマイクロコンピュータであって、前記各
ジャック3,4の信号側入出力端子3b,4bと、各ス
イッチ手段の固定接点3e,4e,5eと接続されてい
る。また、前記チューナ10、映像信号処理部12、音
声信号処理部13、各スイッチ、送受信部その他と接続
されている。この制御部16は、プラグ6,7,8の何
れかがジャック3,4,5に抜き差しされたとき、その
スイッチ手段から送出されてくるオンまたはオフ信号に
応じて、TV1の電源をオン・オフさせる動作制御を行
うとともに、プラグ6,7側の信号側端子6b,7bか
らジャック3,4の信号側入出力端子3b,4bに導入
される信号の種別に応じた動作制御を行う構成になって
いる。
【0018】次に、上記信号入出力制御装置の動作につ
いて、図1〜図3を参照しつつ説明する。但し、ユーザ
ーが、前記TV1とVTRとを様々に使用したい場合、
TV1側に設けたと同じ信号側入出力端子を備えたジャ
ックや制御部等をVTR側にも備えているものとする。
まず、TV1でVTRからの再生情報を聴視したい場
合、図2に示すように、コードのうち、例えばビデオプ
ラグ6をジャック3に差込接続すると、信号側端子6b
が信号側入出力端子6bに接触して、スイッチ手段の可
動接点3cが固定接点3d,3eに接触してスイッチオ
ンになる。すると、電源部9からの信号電圧が制御部1
6に送出され、この制御部16の入力側がLレベルより
Hレベルに変化する。これに伴って、制御部16は、電
源部9のスイッチ9cをオンにし、出力回路部9bから
内蔵の回路各部に電圧を供給させてTV1をオン動作さ
せる。
【0019】この状態でユーザーが、コード他端のビデ
オプラグをVTRのジャックに差込接続すると、このV
TRもオン動作するので、このVTRから再生信号がT
V1側に送出される。この再生信号が、ジャック3の信
号側入出力端子3bに導入されると、制御部16が映像
信号の同期信号を検出して映像信号処理部12を介し画
像処理回路側に送出する。また、オーディオプラグ7を
ジャック4に差込接続すると、音声信号が音声信号処理
部13を介しスピーカ駆動回路に送出される。よって、
CRT14に再生画像が映し出されるとともに、スピー
カ15から音声が放音される。このため、ユーザーは、
従来のようにリモコンの押しキー操作等を要せずにVT
Rの再生情報を聴視できる。
【0020】一方、ユーザーが、TV1で受信する放送
番組をVTRに記録したい場合、図2に示したように、
ビデオプラグ6およびオーディオプラグ7を該当する各
ジャック3,4に差込接続した後、他端のビデオプラグ
とオーディオプラグとをVTRの該当する各ジャックに
差込接続する。これに伴って、TV1およびVTRがオ
ン動作し、このVTRを予め記録モードにしてあれば、
選択されているチャンネルの放送番組がビデオテープに
記録される。なお、TV1およびVTRを停止させたい
場合は、プラグ6,7をジャック3,4の差込孔2a,
2bから抜き出せばよい。すると、何れかのスイッチ手
段の可動接点3c,4cと固定接点3d,3eまたは4
d,4eとが非接触になりスイッチオフの状態になるの
で、電源部9からの信号電圧が制御部16側に送出され
なくなる。この制御部16は、入力側がHレベルよりL
レベルに変化するに伴って、電源部9のスイッチ9cを
オフにしTV1をオフ動作させる。このような動作は、
VTR側も同じであり、プラグをジャックから抜いた時
点でオフ動作させることができる。
【0021】ところで、ユーザーが、前記TV1で放送
番組のみを聴視したい場合、図3に示すように、イヤホ
ンプラグ8をジャック5に差込接続すると、信号側端子
8bが信号側出力端子5bに接触して、スイッチ手段が
スイッチオンになる。これに伴い、制御部16が電源部
9のスイッチ9cをオフにしている場合はオンにするた
め、TV1がオン動作する。また、イヤホンプラグ8の
差込接続時に切換接点5fが上動するので、この切換接
点5fが保持接点5gより離反して非接触の状態にな
り、音声信号処理部13からの音声信号がスピーカ15
側に送出されず、イヤホン側に送出される。よって、C
RT14に再生画像が映し出されるとともに、イヤホン
から音声が放音されるため、ユーザーは、従来のように
リモコンの押しキー操作等を要せずに放送番組を聴視で
きる。
【0022】一方、イヤホンプラグ8をジャック5の差
込孔2cから抜き出すと、信号側出力端子5bが原形に
復して上動するので、スイッチ手段の可動接点5cと固
定接点5d,5eとが非接触になり、電源部9からの信
号電圧が制御部16側に送出されなくなる。よって、こ
の制御部16は、電源部9のスイッチ9cをオフにしT
V1をオフ動作させる。また、切換接点5fが下動し原
形に復するので、再び保持接点5gに接触し、音声信号
処理部13からの音声信号をスピーカ15側に送出可能
となる。このように、ユーザーが、イヤホンプラグ8を
ジャック5に抜き差しするだけでTV1をオン・オフ動
作させることが可能であるから、従来のように常にリモ
コンを操作する必要がなくなる。なお、上記実施の形態
においては、信号入出力制御装置をTV1およびVTR
に適用する場合について説明したが、ラジオやビデオカ
メラといった各種AV機器にも広く採用し得ることは勿
論である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1に記載の発明は、制御対象機器のジャックに外部装
置のプラグを差し込むだけで制御対象機器をオンとし、
かつ、入力信号の種別に応じた動作制御を行う一方、プ
ラグを抜けばオフにして動作を停止させることができる
ので、従来のように電源スイッチをオン操作してから、
さらに、機能の選択操作をして動作させたり、オフ操作
をして停止させるといった一連の操作が不要となり、各
種電気機器の操作性が格段に向上する効果がある。ま
た、請求項2に記載の発明は、スイッチ手段よりオン信
号が送出されてきたとき、制御対象機器の電源がオフと
なっている場合は、この制御対象機器の電源をオンにさ
せるので、ジャックにプラグを差し込むだけで使用状態
にできる利点がある。また、請求項3に記載の発明は、
スイッチ手段よりオン信号が送出されてきたとき、制御
対象機器の電源がオフのときは、この制御対象機器の電
源をオンにしてから外部入力モードに切り換え、電源が
オンであれば、直ぐに外部入力モードに切り換えること
から、ジャックにプラグを差し込むだけで使用を開始
し、外部の情報を得ることができる利点がある。
【0024】また、請求項4に記載の発明は、制御対象
機器が映像・音響機器であるから、ジャックにプラグを
差し込むだけでこの映像・音響機器の使用を開始し、映
像を見たり音響を聴くことができる利点がある。また、
請求項5に記載の発明は、外部装置が情報再生装置であ
るので、ジャックにプラグを差し込むだけでこの情報再
生装置からの再生情報を得ることができる利点がある。
また、請求項6に記載の発明は、プラグがイヤホンおよ
びヘッドホン等に接続されたものであるから、イヤホン
のプラグをジャックに差し込むだけで映像・音響機器の
使用を開始し、映像を見たり音響を聴くことができる利
点がある。また、請求項7に記載の発明は、信号側入出
力端子および接地側入出力端子が、各1対の信号入力端
子と信号出力端子とに分かれているので、外部信号の導
入と外部への信号の送出とをそれぞれ専用でき、各種の
外部装置を接続して使用可能になる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る信号入出力制御装置
の電気回路図である。
【図2】同信号入出力制御装置の信号入力側のジャック
にプラグを差込接続した状態を示す説明図である。
【図3】同信号入出力制御装置の信号出力側のジャック
にプラグを差込接続した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 制御対象機器 3,4 ジャック 3a,4a 接地側入出力端子 3b,4b 信号側入出力端子 6,7 プラグ 6a,7a 接地側端子 6b,7b 信号側端子 16 制御手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラグをジャックに差込むと、プラグの
    信号側端子と接地側端子とがジャックの信号側入出力端
    子および接地側入出力端子に相互に接続され、前記信号
    側入出力端子を介し外部装置と制御対象機器との間で信
    号の入出力を可能とする信号入出力制御装置であって、 前記信号側入出力端子に、前記プラグを前記ジャックに
    抜き差しすることによってオン・オフするスイッチ手段
    を設け、このスイッチ手段よりオンまたはオフ信号が送
    出されてきたとき、前記プラグ側の信号側端子から前記
    ジャックの信号側入出力端子に導入される信号の種別に
    応じて前記制御対象機器の動作制御を行う制御手段を備
    えたことを特徴とする信号入出力制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が、前記スイッチ手段より
    オン信号が送出されてきたとき、前記制御対象機器の電
    源がオフとなっている場合は、この制御対象機器の電源
    をオンにさせる制御を行うことを特徴とする請求項1に
    記載の信号入出力制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段が、前記スイッチ手段より
    オン信号が送出されてきたとき、前記制御対象機器の電
    源がオフのときは、この制御対象機器の電源をオンにし
    てから外部入力モードに切り換え、電源がオンであれ
    ば、直ぐに外部入力モードに切り換える制御を行うこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の信号入出力制御
    装置。
  4. 【請求項4】 前記制御対象機器が、映像・音響機器で
    あることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載
    の信号入出力制御装置。
  5. 【請求項5】 前記外部装置が、情報再生装置であるこ
    とを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の信号
    入出力制御装置。
  6. 【請求項6】 前記プラグが、イヤホンおよびヘッドホ
    ン等に接続されてなることを特徴とする請求項1または
    2に記載の信号入出力制御装置。
  7. 【請求項7】 前記信号側入出力端子および接地側入出
    力端子が、各1対の信号入力端子と信号出力端子とに分
    かれていることを特徴とする請求項1に記載の信号入出
    力制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007110430A (ja) * 2005-10-13 2007-04-26 Sharp Corp 音声処理装置およびそれを備えた表示装置
JP2009063492A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Kawamura Electric Inc 電流の測定システム
JP2011223642A (ja) * 2011-08-11 2011-11-04 Panasonic Corp デジタル放送受信装置及び受信方法

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